JP2013514507A - 運動学的に駆動される低速供給潤滑システム - Google Patents
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Abstract
輸送システム(100)の回転シャフト(13)によって駆動される、輸送システム(100)用の潤滑システム(10)が開示される。潤滑システム(10)は、回転シャフト(13)に取り付けられた少なくとも1つの円形部材(11、12)を備える。少なくとも1つの円形部材(11、12)は、第3の円形部材(14)に連結されかつそれに回転を与えるとともに、第4の円形部材(15)に別に連結されかつそれに回転を与える。第3の円形部材(14)は、第1のリンク機構(21)に連結される。第1のリンク機構(21)は、第3の円形部材(14)から第5の円形部材(23)へ延在する。第4の円形部材(15)は、第2のリンク機構(25)に連結される。第2のリンク機構(25)は、第4の円形部材(15)を第3の円形部材(14)と第5の円形部材(23)の間にある第1のリンク機構(21)に連結する。第5の円形部材(23)は、ポンプシャフト(34)に連結される。第3の円形部材(14)および第4の円形部材(15)の回転によって第5の円形部材(23)に回転運動が与えられ、潤滑剤をポンプ送りするポンプシャフト(34)および第5の円形部材(23)に軸方向の運動が与えられる。
Description
輸送システム、特にエスカレータまたは動く歩道を潤滑するシステムおよび方法が開示される。開示されるシステムは、輸送システムの回転シャフトによって運動学的に駆動され、回転シャフトの比較的高速の回転運動を低速の直線運動に変換して長期の供給サイクルに亘って潤滑剤を供給する。その結果、開示されるシステムおよび方法は、使用する潤滑剤が従来のシステムよりかなり少なくなる。
エスカレータは、無端ループを形成する1つまたは複数の循環する踏段チェーンによって一緒に接続された複数の踏段を備える。エスカレータの踏段は、垂直立ち上がりを形成するように無端ループの特定の部分に沿って互いに垂直にオフセットされることができるように配置される。これとは対照的に、動く歩道は、水平輸送のために、1つまたは複数の循環するパレットチェーンによって一緒に結合された複数のパレットを備える。両方の輸送システムは、手すりチェーンを介して駆動される手すりを備えることができる。踏段チェーン、パレットチェーン、および手すりチェーンは一般に、モータによって駆動されるシーブまたはスプロケットによって1つまたは複数の駆動ユニットに連結される。
摩擦および電力要求量を低減しかつ輸送システムの耐用期間を増加させるために、踏段チェーン、パレットチェーン、および手すりチェーンは、一定期間ごとに潤滑する必要がある。さらに、エスカレータシステムおよび動く歩道システムはまた、軸受、他のチェーン、ロープその他など、定期的な潤滑を必要とする部品を備える。好ましくは潤滑は自動的に行われる。
現在利用可能な自動潤滑システムには、潤滑の必要な部品に直接適用される液滴の形態で間欠的に潤滑剤を供給する「ドリップフィード」システムすなわち重力による供給システム、潤滑の必要な部品に潤滑剤を噴霧または噴射する「オイルミスト」またはインジェクションスプレーシステム、および、潤滑の必要な部品に流体の形態で潤滑剤を供給する連続供給システムが含まれる。これらの潤滑システムはそれぞれ固有の不利益を有する。
一般的な1つの不利益は、潤滑剤の非効率な使用すなわち廃棄潤滑剤にある。大抵の潤滑剤は、再生不可能な石油資源に由来するので、企業が化石燃料の使用を低減し、カーボンフットプリントを低減し、かつ環境に配慮して活動するように奨励される際に、廃棄潤滑剤は大きな関心事となる。さらに、廃棄潤滑剤はまた、安全に処分する必要があるが、これは、回収設備が容易に利用できない場合、輸送システムの保守作業者やビルの所有者にとって問題になる可能性がある。
現在利用可能な潤滑システムの不利益に戻ると、ドリップフィードシステムには、各チェーンのリンクジョイントのリンク位置とノズルからの液滴の放出とのタイミングを取ることの困難さが伴う。潤滑剤の流れは一般に、ドリップフィードシステムでは容易に適度にすることができず、これは、エスカレータまたは動く歩道が静止しているときにも潤滑が生じて、無駄が生じることを意味する。ドリップフィードシステムはまた、さまざまな量の潤滑剤を必要とする環境条件に適切に対応できない。さらに、さまざまな潤滑位置のさまざまな潤滑要求量に対してドリップフィードシステムでは対応できない。
オイルミストまたはインジェクションスプレー式システムは、潤滑剤を必要としない領域に潤滑剤を分散させるので、環境を汚染しかつ潤滑剤を無駄にすることになる。連続オイル供給システムも、あまりにも高速で潤滑剤を放出するので、「オイルミスト」潤滑システムと同様の仕方で環境を汚染しかつ潤滑剤を無駄にすることになる。過剰な潤滑に対する対策として、パワートランスミッショントレインの下にオイルパンを配置することができる。しかしながら、オイルパンは、ドレインが必要であるので、さらなる労働力および保守費用が掛かり、オイルパンでは明らかに潤滑剤の廃棄の問題は解決されない。輸送用チェーンを手動で潤滑するのに作業者を従事させることができるが、そのような処置は、費用が掛かりかつ作業者を不要な危険にさらすことになる。
従って、必要とされる量の潤滑剤を、現在利用可能なシステムより効率的に供給できる、エスカレータおよび動く歩道などの輸送システム用の改良された潤滑剤供給システムが必要とされている。
上述した必要を満足させる際に、輸送システムの回転シャフトによって駆動される、輸送システム用の潤滑システムが開示される。潤滑システムは、回転シャフトに取り付けられた少なくとも1つの円形部材を備える。少なくとも1つの円形部材は、第3の円形部材に連結されかつそれに回転を与えるとともに、第4の円形部材に別に連結されかつそれに回転を与える。第3の円形部材は、第1のリンク機構に連結される。第1のリンク機構は、第3の円形部材から第5の円形部材へ延在する。第4の円形部材は、第2のリンク機構に連結される。第2のリンク機構は、第4の円形部材を第3の円形部材と第5の円形部材の間にある第1のリンク機構に連結する。第5の円形部材は、ポンプシャフトに連結される。その結果、第3の円形部材および第4の円形部材の回転によって第5の円形部材に回転運動が与えられ、潤滑剤をポンプ送りするポンプシャフトおよび第5の円形部材の軸方向の運動が与えられる。
輸送システムの回転シャフトを用いて潤滑剤を低速でポンプ送りする方法が開示される。方法は、回転シャフトと共に回転するように回転シャフトに第1の円形部材および第2の円形部材を同軸に取り付け、同軸の第3の円形部材、第4の円形部材、第5の円形部材、および第5の円形部材に同軸に連結されたポンプシャフトを提供し、第3の円形部材および第4の円形部材それぞれに回転を与えるように第1の円形部材を第3の円形部材に、第2の円形部材を第4の円形部材に連結し、第1の剛性リンク機構で第3の円形部材を第5の円形部材に連結し、第3の円形部材と第5の円形部材の間に配置されたジョイントにおいて第2の剛性リンク機構で第4の円形部材を第1の剛性リンク機構に連結し、回転シャフトで第1の円形部材および第2の円形部材を回転させて、第3の円形部材および第4の円形部材を回転させ、それによって、第5の円形部材を回転させかつ第5の円形部材およびポンプシャフトを軸方向に運動させて、ポンプシャフトで潤滑剤をポンプ送りする、ことを含む。
第1および第3の円形部材の組み合わされた直径と第2および第4の円形部材の組み合わされた直径の差を変えることで、ポンプシャフトが1サイクルを完了する周期を短縮しまたは増加させることができる。
他の利点および特徴は、添付の図面と合わせて読むときに以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。
本開示の方法および装置のより完全な理解のためには、添付の図面においてより詳細に例示される実施例を参照する必要がある。
図面は必ずしも一定の縮尺で作製したものではないこと、開示される実施例は、ときには概略図として、また部分図として示されることに留意されたい。特定の場合には、本開示の方法および装置の理解に必ずしも必要ではない詳細や、他の詳細の理解を困難なものにする詳細については、省かれていることがある。もちろん、本開示が、本願で例示される特定の実施例に限定されないことは理解されたい。
図1を参照すると、シーブ、スプロケット、ホイール、プーリその他などの形態で提供することができる1つまたは2つの円形部材11、12を備えた潤滑システム10が示される。図1〜図3に示される実施例では、円形部材11、12は、図1〜図3において13で概略示される回転シャフトに同軸で取り付けられる。第1、第2の円形部材11、12は、横に並んだ構成で回転シャフト13に取り付け可能であり、または、円形部材11、12両方のために単一の円筒構造が使用可能である。回転シャフト13は、エスカレータまたは動く歩道などの輸送システムの一部である。潤滑システム10は、それ自体の電源またはモータを必要とせず、回転シャフト13を用いて簡単に作動するが、輸送システムの全体の駆動性能に影響を及ぼすことはない。回転する円形部材11、12の直径または半径は、図1〜図3に示すように互いに等しくすることも可能であり、または、互いに異なるようにすることも可能である。
第1、第2の円形部材11、12は、それぞれ第2、第3の円形部材14、15に連結される。図1〜図3に例示される実施例では、第1、第2の円形部材11、12は、それぞれ16、17で概略示されるチェーン、ベルト、プーリ、歯付きベルト、ギアなどによって第3、第4の円形部材14、15に連結される。第1、第2の円形部材11、12(または単一の円形部材構造11、12)を第3、第4の円形部材14、15に連結する手段は、当業者に明らかとなるように変わり得る。第3、第4の円形部材14、15はまた、シーブ、スプロケット、ホイール、プーリなどの形態で提供可能である。第1、第2の円形部材11、12が、図1〜図3に例示されるように同じ大きさまたは直径であるならば、第3、第4の円形部材14、15は、以下に説明する理由から、異なる有効外径または有効半径R14、R15をそれぞれ有する必要がある。しかしながら、第4の円形部材15が第3の円形部材14とは異なる角速度で回転するように、第1、第3の円形部材11、14および第2、第4の円形部材12、15の各組合せ直径を変えることで十分である。
図1をなお参照すると、第3の円形部材14は、ジョイント22によって第1のリンク機構21に連結される。第1のリンク機構21は、ジョイント24において第3の円形部材14を第5の円形部材23に連結する。第4の円形部材15は、第2のリンク機構25によって第1のリンク機構21に連結される。第2のリンク機構25は、ジョイント26によって第4の円形部材15に、ジョイント27によって第1のリンク機構部材21に連結される。ジョイント22、24、26、27は、さまざまな形態で提供可能であるが、大抵の枢動接続型のジョイントで十分である。ジョイント24のための適切な機構の例が図7に例示される。ジョイント27は、図1〜図3に示すように簡単なヒンジ機構とすることが可能である。
図1に例示されるシステム10では、ジョイント22は、第3の円形部材14にその外周部で連結される。これとは対照的に、第4の円形部材15は、内側リングまたはフープ33を支持する一対の十字形フレーム部材31、32を備える。ジョイント26は、内側リング33に連結される。その結果、図1〜図3に例示されるシステムでは、ジョイント26は、回転する第4の円形部材15の外周部から径方向内側に配置される。
第5の円形部材23は、図1〜図3に示すように軸受ハウジングまたはシリンダ、あるいはピストン35の形態とすることができるポンプシャフト34に連結される。図1〜図3に例示されるシステム10では、ピストン35が静止したままで、外側ポンプシャフト34が第5の円形部材23と共に軸方向に移動する。別の選択肢では、ピストン35が第5の円形部材23と共に移動し、外側シャフト34が静止したままになる。ピストン35、ポンプシャフト34、第5の円形部材23、第4の円形部材15、および第3の円形部材14は、36で示す共通軸に沿って同軸となる。第1、第2の円形部材11、12は、37で示す共通軸周りに同軸となる。
共通軸36を参照すると、ジョイント26は、半径(r)だけ軸36から離間している。ジョイント22は、半径R14だけ共通軸36から離間している。
図1に示す位置では、ピストン35は、ポンプシャフト34に関して「下死点」位置にあり、リンク機構21、25は、共通軸36に関してそれらの上死点位置にある。図1と図2を比較すると、第5の円形部材23およびポンプシャフト34は、図1では完全に収縮した位置にあり、図2では完全に伸張した位置にある。図2では、ピストン35は、ポンプシャフト34に関して「上死点」位置にあり、ジョイント22は、共通軸36の下に配置される。図1の下死点位置から図2の上死点位置への移行は、ポンプシャフト34の完全な1つのストロークを表す。図3は、ストローク距離(s)を示す、図1と図2に示される位置を重ね合わせたものである。
ジョイント22および共通軸36間の径方向距離Rと、ジョイント26および共通軸36間の径方向距離(r)のほかに、図1〜図3に例示される他の関連性のある寸法としては、2つのジョイント22、26間の可変距離d(t)、ジョイント22、27間の長さ(a)、ジョイント26、27間の長さ(b)(すなわち、第2のリンク機構25の長さ)、および、ジョイント27、24間の長さ(c)が挙げられる。第1のリンク機構21の全体の長さは、(a)と(c)の合計である。
第1、第2の円形部材11、12は、上述したように同軸であり、同一の比較的高い角速度で回転するが、必ずしも同一の直径を有するものではない。第3、第4の円形部材14、15は、それぞれの半径R14、R15が異なるので、わずかに異なる角速度で回転する。第1、第2の円形部材11、12の大きさが異なる場合、第3、第4の円形部材14、15は、同一の大きさとすることができる。第3、第4の円形部材14、15はまた、必ずしも同軸とはならない。各円形部材14、15は、それぞれリンク機構21、25の1つに連結される。リンク機構21、25が配置される平面は、円形部材14、15の平面に平行とすることも可能であり、または円形部材14、15の平面に対して傾いたものとすることも可能である。図4、図5では、第1、第2のリンク機構21、25が配置される平面は、第3、第4の円形部材14、15の平面に垂直である。リンクジョイントの距離(a)、(b)、(c)は、図1〜図3に例示される実施例では等しいが、互いに異なるようにすることも可能である。リンク機構21、25の回転によって、第5の円形部材23に配置された出力ジョイント24の回転および直線軸方向の運動が与えられる。その結果、第1、第2のリンク機構21、25および出力ジョイント24は、図1〜図3に例示されるように、第3、第4の円形部材14、15の回転に応じて、円を描いて回転し、ストローク距離(s)軸方向に運動する。
リンクジョイント22、26、27が離間しているので、出力ジョイント24は、リング33の直径と同じ円を描いて、共通軸36に平行に繰り返し運動する。出力ジョイント24は、第5の円形部材23に接続されており、第5の円形部材23は、出力ジョイント24の円形および軸方向の運動に追従する。ブシュ軸受ハウジングまたはポンプシャフト34は、軸36上に取り付けられており、第5の円形部材23と共に軸方向に運動する。ピストン35は、シャフト34に取り付け可能であり、逆の場合も同様に可能である。繰り返し周期またはストローク周期は、部材14と部材15の角速度の差の絶対値|ω14−ω15|に依存するが、これは、角速度ω14=ω22およびω15=ω26が、通常同じであり、絶対角速度差が、|ω22−ω26|とも表示可能であるという事実による。この差は、比i11=R11/R14(第1の部材11と第3の部材14の比)および比i12=R12/R15(第2の部材12と第4の部材15の比)および対応する入力角速度である部材11のω11、部材12のω12に依存する。角速度差の絶対値|ω22−ω26|が小さいほど、ストローク周期tが長くなる。tは、差|ω22−ω26|がゼロの場合、無限大となる。比R/r(またはより好ましくは差R−r)は、リンク機構寸法a、b、c(開示された実施例では、式3.14に見られるようにaのみ)と共にストローク距離sに影響する。小さな円形部材11、12の半径R11、R12の比およびより大きな円形部材14、15の半径R14、R15の比は、当業者には明らかなように大幅に変えることができる。
図4を参照すると、ジョイント22、26によって示されるようにリンク機構部材21、25が配置されるXY平面の座標系が示される。角φは、ジョイント26と共通軸36との相対偏差角を表し、この相対偏差角は、
φ(t)=|0t∫ω22−ω26dt| (0.1)
のように、第3、第4の円形部材14、15にそれぞれ配置されたジョイント22、26の異なる角速度ω22、ω26に起因して生じる。
φ(t)=|0t∫ω22−ω26dt| (0.1)
のように、第3、第4の円形部材14、15にそれぞれ配置されたジョイント22、26の異なる角速度ω22、ω26に起因して生じる。
ジョイント22、26間の可変距離d(t)は、
d(t)=r(sin(φ(t))/sin(δ(t))) (0.2)
によって表すことができる。
d(t)=r(sin(φ(t))/sin(δ(t))) (0.2)
によって表すことができる。
上面図の平面(図4)内の幾何学から以下の、
d=((R+rcos(φ))2+(rsin(φ))2)1/2 (1.1)
d=(R2+2Rrcos(φ)+r2)1/2 (1.1.1)
のような運動学的式および仮定を用いることができる。
d=((R+rcos(φ))2+(rsin(φ))2)1/2 (1.1)
d=(R2+2Rrcos(φ)+r2)1/2 (1.1.1)
のような運動学的式および仮定を用いることができる。
また、XY平面(図5)内の幾何学から以下の、
asin(α)=bsin(β) (2.1)
cos(β)=(1−(a/b sin(α))2)1/2 (2.1.1)
d=acos(α)+bcos(β) (2.2)
d−acos(α)=b(1−(a/b sin(α))2)1/2
(2.2.1)
d2−2adcos(α)+a2(cos(α))2
=b2−a2(sin(α))2
=b2−a2+a2(cos(α))2 (2.2.2)
d2+[−2acos(α)]d+[a2−b2]=0 (2.2.3)
p=[−2acos(α)] (2.2.3.1)
q=[a2−b2] (2.2.3.2)
d1,2=−p/2±((p/2)2−q)1/2 (2.2.3.3)
のような一般的な運動学的式および仮定を用いることができる。
asin(α)=bsin(β) (2.1)
cos(β)=(1−(a/b sin(α))2)1/2 (2.1.1)
d=acos(α)+bcos(β) (2.2)
d−acos(α)=b(1−(a/b sin(α))2)1/2
(2.2.1)
d2−2adcos(α)+a2(cos(α))2
=b2−a2(sin(α))2
=b2−a2+a2(cos(α))2 (2.2.2)
d2+[−2acos(α)]d+[a2−b2]=0 (2.2.3)
p=[−2acos(α)] (2.2.3.1)
q=[a2−b2] (2.2.3.2)
d1,2=−p/2±((p/2)2−q)1/2 (2.2.3.3)
のような一般的な運動学的式および仮定を用いることができる。
距離dは、αに依存し(図5)、
d=acos(α)±(a2(cos(α))2+b2−a2)1/2
(2.2.3.4)
と表すことができる。
d=acos(α)±(a2(cos(α))2+b2−a2)1/2
(2.2.3.4)
と表すことができる。
第5の円形部材23の速度は、以下のように計算できる。a=bと仮定すれば、式2.2.3.4は、
d=acos(α)±acos(α) (3.2)
と書き直すことができ、唯一の非自明な解は、d=2acos(α)である。φに依存するdについて式1.1.1を書き直すと、以下の式:
d=2acos(α)=(R2+2Rrcos(φ)+r2)1/2 (3.4)
cos(α)=(R2+2Rrcos(φ)+r2)1/2 /2a
(3.4.1)
が得られる。
d=acos(α)±acos(α) (3.2)
と書き直すことができ、唯一の非自明な解は、d=2acos(α)である。φに依存するdについて式1.1.1を書き直すと、以下の式:
d=2acos(α)=(R2+2Rrcos(φ)+r2)1/2 (3.4)
cos(α)=(R2+2Rrcos(φ)+r2)1/2 /2a
(3.4.1)
が得られる。
次に、第5の円形部材23のY位置は、
y(α)(24)=(a+c)sin(α) (3.5)
y(α)(24)=(a+c)(1−(cos(α))2)1/2 (3.5.1)
と表すことができる。
y(α)(24)=(a+c)sin(α) (3.5)
y(α)(24)=(a+c)(1−(cos(α))2)1/2 (3.5.1)
と表すことができる。
次に、第5の円形部材のX位置は、
x(α)(24)=(a+c)cos(α) (3.6)
x(α)(24)=(a+c)(R2+2Rrcos(φ)+r2)1/2 /2a
(3.6.1)
と表すことができる。
x(α)(24)=(a+c)cos(α) (3.6)
x(α)(24)=(a+c)(R2+2Rrcos(φ)+r2)1/2 /2a
(3.6.1)
と表すことができる。
c=aと仮定すると、第5の円形部材23のY位置は、
y(φ)(24)=(4a2−R2−2Rrcos(φ)−r2)1/2
(3.8)
と書くことができる。
y(φ)(24)=(4a2−R2−2Rrcos(φ)−r2)1/2
(3.8)
と書くことができる。
式(3.8)を微分して以下のY速度式:
y’(φ)(24)
=Rsin(φ)(4a2−R2−2Rrcos(φ)−r2)−1/2
(3.9)
を得ることができる。
y’(φ)(24)
=Rsin(φ)(4a2−R2−2Rrcos(φ)−r2)−1/2
(3.9)
を得ることができる。
第5の円形部材23の最大/最小Y位置は、
y’(φ)(24)=0=Rsin(φ) (3.10)
によって、φ1,2=0;πに対する2つの解を見出すことができる。頂部Y位置は、以下のように、
φtop=π
y(φ)(24)top=(4a2−R2+2Rr−r2)1/2
=(4a2−(R−r)2)1/2 (3.12)
と表すことができる。
y’(φ)(24)=0=Rsin(φ) (3.10)
によって、φ1,2=0;πに対する2つの解を見出すことができる。頂部Y位置は、以下のように、
φtop=π
y(φ)(24)top=(4a2−R2+2Rr−r2)1/2
=(4a2−(R−r)2)1/2 (3.12)
と表すことができる。
底部Y位置については、φbottom=0であり、
y(φ)(24)bottom=(4a2−R2+2Rr−r2)1/2
=(4a2−(R+r)2)1/2 (3.13)
となる。
y(φ)(24)bottom=(4a2−R2+2Rr−r2)1/2
=(4a2−(R+r)2)1/2 (3.13)
となる。
式(3.12)、(3.13)を用いると、ストローク距離s(図3)は、
s=(4a2−(R−r)2)1/2−(4a2−(R+r)2)1/2
(3.14)
と表すことができる。
s=(4a2−(R−r)2)1/2−(4a2−(R+r)2)1/2
(3.14)
と表すことができる。
式(3.12)によって、リンク機構の距離aの最小寸法に対する幾何学的境界条件:
a≧(R+r)/2 (3.15)
が得られる。
a≧(R+r)/2 (3.15)
が得られる。
ストローク周期の計算は以下のようになされる。式(0.1)
φ(t)=|0t∫ω22−ω26dt| (0.1)
を用いる。
φ(t)=|0t∫ω22−ω26dt| (0.1)
を用いる。
1ストローク(φ=2π)に対して、ある長さの周期が必要となる。ここで、
ω22,ω26=const (dω/dt=0) (4.1)
とする。
ω22,ω26=const (dω/dt=0) (4.1)
とする。
式(0.1)は、
2π=t|ω22−ω26| (4.2)
と書き直すことができる。
2π=t|ω22−ω26| (4.2)
と書き直すことができる。
R14(式03,09)が、駆動される円形部材14の半径であり、(ジョイント22が、半径Rで部材14の外周部に配置される場合の角速度。R15が、駆動される円形部材15の半径であり、ジョイント26が、半径rで配置される。ジョイント22、26の対応する周速度v22、v26は、
ω22=v22/R (4.3)
ω26=v26/r (4.4)
と表すことができる。
ω22=v22/R (4.3)
ω26=v26/r (4.4)
と表すことができる。
第1、第2の円形部材11、12の周速度としてv0を、第1、第2の円形部材11、12の対応する角速度としてω0を、第1、第2の円形部材11、12の半径としてR0を用いる。第3、第4の円形部材14、15に配置されたジョイント22、26の角速度は、
ω22=ω0R0/R14 (4.6)
ω26=ω0R0/R15 (4.7)
と表すことができる。
ω22=ω0R0/R14 (4.6)
ω26=ω0R0/R15 (4.7)
と表すことができる。
ここで、対応する比を、
R0/R14=i22 (4.8)
R0/R15=i26 (4.9)
と表す。
R0/R14=i22 (4.8)
R0/R15=i26 (4.9)
と表す。
ω22、ω26は、
ω22=ω0i22 (4.10)
ω26=ω0i26 (4.11)
と書き直すことができる。
ω22=ω0i22 (4.10)
ω26=ω0i26 (4.11)
と書き直すことができる。
次に、式(4.2)は、
ω0(i26−i22)t=2π (4.12)
と書き直すことができ、ここで、
ω0=n0π/30 [n0の単位は、Rpm] (4.13)
Δi=(i22−i26) (4.14)
とする。
ω0(i26−i22)t=2π (4.12)
と書き直すことができ、ここで、
ω0=n0π/30 [n0の単位は、Rpm] (4.13)
Δi=(i22−i26) (4.14)
とする。
ストローク周期は、
t=60/n0Δi [tの単位は、秒] (4.15)
と表すことができる。
t=60/n0Δi [tの単位は、秒] (4.15)
と表すことができる。
必要なストローク周期(t)に依存する半径寸法は、
R0/R14−R0/R15=Δi=60/(n0t) (5.1)
R0((R14−R15)/R14R15)=Δi (5.2)
R14−R15=ΔR (5.3)
ΔR=ΔiR14R15/R0
=R14Δi/i26=R1460/(i26n0t) (5.4)
と表すことができる。
R0/R14−R0/R15=Δi=60/(n0t) (5.1)
R0((R14−R15)/R14R15)=Δi (5.2)
R14−R15=ΔR (5.3)
ΔR=ΔiR14R15/R0
=R14Δi/i26=R1460/(i26n0t) (5.4)
と表すことができる。
ここで、R15=R14−ΔRとすると、半径とストローク周期の関係は、
R15=R14(1−60/(i26n0t)) (5.6)
と表すことができる。
R15=R14(1−60/(i26n0t)) (5.6)
と表すことができる。
一例が図6にグラフで例示されており、ここで、R=50.0mm;r=R26=R23=17.5mm;a=40.0mm;n0=60.0rpm;ω0=60*π/30=2π;R0=10.0mm(=R11=R12);R14=51.25mm;R15=46.0mmである。図6において、ジョイント24のY位置は、曲線41で示され、出力ジョイント24のφ°に亘るY速度は、完全な1つのストロークサイクルに対して曲線42で表される。以下の結果、すなわち、ストローク距離s=30.16mm;比i22=R0/R14=10/51.25=0.19607[23]、i26=R0/R15=10/46=0.21739;Δi=i26−i22=0.02131;回転速度ω22=1.232(n22=11.76)、ω26=1.366(n26=13.04);ストローク周期(360°)t=60/n0Δi=60/(60*0.02131)=46.92秒が得られる。
図7には、ジョイント24およびジョイント22、26のために使用可能な機構の一例が例示される。ジョイント24、22、26は、2つの軸周りに回転可能となる必要がある。図7では、ジョイント24は、矢印45で示されるように軸44周りに、また、矢印47で示されるように軸46周りに回転する。他の種類の枢動ジョイントは、当業者には明らかであろう。
図8〜図10には、この場合は動く歩道100である輸送システムにおける開示の潤滑システム10の組み込みが例示されている。いくつかのポンプ50を駆動するのに1つの潤滑システム10が使用可能であるが、図10ではポンプ50が3つだけ例示されている。
最後に、図11、図12には、それぞれシステム10a、10bが例示される。システム10aでは、上述の図1〜図3で例示したシステム10とは対照的に、ジョイント22は、駆動される円形部材14の外周部から径方向内側に配置される。内側リング33aが、クロスバー31a、32a上で円形部材14に取り付けられる。ジョイント26は、駆動される円形部材15の外周部に配置される。図12では、円形部材15、14の外周部からジョイント26、22をそれぞれ径方向内側に移動するのに、それぞれ円形部材15、14上の2つの内側リング33、33aが使用される。
特定の実施例のみを述べてきたとはいえ、上述の説明から当業者には代替例および変形例が明らかであろう。これらと他の代替例は、均等物と見なされ、本開示および添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲に含まれる。
Claims (20)
- 回転シャフト(13)によって駆動される潤滑システム(10)であって、該システム(10)は、回転シャフト(13)に取り付けられた少なくとも1つの円形部材(11、12)を備えており、少なくとも1つの円形部材(11、12)は、第3の円形部材(14)に連結されかつそれに回転を与えるとともに、第4の円形部材(15)に連結されかつそれに回転を与え、
第3の円形部材(14)は、第1のリンク機構(21)に連結され、第1のリンク機構(21)は、第3の円形部材(14)から第5の円形部材(23)へ延在し、第4の円形部材(15)は、第2のリンク機構(25)に連結され、第2のリンク機構(25)は、第4の円形部材(15)を第3の円形部材(14)と第5の円形部材(23)の間にある第1のリンク機構(21)に連結し、
第5の円形部材(23)は、ポンプシャフト(34)に連結され、
それによって、第3の円形部材(14)および第4の円形部材(15)の回転によって第5の円形部材(23)に回転運動が与えられ、第5の円形部材(23)およびポンプシャフト(34)に軸方向の運動が与えられ、次いで、ポンプシャフト(34)によって潤滑剤がポンプ送りされることを特徴とする、回転シャフト(13)によって駆動される潤滑システム(10)。 - 第3の円形部材(14)は、外周部を備えており、第3の円形部材(14)は、その外周部に沿って配置された第1のジョイント(22)において第1のリンク機構(21)に連結されることを特徴とする請求項1記載の潤滑システム(10)。
- 第4の円形部材(15)は、外周部を備えており、第4の円形部材(15)は、その外周部から径方向内側に配置された第2のジョイント(26)において第2のリンク機構(25)に連結されることを特徴とする請求項1記載の潤滑システム(10)。
- 少なくとも1つの円形部材(11、12)は、回転シャフト(13)に同軸に取り付けられた第1、第2の円形部材(11、12)を備えることを特徴とする請求項1記載の潤滑システム(10)。
- 第3、第4の円形部材(14、23)は、それぞれ外周部を備えており、第1のリンク機構(21)は、第3、第4の円形部材(14、23)の外周部間に延在し、これらの外周部を枢動可能に連結することを特徴とする請求項1記載の潤滑システム(10)。
- 第4の円形部材(15)は、少なくとも1つの円形部材(11、12)に連結された外周部を備えており、第4の円形部材(15)はさらに、内側リング(33)を備えており、第2のリンク機構(25)は、第4の円形部材(15)の外周部から径方向内側に配置された第1のジョイント(26)において第4の円形部材(15)の内側リング(33)に連結され、第2のリンク機構(25)は、第4の円形部材(15)の内側フレーム(33)を第3の円形部材(14)と第5の円形部材(23)の間に配置された第2のジョイント(27)において第1のリンク機構(21)に枢動可能に連結することを特徴とする請求項1記載の潤滑システム(10)。
- ポンプシャフト(34)は、シリンダであることを特徴とする請求項1記載の潤滑システム(10)。
- ポンプシャフト(34)は、ピストンであることを特徴とする請求項1記載の潤滑システム(10)。
- 第1、第2の円形部材(11、12)は、互いにほぼ等しい直径を有することを特徴とする請求項4記載の潤滑システム(10)。
- 回転シャフト(13)によって駆動される潤滑システム(10)であって、該システム(10)は、回転シャフト(13)と共に回転するように回転シャフト(13)に同軸に取り付けられた第1の円形部材(11)および第2の円形部材(12)を備えており、第1の円形部材(11)は、第3の円形部材(14)に連結されかつそれに回転を与えるとともに、第2の円形部材(12)は、第4の円形部材(15)に連結されかつそれに回転を与え、
第1、第3の円形部材(11、14)の組み合わされた直径は、第2、第4の円形部材(12、15)の組み合わされた直径と異なり、
第3の円形部材(14)は、第1の剛性リンク機構(21)に枢動可能に連結され、第1の剛性リンク機構(21)は、第3の円形部材(14)から第5の円形部材(23)へ延在し、第5の円形部材(23)に枢動可能に連結され、第4の円形部材(15)は、第2の剛性リンク機構(25)に枢動可能に連結され、第2の剛性リンク機構(25)は、第4の円形部材(15)を第3の円形部材(14)と第5の円形部材(23)の間にある第1の剛性リンク機構(21)に枢動可能に連結し、
第5の円形部材(23)は、ポンプシャフト(34)に同軸に取り付けられ、
第3の円形部材(14)および第4の円形部材(15)の回転によって第5の円形部材(23)に回転運動が与えられ、第5の円形部材(23)およびポンプシャフト(34)に軸方向の運動が与えられ、次いで、ポンプシャフト(34)によって潤滑剤がポンプ送りされることを特徴とする、回転シャフト(13)によって駆動される潤滑システム(10)。 - 第3の円形部材(14)は、外周部を備えており、第3の円形部材(14)は、その外周部に沿って配置された第1のジョイント(22)において第1の剛性リンク機構(21)に連結されることを特徴とする請求項10記載の潤滑システム(10)。
- 第4の円形部材(15)は、外周部を備えており、第4の円形部材(15)は、その外周部から径方向内側に配置された第2のジョイント(26)において第2の剛性リンク機構(25)に連結されることを特徴とする請求項10記載の潤滑システム(10)。
- 第1、第2、第3、第4の円形部材(11、12、14、15)は、それぞれ外周部を備えており、第1の円形部材(11)の外周部は、第3の円形部材(14)の外周部に連結され、第2の円形部材(12)の外周部は、第4の円形部材(15)の外周部に連結されることを特徴とする請求項10記載の潤滑システム(10)。
- 第3、第4の円形部材(14、23)は、それぞれ外周部を備えており、第1の剛性リンク機構(21)は、第3、第4の円形部材(14、23)の外周部間に延在し、これらの外周部を枢動可能に互いに連結することを特徴とする請求項10記載の潤滑システム(10)。
- 第4の円形部材(15)は、第2の円形部材(12)に連結された外周部を備えており、第4の円形部材(15)はさらに、内側フレーム(33)を備えており、第2の剛性リンク機構(25)は、第4の円形部材(15)の外周部から径方向内側に配置された第1のジョイント(26)において第4の円形部材(15)の内側フレーム(33)に連結され、第2の剛性リンク機構(25)は、第4の円形部材(15)の内側フレーム(33)を第3の円形部材(14)と第5の円形部材(23)の間にある第1の剛性リンク機構(21)に配置された第2のジョイント(27)において第1の剛性リンク機構(21)に枢動可能に連結することを特徴とする請求項10記載の潤滑システム(10)。
- ポンプシャフト(34)は、シリンダであることを特徴とする請求項10記載の潤滑システム(10)。
- ポンプシャフト(34)は、シリンダ内に軸方向に配置されたピストン(35)を備えることを特徴とする請求項10記載の潤滑システム(10)。
- 第1、第2の円形部材(11、12)は、互いにほぼ等しい直径を有することを特徴とする請求項10記載の潤滑システム(10)。
- 輸送システム(10)の回転シャフト(13)を用いて潤滑剤を低速でポンプ送りする方法であって、
回転シャフト(13)と共に回転するように回転シャフト(13)に第1の円形部材(11)および第2の円形部材(12)を同軸に取り付け、
同軸の第3の円形部材(14)、第4の円形部材(15)、第5の円形部材(23)、および第5の円形部材(23)に同軸に連結されたポンプシャフト(34)を提供し、
第3の円形部材(14)および第4の円形部材(15)それぞれに回転を与えるように第1の円形部材(11)を第3の円形部材(14)に、第2の円形部材(12)を第4の円形部材(15)に連結し、
第1の剛性リンク機構(21)で第3の円形部材(14)を第5の円形部材(23)に連結し、
第3の円形部材(14)と第5の円形部材(23)の間に配置されたジョイント(27)において第2の剛性リンク機構(25)で第4の円形部材(15)を第1の剛性リンク機構(21)に連結し、
回転シャフト(13)で第1の円形部材(11)および第2の円形部材(12)を回転させて、第3の円形部材(14)および第4の円形部材(15)を回転させ、それによって、第5の円形部材(23)を回転させかつ第5の円形部材(23)およびポンプシャフト(34)を軸方向に運動させて、ポンプシャフト(34)で潤滑剤をポンプ送りする、
ことを含むことを特長とする方法。 - 第3の円形部材(14)および第4の円形部材(15)を提供することはさらに、異なる直径(R14、R15)を有する第3の円形部材(14)および第4の円形部材(15)を提供することを含み、それによって、第3の直径(R14)に対する第4の直径(R15)の比を変えることで、ポンプシャフト(34)のポンプサイクル周期を変えることを特徴とする請求項19記載の方法。
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