JP2013513467A - 水および廃水の処理のための拡散曝気法 - Google Patents

水および廃水の処理のための拡散曝気法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013513467A
JP2013513467A JP2012542688A JP2012542688A JP2013513467A JP 2013513467 A JP2013513467 A JP 2013513467A JP 2012542688 A JP2012542688 A JP 2012542688A JP 2012542688 A JP2012542688 A JP 2012542688A JP 2013513467 A JP2013513467 A JP 2013513467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
path
water
wastewater
wastewater treatment
impermeable wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012542688A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5997052B2 (ja
Inventor
イツァーク シェクター、ロネン
エシェド、リオール
バルチ レヴィ、イタン
アミリ、タマル アシュラギ
Original Assignee
エメフシー リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エメフシー リミテッド filed Critical エメフシー リミテッド
Publication of JP2013513467A publication Critical patent/JP2013513467A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5997052B2 publication Critical patent/JP5997052B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F3/02Aerobic processes
    • C02F3/10Packings; Fillings; Grids
    • C02F3/102Permeable membranes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D63/00Apparatus in general for separation processes using semi-permeable membranes
    • B01D63/10Spiral-wound membrane modules
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F3/30Aerobic and anaerobic processes
    • C02F3/302Nitrification and denitrification treatment
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2315/00Details relating to the membrane module operation
    • B01D2315/06Submerged-type; Immersion type
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2201/00Apparatus for treatment of water, waste water or sewage
    • C02F2201/002Construction details of the apparatus
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2201/00Apparatus for treatment of water, waste water or sewage
    • C02F2201/002Construction details of the apparatus
    • C02F2201/007Modular design
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2201/00Apparatus for treatment of water, waste water or sewage
    • C02F2201/009Apparatus with independent power supply, e.g. solar cells, windpower, fuel cells
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2301/00General aspects of water treatment
    • C02F2301/02Fluid flow conditions
    • C02F2301/024Turbulent
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2301/00General aspects of water treatment
    • C02F2301/02Fluid flow conditions
    • C02F2301/026Spiral, helicoidal, radial
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F3/30Aerobic and anaerobic processes
    • C02F3/301Aerobic and anaerobic treatment in the same reactor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/20Controlling water pollution; Waste water treatment
    • Y02A20/208Off-grid powered water treatment
    • Y02A20/212Solar-powered wastewater sewage treatment, e.g. spray evaporation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
  • Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

少なくとも一つの水処理経路であって、少なくとも一つの廃水導入口、該経路の内部を外気から分離する少なくとも一つの酸素透過性で水不透過性の壁、および、少なくとも一つの処理済廃水排出口を有し、前記少なくとも一つの廃水導入口から前記少なくとも一つの処理済廃水排出口へ流れる廃水の少なくとも好気性処理のために配設される水処理経路と、前記廃水を、前記水処理経路の前記少なくとも一つの廃水導入口へ供給する少なくとも一つの廃水供給路と、処理済廃水を、前記少なくとも一つの水処理経路の前記少なくとも一つの処理済廃水排出口から供給する少なくとも一つの処理済廃水路を含む廃水処理システム。
【選択図】図2

Description

関連出願への参照
2009年12月14日に出願された、Diffusion Aeration for Water and Wastewater Treatmentというタイトルの米国仮特許出願シリアル番号第61/286,055号を参照する。その開示は参照することにより本明細書に組み込まれ、その優先権を、37 CFR 1.78(a)(4)および(5)(i)に従って、本願で主張する。
発明の分野
本発明は、概して廃水処理に関し、より詳細には、生物学的な廃水処理に関する。
発明の背景
次の米国特許は、当該技術分野の現状を表すものと確信する。
7,303,677、7,300,571、6,908,547、6,645,374、5,486,475および5,482,859。
発明の要旨
本発明は、改善された廃水処理システムおよび方法の提供を目的とする。
それ故に、本発明の好ましい実施形態に従う廃水処理システムが提供され、該廃水処理システムは、少なくとも一つの水処理経路であって、少なくとも一つの廃水導入口、該経路の内部を外気から分離する少なくとも一つの酸素透過性で水不透過性の壁、および、少なくとも一つの処理済廃水排出口を有し、前記少なくとも一つの廃水導入口から前記少なくとも一つの処理済廃水排出口へ流れる廃水の少なくとも好気性処理のために配設される水処理経路と、前記廃水を、前記水処理経路の前記少なくとも一つの廃水導入口へ供給する少なくとも一つの廃水供給路と、処理済廃水を、前記少なくとも一つの水処理経路の前記少なくとも一つの処理済廃水排出口から供給する少なくとも一つの処理済廃水路を備えてなる。
また、本発明の好ましい実施形態に従う廃水処理方法が提供され、該廃水処理方法は、少なくとも一つの水処理経路であって、少なくとも一つの廃水導入口、該経路の内部を外気から分離する少なくとも一つの酸素透過性で水不透過性の壁、および、少なくとも一つの処理済廃水排出口を有し、前記少なくとも一つの廃水導入口から前記少なくとも一つの処理済廃水排出口へ流れる廃水の少なくとも好気性処理のために配設される水処理経路を提供する工程と、前記廃水を、前記水処理経路の前記少なくとも一つの廃水導入口へ供給する工程と、処理済廃水を、前記少なくとも一つの水処理経路の前記少なくとも一つの処理済廃水排出口から供給する工程を含む。
好ましくは、前記少なくとも一つの水処理経路の前記少なくとも一つの酸素透過性で水不透過性の壁は、その内部表面にバイオフィルムを支持するように配設される。
本発明の好ましい実施形態によれば、前記酸素透過性で水不透過性の壁の表面積の、前記経路の通水断面積に対する割合は、少なくとも200:1である。より好ましくは、前記酸素透過性で水不透過性の壁の表面積の、前記経路の通水断面積に対する割合は、少なくとも1000:1である。付加的または代替的には、前記経路の水力直径は5〜20ミリメートルである。
好ましくは、前記酸素透過性で水不透過性の壁の表面積の、前記経路の総容量に対する割合は、少なくとも100:1である。より好ましくは、前記酸素透過性で水不透過性の壁の表面積の、前記経路の総容量に対する割合は、少なくとも150:1である。最も好ましくは、前記酸素透過性で水不透過性の壁の表面積の、前記経路の総容量に対する割合は、少なくとも200:1である。
本発明の好ましい実施形態によれば、前記少なくとも一つの水処理経路は、そこを通る廃水の概して栓型の流れが促進されるように構成され、前記経路の長さ、幅および流路深さは、それによって構成された栓流反応器において、理論段階Nが少なくとも4となるように選択される。ここで、栓流反応器における理論段階の数は、下記式を用いて計算される。
N=7.4×Q×L/(W×D)
式中、
N:理論段階の数
Q:流量(m3/s)
L:流路長さ(m)
W:流路幅(m)
D:流路深さまたは間隔(m)
本発明の好ましい実施形態によれば、前記少なくとも一つの水処理経路は、そこを通る廃水の概して栓型の流れが促進されるように構成され、前記経路の長さ、幅および流路深さは、それによって構成された栓流反応器において、理論段階Nが少なくとも8となるように選択される。ここで、栓流反応器における理論段階の数は、下記式を用いて計算される。
N=7.4×Q×L/(W×D)
式中、
N:理論段階の数
Q:流量(m3/s)
L:流路長さ(m)
W:流路幅(m)
D:流路深さまたは間隔(m)
好ましくは、前記少なくとも一つの酸素透過性で水不透過性の壁は螺旋状に配設されて前記少なくとも一つの水処理経路を画定する。
本発明の好ましい実施形態によれば、前記少なくとも一つの水処理経路は、螺旋状の横断面を有する概して鉛直の空気流路を画定するように配設される。付加的には、前記少なくとも一つの水処理経路は複数の積層された経路を含み、該複数の積層された経路のそれぞれは、螺旋状の横断面を有する概して鉛直の空気流路を画定するように配設され、該鉛直の空気流路同士は直線に並べられる。付加的または代替的には、前記廃水処理システムは、前記鉛直の空気流路を通じる鉛直の空気流を提供する少なくとも一つの送風機をさらに含む。
好ましくは、前記鉛直の空気流路の横断厚は4から20mmである。
本発明の好ましい実施形態によれば、前記少なくとも一つの酸素透過性で水不透過性の壁は、微細孔を有するポリプロピレンおよび微細孔を有するポリオレフィンのうちの少なくとも一つを含む。付加的または代替的には、前記少なくとも一つの酸素透過性で水不透過性の壁は、少なくとも一つの織物層を含む。
本発明の好ましい実施形態によれば、前記方法は、前記少なくとも一つの水処理経路を、そこを通る廃水の概して栓型の流れが促進されるように構成する工程と、前記経路の長さ、幅および流路深さを、それによって構成された栓流反応器において、理論段階Nが少なくとも4となるように選択する工程をさらに含む。ここで、栓流反応器における理論段階の数は、下記式を用いて計算される。
N=7.4×Q×L/(W×D)
式中、
N:理論段階の数
Q:流量(m3/s)
L:流路長さ(m)
W:流路幅(m)
D:流路深さまたは間隔(m)
本発明の好ましい実施形態によれば、前記方法は、前記少なくとも一つの水処理経路を、そこを通る廃水の概して栓型の流れが促進されるように構成する工程と、前記経路の長さ、幅および流路深さを、それによって構成された栓流反応器において、理論段階Nが少なくとも8となるように選択する工程をさらに含む。ここで、栓流反応器における理論段階の数は、下記式を用いて計算される。
N=7.4×Q×L/(W×D)
式中、
N:理論段階の数
Q:流量(m3/s)
L:流路長さ(m)
W:流路幅(m)
D:流路深さまたは間隔(m)
本発明の好ましい実施形態によれば、前記方法は、前記少なくとも一つの酸素透過性で水不透過性の壁を螺旋状に配設して前記少なくとも一つの水処理経路を画定する工程をさらに含む。
本発明の好ましい実施形態によれば、前記方法は、前記少なくとも一つの水処理経路を配設して、螺旋状の横断面を有する概して鉛直の空気流路を画定する工程をさらに含む。付加的または代替的には、前記方法は、複数の積層された水処理経路を提供する工程であって、該複数の積層された水処理経路のそれぞれが、螺旋状の横断面を有する概して鉛直の空気流路を画定するように配設される工程と、前記鉛直の空気流路同士を直線に並べる工程をさらに含む。付加的または代替的には、前記方法は、前記鉛直の空気流路に鉛直の空気流を提供する工程をさらに含む。
本発明は、図面と併せて解釈される以下の詳細な説明からより完全に理解され認識されるであろう。
図1は、本発明の好ましい実施形態に従って構成され機能する、分散型廃水処理システムの単純化した絵図である。 図2は、本発明の好ましい実施形態に従って構成され機能する、廃水処理設備の単純化した図である。 図3は、図1および図2の廃水処理設備のモジュラーユニットの単純化した図である。
好ましい実施形態の詳細な説明
ここで図1を参照する。図1は、本発明の好ましい実施形態に従って構成され機能する分散型廃水処理システムの単純化した絵図である。図1に見られるように、田舎町または村から廃水が廃水路100を通って複数の分散型で小型の低エネルギー廃水処理設備102へ供給され得る。該廃水処理設備102は、本発明の好ましい実施形態に従って構成され機能するものであり、各廃水処理設備102は、支流の廃水供給ライン104を介して廃水路100からの廃水を受け入れる。大まかに図1において理解されうるように、前記廃水処理設備102の設置面積は比較的に小さい。この廃水設備のエネルギー必要量は少ないので、光起電力パネル106から電力を得ることができる。
ここで図2を参照する。図2は、本発明の好ましい実施形態に従って構成され機能する、小型で低エネルギーの廃水処理設備の単純化した図である。図2に見られるように、小型で低エネルギーの廃水処理設備102は、複数の積層された廃水処理モジュラーユニット110を備え、各ユニット110は、好ましくは、概して螺旋状に巻き回された概して水平の廃水経路112を備えている。該経路112は、その巻き線の間に、螺旋状の横断面を有する、概して鉛直の空気流路114を画定するように配設される。
好ましくは、前記複数のユニット110は、鉛直の空気流路114同士が直線に並ぶように互いに積層される。廃水は、廃水供給マニホールド116を通じて各経路112に供給され、処理済廃水は、各経路112から処理済廃水マニホールド118を通じて受け取られる。前記廃水供給マニホールド116は好ましくはモジュール式である。前記処理済廃水マニホールド118も好ましくはモジュール式である。
好ましくは、複数の積層されたユニット110の空気流路114を通る鉛直の空気流は、送風機120によって生み出される。送風機120は、光起電力パネル106(図1)などの分散型の電源によって、またはその他の好適な電源によって電力を得ることができる。あるいは、十分な通気が、熱または風を用いて作り出され得る場合には、電力の使用および場合によって送風機120の使用を、部分的にまたは完全に省略してもよい。
図2の図示された実施形態において、処理設備102は、1つの送風機120を備えているが、複数の積層されたユニット110のうちの1つ以上が追加の送風機120を備えてもよいことが理解される。1つの送風機または複数の送風機の両方の実施形態において、処理設備102は1つの空気導入口を備えている。
他の実施形態において、複数の設備102の各々の空気導入口へ接続されたヘッダーを通して、1つの送風機から複数の処理設備102に鉛直の空気流を供給しても良い。
図2の図示された実施形態において、積層されたユニット110の各々の経路112は並列に接続されて示されている。代替的には、経路112を直列に接続し得ることも理解される。また、廃水の性質および処理の要求に応じて、複数の設備102を直列または並列に接続し得ることも理解される。
さらに、複数の設備102の水の導入口と水の排出口を互いに直列に接続し、そこを通る水の流れを連続させて多段階の廃水処理を行うようにし得ることも理解される。
ここで図3を参照する。図3は、図1および図2に示される廃水処理設備102のモジュラーユニット110の単純化した図である。図3に見られるように、各ユニット110において、概して螺旋状に巻き回された概して水平の廃水経路112は、円筒状の筐体122内に入れられている。経路112は好ましくは、概して鉛直に延設され螺旋状に巻き回された壁124によって形成される。各壁124は、1枚の酸素透過性で水不透過性の材料125(好ましくは、微細孔を有するポリプロピレンまたはその他の微細孔を有するポリオレフィン)から形成され、好ましくは少なくとも片面に織物126(好ましくは、プラスチック製の織物)が貼着されている。酸素透過性で水不透過性の材料125の厚さは、好ましくは100ミクロン未満であり、より好ましくは50ミクロン未満である。好ましくは、織物126の厚さは100ミクロン未満であり、かつ単位面積当たりの重さが50グラム毎平方メートル未満であることを特徴とする。隣り合う2つの壁の間に廃水の流れを提供するために、経路112は4mm〜20mmの範囲の間隔を有することが好ましい。
酸素透過性で水不透過性の材料125は、屋根ふき材料として建設業界で広く用いられている。また、使い捨て保護衣服の製造にも用いられている、例えば、ドイツ国ドムビュール(Dombuhl)のBohme Clopay GMBh 社から市販されている、16 gsmマイクロフレックス・エンボス加工通気性フィルム(Microflex Embossed Breathable Film)などである。織物126は、典型的には不織布であり、イスラエル国テル・アビブのAvgol Ltd社から市販されている、カタログ番号N-S70-26 Iの10 gsm Hydrophilic Durable Whiteなどである。
壁124の上縁127と下縁128はそれぞれ、壁材料を数回折り重ね、または壁材料の縁にわたって適合性材料のフィルムを更に設け、そこにヒートプレス、超音波溶接、または類似の手段を適用することによって密封されていることが好ましい。壁124は、それに沿って延設された内部スペーサ132によって互いに分離されていることが好ましい。好ましくは、壁124は先細の上面領域134を呈し、矢印136に示されるように、鉛直の空気流路114に沿った空気流に対する抵抗を比較的に小さくしている。経路112の高さのほとんどにおいて、壁124の内部表面はスペーサ132によって4〜20mmの横断距離だけ分離されていることが好ましい。
好ましくは、経路112は、隣り合う巻き線の壁124の外部表面が4〜20mmの横断距離だけ分離されるように巻き回されており、それによって、4〜20mmの横断厚さの螺旋状の鉛直の空気流路114が画定される。流路114の横断厚さは、好ましくは、隣り合う巻き線の壁124の間にスペーサ138を設けることによって維持される。
スペーサ132と138は、好ましくは、排水ネット(drainage netting)若しくは補強用の網(reinforcement mesh)若しくはフェンス状スクリーンまたは類似の三次元プラスチック製網状格子製品であり、例えば、イギリス国エセックス州モールドン、Boddington Ltd.社から市販されている、カタログ番号B-420/4.6/0.7、部品番号009442の排水Bネット(Drainage B net)などである。
廃水は、廃水供給マニホールド116に接続された廃水供給相互接続パイプ142を通じて、螺旋状に巻き回された廃水経路112の内側の端でその壁124に形成された開口140から、経路112の内部に供給される。代替的に、マニホールド118が廃水供給マニホールドとして機能してもよく、マニホールド116が処理済廃水排出マニホールドとして機能してもよい。その場合、廃水は、前記螺旋の外側の端から供給され、該螺旋の内側に向かって経路112に沿って流れる。
経路112の内部に廃水が存在すると、壁124の内部表面上にバイオフィルム150が形成される。バイオフィルム150は、酸素透過性の壁124を介して酸素を受け取り、廃水と機能的に接触してその処理を行う。本発明の特別な特徴は、廃水が、経路112の内部表面上に形成されたバイオフィルム150と機能的に接触しつつ経路112を流れ、バイオフィルム150は、バイオフィルム150が形成されている壁124を介して経路112の外部の空気流から酸素を受け取ることにある。
バイオフィルム150は、好ましくは、複数の層からなる。良好な安定性を有し、適切に機能するシステムでは、バイオフィルムの組成は流路に沿って異なり、様々な割合で下記の層を主に含むであろう。
1.壁124に最も近い層:バイオフィルムは、大部分は好気性細菌からなり、流路を下るにつれ、アンモニアを酸化し炭酸塩を還元する独立栄養細菌が増すであろう。
2.壁124に最も近いバイオフィルム層に隣接する層:バイオフィルムは、有機物を酸化する好気性従属栄養細菌がより豊富になっているであろう。
3a.壁124からもっと遠くかつ流路の最も上流の層:廃水内の有機物の濃度が比較的高く、バイオフィルム層は、COまたは他の代替的な電子受容体を還元することによって有機物を酸化する嫌気性細菌の濃度が高くなっていることを特徴とするであろう。
3b.流路の最も下流の層:壁124から最も遠い層は、一方では水に残存している溶解有機物を用い、他方では前記第1の層において硝化によって生成された硝酸塩を用いて、脱窒を行う従属栄養細菌を含んでいるであろう。
経路112を通る水は、十分に乱流であることが好ましく、そうして、継続的にバイオフィルム150の層にせん断を与え、それにより、過度の成長と、経路112の目詰まりを防ぐ。本発明の特別な特徴は、廃水路100(図1)のトポロジーおよび流れ圧力、ならびにそれに沿ったエネルギー損失に応じて、経路112に供給される廃水をくみ上げるためのエネルギー必要量を比較的に低く、または、無視できるものにし得ることにある。
好ましくは、酸素透過性で水不透過性の壁124の表面積の、経路112の通水断面積に対する割合は、少なくとも200:1であり、より好ましくは少なくとも1000:1である。典型的な水力直径は5〜20ミリメートルである。
好ましくは、酸素透過性で水不透過性の壁124の表面積の、該経路の総容量に対する割合が、少なくとも100:1、より好ましくは少なくとも150:1、最も好ましくは、少なくとも200:1となるように、経路112は構成される。単位体積当たりの表面積が大きければコンパクトに構成できる。コンパクトさは処理プロセスを選択する際の重要な要素である。
経路112は、それを通る廃水の概して栓型の流れを促進するように構成されている。好ましくは、経路112の長さ、幅および流路深さは、それによって構成される栓流反応器において、理論段階Nが、好ましくは少なくとも4、より好ましくは少なくとも8となるように、選択される。ここで、栓流反応器における理論段階の数は、下記式を用いて算出される。
N=7.4×Q×L/(W×D)
但し、
N:理論段階の数
Q:流量(m3/s)
L:流路長さ(m)
W:流路幅(m)
D:流路深さまたは間隔(m)
本発明が以上に具体的に示され説明されたものに限定されないことを当業者は理解するであろう。本発明の範囲にはむしろ、以上に記載された各種特徴の組み合わせおよび部分的組み合わせの両方、ならびに上述の説明を読んだ当業者が想起するであろう、先行技術にはないそれらの改良が含まれる。

Claims (34)

  1. 廃水処理システムであって、
    少なくとも一つの水処理経路であって、少なくとも一つの廃水導入口、該経路の内部を外気から分離する少なくとも一つの酸素透過性で水不透過性の壁、および、少なくとも一つの処理済廃水排出口を有し、前記少なくとも一つの廃水導入口から前記少なくとも一つの処理済廃水排出口へ流れる廃水の少なくとも好気性処理のために配設される水処理経路と、
    前記廃水を、前記水処理経路の前記少なくとも一つの廃水導入口へ供給する、少なくとも一つの廃水供給路と、
    処理済廃水を、前記少なくとも一つの水処理経路の前記少なくとも一つの処理済廃水排出口から供給する、少なくとも一つの処理済廃水路
    を備えてなる廃水処理システム。
  2. 前記少なくとも一つの水処理経路の前記少なくとも一つの酸素透過性で水不透過性の壁がその内部表面上にバイオフィルムを支持するように配設されている、請求項1記載の廃水処理システム。
  3. 前記酸素透過性で水不透過性の壁の表面積の、前記経路の通水断面積に対する割合が少なくとも200:1である、先行する請求項のいずれか1項記載の廃水処理システム。
  4. 前記酸素透過性で水不透過性の壁の表面積の、前記経路の通水断面積に対する割合が少なくとも1000:1である、先行する請求項のいずれか1項記載の廃水処理システム。
  5. 前記経路の水力直径が5〜20ミリメートルである、先行する請求項のいずれか1項記載の廃水処理システム。
  6. 前記酸素透過性で水不透過性の壁の表面積の、前記経路の総容量に対する割合が少なくとも100:1である、先行する請求項のいずれか1項記載の廃水処理システム。
  7. 前記酸素透過性で水不透過性の壁の表面積の、前記経路の総容量に対する割合が少なくとも150:1である、先行する請求項のいずれか1項記載の廃水処理システム。
  8. 前記酸素透過性で水不透過性の壁の表面積の、前記経路の総容量に対する割合が少なくとも200:1である、先行する請求項のいずれか1項記載の廃水処理システム。
  9. 前記少なくとも一つの水処理経路は、そこを通る廃水の概して栓型の流れを促進するように構成され、
    前記経路の長さ、幅および流路深さは、それによって構成された栓流反応器において、理論段階Nが少なくとも4となるように選択され、ここで、栓流反応器における理論段階の数は、下記式を用いて計算される、先行する請求項のいずれか1項記載の廃水処理システム。
    N=7.4×Q×L/(W×D)
    式中、
    N:理論段階の数
    Q:流量(m3/s)
    L:流路長さ(m)
    W:流路幅(m)
    D:流路深さまたは間隔(m)
  10. 前記少なくとも一つの水処理経路は、そこを通る廃水の概して栓型の流れを促進するように構成され、
    前記経路の長さ、幅および流路深さは、それによって構成された栓流反応器において、理論段階Nが少なくとも8となるように選択され、ここで、栓流反応器における理論段階の数は、下記式を用いて計算される、先行する請求項のいずれか1項記載の廃水処理システム。
    N=7.4×Q×L/(W×D)
    式中、
    N:理論段階の数
    Q:流量(m3/s)
    L:流路長さ(m)
    W:流路幅(m)
    D:流路深さまたは間隔(m)
  11. 前記少なくとも一つの酸素透過性で水不透過性の壁が螺旋状に配設されて前記少なくとも一つの水処理経路を画定する、先行する請求項のいずれか1項記載の廃水処理システム。
  12. 前記少なくとも一つの水処理経路が、螺旋状の横断面を有する概して鉛直の空気流路を画定するように配設されている、先行する請求項のいずれか1項記載の廃水処理システム。
  13. 前記少なくとも一つの水処理経路が複数の積層された経路を含み、該複数の積層された経路のそれぞれは、螺旋状の横断面を有する概して鉛直の空気流路を画定するように配設されており、
    該鉛直の空気流路同士は直線に並べられている、
    請求項12記載の廃水処理システム。
  14. 前記鉛直の空気流路を通じる鉛直の空気流を提供する少なくとも一つの送風機をさらに備える、請求項12または13記載の廃水処理システム。
  15. 前記鉛直の空気流路の横断厚が4から20mmである請求項12から14のいずれか1項記載の廃水処理システム。
  16. 前記少なくとも一つの酸素透過性で水不透過性の壁が、微細孔を有するポリプロピレンおよび微細孔を有するポリオレフィンのうちの少なくとも一つを含む、先行する請求項のいずれか1項記載の廃水処理システム。
  17. 前記少なくとも一つの酸素透過性で水不透過性の壁が、少なくとも一つの織物層を含む、先行する請求項のいずれか1項記載の廃水処理システム。
  18. 廃水処理方法であって、
    少なくとも一つの水処理経路であって、少なくとも一つの廃水導入口、該経路の内部を外気から分離する少なくとも一つの酸素透過性で水不透過性の壁、および、少なくとも一つの処理済廃水排出口を有し、前記少なくとも一つの廃水導入口から前記少なくとも一つの処理済廃水排出口へ流れる廃水の少なくとも好気性処理のために配設される水処理経路を提供する工程、
    前記廃水を、前記水処理経路の前記少なくとも一つの廃水導入口へ供給する工程、および
    処理済廃水を、前記少なくとも一つの水処理経路の前記少なくとも一つの処理済廃水排出口から供給する工程
    を含む廃水処理方法。
  19. 前記少なくとも一つの水処理経路の前記少なくとも一つの酸素透過性で水不透過性の壁がその内部表面上にバイオフィルムを支持するように配設されている、請求項18記載の廃水処理方法。
  20. 前記酸素透過性で水不透過性の壁の表面積の、前記経路の通水断面積に対する割合が少なくとも200:1である、請求項18または19記載の廃水処理方法。
  21. 前記酸素透過性で水不透過性の壁の表面積の、前記経路の通水断面積に対する割合が少なくとも1000:1である、請求項18から20のいずれか1項記載の廃水処理方法。
  22. 前記経路の水力直径が5〜20ミリメートルである、請求項18から21のいずれか1項記載の廃水処理方法。
  23. 前記酸素透過性で水不透過性の壁の表面積の、前記経路の総容量に対する割合が少なくとも100:1である、請求項18から22のいずれか1項記載の廃水処理方法。
  24. 前記酸素透過性で水不透過性の壁の表面積の、前記経路の総容量に対する割合が少なくとも150:1である、請求項18から23のいずれか1項記載の廃水処理方法。
  25. 前記酸素透過性で水不透過性の壁の表面積の、前記経路の総容量に対する割合が少なくとも200:1である、請求項18から24のいずれか1項記載の廃水処理方法。
  26. 前記少なくとも一つの水処理経路を、そこを通る廃水の概して栓型の流れが促進されるように構成する工程、および
    前記経路の長さ、幅および流路深さを、それによって構成された栓流反応器において、理論段階Nが少なくとも4となるように選択する工程
    をさらに含み、ここで、栓流反応器における理論段階の数は、下記式を用いて計算される、請求項18から25のいずれか1項記載の廃水処理方法。
    N=7.4×Q×L/(W×D)
    式中、
    N:理論段階の数
    Q:流量(m3/s)
    L:流路長さ(m)
    W:流路幅(m)
    D:流路深さまたは間隔(m)
  27. 前記少なくとも一つの水処理経路を、そこを通る廃水の概して栓型の流れが促進されるように構成する工程、および
    前記経路の長さ、幅および流路深さを、それによって構成された栓流反応器において、理論段階Nが少なくとも8となるように選択する工程
    をさらに含み、ここで、栓流反応器における理論段階の数は、下記式を用いて計算される、請求項18から26のいずれか1項記載の廃水処理方法。
    N=7.4×Q×L/(W×D)
    式中、
    N:理論段階の数
    Q:流量(m3/s)
    L:流路長さ(m)
    W:流路幅(m)
    D:流路深さまたは間隔(m)
  28. 前記少なくとも一つの酸素透過性で水不透過性の壁を螺旋状に配設して前記少なくとも一つの水処理経路を画定する工程をさらに含む、請求項18から27のいずれか1項記載の廃水処理方法。
  29. 前記少なくとも一つの水処理経路を配設して、螺旋状の横断面を有する概して鉛直の空気流路を画定する工程をさらに含む、請求項18から28のいずれか1項記載の廃水処理方法。
  30. 複数の積層された水処理経路を提供する工程、
    該複数の積層された水処理経路を、そのそれぞれが、螺旋状の横断面を有する概して鉛直の空気流路を画定するように配設する工程、および
    前記鉛直の空気流路同士を直線に並べる工程
    をさらに含む請求項29記載の廃水処理方法。
  31. 前記鉛直の空気流路に鉛直の空気流を提供する工程をさらに含む、請求項29または30記載の廃水処理方法。
  32. 前記鉛直の空気流路の横断厚が4から20mmである請求項29から31のいずれか1項記載の廃水処理方法。
  33. 前記少なくとも一つの酸素透過性で水不透過性の壁が、微細孔を有するポリプロピレンおよび微細孔を有するポリオレフィンのうちの少なくとも一つを含む、請求項18から32のいずれか1項記載の廃水処理方法。
  34. 前記少なくとも一つの酸素透過性で水不透過性の壁が、少なくとも一つの織物層を含む、請求項18から33のいずれか1項記載の廃水処理方法。
JP2012542688A 2009-12-14 2010-12-14 水および廃水の処理のための拡散曝気法 Active JP5997052B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US28605509P 2009-12-14 2009-12-14
US61/286,055 2009-12-14
PCT/IL2010/001052 WO2011073977A1 (en) 2009-12-14 2010-12-14 Diffusion aeration for water and wastewater treatment

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013513467A true JP2013513467A (ja) 2013-04-22
JP5997052B2 JP5997052B2 (ja) 2016-09-21

Family

ID=44166816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012542688A Active JP5997052B2 (ja) 2009-12-14 2010-12-14 水および廃水の処理のための拡散曝気法

Country Status (16)

Country Link
US (2) US8940171B2 (ja)
EP (1) EP2512995B1 (ja)
JP (1) JP5997052B2 (ja)
KR (1) KR101810626B1 (ja)
CN (1) CN102695678B (ja)
AU (1) AU2010331741B2 (ja)
BR (1) BR112012014460B1 (ja)
CA (1) CA2784130A1 (ja)
ES (1) ES2692531T3 (ja)
HK (1) HK1176051A1 (ja)
IL (1) IL220377A (ja)
PL (1) PL2512995T3 (ja)
PT (1) PT2512995T (ja)
SG (1) SG181629A1 (ja)
WO (1) WO2011073977A1 (ja)
ZA (1) ZA201205191B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017527441A (ja) * 2014-09-08 2017-09-21 エメフシー リミテッド 水処理用モジュール、反応装置、システム及び水処理方法
JP2020028835A (ja) * 2018-08-21 2020-02-27 積水化学工業株式会社 廃水処理装置
JP2020028836A (ja) * 2018-08-21 2020-02-27 積水化学工業株式会社 廃水処理装置
JP2021178324A (ja) * 2018-03-28 2021-11-18 積水化学工業株式会社 シート積層体、気体供給体用袋の製造方法、気体供給体、供給体ユニット、及び廃水処理装置

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2784130A1 (en) 2009-12-14 2011-06-23 Emefcy Ltd. Diffusion aeration for water and wastewater treatment
MX354231B (es) * 2012-01-31 2018-02-19 Seair Inc Aparato de aereación multi-etapa.
CA2931036A1 (en) * 2012-11-15 2014-05-22 Hydro Processing & Mining Ltd. Systems and methods for diffusing gas into a liquid
JP6475326B2 (ja) * 2014-09-24 2019-02-27 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 一体的な生物反応器を含む渦巻き状濾過アセンブリ
ES2753408T3 (es) * 2015-04-16 2020-04-08 Dow Global Technologies Llc Conjunto de filtración que incluye biorreactores devanados en espiral y módulos de membrana de hiperfiltración
WO2017033195A1 (en) * 2015-08-26 2017-03-02 Emefcy Ltd. A clogging resistant biofilm-based water treatment system
CN108430938B (zh) * 2015-12-24 2021-08-31 恩威罗斯特里姆解决方案有限公司 生物膜反应器废水处理模块
WO2017139888A1 (en) 2016-02-17 2017-08-24 Les Entreprises Chartier (2009) Inc. Bioreactor for wastewater treatment
CA3017962A1 (en) * 2016-05-16 2017-11-23 Van Dan TRUONG Apparatus for treating wastewater and a system for collecting and treating wastewater combining rainwater drainage
WO2018055623A1 (en) * 2016-09-26 2018-03-29 Emefcy Ltd Membrane aerated secondary clarifier
WO2018146692A1 (en) 2017-02-13 2018-08-16 Fluence Water Products And Innovation Ltd Method and system for treatment of water bodies
US10519055B1 (en) 2018-07-02 2019-12-31 George E. Johnson, III Aerobic wastewater treatment systems and methods of fabrication
CN113474304A (zh) 2019-01-24 2021-10-01 福伦斯水产品和创新有限公司 用膜曝气生物膜反应器来处理废活性污泥的方法
CN112320924A (zh) * 2019-08-05 2021-02-05 恩威罗斯特里姆解决方案有限公司 用于生物反应器的膜结构
CN111732186B (zh) * 2020-08-27 2020-11-06 湖南叶之能科技有限公司 一种卷式膜曝气生物反应器及其制备方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0377694A (ja) * 1989-08-18 1991-04-03 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 廃水処理装置
JPH0564795A (ja) * 1991-09-07 1993-03-19 Hirobumi Onari 排水処理装置
JPH0564800A (ja) * 1991-09-07 1993-03-19 Hirobumi Onari 閉鎖自然水域浄化装置
JPH0760275A (ja) * 1993-08-30 1995-03-07 Toshiba Corp 生物酸化接触材、生物酸化処理装置および水処理装置
JPH0713427U (ja) * 1993-08-23 1995-03-07 ジャパンゴアテックス株式会社 巻回型膜モジュール
JPH08164400A (ja) * 1994-12-13 1996-06-25 Japan Organo Co Ltd 生物学的硝化装置
JPH11262786A (ja) * 1998-03-18 1999-09-28 National Institute Of Animal Industry 汚水処理用好気性生物処理装置
JP2003211185A (ja) * 2002-01-25 2003-07-29 Hiroshima Pref Gov 無動力排水処理方法
US6645374B2 (en) * 2000-03-08 2003-11-11 Zenon Environmental Inc. Membrane module for gas transfer and membrane supported biofilm process
JP2008221070A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Kurita Water Ind Ltd 気液接触装置及び気液接触方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT382856B (de) 1985-03-29 1987-04-27 Renner Helmut Dipl Ing Dr Tech Vorrichtung zur aeroben biologischen abwasserreinigung
US5116506A (en) * 1989-06-30 1992-05-26 Oregon State University Support aerated biofilm reactor
DE4027126C1 (ja) 1990-08-28 1991-12-12 Eberhard Prof. Dr. 2000 Hamburg De Bock
GB9119955D0 (en) * 1991-09-18 1991-10-30 Imperial College Treatment of aqueous supplies containing organic material
DE4303936C1 (de) 1993-02-10 1994-08-18 Gore W L & Ass Gmbh Vorrichtung zur Entfernung von gasförmigen Stoffen aus einem Gasstrom
JPH11179167A (ja) * 1997-12-25 1999-07-06 Nitto Denko Corp スパイラル型膜モジュール
JP2001145896A (ja) 1999-11-19 2001-05-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 窒素含有排水処理装置
US7140495B2 (en) * 2001-12-14 2006-11-28 3M Innovative Properties Company Layered sheet construction for wastewater treatment
US7300571B2 (en) 2003-02-13 2007-11-27 Zenon Technology Partnership Supported biofilm apparatus
US7279215B2 (en) * 2003-12-03 2007-10-09 3M Innovative Properties Company Membrane modules and integrated membrane cassettes
US20060096918A1 (en) * 2004-11-09 2006-05-11 Semmens Michael J Biofilm wastewater treatment devices
JP2007095471A (ja) 2005-09-28 2007-04-12 Ebara Corp 生物発電用アノード及びこれを利用する発電方法及び装置
EP1957413B1 (en) * 2005-11-17 2015-03-25 Bio-Gill Environmental Pty Limited Membrane for the treatment of sewage
US20070199904A1 (en) 2006-02-27 2007-08-30 Jonathan Thompson Methods for treatment of organic matter in liquid
US8198055B2 (en) * 2007-06-08 2012-06-12 Coskata, Inc. Process for converting syngas to liquid products with microorganisms on two-layer membrane
CA2784130A1 (en) 2009-12-14 2011-06-23 Emefcy Ltd. Diffusion aeration for water and wastewater treatment

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0377694A (ja) * 1989-08-18 1991-04-03 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 廃水処理装置
JPH0564795A (ja) * 1991-09-07 1993-03-19 Hirobumi Onari 排水処理装置
JPH0564800A (ja) * 1991-09-07 1993-03-19 Hirobumi Onari 閉鎖自然水域浄化装置
JPH0713427U (ja) * 1993-08-23 1995-03-07 ジャパンゴアテックス株式会社 巻回型膜モジュール
JPH0760275A (ja) * 1993-08-30 1995-03-07 Toshiba Corp 生物酸化接触材、生物酸化処理装置および水処理装置
JPH08164400A (ja) * 1994-12-13 1996-06-25 Japan Organo Co Ltd 生物学的硝化装置
JPH11262786A (ja) * 1998-03-18 1999-09-28 National Institute Of Animal Industry 汚水処理用好気性生物処理装置
US6645374B2 (en) * 2000-03-08 2003-11-11 Zenon Environmental Inc. Membrane module for gas transfer and membrane supported biofilm process
JP2003211185A (ja) * 2002-01-25 2003-07-29 Hiroshima Pref Gov 無動力排水処理方法
JP2008221070A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Kurita Water Ind Ltd 気液接触装置及び気液接触方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017527441A (ja) * 2014-09-08 2017-09-21 エメフシー リミテッド 水処理用モジュール、反応装置、システム及び水処理方法
JP2021178324A (ja) * 2018-03-28 2021-11-18 積水化学工業株式会社 シート積層体、気体供給体用袋の製造方法、気体供給体、供給体ユニット、及び廃水処理装置
JP7301098B2 (ja) 2018-03-28 2023-06-30 積水化学工業株式会社 シート積層体、気体供給体用袋の製造方法、気体供給体、供給体ユニット、及び廃水処理装置
JP2020028835A (ja) * 2018-08-21 2020-02-27 積水化学工業株式会社 廃水処理装置
JP2020028836A (ja) * 2018-08-21 2020-02-27 積水化学工業株式会社 廃水処理装置
JP7063770B2 (ja) 2018-08-21 2022-05-09 積水化学工業株式会社 廃水処理装置
JP7144235B2 (ja) 2018-08-21 2022-09-29 積水化学工業株式会社 廃水処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5997052B2 (ja) 2016-09-21
KR101810626B1 (ko) 2017-12-20
US20120273414A1 (en) 2012-11-01
CA2784130A1 (en) 2011-06-23
US8940171B2 (en) 2015-01-27
EP2512995A4 (en) 2013-11-06
BR112012014460B1 (pt) 2019-08-27
PT2512995T (pt) 2018-11-13
WO2011073977A1 (en) 2011-06-23
EP2512995B1 (en) 2018-07-25
US20150108052A1 (en) 2015-04-23
IL220377A (en) 2016-04-21
AU2010331741A1 (en) 2012-08-02
SG181629A1 (en) 2012-07-30
HK1176051A1 (en) 2013-07-19
CN102695678B (zh) 2015-04-29
BR112012014460A2 (pt) 2017-06-27
AU2010331741B2 (en) 2016-07-07
ES2692531T3 (es) 2018-12-04
KR20120103710A (ko) 2012-09-19
PL2512995T3 (pl) 2018-12-31
ZA201205191B (en) 2013-03-27
CN102695678A (zh) 2012-09-26
EP2512995A1 (en) 2012-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5997052B2 (ja) 水および廃水の処理のための拡散曝気法
CA2799511C (en) Apparatus and method for processing liquid waste
TWI571298B (zh) 發泡過濾器水處理系統
CN107001086A (zh) 用于处理水的模块、反应器、系统和方法
CN104528934A (zh) 短程硝化-反硝化脱氮膜生物反应器及其污水处理工艺
US20180282190A1 (en) A clogging resistant biofilm-based water treatment system
JP2017087191A (ja) 廃水処理装置および廃水処理方法
AU655098B2 (en) Sewage treatment equipment with activated sludge process bed
JP2008043918A (ja) 有機性排水の接触ばっ気処理方法及び装置
JP3838579B2 (ja) 水質浄化装置
JP6938876B2 (ja) 生物処理装置
CN110754416A (zh) 一种水产养殖池塘的水体净化系统
CN114560594A (zh) 一种模块化快装湿地污水处理装置
CN211881777U (zh) 一种水产养殖池塘的水体净化系统
CN211367339U (zh) 一种农村生活污水处理用mbr膜集装箱
JP2018047403A (ja) 生物処理装置
CN217650974U (zh) 一种工业废水循环利用装置
CN215048993U (zh) 一种高效氧化池装置
CN206266316U (zh) 一种强化脱氮a/o流离生化池
CN210736307U (zh) 一种mabr膜组件及mabr反应器
CN214990454U (zh) 一种应用于生活污水深度处理回用的电化学耦合膜生物净化槽装置
CN214399975U (zh) 一种mabr污水处理系统
CN217265361U (zh) 四级化粪池
CN215288441U (zh) 一种无动力型跌流富氧水培精滤生态净化器
CN114262049A (zh) 一种用于粪污处理的连续式生物曝气装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140430

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150303

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150603

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150703

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160825

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5997052

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250