JP2013508214A - プラットホーム遮蔽扉システム - Google Patents

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グラッドウェル・コリン
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クノール−ブレムゼ レール システムス (ユーケー) リミテッド
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固定位置パネル2と、使用時に扉開放位置と扉閉鎖位置との間を移動する扉パネル4とを備えたプラットホーム遮蔽扉システムである。扉システム駆動手段は、可撓性の歯付ベルト15を備え、前記ベルト15は、その両端において扉パネルおよび歯車に固定されており、前記歯車は、歯付ベルト15に係合してベルトを駆動し、これにより扉を移動させるようになっている。

Description

本発明は、特に、鉄道システム用(ただし、これ専用ではない)のプラットホーム遮蔽扉システムを開閉するための装置に関する。
軌道に隣接する一段高いプラットホームで構成される従来の鉄道の駅は、19世紀の鉄道業界の始まりから使用されてきた設計とほぼ同様の設計であり、乗客乗車速度の最速化問題の有効な解決策である。
しかし、プラットホームの基本構成には、乗客が意図的または非意図的に列車の下に転落したり、乗客が軌道上にゴミを落としたりするといった周知の問題がいくつかある。人が列車の下に転落する事故は、一般的ではないが、路線網の大きな混乱を招き、居合わせた人々にとってトラウマとなる事故である。近年、軌道上のゴミ問題も、増加しており、ゴミが清掃されるまでトンネル内に留まる地下または表面下システムにおいて深刻な健康上、安全上のリスクを呈する可能性がある。
プラットホーム遮蔽扉システムまたは自動プラットホーム扉は、鉄道産業において、これらの問題に対処する一方策として周知である。一部の専用高速システムにも遮蔽体が装備されているが、プラットホーム上の扉と列車の扉とを整合させる問題のために、通常、これらのシステムは、実際には都市型システムまたは地下システムにおいて、全車両が標準化されている路線にのみ装備されている。
扉は、非常に重く、100kgを超える場合もあり、18時間以上の通常の営業日において数分おきに作動するので、扉の駆動機構は、非常に頑強で信頼性がなければならない。価格も、扉システムを装備するか否かを決定する益々重要な要因となっている。装備されている大抵のプラットホーム遮蔽扉システムは、扉の開閉のためにベルト駆動装置を利用している。長期間にわたる頑強/信頼性要件に加えて、高温多湿での動作が可能であり、カビの影響も受けにくいという要件があるベルトに使用される特別な材料のために、ベルトの使用は、高価格な選択肢である。これは、特に、駆動機構を頭上に配置することができない「扉」として公知の半丈システム(half height system)にも当てはまる。
EP1721802は、ラック/ピニオン構成を備え、ピニオンへの動力がウォームギア機構を介して伝達される代替の駆動構成を提案している。
ある環境においては、プラットホーム上の空間は、特に制限され、通常のプラットホーム遮蔽扉駆動システムに求められる空間が利用不可能である。
したがって、本発明は、プラットホーム遮蔽扉システム用の特に小型の駆動システムの提供を探求するものである。
本発明によると、固定位置パネルと、使用時に扉開放位置と扉閉鎖位置との間を移動する扉パネルとを備えたプラットホーム遮蔽扉システムであって、扉の移動を制御する駆動手段を有し、前記駆動手段は、可撓性の歯付ベルトを備え、前記ベルトは、その一端部において扉パネルおよび歯車に固定されており、前記歯車は、歯付ベルトに係合してベルトを駆動し、これにより扉を移動させることを特徴とするプラットホーム遮蔽扉システムを提供する。
ある好適な実施形態においては、扉は、ローラ上に取り付けられており、前記ローラは、扉パネルおよび固定パネルのベースの内部に奥まっている。歯付ベルトは、扉パネルおよび固定パネルの内部に配置されていることが好ましい。
駆動機構が、固定駆動パネル上に収容されており、前記駆動機構は、開放位置にある扉の上方に位置することが好ましい。これにより、駆動手段を扉システムの上に配置することができ、扉システムの奥行きを低減し、上部従動システムを扉システムのために使用可能であるという利点がある。
好ましくは、隣接する扉対は、互いに偏位配列されており、これにより、扉間隔を近づけることができる。
プラットホーム扉システムの概略斜視図を示す。 扉システムの正面図を模式的に示す。 扉システムの駆動カートリッジを示す。 扉システムの断面図を示す。 隣接する開口部を有するプラットホーム遮蔽扉システムを示す。
本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながらより詳細に説明する。
図1は、プラットホーム扉システム1の概略斜視図を示す。扉システムは、第1および第2の固定駆動パネル2,3(固定位置パネル)を備えており、これらの駆動パネルは、鉄道プラットホームの縁部に近接して取り付けられており、互いに空間で隔てられている。可動扉4、5は、各駆動パネルに関連して設けられており、扉開放位置と扉閉鎖位置(図示あり)との間で移動するようになっている。扉閉鎖位置においては、扉4,5は、互いに当接し、乗客が扉システムを通過するのを阻止する。扉開放位置においては、乗客は、列車(図示なし)に対して乗降可能である。
固定駆動パネル2,3は、対応する扉4,5の幅の約3分の1の幅を有し、プラットホームの縁部とは反対側に硬質パネルを有し、その上部は、硬質パネルからプラットホームの縁部に向かって延び、駆動機構の一部を収容するハウジングを提供する。そして、これは、硬質パネルの後方に配置された支柱により支持されている。固定駆動パネルの下端部は、中空形状を有し、この下端部で固定駆動パネルがプラットホームに取り付けられている。複数のローラ11が、中空形状内に取り付けられ、扉(ドア又はゲート)は、開放位置と閉鎖位置との間で移動するとき、これらのローラ表面に接して移動するようになっている。駆動カートリッジ15が、扉の上縁部に配置され、扉に駆動力を付与して扉開放位置と扉閉鎖位置との間で扉を移動させる。プラットホーム扉システムは、障害物検知システム300も備えている。
図2は、扉システムの正面図を模式的に示し、閉鎖位置においてローラ11表面に接して支持された扉4を示す。ローラ11は、床に取り付けられた支持構造に取り付けられ、縦軸を中心に回転し、ローラの表面は、扉に係合して固定パネル2による扉の案内を支援する。
可撓性の歯付ベルト20が、扉の上縁部に示されており、扉13に固定されて、駆動カートリッジ15を介して動力供給される。駆動カートリッジは、ベルト20に駆動力を付与し、扉開放位置と扉閉鎖位置との間で扉を移動させる。水平面内に回転軸を有する3つのローラ21〜23と、垂直面内に回転軸を有する3つのローラ25〜27とを備えた更なるローラ構成が、扉の上縁部に近接してその下方において固定パネルに支持されている。これらのローラも、固定パネル2により扉を案内するように設計されている。
ローラは、垂直面内に軸を有して連続配置されたローラ対が、固定パネルに扉が侵入する箇所に近接して配置され、これらの直近に、水平面内に回転軸を有して連続配置されたローラ対が配置されるように配列されている。水平面内に軸を有するもう1つのローラと、垂直平面内に軸を有するローラとが、固定パネルから扉が退出する箇所に近接して固定パネルの反対側に配置されている。扉の動作を制御する制御電子基板290も、固定パネルに取り付けられている。
図3は、歯車34を駆動するモータ30を備えた扉システムの駆動カートリッジを模式的に示し、この歯車34は、扉4を開閉するためにベルトに駆動力を付与するものである。ベルトは、駆動カートリッジのハウジング内に支持されたプーリー32、33、35、36、37、38によって支持され、これらのプーリ上で駆動される。ベルト15は、その両端で扉4に取り付けられ、駆動カートリッジのハウジングの外にある場合は扉の上部に載置される。使用時には、モータは、電子基板290の制御下で歯車を駆動し、歯付ベルト15と駆動係合する。これにより、歯車は、扉に駆動力を付与し、扉は、扉開放位置と扉閉鎖位置との間で移動可能となる。
図4は、扉システムの概略断面図を示し、固定駆動パネル2と扉4の形状を示している。固定パネルの奥行きは、扉形状の奥行きの約2倍である。扉4は、上縁部および下縁部において開放形状を有している。下縁部における形状は、下側ローラ構成11に係合して、下側ローラ構成11により支持、案内されるようになっている。上縁部において、扉は、3側面において閉鎖され、上端において部分的に閉鎖された形状を有している。この形状は、上側ローラ構成に係合して、上側ローラ構成により支持されるようになっている。扉の上端は、ベルト20によって閉鎖されており、使用時に、扉が開放されることがなく、ゴミが溜まることがない。図3に示す駆動カートリッジにおけるローラ構成により、ベルトが固定パネルを通過して扉が上側ローラ構成と係合すると、ベルトが、扉の上部にせり上がるようになっている。駆動カートリッジは、固定パネル2の上縁部の下側に取り付けられている。
図5は、扉が閉鎖位置にある場合に隣接する開口部を有するプラットホーム遮蔽扉システムを示す。この扉システムは、第1、第2、第3、第4の固定駆動パネル2、3、52、53と、対応する扉4、5、54、55とを備えている。駆動パネル3、52は、長さの短い固定パネル51により分離されている。駆動パネルの幅と固定パネル51の幅とを合わせると、扉の幅とほぼ等しい。図4に図示説明したように、固定パネルの奥行きは、扉形状の奥行きの約2倍である。これによって、隣接する扉対は、互いに偏位配列可能であり、扉間隔を近づけることができる。これは、列車の扉のピッチが短い鉄道にとって重要である。

Claims (7)

  1. 固定位置パネルと、使用時に扉開放位置と扉閉鎖位置との間を移動する扉パネルとを備えたプラットホーム遮蔽扉システムであって、扉の移動を制御する駆動手段を備え、前記駆動手段は、可撓性の歯付ベルトを備え、前記ベルトは、その一端部において前記扉パネルおよび歯車に固定されており、前記歯車は、前記歯付ベルトに係合して前記ベルトを駆動し、これにより前記扉を移動させることを特徴とするプラットホーム遮蔽扉システム。
  2. 前記ベルトが、前記ベルトの各端部において前記扉パネルに固定されている請求項1に記載のプラットホーム遮蔽扉システム。
  3. 前記駆動機構が、前記ベルトを案内する複数のプーリーまたはローラを備え、前記ベルトが、前記扉の上縁部からせり上がるようになっている請求項1または2に記載のプラットホーム遮蔽扉システム。
  4. 前記駆動機構が、固定位置パネル上に収容されており、前記扉が前記開放位置にある場合に、前記駆動機構が、前記扉の上方に配置される請求項1〜3のいずれか1項に記載のプラットホーム遮蔽扉システム。
  5. 前記扉が、ローラ上に取り付けられており、前記ローラが、前記扉パネルおよび/または前記固定パネルのベースの内部に奥まっている請求項1〜4のいずれか1項に記載のプラットホーム遮蔽扉システム。
  6. 前記歯付ベルトが、前記扉パネルおよび前記固定パネルの内部に配置されている請求項1〜5のいずれか1項に記載のプラットホーム遮蔽扉システム。
  7. 前記システムが、複数の扉を備えており、個々の開口部に関連して設けられた扉が、隣接する開口部に関連して設けられた扉から偏位して配列されている請求項1〜6のいずれか1項に記載のプラットホーム遮蔽扉システム。
JP2012534767A 2009-10-27 2010-10-25 プラットホーム遮蔽扉システム Pending JP2013508214A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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