JP2013519191A - X線管 - Google Patents

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Abstract

X線管は、カソード(4)およびアノード(5)が取り付けられた格納要素(2)を含む。アノード(5)は実質的にカソード(4)の方向を向く第1主要面(6)および第1主要面(6)とは反対方向を向く第2主要面(7)を含む。また、アノード(5)の第2主要面(7)に適用された冷却手段(8)、およびアノード(5)から放出されるX線をそれぞれの波長に基づいてフィルターするためのフィルター手段(10)がある。冷却手段(8)およびフィルター手段(10)の両方は熱導体要素(9)から成り、該熱導体要素(9)はアノード(5)の第2面(7)と熱的に結合し、かつ複数の内部マイクロチャネルを備えている。実施の際に、複数の内部マイクロチャネル内で加圧された冷却流体は乱流運動によって流れる。また、格納要素は、実施の際に、アノード(5)の第2主要面(7)から放出されたX線をフィルター手段(10)を通過した後に受け取るように配置されるX線放出部分(3)を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、X線を生成するためのX線管に関し、詳細には比較的高強度のX線を発生させることが可能なX線管に関する。本発明は、特に植物において使用するためのX線管を製造することを目的としており、X線は木材を検査するために使用される。以下、それらの分野を全般的に参照する。しかしながら、本発明はあらゆる他の分野において、かつあらゆる他の目的のために、区別されることなく出願可能であることを理解されたい。
一世紀以上前にX線管が発明されて以来、X線管は一般的に真空容器(通常はガラス球)から構成され、それはカソード(陰極)およびアノード(陽極)を収納し、その間で実施の際に比較的高い直流電圧(数kVであっても)が印加される。
アノードはカソードから所定の距離に位置し、(タングステン、モリブデン、またはロジウムなどの)金属製の重厚なディスクから構成されており、下記により詳細に説明されるように所定の運動エネルギーによって移動する電子が衝突するとX線を放出可能である。カソードの方を向いているその主要面が、カソードとアノードを結ぶ方向に直角な面に対して角ある度をなしているという意味で、ディスクは斜めに配置されている。
一方で、カソードは通常、熱電子効果によって電子を放出する加熱らせんから成る。一旦放出されると、電子はアノードとカソードとの間に存在する電位差によって加速し、その後、金属ディスクに衝突する。衝撃の瞬間、電子の運動エネルギーのごく一部が周知の過程によってX線に変換する。
このようにして発生したX線は、それら自身によって全方向に伝播し得る。
しかしながら、アノードの形状(平らなディスク)は、そこに存在する大部分のX線がディスクの2つの面にほぼ直角な方向に伝播することを意味している。特に、大部分の光線は、カソードに面するディスク面の反対側の面から出ていき(順方向光線)、一方で、非常にごく一部の光線はカソードに面するディスク面から出ていく(逆方向光線)ことで伝播する。
さらに、操作の間、アノードはかなりの高温にさらされるため、産業的な応用においては冷却しなければならない。現在のところ、それは通常カソードに面するアノードの面の反対側の面に冷却手段を適用することで行われている。冷却手段はアノードと熱的に接触する箱型の金属要素(通常は鋼鉄製)を含み、その中で水などの冷却液が流れている。しかしながら、的確な熱放散を保障するために、冷却手段の寸法および構造は、実質的に全ての順方向光線が箱型要素または冷却水によって吸収されるようになっている。
それ故、先行技術における産業用のX線管では、使用可能な唯一の光線は逆方向光線である。そのためアノードは斜めに配置されている。実際に、この方法によってのみX線を冷却手段中に放散することなく、かつカソードに衝突させることなく、X線をX線管の外に向けることが可能である。
一方で、電子がアノードに衝突すると広範囲の様々な波長にわたる光線が発生する(実際の範囲はアノードを作成するために使用される金属の種類および作動電圧、つまり衝撃の瞬間の電子の速度によって決まる。)
しかしながら、産業レベルにおいては一部の波長のみが実際に有用である。例えば、木材を検査するために、低い周波数のいかなる光線も木材を通過できないために利益がないだけではなく、木材の存在なくして検出センサーを飽和し得るために回避しなけなければならない。
そのために、現在販売されているX線管には、逆方向光線が出て行く前に逆光線を遮断するフィルターが取り付けられている。フィルターは、金属板(例えばベリリウムまたは銅製)から成り、それはわずか数ミリメートルの厚さで、関連する応用に対して有用ではないX線管から放出されるX線の波長を吸収することが可能である。
上記に記載されているものは、すべての先行技術の解決法によって共有される態様を表している。しかしながら、現在市場に出ているX線管は、電子流閉じ込めおよび集中手段、ならびにX線閉じ込め手段の両方も有し得ることを考慮することが重要である。また、回転アノードを有する先行技術のX線管もあり、これはアノードへの電子の衝撃位置を連続して変化させるように設計されている。どのような場合においても、この発明はあらゆるX線管に対して適切に調整することで適用可能である。
上記を踏まえると、先行技術のX線管の主な問題は、それらが低い出力を有することであることが明らかであろう。生成されるX線のごく一部のみが関連する使用において利用可能である。
したがって、高い出力が要求される分野(丸太のX線検査など)では、通常の商業用X線管は適さず、特別に極めて高出力で同様に高コストのX線管を使用しなければならない。
本状況において、本発明の基礎を形成する技術的目的は、上述の欠点を克服するX線管を提供することである。
特に、本発明の技術的目的は、操作用パラメータが同等であり、従来のX線管よりもかなり高強度のX線を供給可能であるX線管を提供することである。
また、本発明の技術的目的は、従来のX線管よりも安価で同等の出力のX線管を提供することである。
特定の技術的目的および示される目標は、添付の特許請求の範囲において記載されるように作成されるX線管によって実質的に達成される。
本発明のさらなる特徴および利点は、X線管のいくつかの好ましい非限定的な実施形態を例示している添付の図面を参照して、詳細な説明においてより明らかとなる。
図1は、本発明によって作成されたX線管の概略図である。 図2は、図1のX線管の拡大詳細図である。 図3は、図1のX線管の構成部分の一部である板の上面図である。 図4は他の板の上面図である。 図5は図3および図4の板が互いに結合した板の上面図である。 図6は図5の板の正面図である。
添付の図面に関して、数字の1は本発明によって作成されるX線管全体を示している。
先行技術のX線管と同様に、本発明によるX線管は、有利にはガラス球などの格納要素2をまず含む。また、格納要素2は放出部3を含み、X線管1で生成されたX線は該放出部3からX線が使用される領域に向けて送られる(例えば、木材片のX線検査のため)。図1に示すように、空間によって隔てられたカソード4およびアノード5は格納要素2の内部に取り付けられている。
カソード4は先行技術のカソードと同様の方法で作成可能である。図1では、カソード4は具体的には熱電子効果によって電子Eを放出可能な加熱コイルである。
それとは対照的に、本発明におけるアノード5は、先行技術のアノードのように、所定の運動エネルギーを有する電子Eが衝突するとX線を放出可能な材料から作成されている。アノード5は実質的にカソード4の方を向く第1主要面6、および第1主要面6とは反対方向を向く第2主要面7を含む。
本発明によれば、アノード5の第1主要面6は、カソード4からアノード5に向けて伸びる方向に直角な面に対して角度をなす必要はない。下記により詳細に説明するように、本発明によれば、X線管1より使用されるX線は先行技術のX線管の場合のような逆方向光線ではなく、順方向光線、つまり、実施の際にアノード5の第2主要面7から出る光線である。
有利には、冷却手段8はアノード5の第2主要面7に適用されることで、X線の生成中に発生した熱を放散することが可能である。冷却手段8は好ましくは熱導体要素9を含み、該熱導体要素9はアノード5の第2主要面7と熱的に結合し、その内部で水などの冷却流体が流れる。
本発明の主な態様は、冷却手段8が二重機能を実行するという事実にある。冷却手段8はアノード5によって放出されるX線の各波長に基づいてフィルター可能なフィルター手段10でもある(図1では、X線は波線矢印によって表されている。)
本発明によるその革新的な実施形態のおかげで、X線のための放出部3(光線は該放出部3を通過して格納要素2を出る)は、実施の際にアノード5の第2主要面7から放出されるX線、つまり順方向光線をフィルター手段10を通過した後に受け取るように配置される。
好ましい実施形態では、これは熱導体要素9が複数のマイクロチャネル11を収納するように熱導体要素9を作成することで達成される。実施の際に、複数のマイクロチャネル11内で加圧された冷却液は乱流運動によって流れる。本発明の範囲内において、用語マイクロチャネル11は、少なくとも1つの寸法が数百マイクロメートル以下であるチャネルを指す。
理想的な実施形態では、熱導体要素9はそれ故「多孔質」構造を有しており、そこでは互いに全てが流体連結した一式の数々の孔がマイクロチャネル11一式を形成している。このようにして、一方では非常に大きな熱交換面領域が得られ、その一方で、マイクロチャネル11中で冷却流体の乱流運動が発生する。これらの要因の両方が冷却流体による熱除去を最大限にすることに役立っている。
さらに、流体の循環を可能とするために、熱導体要素9は冷却流体のための少なくとも1つの入口部12および少なくとも1つの出口部13を含み、それらはマイクロチャネル11と流体連結する(図示の実施例において、入口部12および出口部13は2つの管継手である)。それ故本発明のより完全な実施形態では、X線管1は加圧された冷却流体を冷却手段8に供給する手段も備えている(図示されていないポンプ、および適したパイプ14など)。
好ましい実施形態では、熱導体要素9は、有利には主として平らに伸びる層状束17を形成する密に重なった複数の平板15、16を含む。さらに、層状束17は板と主として平行に伸びることが好ましい(図2)。
層状束17では、(冷却流体のための入口部12および出口部13を接続するための孔を除いて)実質的に孔を有さない2つの端板15(端板15には入口部12および出口部13が接続されている)、および複数の内板16を確認することが可能である。
図3および4に示されるように、層状束17の各内板16は該内板16の表面上に分布する複数の貫通孔18を含む。そのために有利には各内板16は規則的なメッシュを有する格子形状を有する。図示される実施形態では、各孔18は六角形のメッシュによって形成される三小葉の形状を有しており、六角形の交互の頂点には3つの円形領域19を有する。
マイクロチャネル11を形成するためには、一旦束が作成されると各板の孔18は直に隣接する板の孔18と部分的にのみ整列する。特に、メッシュの形状およびサイズが全ての板において同じである場合、層状束17における各板のメッシュは該各板と向かい合う板のメッシュに対してずらされる。
さらに、有利には、層状束17の各内板16におけるそれぞれの孔18は、直接内板16に面する各内板16の少なくとも2つの異なる孔18と部分的に向かい合う。それ故、それらを互いに流体連結させることが可能である。
その状況は、重なって連結する図3および図4の板を示す図5および6に図式的に示されている。単に図の理解をより容易とするために、図5において、図3の板を上に配置して完全に黒色とし、その一方で図4の板は下に位置する。さらに、図5において、破線で描かれた矢印は冷却流体の可能な通路を示している(矢印が黒色の板のストレッチを通過するとき、それは流体が下の板の孔18に流れ込むことを意味している。)
さらに、好ましい実施形態では、層状束17は(図3および4の板のように)2種類の内板16のみを交互にすることで得られる。有利には、図示される実施例において、全ての板は同じ形状を有する。図4の板は図3の板を裏返せば正に同じ板である。また、板16は一つの板のメッシュの円形部19が隣接するメッシュの円形部と正確に重なるように形成されている。
さらに、X線に対する的確なフィルター効果を得るために、熱導体要素9は有利には、銅、またはベリリウム、または他の金属などのこれらの性質で知られている材料から作成される。有利には、好ましい実施形態において層状束17の厚さは1cm未満であり、一方で、各板15、16の厚さは数百マイクロメートルまたはさらに薄い。
既に示されているように、上述した本発明の実施形態は、可能である最も容易な実施形態の1つである。しかしながら、適切な調整によって、本発明は有利には、電子流およびX線を中央に揃えて焦点を合わせる手段を備えた実施形態、または回転アノードを用いた実施形態(この場合、明らかに入口部12および出口部13の適した実施形態が必要であろう。)などのより複雑な実施形態にも適用可能である。
本発明によるX線管1の操作は、X線の発生に関しては実質的に従来の管と同じである。カソード4は電子Eを放出し、電子Eはカソード4とアノード5との間に印加される電位差ΔVによって加速し、所定の速度に到達することで所定の運動エネルギーを獲得する。そして電子Eがアノード5に衝突した瞬間にそのごく一部はX線に変換する。
発生した順方向光線は熱導体要素9を通過し、該熱導体要素9は不要な波長を除去する一方で有用な波長は妨げられずに放出部3に到達可能である。同時に、冷却流体はマイクロチャネル11において圧力下で循環し、熱導体要素9と熱的に結合したアノード5の適した冷却を保障し得る。本発明によって重要な利点がもたらされる。
本発明のおかげで、吸収力が等しく、X線に関して利用可能な著しく高い出力を保障するX線管、つまり、かなり効率的なX線管を提供することが可能となった。
あるいは、本発明は利用可能な出力が等しく、従来のX線管よりもずっと安価なX線管の製造を可能とする。
最後に、本発明は製造が比較的容易であり、本発明の実施にかかる費用もそんなに高額ではないことに注目されたい。
上述した本発明は、本発明の概念の範囲から逸脱することなくいくつかの方法に変更および適応可能である。
さらに、本発明のあらゆる細部はその他の技術的に同等な要素と置き換え可能であり、かつ使用される材料および様々な構成要素の形状および寸法は必要に応じて変更可能である。

Claims (9)

  1. X線放出部(3)を含む格納要素(2)、
    前記格納要素(2)に取り付けられたカソード(4)、
    前記格納要素(2)に取り付けられたアノード(5)、ここで該アノード(5)は前記カソード(4)から離れており、所定の運動エネルギーを有する電子(E)が衝突するとX線を放出可能な材料から作成されており、また前記アノード(5)は実質的に前記カソード(4)の方を向く第1主要面(6)および前記第1主要面(6)とは反対方向を向く第2主要面(7)を含み、
    前記アノード(5)の前記第2主要面(7)に適用される冷却手段(8)、および
    前記アノード(5)から放出されるX線をそれぞれの波長に基づいてフィルターするためのフィルター手段(10)、を含むX線管であって、
    前記フィルター手段(10)は前記冷却手段(8)から成ることを特徴とし、また、前記X線放出部(3)は、実施の際に、前記アノード(5)の前記第2主要面(7)から放出されたX線を前記フィルター手段(10)を通過した後に受け取るように配置されることを特徴とするX線管。
  2. 請求項1に記載のX線管であって、前記冷却手段(8)および前記フィルター手段(10)は熱導体要素(9)から成り、該熱導体要素(9)は前記アノード(5)の前記第2面(7)と熱的に結合し、かつ複数の内部マイクロチャネル(11)を備えており、実施の際に、該複数の内部マイクロチャネル(11)内で加圧された冷却流体は乱流運動によって流れることを特徴とするX線管。
  3. 請求項2に記載のX線管であって、前記熱導体要素(9)は主として平らに伸びる層状束(17)を形成する密に重なった複数の平板を含み、前記層状束(17)の各内板(16)は該内板(16)の表面にわたって分布する複数の貫通孔(18)を含み、各板の前記孔(18)は直に隣接する板の孔(18)と部分的にのみ整列し、個々の板の一式の孔(18)は前記複数のマイクロチャネル(11)を形成することを特徴とするX線管。
  4. 請求項3に記載のX線管であって、前記層状束(17)の各内板(16)における各孔(18)は、直接前記内板(16)に面する各内板(16)の少なくとも2つの異なる孔(18)と部分的に向かい合うことを特徴とするX線管。
  5. 請求項3または4に記載のX線管であって、前記層状束(17)の前記内板(16)は規則的なメッシュを有する格子形状を有し、前記各板のメッシュは該各板と向かい合う板のメッシュに対してずらされていることを特徴とするX線管。
  6. 請求項3〜5のうちいずれか一項に記載のX線管であって、前記層状束(17)の厚さは1cm未満であり、前記各板の厚さは約数百マイクロメートルであることを特徴とするX線管。
  7. 請求項3〜6のうちいずれか一項に記載のX線管であって、前記熱導体要素(9)は金属で作成されていることを特徴とするX線管。
  8. 請求項2〜7のうちいずれか一項に記載のX線管であって、前記熱導体要素(9)は、冷却流体のための少なくとも1つの入口部(12)および少なくとも1つの出口部(13)も含み、前記部分は前記マイクロチャネル(11)と連通することを特徴とするX線管。
  9. 請求項1〜8のうちいずれか一項に記載のX線管であって、該X線管は加圧された冷却流体を前記冷却手段(8)に供給する手段も含むことを特徴とするX線管。
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