JP2013519393A - タケのマイクロプロパゲーション用培地、キット、システム及び方法 - Google Patents

タケのマイクロプロパゲーション用培地、キット、システム及び方法 Download PDF

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Abstract

本明細書には、タケのマイクロプロパゲーションを商業的に有意な規模で実現する培地、キット、システム及び方法が開示される。
【選択図】なし

Description

関連出願の相互参照
本願は、2010年2月15日に出願された米国仮特許出願第61/304,681号に対する優先権を主張し、その開示全体が参照により本明細書に援用される。
本明細書には、タケのマイクロプロパゲーション用培地、キット、システム及び方法が開示される。
タケ亜科(Bambusoideae)(イネ科(Poaceae)に入る)は、木本タケ類及び草本タケ類の双方を含む。現在およそ120属の温帯性及び熱帯性大本タケ類が確認されている。タケは多目的植物であり、その用途は多岐にわたる。世界で約22億人がある程度タケを使用すると推定されており、1985年にタケから得られた全世界での収益は約45億米ドルと推定された。また、タケ市場は拡大している。タケのシュート(bamboo shoot)はアジア料理の定番食材であり、タケは、つまようじ、ほうき、ブドウ栽培及び育樹用の支柱、造園材料、寄木張りの床、ラミネート材、家具、手工芸品及び他の家庭用調度品を含め、数多くの製品に見られる。加えてタケは、製紙の一成分として、及び構造用材の原料として、重要な繊維材料となりつつある。
タケは環境に優しい「エコ」製品と考えられている。タケにそのエコな印象を与える特徴の一つは、その極めて速い成長速度である。タケは世界で最も成長が速い木本植物であり、成長速度は1日3フィートを優に超えるまでに達する。タケがこのような成長速度を実現するのは、一部にはその根茎系が理由であり、この根茎系は多量のエネルギーをシュート成長に向けて提供する能力を有する。
タケは成長速度が速いにもかかわらず、それを取り扱いが難しい作物とする別の特徴を備える。おそらく最大の難点は、多くの商業的に重要なタケが60〜130年もの長い間隔でしか開花しないことに起因する。この長い開花周期という難点を一層大きくしているのは、多くのタケが集団(又は一斉)開花を呈し、個体群内の全ての植物が同時に開花するという事実である。例えば、フィロスタキス・バンブソイデス(Phyllostachys bambusoides)は130年間隔で開花し、この種では、地理的位置又は気候条件の違いに関係なく、同系統の全ての植物が同時に開花する。開花後、タケは枯れる。
タケは、その非常に長い開花間隔及び集団開花する傾向から、繁殖用種子を得ることが極めて困難である。タケ種子は、それを入手可能なときであっても、生育可能な状態にあるのは僅か3〜6ヶ月間に過ぎないという事実が、この問題を一層大きくしている。
タケの種子繁殖にこれらの難点がある結果として、タケは典型的には、株分け及び挿し木などの無性生殖法により繁殖される。しかしながらこれらの無性的な繁殖技法は、その大規模生産をもたらす能力、及びその実用的な効率性のいずれもが低過ぎるため、予想される世界需要を満たすには不十分である。さらに、多くの無性繁殖方法は、親植物に存在する病原体を排除できないという欠点を有する。
タケの大量生産を実現する方法が極めて望ましい。マイクロプロパゲーション(組織培養としても知られ、これらの用語は本明細書では同義的に使用される)は、この目的の優れた実現方法である。
マイクロプロパゲーションは、挿し木からの植物の生育と大きく異なるわけではない。しかしながら、挿し木から生育させる植物とは違って、マイクロプロパゲーションで繁殖される植物は、無菌培地においてインビトロで生育される。典型的には、培地は寒天を含み、様々な化合物、例えば養分、無機塩類、成長調節物質、糖類、ビタミン類及び他の化合物が添加される。
組織培養植物の利点は、無菌環境で生育できるため、植物が病害を受けずにいられることである。他の利点としては、極めて多数の植物を狭い空間で生育可能であること、マイクロプロパゲーションで繁殖される植物の水分及び養分要求量が低いこと、並びに組織増殖が速く、ひいてはこれを用いてより多量の組織培養材料を産生し得ることが含まれる。さらに、マイクロプロパゲーションは極めて柔軟に且つ高速でスケールアップすることが可能である(1年以内に任意の遺伝子型からほぼ100万個体の植物を作製することができる)。従来の方法でこのような期間の短さ及び数の多さに対抗できるものはない。組織培養はまた、輸送及び配達が容易な高品質植物の生産をもたらす。
タケの組織培養について取り上げる論文がいくつか発表されている。しかしながら実際には(すなわち、タケの大量又は大規模繁殖について)、それらの論文に記載される方法は商業的に実現可能な繁殖システムにつながるものではない。
タケの組織培養において直面する難題は、高頻度で起こる内因性汚染又は表面汚染及び褐変であり、休眠又はトポフィシス及び過水状態に関連する要因である。本開示は、これらの難題を解消してタケの商業規模での無性生産を可能にする培地、システム及び方法を提供する。
本開示は、タケを商業規模で無性生産する際に直面する難題を、タケの組織培養に有効な培地、システム及び方法を提供することによって解消する。
本明細書に開示される一実施形態は、メタトポリン又はチジアズロンを含むタケのマイクロプロパゲーション用培地である。別の実施形態では、この培地はメタトポリンとチジアズロンとを含む。別の実施形態では、この培地は、b−9−i培地、b−9−ii培地、b−9−iii培地、b−9−iv培地、b−9−v培地、CW2−i培地、CW2−ii培地、CW2−iii培地、CW2−iv培地、CW2−v培地、b−10−i培地、b−10−ii培地、b−10−iii培地、b−10−iv培地、b−10−v培地、b−11−i培地、b−11−ii培地、b−11−iii培地、b−11−iv培地、b−11−v培地、b−12c−i培地、b−12c−ii培地、b−12c−iii培地、b−12c−iv培地、b−12c−v培地、b−1−i培地、b−1−ii培地、b−1−iii培地、b−1−iv培地、b−1−v培地、b−4−i培地、b−4−ii培地、b−4−iii培地、b−4−iv培地、b−4−v培地、b−6−i培地、b−6−ii培地、b−6−iii培地、b−6−iv培地、b−6−v培地、CW1−i培地、CW1−ii培地、CW1−iii培地、CW1−iv培地、CW1−v培地、CW3−i培地、CW3−ii培地、CW3−iii培地、CW3−iv培地、CW3−v培地、CW4−i培地、CW4−ii培地、CW4−iii培地、CW4−iv培地、CW4−v培地、CW5−i培地、CW5−ii培地、CW5−iii培地、CW5−iv培地、CW5−v培地、CW6−i培地、CW6−ii培地、CW6−iii培地、CW6−iv培地及び/又はCW6−v培地である。
本明細書に開示される実施形態はまた、タケのマイクロプロパゲーション用システムも含む。一実施形態において、このシステムは、メタトポリン又はチジアズロンを含む培地を含むキットを含む。別の実施形態では、メタトポリンとチジアズロンとが、同じ培地中又は別個の培地中に存在する。別の実施形態では、この培地は、b−9−i培地、b−9−ii培地、b−9−iii培地、b−9−iv培地、b−9−v培地、CW2−i培地、CW2−ii培地、CW2−iii培地、CW2−iv培地、CW2−v培地、b−10−i培地、b−10−ii培地、b−10−iii培地、b−10−iv培地、b−10−v培地、b−11−i培地、b−11−ii培地、b−11−iii培地、b−11−iv培地、b−11−v培地、b−12c−i培地、b−12c−ii培地、b−12c−iii培地、b−12c−iv培地、b−12c−v培地、b−1−i培地、b−1−ii培地、b−1−iii培地、b−1−iv培地、b−1−v培地、b−4−i培地、b−4−ii培地、b−4−iii培地、b−4−iv培地、b−4−v培地、b−6−i培地、b−6−ii培地、b−6−iii培地、b−6−iv培地、b−6−v培地、CW1−i培地、CW1−ii培地、CW1−iii培地、CW1−iv培地、CW1−v培地、CW3−i培地、CW3−ii培地、CW3−iii培地、CW3−iv培地、CW3−v培地、CW4−i培地、CW4−ii培地、CW4−iii培地、CW4−iv培地、CW4−v培地、CW5−i培地、CW5−ii培地、CW5−iii培地、CW5−iv培地、CW5−v培地、CW6−i培地、CW6−ii培地、CW6−iii培地、CW6−iv培地及び/又はCW6−v培地である。
本明細書に開示される実施形態はまた、タケのマイクロプロパゲーション方法も含む。一実施形態において、この方法は、メタトポリン及び/又はチジアズロンを含む培地でタケの外植片、培養物及び/又はシュートを培養する工程を含む。別の実施形態では、メタトポリンとチジアズロンとが、同じ培地中又は別個の培地中に存在する。別の実施形態では、この培地は、b−9−i培地、b−9−ii培地、b−9−iii培地、b−9−iv培地、b−9−v培地、CW2−i培地、CW2−ii培地、CW2−iii培地、CW2−iv培地、CW2−v培地、b−10−i培地、b−10−ii培地、b−10−iii培地、b−10−iv培地、b−10−v培地、b−11−i培地、b−11−ii培地、b−11−iii培地、b−11−iv培地、b−11−v培地、b−12c−i培地、b−12c−ii培地、b−12c−iii培地、b−12c−iv培地、b−12c−v培地、b−1−i培地、b−1−ii培地、b−1−iii培地、b−1−iv培地、b−1−v培地、b−4−i培地、b−4−ii培地、b−4−iii培地、b−4−iv培地、b−4−v培地、b−6−i培地、b−6−ii培地、b−6−iii培地、b−6−iv培地、b−6−v培地、CW1−i培地、CW1−ii培地、CW1−iii培地、CW1−iv培地、CW1−v培地、CW3−i培地、CW3−ii培地、CW3−iii培地、CW3−iv培地、CW3−v培地、CW4−i培地、CW4−ii培地、CW4−iii培地、CW4−iv培地、CW4−v培地、CW5−i培地、CW5−ii培地、CW5−iii培地、CW5−iv培地、CW5−v培地、CW6−i培地、CW6−ii培地、CW6−iii培地、CW6−iv培地及び/又はCW6−v培地である。
実施形態は、限定なしに以下を含む:
1.以下を含むか、以下から本質的になるか、又は以下からなる培地:
Figure 2013519393
2.実施形態1の培地にタケの外植片を曝す工程を含む、タケのマイクロプロパゲーション方法。
3.b−9−i培地、b−9−ii培地、b−9−iii培地、b−9−iv培地、b−9−v培地、CW2−i培地、CW2−ii培地、CW2−iii培地、CW2−iv培地、CW2−v培地、b−10−i培地、b−10−ii培地、b−10−iii培地、b−10−iv培地、b−10−v培地、b−11−i培地、b−11−ii培地、b−11−iii培地、b−11−iv培地、b−11−v培地、b−12c−i培地、b−12c−ii培地、b−12c−iii培地、b−12c−iv培地、b−12c−v培地、b−1−i培地、b−1−ii培地、b−1−iii培地、b−1−iv培地、b−1−v培地、b−4−i培地、b−4−ii培地、b−4−iii培地、b−4−iv培地、b−4−v培地、b−6−i培地、b−6−ii培地、b−6−iii培地、b−6−iv培地、b−6−v培地、CW1−i培地、CW1−ii培地、CW1−iii培地、CW1−iv培地、CW1−v培地、CW3−i培地、CW3−ii培地、CW3−iii培地、CW3−iv培地、CW3−v培地、CW4−i培地、CW4−ii培地、CW4−iii培地、CW4−iv培地、CW4−v培地、CW5−i培地、CW5−ii培地、CW5−iii培地、CW5−iv培地、CW5−v培地、CW6−i培地、CW6−ii培地、CW6−iii培地、CW6−iv培地及び/又はCW6−v培地にタケのシュートを曝す工程をさらに含む、実施形態2に記載の方法。
4.エクスビトロ条件への移行を支持する培地にタケのシュートを曝す工程をさらに含む、実施形態3に記載の方法。
5.一外植片から100,000のタケシュートを作製する、実施形態3に記載の方法。
6.外植片を得る工程をさらに含む、実施形態2、3、4又は5のいずれか一つに記載の方法。
7.前記外植片がタケの茎の基部から3番目の節である、実施形態6に記載の方法。
8.以下からなる培地を含むキット:
Figure 2013519393
9.b−9−i培地、b−9−ii培地、b−9−iii培地、b−9−iv培地、b−9−v培地、CW2−i培地、CW2−ii培地、CW2−iii培地、CW2−iv培地、CW2−v培地、b−10−i培地、b−10−ii培地、b−10−iii培地、b−10−iv培地、b−10−v培地、b−11−i培地、b−11−ii培地、b−11−iii培地、b−11−iv培地、b−11−v培地、b−12c−i培地、b−12c−ii培地、b−12c−iii培地、b12c−iv培地、b−12c−v培地、b−1−i培地、b−1−ii培地、b−1−iii培地、b−1−iv培地、b−1−v培地、b−4−i培地、b−4−ii培地、b−4−iii培地、b−4−iv培地、b−4−v培地、b−6−i培地、b−6−ii培地、b−6−iii培地、b−6−iv培地、b−6−v培地、CW1−i培地、CW1−ii培地、CW1−iii培地、CW1−iv培地、CW1−v培地、CW3−i培地、CW3−ii培地、CW3−iii培地、CW3−iv培地、CW3−v培地、CW4−i培地、CW4−ii培地、CW4−iii培地、CW4−iv培地、CW4−v培地、CW5−i培地、CW5−ii培地、CW5−iii培地、CW5−iv培地、CW5−v培地、CW6−i培地、CW6−ii培地、CW6−iii培地、CW6−iv培地及び/又はCW6−v培地をさらに含む、実施形態8に記載のキット。
10.エクスビトロ条件への移行を支持する培地をさらに含む、実施形態8又は9に記載のキット。
11.外植片をさらに含む、実施形態8、9、又は10のいずれか一つに記載のキット。
12.メタトポリン及び/又はチジアズロンを含む培地にタケの外植片を曝す工程を含む、タケのマイクロプロパゲーション方法。
13.前記培地が、b−9−i培地、b−9−ii培地、b−9−iii培地、b−9−iv培地、b−9−v培地、CW2−i培地、CW2−ii培地、CW2−iii培地、CW2−iv培地、CW2−v培地、b−10−i培地、b−10−ii培地、b−10−iii培地、b−10−iv培地、b−10−v培地、b−11−i培地、b−11−ii培地、b−11−iii培地、b−11−iv培地、b−11−v培地、b−12c−i培地、b−12c−ii培地、b−12c−iii培地、b−12c−iv培地、b−12c−v培地、b−1−i培地、b−1−ii培地、b−1−iii培地、b−1−iv培地、b−1−v培地、b−4−i培地、b−4−ii培地、b−4−iii培地、b−4−iv培地、b−4−v培地、b−6−i培地、b−6−ii培地、b−6−iii培地、b−6−iv培地、b−6−v培地、CW1−i培地、CW1−ii培地、CW1−iii培地、CW1−iv培地、CW1−v培地、CW3−i培地、CW3−ii培地、CW3−iii培地、CW3−iv培地、CW3−v培地、CW4−i培地、CW4−ii培地、CW4−iii培地、CW4−iv培地、CW4−v培地、CW5−i培地、CW5−ii培地、CW5−iii培地、CW5−iv培地、CW5−v培地、CW6−i培地、CW6−ii培地、CW6−iii培地、CW6−iv培地及び/又はCW6−v培地を含む、実施形態12に記載の方法。
14.外植片がタケの茎の基部から3番目の節である、実施形態12に記載の方法。
15.b−9−i培地、b−9−ii培地、b−9−iii培地、b−9−iv培地、b−9−v培地、CW2−i培地、CW2−ii培地、CW2−iii培地、CW2−iv培地、CW2−v培地、b−10−i培地、b−10−ii培地、b−10−iii培地、b−10−iv培地、b−10−v培地、b−11−i培地、b−11−ii培地、b−11−iii培地、b−11−iv培地、b−11−v培地、b−12c−i培地、b−12c−ii培地、b−12c−iii培地、b−12c−iv培地、b−12c−v培地、b−1−i培地、b−1−ii培地、b−1−iii培地、b−1−iv培地、b−1−v培地、b−4−i培地、b−4−ii培地、b−4−iii培地、b−4−iv培地、b−4−v培地、b−6−i培地、b−6−ii培地、b−6−iii培地、b−6−iv培地、b−6−v培地、CW1−i培地、CW1−ii培地、CW1−iii培地、CW1−iv培地、CW1−v培地、CW3−i培地、CW3−ii培地、CW3−iii培地、CW3−iv培地、CW3−v培地、CW4−i培地、CW4−ii培地、CW4−iii培地、CW4−iv培地、CW4−v培地、CW5−i培地、CW5−ii培地、CW5−iii培地、CW5−iv培地、CW5−v培地、CW6−i培地、CW6−ii培地、CW6−iii培地、CW6−iv培地及び/又はCW6−v培地を含む培地。
16.b−9−i培地、b−9−ii培地、b−9−iii培地、b−9−iv培地、b−9−v培地、CW2−i培地、CW2−ii培地、CW2−iii培地、CW2−iv培地、CW2−v培地、b−10−i培地、b−10−ii培地、b−10−iii培地、b−10−iv培地、b−10−v培地、b−11−i培地、b−11−ii培地、b−11−iii培地、b−11−iv培地、b−11−v培地、b−12c−i培地、b−12c−ii培地、b−12c−iii培地、b−12c−iv培地、b−12c−v培地、b−1−i培地、b−1−ii培地、b−1−iii培地、b−1−iv培地、b−1−v培地、b−4−i培地、b−4−ii培地、b−4−iii培地、b−4−iv培地、b−4−v培地、b−6−i培地、b−6−ii培地、b−6−iii培地、b−6−iv培地、b−6−v培地、CW1−i培地、CW1−ii培地、CW1−iii培地、CW1−iv培地、CW1−v培地、CW3−i培地、CW3−ii培地、CW3−iii培地、CW3−iv培地、CW3−v培地、CW4−i培地、CW4−ii培地、CW4−iii培地、CW4−iv培地、CW4−v培地、CW5−i培地、CW5−ii培地、CW5−iii培地、CW5−iv培地、CW5−v培地、CW6−i培地、CW6−ii培地、CW6−iii培地、CW6−iv培地及び/又はCW6−v培地から本質的になる培地。
17.b−9−i培地、b−9−ii培地、b−9−iii培地、b−9−iv培地、b−9−v培地、CW2−i培地、CW2−ii培地、CW2−iii培地、CW2−iv培地、CW2−v培地、b−10−i培地、b−10−ii培地、b−10−iii培地、b−10−iv培地、b−10−v培地、b−11−i培地、b−11−ii培地、b−11−iii培地、b−11−iv培地、b−11−v培地、b−12c−i培地、b−12c−ii培地、b−12c−iii培地、b−12c−iv培地、b−12c−v培地、b−1−i培地、b−1−ii培地、b−1−iii培地、b−1−iv培地、b−1−v培地、b−4−i培地、b−4−ii培地、b−4−iii培地、b−4−iv培地、b−4−v培地、b−6−i培地、b−6−ii培地、b−6−iii培地、b−6−iv培地、b−6−v培地、CW1−i培地、CW1−ii培地、CW1−iii培地、CW1−iv培地、CW1−v培地、CW3−i培地、CW3−ii培地、CW3−iii培地、CW3−iv培地、CW3−v培地、CW4−i培地、CW4−ii培地、CW4−iii培地、CW4−iv培地、CW4−v培地、CW5−i培地、CW5−ii培地、CW5−iii培地、CW5−iv培地、CW5−v培地、CW6−i培地、CW6−ii培地、CW6−iii培地、CW6−iv培地及び/又はCW6−v培地からなる培地。
18.実施形態15、16又は17のいずれか一つに記載の培地を含むキット。
19.実施形態1、15、16又は17のいずれか一つに記載の培地を利用するタケのマイクロプロパゲーション方法。
20.実施形態8、9、10、11又は18のいずれか一つに記載のキットを利用するタケのマイクロプロパゲーション方法。
さらなる実施形態は、以下を含む:
21.以下を含むか、以下から本質的になるか、又は以下からなる培地であって、
Figure 2013519393
ここで、サイトカイニンAがメタトポリン又は本明細書に記載されるとおりのメタトポリン類似体であり、サイトカイニンBがチジアズロン又は本明細書に記載されるとおりのチジアズロン類似体である、培地。
22.実施形態21に記載の培地にタケの外植片を曝す工程を含む、タケのマイクロプロパゲーション方法。
23.b−9−i培地、b−9−ii培地、b−9−iii培地、b−9−iv培地、b−9−v培地、CW2−i培地、CW2−ii培地、CW2−iii培地、CW2−iv培地、CW2−v培地、b−10−i培地、b−10−ii培地、b−10−iii培地、b−10−iv培地、b−10−v培地、b−11−i培地、b−11−ii培地、b−11−iii培地、b−11−iv培地、b−11−v培地、b−12c−i培地、b−12c−ii培地、b−12c−iii培地、b−12c−iv培地、b−12c−v培地、b−1−i培地、b−1−ii培地、b−1−iii培地、b−1−iv培地、b−1−v培地、b−4−i培地、b−4−ii培地、b−4−iii培地、b−4−iv培地、b−4−v培地、b−6−i培地、b−6−ii培地、b−6−iii培地、b−6−iv培地、b−6−v培地、CW1−i培地、CW1−ii培地、CW1−iii培地、CW1−iv培地、CW1−v培地、CW3−i培地、CW3−ii培地、CW3−iii培地、CW3−iv培地、CW3−v培地、CW4−i培地、CW4−ii培地、CW4−iii培地、CW4−iv培地、CW4−v培地、CW5−i培地、CW5−ii培地、CW5−iii培地、CW5−iv培地、CW5−v培地、CW6−i培地、CW6−ii培地、CW6−iii培地、CW6−iv培地及び/又はCW6−v培地にタケのシュートを曝す工程をさらに含む、実施形態22に記載の方法。
24.エクスビトロ条件への移行を支持する培地にタケのシュートを曝す工程をさらに含む、実施形態23に記載の方法。
25.一外植片から100,000のタケシュートを作製する、実施形態23に記載の方法。
26.外植片を得る工程をさらに含む、実施形態22、23、24又は25のいずれか一つに記載の方法。
27.前記外植片がタケの茎の基部から3番目の節である、実施形態26に記載の方法。
28.以下を含むか、以下から本質的になるか、又は以下からなる培地を含むキットであて、
Figure 2013519393
ここで、サイトカイニンAがメタトポリン又は本明細書に記載されるとおりのメタトポリン類似体であり、サイトカイニンBがチジアズロン又は本明細書に記載されるとおりのチジアズロン類似体である、キット。
29.b−9−i培地、b−9−ii培地、b−9−iii培地、b−9−iv培地、b−9−v培地、CW2−i培地、CW2−ii培地、CW2−iii培地、CW2−iv培地、CW2−v培地、b−10−i培地、b−10−ii培地、b−10−iii培地、b−10−iv培地、b−10−v培地、b−11−i培地、b−11−ii培地、b−11−iii培地、b−11−iv培地、b−11−v培地、b−12c−i培地、b−12c−ii培地、b−12c−iii培地、b−12c−iv培地、b−12c−v培地、b−1−i培地、b−1−ii培地、b−1−iii培地、b−1−iv培地、b−1−v培地、b−4−i培地、b−4−ii培地、b−4−iii培地、b−4−iv培地、b−4−v培地、b−6−i培地、b−6−ii培地、b−6−iii培地、b−6−iv培地、b−6−v培地、CW1−i培地、CW1−ii培地、CW1−iii培地、CW1−iv培地、CW1−v培地、CW3−i培地、CW3−ii培地、CW3−iii培地、CW3−iv培地、CW3−v培地、CW4−i培地、CW4−ii培地、CW4−iii培地、CW4−iv培地、CW4−v培地、CW5−i培地、CW5−ii培地、CW5−iii培地、CW5−iv培地、CW5−v培地、CW6−i培地、CW6−ii培地、CW6−iii培地、CW6−iv培地及び/又はCW6−v培地をさらに含む、実施形態28に記載のキット。
30.エクスビトロ条件への移行を支持する培地をさらに含む、実施形態28又は29に記載のキット。
31.外植片をさらに含む、実施形態28、29、又は30のいずれか一つに記載のキット。
32.メタトポリン若しくは本明細書に記載されるとおりのメタトポリン類似体及び/又はチジアズロン若しくは本明細書に記載されるとおりのチジアズロン類似体を含む培地にタケの外植片を曝す工程を含む、タケのマイクロプロパゲーション方法。
33.前記培地が、b−9−i培地、b−9−ii培地、b−9−iii培地、b−9−iv培地、b−9−v培地、CW2−i培地、CW2−ii培地、CW2−iii培地、CW2−iv培地、CW2−v培地、b−10−i培地、b−10−ii培地、b−10−iii培地、b−10−iv培地、b−10−v培地、b−11−i培地、b−11−ii培地、b−11−iii培地、b−11−iv培地、b−11−v培地、b−12c−i培地、b−12c−ii培地、b−12c−iii培地、b−12c−iv培地、b−12c−v培地、b−1−i培地、b−1−ii培地、b−1−iii培地、b−1−iv培地、b−1−v培地、b−4−i培地、b−4−ii培地、b−4−iii培地、b−4−iv培地、b−4−v培地、b−6−i培地、b−6−ii培地、b−6−iii培地、b−6−iv培地、b−6−v培地、CW1−i培地、CW1−ii培地、CW1−iii培地、CW1−iv培地、CW1−v培地、CW3−i培地、CW3−ii培地、CW3−iii培地、CW3−iv培地、CW3−v培地、CW4−i培地、CW4−ii培地、CW4−iii培地、CW4−iv培地、CW4−v培地、CW5−i培地、CW5−ii培地、CW5−iii培地、CW5−iv培地、CW5−v培地、CW6−i培地、CW6−ii培地、CW6−iii培地、CW6−iv培地及び/又はCW6−v培地を含む、実施形態32に記載の方法。
34.外植片がタケの茎の基部から3番目の節である、実施形態32に記載の方法。
35.b−9−i培地、b−9−ii培地、b−9−iii培地、b−9−iv培地、b−9−v培地、CW2−i培地、CW2−ii培地、CW2−iii培地、CW2−iv培地、CW2−v培地、b−10−i培地、b−10−ii培地、b−10−iii培地、b−10−iv培地、b−10−v培地、b−11−i培地、b−11−ii培地、b−11−iii培地、b−11−iv培地、b−11−v培地、b−12c−i培地、b−12c−ii培地、b−12c−iii培地、b−12c−iv培地、b−12c−v培地、b−1−i培地、b−1−ii培地、b−1−iii培地、b−1−iv培地、b−1−v培地、b−4−i培地、b−4−ii培地、b−4−iii培地、b−4−iv培地、b−4−v培地、b−6−i培地、b−6−ii培地、b−6−iii培地、b−6−iv培地、b−6−v培地、CW1−i培地、CW1−ii培地、CW1−iii培地、CW1−iv培地、CW1−v培地、CW3−i培地、CW3−ii培地、CW3−iii培地、CW3−iv培地、CW3−v培地、CW4−i培地、CW4−ii培地、CW4−iii培地、CW4−iv培地、CW4−v培地、CW5−i培地、CW5−ii培地、CW5−iii培地、CW5−iv培地、CW5−v培地、CW6−i培地、CW6−ii培地、CW6−iii培地、CW6−iv培地及び/又はCW6−v培地を含む培地。
36.b−9−i培地、b−9−ii培地、b−9−iii培地、b9−iv培地、b−9−v培地、CW2−i培地、CW2−ii培地、CW2−iii培地、CW2−iv培地、CW2−v培地、b−10−i培地、b−10−ii培地、b−10−iii培地、b−10−iv培地、b−10−v培地、b−11−i培地、b−11−ii培地、b−11−iii培地、b−11−iv培地、b−11−v培地、b−12c−i培地、b−12c−ii培地、b−12c−iii培地、b−12c−iv培地、b−12c−v培地、b−1−i培地、b−1−ii培地、b−1−iii培地、b−1−iv培地、b−1−v培地、b−4−i培地、b−4−ii培地、b−4−iii培地、b−4−iv培地、b−4−v培地、b−6−i培地、b−6−ii培地、b−6−iii培地、b−6−iv培地、b−6−v培地、CW1−i培地、CW1−ii培地、CW1−iii培地、CW1−iv培地、CW1−v培地、CW3−i培地、CW3−ii培地、CW3−iii培地、CW3−iv培地、CW3−v培地、CW4−i培地、CW4−ii培地、CW4−iii培地、CW4−iv培地、CW4−v培地、CW5−i培地、CW5−ii培地、CW5−iii培地、CW5−iv培地、CW5−v培地、CW6−i培地、CW6−ii培地、CW6−iii培地、CW6−iv培地及び/又はCW6−v培地から本質的になる培地。
37.b−9−i培地、b−9−ii培地、b−9−iii培地、b−9−iv培地、b−9−v培地、CW2−i培地、CW2−ii培地、CW2−iii培地、CW2−iv培地、CW2−v培地、b−10−i培地、b−10−ii培地、b−10−iii培地、b−10−iv培地、b−10−v培地、b−11−i培地、b−11−ii培地、b−11−iii培地、b−11−iv培地、b−11−v培地、b−12c−i培地、b−12c−ii培地、b−12c−iii培地、b−12c−iv培地、b−12c−v培地、b−1−i培地、b−1−ii培地、b−1−iii培地、b−1−iv培地、b−1−v培地、b−4−i培地、b−4−ii培地、b−4−iii培地、b−4−iv培地、b−4−v培地、b−6−i培地、b−6−ii培地、b−6−iii培地、b−6−iv培地、b−6−v培地、CW1−i培地、CW1−ii培地、CW1−iii培地、CW1−iv培地、CW1−v培地、CW3−i培地、CW3−ii培地、CW3−iii培地、CW3−iv培地、CW3−v培地、CW4−i培地、CW4−ii培地、CW4−iii培地、CW4−iv培地、CW4−v培地、CW5−i培地、CW5−ii培地、CW5−iii培地、CW5−iv培地、CW5−v培地、CW6−i培地、CW6−ii培地、CW6−iii培地、CW6−iv培地及び/又はCW6−v培地からなる培地。
38.実施形態35、36又は37のいずれか一つに記載の培地を含むキット。
39.実施形態21、35、36又は37のいずれか一つに記載の培地を利用するタケのマイクロプロパゲーション方法。
40.実施形態28、29、30、31又は38のいずれか一つに記載のキットを利用するタケのマイクロプロパゲーション方法。
41.10〜120日増殖サイクルを少なくとも1ヶ月、少なくとも3ヶ月間、少なくとも6ヶ月間、少なくとも9ヶ月間、少なくとも12ヶ月間、少なくとも15ヶ月間、少なくとも18ヶ月間、少なくとも21ヶ月間、少なくとも24ヶ月間又は少なくとも36ヶ月間支持する、タケのマイクロプロパゲーション用培地。
42.b−9−i培地、b−9−ii培地、b−9−iii培地、b−9−iv培地、b−9−v培地、CW2−i培地、CW2−ii培地、CW2−iii培地、CW2−iv培地、CW2−v培地、b−10−i培地、b−10−ii培地、b−10−iii培地、b−10−iv培地、b−10−v培地、b−11−i培地、b−11−ii培地、b−11−iii培地、b−11−iv培地、b−11−v培地、b−12c−i培地、b−12c−ii培地、b−12c−iii培地、b−12c−iv培地、b−12c−v培地、b−1−i培地、b−1−ii培地、b−1−iii培地、b−1−iv培地、b−1−v培地、b−4−i培地、b−4−ii培地、b−4−iii培地、b−4−iv培地、b−4−v培地、b−6−i培地、b−6−ii培地、b−6−iii培地、b−6−iv培地、b−6−v培地、CW1−i培地、CW1−ii培地、CW1−iii培地、CW1−iv培地、CW1−v培地、CW3−i培地、CW3−ii培地、CW3−iii培地、CW3−iv培地、CW3−v培地、CW4−i培地、CW4−ii培地、CW4−iii培地、CW4−iv培地、CW4−v培地、CW5−i培地、CW5−ii培地、CW5−iii培地、CW5−iv培地、CW5−v培地、CW6−i培地、CW6−ii培地、CW6−iii培地、CW6−iv培地及び/又はCW6−v培地を含むか、それから本質的になるか、又はそれからなる、実施形態41に記載の培地。
さらなる実施形態は、以下を含む:
43.タケのマイクロプロパゲーション用培地であって、前記培地がメタトポリン又はその類似体を含み、10〜120日増殖サイクルを少なくとも6ヶ月間支持する培地。
44.10〜120日増殖サイクルを少なくとも1年間支持する、実施形態43に記載の培地。
45.前記メタトポリン又はその類似体が0.0125mg/mL〜10mg/mLの量で存在する、実施形態43又は44に記載の培地。
46.チジアズロン又はその類似体をさらに含む、実施形態43、44、又は45のいずれか一つに記載の培地。
47.NAA、BAP、2ip及び/又はIBAをさらに含む、実施形態43、44、45、又は46のいずれか一つに記載の培地。
48.実施形態43、44、45、46又は47のいずれか一つに記載の培地でタケの外植片及び/又はシュートを培養する工程を含む、タケのマイクロプロパゲーション方法。
49.前記タケが、フィロスタキス・ビセッティ(Phyllostachys bissetti);ファルゲシア・デヌダタ(Fargesia denudata);プレイオブラストゥス・フォルトゥネイ(Pleioblastus fortunei);ササ・ベイチイ(Sasa Veitchii);プレイオブラストゥス・ウィリディストリアトゥス(Pleioblastus viridistriatus);タムノカラムス・クラッシノデュス(Thamnocalamus crassinodus);チュスクエア・クレオ「カーナ・プリエータ」(Chusquea Culeo "Cana Prieta");バンブサ・オルド・ハミイ(Bambusa Old Hamii);フィロスタキス・モソ(Phyllostachys Moso);フィロスタキス・アトロウァギナタ(Phyllostachys Atrovaginata);デンドロカラムス・アスパー(Dendrocalamus Asper);又はグアドゥア・アングスティフォリア(Guadua Angustifolia)である、実施形態48に記載のタケのマイクロプロパゲーション方法。
50.Br−2−i培地、Br−2−ii培地、Br−2−iii培地、Br−2−iv培地、Br−2−v培地、Ech−i培地、Ech−ii培地、Ech−iii培地、Ech−iv、Ech−v培地、Amel−i培地、Amel−ii培地、Amel−iii培地、Amel−iv培地又はAmel−v培地を含むか、それから本質的になるか、又はそれからなる、シュートをエクスビトロ条件に移行させるための培地。
51.タケのマイクロプロパゲーション用培地であって、チジアズロン又はその類似体を含み、且つ10〜120日増殖サイクルを少なくとも6ヶ月間支持する、培地。
52.10〜120日増殖サイクルを少なくとも1年間支持する、実施形態51に記載の培地。
53.前記チジアズロン又はその類似体が0.0001mg/mL〜5mg/mLの量で存在する、実施形態51又は52に記載の培地。
54.メタトポリン又はその類似体、NAA、BAP、2ip及び/又はIBAをさらに含む、実施形態51、52、又は53のいずれか一つに記載の培地。
55.前記メタトポリン又はその類似体が0.0125mg/mL〜10mg/mLの量で存在する、実施形態54に記載の培地。
56.b−9−i培地、b−9−ii培地、b−9−iii培地、b−9−iv培地、b−9−v培地、CW2−i培地、CW2−ii培地、CW2−iii培地、CW2−iv培地、CW2−v培地、b−10−i培地、b−10−ii培地、b−10−iii培地、b−10−iv培地、b−10−v培地、b−11−i培地、b−11−ii培地、b−11−iii培地、b−11−iv培地、b−11−v培地、b−12c−i培地、b−12c−ii培地、b−12c−iii培地、b−12c−iv培地、b−12c−v培地、b−1−i培地、b−1−ii培地、b−1−iii培地、b−1−iv培地、b−1−v培地、b−4−i培地、b−4−ii培地、b−4−iii培地、b−4−iv培地、b−4−v培地、b−6−i培地、b−6−ii培地、b−6−iii培地、b−6−iv培地、b−6−v培地、CW1−i培地、CW1−ii培地、CW1−iii培地、CW1−iv培地、CW1−v培地、CW3−i培地、CW3−ii培地、CW3−iii培地、CW3−iv培地、CW3−v培地、CW4−i培地、CW4−ii培地、CW4−iii培地、CW4−iv培地、CW4−v培地、CW5−i培地、CW5−ii培地、CW5−iii培地、CW5−iv培地、CW5−v培地、CW6−i培地、CW6−ii培地、CW6−iii培地、CW6−iv培地及び/又はCW6−v培地を含むか、それから本質的になるか、又はそれからなる、実施形態43、44、45、46、47、51、52、53、54又は55のいずれか一つに記載の培地。
57.実施形態51、52、53、54、又は55のいずれか一つに記載の培地でタケの外植片及び/又はシュートを培養する工程を含む、タケのマイクロプロパゲーション方法。
58.前記タケが、フィロスタキス・ビセッティ(Phyllostachys bissetti);ファルゲシア・デヌダタ(Fargesia denudata);プレイオブラストゥス・フォルトゥネイ(Pleioblastus fortunei);ササ・ベイチイ(Sasa Veitchii);プレイオブラストゥス・ウィリディストリアトゥス(Pleioblastus viridistriatus);タムノカラムス・クラッシノデュス(Thamnocalamus crassinodus);チュスクエア・クレオ「カーナ・プリエータ」(Chusquea Culeo "Cana Prieta");バンブサ・オルド・ハミイ(Bambusa Old Hamii);フィロスタキス・モソ(Phyllostachys Moso);フィロスタキス・アトロウァギナタ(Phyllostachys Atrovaginata);デンドロカラムス・アスパー(Dendrocalamus Asper);又はグアドゥア・アングスティフォリア(Guadua Angustifolia)である、実施形態57に記載のタケのマイクロプロパゲーション方法。
59.実施形態43、44、45、46、47、50、51、52、53、54、55、又は56のいずれか一つに記載の培地を含むキット。
実施形態はまた、マイクロプロパゲーションで繁殖されるタケが、アルンディナリア・ギガンテア(Arundinaria gigantea);バンブサ・バルコア(Bambusa balcoa);バンブサ・ウルガリス(Bambusa vulgaris);バンブサ・ウルガリス「ビタッタ」(Bambusa vulgaris 'Vitatta');バンブサ・オルダミイ(Bambusa Oldhamii);バンブサ・トゥルダ(Bambusa tulda);デンドロカラムス・ブランディシイ(endrocalamus brandesii);デンドロカラムス・アスパー(Dendrocalamus asper);デンドロカラムス・ハミルトニイ(Dendrocalamus hamiltoni);デンドロカラムス・ギガンテウス(Dendrocalamus giganteus);デンドロカラムス・メンブラナケウス(Dendrocalamus membranaceus);デンドロカラムス・ストリクトゥス(Dendrocalamus strictus);ギガントクロア・アスペラ(Gigantochloa aspera);ギガントクロア・スコルテキニイ(Gigantochloa scortechini);グアドゥア・アクレアタ(Guadua culeata);グアドゥア・アクレアタ「ニカラグア」(uadua aculeata 'Nicaragua');グアドゥア・アンプレクシフォリア(Guadua amplexifolia);グアドゥア・アングスティフォリア(Guadua Angustifolia);グアドゥア・アングスティフォリア・バイカラー(Guadua angustofolia bi-color);グアドゥア・パニクラタ(Guadua paniculata);メロカンナ・バンブソイデス(Melocanna bambusoides);ネオホウゼアウア・デュロオア(eohouzeaua dullooa)(テイノスタキウム属(Teinostachyum));オクランドラ・トラウァンコリカ(Ochlandra travancorica);フィロスタキス・エドゥリス「モソ」(Phyllostachys edulis 'Moso');フィロスタキス・ニグラ(Phyllostachys nigra);フィロスタキス・ニグラ「ヘノン」(Phyllostachys nigra 'Henon');又はシゾスタキウム・ルマンパオ(Schizostachyum lumampao)である、上記に提供される全ての実施形態も含む。
タケ類は多目的植物であり、その用途は多岐にわたる。タケはアジア料理の定番食材であり、つまようじ、ほうき、ブドウ栽培及び育樹用の支柱、造園材料、寄木張りの床、ラミネート材、家具、手工芸品及び他の家庭用調度品を含め、数多くの製品に見られる。加えてタケは、製紙の一成分として、及び構造用材の原料として、重要な繊維材料となりつつある。
タケは環境に優しい「エコ」製品と考えられている。タケにそのエコな印象を与える特徴の一つは、その極めて速い成長速度である。しかしながら、タケは成長速度が速いにもかかわらず、その長い開花周期及び集団(又は一斉)開花を呈する傾向を含め、それを取り扱いが難しい作物とする別の特徴を備える。
本明細書に開示される実施形態は、商業規模でのタケのマイクロプロパゲーション又は組織培養(これらの用語は本明細書では同義的に使用される)を提供する。
マイクロプロパゲーションで繁殖される植物は、無菌培地においてインビトロで生育される。無菌培地は液体、半固体、又は固体であってよく、培地の物理的状態は1つ以上のゲル化剤の取り込みによって変化し得る。植物組織培養培地における使用に好適な当該技術分野で公知の任意のゲル化剤を使用することができる。この目的上、最も一般的には寒天が用いられる。かかる寒天の例には、寒天タイプA、E又はM及びバクト寒天(Bacto(商標)Agar)が含まれる。他の例示的ゲル化剤には、カラギーナン、ジェランガム(フィタゲル(PhytaGel)(商標)、ゲルライト(Gelrite)(登録商標)及びゲルザン(Gelzan)(商標)として市販されている)、アルギン酸及びその塩、並びにアガロースが含まれる。寒天、カラギーナン、ジェランガム、アガロース及びアルギン酸若しくはその塩のうちの2つ以上など、これらの作用剤のブレンドも使用することができる。典型的には、培地は寒天を含み、様々な化合物、例えば養分、無機塩類、成長調節物質、糖類、ビタミン類及び他の化合物などが添加される。他の培地添加剤としては、限定はされないが、アミノ酸、多量養素、鉄、微量要素、イノシトール及びカゼイン加水分解物又は酵母エキスなどの非限定培地成分が含まれ得る。例えば培地は、NHNO;KNO;Ca(NO;KSO;MgSO;MnSO;ZnSO;CuSO;CaCl;KI;COCl;HBO;NaMoO;KHPO;FeSO;NaEDTA;NaPO;ミオイノシトール;チアミン;ピリドキシン;ニコチン酸;グリシン;リボフラビン;アスコルビン酸;ケイ素標準溶液;β−ナフトキシ酢酸(NAA);インドール酪酸(IBA);3−インドール酢酸(IAA);ベンジルアミノプリン(BAP);6−γ−γ−(ジメチルアリルアミノ)−プリン(2−ip);糖;寒天;カラギーナン及び木炭の任意の組み合わせを含むことができる。植物成長調節物質の例には、オーキシン及びオーキシン様活性を有する化合物、サイトカイニン及びサイトカイニン様活性を有する化合物が含まれる。例示的なオーキシンには、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸、IBA、ピクロラム及びそれらの組み合わせが含まれる。例示的なサイトカイニンには、メタトポリン及びチジアズロンに加え、アデニンヘミ硫酸塩、ベンジルアデニン、ジメチルアリルアデニン、カイネチン、ゼアチン及びそれらの組み合わせが含まれる。ジベレリン酸もまた培地に含めることができる。糖を培地に含めてもよく、炭素源として働き得る。かかる糖は当業者に公知である。例示的な糖には、スクロース、グルコース、マルトース、ガラクトース及びソルビトール又はそれらの組み合わせが含まれる。
本明細書には、タケの商業規模での組織培養の成功を可能にする特殊な培地、システム及び方法が開示される。本明細書に記載される特定の培地はサイトカイニンのメタトポリン及び/又はチジアズロンを含む。特定の実施形態は、以下に詳細な化合物として定義されるメタトポリン及び/又はチジアズロンを利用するが、他の関連する化合物でもまた成功し得る。
本開示に係る有用な化合物は、一般式
Figure 2013519393
を有するメタトポリン類似体を含み、
式中、Wは、アリール又はヘテロアリールであり;
は、置換又は非置換アルキルであり、アルキルにおける任意のCがO、N又はSで置換されていてもよく;
各Rは、独立して、H、OH、C〜Cアルキル、C〜Cアルキレン、C〜Cアルキリル、ハロゲン、シアノ、C〜Cアルキルオキシ、アリール、又はヘテロアリール(各々はC〜Cアルキル、SH、NHR、CO又はハロゲンで置換されていてもよい)であり;
は、H、OH、C〜Cアルキル、C〜Cアルキレン、C〜Cアルキリル、ハロゲン、カルボン酸基、エステル基、アルデヒド又はシアノであり;
rは、0〜8である。
一実施形態において、Wは、
Figure 2013519393
であり、
式中、破線は、結合の存在又は非存在を表し;
〜Xは、各々独立して、C、N、O、Sから選択され、但し、環をNと連結するXはCである。
別の実施形態では、この化合物は、構造
Figure 2013519393
を有し、
式中、破線は、結合の存在又は非存在を表す。
別の実施形態では、この化合物は、構造
Figure 2013519393
を有し、
式中、破線は、結合の存在又は非存在を表し;X〜X12は、各々独立して、C、N、O、Sから選択され;
各Rは、独立して、H、OH、C〜Cアルキル、C〜Cアルキレン、C〜Cアルキリル、ハロゲン、シアノ、C〜Cアルキルオキシ、アリール、又はヘテロアリール(各々はC〜Cアルキル、SH、NHR、CO又はハロゲンで置換されていてもよい)であり;
は、H、OH、C〜Cアルキル、C〜Cアルキレン、C〜Cアルキリル、ハロゲン、カルボン酸基、エステル基、アルデヒド又はシアノであり;
pは、0〜5であり;
qは、0〜6である。
他の実施形態では、この化合物は、構造
Figure 2013519393
を有する。
さらに別の実施形態では、この化合物は、構造
Figure 2013519393
を有する。
さらになお、化合物は、
Figure 2013519393
から選択される構造を有してもよい。
一実施形態において、RはOHである。
別の実施形態では、化合物は、
Figure 2013519393
から選択される構造を有する。
別の実施形態では、この化合物は、構造
Figure 2013519393
を有し、
式中、破線は、結合の存在又は非存在を表す。
別の実施形態では、この化合物は、構造
Figure 2013519393
を有し、
式中、破線は、結合の存在又は非存在を表し;X〜X12は、各々独立して、C、N、O、Sから選択され;
各Rは、独立して、H、OH、C〜Cアルキル、C〜Cアルキレン、C〜Cアルキリル、ハロゲン、シアノ、C〜Cアルキルオキシ、アリール、又はヘテロアリール(各々はC〜Cアルキル、SH、NHR、CO又はハロゲンで置換されていてもよい)であり;
は、H、OH、C〜Cアルキル、C〜Cアルキレン、C〜Cアルキリル、ハロゲン、カルボン酸基、エステル基、アルデヒド又はシアノであり;
pは、0〜5であり;
qは、0〜6である。
他の実施形態では、この化合物は、構造
Figure 2013519393
を有する。
さらに別の実施形態では、この化合物は、構造
Figure 2013519393
を有する。
一実施形態において、この化合物はメタトポリンであり、メタトポリンは6−(3−ヒドロキシベンジルアミノ)−プリンとして、及び略称mTで知られ、C1210OHの分子式、241.25の分子量、及び以下の構造式を有する:
Figure 2013519393
ここで、前記メタトポリンはヤナギ又はポプラの誘導体である。
本開示に係る有用な化合物は、一般式
Figure 2013519393
を有するチジアズロン類似体を含み、
式中、Vはアリール又はヘテロアリールであり;
各R及びRは、各々独立して、H、OH、C〜Cアルキル、C〜Cアルキレン、C〜Cアルキリル、ハロゲン、シアノ、C〜Cアルキルオキシ、アリール、又はヘテロアリール(各々はC〜Cアルキル又はハロゲンで置換されていてもよい)であり;
nは、0〜4であり;
oは、0〜5であり
13〜X16は、各々独立して、C、N、O、Sから選択され;
及びZは、各々独立して、NH、O、SH若しくはCHであるか、又はZ及びZは組み合わさって置換又は非置換アリール又はヘテロアリールを形成してもよく;
は、O又はSである。
別の実施形態では、化合物は、構造
Figure 2013519393
を有し、
式中、X17〜X21は、各々独立して、C、N、O、Sから選択される。
他の実施形態では、化合物は
Figure 2013519393
を含む。
一実施形態において、この化合物はチジアズロンであり、チジアズロンは、1−フェニル−3−(1,2,3−チアジアゾール−5−イル)尿素及び5−フェニルカルバモイルアミノ−1,2,3−チアジアゾールとしても知られ、COSの分子式、220.25の分子量、及び以下の構造式を有する。
Figure 2013519393
培地中に存在する場合、各サイトカイニンは、0.001mg/L〜100mg/Lの量及びその間にある全ての量で存在し得る。特定の実施形態において、メタトポリン及び/又はその類似体は、0.001mg/L、0.01、0.1、1、2、3、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4、4.1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.8、4.9、5、5.1、5.2、5.3、5.4、5.5、5.6、5.7、5.8、5.9、6、6.1、6.2、6.3、6.4、6.5、6.6、6.7、6.8、6.9、7、7.1、7.2、7.3、7.4、7.5、7.6、7.7、7.8、7.9、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99又は100mg/Lで存在し得る。詳細な実施形態において、チジアズロン及び/又はその類似体は、0.001mg/L、0.01、0.025、0.05、0.075、0.1、0.15、0.2、0.25、0.3、0.35、0.4、0.45、0.5、0.55、0.6、0.65、0.7、0.75、0.8、0.85、0.9、0.95、1.0、1.25、1.50、1.75、2.25、2.5、2.75、3.5、4.5、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99又は100mg/Lで存在し得る。
双方が利用される場合、メタトポリン及び/又はその類似体ならびにチジアズロン及び/又はその類似体はまた、所定比で含まれ得る。例えば、メタトポリン及び/又はその類似体とチジアズロン及び/又はその類似体との量は、100:1、95:1、90:1、85:1、80:1、75:1、70:1、65:1、60:1、55:1、50:1、45:1、40:1、35:1、30:1、29:1、28:1、27:1、26:1、25:1、24:1、23:1、22:1、21:1、20:1、19:1、18:1、17:1、16:1、15:1、14:1、13:1、12:1、11:1、10:1;9:1、8:1、7:1、6.9:1、6.8:1、6.7:1、6.6:1、6.5:1、6.4:1、6.3:1、6.2:1、6.1:1、6:1、5.9:1、5.8:1、5.7:1、5.6:1、5.5:1、5.4:1、5.3:1、5.2:1、5.1:1、5:1;4:1、3:1、2:1、1:1、0.75:1、0.5:1、0.25:1、0.1:1、0.075:1、0.05:1、0.025:1又は0.001:1であり得る。メタトポリン及びチジアズロンの双方が使用される場合、それらは同じ又は異なる培地中に存在し得る。
NAA、BAP、2ip及び/又はIBAも同様に、0.001mg/L、0.01、0.1、1、2、3、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4、4.1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.8、4.9、5、5.1、5.2、5.3、5.4、5.5、5.6、5.7、5.8、5.9、6、6.1、6.2、6.3、6.4、6.5、6.6、6.7、6.8、6.9、7、7.1、7.2、7.3、7.4、7.5、7.6、7.7、7.8、7.9、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99又は100mg/L又は0.001mg/L、0.01、0.025、0.05、0.075、0.1、0.15、0.2、0.25、0.3、0.35、0.4、0.45、0.5、0.55、0.6、0.65、0.7、0.75、0.8、0.85、0.9、0.95、1.0、1.25、1.50、1.75、2.25、2.5、2.75、3.5、4.5、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99又は100mg/Lで存在し得る。
メタトポリン及びチジアズロンを含む多くの化合物の構造又は式を上記に示した。当業者は、化合物に対する参照が、示される構造又は化学名の化学的実体の薬学的に許容可能な塩、プロドラッグ、互変異性体、代替固体形態、非共有結合複合体、類似体、誘導体及びそれらの組み合わせを含むものとして広義に解釈されるべきであることを認識し得る。
薬学的に許容可能な塩は、本明細書に開示される方法での使用に好適な親化合物の任意の塩である。薬学的に許容可能な塩は、酸、別の塩、又は酸若しくは塩に変換されるプロドラッグを投与する結果として形成され得る任意の塩も指す。塩は、共役酸又は共役塩基などの、1つ以上の対応する対イオンと会合する1つ以上のイオン形態の化合物を含む。塩は、1つ以上の脱プロトン化酸性基(例えばカルボン酸)、1つ以上のプロトン化塩基性基(例えばアミン)、又はその双方(例えば双性イオン)から形成されても、又はそれを取り込んでもよい。
上記に示す化合物によって限定されることを意図するものではないが、上記の化合物の様々な互変異性体が可能であり得る。本明細書で使用されるとき、「互変異性体」は、隣接する単結合と二重結合との間でのプロトンの移動を指す。互変異性化過程は可逆である。化合物が、例えば限定はされないが、エノール、ケト、ラクタミン(lactamin)、アミド、イミド酸、アミン、及びイミン基を含むとき、他の互変異性体が可能である。互変異性体は概して平衡状態に達し、そこで2つの結合距離間において二重結合が共鳴的に共有される。
立体化学が明示的に示されない限り、構造とは、純粋又は任意の可能な混合物でのあらゆる可能な立体異性体を含むことが意図される。
代替固体形態は、本明細書に記載される手順を実施して得られ得るものとは異なる固体形態である。例えば代替固体形態は、多形、様々な種類の非晶質固体形態、ガラスなどであり得る。
非共有結合複合体は、本化合物と1つ以上のさらなる化学種との間に形成され得る複合体であって、その化合物とさらなる化学種との間に共有結合相互作用が関与しないものである。これらについて、化合物とさらなる化学種との間に特定の比があっても、又はなくてもよい。例としては、溶媒和物、水和物、電荷移動錯体などが含まれ得る。
概要として、典型的なマイクロプロパゲーションでは、植物体は、植物体による及び/又は植物体内での成長及び増殖などの生理学的過程を刺激する様々な培地に置かれる。概して、この方法は3つの工程を含む(後述する外植片の調製及び消毒後に):(1)培地での外植片のインビトロ生育及び/又は増殖の開始;(2)第2の培地でのさらなるインビトロ増殖;及び(3)エクスビトロ条件への移行。しかしながら、いかなる組織培養方法であっても各工程が必須であるというわけではなく、特定の方法では工程が組み合わされたり、又は省略されたりし得る。例えば、一般には工程1と工程2との間で培地の種類が交換されるが、特定の実施形態では培地交換は含まれない。他の方法において植物体は、エクスビトロ条件への移行を促進する特定の工程が不要であり、代わりに増殖を支持する同じ培地で方法を完了してもよい。従って、本明細書に記載されるとおり、培地は、第1段階培地(方法の1番目の培地);第2段階培地(方法の2番目の培地);第3段階培地(方法の3番目の培地)等として定義される。特定の培地は、特定の方法内の工程数及びその順番内でその特定の培地がどこにあるかによって段階が変わり得る。
この方法の開始にあたり、第1段階培地が入手又は調製され得る。第1段階培地は、植物体に適したpH(典型的には4.0〜7.0又は4.5〜6.5)を含む。次に第1段階培地が、試験管又は他の適切な容器(ジャー、箱、ジャグ(jug)、カップ等を含む、ここでは指定がない場合、まとめて「試験管」と称される)に入れられる。これらの試験管を、キャップ又はカバーを閉めてオートクレーブ処理することにより、試験管及び培地が滅菌され得る。別の実施形態では、滅菌は、5〜25ポンド圧力psiにおいて200°Fの温度で−10〜25分間200°Fで、オートクレーブ処理することにより達成される。別の実施形態では、滅菌は、15ポンド圧力psiにおいて250°Fの温度で15〜18分間オートクレーブ処理することにより達成される。無菌性は、試験管100本当たりの認められた汚染試験管数、例えばかつ限定するものではなく、試験管100本当たり0本の汚染試験管、試験管100本当たり1本以下の汚染試験管、試験管100本当たり2本以下の汚染試験管、試験管100本当たり3本以下の汚染試験管、試験管100本当たり4本以下の汚染試験管、試験管100本当たり5本以下の汚染試験管、試験管100本当たり6本以下の汚染試験管、試験管100本当たり7本以下の汚染試験管、試験管100本当たり8本以下の汚染試験管、試験管100本当たり9本以下の汚染試験管、試験管100本当たり10本以下の汚染試験管等により評価することができる。
ゲル化剤、例えば寒天、アガロース、ジェランガム、カラギーナン又はそれらの組み合わせを含有する培地では、培地は冷却すると凝固し、マイクロプロパゲーションで繁殖される植物組織に支持体、養分、成長調節物質、水及び以下に記載するとおりの他の化合物を提供する働きをする。概して、試験管及びジャーには15〜25mLの培地が入り、一方、箱には40〜50mLの培地が入る。カップは30〜40mLを含むことができ、一方、ジャグには概して50mL超が入る。
マイクロプロパゲーションで繁殖される植物体は、「外植片」又は「母本(mother plant)」と呼ばれる選択された植物組織片から始まる。この外植片は、組織培養過程で育成される細胞の源である。外植片は、頂端分裂組織、腋芽、形成層、側生分裂組織、茎頂、茎切片、茎の未熟節部分、側枝、実生又は葉の切片からの任意の切片又は細胞集合であってよい。一実施形態では、外植片は樹齢1年のタケ植物体から採取される。別の実施形態では、外植片は樹齢2年のタケ植物体から採取される。別の実施形態では、外植片は樹齢5年以下のタケ植物体から採取される。別の実施形態では、外植片は樹齢4年以下のタケ植物体から採取される。別の実施形態では、外植片は樹齢3年以下のタケ植物体から採取される。別の実施形態では、外植片は樹齢2年以下のタケ植物体から採取される。別の実施形態では、外植片は樹齢1年以下のタケ植物体から採取される。別の実施形態では、外植片は樹齢6ヶ月以下のタケ植物体から採取される。別の実施形態では、外植片は樹齢3ヶ月以下のタケ植物体から採取される。外植片を得るタケは、任意の好適な栽培状況で生育することができ、限定はされないが、グロースチャンバーでの生育、温室での生育、又は畑での生育が含まれる。
当業者は理解するであろうとおり、本開示においては様々な適切な外植片を使用することができる。本開示に係る特定の実施形態では、外植片材料として茎の未熟節部分を使用することができる。一実施形態では、外植片は、1つ又は複数の節部分で側枝によって葉鞘が破られたばかりの新生茎であってもよい。新生茎は、当該時期内又は当該年内の植物体から得られるものを含み、かかる新生茎は植物体上の任意の節から得ることができる。詳細な一実施形態では、外植片材料は茎の基部から3番目の節を含み、又はそれに限定される。
1つ又は複数の節部分は、無傷のシュートで3〜5、1〜10、2〜9、3〜8、4〜6、3〜6又は2〜7ミリメートル切片に切断され、消毒されて外植片の外面にある病原体が取り除かれ得る。当該技術分野において公知の任意の消毒方法を用いることができる。例示的な消毒方法は、消毒剤、例えば、漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム及び/又はカリウム及び/又はカルシウム)、アルコール(例えば、エタノール、イソプロピル)、オゾン、塩素ガス、ヨード溶液又は抗生物質又は抗真菌溶液又はそれらの組み合わせから選択される消毒剤の適用、又は外植片の露出した表面を紫外線に当てるか、又は−20℃以下の温度又は40℃若しくは50℃より高い温度に短時間当てることを含む。特定の実施形態では、消毒溶液に少量(数滴)のツイーン20(Tween 20)を添加してもよい。
最初の消毒後、外側葉鞘を剥がし取って廃棄し、残りの断片を、市販の漂白剤又は同様の消毒溶液の約1%、5%、10%、15%、20%、25%又は30%溶液に入れることができる。消毒溶液中の葉鞘を剥がした外植片は、振盪台、例えばLab Rotators、可変速、Barnstead/Lab lineオービタルシェーカー(モデル番号KS 260)に10分間、20分間、30分間、60分間、90分間、120分間、150分間、180分間又は210分間にわたり6〜9又は1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11又は12、13、14、又は15毎分回転数で載せることができる。別の実施形態では、葉鞘を剥がした外植片は、次に漂白剤又は同様の消毒溶液の約1%溶液に入れ、振盪台に戻して30分間載せてもよい。別の実施形態では、この1%漂白剤又は同様の消毒溶液の工程を繰り返してもよい。別の実施形態では、記載されるこれらの工程は順次行われるものであり、消毒過程全体を含む。当業者は理解するであろうとおり、本開示においては様々な適切な消毒手順を用いることができる。
消毒し終えると、外植片は試験管内の第1段階培地に置くことができ、それらの試験管は、制御されたグロースチャンバー(growth chamber)に入れることができる。本明細書で使用されるとき、「グロースチャンバー」は、卓上型の箱、独立型のチャンバー、小室、小部屋、大部屋等を含め、数多くの構成及び大きさを含むことができる。当業者は理解するとおり、かかるグロースチャンバーでは、光又は温度などの可変量を適切に制御することができる。タケの組織培養に適切な範囲としては、200〜500、150〜550又は100〜600フートキャンドルで65°F〜70°F、60°F〜75°F又は55°F〜80°Fが含まれる。照明は全波長域であってよいが、代替的な照明システムも本開示により利用することができる。
外植片は、グロースチャンバーにおいて第1段階培地にある間に、試験管内で単独で樹立することができる。より一般的な3段階組織培養では、樹立(すなわち目に見える汚染なしに成長すること)が終わると、外植片から成長させた細胞培養物が第2の第2段階培地に移される。或いは、細胞培養物は樹立後、第1段階培地に残ることもできる。組織培養過程におけるこの段階で、比較的短期間のうちに多数の植物が作り出され得る。これは、各細胞培養物が複数のシュートを発生することができ、及び各シュートを分離して個別の試験管に入れることができ、そこでそれがさらなるシュートを発生し、それが分離及び増殖され得るためある。
培地を特定の段階に限定することなく、一般に第1段階培地及び/又は第2段階培地として働く培地の非限定的な例には、以下が含まれる:
Figure 2013519393
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これらの培地の各々について、その固体形態が提供されることに留意されたい。各培地は、寒天又はカラギーナンを取り除くことにより液体培地に変換することができ、これらの培地の液体形態及びその使用は、明示的に本開示の範囲内に含まれる。
予想されるシュート数は組織培養過程の段階によって異なり得るとともに、タケの種にも依存し得る。しかしながら一般には、その過程の初めにおいて増殖は1.0〜2.0倍、1.0〜3.0倍又は2.0〜3.0倍である。樹立後は、増殖は選択された容器に依存し得る。例えば、増殖は、限定なしに、試験管当たり1〜10個若しくは2〜6個の植物体、ジャー当たり1〜15個若しくは4〜9個の植物体、箱当たり1〜20若しくは9〜17個の植物体又はジャグ当たり1〜50若しくは20〜35個の植物体の範囲であり得る。数1が含まれるのは、一定の種又は特定の細胞培養物が増殖開始前に第1段階培地又は第2段階培地でより多くの時間を要するためである。しかしながら、過程を通じてそれらを持ち越すことにより、全てではないにしろ、ほとんどが数サイクル以内に増殖を開始する。例えば、細胞培養物によっては、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17又は18ヶ月間培養下にあって初めて増殖し始めるものもある。
本明細書に開示される方法は、単一の外植片から以下の非限定的な数のシュートをもたらし得る:100、500、1,000;5,000;10,000、20,000、50,000、100,000、250,000、500,000、750,000、1,000,000又はそれ以上。
培養及び継代培養による増殖後、エクスビトロ条件に移行させる特定の植物シュートを選択することができる。概して、エクスビトロ条件への移行を支持する培地は、第2段階、第3段階、第4段階又は第5段階培地に相当する。かかる培地の非限定的な例は、以下を含む:
Figure 2013519393
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エクスビトロ条件への移行中、シュート及び培地は空気透過性又は空気不透過性の容器に入れることができる。
本明細書に記載される培地の各々は、本明細書に記載される方法、システム又はキットにおいて互いの培地と組み合わせて使用することができる。さらに、培地は3つ以上の組み合わせで組み合わせてもよい(例えば、キットは本明細書に提供される種々の培地のうちの2つを含んでもよく、又は本明細書に提供される種々の培地のうちの3つを含んでもよく、又は本明細書に記載される種々の培地のうちの4つ以上を含んでもよい)。本明細書では、可能な組み合わせを各々明示的に示すことはしないが、当業者は、この開示があらゆる可能な組み合わせを支持することを理解しなければならない。
エクスビトロ条件への移行後であるが、植物を土壌に置く前又はそれほど制御されない生育条件に曝す前に、植物は、それらを制御されない生育環境に順化させるように設計された一連の処理を受け得る。これは、一部の植物では微小培養時に、ろう状のクチクラなどの、植物を通常の環境条件から保護するのに十分な防御構造が育たないためである。制御されない環境に置く前に植物が受け得る処理としては、限定なしに、湿度への順化、温度変動への順化、及び風圧への順化が含まれ得る。これらの順化因子は徐々に及び/又は交互になる形で導入され得る。
本明細書における開示で使用するのに適切なタケの代表的な属には、以下が含まれる:アシドササ属(Acidosasa);アンペロカラムス属(Ampelocalamus);アズマザサ属(Arundinaria);ホウライチク属(Bambusa);バシャニア属(Bashania);ボリンダ属(Borinda);ブラキスタキウム属(Brachystachyum);セファロスタキウム属(Cephalostachyum);カンチク属(Chimonobambusa);キモノカラムス属(Chimonocalamus);チュスクエア属(Chusquea);マチク属(Dendrocalamus);ディノクロア属(Dinochloa);ドレパノスタキウム属(Drepanostachyum);エレミティス属(Eremitis);ファルゲシア属(Fargesia);ガオリゴングシャニア属(Gaoligongshania);ギガントクロア属(Gigantochloa);グアドゥア属(Guadua);インヨウチク属(Hibanobambusa);ヒマラヤカラムス属(Himalayacalamus);オオバヤダケ属(Indocalamus);インドササ属(Indosasa);リタクネ属(Lithachne);メロカラムス属(Melocalamus);メロカンナ属(Melocanna);メンストルオカラムス属(Menstruocalamus);ナスツス属(Nastus);ネオホウゼアウア属(Neohouzeaua);ネオロレバ属(Neololeba);オクランドラ属(Ochlandra);オリゴスタキウム属(Oligostachyum);オルメカ属(Olmeca);オタテア属(Otatea);オキシテナンテラ属(Oxytenanthera);マダケ属(Phyllostachys);メダケ属(Pleioblastus);ヤダケ属(Pseudosasa);ラッディア属(Raddia);リピドクラドゥム属(Rhipidocladum);サロカラムス属(Sarocalamus);ササ属(Sasa);アズマザサ属(Sasaella);スズダケ属(Sasamorpha);シゾスタキウム属(Schizostachyum);ナリヒラダケ属(Semiarundinaria);オカメザサ属(Shibataea);トウチク属(Sinobambusa);タムノカラムス属(Thamnocalamus);チルソスタキス属(Thyrsostachys);及びユシャニア属(Yushania)。
これらの属中の種の非限定的な例は、以下を含む:
アシドササ属(Acidosasa):エドゥリス(Edulis)
アンペロカラムス属(Ampelocalamus):スカンデンス(Scandens)
アズマザサ属(Arundinaria):アルンディナリア・アッパラキアナ(Arundinaria appalachiana);アルンディナリア・フンゴミイ(Arundinaria funghomii);アルンディナリア・ギガンテア(Arundinaria gigantea);アルンディナリア・ギガンテア「メーコン」(Arundinaria gigantea 'Macon');及びアルンディナリア・テクタ(Arundinaria Tecta)
ホウライチク属(Bambusa):アルンヘミカ(arnhemica);バルコオア(balcooa);バンボス(bambos);バシヒルスタ(basihirsuta);ベエチェヤナ(beecheyana);ベエチェヤナ・ヴァル・プベセンス(beecheyana var pubescens);ブルメアナ(blumeana);ボニオプシス(boniopsis);ブルマニカ(burmanica);チュンギイ(chungii);チュンギイ・ヴァル・バルベラッタ(chungii var. Barbelatta);コルニゲラ(cornigera);ディシムラトル(dissimulator);ディシムラトル「アルビノディア」(dissimulator 'Albinodia');ディステギア(distegia);ドリコクラダ(dolichoclada);ドリコクラダ「ストライプ」(dolichoclada 'Stripe');ドリコメリタラ「グリーン・ストライプ」(dolichomerithalla 'Green stripe');ドリコメリタラ「シルバーストライプ」(dolichomerithalla 'Silverstripe');エメイエンシス「クリソトリクス」(emeiensis 'Chrysotrichus');エメイエンシス「フラビドウィレンス」(emeiensis 'Flavidovirens'); エメイエンシス「ウィリディフラウス」(emeiensis 'Viridiflavus');エウトゥルドイデス(eutuldoides);エウトゥルドイデス「ウィリディビッタタ」(eutuldoides 'Viridivittata');ギッバ(gibba);グラウコフィラ(glaucophylla);インテルメディア(intermedia);ラコ(lako);ラピデア(lapidea);ロンギスピクラタ(longispiculata);マクラタ(maculata);マリンゲンシス(malingensis);マルティプレクス(multiplex);マルティプレクス「アルフォンス・カー」(multiplex 'Alphonse Karr');マルティプレクス「ファーンリーフ・ストライプステム」(multiplex 'Fernleaf Stripestem');マルティプレクス「ファーンリーフ」(multiplex 'Fernleaf');マルティプレクス「ゴールデン・ゴッドネス」(multiplex 'Golden Goddess');マルティプレクス「ゴールドストライプ」(multiplex 'Goldstripe');マルティプレクス「ミドリ・グリーン」(multiplex 'Midori Green');マルティプレクス「リビエレオロム」(multiplex 'Riviereorum');マルティプレクス「シルバーストライプ」(multiplex 'Silverstripe');マルティプレクス「タイニー・ファーン・ストライプト」(multiplex 'Tiny Fern Striped');マルティプレクス「タイニー・ファーン」(multiplex 'Tiny Fern');マルティプレクス「ウィロウィ」(multiplex 'Willowy');ヌタンス(nutans);オダシマエ(odashimae);オダシマエ X B.トゥルドイデス(odashimae X B. Tuldoides);オルダミイ(oldhamii);オリウェリアナ(oliveriana);パキネンシス(pachinensis);ペルバリアビリス(pervariabilis);ペルバリアビリス「ウィリディストリアトゥス」(pervariabilis 'Viridistriatus');リギダ(rigida);ルティラ(rutila);シノスピノサ(sinospinosa);エスピー「ヒロセ」(sp 'Hirose');エスピー「クローンX」(sp. 'Clone X');エスピー「ナナ」(sp. 'Nana');エスピー「ポリモルファ」(sp. 'Polymorpha'); エスピー「リチャード・ウォルドロン」(sp. 'Richard Waldron');ステノスタキア(stenostachya);スベレクタ(suberecta);テクスティリス(textilis);テクスティリス「ドゥウォーフ」(textilis 'Dwarf');テクスティリス「カナパハ」(textilis 'Kanapaha');テクスティリス「マクラタ」(textilis 'Maculata');テクスティリス「ムタビリス」(textilis 'Mutabilis');テクスティリス「スクラントン」(textilis 'Scranton');テクスティリス・ヴァル・アルボストリアタ(textilis var. Albostriata);テクスティリス・ヴァル・グラブラ(textilis var. Glabra);テクスティリス・ヴァル・グラシリス(textilis var. Gracilis);トゥルダ(tulda);トゥルダ「ストリアータ」(tulda 'Striata');トゥルドイデス(Tuldoides);ウァリオストリアタ(variostriata);ベントリコサ(ventricosa);ベントリコサ「キンメイ」(ventricosa 'Kimmel');ウルガリス(vulgaris);ウルガリス「ビッタータ」(vulgaris 'Vittata');ウルガリス「ワミン・ストリアータ」(vulgaris 'Wamin Striata');及びウルガリス「ワミン」(vulgaris 'Wamin')。
バシャニア属(Bashania):ファルゲシイ(Fargesii);及びキンチェンシャネンシス(Qingchengshanensis)
ボリンダ属(Borinda):KR 5288;アルボケレア(Albocerea);アングスティシマ(Angustissima);コントラクタ(Contracta);フリギドルム(Frigidorum);フンゴサ(Fungosa);フンゴサ「ホワイト・クラウド」(fungosa 'White Cloud');ルーシュイエンシス(Lushuiensis);マックルレアナ(Macclureana);ヌージャンゲンシス(Nujiangensis);パピリフェラ(Papyrifera);ペルロンガ(Perlonga);エスピー「ムリエンシス」(sp. 'Muliensis');及びユーロンシャネンシス(Yulongshanensis)
ブラキスタキウム属(Brachystachyum):デンシフロルム(densiflorum);及びデンシフロルム・ヴァル・ウィロスム(densiflorum var. villosum)
セファロスタキウム属(Cephalostachyum):ペルグラシレ(Pergracile);及びウィルガツム(Virgatum)
カンチク属(Chimonobambusa):マクロフィラ「インテルメディア」(macrophylla 'Intermedia');マルモレア(Marmorea);マルモレア「ウァリエガタ」(marmorea 'Variegata');クアドラングラリス(Quadrangularis);クアドラングラリス「ジョゼフ・ド・ジュシュー(quadrangularis 'Joseph de Jussieu');クアドラングラリス「スオウ」(quadrangularis 'Suow');クアドラングラリス「イエロー・グルーブ」(quadrangularis 'Yellow Groove');スーチョワネンシス(Szechuanensis);及びトゥミディッシノダ(Tumidissinoda)
キモノカラムス属(Chimonocalamus):パレンス(Pallens)
チュスクエア属(Chusquea):アンディナ(Andina);キルキナタ(Circinata);キルキナタ「キアパス」コロナリス(circinata 'Chiapas' Coronalis);クレオウ(Culeou);クレオウ「アルゼンチーナ」(culeou 'Argentina');クレオウ「カーナ・プリエータ」(culeou 'Cana Prieta');クレオウ「ヒリアーズ・フォーム」(culeou 'Hillier's Form');クミンギイ(Cumingii);デリカトゥラ(Delicatula);フォリオサ(Foliosa);ガレオッティアナ(Galeottiana);ギガンテア(Gigantea);グラウカ(Glauca);リエブマンニイ(Liebmannii);マクロスタキア(Macrostachya);ミモサ・エスエスピー・アウストラリス(mimosa ssp. Australis);モンタナ(Montana);ミュラーリ(Muelleri);ピッティエリ(Pittieri);シンプリシフロラ(Simpliciflora);エスピー「キコンキアコ」(sp. 'Chiconquiaco');エスピー「ラス・ウィガス」(sp. 'Las Vigas');スブティリス(Subtilis);スルカタ(Sulcata);トメントサ(Tomentosa);ウリギノサ(Uliginosa);ウァルディウィエンシス(Valdiviensis);及びウィルガタ(Virgata)
マチク属(Dendrocalamus):アスパー(Asper);アスパー「ベトゥン・ヒタム(asper 'Betung Hitam');ブランディシイ(Brandisii);ブランディシイ「ブラック」(brandisii 'Black');ブランディシイ(brandisii)(斑入り);カロスタキウス(Calostachyus);ギガンテウス(Giganteus);ギガンテウス(クウェイル・クローン)(giganteus (Quail Clone));ギガンテウス(giganteus)(斑入り);ハミルトニイ(Hamiltonii);ジェンスイエンシス(Jianshuiensis);ジェンスイエンシス(jianshuiensis)(斑入り);ラティフロルス(Latiflorus);ラティフロルス「メイナン」(latiflorus 'Mei-nung');メンブラナケウス(Membranaceus);ミノル(Minor);ミノル「アモエヌス」(minor 'Amoenus');シッキメンシス(Sikkimensis);シニクス(Sinicus);エスピー「マルーキー」(sp. 'Maroochy');エスピー「パーカーズ・ジャイアント」(sp. 'Parker's Giant');ストリクトゥス(Strictus);ウァリドゥス(Validus);及びユンナニクス(Yunnanicus)
ディノクロア属(Dinochloa):マラヤナ(Malayana);及びスカンデンス(Scandens)
ドレパノスタキウム属(Drepanostachyum):ファルカトゥム・ヴァル・セングテエアヌム(falcatum var. sengteeanum);及びカシアヌム(Khasianum)
エレミティス属(Eremitis):エレミティス(Eremitis)
ファルゲシア属(Fargesia):アドプレッサ(Adpressa);アピルキルベンス(Apircirubens);アピルキルベンス「ホワイト・ドラゴン」(apircirubens 'White Dragon');デヌダタ(Denudata);ドラコケファラ「ルファ」(dracocephala 'Rufa');ミュリエリエ(Murieliae);ミュリエリエ「SABE 939」(murieliae 'SABE 939');ミュリエリエ「バンパイア」(murieliae 'Vampire');ミュリエリエ(murieliae)(次世代の実生);ニティダ(Nitida);ニティダ「チウチャイゴウ」(nitida 'Jiuzhaigou');ロブスタ(Robusta);ロブスタ「キャンベル」(robusta 'Campbell');ロブスタ「ウォロン」(robusta 'Wolong');エスピー「スカブリダ」(sp. 'Scabrida');及びユティリス(Utilis)
ガオリゴングシャニア属(Gaoligongshania):ガオリゴングシャニア(Gaoligongshania)及びメガロチルサ(Megalothyrsa)
ギガントクロア属(Gigantochloa):ヒタム・ヒジャウ(Hitam Hijau);アルボキリアタ(Albociliata);アプス(Apus);アトロウィオラケア(Atroviolacea);アッテル(Atter);ハッスカルリアナ(Hasskarliana);レビス(Levis);ルテオストリアタ(Luteostriata);マクシマ(Maxima);シュードアルンディナケア(Pseudoarundinacea);リドレイイ(Ridleyi);ロブスタ(Robusta);エスピー「レイチェル・カーソン」(sp 'Rachel Carson');エスピー「バリ・ホワイト・ストライプ」(sp. 'Bali White Stripe');エスピー「スマトラ3751」(sp. 'Sumatra 3751');エスピー「ウィジャヤ3827(sp. 'Widjaja 3827');及びレイイ(Wrayii)
グアドゥア属(Guadua):アンプレクシフォリア(Amplexifolia);アングスティフォリア(Angustifolia);アングスティフォリア「バイカラー」(angustifolia 'Bicolor');アングスティフォリア「レス・トーニー」(angustifolia 'Less Thorny');チャコエンシス(Chacoensis);ロンギフォリア(Longifolia);パニクラタ(Paniculata);エスピー「アウレオカウリス」(sp. 'Aureocaulis');及びウェルティナ(Velutina)
インヨウチク属(Hibanobambusa):トランキランス(Tranquillans);及びトランキランス「シロシマ」(tranquillans 'Shiroshima')
ヒマラヤカラムス属(Himalayacalamus):ファルコネリ(Falconeri);ファルコネリ「ダマラパ」(falconeri 'Damarapa');ホオケリアヌス(Hookerianus);プラナトゥス(Planatus);及びポルカトゥス(Porcatus)
オオバヤダケ属(Indocalamus):コルダトゥス(Cordatus);ラティフォリウス(Latifolius);ラティフォリウス「ホペイ」(latifolius 'Hopei');ロンギアウリトゥス(Longiauritus);エスピー「ハマデ」(sp. 'Hamadae');エスピー「ソリドゥス」(sp. 'Solidus');テッセラトゥス(Tessellatus);及びウィクトリアリス(Victorialis)
インドササ属(Indosasa):クラッシフロラ(Crassiflora);及びギガンテア(Gigantea)
リタクネ属(Lithachne):フミリス(Humilis)
メロカラムス属(Melocalamus):アルレクトゥス(Arrectus)
メロカンナ属(Melocanna):バッキフェラ(Baccifera)
メンストルオカラムス属(Menstruocalamus):スーチョワネンシス(Sichuanensis)
ナスツス属(Nastus):エラトゥス(Elatus)
ネオホウゼアウア属(Neohouzeaua):メコンゲンシス(Mekongensis)
ネオロレバ属(Neololeba):アトラ(Atra)
オクランドラ属(Ochlandra):ストリドゥラ(Stridula)
オリゴスタキウム属(Oligostachyum):グラブレセンス(Glabrescens)
オルメカ属(Olmeca):レクタ(Recta)
オタテア属(Otatea):アクミナタ「ミチョアカン」(acuminata 'Michoacan');アクミナタ・エスエスピー・アクミナタ(acuminata ssp. Acuminata);アクミナタ・エスエスピー・アステコルム(acuminata ssp. Aztecorum);アクミナタ・エスエスピー・アステコルム「ドゥウォーフ」(acuminata ssp. aztecorum 'Dwarf');フィンブリアタ(Fimbriata);及びグラウカ「マヤン・シルバー」(glauca 'Mayan Silver')
オキシテナンテラ属(Oxytenanthera):アビッシニカ(Abyssinica);及びブラウニイ(Braunii)
マダケ属(Phyllostachys):アクタ(Acuta);アングスタ(Angusta);アルカナ(Arcana);アルカナ「ルテオスルカタ」(arcana 'Luteosulcata');アトロウァギナタ(Atrovaginata);アウレア(Aurea);アウレア「アルボウァリエガタ(aurea 'Albovariegata');アウレア「ドクター・ドン」(aurea 'Dr Don');アウレア「フラベセンシンウェルサ(aurea 'Flavescensinversa');アウレア「ホロクリサ」(aurea 'Holochrysa');アウレア「コイ」(aurea 'Koi');アウレア「タケムライ」(aurea 'Takemurai');アウレオスルカタ(Aureosulcata);アウレオスルカタ「アラタ」(aureosulcata 'Alata');アウレオスルカタ「アウレオカウリス」(aureosulcata 'Aureocaulis');アウレオスルカタ「ハルビン・インベルサ」(aureosulcata 'Harbin Inversa');アウレオスルカタ「ハルビン」(aureosulcata 'Harbin');アウレオスルカタ「ペキネンシス」(aureosulcata 'Pekinensis');アウレオスルカタ「スペクタビリス(aureosulcata 'Spectabilis');アウリタ(Aurita);バンブソイデス(Bambusoides);バンブソイデス「アルボウァリエガタ」(bambusoides 'Albovariegata');バンブソイデス「カスティヨン・インベルサ」(bambusoides 'Castillon Inversa');バンブソイデス「カスティヨン」(bambusoides 'Castillon');バンブソイデス「ゴールデン・ドゥウォーフ」(bambusoides 'Golden Dwarf');バンブソイデス「ジョブズ・スポット」(bambusoides 'Job's Spot');バンブソイデス「カワダナ」(bambusoides 'Kawadana');バンブソイデス「マルリヤック」(bambusoides 'Marliac');バンブソイデス「リブ・リーフ」(bambusoides 'Rib Leaf');バンブソイデス「リチャード・ハウブリク」(bambusoides 'Richard Haubrich');バンブソイデス「スレンダー・クルックステム」(bambusoides 'Slender Crookstem');バンブソイデス「サブウァリエガタ」(bambusoides 'Subvariegata');バンブソイデス「タナケ」(bambusoides 'Tanakae';バンブソイデス「ホワイト・クルックステム」(bambusoides 'White Crookstem');ビッセティイ(Bissetii);ビッセティイ「ドゥウォーフ」(bissetii 'Dwarf');ドゥルキス(Dulcis);エドゥリス(Edulis);エドゥリス「アンダーソン」(Edulis 'Anderson');エドゥリス「バイカラー」(Edulis 'Bicolor');エドゥリス「ゴールドストライプ」(Edulis 'Goldstripe');エドゥリス「ヘテロシクラ」(Edulis 'Heterocycla');エレガンス(Elegans);フレクスオサ(Flexuosa);フレクスオサ「キンメイ」(flexuosa 'Kimmei');グラウカ(Glauca);グラウカ「ノットソー」(glauca 'Notso');グラウカ「ユンジュウ」(glauca 'Yunzhu');ヘテロクラダ(Heteroclada);ヘテロクラダ「プルプラタ」(heteroclada 'Purpurata');ヘテロクラダ「ソリッドステム」(heteroclada 'Solidstem');ヒスピダ(Hispida);フミリス(Humilis);インカルナタ(Incarnata);イリデセンス(Iridescens);クワンシエンシス(Kwangsiensis);リトフィラ(Lithophila);ロフシャネンシス(Lofushanensis);マキノイ(Makinoi);マンニイ「デコラ」(mannii 'Decora');マンニイ「マンニイ」(mannii 'Mannii');メイエリ(Meyeri);ニドゥラリア(Nidularia);ニドゥラリア「ファルクタ」(nidularia 'Farcta');ニドゥラリア「スムースシース」(nidularia 'Smoothsheath');ニグラ(Nigra);ニグラ「ボリー」(nigra 'Bory');ニグラ「ダイコクチク」(nigra 'Daikokuchiku');ニグラ「ヘール」(nigra 'Hale');ニグラ「ヘノン」(nigra 'Henon');ニグラ「メグロチク」(nigra 'Megurochiku');ニグラ「メジロ」(nigra 'Mejiro');ニグラ「ムチササ」(nigra 'Muchisasa');ニグラ「オセロ」(nigra 'Othello');ニグラ「プンクタータ」(nigra 'Punctata');ニグラ「シマダケ」(nigra 'Shimadake');ニグラ「トサエンシス」(nigra 'Tosaensis');ヌダ(Nuda);ヌダ「ロカリス」(nuda 'Localis');パルウィフォリア(Parvifolia);プラテュグロッサ(Platyglossa);プレコクス(Praecox);プレコクス「プレベルナリス」(praecox 'Prevernalis');プレコクス「ウィリディスルカタ」(praecox 'Viridisulcata');プロミネンス(Prominens);プロピンカ(Propinqua);プロピンカ「ベイジン」(propinqua 'Beijing');ロブスティラメア(Robustiramea);ルブロマルギナタ(Rubromarginata);スティミュロサ(Stimulosa);ウァリオアウリクラタ(Varioauriculata);ウィオラセンス(Violascens);ウィリディグラウケセンス(Viridiglaucescens);ウィリディス(Viridis);ウィリディス「ウゾ」(viridis 'Houzeau');ウィリディス「ロバート・ヤング」(viridis 'Robert Young');ウィウァクス(Vivax);ウィウァクス「アウレオカウリス」(vivax 'Aureocaulis');ウィウァクス「ブラック・スポット」(vivax 'Black Spot');ウィウァクス「ホワンウェンジュウ・インベルサ」(vivax 'Huangwenzhu Inversa');及びウィウァクス「ホワンウェンジュウ」(vivax 'Huangwenzhu')
メダケ属(Pleioblastus):アケボノ(Akebono);アマルス(Amarus);アルゲンテオストリアトゥス(Argenteostriatus);キノ(Chino);キノ「アングスティフォリア」(chino 'Angustifolia');キノ「エレガンティッシムス」(chino 'Elegantissimus');キノ「キンメイ」(chino 'Kimmei');キノ「ムラカミアンスス」(chino 'Murakamiansus');キノ「ウァギナトゥス・ウァリエガトゥス」(chino 'Vaginatus Variegatus';ディスティクス(Distichus);ディスティクス「ミニ」(distichus 'Mini');フォルトゥネイ(Fortunei);ガウントレッティイ(Gauntlettii);グラミネウス(Gramineus);グラミネウス「モンストリスピラリス」(gramineus 'Monstrispiralis');ヒンヅィイ(Hindsii);フミリス(Humilis);フミリス「アルボウァリエガトゥス」(humilis 'Albovariegatus';フミリス「ウァリエガトゥス」(humilis 'Variegatus');ジューシェネンシス(Juxianensis);コヅマエ(Kodzumae);コンゴサネンシス(Kongosanensis);コンゴサネンシス「アキベンシス」(kongosanensis 'Akibensis');コンゴサネンシス「アウレオストリアトゥス」(kongosanensis 'Aureostriatus');リネアリス(Linearis);リネアリス「ナナ」(linearis 'Nana');ナガシマ(Nagashima);オレオスス(Oleosus);ピグマエウス(Pygmaeus);ピグマエウス「グリーンストライプ」(pygmaeus 'Greenstripe');ピグマエウス「ラモシッシムス」(pygmaeus 'Ramosissimus');シブヤヌス「ツボイ」(shibuyanus 'Tsuboi');シモニイ(Simonii);シモニイ「ウァリエガトゥス」(simonii 'Variegatus');ウィリディストリアトゥス(Viridistriatus);ウィリディストリアトゥス「クリソフィルス」(viridistriatus 'Chrysophyllus');及びクセストロフィルス(Xestrophyllus)
ヤダケ属(Pseudosasa):アマビリス(Amabilis);カントリ(Cantori);グァンシェネンシス(Guanxianensis);ヤポニカ(Japonica);ヤポニカ「アケボノ」(japonica 'Akebono');ヤポニカ「アケボノスジ」(japonica 'Akebono−suji');ヤポニカ「プレイオブラストイデス」(japonica 'Pleioblastoides');ヤポニカ「ツツミアナ」(japonica 'Tsutsumiana');ヤポニカ「ウァリエガタ」(japonica 'Variegata');ロンギリグラ(Longiligula);オワタリイ(Owatarii);ウサワイ(Usawai);及びウィリドゥラ(Viridula)
ラッディア属(Raddia):ブラジリエンシス(Brasiliensis);及びディスティコフィラ(Distichophylla)
リピドクラドゥム属(Rhipidocladum):ピッティエリ(Pittieri);及びラケミフロルム(Racemiflorum)
サロカラムス属(Sarocalamus):ファベリ(Faberi);及びファンギアヌス(Fangianus)
ササ属(Sasa):ケルヌア(Cernua);グラキリマ(Gracillima);ハヤテ(Hayatae);カガミアナ(Kagamiana);カガミアナ・エスエスピー・ヨシノイ(kagamiana ssp. Yoshinoi);クリレンシス(Kurilensis);クリレンシス「シモフリ」(kurilensis 'Shimofuri');メガロフィラ(Megalophylla);ナギモンタナ(Nagimontana);ニッポニカ(ホルト)(nipponica (hort.));オシデンシス(Oshidensis);パルマタ(Palmata);セナネンシス(Senanensis);シミヅアナ(Shimidzuana);エスピー・ツボイアナ(sp. Tsuboiana);及びベイチイ(Veitchii)
アズマザサ属(Sasaella):ビチュエンシス(Bitchuensis);ヒダエンシス「ムライイ」(hidaensis 'muraii');マサムネアナ(Masamuneana);マサムネアナ「アルボストリアタ」(masamuneana 'Albostriata');マサムネアナ「アウレオストリアタ」(masamuneana 'Aureostriata');ラモサ(Ramosa);ササキアナ(Sasakiana);及びシオバレンシス(Shiobarensis)
スズダケ属(Sasamorpha):ボレアリス(Borealis)
シゾスタキウム属(Schizostachyum):ブラキクラドゥム(Brachycladum);ブラキクラドゥム「バリ・クニン」(brachycladum 'Bali Kuning');カウダトゥム(Caudatum);グラウキフォリウム(Glaucifolium);ヤクランス(Jaculans);リマ(Lima);及びエスピー「マレー・アイランド」(sp. 'Murray Island')
ナリヒラダケ属(Semiarundinaria):ファストゥオサ(Fastuosa);ファストゥオサ「ウィリディス」(fastuosa 'Viridis');フォルティス(Fortis);カガミアナ(Kagamiana);ルブリカ(Lubrica);マキノイ(Makinoi);オクボイ(Okuboi);エスピー・マルヤマナ(sp. Maruyamana);エスピー「コレア」(sp. 'Korea');ヤシャダケ(Yashadake);ヤシャダケ「キンメイ」(yashadake 'Kimmel');及びヤシャダケ「キンメイ・インベルサ」(yashadake 'kimmei inversa')
オカメザサ属(Shibataea):チャイネンシス(Chinensis);クマサカ(Kumasaca);クマサカ「アルボストリアタ」(kumasaca 'Albostriata');クマサカ「アウレオストリアタ」(kumasaca 'Aureostriata');ランキフォリア(Lancifolia);及びナンピンゲンシス(Nanpingensis)
トウチク属(Sinobambusa):ギガンテア(Gigantea);インテルメディア(Intermedia);トオチク(Tootsik);及びトオチク「アルボストリアタ」(tootsik 'Albostriata')
タムノカラムス属(Thamnocalamus):アリスタトゥス「アリスタトゥス・ホルト・ユーエス」(aristatus 'Aristatus hort. US');クラッシノドゥス(Crassinodus);クラッシノドゥス「キュー・ビューティー」(crassinodus 'Kew Beauty');クラッシノドゥス「メンドシノ」(crassinodus 'Mendocino');クラッシノドゥス「マーリン」(crassinodus 'Merlyn');ネパレンシス「ニャラム」(nepalensis 'Nyalam');スパチフロルス(Spathiflorus);及びテッセラトゥス(Tessellatus)
チルソスタキス属(Thyrsostachys):オリウェリ(Oliveri);及びシアメンシス(Siamensis)
ユシャニア属(Yushania):アルピナ(Alpina);アンケプス(Anceps);アンケプス「ピット・ホワイト」(anceps 'Pitt White');ボリアナ(Boliana);ブレウィパニクラタ(Brevipaniculata);エクシリス(Exilis);マクラタ(Maculata);及びマリング(maling)
特に有用な種は、以下を含む:エドゥリス(Edulis);スカンデンス(Scandens);アルンディナリア・ギガンテア(Arundinaria Gigantea);アルンディナリア・テクタ(Arundinaria Tecta);バンブサ・バルコオア(Bambusa Balcooa);バンブサ・バンボス(Bambusa Bambos);バンブサ・オルダミイ(Bambusa Oldhamii);バンブサ・テクスティリス(Bambusa Textilis);バンブサ・トゥルダ(Bambusa Tulda);バシャニア・ファルゲシイ(Bashania Fargesii);ブラキスタキウム・デンシフロルム(Brachystachyum Densiflorum);チュスクエア・ギガンテア(Chusquea Gigantea);デンドロカラムス・アスパー(Dendrocalamus Asper);デンドロカラムス・ブランディシイ(Dendrocalamus Brandisii);デンドロカラムス・ギガンテウス(Dendrocalamus Giganteus);デンドロカラムス・ハミルトニイ(Dendrocalamus Hamiltonii);デンドロカラムス・ストリクトゥス(Dendrocalamus Strictus);ファルゲシア・デヌダタ(Fargesia Denudata);ファルゲシア・ドラコケファラ「ルファ」(Fargesia dracocephala 'Rufa');ファルゲシア・ミュリエリエ(Fargesia Murieliae);ファルゲシア・ニティダ(Fargesia Nitida);ファルゲシア・ロブスタ(Fargesia Robusta);ファルゲシア・ロブスタ「ウォロン」(Fargesia robusta 'Wolong');ファルゲシア・エスピー「スカブリダ」(Fargesia sp. 'Scabrida');グアドゥア・アンプレクシフォリア(Guadua Amplexifolia);グアドゥア・パニクラタ(Guadua paniculata);ヒマラヤカラムス・ファルコネリ(Himalayacalamus Falconeri);インドカラムス・テッセラトゥス(Indocalamus Tessellatus);オクランドラ・ストリドゥラ(Ochlandra stridula);オタテア・アクミナタ・エスエスピー・アステコルム(Otatea acuminate ssp. Aztecorum);フィロスタキス・アトロウァギナタ(Phyllostachys Atrovaginata);Phyllostachys Aurea;フィロスタキス・バンブソイデス(Phyllostachys bambusoides);フィロスタキス・ビッセティイ(Phyllostachys Bissetii);フィロスタキス・エドゥリス(Phyllostachys Edulis);フィロスタキス・エドゥリス「ヘテロシクラ」(Phyllostachys edulis 'Heterocycla');フィロスタキス・グラウカ(Phyllostachys Glauca);フィロスタキス・イリデセンス(Phyllostachys Iridescens);フィロスタキス・クワンシエンシス(Phyllostachys Kwangsiensis);フィロスタキス・ニドゥラリア(Phyllostachys Nidularia);フィロスタキス・ニグラ(Phyllostachys nigra);フィロスタキス・ニグラ「ヘノン」(Phyllostachys nigra 'Henon');フィロスタキス・ヌダ(Phyllostachys Nuda);フィロスタキス・パルウィオフォリア(Phyllostachys Parvifolia);フィロスタキス・プレコクス(Phyllostachys Praecox);フィロスタキス・プロピンクア(Phyllostachys Propinqua);フィロスタキス・ウィリディス(Phyllostachys Viridis);フィロスタキス・ウィウァクス(Phyllostachys vivax);プレイオブラストゥス・ディスティクス(Pleioblastus Distichus);プレイオブラストゥス・フォルトゥネイ(Pleioblastus fortunei);プレイオブラストゥス・リネアリス(Pleioblastus Linearis);シュードササ・ヤポニカ(Pseudosasa japonica);ササ・クリレンシス(Sasa Kurilensis);ササ・ベイチイ(Sasa Veitchii);ササエラ・マサムネアナ(Sasaella Masamuneana);ササモルファ・ボレアリス(Sasamorpha Borealis);シゾスタキウム・ブラキクラドゥム(Schizostachyum Brachycladum);シゾスタキウム・ブラキクラドゥム「バリ・クニング」(Schizostachyum brachycladum 'Bali Kuning');シゾスタキウム・カウダトゥム(Schizostachyum Caudatum);シゾスタキウム・グラウキフォリウム(Schizostachyum Glaucifolium);シゾスタキウム・ヤクランス(Schizostachyum Jaculans);シゾスタキウム・リマ(Schizostachyum Lima);シゾスタキウム・エスピー「マレー・アイランド」(Schizostachyum sp. 'Murray Island');セミアルンディナリア・ファストゥオサ(Semiarundinaria fastuosa);セミアルンディナリア・ヤシャダケ(Semiarundinaria Yashadake);シバタエア・クマサカ(Shibataea Kumasaca);シノバンブサ・ギガンテア(Sinobambusa Gigantea);タムノカラムス・クラッシノデュス(Thamnocalamus crassinodus);タムノカラムス・テッセラトゥス(Thamnocalamus Tessellatus);ユシャニア・アルピナ(Yushania Alpina);及びユシャニア・マリング(Yushania maling)。
当業者が理解するとおり、多くのタケ種が異なる慣用名を有する。従って、以下の述語及び用語の比較を提供する。
Figure 2013519393
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本明細書に記載され、及び開示される培地、システム及び方法を用いることにより、当業者はタケの周期的組織培養(rolling tissue culture)を達成することが可能である。本明細書で使用されるとき、「周期的組織培養」は、シュートの分離及び増殖を続けることで増殖過程を実質的に無制限に続け得ることを意味する。一実施形態では、1つのシュートが試験管に入れられ、そのシュートが増殖して多数のさらなるシュートになる。増殖後、各シュート又は一部のシュートが分離され、各々がさらなる増殖のため後続の試験管に入れられる。このプロセスを続行する一方で、様々な時点において一部又は全てのシュートを増殖過程から取り出し、エクスビトロ条件に移行させることができる。無制限に続けるとは、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45日等の増殖サイクルを、新しい外植片に着手することなく、少なくとも1ヶ月間、少なくとも3ヶ月間、少なくとも6ヶ月間、少なくとも9ヶ月間、少なくとも12ヶ月間、少なくとも15ヶ月間、少なくとも18ヶ月間、少なくとも21ヶ月間、少なくとも24ヶ月間又は少なくとも36ヶ月間にわたり繰り返し得ることを意味する。増殖サイクル日数の詳細な範囲には、10〜120日;10〜100日;10〜80日;10〜60日;10〜42日;10〜40日;10〜20日;14〜120日;14〜90日;14〜70日;14〜50;14〜42日;14〜30日;14〜21日;12〜42日;20〜60日;10〜15日;14〜20日;14〜18日等が含まれる。
これらの培地、システム及び方法は、様々なキットにパッケージされ、及び/又は記載され得る。キットは、限定なしに、(1)1つ以上の培地;及び(2)1つ以上のタケ種からの1つ以上の外植片のうちの1つ以上をパッケージ又は容器に含むことができる。特定の非限定的な実施形態では、培地は、b−9−i培地、b−9−ii培地、b−9−iii培地、b−9−iv培地、b−9−v培地、CW2−i培地、CW2−ii培地、CW2−iii培地、CW2−iv培地、CW2−v培地、b−10−i培地、b−10−ii培地、b−10−iii培地、b−10−iv培地、b−10−v培地、b−11−i培地、b−11−ii培地、b−11−iii培地、b−11−iv培地、b−11−v培地、b−12c−i培地、b−12c−ii培地、b−12c−iii培地、b−12c−iv培地、b−12c−v培地、b−1−i培地、b−1−ii培地、b−1−iii培地、b−1−iv培地、b−1−v培地、b−4−i培地、b−4−ii培地、b−4−iii培地、b−4−iv培地、b−4−v培地、b−6−i培地、b−6−ii培地、b−6−iii培地、b−6−iv培地、b−6−v培地、CW1−i培地、CW1−ii培地、CW1−iii培地、CW1−iv培地、CW1−v培地、CW3−i培地、CW3−ii培地、CW3−iii培地、CW3−iv培地、CW3−v培地、CW4−i培地、CW4−ii培地、CW4−iii培地、CW4−iv培地、CW4−v培地、CW5−i培地、CW5−ii培地、CW5−iii培地、CW5−iv培地、CW5−v培地、CW6−i培地、CW6−ii培地、CW6−iii培地、CW6−iv培地、CW6−v培地、Br−2−i培地、Br−2−ii培地、Br−2−iii培地、Br−2−iv培地、Ech−i培地、Ech−ii培地、Ech−iii培地、Ech−iv、Amel−i培地、Amel−ii培地、Amel−iii培地、Amel−iv培地又はAmel−vであり得る。別の実施形態では、キットは、限定なしに、試験管、ジャー、箱又はジャグを含めた、組織培養法用の1つ以上の容器を含み得る。別の実施形態では、キットは、タケの組織培養についての説明書を含み得る。別の実施形態では、キットは前述の組み合わせを含む。様々なキットの成分が同じ又は異なる容器に存在してもよい。加えて、キットが供給されるとき、異なる培地成分が別個の容器にパッケージされ、使用直前に混合されてもよい。このように成分を別々にパッケージすることで、活性成分の機能を失うことなく長期保管することが可能となり得る。或いは、培地は予め混合されて提供されてもよい。
キットに含まれる成分は、種々の成分の寿命が維持され、且つ容器の材料によって吸収されたり、又は変質したりすることのない任意の種類の容器に提供され得る。例えば、密閉型ガラスアンプルが、中性の非反応性気体下、例えば窒素下でパッケージされた成分を収容してもよい。アンプルは、任意の好適な材料、例えば、ガラス、有機ポリマー、例えばポリカーボネート、ポリスチレン等、セラミック、金属又は同様の成分を保持するために典型的に用いられる任意の他の材料からなり得る。好適な容器の他の例には、アンプルと同様の物質で作製されてもよい単純なボトル、及びアルミニウム箔又は合金箔などで内張りされた内面を含んでもよい封筒が含まれる。他の容器としては、試験管、バイアル、フラスコ、ボトル、シリンジなどが含まれる。穿刺可能な栓を有するボトルなど、容器は滅菌アクセスポートを有し得る。他の容器は2つの区画を有してもよく、それらの区画は容易に取り外し可能な膜によって分離されており、取り外すと成分の混合が可能となる。取り外し可能な膜はガラス、プラスチック、ゴム等であってよい。
記載したとおり、キットには説明資料が提供され得る。説明書は紙若しくは他の被印刷基材に印刷されてもよく、及び/又は電子的可読媒体、例えば、フロッピーディスク、CD−ROM、DVD−ROM、ジップディスク、ビデオテープ、オーディオテープ等として供給されてもよい。詳細な説明はキットと物理的に関連付けられなくてもよく;その代わりに、使用者がキットの製造者又は販売業者により指定されるインターネットウェブサイトに誘導されても、又は電子メールとして供給されてもよい。
開示される実施形態の一つの利点は、この方法が、これまで用いられた方法と比べてロバスト性が高く、先行技術の方法を使用して作製される植物が必要とする特定の処理が不要な植物体を作り出すことである。例えば、本明細書に開示される方法は、植物体の出発に種子又は花序の使用が不要であり;病害を受けた出発植物(てんぐ巣病又は小葉病の症状を呈するものなど)の選別が不要であり;体細胞不定胚形成の使用が不要であり、及び擬似小穂(pseudospiklet)を利用しない。この作製された植物は、組織培養後の栽培を成功させるために鉢に直接潅水する必要はなく、樹上潅水でも強さを維持し、且つ温室又は他の生育条件に移すまで光量又は湿度条件を頻回に調整する必要がない。従来方法に優るこれらの改良点は、作製される植物の健康並びに生育及び処理の効率性に関する追加的な利点もさらに提供する。
本開示に包含される非限定的な実施形態は、以下を含む(第1段階、第2段階、第3段階等、培地は本明細書中の他の箇所に定義される):
I.以下の種:アルンディナリア・ギガンテア(Arundinaria gigantea);バンブサ・バルコア(Bambusa balcoa);バンブサ・ウルガリス(Bambusa vulgaris);バンブサ・ウルガリス「ビタッタ」(Bambusa vulgaris 'Vitatta');バンブサ・オルダミイ(Bambusa Oldhamii);バンブサ・トゥルダ(Bambusa tulda);デンドロカラムス・ブランディシイ(endrocalamus brandesii);デンドロカラムス・アスパー(Dendrocalamus Asper);デンドロカラムス・ハミルトニイ(Dendrocalamus hamiltoni);デンドロカラムス・ギガンテウス(Dendrocalamus giganteus);デンドロカラムス・メンブラナケウス(Dendrocalamus membranaceus);デンドロカラムス・ストリクトゥス(Dendrocalamus strictus);ギガントクロア・アスペラ(Gigantochloa aspera);ギガントクロア・スコルテキニイ(Gigantochloa scortechini);グアドゥア・アクレアタ(Guadua culeata);グアドゥア・アクレアタ「ニカラグア」(uadua aculeata 'Nicaragua');グアドゥア・アンプレクシフォリア(Guadua amplexifolia);グアドゥア・アングスティフォリア(Guadua Angustifolia);グアドゥア・アングスティフォリア・バイカラー(Guadua angustofolia bi-color);グアドゥア・パニクラタ(Guadua paniculata);メロカンナ・バンブソイデス(Melocanna bambusoides);ネオホウゼアウア・デュロオア(eohouzeaua dullooa)(テイノスタキウム属(Teinostachyum));オクランドラ・トラウァンコリカ(Ochlandra travancorica);フィロスタキス・エドゥリス「モソ」(Phyllostachys edulis 'Moso');フィロスタキス・ニグラ(Phyllostachys nigra);フィロスタキス・ニグラ「ヘノン」(Phyllostachys nigra 'Henon');シゾスタキウム・ルマンパオ(Schizostachyum lumampao)。
II.第1段階培地:培地b−12−c−v培地又はb−10−v培地;
III.第2段階培地:CW1−v培地;CW2−v培地;CW3−v培地;CW4−v培地;CW5−v培地;又はCW6−v培地、10〜120日サイクル用;及び
IV.第3段階培地:Br−2−v培地;Ech−v培地又はAmel−v培地。
より詳細には、以下の実施形態を使用することができる(第1段階、第2段階、第3段階等、培地は本明細書中の他の箇所に定義される):
樹齢3ヶ月〜3年のタケ植物体から出発し、側枝によって葉鞘が破られたばかりの茎の節を外植片として使用することができる。各節部分は、無傷のシュートで3〜5ミリメートル切片に切ることができる。外側葉鞘を剥がし取って廃棄し、残りの節部分片を、0.6%塩酸ナトリウムの最終濃度の10%漂白剤溶液に入れることができる。漂白剤溶液中の外植片を、Lab Rotators、可変速、Barnstead/Lab lineオービタルシェーカー(モデル番号KS 260)振盪台に6〜9毎分回転数で1時間置くことができる。次に外植片を0.06%塩酸ナトリウムの最終濃度の1%漂白剤溶液に入れ、振盪台に戻して30分間置くことができる。次にこの1%漂白剤溶液の工程を繰り返すことができる。
次に個々の外植片を試験管内の第1段階培地(15〜25mL)に置くことができ、それらの試験管を、65°F〜70°Fの温度及び200〜500フートキャンドルの全波長域光照度の制御された清浄なグロースチャンバーに置くことができる。最初の第1段階培地は、pH5.7のb−12c−ivであってよい。次に外植片を、10〜120日毎に(通常は21日毎に)新鮮なb−12c−iv培地に移すことができ、汚染試験管は廃棄する。汚染試験管は、寒天の細菌による変色又は目に見える表面汚染により特定することができる。これらの外植片はb−12c−iv培地に3〜4回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり維持することができる。次に3回目のサイクルの後、増殖が起こっていれば、外植片を培地から取り出すことができる。増殖が起こっていない、又は有効な程度まで起こっていない場合、外植片は4回目のサイクルのため培地に残すことができる。
次に生きているシュートをpH5.7のb−9、CW1、CW2、CW3、CW4、CW5、CW6又はb−6などの第2段階培地に移すことができる。培養物は、新しい試験管への分離及びさらなる展開によって所望数のシュートが得られるまで、この第2段階培地に維持することができる。概して、時間の範囲としては数回の10〜120日サイクル(通常は14〜21日サイクル)が含まれ、サイクルの合間に培養物は、第2段階培地でさらに1回増殖ラウンドを受けるように割り当てられるか、又はさらなる増殖のため第3段階培地、例えばpH5.7のb−10−iv又はb−11−ivに移行される。1回の増殖サイクルにつき試験管当たり1〜10のシュートを得ることができる。
増殖過程から取り出した後、シュートは、第3段階又は第4段階培地が入った小型の組織培養箱(「マジェンタボックス」として知られる)に10〜120日間(通常は14〜21日間)、この例ではpH5.7のBR−2に10〜120日間(通常は14〜21日間)又はpH5.7のAmelに10〜120日間(通常は14〜21日間)移すことができる。
以下の手順もまた用いることができる(第1段階、第2段階、第3段階等、培地は本明細書中の他の箇所に定義される):
樹齢3ヶ月〜3年のタケ植物体から出発し、側枝によって葉鞘が破られたばかりの茎の節を外植片として使用することができる。各節部分は、無傷のシュートで3〜5ミリメートル切片に切ることができる。1年以上の茎から取った外植片を含め、一部の外植片は、70%イソプロピルアルコールのジャーで3秒間振盪して予備的に水洗し、続いて水道水の流水下で1分間水洗することができる。他の外植片は予備水洗を行わない。
外側葉鞘を剥がし取って廃棄し、残りの節部分片を10%漂白剤溶液に入れることができる。漂白剤溶液中の外植片を、Lab Rotators、可変速、Barnstead/Lab lineオービタルシェーカー(モデル番号KS 260)振盪台に6〜9毎分回転数で1時間置くことができる。1年以上の茎から取ったものを含め、一部の移植片については、数滴のツイーン20(Tween 20)を10%漂白剤溶液に添加すること、及び外植片を1時間でなく45分間にわたり浸漬することにより、この工程を修正することができる。次に外植片を1%漂白剤溶液に入れ、振盪台に戻して30分間置くことができる。この1%漂白剤溶液の工程は繰り返すことができる。
次に個々の外植片を試験管内の第1段階培地(15〜25mL)に置き、それらの試験管を、65°F〜70°Fの温度及び200〜500フートキャンドルの全波長域光照度の制御された清浄なグロースチャンバーに置くことができる。第1段階培地は、pH5.7のb−12c−ivであってよい。外植片を、10〜120日毎に(通常は21日毎に)新鮮なb−12c−iv培地に移すことができ、汚染試験管は廃棄する。これらの外植片はb−12c−iv培地に2回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり維持することができる。サイクルの合間に余分な葉鞘を取り除くことができる。3回目のサイクルに移る時点で、外植片を第2段階培地、この実施例では、上記に提供する5.5g/Lではなく7g/Lのカラギーナンを補充したb−12−cに移行させることができる。3回目のサイクルの後、外植片を清浄にすることができる。外植片は、上記に提供する5.5g/Lではなく7g/Lのカラギーナンを補充したb−12−cに、複数のシュートが観察されるまで10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり維持することができる。複数のシュートの観察は3〜15ヶ月以内に起こり得る。
外植片が複数のシュートを発現すると、外植片はその第2段階培地に保持されるか、又は第3段階培地に移されるかのいずれかとなり得る。非限定的な第3段階培地には、pH5.7のb−9培地、CW1培地、CW2培地、CW3培地、CW4培地、CW5培地、CW6培地又はb−6培地が含まれる。培養物は、新しい試験管への分離及びさらなる展開によって所望数のシュートが得られるまで、第2段階又は第3段階培地に維持することができる。概して、時間の範囲としては、10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)が含まれ、サイクルの合間に培養物は、さらに1回増殖ラウンドを受けるように割り当てられるか、又は「マジェンタボックス」においてpH5.7のBR−2培地に10〜120日間(通常は21日間)若しくはpH5.7のAmel培地に10〜120日間(通常は14〜21日間)など、第3段階若しくは第4段階培地に移行され得る。
さらにより詳細な非限定的実施形態では、以下の種を以下の培地において、前段落[000137]〜[000145]に記載した手順に従い、通常はpH5.5〜5.7の第2段階培地としてマイクロプロパゲーションで繁殖させることができる:
アルンディナリア・ギガンテア(Arundinaria gigantea):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
バンブサ・バルコア(Bambusa balcoa):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
バンブサ・ウルガリス(Bambusa vulgaris):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
バンブサ・ウルガリス「ビタッタ」(Bambusa vulgaris 'Vitatta'):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
バンブサ・オルダミイ(Bambusa Oldhamii):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
バンブサ・トゥルダ(Bambusa tulda):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
デンドロカラムス・ブランディシイ(Dendrocalamus brandesii):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
デンドロカラムス・アスパー(Dendrocalamus Asper):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6v;
デンドロカラムス・ハミルトニイ(Dendrocalamus hamiltoni):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
デンドロカラムス・ギガンテウス(Dendrocalamus giganteus):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
デンドロカラムス・メンブラナケウス(Dendrocalamus membranaceus):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
デンドロカラムス・ストリクトゥス(Dendrocalamus strictus):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
ギガントクロア・アスペラ(Gigantochloa aspera):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
ギガントクロア・スコルテキニイ(Gigantochloa scortechini):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
グアドゥア・アクレアタ(Guadua culeata):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
グアドゥア・アクレアタ「ニカラグア」(Guadua aculeata 'Nicaragua'):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
グアドゥア・アンプレクシフォリア(Guadua amplexifolia):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
グアドゥア・アングスティフォリア(Guadua Angustifolia):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
グアドゥア・アングスティフォリア・バイカラー(Guadua angustofolia bi-color):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
グアドゥア・パニクラタ(Guadua paniculata):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
メロカンナ・バンブソイデス(Melocanna bambusoides):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
ネオホウゼアウア・デュロオア(Neohouzeaua dullooa)(テイノスタキウム属(Teinostachyum)):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
オクランドラ・トラウァンコリカ(Ochlandra travancorica):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
フィロスタキス・エドゥリス「モソ」(Phyllostachys edulis 'Moso'):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
フィロスタキス・ニグラ(Phyllostachys nigra):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
フィロスタキス・ニグラ「ヘノン」(Phyllostachys nigra 'Henon'):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v;
シゾスタキウム・ルマンパオ(Schizostachyum lumampao):b−9−v、CW1−v、CW3−v、CW4−v、CW5−v又はCW6−v。
先述のとおり、本明細書に開示される方法によって作製されるタケには多くの用途がある。他の箇所に記載するそれらの用途に加えて、又はその補足として、本明細書に開示される培地、システム及び方法により作製されるタケの用途及びそれから作られる製品の非限定的な例には、以下が含まれる:
例示的な紙の種類:上質紙;用紙;中性紙;A4紙;厚紙;ボンド紙;書籍用紙;ブリストル紙;カーボンレス紙;カタログ用紙;アート紙;上表紙;両用ボンド紙;転写紙;イングリッシュフィニッシュ紙(English Finish);同等紙;ファインペーパー;上質紙;長紙目用紙;短紙目用紙;更紙;クラフト紙;軽量紙;新聞用紙;出版用紙;ぼろ紙;再生紙;荷札用紙;非コート紙;バージン紙;吸取り紙;酸性紙;アルバム用紙;アルブミン紙;アルカリ性紙;紙幣用紙;ティッシュペーパー;トイレットペーパー;タオル用紙;フラッフ;カード用紙;ワンタイムカーボン(OTC)紙;光学的文字読取り(OCR)用紙;薄葉オーバーレイ紙;及びナプキン。
例示的なパルプの種類:風乾パルプ;アルファパルプ;竹パルプ;亜硫酸水素塩パルプ;亜硫酸パルプ;晒パルプ;化学セルロース(溶解)パルプ;フラッフパルプ;飼料パルプ;フリーパルプ;全晒パルプ;硬質パルプ;高αセルロースパルプ;砕木パルプ;熱砕木パルプ;麻パルプ;結束パルプ;クラフトパルプ;長繊維パルプ;ベールパルプ;圧延パルプ;マーケットパルプ;非木材パルプ;ボードパルプ;加圧砕木パルプ;ぼろパルプ;回収パルプ;強化パルプ;再生パルプ;セミアルカリパルプ;半晒パルプ;セミケミカルパルプ;短繊維パルプ;ソーダパルプ;特殊パルプ;硫酸塩パルプ;熱化学的パルプ;未晒パルプ;ビスコース;及び木材パルプ。
厚紙/容器:段ボール用ライナ;段ボール原紙;ボール紙;使用済み段ボール箱(OCC);及び板紙。
木材:構造用木製パネル(構造用合板;配向性ストランドボード;構造用複合パネルを含む);集成材;構造用複合ランバー(単板積層材;パラレルストランドランバー;配向性ストランドランバーを含む);組立木製I型根太;床用根太;枕木;床張り材;及び複合材(自動車;航空;音楽関連を含む)。
織物:原料;フィラメント糸;編地;編物製品;小幅織布;不織布;紡績糸;織布;ビスコースレーヨン;詰綿;繰綿繊維;及び布地。
織物製品:衣料;タオル;シーツ/寝具;枕;カーテン
食品原料:タケノコ;並びに動物及び人間の食用となる任意の直接的な産物又は副産物。
消費財:動物用飼料;カーペット;電球;家庭用掃除用品;箸及びつまようじ;掃除用ほうき;自転車;車椅子;釣竿;ビール;蒸留酒;医薬品;化粧品;石鹸/シャンプー;台所用品;工芸品;家具;栄養補助食品;紙コップ;紙皿;及びおむつ。
エネルギー及びバイオエネルギー:木炭;断熱材;供給原料;及びバイオマス。
以下の非限定的な例を提供する。いずれの例においても、エクスビトロ条件への移行を支持するタイムオン(time on)培地は、空気透過性容器又は空気不透過性容器内にあってよい。記載される培地は、特に液体と注記されない限り、上記に提供されるその固体形態で利用される。
実施例1.フィロスタキス・ビセッティ(Phyllostachys bissetti)
樹齢3ヶ月〜3年のタケ植物体から出発し、側枝によって葉鞘が破られたばかりの茎の節を外植片として使用した。各節部分を、無傷のシュートで3〜5ミリメートル切片に切った。外側葉鞘を剥がし取って廃棄し、残りの節部分片を、0.6%塩酸ナトリウムの最終濃度の10%漂白剤溶液に入れた。漂白剤溶液中の外植片を、Lab Rotators、可変速、Barnstead/Lab lineオービタルシェーカー(モデル番号KS 260)振盪台に6〜9毎分回転数で1時間置いた。次に外植片を0.06%塩酸ナトリウムの最終濃度の1%漂白剤溶液に入れ、振盪台に戻して30分間置いた。次にこの1%漂白剤溶液の工程を繰り返した。
次に個々の外植片を試験管内の第1段階培地(15〜25mL)に置き、それらの試験管を、65°F〜70°Fの温度及び200〜500フートキャンドルの全波長域光照度の制御された清浄なグロースチャンバーに置いた。この例において最初の第1段階培地は、pH5.7のb−12c−ivであった。外植片を10〜120日毎に(通常は21日毎に)新鮮なb−12c−iv培地に移し、汚染試験管は廃棄した。汚染試験管は、寒天の細菌による変色又は目に見える表面汚染により特定した。これらの外植片を、b−12c−iv培地に3〜4回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり維持した。3回目のサイクルの後、増殖が起こっていれば、外植片を培地から取り出した。増殖が起こっていない、又は有効な程度まで起こっていない場合、外植片は4回目のサイクルのため培地に残した。
次に生きているシュートを第2段階培地、この実施例ではpH5.7のb−9−ivに移した。培養物は、新しい試験管への分離及びさらなる展開によって所望数のシュートが得られるまで、b−9−iv培地に維持した。概して、時間の範囲としては数回の10〜120日サイクル(通常は14〜21日サイクル)が含まれ、サイクルの合間に培養物は、第2段階培地でさらに1回増殖ラウンドを受けるように割り当てるか、又はさらなる増殖のため第3段階培地、この実施例ではpH5.7のb−10−ivに移行した。1回の増殖サイクルにつき試験管当たり1〜10のシュートが得られた。
増殖過程から取り出した後、シュートを、第3段階又は第4段階培地が入った小型の組織培養箱(「マジェンタボックス」として知られる)に10〜120日間(通常は14〜21日間)、この例ではpH5.7のBR−2−ivに10〜120日間(通常は14〜21日間)移した。
実施例2.ファルゲシア・デヌダタ(Fargesia denudata)
ファルゲシア・デヌダタ(Fargeria denudata)の例において、実施例1にあるとおり外植片を選択し、消毒した。
次に外植片を第1段階培地、この実施例ではb−12c−iv(液体;30〜40mL)が入ったジャーに、ジャーの使用を除いては実施例1に記載されるとおりに移した。3回目のサイクルの後、増殖が起こっていれば、外植片を培地から取り出した。増殖が起こっていない、又は有効な程度まで起こっていない場合、外植片は4回目のサイクルのため培地に残した。汚染試験管は廃棄した。
次に培養物を、6〜9毎分回転数を提供する回転棚上にあるジャー内の第2段階培地、この実施例ではb−11−iv(液体)に移した。培養物は、新しいジャーへの分離及びさらなる展開によって所望数のシュートが得られるまで、数回の10〜120日サイクル(通常は14日サイクル)わたりpH5.7のb−11−iv培地に放置した。1回の増殖サイクルにつきジャー当たり1〜15のシュートが得られた。次にシュートを、pH6の第3段階培地、この実施例ではEch−ivに10〜120日間(通常は14〜21日間)置いた。
実施例3.プレイオブラストゥス・フォルトゥネイ(Pleioblastus fortunei)
プレイオブラストゥス・フォルトゥネイ(Pleioblastus fortunei)の例において、実施例1にあるとおり外植片を選択し、消毒した。次に外植片を、同様に実施例1に記載されるとおり、第1段階培地、この実施例ではb−12c−ivが入った試験管に移した。次にシュートをマジェンタボックス内の第2段階培地、この実施例ではb9−iv(40〜50mL)に移した。これらのシュートは、新しい箱への分離及びさらなる展開によって所望数のシュートが得られるまで、数回の10〜120日サイクル(通常は14日サイクル)わたりb−9−iv培地に放置した。1回の増殖サイクルにつき箱当たり1〜20のシュートが得られた。次にシュートを第3段階培地、この実施例ではBR−2−ivに10〜120日間(通常は14〜21日間)置いた。
実施例4.ササ・ベイチイ(Sasa Veitchii)
ササ・ベイチイ(Sasa Veitchii)の例において、実施例1にあるとおり外植片を選択し、消毒した。
次に外植片を、同様に実施例1に記載されるとおり、第1段階培地、この実施例ではb−12c−ivが入った試験管に移した。次にシュートを、新しい試験管への分離及びさらなる展開によって所望数のシュートが得られるまで、数回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり第2段階培地、この実施例ではpH5.5のb−1−ivに移した。1回の増殖サイクルにつき試験管当たり1〜10のシュートが得られた。次にシュートを第3段階培地、この実施例ではpH5.7のBr−2−ivに14〜21日間置いた。
実施例5.プレイオブラストゥス・ウィリディストリアトゥス(Pleioblastus viridistriatus)及びタムノカラムス・クラッシノデュス(Thamnocalamus crassinodus)
プレイオブラストゥス・ウィリディストリアトゥス(Pleioblastus viridistriatus)及びタムノカラムス・クラッシノデュス(Thamnocalamus crassinodus)の例において、実施例1にあるとおり外植片を選択し、消毒した。次に外植片を、同様に実施例1に記載されるとおり、第1段階培地、この実施例ではb−12c−ivが入った試験管に移した。次にシュートを、新しい試験管への分離及びさらなる展開によって所望数のシュートが得られるまで、数回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり第2段階培地、この実施例ではpH5.5のb−4−ivに移した。1回の増殖サイクルにつき試験管当たり1〜10のシュートが得られた。次にシュートを第3段階培地、この実施例ではpH5.7のBr−2−ivに10〜120日間(通常は14〜21日間)置いた。
実施例6.チュスクエア・クレオ「カーナ・プリエータ」(Chusquea Culeo "Cana Prieta")
チュスクエア・クレオ「カーナ・プリエータ」(Chusquea Culeo "Cana Prieta")の例において、実施例1にあるとおり外植片を選択し、消毒した。次に外植片を、同様に実施例1に記載されるとおり、第1段階培地、この実施例ではb−12c−iv培地が入った試験管に移した。次にシュートを、新しい試験管への分離及びさらなる展開によって所望数のシュートが得られるまで、数回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり第2段階培地、この実施例ではpH5.5のb−9−ivに移した。1回の増殖サイクルにつき試験管当たり1〜10のシュートが得られた。次にシュートを第3段階培地、この実施例ではpH5.7のAmel−ivに10〜120日間(通常は14〜21日間)置いた。
実施例7.バンブサ・オルド・ハミイ(Bambusa Old Hamii)
バンブサ・オルド・ハミイ(Bambusa Old amii)の例において、実施例1にあるとおり外植片を選択し、消毒した。次に外植片を、第1段階培地、この実施例ではb−10−iv(40〜50mL)が入った箱に、箱に替えたことを除いては同様に実施例1に記載されるとおり移した。シュートを、新しい箱への分離及びさらなる展開によって所望数のシュートが得られるまで、数回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたりb−10−iv培地に保持した。1回の増殖サイクルにつき箱当たり1〜20のシュートが得られた。次にシュートを第2段階培地、この実施例ではpH5.7のAmel−ivに10〜120日間(通常は14〜21日間)置いた。
実施例8.フィロスタキス・エドゥリス「モソ」(Phyllostachys edulis "Moso")、フィロスタキス・アトロウァギナタ(Phyllostachys Atrovaginata)及びデンドロカラムス・アスパー(Dendrocalamus Asper)
フィロスタキス・エドゥリス「モソ」(Phyllostachys edulis "Moso")、フィロスタキス・アトロウァギナタ(Phyllostachys Atrovaginata)及びデンドロカラムス・アスパー(Dendrocalamus Asper)の例において、実施例1にあるとおり外植片を選択し、消毒した。次に外植片を、同様に実施例1に記載されるとおり、第1段階培地、この実施例ではb−12c−ivが入った試験管に移した。次にシュートを、新しい試験管への分離及びさらなる展開によって所望数のシュートが得られるまで、数回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり第2段階培地、この実施例ではpH5.5のb−9−ivに移した。pH5.5のB−6培地もまた使用することができる。1回の増殖サイクルにつき試験管当たり1〜10のシュートが得られた。次にシュートを第3段階培地、この実施例ではpH5.7のAmel−ivに10〜120日間(通常は14〜21日間)置いた。
実施例9.グアドゥア・アングスティフォリア(Guadua Angustifolia)
グアドゥア・アングスティフォリア(Guadua Angustofolia)の例において、実施例1にあるとおり外植片を選択し、消毒した。次に外植片を、同様に実施例1に記載されるとおり、第1段階培地、この実施例ではb−12c−ivが入った試験管に移した。次にシュートを、新しい試験管への分離及びさらなる展開によって所望数のシュートが得られるまで、数回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり第2段階培地、この実施例ではpH5.5のb−10−ivに移した。1回の増殖サイクルにつき試験管当たり1〜10のシュートが得られた。次にシュートを第3段階培地、この実施例ではpH5.7のAmel−ivに10〜120日間(通常は14〜21日間)置いた。
実施例10.フィロスタキス・ビセッティ(Phyllostachys bissetti)−代替手順
樹齢3ヶ月〜3年のタケ植物体から出発し、側枝によって葉鞘が破られたばかりの茎の節を外植片として使用した。各節部分を、無傷のシュートで3〜5ミリメートル切片に切った。1年以上の茎から取った外植片を含め、一部の外植片は、70%イソプロピルアルコールのジャーで3秒間振盪して予備的に水洗し、続いて水道水の流水下で1分間水洗した。他の外植片は予備水洗を行わなかった。
外側葉鞘を剥がし取って廃棄し、残りの節部分片を10%漂白剤溶液に入れた。漂白剤溶液中の外植片を、Lab Rotators、可変速、Barnstead/Lab lineオービタルシェーカー(モデル番号KS 260)振盪台に6〜9毎分回転数で1時間置いた。1年以上の茎から取ったものを含め、一部の移植片については、数滴のツイーン20(Tween 20)を10%漂白剤溶液に添加すること、及び外植片を1時間でなく45分間にわたり浸漬することにより、この工程を修正した。次に外植片を1%漂白剤溶液に入れ、振盪台に戻して30分間置いた。次にこの1%漂白剤溶液の工程を繰り返した。
次に個々の外植片を試験管内の第1段階培地(15〜25mL)に置き、それらの試験管を、65°F〜70°Fの温度及び200〜500フートキャンドルの全波長域光照度の制御された清浄なグロースチャンバーに置いた。この例では、第1段階培地は、pH5.7のb−12c−ivであった。外植片を10〜120日毎に(通常は21日毎に)新鮮なb−12c−iv培地に移し、汚染試験管は廃棄した。これらの外植片は、2回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたりb−12c−iv培地に維持した。サイクルの合間に余分な葉鞘を取り除いた。3回目のサイクルに移る時点で、外植片を第2段階培地、この実施例では、上記に提供する5.5g/Lではなく7g/Lのカラギーナンを補充したb−12−cに移行させた。3回目のサイクルの後、外植片を清浄にした。外植片を、複数のシュートが観察されるまで、7g/Lのカラギーナンを補充したb−12−cに数回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり保った。複数のシュートの観察は3〜15ヶ月以内に起こった。
外植片が複数のシュートを発現したところで、外植片はその第2段階培地に保持するか、又は第3段階培地、この実施例では使用される場合にpH5.7のb−9−ivに移すかのいずれかとした。B−9培地のうちの一つを使用する代わりに、pH5.7のCW1培地を使用することもできる。培養物は、新しい試験管への分離及びさらなる展開によって所望数のシュートが得られるまで、第2段階又は第3段階培地に維持した。概して、時間の範囲としては数回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)が含まれ、サイクルの合間に培養物を、さらに1回増殖ラウンドを受けるように割り当てるか、又は「マジェンタボックス」において10〜120日間(通常は21日間)にわたり第3段階又は第4段階培地、この実施例ではpH5.7のBR−2−ivに移行させた。
実施例11.ファルゲシア・デヌダタ(Fargesia denudata)−代替手順
ファルゲシア・デヌダタ(Fargeria denudata)の例において、実施例10にあるとおり外植片を選択し、消毒した。次に外植片を、第1段階培地、この実施例ではb−12c−iv(液体;30〜40mL)が入ったジャーに、ジャーの使用を除いては実施例10に記載するとおり移した。これらの外植片は、b−12c−iv培地に2回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり維持した。サイクルの合間に余分な葉鞘を取り除いた。3回目のサイクルに移る時点で、外植片を第2段階培地、この実施例では、上記に提供する5.5g/Lではなく7g/Lのカラギーナンを補充したb−12−cに移行させた。3回目のサイクルの後、外植片を清浄にした。外植片を、複数のシュートが観察されるまで、7g/Lのカラギーナンを補充したb−12−cに数回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり保った。複数のシュートの観察は3〜15ヶ月以内に起こった。
外植片が複数のシュートを発現したところで、外植片はその第2段階培地に保持するか、又は6〜9毎分回転数を提供する回転棚上にあるジャー内の第3段階培地、この実施例ではpH5.7のb−11−iv(液体)に移すかのいずれかとした。培養物は、新しいジャーへの分離及びさらなる展開によって所望数のシュートが得られるまで、数回の10〜120日サイクル(通常は14日サイクル)にわたり第2段階又は第3段階培地に放置した。1回の増殖サイクルにつきジャー当たり1〜15のシュートが得られた。次にシュートを第3段階又は第4段階培地、この実施例ではpH6のEch−ivに10〜120日間(通常は21日間)置いた。
実施例12 プレイオブラストゥス・フォルトゥネイ(Pleioblastus fortunei)−代替手順
プレイオブラストゥス・フォルトゥネイ(Pleioblastus fortunei)の例において、実施例10にあるとおり外植片を選択し、消毒した。次に外植片を、同様に実施例10に記載されるとおり、第1段階培地、この実施例ではb−12c−ivが入った試験管に移した。これらの外植片は、2回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたりb−12c−iv培地に維持した。サイクルの合間に余分な葉鞘を取り除いた。3回目のサイクルに移る時点で、外植片を第2段階培地、この実施例では、上記に提供する5.5g/Lではなく7g/Lのカラギーナンを補充したb−12−cに移行させた。3回目のサイクルの後、外植片を清浄にした。外植片を、複数のシュートが観察されるまで、7g/Lのカラギーナンを補充したb−12−cに数回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり保った。複数のシュートの観察は3〜15ヶ月以内に起こった。
外植片が複数のシュートを発現したところで、外植片はその第2段階培地に保持するか、又はマジェンタボックスにおいて第3段階培地、この実施例ではb−9−iv(40〜50mL)に移すかのいずれかとした。(CW1培地もまた使用することができる)。これらの外植片は、新しい箱への分離及びさらなる展開によって所望数のシュートが得られるまで、数回の10〜120日サイクル(通常は14日サイクル)にわたりb−9−iv培地に放置した。1回の増殖サイクルにつき箱当たり1〜20のシュートが得られた。次にシュートを第3段階又は第4段階培地、この実施例ではBR2−ivに10〜120日間(通常は14〜21日間)に置いた。
実施例13.ササ・ベイチイ(Sasa Veitchii)−代替手順
ササ・ベイチイ(Sasa Veitchii)の例において、実施例10にあるとおり外植片を選択し、消毒した。
次に外植片を、同様に実施例10に記載されるとおり、第1段階培地、この実施例ではb−12c−ivが入った試験管に移した。これらの外植片は、b−12c−iv培地に2回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり維持した。サイクルの合間に余分な葉鞘を取り除いた。3回目のサイクルに移る時点で、外植片を第2段階培地、この実施例では、上記に提供する5.5g/Lではなく7g/Lのカラギーナンを補充したb−12−cに移行させた。3回目のサイクルの後、外植片を清浄にした。外植片を、複数のシュートが観察されるまで、7g/Lのカラギーナンを補充したb−12−cに数回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり保った。複数のシュートの観察は3〜15ヶ月以内に起こった。
外植片が複数のシュートを発現したところで、外植片はその第2段階培地に保持するか、又は新しい試験管への分離及びさらなる展開によって所望数のシュートが得られるまで、数回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり第3段階培地、この実施例ではpH5.5のb−1−ivに移すかのいずれかとした。1回の増殖サイクルにつき試験管当たり1〜10のシュートが得られた。次にシュートを第3段階又は第4段階培地、この実施例ではpH5.7のBr−2−ivに10〜120日間(通常は14〜21日間)置いた。
実施例14.プレイオブラストゥス・ウィリディストリアトゥス(Pleioblastus viridistriatus)及びタムノカラムス・クラッシノデュス(Thamnocalamus crassinodus)−代替手順
プレイオブラストゥス・ウィリディストリアトゥス(Pleioblastus viridistriatus)及びタムノカラムス・クラッシノデュス(Thamnocalamus crassinodus)の例において、実施例10にあるとおり外植片を選択し、消毒した。次に外植片を、同様に実施例10に記載されるとおり、第1段階培地、この実施例ではb−12c−ivが入った試験管に移した。これらの外植片は、b12c−iv培地に2回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり維持した。サイクルの合間に余分な葉鞘を取り除いた。3回目のサイクルに移る時点で、外植片を第2段階培地、この実施例では、上記に提供する5.5g/Lではなく7g/Lのカラギーナンを補充したb−12−cに移行させた。3回目のサイクルの後、外植片を清浄にした。外植片を、複数のシュートが観察されるまで、7g/Lのカラギーナンを補充したb−12−cに数回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり保った。複数のシュートの観察は3〜15ヶ月以内に起こった。
外植片が複数のシュートを発現したところで、外植片はその第2段階培地に維持するか、又は新しい試験管への分離及びさらなる展開によって所望数のシュートが得られるまで、数回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり第3段階培地、この実施例ではpH5.5のb−4−ivに移すかのいずれかとした。1回の増殖サイクルにつき試験管当たり1〜10のシュートが得られた。次にシュートを第3段階又は第4段階培地、この実施例ではpH5.7のBr−2−ivに10〜120日間(通常は14〜21日間)置いた。
実施例15.チュスクエア・クレオ「カーナ・プリエータ」(Chusquea Culeo "Cana Prieta")−代替手順
チュスクエア・クレオ「カーナ・プリエータ」(Chusquea Culeo "Cana Prieta")の例において、実施例10にあるとおり外植片を選択し、消毒した。次に外植片を、同様に実施例10に記載されるとおり、第1段階培地、この実施例ではb−12c−ivが入った試験管に移した。これらの外植片は、b−12c−iv培地に2回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり維持した。サイクルの合間に余分な葉鞘を取り除いた。3回目のサイクルに移る時点で、外植片を第2段階培地、この実施例では、上記に提供する5.5g/Lではなく7g/Lのカラギーナンを補充したb−12−cに移行させた。3回目のサイクルの後、外植片を清浄にした。外植片を、複数のシュートが観察されるまで、7g/Lのカラギーナンを補充したb−12−cに数回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり保った。複数のシュートの観察は3〜15ヶ月以内に起こった。
外植片が複数のシュートを発現したところで、外植片はその第2段階培地に保持するか、又は新しい試験管への分離及びさらなる展開によって所望数のシュートが得られるまで、数回の10〜120日サイクル(通常は21日間)にわたり第3段階培地、この実施例ではpH5.5のb−9−ivに移すかのいずれかとした。pH5.5のB−6培地もまた使用することができる。1回の増殖サイクルにつき試験管当たり1〜10のシュートが得られた。次にシュートを第3段階又は第4段階培地、この実施例ではpH5.7のAmel−iv培地に10〜120日間(通常は14〜21日間)置いた。
実施例16.バンブサ・オルド・ハミイ(Bambusa Old Hamii)−代替手順
バンブサ・オルド・ハミイ(Bambusa Old amii)の例において、実施例10にあるとおり外植片を選択し、消毒した。次に外植片を、箱に替えたことを除いては同様に実施例10に記載されるとおり、第1段階培地、この実施例ではb−10−iv(40〜50mL)が入った箱に移した。これらの外植片は、b−10−iv培地に2回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり維持した。サイクルの合間に余分な葉鞘を取り除いた。3回目のサイクルに移る時点で、外植片を第2段階培地、この実施例では、上記に提供する5.5g/Lではなく7g/Lのカラギーナンを補充したb−10−cに移行させた。3回目のサイクルの後、外植片を清浄にした。外植片は、複数のシュートが観察されるまで、7g/Lのカラギーナンを補充したb−10−cに数回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり保った。複数のシュートの観察は3〜15ヶ月以内に起こった。培養物は、所望数のシュートが得られるまで第2段階培地に保持した。1回の増殖サイクルにつき箱当たり1〜20のシュートが得られた。次にシュートを第3段階培地、この実施例ではpH5.7のAmel−ivに10〜120日間(通常は14〜21日間)置いた。
実施例17.フィロスタキス・モソ(Phyllostachys Moso)、フィロスタキス・アトロウァギナタ(Phyllostachys Atrovaginata)及びデンドロカラムス・アスパー(Dendrocalamus Asper)−代替手順
フィロスタキス・モソ(Phyllostachys Moso)、フィロスタキス・アトロウァギナタ(Phyllostachys Atrovaginata)及びデンドロカラムス・アスパー(Dendrocalamus Asper)の例において、実施例10にあるとおり外植片を選択し、消毒した。次に外植片を、同様に実施例10に記載されるとおり、第1段階培地、この実施例ではb−12c−ivが入った試験管に移した。これらの外植片は、b−12c−iv培地に2回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり維持した。サイクルの合間に余分な葉鞘を取り除いた。3回目のサイクルに移る時点で、外植片を第2段階培地、この実施例では、上記に提供する5.5g/Lではなく7g/Lのカラギーナンを補充したb−12−cに移行させた。3回目のサイクルの後、外植片を清浄にした。外植片を、複数のシュートが観察されるまで、7g/Lのカラギーナンを補充したb−12−cに数回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり保った。複数のシュートの観察は3〜15ヶ月以内に起こった。
外植片が複数のシュートを発現したところで、外植片はその第2段階培地に保持するか、又は新しい試験管への分離及びさらなる展開によって所望数のシュートが得られるまで、数回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり第3段階培地、この実施例ではpH5.5のb−9−ivに移すかのいずれかとした。pH5.5のB−6培地もまた使用することができる。1回の増殖サイクルにつき試験管当たり1〜10のシュートが得られた。次にシュートを第3段階又は第4段階培地、この実施例ではpH5.7のAmel−ivに10〜120日間(通常は14〜21日間)置いた。
実施例18 グアドゥア・アングスティフォリア(Guadua Angustifolia)−代替手順
グアドゥア・アングスティフォリア(Guadua Angustofolia)の例において、実施例10にあるとおり外植片を選択し、消毒した。次に外植片を、同様に実施例10に記載されるとおり、第1段階培地、この実施例ではb−12c−ivが入った試験管に移した。これらの外植片は、b−12c−iv培地に2回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり維持した。サイクルの合間に余分な葉鞘を取り除いた。3回目のサイクルに移る時点で、外植片を第2段階培地、この実施例では、上記に提供する5.5g/Lではなく7g/Lのカラギーナンを補充したb−12−cに移行させた。3回目のサイクルの後、外植片を清浄にした。外植片を、複数のシュートが観察されるまで、7g/Lのカラギーナンを補充したb−12−cに数回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり保った。複数のシュートの観察は3〜15ヶ月以内に起こった。
外植片が複数のシュートを発現したところで、外植片はその第2段階培地に保持するか、又は新しい試験管への分離及びさらなる展開によって所望数のシュートが得られるまで、数回の10〜120日サイクル(通常は21日サイクル)にわたり第3段階培地、この実施例ではpH5.5のb−10−ivに移すかのいずれかとした。1回の増殖サイクルにつき試験管当たり1〜10のシュートが得られた。次にシュートを第3段階又は第4段階培地、この実施例ではpH5.7のAmel−ivに10〜120日間(通常は14〜21日間)置いた。
当業者が提供される例から理解するであろうとおり、個々の種の組織培養方法は僅かに異なる培地、タイミング及び成長条件を含む。個々の種のこうした違いについて、場所、所望の結果、出発物質等を含む要因に基づき最適化することが必要である。
上記に掲載する例に提供される種の各々について、詳細な実施形態では、各々が、b−9−i培地、b9−ii培地、b−9−iii培地、b−9−iv培地、b−9−v培地、CW2−i培地、CW2−ii培地、CW2−iii培地、CW2−iv培地、CW2−v培地、b−10−i培地、b−10−ii培地、b−10−iii培地、b−10−iv培地、b−10−v培地、b−11−i培地、b−11−ii培地、b−11−iii培地、b−11−iv培地、b−11−v培地、b−12c−i培地、b−12c−ii培地、b−12c−iii培地、b−12c−iv培地、b−12c−v培地、b−1−i培地、b−1−ii培地、b−1−iii培地、b−1−iv培地、b−1−v培地、b−4−i培地、b−4−ii培地、b−4−iii培地、b−4−iv培地、b−4−v培地、b−6−i培地、b−6−ii培地、b−6−iii培地、b−6−iv培地、b−6−v培地、CW1−i培地、CW1−ii培地、CW1−iii培地、CW1−iv培地、CW1−v培地、CW3−i培地、CW3−ii培地、CW3−iii培地、CW3−iv培地、CW3−v培地、CW4−i培地、CW4−ii培地、CW4−iii培地、CW4−iv培地、CW4−v培地、CW5−i培地、CW5−ii培地、CW5−iii培地、CW5−iv培地、CW5−v培地、CW6−i培地、CW6−ii培地、CW6−iii培地、CW6−iv培地及び/又はCW6−v培地で開始及び/又は増殖され得る。
本明細書で使用されるとき、「〜の中に(in)」及び「〜の上に(on)」は、外植片、シュート又は小植物を、培地が入った試験管、ジャー、箱又はジャグに置くという文脈において同義である。
特に指示されない限り、本明細書及び特許請求の範囲で使用される成分の分量、分子量などの特性、反応条件などを表す数値は全て、いずれの例においても用語「約」により修飾されるものとして理解されるべきである。従って、異なる旨の指示がない限り、本明細書及び添付の特許請求の範囲に記載される数値パラメータは、本発明により達成しようとする所望の特性に応じて変化し得る近似値である。最低限でも、及び特許請求の範囲の範囲に対する均等物の原則の適用を制限しようとするものではなく、各数値パラメータは少なくとも、報告される有効桁数を考慮して、且つ通常の丸め方法を適用することにより解釈されなければならない。
本発明の広義の範囲を記載する数値範囲及びパラメータが近似値であるにもかかわらず、具体例に記載される数値は可能な限り正確に報告される。しかしながら、いずれの数値も、そのそれぞれの試験計測値に存在する標準偏差によって必然的に生じる一定の誤差を本質的に含む。
用語「a」、「an」、「the」及び本発明の説明との関連で(特に以下の特許請求の範囲との関連で)使用される同様の指示対象は、本明細書に特に指示されない限り、又は文脈上明らかに相反することがない限り、単数及び複数の双方を包含するものと解釈されるべきである。本明細書における値の範囲の列挙は、単に、その範囲内に含まれる個別的な各値を個々に参照する簡便な方法として機能することを意図しているに過ぎない。本明細書に特に指示されない限り、個別の値は各々、本明細書に個々に列挙されたものとして本明細書に組み込まれる。本明細書に記載される方法は全て、本明細書に特に指示されない限り、又は他の形で文脈上明らかに相反することがない限り、任意の好適な順序で実施することができる。本明細書に提供されるあらゆる例、又は例示的な用語(例えば「〜など」)の使用は、単に本発明を一層理解し易くすることを意図しているに過ぎず、別途特許請求される本発明の範囲に制限を課すものではない。本明細書のいかなる用語も、本発明の実施に必須の特許請求されない任意の要素を指示するものとして解釈されてはならない。
本明細書に開示される本発明の代替的な要素又は実施形態を群に分けることが、限定として解釈されてはならない。群の構成要素の各々が、個別に、又はその群の他の構成要素若しくは本明細書に載る他の要素との任意の組み合わせで参照され、及び特許請求され得る。便宜上、及び/又は特許性から、ある群の1つ以上の構成要素がある群に取り込まれ、又はそこから削除され得ることが予想される。任意のかかる取込み又は削除が行われるとき、本明細書は、改良されたものとしてその群を包含すると見なされ、従って添付の特許請求の範囲で用いられるあらゆるマーカッシュ群の記載を満たす。
本明細書には、本発明者らに分かっている本発明の実施に最良の態様を含め、本発明の特定の実施形態が記載される。当然ながら、当業者には、前述の説明を読むことでこれらの記載される実施形態の変形例が明らかとなるであろう。本発明者は、当業者が必要に応じてかかる変形例を用いると想定し、本発明者らは、本明細書に具体的に記載されるもの以外によって本発明が実施されることを意図している。従って本発明は、準拠法により認められているとおりの、本明細書に添付される特許請求の範囲に記載される主題のあらゆる変形例及び均等物を含む。さらに、本明細書で特に指示されない限り、又は他の形で文脈上明らかに相反することがない限り、あらゆる可能な変形例における上述の要素の任意の組み合わせが、本発明に包含される。
本明細書に開示される具体的な実施形態は、特許請求の範囲において、〜からなる(consisting of)及び/又は〜から本質的になる(consisting essentially of)の語句を使用してさらに限定され得る。特許請求の範囲で用いられるとき、出願時であれ、又は補正による追加時であれ、句「〜からなる」は特許請求の範囲に指定されない一切の要素、工程、又は成分を排除する。句「〜から本質的になる」は、特許請求の範囲の範囲を特定される材料又は工程及び基本的な及び新規の1つ又は複数の特徴に実質的に影響を及ぼさない材料又は工程に限定する。このように特許請求される本発明の実施形態が、本明細書に本質的に又は明示的に記載され、及び実施可能とされる。
最後に、本明細書に開示される本発明の実施形態は本発明の原理を例示するものであることが理解されなければならない。用い得る他の変形例が本発明の範囲内にある。従って、例として、但し限定としてではなく、本明細書の教示において本発明の代替的な構成が利用されてもよい。従って、本発明は正確に図示及び説明されるとおりものに限定されない。

Claims (19)

  1. メタトポリン又はその類似体を含み、10〜120日増殖サイクルを少なくとも6ヶ月間支持する、タケのマイクロプロパゲーション用培地。
  2. 10〜120日増殖サイクルを少なくとも1年間支持する、請求項1に記載の培地。
  3. 前記メタトポリン又はその類似体が0.0125mg/mL〜10mg/mLの量で存在する、請求項1又は2に記載の培地。
  4. チジアズロン又はその類似体をさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の培地。
  5. NAA、BAP、2ip及び/又はIBAをさらに含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の培地。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の培地でタケの外植片及び/又はシュートを培養する工程を含む、タケのマイクロプロパゲーション方法。
  7. 前記タケが、フィロスタキス・ビセッティ(Phyllostachys bissetti);ファルゲシア・デヌダタ(Fargesia denudata);プレイオブラストゥス・フォルトゥネイ(Pleioblastus fortunei);ササ・ベイチイ(Sasa Veitchii);プレイオブラストゥス・ウィリディストリアトゥス(Pleioblastus viridistriatus);タムノカラムス・クラッシノデュス(Thamnocalamus crassinodus);チュスクエア・クレオ「カーナ・プリエータ」(Chusquea Culeo "Cana Prieta");バンブサ・オルド・ハミイ(Bambusa Old Hamii);フィロスタキス・モソ(Phyllostachys Moso);フィロスタキス・アトロウァギナタ(Phyllostachys Atrovaginata);デンドロカラムス・アスパー(Dendrocalamus Asper);又はグアドゥア・アングスティフォリア(Guadua Angustifolia)である、請求項7に記載のタケのマイクロプロパゲーション方法。
  8. 前記タケが、アルンディナリア・ギガンテア(Arundinaria gigantea);バンブサ・バルコア(Bambusa balcoa);バンブサ・ウルガリス(Bambusa vulgaris);バンブサ・ウルガリス「ビタッタ」(Bambusa vulgaris 'Vitatta');バンブサ・オルダミイ(Bambusa Oldhamii);バンブサ・トゥルダ(Bambusa tulda);デンドロカラムス・ブランディシイ(endrocalamus brandesii);デンドロカラムス・アスパー(Dendrocalamus Asper);デンドロカラムス・ハミルトニイ(Dendrocalamus hamiltoni);デンドロカラムス・ギガンテウス(Dendrocalamus giganteus);デンドロカラムス・メンブラナケウス(Dendrocalamus membranaceus);デンドロカラムス・ストリクトゥス(Dendrocalamus strictus);ギガントクロア・アスペラ(Gigantochloa aspera);ギガントクロア・スコルテキニイ(Gigantochloa scortechini);グアドゥア・アクレアタ(Guadua culeata);グアドゥア・アクレアタ「ニカラグア」(Guadua aculeata 'Nicaragua');グアドゥア・アンプレクシフォリア(Guadua amplexifolia);グアドゥア・アングスティフォリア(Guadua angustifolia);グアドゥア・アングスティフォリア・バイカラー(Guadua angustofolia bicolor);グアドゥア・パニクラタ(Guadua paniculata);メロカンナ・バンブソイデス(Melocanna bambusoides);ネオホウゼアウア・デュロオア(Neohouzeaua dullooa)(テイノスタキウム属(Teinostachyum));オクランドラ・トラウァンコリカ(Ochlandra travancorica);フィロスタキス・エドゥリス「モソ」(Phyllostachys edulis 'Moso');フィロスタキス・ニグラ(Phyllostachys nigra);フィロスタキス・ニグラ「ヘノン」(Phyllostachys nigra 'Henon');又はシゾスタキウム・ルマンパオ(Schizostachyum lumampao)である、請求項7に記載のタケのマイクロプロパゲーション方法。
  9. Br−2−i培地、Br−2−ii培地、Br−2−iii培地、Br−2−iv培地、Ech−i培地、Ech−ii培地、Ech−iii培地、Ech−iv、Amel−i培地、Amel−ii培地、Amel−iii培地、Amel−iv培地又はAmel−vを含むか、それから本質的になるか、又はそれからなる、シュートをエクスビトロ条件に移行させるための培地。
  10. チジアズロン又はその類似体を含み、10〜120日増殖サイクルを少なくとも6ヶ月間支持する、タケのマイクロプロパゲーション用培地。
  11. 10〜120日増殖サイクルを少なくとも1年間支持する、請求項10に記載の培地。
  12. 前記チジアズロン又はその類似体が0.0001mg/mL〜5mg/mLの量で存在する、請求項10又は11に記載の培地。
  13. メタトポリン若しくはその類似体、NAA、BAP、2ip及び/又はIBAをさらに含む、請求項10〜12のいずれか一項に記載の培地。
  14. 前記メタトポリン又はその類似体が0.0125mg/mL〜10mg/mLの量で存在する、請求項13に記載の培地。
  15. b−9−i培地、b−9−ii培地、b−9−iii培地、b−9−iv培地、b−9−v培地、CW2−i培地、CW2−ii培地、CW2−iii培地、CW2−iv培地、CW2−v培地、b−10−i培地、b−10−ii培地、b−10−iii培地、b−10−iv培地、b−10−v培地、b−11−i培地、b−11−ii培地、b−11−iii培地、b−11−iv培地、b−11−v培地、b−12c−i培地、b−12c−ii培地、b−12c−iii培地、b12c−iv培地、b−12c−v培地、b−1−i培地、b−1−ii培地、b−1−iii培地、b−1−iv培地、b−1−v培地、b−4−i培地、b−4−ii培地、b−4−iii培地、b−4−iv培地、b−4−v培地、b−6−i培地、b−6−ii培地、b−6−iii培地、b−6−iv培地、b−6−v培地、CW1−i培地、CW1−ii培地、CW1−iii培地、CW1−iv培地、CW1−v培地、CW3−i培地、CW3−ii培地、CW3−iii培地、CW3−iv培地、CW3−v培地、CW4−i培地、CW4−ii培地、CW4−iii培地、CW4−iv培地、CW4−v培地、CW5−i培地、CW5−ii培地、CW5−iii培地、CW5−iv培地、CW5−v培地、CW6−i培地、CW6−ii培地、CW6−iii培地、CW6−iv培地及び/又はCW6−v培地を含むか、それから本質的になるか、又はそれからなる、請求項1、2、3、4、5、10、11、12、13又は14のいずれか一項に記載の培地。
  16. 請求項11〜15のいずれか一項に記載の培地でタケの外植片及び/又はシュートを培養する工程を含む、タケのマイクロプロパゲーション方法。
  17. 前記タケが、フィロスタキス・ビセッティ(Phyllostachys bissetti);ファルゲシア・デヌダタ(Fargesia denudata);プレイオブラストゥス・フォルトゥネイ(Pleioblastus fortunei);ササ・ベイチイ(Sasa Veitchii);プレイオブラストゥス・ウィリディストリアトゥス(Pleioblastus viridistriatus);タムノカラムス・クラッシノデュス(Thamnocalamus crassinodus);チュスクエア・クレオ「カーナ・プリエータ」(Chusquea Culeo "Cana Prieta");バンブサ・オルド・ハミイ(Bambusa Old Hamii);フィロスタキス・モソ(Phyllostachys Moso);フィロスタキス・アトロウァギナタ(Phyllostachys Atrovaginata);デンドロカラムス・アスパー(Dendrocalamus Asper);又はグアドゥア・アングスティフォリア(Guadua Angustifolia)である、請求項16に記載のタケのマイクロプロパゲーション方法。
  18. 前記タケが、アルンディナリア・ギガンテア(Arundinaria gigantea);バンブサ・バルコア(Bambusa balcoa);バンブサ・ウルガリス(Bambusa vulgaris);バンブサ・ウルガリス「ビタッタ」(Bambusa vulgaris 'Vitatta');バンブサ・オルダミイ(Bambusa Oldhamii);バンブサ・トゥルダ(Bambusa tulda);デンドロカラムス・ブランディシイ(endrocalamus brandesii);デンドロカラムス・アスパー(Dendrocalamus Asper);デンドロカラムス・ハミルトニイ(Dendrocalamus hamiltoni);デンドロカラムス・ギガンテウス(Dendrocalamus giganteus);デンドロカラムス・メンブラナケウス(Dendrocalamus membranaceus);デンドロカラムス・ストリクトゥス(Dendrocalamus strictus);ギガントクロア・アスペラ(Gigantochloa aspera);ギガントクロア・スコルテキニイ(Gigantochloa scortechini);グアドゥア・アクレアタ(Guadua culeata);グアドゥア・アクレアタ「ニカラグア」(Guadua aculeata 'Nicaragua');グアドゥア・アンプレクシフォリア(Guadua amplexifolia);グアドゥア・アングスティフォリア(Guadua angustifolia);グアドゥア・アングスティフォリア・バイカラー(Guadua angustofolia bicolor);グアドゥア・パニクラタ(Guadua paniculata);メロカンナ・バンブソイデス(Melocanna bambusoides);ネオホウゼアウア・デュロオア(Neohouzeaua dullooa)(テイノスタキウム属(Teinostachyum));オクランドラ・トラウァンコリカ(Ochlandra travancorica);フィロスタキス・エドゥリス「モソ」(Phyllostachys edulis 'Moso');フィロスタキス・ニグラ(Phyllostachys nigra);フィロスタキス・ニグラ「ヘノン」(Phyllostachys nigra 'Henon');又はシゾスタキウム・ルマンパオ(Schizostachyum lumampao)である、請求項7に記載のタケのマイクロプロパゲーション方法。
  19. 請求項1、2、3、4、5、9、10、11、12、13、14又は15のいずれか一項に記載の培地を含むキット。
JP2012553972A 2010-02-15 2011-02-15 タケのマイクロプロパゲーション用培地、キット、システム及び方法 Withdrawn JP2013519393A (ja)

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