JP2013517937A - 中空繊維膜モジュール - Google Patents

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Abstract

流体の循環を通じて流速を増大させ、エネルギーの消耗を最小化することができ、内圧型と外圧型システムの長所を複合的に採用することができるように、内部で原水が循環され、水処理が行われるサブモジュールと、前記サブモジュールと連結されて、原水とエア及び処理水が流通される配管部とを含む中空繊維膜モジュールを提供する。

Description

本発明は中空繊維膜モジュールに関する。より詳しくは、本発明は多様な運営方式に転換して用いることができる中空繊維膜モジュールに関する。
一般に、分離膜を利用した水処理は膜モジュールを処理対象水の中に浸漬させて負圧を加えて濾過水を吸入して濾過する内圧型システムと、処理対象水を分離膜が充填されているケーシングに押送させて濾過する外圧型システムに分けられる。
内圧型システムの場合、システムが簡単で、高濃度及び高粘度溶液の処理が容易で、凝集、沈澱のような前処理工程が不必要であるなどの長所がある。また、膜を浸漬させて内圧型システムで運転する場合、分離膜によって最終処理水内の粒子性物質を完璧に除去するとともに、反応槽内で高濃度の微生物濃度を維持させることができるので、活性スラッジ工法より高い微生物の汚染物質分解效果を得ることができる。
しかし、内圧型システムは、膜モジュールを浸漬するための反応槽が必要であり、構造的に制限された空間によって増設などの大型化の問題において、反応槽を増大しなければならない欠点を有している。
即ち、内圧型分離膜システムを適用する実際工程では、最初に設計された反応槽の大きさが決まっていることから必要な処理水量の増大で処理容量の増加が必要な場合には、また他の反応槽を建設しなければならない不可避的な問題が発生した。
一方、外圧型システムの場合、反応槽が必要なく、膜モジュールを設置して処理対象水を濾過する。このようなシステムは、消費者がさらに大きい処理容量を要求する場合、反応槽と別途に開放された空間にさらに膜モジュールを設置するだけで需要を満たすことができるという長所がある。そのため大型化が容易である。
しかし、外圧型システムは前処理が必要であり、膜の表面流速を維持するための循環量が多くて、ポンプが大きくなり、それによってエネルギー效率が低くなる問題点を有している。
そこで、流体の循環を通じて流速を増大させ、エネルギーの消耗を最小化することができる中空繊維膜モジュールを提供する。
また、内圧型システムと外圧型システムの長所を複合的に採用することができ、内圧型または外圧型システムの両方に適用することができる中空繊維膜モジュールを提供する。
また、設備の拡張が自由な中空繊維膜モジュールを提供する。
また、中空繊維膜の汚染を最小化することができる中空繊維膜モジュールを提供する。
また、設備の構成を単純化させることができ、メンテナンス費用を最小化することができる中空繊維膜モジュールを提供する。
このために本装置は内部で原水が循環されて水処理が行われるサブモジュールと、前記サブモジュールと連結されて原水とエア及び処理水が流通される配管部とを含むことができる。
本装置は前記サブモジュールの上部に具備される排出口をさらに含み、排出口の開閉程度によって内圧型または外圧型に使われる構造であってもよい。
前記サブモジュールは外形を成し、一側面には原水が流入される原水流入口とエアが流入されるエア流入口及び処理水が排出される流出口が形成されたハウジングと、前記ハウジングの内部に設置されて、ハウジングの内部を水処理領域と原水循環通路に区画し、両先端部に原水の流通される孔が形成された少なくとも一つの隔壁と、前記水処理領域内に具備され、圧力の差による水処理が行われる中空繊維膜と、前記中空繊維膜をハウジングに固定させるための固定部と、前記中空繊維膜の内部通路と連通されて中空繊維膜を経た処理水が集められ、前記流出口と連通されるコレクターと、前記ハウジングのエア流入口と連通されて気泡を中空繊維膜に噴出するための散気管と、前記原水流入口と連通され、て前記原水循環通路と連結されて原水が供給される原水通路とを含むことができる。
前記隔壁はハウジングの先端側に設置されて、原水循環通路が先端側に形成されることができる。
前記隔壁はハウジングの両面側に設置されて原水循環通路が両面側に形成されることができる。
前記隔壁はハウジング内で中心部を囲んで設置されることができる。
ここで、前記隔壁によって区画される原水循環通路は水処理領域の1/3以上である。
前記ハウジングは上部に設置される排出口を通じて汚染物が濃縮された濃縮水またはエアを排出する構造であることができる。
前記散気管はハウジング内に形成され、前記エア流入口と連通される中央通路と、前記中央通路と連通されてハウジングの水処理領域内面に沿って設置され、エアを噴出するための散気孔が形成された側面散気板と、前記中央通路と連通され、ハウジングの水処理領域中央に位置し、エアを噴出するための散気孔が形成された中央散気板と、前記中央通路と連通され、前記側面散気板と中央散気板との間に配置されて、エアを噴出するための散気孔が形成された補助散気板とを含むことができる。
前記ハウジングの内面には隔壁下端に形成される孔方に誘導板が突出して形成されて、原水を孔を通じて水処理領域に誘導する構造であることができる。
前記ハウジングは水処理領域で隔壁とハウジング内壁との間に設置され、中空繊維膜の長手方向に延長される中央隔壁をさらに含むことができる。
前記配管部は側面に原水が供給される原水連結口が形成されて、サブモジュールと連結される原水管と、側面にエアが供給されるエア連結口が形成されて、サブモジュールと連結されるエア管と、側面に処理水が流入される処理水連結口が形成されて、サブモジュールと連結される集水管とを含むことができる。
また、前記配管部はサブモジュールで排出される濃縮水を排出処理するための排出水管をさらに含むことができる。
ここで、前記配管部はサブモジュールの中心部に位置し、前記サブモジュールは前記配管部の外周面に沿って配置された構造であることができる。
このために前記配管部は多重管構造に構成され、前記原水管の内部にエア管が挿入設置され、エア管の内部に集水管が挿入設置された構造であることができる。
また、前記集水管内部に前記排出水管が挿入設置されることができる。
前記配管部は前記原水管の上端に外周面に沿って原水連結口が形成され、前記原水管上端に延長されるエア管は上端にエア連結口が外周面に沿って形成され、前記エア管上端に延長される集水管は上端外周面に沿って処理水連結口が形成され、前記各サブモジュールが前記連結口を介して配管部の外周面に沿って設置されることができる。
前記配管部の外側にはサブモジュールを支えて支持するためのモジュール支持板がさらに設置されることができる。
一方、前記配管部は直線状に延長され、前記サブモジュールは前記配管部の長手方向に沿って連続的に配置された構造であることができる。
前記配管部は前記原水管とエア管及び集水管が間隔を隔てて平行に配置され、前記原水管とエア管及び集水管はそれぞれ長手方向に沿って間隔を隔てて前記原水連結口とエア連結口及び処理水連結口が形成されて、複数のサブモジュールが前記各連結口を介して配管部の長手方向に沿って連結される構造であることができる。
前記配管部はサブモジュールで排出される濃縮水を排出処理するための排出水管をさらに含むことができる。
前記配管部の外側にはサブモジュールを支えて支持するためのモジュール支持板がさらに設置されることができる。
以上で説明したような本装置によれば、それぞれの小単位モジュールは自主的に原水を貯蔵して内部で独立的に循環させることができる反応槽を含んでいるのでモジュールを浸漬させるための別途の反応槽が必要でない。
また、膜自体は原水内に沈澱された形態に構成されて、内圧型システムの長所を生かすことができ、モジュール全体から見れば、反応槽内にモジュールを浸漬させないで、システムが運転されることができるので、外圧型膜濾過システムが有する長所も得ることができる。
また、実際このモジュールを通じて運転する場合、モジュール上部を大気に開かれた状態で運転する場合、吸入力を利用して処理水を生産する内圧型膜濾過システムで運転可能で、排出口の開閉程度を調節して散気によってサブモジュールに流入される空気の排出を制限する場合には、原水を加圧して外圧型モジュールの形態でも使用が可能である。
また、従来外圧型モジュールはクロスフロー(cross flow)濾過方式で膜表面に膜面対して水平方向に流れる流体の流速で膜汚染を制御する方式のみで運転されるが、提案されたモジュールの場合、外圧型のモジュールとして使う場合にも散気を通じる汚染制御が可能である。
また、散気によって空気が上昇する流れはモジュール内で膜充填部と原水流れ空間との間の流体循環流れを生成することから、ポンプを利用して循環流を生成する実際外圧型モジュールに比べて必要なエネルギー費用の節減が可能である。
また、隔壁による内部循環を通じて中空繊維膜表面を通る流体流速を高めることができて、分離膜の汚染を最小化することができる。
また、低い散気量で比較的に高い流速を表すので、散気效率が増加し、散気によるエネルギー費用の節減が可能である。
また、処理水をモジュールの下端で集水してパイプに移送させるので、システムを構成する時モジュールが有する水頭圧を濾過圧に使うことができて、工程ポンプのエネルギー費用を減少させる效果を得ることができ、脱気のための空気除去設備が不必要で工程構成を単純化させることができる。
また、それぞれのモジュールが独立的に運転されて、scale−upによる流体流れの不均衡問題がなく、問題が発生されたモジュールの交換及びメンテナンスが容易である。
また、モジュールの構成がコンパクトで、中空繊維膜の洗浄の時、洗浄薬品の消耗が少なくて、薬品の購入費用及び洗浄廃水処理費用を減少することができる。
本発明の第1実施形態による中空繊維膜モジュールを示した斜視図である。 本発明の第1実施形態による中空繊維膜モジュールを示した側断面図である。 本発明の第1実施形態による中空繊維膜モジュールの構成を詳細に示した断面図である。 本発明の第1実施形態による中空繊維膜モジュールの散気構造を示した概略的な図面である。 本発明の第1実施形態による中空繊維膜モジュールのサブモジュールの内部を示した概略的な平断面図である。 本発明の第1実施形態による中空繊維膜モジュールの水処理構造を説明するための概略的な図面である。 本発明の第1実施形態によるモジュールと従来モジュールの原水流速を比べて示したグラフである。 本発明の第2実施形態による中空繊維膜モジュールを示した斜視図である。 本発明の第2実施形態による中空繊維膜モジュールを示した概略的な側断面図である。 本発明の第2実施形態による中空繊維膜モジュールのサブモジュールの内部を示した概略的な平断面図である。 本発明の第2実施形態による中空繊維膜モジュールの散気構造を示した概略的な図面である。 本発明の第3実施形態による中空繊維膜モジュールのサブモジュール構造を示した側断面図である。 本発明の第3実施形態による中空繊維膜モジュールのサブモジュールの内部を示した概略的な図面である。 本発明の第3実施形態による中空繊維膜モジュールのサブモジュールの内部を示した概略的な図面である。 本発明の第4実施形態による中空繊維膜モジュールを示した概略的な断面図である。 本発明の第4実施形態による中空繊維膜モジュールを示した概略的な断面図である。 本発明の第4実施形態による中空繊維膜モジュールを示した概略的な断面図である。 本発明の第5実施形態による中空繊維膜モジュールを示した概略的な断面図である。 本発明の第5実施形態による中空繊維膜モジュールを示した概略的な断面図である。 本発明の第5実施形態による中空繊維膜モジュールを示した概略的な断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者が容易に実施することができるように詳しく説明する。しなし、本発明は各種異なる形態に具現されることができ、ここで説明する実施形態に限定されない。
図面は概略的で縮尺に合わないことを予め言っておきたい。図面にある部分の相対的な寸法及び割合は図面での明確性及び便宜のためにその大きさにおいて誇張されたり減少して図示しており、任意の寸法はただ例示的なものに過ぎず限定的なものではない。そして、二つ以上の図面に表れる同じ構造物、要素または部品には同じ参照符号が他の実施形態で対応したり類似の特徴を表すために用いられる。
ここで用いられる専門用語は、ただ特定実施形態を言及するためのものであり、本発明を限定する意図はない。ここで用いられる単数形態は文章がこれと明確に反対意味を表さない限り複数形態も含む。明細書において用いられる「含む」の意味は特定特性、領域、定数、段階、動作、要素及び/または成分を具体化し、他の特定特性、領域、定数、段階、動作、要素、成分及び/または群の存在や付加を除外するものではない。
斜視図を参照して説明された本発明の実施形態は本発明の理想的な実施形態を具体的に示す。その結果、図解の多様な変形、例えば製造方法及び/または仕様の変形が予想される。従って、実施形態は示した領域の特定形態に限られず、例えば製造による形態の変形も含む。図面に示された領域は元々大略的なものに過ぎなく、これらの形態は領域の正確な形態を示すように意図されたものではなく、本発明の範囲を狭めるために意図されたものではない。
<第1実施形態>
図1は本実施形態による中空繊維膜モジュールの外形を示している。
本中空繊維膜モジュール100は内部に原水が自主的に循環されて水処理が行われる互いに独立的な複数のサブモジュール200を含む。前記複数のサブモジュール200は原水とエア及び処理水と濃縮水が流通される配管部300に連結される。そして、前記サブモジュール200の上部には濃縮水と空気を排出して開閉程度の調節が可能な排出口410が設置される。
本中空繊維膜モジュールは、前記排出口410によるサブモジュールの密閉程度によって内圧型または外圧型に使われる構造になっている。前記排出口410は濃縮水と空気の排出が可能であり、開閉程度を調節することができる構造であれば特に限定されない。
以下の説明では、サブモジュール200の上部に具備される排出口410の開閉程度を調節して外圧型で運転される構造を例として説明する。
本実施形態で前記サブモジュール200は配管部300を中心に配管部300の外周面に沿って配列設置される。
図2及び図3は本実施形態による配管部とサブモジュールの内部構造を示している。前記図面を参照して配管部とサブモジュールの構造を説明すれば次の通りである。
1.配管部
まず、中央に配置される前記配管部300を説明すると、本配管部300は側面に原水が供給される原水連結口312が形成されて、サブモジュール200と連結される原水管310と、側面にエアが供給されるエア連結口322が形成されて、サブモジュール200と連結されるエア管320と、側面に処理水が流入される処理水連結口332が形成されて、サブモジュール200と連結される集水管330とを含む。
また、前記配管部300はサブモジュール200で排出される濃縮水を排出処理するための排出水管340を含む。
本実施形態で、前記配管部300は多重管構造になっている。即ち、前記原水管310の内部にエア管320が挿入設置され、エア管320の内部に集水管330が挿入設置された3重管構造であってもよい。または、本実施形態のように、配管部300が前記集水管330の内部に排出水管340が挿入設置されて、4重管構造に形成されてもよい。このように本配管部は3つの管が結合された3重管または4つの管が結合された4重管構造からなることができ、特に限定されない。
前記原水管310は垂直に配置されて、最外側管を形成する。前記原水管310は外周面に沿って所定間隔を隔てて原水連結口312が設置される。前記エア管320は原水管310より小さい直径に形成されて、原水管310と間隔を隔てて配置される。前記エア管320は原水管310の内部に長手方向に設置されて、原水管310の上端と底面を貫通して外側に延長される。原水管310の上端を貫通して延長されたエア管320の上端には外周面に沿ってエア連結口322が所定間隔を隔てて設置される。前記集水管330はエア管320より小さい直径に形成されてエア管320と間隔を隔てて配置される。前記集水管330はエア管320の内部に長手方向に設置され、エア管320の上端と底面を貫通して外側に延長される。エア管320の上端を貫通して延長された集水管330の上端には外周面に沿って処理水連結口332が所定間隔を隔てて設置される。前記集水管330の内部には集水管330より小さい直径に形成された排出水管340が集水管330に長手方向に設置されて、集水管330の上端と底面を貫通して外側に延長される。
また、前記集水管330の上端には集水管330の内部に必要の時エアを注入するためのエア注入管350がさらに連結される。本実施形態で、前記エア注入管350は集水管330の上端に連通され、サブモジュール200の上側まで垂直に延長される。前記エア注入管350は中空繊維膜の破損検査(PDT:Pressure Decay Test)のためにエアを強制的に注入するための管である。本モジュールは配管部300の集水管330にエア注入管350を連通することによって、従来追加的に設置された空気除去システムの設置が不必要になる。即ち、通常運転の時には、前記エア注入管350は原水と空気の流出なしに遮断された状態を保持する。そして、中空繊維膜の破損しているか否かを確認する場合、前記エア注入管350を通じて所定圧力の空気を注入して中空繊維膜の内径に空気を流入させて必要な検査を行う。従来モジュールの場合、集水管330を通じて空気を流入するので、集水管330全体で処理水を除去しなければならない。また、従来にはPDT作業を終った後、集水管330に流入された空気を除去するために別途の空気除去システムをさらに設置する必要があった。
しかし、本モジュールは、前記のように上部へ延長されたエア注入管350を通じて集水管330にエアを注入することによって注入管350内の処理水を全部除去する必要がなくなる。即ち、集水管330内に処理水が満たされている状態でも、PDT作業の時、必要なコレクター上部の一部と中空繊維膜内径に空気を充填することができる。PDT作業を終了した後には自然水頭によってエア注入管350を通じて注入された空気が自然に排出される。
一方、前記原水管310とエア管320及び集水管330の各上端には互いに対応される位置に連結口が設置されて、この連結口を介して各サブモジュール200が配管部300の外周面に沿って連結される。
前記連結口の配置間隔は、配管部300の円周面に沿って配置されるサブモジュール200の大きさと個数によって異なることがある。本実施形態では12個から24個のサブモジュール200を設置することができるように連結口は各管の円周面に沿って30度から15度の間の間隔を隔てて設置されることができ、特にこれに限定されない。
2.サブモジュール
本実施形態で前記サブモジュール200は配管部300の外周面に沿って設置される。前記サブモジュール200は水処理対象原水を溜める反応槽の役割を果たすもので、内部には中空繊維膜212が具備されて自主的に原水が循環されながら水処理が行われる。前記サブモジュール200は外形を成し、内部には中空繊維膜212が具備され、一側面には原水が流入される原水流入口214とエアが流入されるエア流入口216及び処理水が排出される流出口218が形成されたハウジング210を含む。また、本サブモジュール200のハウジング210 上部にはサブモジュール200を内圧型または外圧型に構成するための排出口410が設置される。以下の説明で前記中空繊維膜212は一端が固定され、他端は自由なエンド−フリー(end−free)構造の場合を例として説明する。しかし、本モジュールは前記エンドフリー構造の中空繊維膜だけではなく、例えば、両端が固定されて集水が行われる構造などのように多様な構造の中空繊維膜に全て適用され、特に限定されない。
2−1.ハウジング
前記ハウジング210はサブモジュール200の外形を成す。前記ハウジング210はアクリルまたはPVCなどの材質で構成されることができ、材質において特に限定されない。前記ハウジング210は両側面の間の角度が15〜30度を成す台形形態になって、前記配管部300に放射方向に配置される。また、各サブモジュール200はハウジング210が相互側面が接した状態で配管部300の外周面に沿って配置されることができる。
前記ハウジング210の内部にはハウジング210の内部を二つの領域で区切る隔壁220が垂直方向に設置される。以下、説明の便宜のために、隔壁220によって分離された二つの領域を水処理領域226と原水循環通路228と指称する。前記隔壁220の上端と下端にはそれぞれ原水が流通される上端孔222と下端孔224が形成される。前記隔壁220を具備することによって本サブモジュール200のハウジング210は自主的に原水を内部で循環させて原水の流速を高めることができる。排出口410の開閉程度を調節して散気によって流入された空気の排出を制限するにことによってハウジング210の内部に発生する圧力を利用する外圧型構造で、前記のように、原水の流速を増加させることでエネルギー対比処理效率を高めることができる。これに対しては後でさらに詳細に説明する。
前記ハウジング210内部の水処理領域226には圧力の差による水処理が行われる中空繊維膜212が具備される。前記ハウジング210の下端には前記中空繊維膜212をハウジング210に固定させるための固定部230が設置される。前記ハウジング210の固定部230の下端には前記中空繊維膜212の内部通路と連通されて中空繊維膜を経た処理水が集められ、前記流出口218と連通されるコレクター232が形成される。また、前記ハウジング210の下部には前記エア流入口216と連通されて気泡を中空繊維膜に噴出するための散気管240が設置される。前記散気管240の下部には前記原水流入口214と連通され、前記原水循環通路228と連結されて原水を供給する原水通路260が形成される。前記原水通路260はハウジング210の最下端に設けられる所定空間で、ハウジング210の内壁側で原水循環通路228の下端と連通される。
そこで、サブモジュール200に流入された原水はハウジング210の内部で水処理領域226と原水循環通路228との間を循環しながら水処理が行われる。
前記ハウジング210は、図示したように、流出口218とエア流入口216及び原水流入口214が下方に順次に形成される。前記流出口218とエア流入口216及び原水流入口214は前記配管部300の処理水連結口332とエア連結口322及び原水連結口312にそれぞれ連結されて処理水とエア及び原水を配管部300と流通されるようにすることができる。
前記ハウジング210の水処理領域226の内部には複数の中空繊維膜212が長手方向に配列され、下端には中空繊維膜固定部230と中空繊維膜の内部通路と連通されるコレクター232及び散気管240が連続的に設置される。そして、最下端には原水流入口214と連結される原水通路260が形成される。前記コレクター232及び散気管240はハウジング210にそれぞれ形成された流出口218とエア流入口216を通じて前記配管部300の処理水連結口332とエア連結口322にそれぞれ連通され、前記原水通路260は原水流入口214を通じて配管部300の原水連結口312と連結される。
これによって各サブモジュール200は配管部300に個別的に連結されることによって、必要に応じて、当該サブモジュール200のみを配管部300から着脱させることができる。
ここで、前記ハウジング210に形成された原水流入口214とエア流入口216及び流出口218と配管部300に形成される各連結口には連結部位の気密を維持させるためのパッキング部材などの気密維持手段(図示しない)がさらに設置されて連結部位での処理水や空気漏れを防止することができるようにする。
図面符号270はサブモジュール200の重量を支持して固定させるためのモジュール下部支持板である。前記支持板270は円板状に形成される。前記支持板270は配管部300から分離可能な構造であってもよく、サブモジュール200を支えて支持することができれば特に限定されない。
2−2.コレクター
前記コレクター232はハウジング210の中空繊維膜固定部230の真下に具備され、前記ハウジング210の流出口218と連通される所定空間である。前記コレクター232は流出口218と処理水連結口332を通じて集水管330に連結される。前記固定部230に固定設置された中空繊維膜の末端が前記コレクター232に延長されて中空繊維膜の内部通路がコレクター232と連通された構造になっている。即ち、前記コレクター232の真上には中空繊維膜を固定している固定部230がハウジング210の内壁に付着される。
本モジュールは処理水が集められるコレクター232がハウジング210の下端部に具備して、配管部300の集水管330を通じてモジュールの下方向へ処理水の流れを誘導するようになる。
このように処理水がモジュールの上部から下部へ流れることによって、モジュールの水頭圧を濾過圧に利用することができる。
2−3.散気管
図4に示すように、本散気管240はハウジング210のコレクター232の下端に設けられ、エア流入口216とエア連結口322を通じてエア管320と連通される中央通路242と、この中央通路242と連通されて、ハウジング210の水処理領域226の内壁に沿って固定部230の上方へ延長され、空気を噴出するための散気孔245が形成された側面散気板244と、前記中央通路242と連通され、前記ハウジング210の水処理領域226の中央に位置し、エアを噴出するための散気孔247が形成された中央散気板246と、前記中央通路242と連通され、前記側面散気板244と中央散気板246との間に配置され、エアを噴出するための散気孔249が形成された補助散気板248とを含む。
散気管240に流入された空気は側面散気板244と中央散気板246及び補助散気板248の散気孔245、247、249を通じて中空繊維膜に噴射されて中空繊維膜212の全束に均一に空気が噴射されることができる。
前記側面散気板244はハウジング210の内壁と所定隙間を保持した状態で、ハウジング210の側面に沿って上下に延長された構造で、下端は開放された状態で散気管240の中央通路242と連結され、上端は閉鎖された状態で固定部230の上方へ露出されている。そこで、中央通路242に流入された空気はハウジング210の内壁と側面散気板244との間の隙間を通じて固定部230の上方へ進入して側面散気板244に形成された散気孔を通じて中空繊維膜に噴出される。
前記補助散気板248は側面散気板244と中央散気板246との間に配置されて散気效果を高めるようになる。モジュールの大容量化によってサブモジュール200の内部の中空繊維膜212の個数が増えて密集度(packing density)も増加する。このような場合、散気管240でモジュール内部への直線距離が増加し、密集した中空繊維膜による抵抗によって供給された空気が影響を及ばない領域が発生される。そこで、前記領域に補助散気板248を配置することによって散気效果が減少されることを防止し、膜汚染の増加を最小化することができる。
2−4.排出口
前記ハウジング210は前記排出口410の開閉程度を調節して散気によって流入された空気の排出を制限すると、ハウジング210の内部は流入された空気によって圧力が発生する。それで、本モジュール100は外圧型で使用可能になる。前記排出口410が完全に開放されると、ハウジング210は外部と連通されて本モジュール100は負圧を利用する内圧型に使用可能になる。
本実施形態で、前記排出口410はハウジングの配管部側側面に設置される。そして、前記ハウジングの上端は配管部300の方から外側先端方へ下向き傾斜して傾斜面400を成す構造になっている。前記排出口410は空気を排出するとともに、汚染物が濃縮された濃縮水を排出する役割を果たす。前記排出口410は集水管330の内部を貫通してサブモジュール200の上部に延長された排出水管340と連結される。
本実施形態で、ハウジング210上端の傾斜面400の構造は濃縮水を排出する時、外側先端に汚染物が積もらないようにするためのものである。前記ハウジング210の上端構造及び排出口410の形態と設置位置は特に限定されない。
前記排出口410の開閉程度を調節するための構造は通常のバルブ構造を利用することができ、特に限定されない。
本中空繊維膜モジュールは、原水流入量に対する所定回収率だけ濾過水を生産する。そこで、工程運営の時所定回収率に合わせてハウジング210の内部に残った汚染物が濃縮された濃縮水を系外に排出するようになる。本実施形態では、前記ハウジング210の上部に形成された排出口410を通じて濃縮水が排出処理される。即ち、ハウジング210の内部水位を調節して間歇的にハウジング210上部の排出口410に濃縮水が越流されるようにする。排出口410を通じて越流された濃縮水は排出口410と連結されている排出水管340を通じて流れて系外に排出処理される。また、本中空繊維膜モジュールが排出口410の開閉程度を調節することによって外圧型で運転する場合、散気によって供給される空気の排出が必要であるが、散気による空気も前記排出口410を通じて排出が行われる。
2−5.隔壁
図5に示すように、前記隔壁220はハウジング210の外先端側に傾いてハウジング210の上端まで延長される。
本実施形態で、前記隔壁220はハウジング210の内部を二つの領域に分ける。前記隔壁220によってハウジング210の内部は中空繊維膜が位置した水処理領域226と原水を水処理領域226に再循環させるための原水循環通路228に区画される。
前記隔壁220の下端はハウジング210の原水通路260に延長されて、原水通路260と連結される。そこで、原水通路260に流入された原水は隔壁220とハウジング210の内面との間を通じて原水循環通路228に流入される。
前記隔壁220の上端部と下端部にはそれぞれ上端孔222と下端孔224が形成される。そして原水は前記上端孔222と下端孔224を通じてのみ水処理領域226と原水循環通路228との間を流通されるようになる。
ここで、前記隔壁220によって区画される原水循環通路228の面積は水処理領域226の面積の1/3以上である。原水循環通路228の面積が1/3以下である場合には、原水の下降流速が充分確保されなくて原水が順調に循環されることができない。
また、前記隔壁220は中空繊維膜を固定している固定部230を基準に、水処理領域226方へ突出されるように設置される。そして、固定部230の面積より隔壁220とハウジング210によって囲まれた水処理領域226の面積が相対的に小くなる。このような構造は水処理領域226内で中空繊維膜の充填率を増加させる効果をもたらす。そして、自由端形態に下端が固定され、上端が自由な中空繊維膜の上端が倒れることを防止することができる。中空繊維膜の下端はコーティングされて他の領域より直径が大きい。また、中空繊維膜の下端上側のコーティングされない領域は下端より充填率が中空繊維膜が倒れる虞が高い。そこで、前記のように、水処理領域226の方へ隔壁220が突出されるようにすることによって水処理領域226の断面積を減らして中空繊維膜のコーティングされない部分での充填密度を高めることができる。従って、中空繊維膜の倒れを防止することができる。
一方、本中空繊維膜モジュールは、図4に示すように、中空繊維膜212が位置するハウジング210の水処理領域226の内部に垂直方向に中央隔壁250がさらに設置された構造になっている。
本実施形態で前記中央隔壁250は中央散気板246の上側で垂直に配置され、ハウジング210の上端まで延長される。前記中央隔壁250は中空繊維膜が充填された水処理領域226を分割して、水処理領域226で中空繊維膜が置かれる面積を減らして中空繊維膜の充填率をさらに高める。即ち、中央隔壁250によってハウジング210の水処理領域226上部での空いた空間が減って中空繊維膜の密集度が高くなる。また、本モジュールは前記中央隔壁250によって中空繊維膜が倒れることをさらに防止することができる。また、前記中央隔壁250は中央散気板246の上部まで延長されてハウジング210内で中空繊維膜に流入される原水と噴出された空気が一方に偏らないで均一に流れるようにする役割を果たす。
ここで、前記中央隔壁250は前記中央散気板246の厚さ以上の厚さに形成されることができる。前記中央隔壁250が中央散気板246の厚さより厚い場合、中央散気板246の散気孔から噴出された空気が中央隔壁250の下端で停滞されないように、中央隔壁250の両側面または下端の両側角部は傾斜面を成すことができる。
2−6.原水循環通路
前記隔壁220によってハウジング210の内部に形成される原水循環通路228は処理対象原水が通る通路の役割を果たす。
図6に示すように、中空繊維膜が存在する水処理領域226を通じて上昇した原水は隔壁220上端の上端孔222を通じて原水循環通路228に流入されて隔壁220とハウジング210の内壁との間の原水循環通路228を通じて下降する。そして、隔壁220の下端に形成された下端孔224を通じて水処理領域226に流入されて循環される。
本モジュールはこのように隔壁220による原水循環通路228を形成することによって中空繊維膜に流入される原水の流速を大きく増加させることができる。原水の流速増加は散気管240から水処理領域226の下部で供給される空気によって上昇される流速が水処理領域226を抜けながら外部に自然に下降する流体の流れを形成するからである。一般の中空繊維膜モジュールの場合、モジュールの構造上、自然に発生された流体の下降流速が反応槽の他の方向の流速と遭って損失される。しかし、本モジュールは隔壁220によって分けられる原水循環通路228を具備して隔壁220の下端孔224を通じて原水及び循環水が水処理領域226の内部に吸い込まれる構造を有している。そして、ハウジング210の上端で発生された下降流速が水処理領域226に流入されることによって下降流速が持続される。これはサブモジュール200のハウジング210内部でより高い流速を誘導する。
ここで前記原水の流れを原水循環通路228から隔壁220の下端孔224に誘導することによって原水の循環をより円滑に維持することができる。
このために、前記ハウジング210の内面には隔壁220の下端に形成される孔方へ原水の流れを誘導するための誘導板280が突出して形成された構造になっている。
前記誘導板280は、図2に示すように、原水循環通路228を通じて下降する原水と上昇する原水が遭う部分に設置されて、隔壁220の下端孔224方へ流体の流れを誘導する。
本実施形態で、前記誘導板280はハウジング210の内面に隔壁220の下端孔224を向けて三角断面構造に突出形成された構造になっている。従って、原水循環通路228の上下方向から流入される原水は誘導板280によって流速の減少を最小化しながらその流れが転換されて隔壁220の下端孔224を通じて水処理領域226に流れて行くようになる。そして上昇する原水の流れと下降する原水の流れとの間の流速相殺なしにハウジング210の内部で原水をより円滑に循環させることができる。
図7は本実施形態のモジュールと従来技術によるモジュールとの間の流速を比較したグラフである。
図7のグラフにおいて、X軸のSDAは散気量を中空繊維膜モジュールの面積で割った値で、Y軸はモジュールの上部で流体上昇流速を測定した値である。
前記グラフでそれぞれの点は位置による流速の平均を表す値で、error boundは位置による流速差によって発生する偏差の最大、最小を表す。
図7のグラフを通じて本モジュール(YEF、C−YEF)は従来技術によるG社のモジュールやK社のモジュールに比べて位置による流速の差が小さいことが確認される。低いSDAで高い流体上昇流速を表すほどエネルギー消耗も低く、汚染の制御にも優れた役割を果たすことができると言える。ここから、本モジュールが従来のモジュールに比べて低い散気量で高い流速を表すので、散気效率の増加及びとエネルギー費用の節減が可能で、scale−upによる流体流れの不均衡問題がないことが分かる。
前記した構造からなる中空繊維膜モジュール100は中央の配管部300にサブモジュール200を装着して一つの大型モジュールを構成する。各サブモジュール200はハウジング210に設置された原水流入口214とエア流入口216及び流出口218がそれぞれ原水管310の原水連結口312とエア管320のエア連結口322及び集水管330の処理水連結口332に結合されて配管部300に設置される。
この状態で、原水管310を通じて供給された原水は原水連結口312と原水流入口214を通じて個別的に各サブモジュール200のハウジング210内に流入される。ハウジング210の原水流入口214を通じて流入された原水は原水通路260を通じて原水通路260に連結された原水循環通路228に流入される。
そして、原水循環通路228で隔壁220の下端に形成された下端孔224を通じて中空繊維膜が充填された水処理領域226に流入される。水処理領域226に流入された原水は散気管240から噴出される空気とともに上部に上昇され、隔壁220上部の上端孔222を通じて再び原水循環通路228に流入されて下降される。原水は前記循環過程を続いて行いながら処理される。
一方、水処理領域226に流入された原水は中空繊維膜212によって濾過処理される。中空繊維膜を通じて濾過された処理水は中空繊維膜の内部通路と連通されたコレクター232に集水された後コレクター232の流出口218に連結され処理水連結口332を通じて集水管330に流入されて排出処理される。
前記処理過程で回収率によって間歇的に生産量を調節することで濃縮水はハウジング210の上部に設置された排出口410を通じて越流させて排出する。排出された濃縮水は排出水管340を通じて一括的に排出処理される。
<第2実施形態>
図8〜図11は本モジュールのまた他の実施形態を示す。
前記図面によれば、本実施形態による中空繊維膜モジュールは内部に原水が循環されて水処理が行われる互いに独立された複数のサブモジュール200と、前記複数のサブモジュール200が設置されて原水とエア及び処理水と濃縮水が流通される配管部300と、前記サブモジュール200の上部でエア及び濃縮水を排出し、開閉程度を調節する排出口410とを含む。本実施形態の中空繊維膜モジュールも排出口410によるサブモジュールの密閉程度によって内圧型または外圧型モジュールで駆動されることができる。
以下の説明では、サブモジュール200の上部に存在する排出口410の開閉程度を調節してサブモジュールが外圧型で運転される構造を例に挙げて説明する。
本実施形態で前記配管部300は直線状に延長され、前記サブモジュール200は配管部300の長手方向に沿って連続的に配置された構造になっている。
前記配管部300は原水を供給するための原水管310と、エアを供給するためのエア管320及びサブモジュール200で処理された処理水を排出するための集水管330とを含む。
前記原水管310とエア管320及び集水管330は互いに平行に配置され、その配置構造や管の形態において特に限定されない。
本実施形では、一つの本体302の内部に集水管330とエア管320及び原水管310が上から順次に区画されて管路を形成する構造になっている。
前記本体302の両側面には集水管330に連結される処理水連結口332とエア管320に連結されるエア連結口322及び原水管310に連結される原水連結口312が互いに対応される位置に間隔を隔てて対を形成して設置される。そして前記本体の長手方向に沿って前記対の複数も間隔を隔てて連続的に形成されて複数のサブモジュール200が連続的に連結される。
また、本配管部300は前記ハウジング210の上部に形成される排出口410を通じて排出される濃縮水を処理するための排出水管340がさらに具備される。本実施形態で前記排出水管340は本体と別途に具備されてサブモジュール200の上部側で排出口410と連結される。
図面符号350は前記集水管330に連結されるエア注入管350である。前記エア注入管350を通じて中空繊維膜の破損検査(PDT)の時にエアを強制的に注入する。
一方、前記サブモジュール200は配管部300の両側面に沿って設置される。本実施形態で前記サブモジュール200を成すハウジング210は図9に示すように矩形断面形態に形成される。
前記ハウジング210の下端一側面には原水が流入される原水流入口214とエアが流入されるエア流入口216及び処理水が排出される流出口218が形成される。また、ハウジング210の上部にはサブモジュール200を外圧型に構成するために開閉程度を調節することができる排出口410が設置される。
前記ハウジング210は流出口218とエア流入口216及び原水流入口214が下方に向けて順次に形成される。前記流出口218とエア流入口216び原水流入口214は前記配管部300の処理水連結口332とエア連結口322及び原水連結口312にそれぞれ連結されて、処理水とエア及び原水を配管部300と流通されることができる。
本実施形態の中空繊維膜モジュールは、ハウジング210の内部に設置される隔壁220と中央隔壁250を具備して原水を循環させ、中空繊維膜の倒れを防止するようになる。また、側面散気板244と中央散気板246との間に補助散気板248を具備して散気效率を高める構造になっている。このような構造は既に説明した通りであるので以下では詳細な説明は省略する。
本モジュールは直線形態の配管部300を具備することで第1実施形態の中央配管部300 の構造と比べてサブモジュール200の拡張がさらに容易で、サブモジュール200も矩形断面形態に製造することができるようになって、製造の容易であるという利点がある。
<第3実施形態>
図12は本サブモジュール200のまた他の実施形態で、原水をハウジング210の両側面方へ循環させる構造を例示している。
図示したように、本実施形態によるサブモジュール200は外形を成し、内部には中空繊維膜が具備され、一側面には原水が流入される原水流入口214とエアが流入されるエア流入口216及び処理水が排出される流出口218が形成されたハウジング210を含む。
前記ハウジング210は内部にハウジング210の内部を水処理領域226と原水循環通路228に区切る隔壁220が垂直方向に設置される。本実施形態で、前記隔壁220は図13に示すように二つが具備されて、ハウジング210の両面側にそれぞれ配置される。
前記各隔壁220の上端と下端にはそれぞれ原水が流通される上端孔222と下端孔224が形成される。そして、前記各隔壁220とハウジング210の内側面との間の領域が原水循環通路228を形成し、隔壁220の間の空間が水処理領域226として圧力の差による水処理が行われる中空繊維膜が具備される。
前記ハウジング210の下部には前記原水流入口214と連通され、前記原水循環通路228と連結されて原水を供給する原水通路260が形成される。前記原水通路260はハウジング210の最下端に設けられる所定空間で、ハウジング210の両側壁に沿って各隔壁220によって形成される原水循環通路228の下端と連通される。
そこで、サブモジュール200に流入された原水は原水通路260でハウジング210の両側面方へ進行されて両側面に位置した原水循環通路228に流入されて各隔壁220に形成された下端孔224と上端孔222を通じてハウジング210中央の水処理領域226に循環される。
本中空繊維膜モジュールは中空繊維膜が位置するハウジング210の水処理領域226の内部に垂直方向に中央隔壁がさらに設置されることができる。
このように本実施形態のサブモジュール200はハウジング210の両面側に隔壁220が設置されて両方向に原水が循環される。
このような構造の場合、散気管240の構造は、図14に示す通りである。ハウジング210の両面側に原水循環通路228が形成され、中央の水処理領域226に側面散気板244と中央散気板246が設置される。そして側面散気板244と中央散気板246との間に補助散気板248を具備して散気效率を高める構造になっている。
本実施形態によるサブモジュール200は隔壁220の構造とこれによる原水の循環構造の他に残り構造は既に説明した通りであるのでその詳細な説明は省略する。
本モジュールは原水の循環がハウジング210の両側面で両方向に行われて循環效率をさらに高めることができる。
<第4実施形態>
図15はまた他の実施形態で、中空繊維膜の両端が固定された構造のモジュールにおいて隔壁220による原水の循環構造を示している。
前記図面によれば、本モジュール100は内部が密閉され、側面上部と下部に原水流入口215と濃縮水排出口217が形成されたハウジング210と、ハウジング210の内部に両端が固定設置され、水処理が行われる中空繊維膜212とを含む。前記中空繊維膜の下端は固定部230によってハウジング210の下端に固定され、固定部230の下端には散気管240が具備されて固定部230の上方へ延長された散気板241の散気孔243を通じて中空繊維膜212に空気を噴出する。また、中空繊維膜212の上端は固定部231によってハウジング210の上端に固定され、固定部231上端のコレクター232が前記中空繊維膜212の内部と連通されて処理水を集水する。
本モジュールは、前記構造のハウジング210でハウジング210の内部を中空繊維膜212が具備された水処理領域226と原水循環通路228に区切る隔壁220が垂直方向に設置された構造になっている。
前記隔壁220は、図16に示すように、ハウジング210の中央に配置される中空繊維膜212を囲む構造になっている。前記隔壁220の上端と下端にはそれぞれ原水が流通される上端孔222と下端孔224が形成される。そして、原水は隔壁220の下端孔224を通じて原水循環通路228で処理水領域に流入されて上昇される。また、隔壁220の上端孔222を通じて処理水領域で原水循環通路228に流入されながら連続的に循環される。
本モジュールのハウジング210は、図16に示すように、円筒状の断面構造または図17に示すように四角形断面構造の何れも可能で、その形態において特に限定されない。
このように、中空繊維膜212の両端が固定された構造のモジュールもハウジング210の内部に隔壁220による原水循環通路228を形成することによって中空繊維膜に流入される原水の流速を大きく増加させることができる。原水の流速増加は散気管240から水処理領域226の下部で供給される空気によって上昇される流速が水処理領域226を抜けながら外部に自然に下降する流体の流れを形成するからである。本モジュールは隔壁220によって区画される原水循環通路228を具備して隔壁220の下端孔224を通じて原水及び循環水が水処理領域226の内部に吸い込まれる構造を有している。そして、ハウジング210の上端で発生された下降流速が水処理領域226に流入されることで下降流速が持続される。これはサブモジュール200のハウジング210内部でより高い流速を誘導する。
ここで、本実施形態はコレクター232がハウジング210の上端に位置し、上端集水構造を例示しているが、下端集水構造や両端集水構造の場合も同じく隔壁を設置して原水の循環流速を増加させることができる。
<第5実施形態>
図18は本モジュールのまた他の実施形態で大容量のモジュールにおいて隔壁220による原水の循環構造を示している。
前記図面によれば、本モジュール100は外形を成し、内部に原水が循環する大容量のハウジング210を含む。前記ハウジング210は内部に中空繊維膜212が具備され、下端には処理水を集水するコレクター232と散気管240とが具備される。本モジュール100は排出口410によるハウジングの密閉程度によって内圧型または外圧型で駆動される
また、前記ハウジング210の中央にはハウジング210の内部を中空繊維膜が具備された水処理領域226と原水が循環される原水循環通路228に区切る隔壁220が設置された構造になっている。前記隔壁220の上部と下部にはそれぞれ上端孔222と下端孔224が形成されて原水を流通させる。
本実施形態で前記ハウジング210の中央は原水が循環する原水循環通路228を形成し、ハウジング210の内壁と隔壁220との間の空間が中空繊維膜が充填された水処理領域226を形成する。
前記隔壁220は、図19に示すように、円筒状の構造に形成され、ハウジング210の中央に配置される。前記ハウジング210の内壁と隔壁220との間には水処理領域226を複数の領域に区画して、中空繊維膜の倒れを防止するための分離壁290が間隔を隔てて複数設置されることができる。前記分離壁の個数はハウジング210の大きさによって相異してもよく、特に限定されない。
図面符号280は原水を隔壁220の下端孔224に誘導するための誘導板である。
そこで、原水は隔壁220の下端孔224を通じて原水循環通路228で処理水領域に流入されて上昇される。そして隔壁220の上端孔222を通じて処理水領域で原水循環通路228に流入されながら連続的に循環される。
本モジュールのハウジング210は、図19に示すように、円筒状の断面構造または図19に示すように四角形の断面構造のいずれの構造でもよく、その形態において特に限定されない。図20に示すような構造の場合、隔壁220によって中央に原水循環通路228が形成され、その両方へ中空繊維膜212が具備された水処理領域226が形成される。前記水処理領域226は大きさによって適切な個数の分離壁290がハウジング210内壁と隔壁220との間に設置される。
このようにサブモジュール200が結合された構造ではなく大容量のハウジング210が一つのモジュール100を構成する構造においても内部隔壁220を設置して原水循環通路228を形成することで原水を循環させて中空繊維膜212に流入される原水の流速を大きく増加させることができる
以上で説明したように、本発明の例示的な実施形態を示して説明されたが、多様な変形及び他の実施形態が本技術分野における技術者によって実施されることができる。このような変形と他の実施形態は特許請求の範囲に全て考慮されて含まれ、本発明の真の主旨及び範囲を逸脱しないと理解すべきである。

Claims (20)

  1. 内部で原水が循環されて水処理が行われるサブモジュールと、
    前記サブモジュールと連結されて原水とエア及び処理水が流通される配管部と、を含む中空繊維膜モジュール。
  2. 前記サブモジュールの上部に設置される排出口をさらに含み、排出口の開閉程度によって内圧型または外圧型で運転される請求項1に記載の中空繊維膜モジュール。
  3. 前記サブモジュールは外形を成し、一側面には原水が流入される原水流入口とエアが流入されるエア流入口及び処理水が排出される流出口が形成されたハウジングと、前記ハウジングの内部に設置されて、ハウジング内部を水処理領域と原水循環通路に区画し、両先端部に原水が流通される孔が形成された少なくとも一つ以上の隔壁と、前記水処理領域内に具備されて圧力の差による水処理が行われる中空繊維膜と、前記中空繊維膜をハウジングに固定させるための固定部と、前記中空繊維膜の内部通路と連通されて中空繊維膜を経た処理水が集められ、前記流出口と連通されるコレクターと、前記ハウジングのエア流入口と連通されて気泡を中空繊維膜に噴出するための散気管と、前記原水流入口と連通され、前記原水循環通路と連結されて原水が供給される原水通路とを含む請求項1または2に記載の中空繊維膜モジュール。
  4. 前記隔壁はハウジングの先端側に設置されて原水循環通路が先端側に形成される請求項3に記載の中空繊維膜モジュール。
  5. 前記隔壁はハウジングの両面側に設置されて、原水循環通路が両面側に形成される請求項3に記載の中空繊維膜モジュール。
  6. 前記隔壁はハウジング内で中心部を囲んで設置される請求項3に記載の中空繊維膜モジュール。
  7. 前記ハウジングの内面には隔壁下端に形成される孔方に誘導板が突出して形成されて、原水を孔を通じて水処理領域に誘導する構造である請求項3に記載の中空繊維膜モジュール。
  8. 前記隔壁によって区画される原水循環通路の面積は水処理領域の面積の1/3以上である請求項3に記載の中空繊維膜モジュール。
  9. 前記ハウジングは水処理領域で隔壁とハウジングの内壁との間に設置され、中空繊維膜の長手方向に延長される中央隔壁をさらに含む請求項3に記載の中空繊維膜モジュール。
  10. 前記散気管はハウジング内に形成されて、前記エア流入口と連通される中央通路と、前記中央通路と連通されて、ハウジングの水処理領域の内面に沿って設置され、エアを噴出するための散気孔が形成された側面散気板と、前記中央通路と連通されてハウジングの水処理領域中央に位置し、エアを噴出するための散気孔が形成された中央散気板と、前記中央通路と連通されて前記側面散気板と中央散気板との間に配置され、エアを噴出するための散気孔が形成された補助散気板とを含む請求項3に記載の中空繊維膜モジュール。
  11. 前記配管部は側面に原水が供給される原水連結口が形成されて、サブモジュールの原水流入口と連結される原水管と、側面にエアが供給されるエア連結口が形成されてサブモジュールのエア流入口と連結されるエア管と、側面に処理水が流入される処理水連結口が形成されて、サブモジュールの流出口と連結される集水管とを含む請求項3に記載の中空繊維膜モジュール。
  12. 前記配管部は前記サブモジュールで排出される濃縮水を排出処理するための排出水管をさらに含む請求項11に記載の中空繊維膜モジュール。
  13. 前記サブモジュールの上部に汚染物が濃縮された濃縮水またはエアを排出するための排出口がさらに形成され、前記排出口は前記排出水管に連結される請求項12に記載の中空繊維膜モジュール。
  14. 前記サブモジュールは前記配管部の外周面に沿って配置される構造である請求項11に記載の中空繊維膜モジュール。
  15. 前記配管部は多重管構造からなり、前記原水管の内部にエア管が挿入設置され、エア管の内部に集水管が挿入設置された構造である請求項14に記載の中空繊維膜モジュール。
  16. 前記配管部は多重管構造からなり、前記原水管の内部にエア管が挿入設置されて、エア管内部に集水管が挿入設置され、前記集水管内部に前記排出水管が挿入設置された構造である請求項13に記載の中空繊維膜モジュール。
  17. 前記配管部は前記原水管の上端に外周面に沿って原水連結口が形成され、前記原水管上端に延長されるエア管は上端にエア連結口が外周面に沿って形成され、前記エア管上端に延長される集水管は上端外周面に沿って処理水連結口が形成され、前記各サブモジュールが前記連結口を介して配管部の外周面に沿って設置される請求項15に記載の中空繊維膜モジュール。
  18. 前記配管部の外側にサブモジュールを支えて支持するためのモジュール支持板がさらに設置される請求項11に記載の中空繊維膜モジュール。
  19. 前記配管部は直線状に延長され、前記サブモジュールは前記配管部の長手方向に沿って連続的に配置された構造である請求項11に記載の中空繊維膜モジュール。
  20. 前記配管部は前記原水管とエア管及び集水管が間隔を隔てて平行に配置され、前記原水管とエア管と集水管はそれぞれ長手方向に沿って間隔を隔てて原水連結口とエア連結口と処理水連結口が形成されて、複数のサブモジュールが前記各連結口を介して配管部の長手方向に沿って連結される構造である請求項19に記載の中空繊維膜モジュール。
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