JP2013520203A5

JP2013520203A5 -

Info

Publication number: JP2013520203A5
Application number: JP2012555081A
Authority: JP
Filing date: 2011-02-22
Publication date: 2014-04-10

Claims

食用または飲用物質のシステムにおいて、
食用または飲用の流体と、
荷電粒子とポリマーとを含み前記流体を収容する食用の膜であって、前記流体に対して少なくとも部分的に不浸透性であり、約１０から１，２５０立方センチメートルまでの範囲内の内部容積を形成する膜とを備え、
前記膜は、前記膜によって形成される内部容積に等しい体積の液体の水を収容および運搬するのに十分な強度を有するように前記粒子によって強化されている、システム。
前記流体は少なくとも部分的に凍結している、請求項１に記載のシステム。
前記流体は、凍結した液体、乳濁液、発泡体、スラリー、または固体を含む、請求項２に記載のシステム。
前記流体は液体である、請求項１に記載のシステム。
前記粒子を含む前記膜の浸透性は、前記粒子を含まない場合の膜の浸透性よりも低い、請求項１に記載のシステム。
前記粒子は前記膜に一体化されている、請求項１に記載のシステム。
前記粒子は、チョコレート粒子、ナッツ、オレンジの皮、キャラメル、アーモンドの粉末、ラズベリーの粉末、マンゴーの粉末、ココナッツの粉末、およびブラックカラントの粉末からなる群から選択される、請求項１に記載のシステム。
食用または飲用物質のシステムにおいて、
凍結した食用または飲用の物質と、
荷電粒子とポリマーとを含み前記物質を収容する食用の膜とを備え、
前記粒子は前記膜に一体化されており、前記膜は前記物質に対して少なくとも部分的に不浸透性であり、約１０から１，２５０立方センチメートルまでの範囲内の内部容積を形成する、システム。
前記物質は、凍結した液体、乳濁液、発泡体、スラリー、または固体を含む、請求項８に記載のシステム。
食用または飲用物質のシステムにおいて、
食用または飲用の物質と、
前記物質に対して少なくとも部分的に不浸透性であり、前記物質を収容する第１の膜であって、生分解性であるか、食用であるか、またはその両方である、第１の膜と、
前記第１の膜より浸透性が低いか、前記第１の膜より丈夫であるか、またはその両方である第２の膜と、を備え、
前記第２の膜は前記第１の膜の周りに配設されている、システム。
前記第２の膜は、生分解性であるか、食用であるか、またはその両方である、請求項１０に記載のシステム。
膜に封じ込められた食用または飲用の組成物を製造する方法であって、
ａ）凍結した食用または飲用の組成物を、二価カチオンの塩の水溶液によって被覆し、被覆された組成物を得る第１被覆工程と、
ｂ）第１被覆工程によって得られた被覆された組成物を、アルギン酸ナトリウム溶液によって被覆する第２被覆工程と、を備える方法。
前記二価カチオンの塩は、カルシウムの塩またはマグネシウムの塩である、請求項１２に記載の方法。
前記二価カチオンの塩は、塩化カルシウム、乳酸カルシウム、または炭酸カルシウムである、請求項１２に記載の方法。
前記二価カチオンの塩の水溶液は、塩化カルシウムの水溶液である、請求項１２に記載の方法。
前記凍結した食用または飲用の組成物は、凍結した液体、乳濁液、発泡体、スラリー、または固体である、請求項１２に記載の方法。
膜に封じ込められた食用または飲用の組成物を製造する方法であって、
ａ）凍結した食用または飲用の組成物を提供し、該組成物を冷却する工程と、
ｂ）前記凍結した食用または飲用の組成物をアルギン酸ナトリウム溶液により被覆し、膜で覆われた固体を得る工程と、
ｃ）前記膜で覆われた固体を二価カチオンの塩の溶液中に配置する工程と、を備える方法。
前記二価カチオンの塩は、カルシウムの塩またはマグネシウムの塩である、請求項１７に記載の方法。
前記二価カチオンの塩は、塩化カルシウム、乳酸カルシウム、または炭酸カルシウムである、請求項１７に記載の方法。
前記二価カチオンの塩の溶液は、塩化カルシウムの溶液である、請求項１７に記載の方法。
前記凍結した食用または飲用の組成物は、凍結した液体、乳濁液、発泡体、スラリー、
または固体である、請求項１７に記載の方法。
膜に封じ込められた食用または飲用の組成物を製造する方法であって、
ａ）凍結した食用または飲用の組成物を、二価カチオンの塩の水溶液によって被覆し、被覆された組成物を得る第１被覆工程と、
ｂ）凍結した食用または飲用の組成物を冷却する工程と、
ｃ）前記凍結した食用または飲用の組成物を、アルギン酸ナトリウム溶液によって被覆する工程と、を備える方法。
前記二価カチオンの塩は、カルシウムの塩またはマグネシウムの塩である、請求項２２に記載の方法。
前記二価カチオンの塩は、塩化カルシウム、乳酸カルシウム、または炭酸カルシウムである、請求項２２に記載の方法。
前記二価カチオンの塩の溶液は、塩化カルシウムの溶液である、請求項２２に記載の方法。
前記凍結した食用または飲用の組成物は液体窒素中で冷却される、請求項２２に記載の方法。
前記凍結した食用または飲用の組成物は、凍結した液体、乳濁液、発泡体、スラリー、または固体である、請求項２２に記載の方法。