JP2013522502A - 防護セル - Google Patents

防護セル Download PDF

Info

Publication number
JP2013522502A
JP2013522502A JP2012557618A JP2012557618A JP2013522502A JP 2013522502 A JP2013522502 A JP 2013522502A JP 2012557618 A JP2012557618 A JP 2012557618A JP 2012557618 A JP2012557618 A JP 2012557618A JP 2013522502 A JP2013522502 A JP 2013522502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
movable wall
container
box
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012557618A
Other languages
English (en)
Inventor
ダンコナ、ニコラ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JP2013522502A publication Critical patent/JP2013522502A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62BDEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
    • A62B99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C31/00Details or accessories for chairs, beds, or the like, not provided for in other groups of this subclass, e.g. upholstery fasteners, mattress protectors, stretching devices for mattress nets
    • A47C31/002Anti-earthquake means
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H9/00Buildings, groups of buildings or shelters adapted to withstand or provide protection against abnormal external influences, e.g. war-like action, earthquake or extreme climate
    • E04H9/02Buildings, groups of buildings or shelters adapted to withstand or provide protection against abnormal external influences, e.g. war-like action, earthquake or extreme climate withstanding earthquake or sinking of ground
    • E04H9/028Earthquake withstanding shelters
    • E04H9/029Earthquake withstanding shelters arranged inside of buildings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62BDEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
    • A62B13/00Special devices for ventilating gasproof shelters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)

Abstract

防護セル(100)、特に反地震セルは、少なくとも一つの入口開口(4)を備えた開いた箱状コンテナ(10)を実質的に形成するために、互いに一体に連結された複数の側壁(3)を介して互いに離間された上部壁(1)と下部壁(2)を備えている。箱状コンテナ(10)は、少なくとも一人の使用者(150)を収容するように設けられた避難スペース(11)の内側を規定する。特に、コンテナ(10)は、開いた箱状コンテナ(10)を再現する単一ブロックとして作製される。反地震セル(100)は、スライド共働要素(25)によって、開口(4)をふさぐために、箱状コンテナ(10)の上でスライドするように装着された移動可能壁部(20)、特に互いに反対側に用意された少なくとも二つのスライドパス(15)の間でスライドするように係合している平面スライドボード(25)を備えている。平面スライドボード(25)は、移動可能壁部(20)が開口(4)を開いて使用者(150)がアクセスすることを可能にする開いた外形(A)から、移動可能壁部(20)が開口(4)を塞いで使用者(150)がその中に防護される防護セル(100)を規定する閉じた外形(B)に移動することを可能にする。

Description

本発明は、地震現象や他の種類の災害の場合に使用者を防護し救助を支援することのできるテーブルやベッドや救命ボートや他の同様の構造体の形態で作られた防護セルに関する。特に、この構造体は、公共および個人の学校、オフィス、会議室、駅、図書館、教会、病院、船舶、航空機ほかで使用することができる。
特に前述したような混み合った場所において、地震や洪水や天候災害などの大惨事の間中またはその後における危険を最小にする必要性が感じられる。
地震の間中、材料の落下、構造体の部分的または全体の崩壊、ガラスと窓の破損、クローゼットや家具や他の物体の落下が、多くの場合、死傷者の原因である。
よく知られるように、近年、新しいコンセプトのビルディングや家が、工業先進国において、反地震基準で構築された。しかしながら、世界の多くの地域は、特に地震にさらされ、不十分に防護されたビルディングを有し、ビルディング内の家具や物体は、動くのが自由であり、ビルディングに十分に固定されていない。そのため、ビルディングが古い場合や地震の攻撃に耐えるように適合されていない場合、反地震基準のビルディングに短時間で置き換えたり補強したりすることはできないが、物体、テーブル、ベッド、椅子、棚などを修正することは可能である(それらは死傷者の原因となり得るので)。そのような側面は、多くの人々が居合わせることのある公共および個人の学校やオフィスや会議室や駅などの公共の場所では特に重要になる。他方において、反地震構造体であっても、ある強度たいていはマグニチュード7までの地震現象の場合には耐えることができるが、非常に強い地震に対しては、深刻なダメージを受けることがある。
反地震防護構造体は、テーブルやベッドや他の種類の形態で知られており、それらは、ビルディングやオフィスや学校などへの備え付け品として見られる。
最も多い普通のタイプは、たとえばJP2003310776AやCN201226987YやCN201210972Yに説明されるような大きさの異なる学校およびオフィス用デスクであり、スチールや木材の直立材で、または入り組んだ開放構造体によって保持された上部平面を備えている。デスクを支える同一構造体が、地震の場合に少なくとも一人が避難することができるスペースを規定している。そのような構造体はさらに、CN201227483YやCN201243766Yに説明されるように、避難スペース内に、たとえばトーチや消火器や他のツールを備えている道具のキットを提供する。
しかしながら、上述したように、上側テーブルデスクの下に位置するスペースは、直立材によって、または入り組んだ構造体によってのみ、横に防護されており、壁の破片や物体や他の瓦礫が、テーブル避難スペースの下の使用者に届くことがある。
この欠点は、JP11099217Aに開示されるような、箱状形状をしている他の反地震構造体に直面している。この場合、内側支持体フレームが、これを覆うように配置された複数のボードを支えている。その構造体にちょうつがい式に取り付けられたアクセスドアを通って、使用者は内側のアクセスすることができる。
しかしながら、そのような構造体はいくつかの欠点を有している。第一に、開口において箱状構造体に対して取り外し可能であるかちょうつがい式に取り付けられたアクセスドアは、前者の場合には、必要な場合にすばやく開閉することが困難であり、また後者の場合には、少なくとも一つのちょうつがい付き縁を設けることが常に必要であり、それは、入口の大きさを著しく低減し、箱状構造体にすばやく入る際に使用者を妨害することがある。
さらに、そのような箱状構造体は、流体密避難スペースを保証しない。そのようなものは、壁または床の崩壊によって形成された気体や流体や粉塵を避難スペースの中に入れてしまい、使用者の安全にとって高い危険を引き起こす。
他方において、津波や地滑りや大洪水の場合に人々を防護することができる防護セルは存在しない。
したがって、鉄道、自動車および航空機のクラッシュのほか、地震、地滑り、構造体の崩壊、戦争などの災害の死傷者を減らすことができる、構造的に強いにもかかわらず軽くて使いやすい防護セルを提供することは本発明の特徴である。
気体と粉体に対する防護を与えるために、気密に作られる防護セルを提供することも本発明の特徴である。
津波や洪水や難破の場合にも防護を与えるために、液密に作られる防護セルを提供することも本発明の特徴である。
使うのが簡単で工業規模で製造するのが安価な防護セルを提供することも本発明の特徴である。
異なるコンディションにおける機能性を保証することができ、救助者がすばやく検索することができる防護セルを提供することも本発明の特徴である。
これらのおよび他の目的は、防護セルによって達成され、その防護セルは、
下部壁と、
前記下部壁から距離をおいた上部壁と、
前記上部壁および前記下部壁の間に配置され互いに一体に連結された複数の側壁を備えており、前記壁の一つに設けられた少なくとも一つの開口を備えている開いた箱状コンテナを実質的に形成し、前記箱状コンテナは、少なくとも一人の使用者を収容するように設けられた内側避難スペースを規定し、また、
前記開いた箱状コンテナと共働して前記開口を塞ぐように設けられた少なくとも一つの移動可能壁部を備え、
前記移動可能壁部は、前記移動可能壁部に実質的に直交して配置されたスライド共働要素によって前記箱状コンテナにスライドするように装着されている。
特に、前記コンテナは、使用者を受け入れる内側避難スペースを規定する前記開いた箱状コンテナの形状の単一ブロックとして作製される。
特に、前記スライド共働要素は、前記箱状コンテナの前記上部壁または下部壁または少なくとも一つの側壁に装着された少なくとも一つのスライド経路と係合するように設けられており、前記箱状コンテナと前記移動可能壁部は、前記移動可能壁部が前記開口を開く、開いた外形から、前記移動可能壁部が前記開口を塞いで前記防護セルを規定する、閉じた外形に動くように適合されている。
このように、前記スライド共働要素によって前記移動可能壁部は前記箱状コンテナに常に連結されたままであり、その結果、地震などの大災難の場合に開口はすばやく簡単に閉じられる。
好ましくは、前記スライド共働要素は、前記箱状コンテナに互いに反対側に配置された二つのガイドの間でスライドするように係合する前記移動可能壁部に一体化したスライド平面ボードである。
好ましくは、前記スライド経路は、前記スライド平面ボードが前記防護セルの前記下部壁に対して上方または下方に向かって面するように前記下部壁に配置されている。特に、この代表的実施形態は、前記移動可能壁部が前記スライド平面ボードによって前記箱状コンテナに常に連結されたままである実質「引き出し状」構造体を形成する。このようにして、前記移動可能壁部のすばやい閉鎖が支援される。さらに、開いた外形において、使用者が避難スペースにアクセスするための入口スペースは、たとえば、移動可能壁が側壁にちょうつがい式に取り付けられた開口よりも広い。この場合、実際、開口の大きさを低減し、使用者の入場に対する障害を作り出す、ちょうつがいを作るための側縁は必要である。
有利には、前記閉じた外形において前記箱状コンテナの流体密係合を保証するように適合されたシール手段が前記開口に設けられる。このように、前記防護セルは、粉塵や液体や気体が避難スペースの中に入り込むことを防止し、使用者に完全な防護を保証する。
特に、前記シール手段は、それぞれのシール要素と結合するように設けられた少なくとも一つの溝、特に先細り断面を持つ溝を備えており、前記シール要素は、前記閉じた外形においてラビリンスシールを形成するために前記溝と係合する。角柱形状の整合は、閉鎖の間中、固定部分に対する可動要素の自己芯だし係合を可能にする。
特に、前記溝は、前記移動可能壁部に設けられるのに対し、前記シール要素は、前記開口の縁に配置される。
あるいは、前記溝は、前記開口の前記縁に設けられるのに対し、前記シール要素は、前記移動可能壁部に配置された。
好ましい代表的実施形態では、二つの溝が互いに平行に設けられ、二つの対応シール要素、特にゴムまたは他の材料のガスケットと係合する。有利に、前記移動可能壁部は、前記箱状コンテナの前記上部壁に対して上方に突出した端部を備えており、特に前記端部と前記移動可能壁部の間に弱体化ゾーンが規定される。このようにして、前記箱状コンテナに対して上方に突出した端部は、前記閉じた外形において、前記コンテナに対する前記移動可能壁の流体密連結を支援する突出縁を形成する。前記移動可能壁に対して前記端部を分配する前記弱体化ゾーンは、重たい瓦礫が前記端部を襲って前記弱体化ゾーンを破壊した場合に、破壊のエネルギーとしてのエネルギーを吸収し、たとえば前記防護セルの部分的開口を引き起こすであろう前記移動可能壁の残りへの打撃の伝播を制限する。
有利には、前記閉じた外形において前記移動可能壁部と前記箱状コンテナの間に解放可能なロックが得られるように、前記開口の近くに配置された特に機械式のロック手段が設けられる。
特に、前記ロック手段は、解放可能連結を提供するために互いに係合するように設けられた締め金要素と留め具要素を備えているすばやく解放可能なクリック閉鎖である。
有利には、前記締め金要素と前記留め具要素は、それぞれ、前記開口の近くと前記移動可能壁部の近くに配置され、逆もまた同様である。このようにして、使用者は、前記防護セルの前記閉じた外形の前記避難スペースの内側から、締め金要素をそれぞれの留め具要素と係合されることができ、前記箱状コンテナに対する前記移動可能壁部のしっかりした閉鎖を得る。
有利には、前記防護セルは、前記壁の一つに配置された少なくとも一つの空気孔を提供する。特に、空気孔は、各側壁に設けられる。
有利には、前記空気孔は、手動で開くことができ、互いに隣接した複数の開口と、開口を完全にまたは部分的に開閉するように配置され、ガイドによってスライドする閉塞部を備えている孔である。このようにして、使用者は、前記防護セルに対する出入空気の流れを調節することができる。
さらに、前記防護セルは、前記防護セルの内側から外側へ向かう空気の流れのための少なくとも一つの逆止弁を提供する。特に、逆止弁は、前記移動可能壁部のほかに前記防護セルの各壁に設けられる。
特に、前記逆止弁は、それぞれの穴に装着されており、特に周囲に配置された複数の穴を有しているドーム形コーティング要素と、前記ドーム形コーティング要素に弾性要素によって連結されたストッパーを備えており、前記防護セルの中の圧力が外部圧力と同じかそれよりも低いときには、前記ストッパーは、前記穴をふさぐ標準閉じ位置に居続け、前記防護セルの中の圧力が外部圧力よりも高いときには、前記ストッパーは、前記穴から離れ、出入空気の流れを許す。
このようにして、救助者は、前記防護セルの位置を外側から決定するための時間を有し、また、使用者は、酸素の供給のおかげで内側に残り、外側と連絡することができる。
有利には、前記箱状コンテナの前記避難スペースの内部にサバイバルキットが設けられており、前記サバイバルキットは、たとえば、
酸素ボンベと、
前記防護セルの位置を測定するための手段、特に送受信機に加えてGPS検出器と、
実用/非常灯と、
救急キットおよび長期食糧キットを備えている。
このように、キットの中にあるパーツは、酸素ボンベによって前記防護セルの中の人に酸素を供給すること、非常灯によって内側の滞在を可能な限り快適にすること、さらに、位置検知器によって防護セルの位置を測定することを可能にする。
特に、上述の防護セルは、ただ一人の使用者を収容するモジュールの形態で作られるが、テーブルデスク、ダイニングテーブル、シングルベッド、ダブルベッドほかなどの異なる構造体を提供するように組み立てられてもよい。
第一の特定の代表的実施形態では、前記防護セルは、テーブルの形態に作られたモジュール部であり、前記移動可能壁部の内側縁に旋回可能に連結され着座ボードを備えており、着座ボードが移動可能壁部に実質的に平行である休憩外形から、前記着座ボードが移動可能壁部に実質的に直交しその上に使用者が座ることができる使用外形に動くように設けられている。このようにして、前記防護セルの前記開いた外形では、使用者は、前記箱状コンテナの前記避難スペース内に脚を入れて前記着座ボードの上に座って、上部壁をデスクトップとして使用することができる。あるいは、本発明による前記防護セルが下部支持体として働くように、補助テーブルが上部壁に装着されてもよい。前記防護セルが、テーブルとして、たとえばスクールデスクとして使用されるとき、地震の場合には、危険物が固体(れんが、瓦礫ほか)であるならば、一つを超える空気孔が開かれてよい。
第二の代表的実施形態では、前記防護セルは、ベッドの形態に作られたモジュール部であり、この場合、開口はセルに沿った縁に作られる。この場合、少なくとも一つのモジュールを組み立てることによって、シングルベッドまたはダブルベッドの大きさに上部壁を形成することが可能である。
第三の代表的実施形態では、前記防護セルは、船舶で、または洪水または液体の存在下の他の大災難の場合に代替的に使用され得る救命ボートの形態に作られたモジュール部である。この場合、前記防護セルが救命ボートとして、または洪水や津波の場合に使用されるとき、それは外に対して密閉して閉じられなければならない。この場合、前記セルが安定した位置を成し遂げないあいだ、人は、前記酸素ボンベによって、また前記逆止弁によって、内側で呼吸することができる。たとえば、前記セルが、洪水に巻き込まれたとき、または津波の場合に、安定した位置に到達するまで、水によって回転および/または移動され得る。運動の間中、セルは密閉して閉じられていなければならず、保護された人は、酸素と逆止弁で呼吸することができる。前記セルが実質的に安定した位置にとまったとき、手動で開くことができて新鮮な空気の出入を可能にする空気孔を介して人は呼吸することができる。
第四の代表的実施形態では、前記防護セルは、乗客が収容され得るキャビンが設けられる航空機の胴体や胴体の一部の形態に作られたモジュール部である。
第五の代表的実施形態では、前記防護セルは、乗客とドライバーが収容され得るキャビンを規定する乗り物、特に自動車の形態に作られたモジュール部である。
第六の代表的実施形態では、前記防護セルは、列車または地下鉄の車両または車両の一部の形態に作られたモジュール部である。
特に、前記箱状コンテナと前記移動可能壁部は、複合多層階層化繊維状物質で作られる。その材料は、耐性があり、軽量であり、成形可能であり、また、床および/または壁の崩壊に関連した負荷に構造的に耐えることができる。さらに、上述の材料は、前記セルが巻き込まれ得る火災と爆発に適正に耐性がある。
本発明は、今、添付図面を参照して、例証するが限定的ではない、いくつかの代表的実施形態の続く説明とともに示される。
図1は、デスクまたはスクールデスクの形態の本発明による防護セルの斜視図を示している。 図2は、開いた外形にされたスクールデスクの使用を強調する使用者を伴う図1の防護セルの側面図を示している。 図3は、閉じた外形の本発明による防護セルの斜視図を示している。 図4は、使用者が内側にいる閉じた外形の防護セルの側面図を示している。 図5は、可動性壁の内部からの防護セルの斜視図を示している。 図5Aは、可動性壁に設けられたシール手段の拡大図である。 図5Bは、防護セルの箱状コンテナと移動可能壁に設けられたシール手段の代表的実施形態を図式的に示している。 図5Cは、防護セルの箱状コンテナと移動可能壁に設けられたシール手段の別の代表的実施形態を図式的に示している。 図6は、箱状コンテナに対して移動可能壁を固定するクリック閉鎖機構を示している。 図6Aは、箱状コンテナに対して移動可能壁を固定するクリック閉鎖機構の拡大図である。 図7は、防護セルの少なくとも一つの壁に設けられた、閉じた外形の空気孔を示している。 図7Aは、防護セルの少なくとも一つの壁に設けられた、開いた外形の空気孔を示している。 図7Bは、防護セルの少なくとも一つの壁に設けられた、中間の外形の空気孔を示している。 図8は、防護セルの内側から外側への空気の移動用のための逆止弁を図式的に示している。 図8Aは、防護セルの内側から外側への空気の移動用のための逆止弁を図式的に示している。 図8Bは、防護セルの内側から外側への空気の移動用のための逆止弁を図式的に示している。 図9は、各側面に設けられた四つの移動可能壁を備えている、可動性壁の形態の防護セルの代表的実施形態を示している。 図10は、閉じた外形にあるシングルベッドを再現するモジュール部の形態に作られた防護セルの代表的実施形態の斜視図を示している。 図10Aは、開いた外形にあるシングルベッドを再現するモジュール部の形態に作られた防護セルの代表的実施形態の斜視図を示している。 図11は、ダブルベッドを形成するために互いに結合された図10の二つのモジュールの斜視図を示している。 図12は、救命ボートの形態の防護セルの代表的実施形態の斜視図を示している。 図13は、防護セルの中に設けられた応急用具を再現する図式図を示している。 図14は、乗客のための車両を図式図でそれぞれ示している。 図14Aは、列車または地下鉄のための車両またはその一部を規定する防護セルを図式図で示している。 図15は、キャビンが作られた自動車の内側本体を規定する防護セルの代表的実施形態の斜視図を示している。 図16は、乗客が収容され得るキャビンが内側に設けられた航空機の胴体または胴体の一部の形態に作られたモジュール部であるいくつかの防護セルを備えた航空機を示している。 図16Aは、乗客が収容され得るキャビンが内側に設けられた航空機の胴体または胴体の一部の形態に作られたモジュール部である防護セルの斜視図を示している。
図1に関連して、本発明による防護セル100、特に、地震の間中、避難所として使用者によって使用される反地震セルが示されている。
特に、防護セル100は、少なくとも一つの開口または入口開口4を備えた開いた箱状コンテナ10を実質的に形成するために、互いに一体に連結された複数の側壁3を介して互いに対して離間した上部壁1と下部壁2を備えている。箱状コンテナ10は、図2または4に見える少なくとも一人の使用者150を収容するように成された避難スペース11を内側に規定する。
特に、コンテナ10は、壁を互いに組み立てることによって作ることができるが、好ましくは、たとえば、射出成形または回転成形に適した、開いた箱状コンテナ10を再現する単一ブロックとして作製される。
反地震セル100は、さらに、箱状コンテナ10と共働して開口4を塞ぐように成された移動可能壁部20を備えている。多くの開口4がある場合、図9に示されるように、それらのおのおのに対応移動可能壁部20が配置される。示されないさらに代替の代表的実施形態では、単一の移動可能壁部20は、互いに隣接して配置された多くの開口4をふさぐことができる。
常に図1〜4に関連して、特に、移動可能壁部20は、移動可能壁部20に実質的に直交して装着されたスライド共働要素25によって箱状コンテナ10にスライドするように装着されている。より正確には、共働要素は、少なくとも二つのスライド経路15の間でスライドするように係合している平面スライドボード25であり、それらは、互いに反対側に配置され、下部壁2に装着されている。特に、平面スライドボード25は、下部壁2に対して上方または下方に面している。最初の場合には、平面スライドボード25は、内側避難スペース11の内部にスライドして入り、後者の場合には、平面スライドボード25は、箱状コンテナ10の外に含まれる。
特に、図1および2に示されるように、代表的実施形態では、平面スライドボード25とスライド経路15は、コンテナ10の底に得られたスペース10aの内部に隠されて入る。このようにして、ガイド15と平面スライドボード25のスライドゾーンは外部から防護され、移動可能壁部20の閉鎖をいつも保証する。特に、平面スライドボード25と下部壁2の間の相対的運動に高精度を保証するために、より多くのスライド経路15が互いに離間して設けられる。あるいは、示されない手法では、スライド経路15は、上部壁1または側壁3に配置されてもよい。この場合、共働要素25は、それぞれ、上部壁1または側壁3および4の一つにスライドするように配置される。
したがって、配置された平面スライドボード25は、移動可能壁部20が開口4を開く、開いた外形A(図1または図2)から、移動可能壁部20が開口4を塞いで防護セル100を規定する、閉じた外形B(図3または図4)に移動可能壁部20が移動することを可能にする。特に、この代表的実施形態は、移動可能壁部20が平面スライドボード25によって箱状コンテナ10に常に連結されたままである実質「引き出し状」構造体を形成する。このように、開いた外形Aでは、入口開口4は、より広く、使用者の入口に障害物を作り出さない。そのような解決策は、たとえば、移動可能壁が側壁にちょうつがい式に取り付けられた開口に対して有利であり、それは、同じ開口の大きさを低減するであろう側壁ちょうつがい固定縁を提供しないからである。
図1、2、3および4の代表的実施形態は、デスクまたはスクールデスクの形態の防護セルを表現している。この場合、実際、箱状コンテナ10の開口4に面する移動可能壁20に内側から旋回可能に連結された着座ボード22が設けられている。開いた外形Aにおいて、図2に示されるように、着座ボード22は、使用者150がコンテナ10の避難スペース11の内部に下肢を入れてそれに座ることができるように、移動可能壁20に対して実質的に直交して配置される。開いた外形Aから閉じた外形B(図3と4)に移るとき、着座ボード22は、移動可能壁20に平行に置かれ、避難スペース11の内部の邪魔物を最小にするために、示されない既知の機構で回転する。使用者150は、一旦、箱状コンテナ10に入ると、避難スペース11(図4)の内部で折り曲げ姿勢をとり、開口4をふさぐために、平面スライドボード25と統合してスライドする移動可能壁部20を引く。
特に、図5および拡大図5Aに示されるように、開口4における移動可能壁部20と自由端4aの間の整合は、図5Bおよび5Cの代表的実施形態に示されるように、外側への流体密係合を保証するシール結合である。これは、少なくとも一つの溝7(図5A)と、溝7(図5Bまたは5C)と係合するそれぞれのシール要素8を備えているシール手段によって作られる。
特に、図5Bおよび5Cに図式的に示されるように、溝7は、移動可能壁20の周囲に設けられており、それぞれのシール要素8は、開口の縁4aの周囲に配置されている。詳細には、溝7とそれぞれのシール要素8は、相互整合の際に箱状コンテナ10に対する移動可能壁部20の自己芯だしがなされ、閉鎖を支援するように、先細り断面を有している。閉じた外形Bにおいて、シール要素8は、ラビリンスシールを形成するために、溝7を貫いてその中に係合する。好ましい代表的実施形態では、図5Cに示されるように、三つの溝7が互いに平行に設けられており、固定ジョイントで、三つの対応シール要素8が係合する。シール要素8は、溝7と直接に係合するシールガスケットたとえばゴムとして、または、それぞれの溝7の中の固定ジョイントと係合する硬い材料の突出要素8として作られ得る。後者の場合、特にゴムシールまたは他の材料の補助シールガスケット9が溝7と突出要素8に設けられる。それらは、図5Bに示されるように、溝7の底と、突出要素8の底にそれぞれ配置される。
特に、移動可能壁部20は、箱状コンテナ10の上部壁1によって規定される平面に対して上方に突出した端部23aを備えている。特に、突出端部23aは、図5Aに破線で示されるように弱体化ゾーン23によって規定される。そのような解決策は、ブロックまたは他の瓦礫がセルを襲った場合に、移動可能壁部20と、後者と箱状コンテナ10の間の流体密連結を破損させることなく、移動可能壁20の突出端部23aを襲うことを可能にする。言いかえれば、弱体化ゾーン23は、開口4を塞いでいる移動可能壁部20でなく、端突出部23aだけの破損を引き起こすように成されている。このようにして、防護セル100の使用者150の安全性がさらに保証される。
さらに、移動可能壁20の密閉閉鎖を提供するために、特に機械式のロック部材40が設けられており、それは箱状コンテナ10(図6A)に配置されている。特に、いくつかのロック部材40またはクリック要素が、互いに距離を置いて設けられ、開口4の近くの側壁3の内側に配置されている。詳細には、図6Bに示されるように、各ロック部材40は、移動可能壁部20に一体化した止め具プレート41と、それぞれの止め具プレート41に、側壁3に突出して装着された締め金プレート42を備えている。特に、締め金プレート42はフック43を備え、それは、止め具プレート41と係合し、フック43のレバー機構44によって操作され、しっかりした閉鎖を可能にし、したがって、引き動作が止め具プレート41に、それから移動可能壁部20に作用し、移動可能壁部20のしっかりした閉鎖を達成する。防護セル100の上記の特徴は、ラビリンスシールシステムおよび機械的ロック部材40のおかげで、流体や気体の漏れに対する密閉シールを得ることを可能にする。
このようにして、一旦、移動可能壁部20が開口4に近付けられれば、使用者150は、ロック部材40を内側から操作して、移動可能壁部20の効果的な閉鎖と、ラビリンスシールでの完全な隔離を簡単に迅速に確実におこなうことができる。
本発明による防護セル100のさらなる特徴は、防護セル100の上部壁1と下部壁2のほかに、移動可能壁部20のほかに、特に各側壁3にある空気孔60(図1、3、5、6に示される)である。
特に、各空気孔60は、図7、7Aおよび7Bに示されるように、手動で開くことができ、互いに隣接した複数の開口63と、一連の開口63を完全にまたは部分的に開閉するように配置され、ガイド62によってスライドする閉塞部61を備えている孔である。このようにして、空気孔60のすべての開口63が開いた(図7)、開いた外形Cから、空気孔60のすべての開口63が閉じた(図7A)、閉じた外形Dにまたは、閉塞部61が開口63の一部をふさいだ(図7B)、中間の外形に移動することが可能である。このようにして、使用者は、防護セルの出入空気の流れを調節することができる。
開口63は、シールフレーム64に挿入されており、これは、開口63に閉塞部61が重なったときに、それに接触する突出シール部材を備えている。空気孔60は、使用者が呼吸することを可能にし、空気を外部から通過させる。これが可能でない場合、説明されるように、外部からの空気の不足の場合に、呼吸のための少なくとも一つの酸素ボンベ51が箱状コンテナ10の中に設けられる(図13)。
さらに、防護セル100から内側から外への空気の移動のために、少なくとも一つの逆止弁70(図8、8Aおよび8B)が側壁3に設けられている。特に、移動可能壁部20のほかに、箱状コンテナの各壁70に逆止弁が設けられる。
特に逆止弁70は、それぞれの穴75に装着されており、特に周囲に配置された複数の穴72を備えたドーム形コーティング要素71と、ドーム形コーティング要素71に弾性要素73たとえばスプリングによって連結されたストッパー74を備えている。詳細には、穴75は、湾曲側壁75aを有しており、ストッパー74は、穴75との流体密係合を確実にするために、実質先細り形状をしている(図8B)。このようにして、防護セル100の中の圧力が外部圧力と同じかそれよりも低いときには、ストッパー74は、穴をふさぐために、標準閉じ位置に居続け(図8B)、防護セル100の中の圧力が外部圧力よりも高いときには、ストッパー74は、穴75から離れ、出入の空気の流れを許す。
特に、防護セル100は、図9から12までに示されるように、多くの物体の形態に作ることができる。図1〜6に上に説明されたテーブルまたはスクールデスクに加えて、防護セル100は、それぞれの側壁に四つの開口4が設けられた実質角柱形状10をした単一箱状コンテナ(図9)を提供することができる。この場合、そのような防護セルは、より多くの使用者を内側に収納することができ、移動可能壁20の希望の側からアクセスすることができる。
図10および10Aは、一人の使用者を収容するように成されたベッド130の形態を有しているモジュール部の形態に作られた代替防護セル100を示している。この場合、移動可能壁部20は、使用者150が関連する避難スペース11の中に実質的に横になった姿勢に移動することができるように実質細長形状をしている。図10Aに示されるように、側壁の一つに設けられた、移動可能壁部20を開く機構は、上に説明されたものである。
さらに、二つ以上のモジュールを互いに連結することによって、図11に示されるように、ダブルベッドまたはより多くのベッドを得ることが可能である、
さらなる代表的実施形態では、図12に示されるように、防護セル100は、船舶で、または洪水や液体が関係する他の大災難の場合に代替的に使用され得る救命ボート140の形態に作られたモジュール部である。防護セルは、救命ボートとして、または洪水や津波の場合に使用される場合、密閉して閉じられなければならない。この場合、避難スペース11の中の使用者150は、逆止弁70を使用して、サバイバルキット50に備えられた酸素ボンベ51によって呼吸することができる。たとえば、防護セル100は、安定した位置に到着するまで、洪水によってたとえば遠方に連れて行かれることがある。運動の間中、セルは密閉して閉じられていなければならず、使用者150は酸素を呼吸し、逆止弁70を使用する。セルが止まったとき、使用者は、手動で開くことができ、外部空気の入りを許す空気孔60を介して呼吸することができる。
閉じた外形Bにある箱状コンテナ10と移動可能壁部20の構造体に関連して、上に説明された防護セル110の構造体は、それらが作られた材料の特徴のおかげで火災と爆発に耐性があり、高い負荷に耐えることができる。特に、後者は、複合材料多相階層化繊維、たとえば、エポキシベースの炭素繊維などの複合材料であり、それは、耐性と軽量と作業性を、それから発達する機能に対して比較的低い製造コストを満たす。
そのような構造体は、多くの場合に上部壁だけについて防護を保証する既知の構造体に対して改善され、セルのすべての側に完全な防護を保証する。
図13は、箱状コンテナ10(図4)の避難スペース11の内部に配置されたサバイバルキット50の例を示している。特に、キット50は、酸素ボンベ51と、実用/非常灯52と、送受信機54に加えてGPS検出器53を有している。さらに、救急キット55と長期食糧キット56が設けられている。
キットの中にあるパーツは、酸素ボンベによって防護セルの中の酸素の欠如の場合に呼吸すること、非常灯によって内側の比較的快適な滞在を達成すること、さらに、セルの位置を測定することを可能にする。このように、受信機54によって、防護セル100の中の保護された人の位置を測定することが、外部から情報を受信すること、救急処置を支援することとともに可能である。ひとたびセル100の中に入ると、内部の滞在が長い場合、使用者は、サバイバルキット50の呼吸装置を活用することができる。
図14は、列車または地下鉄170の車両に適用された防護セルを示している。この代表的実施形態では、箱状コンテナと移動可能壁開口/閉鎖部材を備えた少なくとも一つの防護セルは、この場合、車両の窓によって表わされている。
特に、図14Aは、移動可能壁20のない単純化された図で、箱状コンテナ10が列車または地下鉄の乗客のための車両またはその一部を規定する防護セル110を示している。各箱状コンテナ10の避難スペース11の内部に、下部壁2の上に、またはセル構造体の側壁3に装着された複数のシートまたは単一の複数用シートが設けられている。底壁2は、使用者のために歩行地面として働く。
防護セルのさらなる適用は、図15に示されるように、その内部にキャビンが作られる自動車200の内側本体を規定する箱状コンテナ10を提供する。この場合においても、内側避難スペース11は、共通の自動車の中にある要素に加えて、シート95を備えている。自動車200のドアは、この場合、上に説明されたように作られた、防護セルの移動可能ボード20を規定している。
図16および16Aは、航空機180の胴体またはその一部を表わすモジュール部としての防護セルのさらなる適用を示している。後者の解決策では、図16Aのより多くの防護セルが設けられており、それらは、航空機(図16)で胴体を作るために互いに組み立てられ得る。各防護セル10は、乗客のためのシート95と、上に説明された移動可能壁20を構成するドアまたは開口を備えている。各セルは、パラシュート185などの安全のためのさらなる手段を統合することができる。
特定の実施形態の先の説明は、非常に完全に概念の視点によって本発明を明らかにしており、その結果、他者が、現在の知識を適用することによって、さらなる研究なく、また本発明から逸脱せずに、さまざまな応用をそのような実施形態に修正および/または適用することができ、したがって、そのような順応および修正は特定の実施形態と等価なものと見なされるべきであると理解すべきである。ここに説明された異なる機能を実現する手段や材料は、この理由のために、本発明から逸脱しない範囲で、異なる性質を有していてよい。ここに使用された表現や用語は、限定のためではなく説明のためにあると理解すべきである。

Claims (10)

  1. 防護セル(100)、特に反地震セルであり、
    上部壁(1)と、
    前記上部壁(1)から距離をおいた下部壁(2)と、
    前記上部壁(1)と前記下部壁(2)の間に配置され互いに一体に連結された複数の側壁(3)を備えており、前記壁の一つに設けられた少なくとも一つの開口(4)を備えている開いた箱状コンテナ(10)を実質的に形成し、前記箱状コンテナ(10)は、少なくとも一人の使用者(150)を収容するように設けられた内側避難スペース(11)を規定し、また、
    前記開いた箱状コンテナ(10)と共働して前記開口(4)を塞ぐように設けられた少なくとも一つの移動可能壁部(20)を備え、
    前記移動可能壁部(20)は、前記移動可能壁部(20)に実質的に直交して配置されたスライド共働要素(25)によって前記箱状コンテナ(10)にスライドするように装着されていることを特徴とする防護セル(100)。
  2. 前記箱状コンテナ(10)は、前記開口(4)を備え、使用者(150)を収容するための前記内側避難スペース(11)を規定する単一ブロックである、請求項1に記載の防護セル(100)。
  3. 前記スライド共働要素(25)は、前記箱状コンテナ(10)の前記上部壁(1)または下部壁(2)または少なくとも一つの側壁(3)に装着された少なくとも一つのスライド経路(15)と係合するように設けられており、前記箱状コンテナ(10)と前記移動可能壁部(20)は、前記移動可能壁部(20)が前記開口(4)を開いている開いた外形(A)から、前記移動可能壁部(20)が前記開口(4)を塞いで前記防護セル(100)を規定する閉じた外形(B)に動くように適合されており、特に前記スライド共働要素(25)は、前記箱状コンテナ(10)に互いに反対側に配置された二つのガイド(15)の間でスライドするように係合している前記移動可能壁部(20)に一体化したスライド平面ボード(25)である、請求項1に記載の防護セル(100)
  4. 前記閉じた外形(B)において前記箱状コンテナ(10)の流体密係合を保証するように適合されたシール手段(8,9)が前記開口(4)に設けられており、特に前記シール手段(8,9)は、それぞれのシール要素(8)と結合するように設けられた少なくとも一つの溝(7)を備えており、前記シール要素(8)は、前記閉じた外形Bにおいてラビリンスシールを形成するために前記溝(7)と係合する、請求項1に記載の防護セル(100)。
  5. 前記移動可能壁部(20)は、前記箱状コンテナ(10)の前記上部壁(1)に対して上方に突出した端部(23a)を備えており、特に前記端部(23a)と前記移動可能壁部(20)の間に弱体化ゾーン(23)が規定されている、請求項1に記載の防護セル(100)。
  6. 前記閉じた外形(B)において前記移動可能壁部(20)と前記箱状コンテナ(10)の間に解放可能なロックが得られるように、前記開口(4)の近くに配置された特に機械式のロック手段(40)が設けられており、特に前記ロック手段(40)は、解放可能連結を提供するために互いに係合するように設けられた締め金要素(42)と留め具要素(41)を備えているすばやく解放可能なクリック閉鎖である、請求項1に記載の防護セル(100)。
  7. 前記防護セル(100)は、前記壁の一つに配置された少なくとも一つの空気孔(60)を提供し、特に前記空気孔は、手動で開くことができ、互いに隣接した複数の開口(63)と、前記開口(63)を完全にまたは部分的に開閉するように設けられた、ガイド(62)によってスライドする閉塞部(61)を備えており、前記防護セル(100)の出入空気の流れを前記使用者(150)が調節することができる、請求項1に記載の防護セル(100)。
  8. 前記防護セル(100)は、前記防護セル(100)の前記出入空気の流れのための少なくとも一つの逆止弁(70)を提供し、特に逆止弁(70)は、前記移動可能壁部(20)と前記防護セル(100)の各壁(1,2,3)に設けられており、特に前記逆止弁(70)は、それぞれの穴(75)に装着されており、特に周囲に配置された複数の穴(72)を有しているドーム形コーティング要素(71)と、前記ドーム形コーティング要素(71)に弾性要素(73)によって連結されたストッパー(74)を備えており、前記防護セル(100)の中の圧力が外部圧力と同じかそれよりも低いときには、前記ストッパー(74)は、前記穴(75)をふさぐ標準閉じ位置に居続け、前記防護セル(100)の中の圧力が外部圧力よりも高いときには、前記ストッパー(74)は、前記穴(75)から離れ、出入空気の流れを許す、請求項1に記載の防護セル(100)。
  9. 前記箱状コンテナ(10)の前記避難スペース(11)の内部にサバイバルキット(50)が設けられており、前記サバイバルキット(50)は、
    酸素ボンベ(51)と、
    前記防護セル(100)の位置を測定するための手段、特に送受信機(54)に加えてGPS検出器(53)と、
    実用/非常灯(52)と、
    救急キット(55)および長期食糧キット(56)を備えている、請求項1に記載の防護セル(100)。
  10. 前記防護セル(100)は、
    前記移動可能壁部(20)の内側縁に旋回可能に連結され着座ボードを特に備えているテーブルであって、
    着座ボードが移動可能壁部(20)に実質的に平行である休憩外形から、前記着座ボードが移動可能壁部(20)に実質的に直交しその上に使用者(150)が座ることができる使用外形に動くように設けられたテーブルと、
    単一の使用者(150)を収容するように設けられたベッド(130)であって、
    特に移動可能壁部(20)が、使用者(150)が避難スペース(11)の中に実質的に横になった姿勢に移動することができるように実質的細長形状をしており、
    特に二つ以上のモジュールを連結することによってダブルベッドを得ることができるベッドと、
    船舶で、または洪水や津波の場合に代替的に使用され得る救命ボート(140)と、
    乗客が収容されキャビンが設けられる航空機の胴体(180)や胴体の一部と、
    列車または地下鉄で実施される車両(170)や車両の一部と、
    乗客とドライバーが収容され得るキャビンを規定する乗り物(200)、特に自動車のキャビンから成る群から選択されたモジュール部の形態で作られる、請求項1に記載の防護セル(100)。
JP2012557618A 2010-03-12 2011-03-11 防護セル Pending JP2013522502A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ITPI2010A000027A IT1398763B1 (it) 2010-03-12 2010-03-12 Cellula di protezione
ITPI2010A000027 2010-03-12
PCT/IB2011/000532 WO2011110942A2 (en) 2010-03-12 2011-03-11 Protection cell

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013522502A true JP2013522502A (ja) 2013-06-13

Family

ID=42942214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012557618A Pending JP2013522502A (ja) 2010-03-12 2011-03-11 防護セル

Country Status (11)

Country Link
US (1) US8683757B2 (ja)
EP (1) EP2544770A2 (ja)
JP (1) JP2013522502A (ja)
CN (1) CN102791335B (ja)
BR (1) BR112012022731A2 (ja)
CA (1) CA2819440A1 (ja)
HK (1) HK1178095A1 (ja)
IL (1) IL221843A0 (ja)
IT (1) IT1398763B1 (ja)
RU (1) RU2012142733A (ja)
WO (1) WO2011110942A2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015054551A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 一般社団法人日本作業船協会 津波対策ベッド
JP2017203325A (ja) * 2016-05-12 2017-11-16 中松 義郎 個人用シェルタ及び耐震建物

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2850300C (en) * 2010-10-05 2016-12-06 Lifeguard Structures Llc Personal protective structure
CN102943585B (zh) * 2012-11-28 2014-09-17 龚长山 地震避难安全舱
US20150033990A1 (en) * 2013-08-05 2015-02-05 John Francis YEAGER Protective student desk
EP2923950B1 (en) * 2014-03-27 2019-02-20 Airbus Operations GmbH Module for sealing an interface inside an aircraft
CN104127102B (zh) * 2014-08-12 2015-11-18 燕山大学 一种建筑钢构应急承重架
WO2018042436A1 (en) * 2016-08-31 2018-03-08 Klein Amos Bed hood
US20180220803A1 (en) * 2017-01-06 2018-08-09 Kenneth Blueford Multi-function shelter system
CN107087900A (zh) * 2017-05-08 2017-08-25 成都牛之之牛智能科技有限公司 一种用于临时避震的书桌
CN111419123B (zh) * 2020-04-08 2021-07-09 南京久运科技有限公司 一种地震时可提供保护的扫地智能机器人

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2726916A (en) * 1952-10-29 1955-12-13 Record Files Inc Filing cabinet structure
JPH1199217A (ja) 1997-09-29 1999-04-13 Hiroaki Tamura 屋内用避難ボックス
JP3143646B2 (ja) * 1998-07-10 2001-03-07 東京エイチ・ワイ興産株式会社 ボックス型避難装置
US6539674B2 (en) * 1999-09-13 2003-04-01 Floyd Arnold Work bench-tornado safe room
US6349508B1 (en) * 1999-10-21 2002-02-26 Chien-Ping Ju Small type of seismic shelter case
JP3420758B1 (ja) 2002-04-18 2003-06-30 有限会社トウカイミキ 地震等災害用避難ホ゛ックス
JP2007125282A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Comsys Tohoku Techno Kk 防災机
CN2850647Y (zh) * 2005-11-11 2006-12-27 林宏 抗震避难逃生装置
WO2008066400A1 (en) * 2006-10-27 2008-06-05 Mircea Manolescu Antiseismic desk
US7690159B1 (en) * 2007-03-16 2010-04-06 Floyd Arnold Relocatable personal and/or pet safety appliance
CN201210972Y (zh) * 2008-05-19 2009-03-25 刘华友
CN201235161Y (zh) * 2008-05-19 2009-05-13 徐国建 防震衣柜
CN201226987Y (zh) 2008-06-27 2009-04-29 周良勇 会议桌
CN201227483Y (zh) * 2008-07-08 2009-04-29 黄文涛 室内抗震柜
CN201243766Y (zh) 2008-07-28 2009-05-27 张文彦 一种抗震桌
CA2850300C (en) * 2010-10-05 2016-12-06 Lifeguard Structures Llc Personal protective structure

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015054551A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 一般社団法人日本作業船協会 津波対策ベッド
JP2017203325A (ja) * 2016-05-12 2017-11-16 中松 義郎 個人用シェルタ及び耐震建物

Also Published As

Publication number Publication date
ITPI20100027A1 (it) 2011-09-13
CN102791335A (zh) 2012-11-21
EP2544770A2 (en) 2013-01-16
IL221843A0 (en) 2012-12-02
RU2012142733A (ru) 2014-04-20
HK1178095A1 (en) 2013-09-06
CA2819440A1 (en) 2011-09-15
BR112012022731A2 (pt) 2019-09-24
CN102791335B (zh) 2015-02-04
WO2011110942A3 (en) 2011-12-01
IT1398763B1 (it) 2013-03-18
US8683757B2 (en) 2014-04-01
US20130000225A1 (en) 2013-01-03
WO2011110942A8 (en) 2013-02-21
WO2011110942A2 (en) 2011-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013522502A (ja) 防護セル
CN101806160B (zh) 安乐防护家居
CN101288793A (zh) 半球形多功能防震床房
WO2008066400A1 (en) Antiseismic desk
KR20130123077A (ko) 재난시 인명을 구조하는 안전룸 기능을 구비한 재난 안전 건물
CN201614772U (zh) 安乐防护家居
Heo et al. Performance-based evaluation on evacuation safety of studio residential buildings according to installation of smoke exhaust system
CN206928735U (zh) 应急救生舱
CN101288530A (zh) 多功能防地震台桌
JP7137262B1 (ja) シェルター扉
Pietroni et al. Life-saving furniture during an earthquake. Intelligent, interconnected and interacting
RU2376431C2 (ru) Спасательный модуль при пожарах и землетрясениях
CN107246176A (zh) 应急救生舱
CN202544466U (zh) 室内人身安全装甲柜
CN108915715A (zh) 一种带有休息室的全断面隧道掘进机
JPH1199217A (ja) 屋内用避難ボックス
JPH07250713A (ja) 緊急避難用机
JPH08243182A (ja) 地震火災救命具と収納台。
CN204767094U (zh) 一种抗震救生衣柜
EP4059378A1 (en) Combined dual frame system for life-saving desks against seismic-induced collapses
CN102635262A (zh) 室内人身安全装甲柜
CN108355266A (zh) 具有火灾救生系统的高层建筑
CN106263765A (zh) 一种多功能抗震救生寝具
KR102029280B1 (ko) 재난 안전 디스펜서 테이블 장치
JP2021050530A (ja) テント

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150106

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150406

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150915