JP2013506778A - 汎用本体とグラップルのマルチ工具取り付けシステム - Google Patents

汎用本体とグラップルのマルチ工具取り付けシステム Download PDF

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Abstract

マルチ工具取り付けシステムは解体装置に取り付けられるように構成されている。このシステムは、解体装置に取り付けられる汎用本体を備えている。汎用本体には一連の工具を独立的に取り付けることができる。汎用本体は、この汎用本体に沿って長手方向に延出するガイドスロットを有する。各ツールは、一般に、汎用本体から延出するとともに工具の各ジョーに取り付け可能な少なくとも1つのリンケージによって、汎用本体に揺動可能に取り付けられるように構成された一対の揺動可能ジョーを有する。ガイドスロット内にはスライド部材が受け入れられ、各リンケージがこのスライド部材に取り付けられ、ピストン/シリンダ構造が汎用本体に取り付けられるとともにスライド部材とジョーとを動かすべくスライド部材に接続されている。マルチ工具取り付けシステムはクイック交換機能を備えると共に、移動サイクル全体を通して切断特性を最適化するように構成されている。グラップル等の工具セットを、ブリッジ・ハウジングによって中央に支持することができ、それによって主ピボット・ピンを横切る応力を最小化する。さらに、グラップルなどの工具セットは、磨耗を最小化するために、その表面に磨耗プレートを直接溶接することができる。

Description

本出願は、1999年10月15日出願の米国仮出願第60/159,869号と2000年4月10日出願の米国仮出願第60/195,797号との利益を請求する、とりわけ米国を指定する2000年10月13日出願の国際出願第PCT/US00/028367の国内段階である、現在は2006年2月7日に発行の特許第6,994,284号である米国特許出願第10/089,481号の分割である2005年4月7日出願の米国特許出願第11/101,265号の分割である2006年9月13日出願の米国特許出願第11/520,510号の一部継続出願である。
本発明は、重作業金属切断シヤー、プレート・シヤー、コンクリート粉砕機、グラップル、などの様々な工具を取り付けるために、バックホーに取り付けられるように構成された建設又は解体装置用の工具取り付けシステムに関する。より詳しくは、本発明は、複数の可動ジョーを備える工具を取り付けるためのマルチ工具取り付けシステムに関する。
本出願は解体装置に関するが、この装置は、建設装置、スクラップ処理装置などとも称される。解体装置または建設装置の記載は言及される装置を限定するものではない。重作業金属切断シヤー、グラップル、コンクリート粉砕機、などの解体装置は、解体分野での様々な作業のために、油圧シリンダによって駆動されるバックホーに取り付けられている。この装置はスクラップの効率的な切断と処理を提供する。例えば、工業建造物の解体において、種々の径のパイプ、構造Iビーム、チャンネル部材、アングル部材、シート金属プレート、などの形態の金属スクラップを、重作業金属切断シヤーによって効率的に切断し処理しなければならない。そのようなシヤーは、自動車、トラックフレーム、鉄道車両などの解体のためも利用可能である。これらのシヤーは、個々のスクラップ片の大きさに関わらず、又、シヤーに大幅な変更を加えることなく、金属スクラップ片を動かし切断することができなければならない。工業建造物の解体において、コンクリート破壊機やコンクリート粉砕機などのコンクリート粉砕装置も、その構造体を、取り扱いが容易で現場から容易に除去可能な扱いやすい要素に分解するために使用される。木材シヤーとプレート・シヤーも、スクラップのタイプによって、特定の解体及びがれき除去状況において有用な専用の切断装置である。又、がれきや作業片の処理が装置の主たる機能である場合にはグラップルもよく利用される。歴史的に、これらの装置は全て相当な、そのそれぞれの資本コストを有する別々の装置である。そのことから、解体産業は、可能な限り多くの用途と適用性を有することが可能な一つのタイプの装置を開発する傾向がある。
金属シヤーに関して、公知の一つのタイプのシヤーは、固定ブレードとこれに枢支された可動ブレードとを有するシヤーである。可動ブレードは油圧シリンダによって揺動されて作業片を切断するための両ブレード間の切断作用を提供する。このタイプのシヤーの具体例は、ここに参考文献として合体させる私の先願の米国特許第4,403,431号、第4,670,983号、第4,897,921号、第5,926,958号そして第5,940,971号に見出すことができる。
従来技術は、又、複数の可動ジョーを利用する様々な解体工具も開発している。米国再発行特許第35,432号と米国特許第5,060,378号とは共に、本体と、共通点回りで揺動するべくフレームに取り付けられた一対の可動ジョーとを有する重作業金属切断シヤーを開示している。各ジョーは、他方のジョーの切断インサートに対して切断関係にある複数の切断インサートを備え、一方のジョーは切断移動中において複数のインサートを互いに切断関係に維持するためのスロットを形成している。各ジョーは、独立の油圧シリンダによって作動される。ジョー構成によって、ジョーの一つがその端部に貫通チップを備えるフック状構造が提供される。しかしながら、これらの特許は、切断の目的のためにジョー構造を最適化するものではない。更に、互いに独立したシリンダによってコストが増大し、コンパクトなシヤー設計が妨げられる。
米国特許第5,359,775号は、フレームに揺動可能に取り付けられた一対の可動ジョーを備える金属切断シヤーを開示し、一対のジョーはこれらジョー間に延出する共通のピストンによって作動される。
米国特許第4,838,493号、第4,890,798号、第5,044,569号、第5,636,802号及び第5,738,289号は、全て、油圧シリンダによって作動される複数の可動ジョーを備える様々なコンクリート粉砕機を開示している。米国特許第4,903,408号、第5,044,568号、第5,199,658号、第5,243,761号及び第5,626,301号も、複数の可動ジョーを備える様々な解体装置を開示している。
従来技術は、容易に工具を交換するためのシステム、又は、完全に別々の工具が共通の構造を効率的に共有することを可能にするシステムを提供するものではない。更に、従来技術は、パワーと効率を最大化するために、金属切断シヤーなどの個々の工具に利用されるジョー構造を最適化するものではない。更に、従来技術では、作業ジョーを駆動するための油圧シリンダに対する十分な保護の無い工具とジョーの回転のための複雑な構成を提供するものである。
米国特許第4,403,431号明細書 米国特許第4,670,983号明細書 米国特許第4,897,921号明細書 米国特許第5,926,958号明細書 米国特許第5,940,971号明細書 米国再発行特許第35,432号明細書 米国特許第5,060,378号明細書 米国特許第5,359,775号明細書 米国特許第4,838,493号明細書 米国特許第4,890,798号明細書 米国特許第5,044,569号明細書 米国特許第5,636,802号明細書 米国特許第5,738,289号明細書 米国特許第4,903,408号明細書 米国特許第5,044,568号明細書 米国特許第5,199,658号明細書 米国特許第5,243,761号明細書 米国特許第5,626,301号明細書
本発明の課題は、従来技術の上述した欠点を解決することにある。本発明の別の課題は、複数の異なる工具間で容易に変換可能なマルチ工具取り付けシステムを提供することにある。本発明の更に別の課題は、ブレード移動サイクル全体を通して最適な動力性能を提供するためにジョーとジョー駆動構造との間の比率を最適化する解体工具を提供することにある。本発明の更に別の課題は、回転工具を備える、工具システムの構造を簡略化する解体工具システムを提供することにある。本発明の更に別の課題は解体工具と工具システムを設計する方法を提供することにある。
本発明の上記諸課題は、本発明によるマルチ工具取り付けシステムによって達成される。本取り付けシステムは、建設装置、スクラップ処理装置、などとも称される解体装置に取り付けられるように構成される。前記システムは、前記解体装置に取り付け可能な汎用本体と、この汎用本体に取り付けられる油圧シリンダと、この油圧シリンダに連結された一対のリンケージと、それぞれが、前記本体と前記油圧シリンダとに選択的かつ取り外し可能に取り付け可能な複数の解体工具ユニットとを有する。
各工具ユニットは、前記本体と前記リンケージ対とに枢支接続されるように構成された一対の揺動可能ブレード又はジョーを有する。一実施例において、それらブレードを接続する共通のピボット・ピンを備えて共に揺動される一対の可動ブレードと、前記ピボット・ピンに連結されて前記工具セットを前記本体に取り付けるためのクイックリリースシステムを提供するブリッジ・ハウジングとを備えている。
本発明の一実施例において、前記汎用本体は、この本体に沿って長手方向に延出するガイドスロットを有する。このガイドスロット内にはスライド部材が受け入れられ、各リンケージはスライド部材に取り付けられ、ピストンシリンダ構造が前記本体に取り付けられるとともに前記スライド部材に連結されてスライド部材と前記ブレードとを移動させる。前記リンケージは、共通のポイントにおいて前記スライド部材に取り付けることができる。更に、前記リンケージは、前記スライド部材から連結解除される時に前記リンケージを互いに保持するように構成された共通のスリーブを備えることができる。前記汎用本体は、揺動可能側部および/又は、修理、メンテナンス及び工具交換を補助するための側方アクセスパネル、を備えることができる。
前記解体装置は、クイック交換機能を備え、移動サイクル全体を通して切断特性を最適化するように構成されている。具体的には、前記リンケージの長さと、工具セットのための各ブレードの関連レバーアームの長さは、実質的に同じ又は異なるように設定することができる。一般に、これらのジョーとリンケージの寸法は、意図される作動状態を通じて性能を最適化するべくジョーのパワー曲線の望ましい位置決めのために選択することができる。前記ジョー及びリンケージ寸法は、前記パワー曲線を所望のように形成又は規制するように選択することができる。例えば、前記ジョー・セットの相対寸法は、ブレードの閉じ動作全体を通じて大きくなるパワー曲線を提供するように選択でき、或いは、前記ジョー・セットの相対寸法は、ブレード閉じ動作の端部のすこし手前にパワー曲線を提供するように提供することができる。本発明の一つのシヤーにおいて、前記ジョーの深さと最大ジョー開口もレバーアーム長とリンケージ長と同じとされる。更に、本発明のシヤーのジョー構成は、複数の移動するジョーの喉部において重量切断の大半が行われるように構成される。本発明の概念は、ガイド式単動ブレード解体工具に組み込むことができる。
別実施例において、前記ジョー・セットはグラップルであり、前記ピボット・ピンは前記ブリッジ・ハウジングの各側方においてグラップルジョーを支持する。
本発明のこれら及びその他の利点は、好適実施例の記載から明らかになるであろう。これら実施例全体を通じて類似の参照番号は類似の部材を示している。
本発明による建設工具システムのための汎用本体に組み込まれた本発明による重作業シヤーを図示する側面図である。 本体に回転体を持たない、図1のシヤーに類似のシヤーの側面図である。 前記本体の外側サイドパネルを除去した状態の図1のシヤーの側面図である。 図3の線A−Aに沿った断面図である。 図1のシヤーの平面図である。 本発明の汎用本体のスライド部材の、拡大平面、一部断面図である。 図6に図示したスライド部材の側面図である。 図1に図示した建設工具システムの汎用本体に取り付けられた工具ユニットの主軸アセンブリの、平面一部断面図である。 図1に図示した建設工具システムの汎用本体に取り付けられた工具ユニットの分解を連続図示している。 図1に図示した建設工具システムの汎用本体に取り付けられた工具ユニットの分解を連続図示している。 図1に図示した建設工具システムの汎用本体に取り付けられた工具ユニットの分解を連続図示している。 本発明のクイック交換システムの改造ブリッジの前面図である。 図11bの改造ブリッジと共に使用される前記クイック交換システムの分解図である。 図11b−cのクイック交換システムに使用される保持ピンの側面図である。 図1の汎用本体に組み込まれた本発明によるプレート・シヤーの側面図である。 図12に図示のプレート・シヤーの前面図である。 図1の汎用本体に組み込まれた本発明のコンクリート破壊機の側面図である。 図14のコンクリート破壊機の前面図である。 図1の汎用本体に組み込まれた本発明によるコンクリート粉砕機の側面図である。 図16に図示したコンクリート粉砕機の前面図である。 図1の汎用本体に組み込まれた本発明の木材シヤーの側面図である。 図18に図示した木材シヤーの前面図である。 図1の汎用本体に組み込まれた本発明によるグラップルの側面図である。 図20に図示のグラップルの前面図である。 図1の汎用本体に組み込まれた本発明による鉄/レール粉砕装置の側面図である。 図22に図示の鉄/レール粉砕装置の前面図である。 図5の線A−Aに沿った図1に図示の汎用本体の断面図である。 本発明の前記汎用本体のための油圧シリンダの断面図である。 図1のシヤーのジョー/リンケージ構成を略示する側面図である。 図26のリンケージ構成を備えるシヤーのためのパワー曲線と相対ジョー位置のグラフである。 ジョー移動の端部近くにパワー曲線ピークを備えるように本発明によって構成されたシヤーのパワー曲線のグラフである。 本発明の別実施例による重作業シヤーを図示する図1に類似の側面図である。 図28に図示のシヤーの平面図である。 図28に図示のシヤーの断面図である。 図28に図示の汎用本体に取り付けられた工具ユニットの分解を連続して図示している。 図28に図示の汎用本体に取り付けられた工具ユニットの分解を連続して図示している。 図28に図示の汎用本体に取り付けられた工具ユニットの分解を連続して図示している。 図28に図示の汎用本体に取り付けられた工具ユニットの分解を連続して図示している。 改造型本体に組み込まれた図28のシヤーの側面図である。 本発明による改造型汎用本体の平面図である。 本発明による別の改造型汎用本体の平面図である。 図37に図示の汎用本体の側面図である。 改造型汎用本体に組み込まれた図28のシヤーの側面図である。 図39に図示の汎用本体の平面図である。 別の改造型汎用本体に組み込まれた本発明によるシヤーの側面一部断面図である。 本発明によるシヤーのジョー部の略側面図である。 更に別の改造型汎用本体に組み込まれた本発明によるシヤーの側面一部断面図である。 本発明によるシヤーの側面図である。 図44に図示のシヤーの、明瞭化のためにその前面を除去した状態の側面図である。 図45の線A−Aに沿った断面図である。 本発明によるシヤーの略側面図である。 閉じ位置における図47に図示のシヤーの略側面図である。 別の改造型汎用本体に組み込まれた本発明によるシヤーの、側面一部断面図である。 図49のシヤーの回転連結部の背面図である。 図50の回転連結部のための接続ピンアセンブリの拡大図である。 図49のシヤーのアダプタの側面図である。 図52のアダプタの前面図である。 本体部内に回転連結部を持たない図49のシヤーに類似のシヤーの側面一部断面図である。 図49のシヤーに類似するとともに、スティック取り付け型シヤーとして形成されたシヤーの側面一部断面図である。 図1中において56によって示される断面の、但し前記ブリッジ・ハウジング48を一部除去した状態の拡大図である。 図9−11bに図示のクイック交換部材の斜視図である。 図1の汎用本体に組み込まれた本発明によるグラップルの側面図である。 前記グラップルに関連する工具セットの一実施例の斜視図である。 図59に図示の工具セットの一部分の切り欠き図である。 図59に図示の上方ジョーの、斜視図である。 図59に図示の上方ジョーの、側面図である。 図59に図示の上方ジョーの、平面図である。 図59に図示の下方ジョーの、斜視図である。 図59に図示の下方ジョーの、側面図である。 図59に図示の下方ジョーの、平面図である。 図60に図示の断面図の側方拡大図である。 主ピボット・ピンと関連のブリッジ・ハウジングとの斜視図である。 前記主ピボット・ピンを補強するためにスリーブを利用する工具セットの切り欠き斜視図を図示する第2実施例である。 図65に図示の断面図の拡大図である。 図66の線B−Bに沿った断面図である。 関連のスリーブと関連のブリッジ・ハウジングを備える主ピボット・ピンの斜視図である。
図1は、バックホー(図示せず)等の、解体装置に取り付けられるように構成された本発明によるマルチ工具取り付け構造を図示している。このマルチ工具取り付け構造は、一連の工具又は工具ユニットの一つを前記解体装置に取り付けるように構成されている。
図1は、前記マルチ工具取り付け構造に連結されたシヤー10を図示している。このシヤー10は、ハブ又は主ピン16を介して汎用本体18に枢動可能に接続された第1ブレード12と第2ブレード14とを有する。前記汎用本体18は、本発明によるマルチ工具取り付け構造において一連の工具又は工具ユニットに対して共通に留まることから汎用本体18と称される。この汎用本体18は、側部19と、軸受ハウジング20とヨーク21とから構成されている。前記主ピン16は、前記第1ブレード12と第2ブレード14との両方のための共通の枢支部を提供する。
前記軸受ハウジング20は、汎用本体18をアダプタ(図示せず)を介して従来式に解体装置に取り付けるための互いに離間した複数の取り付け開口部22を備えている。前記アダプタは、前記汎用本体18を、前記解体装置と、汎用本体を揺動させる制御ピストンとに枢支接続する。前記アダプタは、このアダプタの形状が利用される特定の解体装置によって異なるようにその特定の解体装置に対して適合するように構成されている。
前記軸受ハウジング20とヨーク21との間には回転連結部23が設けられている。この回転連結部23は、前記軸受ハウジング20と関連の解体装置とに対する汎用本体18の残りの部分の回転を可能にする。基本的には、前記回転連結部23は前記汎用本体18と、シヤー10等の関連の工具との360度の回転配向を可能にする。図5に図示されているように、前記汎用本体18を回転位置決めするべく、モータ25が、前記軸受ハウジング20に取り付けられるとともに、前記回転連結部23にギア係合されている。
図2は、図1に図示のシヤー10に類似のシヤー10’を図示している。このシヤー10’は、軸受ハウジング20に取り付けられた回転連結部を持たない改造型汎用本体18’を有する。軸受ハウジング20’とヨーク21’とは一体構造である。前記汎用本体18’は、工具の回転が望まれない場合に適している。
図3に最もよく図示されているように、第1リンケージ24が取り外し可能ピボット・ピン26を介して前記第1ブレード12に枢支接続され、第2リンケージ28が取り外し可能ピボット・ピン30を介して前記第2ブレード14に枢支接続されている。前記第1リンケージ24と第2リンケージ28は、共通のピボット・ピン34を介してスライド部材32に接続されている。このスライド部材32は、図25に図示されているように、ピストンロッド36に取り付けられ、このピストンロッド36は、複動油圧シリンダ38(図30において汎用本体18内に図示されている)によって移動可能である。前記油圧シリンダ38は、トラニオン40を介して前記汎用本体18に枢支されている。前記油圧シリンダ38の詳細は図24及び25に図示されており、これらについては後述する。
図3及び4に図示されているように、前記汎用本体18の側部19は、図4に図示されているような前記スライド部材32を受け入れガイドする長手延出ガイドスロットまたは溝44を備えている。前記第1リンケージ24と第2リンケージ28とをスライド部材32に接続するための前記ピボット・ピン34は、前記図面に図示されているように、前記ピストンロッド36と油圧シリンダ38とに配置されている。前記両リンケージ24及び28を油圧シリンダ38と一列を成す共通の点において前記スライド部材32に取り付けることは、油圧シリンダ38に作用する有害な力を最小化しながら、シヤー10等の工具の力と効率を最大化するのに役立つ。更に、前記スロット44内でスライド部材32をガイドすることは、もしその構成が無ければ、工具の動作と油圧シリンダ38の作動を乱す捻り力に抵抗することになる。前記スライド部材32の構造は、図4と図6−7とに詳細に図示されており、これについては後に詳述する。
本発明のマルチ工具取り付け構造の重要な特徴は、特定の工具のジョー・セットと前記汎用本体18との間の接続部に組み込まれたクイック交換構造である。この接続と分解のプロセスが図9−11aに図示されている。ブリッジ・ハウジング48が前記主ピン16を包囲し、これが主ピン16と連動のジョー・セットとを汎用本体18に迅速かつ容易に取り付けるために利用される。具体的には、前記側部19は、その端部に、前記汎用本体18をブリッジ・ハウジング48に取り付けるためにブリッジ・ハウジング48に形成された溝に受け入れられるように構成された受け入れ部材42を備えている。ブリッジ・ハウジング48と受け入れ部材42とに形成された開口部52に保持ピン50が受け入れられる。保持ネジ又はボルト54を使用して各保持ピン50を一つのブリッジ・ハウジング48に固定することができる。この構成において、前記工具ユニットを汎用本体18から取り外した時においても、前記主ピン16を包囲する外側のベアリング構造は固定されたままである。これによって、工具ユニットが分解される時においてもすべてのベアリング又は回転表面が泥や砂から保護されるという利点が提供される。
図56は、前記受け入れ部材42がブリッジ・ハウジング48に係合した状態での、図1の一部断面を図示している。図1、8及び9を参照すると、前記第1ブレード12と第2ブレード14とは、前記ブリッジ・ハウジング48のボア46を通って延出する(図8)、前記主ピン16回りで揺動する。次に、図9及び10を参照すると、前記ブリッジ・ハウジング48は二つの対抗する端部400、402を有する。各端部400、402は、その間に支持面410を備える溝408を形成している一対の対向するプレート405、406を備えている。前記ブリッジ・ハウジング48の一方の端部400は、前記受け入れ部材42の第1部材450と相互作用し、前記受け入れ部材42の他方の端部402は受け入れ部材42の第2部材452と相互作用する。前記ブリッジ・ハウジング48の両端部400、402は類似し、前記受け入れ部材42の第1部材450と第2部材452は類似している。この理由から、ブリッジ・ハウジング端部400と受け入れ第1部材450の詳細のみについて記載する。図56は、ブリッジ・ハウジング48の第1端部400がいかにして受け入れ部材42の第1部材450に固定されるかを図示している。
図9、10及び57を参照すると、ブリッジ・ハウジング48の第1端部400は、前記二つの対向プレート405、406間の溝408内にスリーブ409を備えている。このスリーブ409はそれに対応の係合面412を有し、これは前記受け入れ部材42の第1部材450がブリッジ・ハウジング端部400の前記溝407内に配置された時に、前記支持面410に当接する。一実施例において、前記支持面410と対応の係合面412とはアーチ形である。
図11aと57を参照すると、前記ブリッジ・ハウジング48の第1端部400には開口部52が貫通形成され、前記受け入れ部材42の第1部材450には開口部52が貫通形成され、ブリッジ・ハウジング48の第1端部400が受け入れ部材42の第1部材450に当接して正しく位置決めされた時に、前記開口部52が配置され、その後保持ピン50がこれら開口部52内に挿入されてブリッジ・ハウジング48を受け入れ部材42に固定するように構成されている。ブリッジ・ハウジング48の第1端部400の前記開口部52は、互いに離間するとともに、前記主ピン16回りでも離間している。前記クイック接続システムの改造構成が図11b−dに図示されている。図11b及び11cは、ブリッジ・ハウジング48’の開口部52に保持ピン50’を受け入れる改造ブリッジ・ハウジング48’を図示している。前記保持ピン50’は、図11cに図示されているように保持部材54’によって位置保持される。具体的には、前記保持部材54’の軸が、図11dに図示されているように、保持ピン50’に形成されたロック溝55に受け入れられる。図11b−dは、本発明の範囲内において前記クイック交換システムに対して様々な改造を行うことが可能であることを図示している。各保持部材54’は、ネジ溝付きプラグなどの、リテーナ55’によって位置保持される。
本発明のクイック交換システムは、前記汎用本体18が多種多様な工具ユニットに対応することを可能にする。例えば、前記第1ブレード12と第2ブレード14とによって形成される前記シヤー10を、図12及び13に図示されるように、別のブレード102及び104を備えるプレート・シヤー100によって置き換えることができる。このプレート・シヤー100は、ブレード102及び104のジョーが特にプレート切断用に設計されている点を除いてシヤー10に類似している。前記プレート・シヤー100は、金属製品の切断用に特に設計されている点において前記シヤー10に類似している。
図18及び19は、本発明の汎用本体18と利用される木材シヤー110を図示している。この木材シヤー110は、木材製品の切断用に特に設計されたブレード112及び114を有する。
図14及び15は、前記汎用本体18と使用されるコンクリート破壊機120を図示している。このコンクリート破壊機120は、コンクリート構造物を破壊するように特に設計されたジョー122及び124を有する。各ジョー122、124は、その遠端部に、反対側のジョー122又は124の破砕インサート126と協働するコンクリート破砕インサート126と、更に、前記主ピン16の近傍に、連動するジョー122又は124の切断インサート70と切断関係を提供する、切断インサート70とを有する。
図16及び17は、本発明の前記汎用本体18と使用されるコンクリート粉砕機130を図示している。このコンクリート粉砕機130は、コンクリートの粉砕に関連するジョー132及び134を備えている。これらのジョー132及び144は、反対側のジョー132及び134のインサート126と協働する粉砕用インサート126を備える。
図20及び21は、本発明の前記汎用本体18と使用されるグラップル140を図示している。このグラップル140は、各ジョー142及び144から延出するフック形状タイン146を備えるジョー142及び144を有する。各ジョー142及び144の前記タイン146は、反対側のジョー142又は144のタイン146の空間の間に、これらタイン146が作業片を完全に取り囲む閉じ位置においてオーバラップすることが可能であるように、延出するように構成されている。
図22及び23は、本発明の前記汎用本体18と使用される鉄/レール粉砕装置150を図示している。この鉄/レール粉砕装置150は、インサート156がその上に介在されたジョー152及び154を有する。前記鉄/レール粉砕装置150は、レールや、エンジンブロックなどの鋳鉄製品を粉砕するように構成されている。
これらの図面に図示の種々の工具は前記汎用本体18と利用するように設計することが可能な工具を例示するに過ぎない。各工具上に前記ブリッジ・ハウジング48によって提供されるクイック接続解除構造は、本発明の迅速な工具交換を容易にする。尚、交換の間、前記リンケージ24及び28も接続解除されなければならないことが理解されるであろう。これは、各ピボット・ピン26及び30の除去によって容易に達成される。その結果、前記リンケージ24及び28は、これらは複数の工具セットに共通になる可能性が高いことから汎用本体18の一部と見なすことができる。又、これらリンケージ24及び28を前記スライド部材32から接続解除することによって、或いは、前記スライド部材32を前記油圧シリンダ38から接続解除することによって、工具セットと前記リンケージを交換することも可能である。これは、工具セットがリンケージ長さの変化を必要とする場合に望ましいかもしれない。異なる工具は、互いにそれぞれ異なるリンケージ長をもつかもしれない。
汎用本体18の前方部分の前記回転連結部23を介する回転により、その回転は前記油圧シリンダ38とそれへと延出する油圧ラインとに提供されなければならない。前記油圧シリンダ38は、前記回転連結部23の提供を可能にする組み合わせ油圧シリンダ/回転ジョイントとして提供される。図24及び25に図示されているように、前記油圧シリンダ38は、前記トラニオン40を介して前記汎用本体18と共に回転可能なシリンダ・ハウジング160を有する。このシリンダ・ハウジング160は、それに取り付けられたシリンダ延出部162を有し、これは、シリンダ・ハウジング160内においてピストン168の両端部を駆動するように適切に接続された油圧ライン164と166を有する。前記ピストン・ロッド36が前記ピストン168に取り付けられている。前記シリンダ延出部162は、前記軸受ハウジング20に固定された固定ハウジング170内に受け入れられている。前記固定ハウジング170は、各油圧ライン164及び166と連通する油圧ポート172及び174を有する。図25に図示されているように、これら油圧ポート172及び174は、前記固定ハウジング170に対する前記シリンダ延出部162の回転全部を通して、これら油圧ポート172、174と連動する油圧ライン164、166との間に一定の流体連通状態を提供する前記固定ハウジング170の内部回りでの通路である。油圧ライン176、178は、図25に図示されているように、油圧ライン164及び166の端部から、前記シリンダ・ハウジング160の適当な内側部分へと延出している。油圧シリンダ38のこの構成は、回転ジョイントを別に設ける必要無く、回転連結部23を提供することを可能にする。この構成は、又、別体の回転ジョイントが利用される場合よりも遥かにコンパクトな汎用本体18の構成を提供する。
図26は、本発明による前記シヤー10の幾何学的関係を図示している。図26に図示されているように、シヤー10の関連パラメータは、それぞれ、第1ブレード12と第2ブレード14の各リンケージ24及び28、及びレバーアーム180及び182の長さを含む。各ブレード12及び14のレバーアーム180及び182は、各ピボット・ピン26、30と主ピン16との間の距離である。更に別のパラメータは、図26に図示されているように、ジョーの先端部とそのジョーの最も内側の使用可能な部分との間の距離として定義されるジョー深さ、第1ブレード12と第2ブレード14とのそれぞれの端部間の最大シヤー開口を含む。本発明の前記シヤー10は、関連のパワー曲線を適切に位置決めするためにこれらの寸法を分析し設定することによって作動特性を最適化する。例えば、一実施例において、図27aに図示のパワー曲線は、前記シヤー開口、シヤー・ジョー深さ、ナイフ・レバーアーム、及び実質的に同じ寸法長さを有するリンケージを提供することによってジョー移動を通じて連続的に増加するように設定されている。これらの要素を実質的に等しく維持することによって、ジョー開口度、更には、ジョー深さと利用可能なシヤー・トン数が最大化される。本発明は、それに応じて前記相対寸法を選択することによりパワー曲線の形成と規制とを提供する。例えば、図27bは、これらの寸法が、パワー曲線のピークが切断動作の端部近くにくるように選択された本発明の一実施例のパワー曲線を図示している。
前記シヤー10において利用されるリンケージ・ジオメトリの関数としての各ブレード12又は14の切断作動力は以下の等式に従って計算される。
Figure 2013506778
ここで、βはレバーアーム180及び182と連動のリンケージ24又は28との間の角度であり、θはシリンダ38の長手軸心と各リンケージ24又は28との間の角度である。
シヤー切断エッジに沿った任意の位置においてシヤー10によって作り出される切断力は、前記切断作用力を、前記主ピン16からブレード12又は14に沿った所望の位置までの測定距離によって除することによって得ることができる。本発明によるシヤー10の前記幾何学パラメータを最適化するために、上記諸パラメータを変化させその結果得られた切断トルクを調べた。ここで、切断トルクは、前記ピストンロッド36、スライド部材32及び連動のリンケージ24又は28を介して油圧シリンダ38によって主ピン16回りで各ブレード12又は14に加えられるトルクとして定義される。このトルクは、当該トルクを前記主ピン16の中心からブレード12又は14状の任意の位置までの距離で除することによってブレード12又は14に沿った単一の力に変換することができる。前記切断トルクの数値は、前記ブレード12及び14が完全に開口している時に最小になる。両ブレード12及び14が完全閉じ位置へと移動するに従ってトルクの値は連続的に増大する。図27aは、本発明の一つのシヤーによって達成される好ましい切断力又はパワー曲線を図示している。図27aはこのグラフにおいて下方部分に図示されている種々のジョー位置でのシヤー10の喉と貫通先端部で発生する力を示している。明記されるべき特に重要なことは、このシヤーのパワー曲線はジョー閉じサイクル全体を通じて増大していることである。ジョーの位置は、貫通先端部と下方ジョーとの間の距離としてグラフ図示され、負の値は、上方ジョーの位置が下方ジョーのスロットを通って移動しているときを示している。パワー曲線を所望のように変化させるべく前記ジョーパラメータの相対寸法を選択することができる。例えば、図27bに図示されているように最大の切断力が必要な時には、パワー曲線ピークをジョーサイクルの最後の少し手前にすると有利である。この構成を達成するために、前記レバーアームよりも少し大きなリンケージ長さを提供することができる。
関連パラメータを変化させることによる効果を検討することによって本発明のシヤー10の構成と、本発明の工具構成方法の利点が明らかになるであろう。各ブレード12又は14のレバーアーム180又は182の長さを増加することによって、完全開口から完全閉鎖までのブレード12又は14の全ての位置において切断トルクの値が増大する。しかしながら、各レバーアーム180及び182の長さは、勿論、シヤー10の所望の全体寸法によって制限される。リンケージ24及び28の長さを変えることは切断トルクに対して様々な影響を与える。もしもリンケージ24及び28が、各レバーアーム180及び182よりも長い場合は、ブレード12及び14位置に対する切断トルク曲線は、ピークに達するまでその値が増大し、その後、ブレード12及び14が閉じられるまで減少する。本発明の一実施例は、この概念を利用して、最大切断トルクをジョー移動サイクルの終わり近くに位置させる。もしもリンケージ24及び28の長さが各レバーアーム180及び182よりも短い場合は、トルク値は開放位置から閉鎖位置にかけて連続的に増大する。リンケージアーム24及び28の長さが増大するにつれて、開放位置での切断トルクは増加し、閉鎖位置の値は減少する。リンケージ24及び28をレバーアーム180及び182と実質的に同じ長さにすることによって全ての要素がバランスされるように考慮する一つのシヤー設計が得られる。
前記油圧シリンダ38も、連動シヤー10のパワーに対して影響する。油圧シリンダ38の径を増加させることによって全てのブレード位置(12及び14)において切断トルクが増大するとともに、更に、シヤー10の開口/閉鎖サイクル時間が増大する。前記油圧シリンダ38のサイズは、シヤー10のサイズと所望の作動条件とによって事実上決まる。
前記リンケージ24及び28の長さと各レバーアーム180及び182の長さに加えて、各リンケージ24及び28と前記油圧シリンダ38の長手軸心との間の角度θの値と、レバーアーム180及び182と油圧シリンダ38の長手軸心との間の角度φは、完全開口位置におけるピボット・ピン34と主ピン16との間の初期距離に依存するであろう。必要なピン径、必要なブッシング、等を可能にするために、これらの角度の初期値は少なくとも20度にすべきである。ピボット・ピン34とスライド部材32での力の伝達の性質により、これらの角度の最終値は、90度未満となり、約80度にするべきである。
ピボット・ピン34と主ピン16との間の初期距離は、二つの物理的制約によって制約される。第1に、この距離は、各レバーアーム180及び182の長さとリンケージ24又は28の長さとの和よりも、開口位置において上述した角度θとφとが少なくとも約20度になることを許容するのに十分なだけ、小さいものでなければならない。第2に、前記距離は、閉鎖位置においてピボット・ピン34が主ピン16に当たることのないように十分大きなものでなければならない。この初期距離の長さを減少させることによって全ての位置において切断トルクが減少する。
検討すべきもう一つの問題は、ジョー全回転角度である。初期ジョー開口の大きさを増加させると、開放位置から閉鎖位置へと移動するのに必要な回転角度が増加する。しかしながら、この回転角度を増加させることも、切断トルク曲線に影響を及ぼす。全回転角度を増大することによって、ジョーがほとんど全開状態にある時には切断トルクが増大し、完全閉鎖位置にある時には切断トルクが減少する。図1のシヤー10の設計における上述した全ての考慮事項をバランスさせると、その結果、シヤー開口、ジョー深さ、レバーアーム及びリンケージ長が全て実質的に同じ長さになる。この比率は、全てのサイズのシヤーに対して有効であり、この寸法長さの特定の値は、所望のシヤーのサイズに依存したものとなる。リンケージ長とレバーアームとの間のこの関係は、図12−23に図示されている種々の工具についても維持することができる。その他の関係は、ジョー構造の変更によって変更することが可能である。
本発明のもう一つの重要な態様は、シヤー10のジョー構造である。前記第1ブレード12の切断エッジは、周知のボルトなどによってこの第1ブレード12に取り外し可能に取り付けられた複数の取り外し可能インサート190から形成されている。これらのインサート190は、インデックス化可能である。つまり、インサート190は一つの切断エッジが磨耗したときに、新たな切断エッジを提供するために取り外してローテーションすることが可能である。前記第1ブレード12はこの第1ブレード12の遠端部に貫通チップ192を備えている。この貫通チップ192も、取り外し可能な切断インサートである。但し、貫通チップ192は、主として、前記切断インサート190によって提供される切断に対して横方向の切断を行うように構成されている。具体的には、貫通チップ192の主たる切断は、図1の図面の奥行き方向に延出するものとなる。更に、前記第1ブレード12に沿った切断インサート190は、第1切断部194と、この第1切断部194と貫通チップ192との間に位置するより長い第2切断部196とを提供するようにフック形状に配置されている。前記シヤー10は、前記第1切断部194が、第2切断部196の長さよりも遥かに短い、好ましくは、その約半分、になるように構成されている。第2ブレード14は複数の切断インサート190を備え、これらは、シヤー10の切断動作を提供するべく、前記切断インサート190と貫通チップ192とに対して切断関係に配置されている。前記第2ブレード14は、切断動作中にそれを第1ブレード12が貫通して延出して前記切断インサート190を切断関係に維持することを補助するスロットを備えている。前記シヤー10の第1ブレード12と第2ブレード14とのジョー構成は、切断力が最大である時に、切断される材料を主ピン16の近傍の喉領域へと移動するのに役立つように構成されている。前記貫通チップ192によって前記第1切断部194と第2切断部196との切断に対してこれを横断する方向に作業片を切断することは、材料を喉部に引きこむことに役立つであろう。更に、前記フック形状、即ち、前記第1切断部194と第2切断部196との間の角度、も材料を喉領域に戻すことに役立つであろう。最後に、前記第2切断部196よりも遥かに小さな寸法の第1切断部194を設けることによって、材料が切断のために喉部の近くに引きこまれることを更に確実することになる。これは、複数の可動ブレードを備える既存のシヤーのジョー構成に対して大きな改善を提供するものと考えられ、有効な切断力を増大させるためのシヤー構成に関連するパワー曲線を捕捉する。異なるタイプの材料のために異なる形状の貫通チップ192も利用可能であることも本発明の範囲に含まれる。具体的には、側方から見てより鋭い又は浅い角度を有する貫通チップが、異なるタイプの作業片用には多少より適しているかもしれない。
図5は、更に、前記汎用本体18の側部19が側方枢支部78を介してヨーク21に対して揺動している状態を図示している。これによって所望の場合に、第1及び第2ブレード12、14を連動リンケージ24及び28と共に容易に交換することが可能である。汎用本体18の揺動可能側部19は、互いにボルトやその他の固定部材によって固定することができる。前記揺動側部19間には矩形のタイ・バー79が配置され、これを前記固定ボルトが貫通延出している。前記タイ・バー79は、汎用本体18の構造的一体性を維持するのに役立つ。
図28−30は、クイック交換構成が汎用本体18の揺動側部19を利用するように改造されている点を除いて、図1のシヤー10に類似したシヤー10を図示している。具体的には、前記ブリッジ・ハウジング48が省略され、主ピン16を利用してジョー・セットを直接汎用本体18に連結している。図29は、汎用本体18の側部19を互いに保持するために使用可能なボルト198を図示している。
図31−34は、ジョー構造体を分解し、図28−30に図示されているクイック交換装置用に主ピン16のところに新たなジョー構造体を挿入するプロセスを概略図示している。これらの図面にもっとも良く図示されているように、この構成は実質的に、構造体を中心線周りでほぼ対称に維持し、それによってシヤー10の使用中に不適切なトルクが生じることを回避する。尚、適当な部材と主ピン16との間に軸受けスリーブ202を配置することが可能であると理解されるであろう。保持部材204はアセンブリを位置保持するために固定することができる。
図32に図示されているように、保持ボルト206、保持キャップ208、保持クリップ210及びアラインメントスリーブ212を汎用本体18の側部19との取り付け状態から取り外すことによって、主ピン16と関連のアセンブリとが取り外し可能状態となる。図33に図示されているように、保持用システムを分解すると、汎用本体18の側部19は外側に回転して取り外しプロセスを容易にする。
前記第1及び第2ブレード12、14が取り外し可能になる前に、前記両リンケージ24及び28を第1及び第2ブレード12、14又はスライド部材32から取り外さなければならないことが理解されるであろう。一般に、前記ピボット・ピン26及び30を取り外して両リンケージ24及び28を各ブレード12及び14から接続解除する。但し、両リンケージ24及び28が両ブレード12及び14とともに一つの工具ユニットとして留まることも可能である。次の工具セットのために異なるリンケージ長が望まれる場合、このことが重要となるかもしれない。
第1リンケージ24と第2リンケージ28を第1及び第2ブレード12、14と共に維持するには、両リンケージ24及び28をスライド部材32から接続解除するか、若しくは、スライド部材32をピストンロッド36から接続解除することが必要である。この後者の構成において、スライド部材32のピストンロッド36からの接続解除は、ボルト、容易に分解可能な、ピン式接続構造又はその他の固定構造によるものとすることができる。図6に図示されているように、ピボット・ピン34回りには、両リンケージ24及び28をスライド部材32に連結する連続スリーブ214が配置されている。このスリーブ214によって、両リンケージ24及び28はピボット・ピン34の除去後において、スリーブ214回りで一つのアセンブリとして互いに保持される。この構造によって、必要な場合、両リンケージ24及び28を取り外すことが可能となる。次の工具セットとともにリンケージ長を変えることが可能となるようにこれらリンケージの取り外しが望まれるかもしれない。
いかに両リンケージが接続解除されるかに関わらず、両リンケージ24及び28を接続解除し、汎用本体18の側部19を外側に回転させた状態で、両ブレード12及び14、そして、これらブレード12及び14とともに維持さる場合には両リンケージ24及び28、を含むジョー構造体全体を取り外して、別の工具アセンブリを取り付けることができる(もしもそれらが取り外された場合には新たなリンケージ24及び28と共に)。この組み付け後、汎用本体18の側部を戻し揺動して、保持システムを図32に図示されているように新たな主ピン16回りに取り付ける。ボルトを汎用本体18の側部19に再度取り付けて再組み付けを完了する。図34に図示されているように、新しいブレード12及び14は、異なる保持部材と、この特定の工具ユニットに関連する軸受けスリーブを有する。実施される特定の工具ユニットに応じて特定の軸受け構造が設計されることになる。
図35は、スライド部材32と関連のピボット・ピン34とに対するアクセスを可能にするための側方アクセスプレート222を備えるシヤー10を図示している。具体的には、前記汎用本体18は、それに固定された前記アクセスプレート222を備え、このプレート222を取り外して、汎用本体18内のガイドされたスライド部材32へのアクセスを得る。
図36は、汎用本体18の揺動可能な側部19を取り付けるためのボルトが保持接続部224によって置き換えられた改造型汎用本体18を図示している。
図37及び38は、前記汎用本体18の側部19が側方枢支部78回りで回動され、個別の保持接続部224によって汎用本体18に固定された改造型汎用本体18を図示している。
図39及び40は、汎用本体18の側部19がこの汎用本体18の残りの部分から完全に分離可能で、それらに対して、トラニオン40と別々の保持接続部224とによって固定された更に別の改造型汎用本体18を図示している。
図41は、前記スロット44が、その上で前記スライド部材32がスライドするガイドロッド230によって置き換えられたシヤー10の改造を図示している。この改造によっても、両リンケージ24及び28の取り付けが一つの共通位置から、別々のピン232及び234による別々のオフセットされた位置に変わる。この変化によっても、作り出されたオフセットを得られるシヤーのために対応しなければならない上述した幾何学関係が変化する。このオフセットは、切断特性において望ましくないシヤーを提供する。
本発明の別の態様は、図4、6及び7に図示されている、前記スライド部材32の詳細とピストンロッド36への連結に関する。スリーブ214が具体的には硬化鋼部材として形成され、カバープレート244の後方に位置するキー242を介してピボット・ピン34にキー止めされている。磨耗プレート246が前記スライド部材32の側部に設けられ溝44に形成された磨耗プレート246のためのスロット44内に捕捉されている。前記スライド部材32は、ピン250を介して前記ピストンロッド36のロッド・アイ252に接続されている。前記ピン250は、前記ロッド36の、トラニオン40の軸心から90度である軸心回りでの回転を可能にする。前記スリーブ214は、ピン34の取り外し後においても両リンケージ24及び28を互いに保持する。更に、前記交換可能なスリーブ214は、伝達されるシヤー負荷の大半を吸収し、これによって磨耗の大半はスリーブ214で生じ、ピン34には生じない。各リンケージ24及び28に配置されたブッシング260によって、適切な配置が確保され、リンケージ対リンケージの磨耗又はリンケージ対スライド部材の磨耗が無くなる。ピボット・ピン34、スリーブ214及びスライド部材32を互いにキー242によってキー止めすることによって、ピン34又はスリーブ214が回転することが防止され、いずれかの構造体において平坦なスポットが形成される可能性が排除される。前記ロッド・アイ252をスライド部材32にピン止めすることによって、油圧シリンダ38とスライド部材32とに対するずれが許容され、それによって前記トラニオン40と共に、油圧シリンダ38のシール寿命を延長することに役立つ。最後に、前記磨耗プレート246は、グラファイトが組み込まれた高耐摩耗性真鍮から形成され、それによってこれらの部材の潤滑の必要性をなくするものと予想される。これらの部材は二つの機能を果たす。第1に、それらはスライド部材32と前記スロット44内における対応の部分との間の磨耗を防止する。第2に、前記磨耗プレート246は、知覚されない側方負荷がある場合にスライド部材32の正確な直線移動を維持して、それによって可能な限り最大のシリンダ力が維持されるようにするのに役立つ。
図42は、図41に図示したものに類似したオフセットを有するジョー及びリンケージ構成の略図である。しかしながら、図42に図示されている実施例は、各リンケージ24及び28が交差していることにより、「負の」オフセットと見なされる。図42に図示の実施例によって代表される負のオフセットは、シヤーの理論上の作動においては有利な作用を有するかもしれないが、交差又はリンケージ構成の適切な設計によって装置が複雑化する。
図43は、ピストンロッド36とスライド部材32との間に回転可能接続部280が設けられたシヤー10の実施例を図示している。この回転接続部280を設けるということは、油圧シリンダ38をヨーク21に対してではなく、軸受ハウジング20に対して取り付けるために前記トラニオン40を戻すように移動して利用することが可能である、ということを意味する。更に、油圧シリンダ38は汎用本体18が回転する時に回転しないので、この実施例においてはより従来式の油圧シリンダ38を利用することが可能である。
図44−46は、前記シヤー10と異なる別のタイプのシヤー300を図示している。具体的には、このシヤー300は、ハブ305を介して固定ブレード304に枢動可能に取り付けられた第1揺動ブレード302を有する。前記シヤー300は、リンケージ306がブレード302をスライド部材308に連結し、このスライド部材308がガイドスロット310に受け入れられている点において前記シヤー10に類似している。前記シヤー300は、更に、上述したシヤー10に類似して、ピストンロッド36、油圧シリンダ38、トラニオン40及び軸受ハウジング20を備えている。
図47及び48は、前記スライド部材308とスロット310とが、前記固定ブレード304への別のリンケージ312とピストンロッド36のロッド・アイ252とによって置き換えられたシヤー300の改造を図示している。前記リンケージ306も、前記ロッドアイ252とリンケージ312とに取り付けられている。この実施例において、前記ピストンのガイドは、非直線状であって、前記リンケージ312によって形成されるアークに沿って移動する。前記油圧シリンダ38も、更に、前記リンケージ312の移動全体を通じて前記トラニオン40回りで揺動する。
図49−53は、回転連結部23とアダプタ20aとの間の単純な4−ピン接続を備える汎用本体18の詳細を示すシヤー10を図示している。前記アダプタ20aが、実質的に、これ以前の実施例の軸受ハウジング20に置き換わる。図50と図51とに図示されているように、前記回転連結部23は、4つのコネクタ・ピンアセンブリ330を受ける平行な接続プレート320を備えている。前記コネクタ・ピンアセンブリ330は、前記回転連結部23とアダプタ20aとの間の単純な接続を提供する。コネクタ・ピンアセンブリ330は図51に詳細に図示されている。各コネクタ・ピンアセンブリ330は、ブッシング334及び336内で一対の隣接するコネクタプレート320間に受け入れられ延出する接続ピン332を備えている。前記ブッシング336と接続ピン332は、ナット340によって固定されたロックボルト338を受けて前記コネクタ・ピンアセンブリ330を位置保持する。図52及び53に図示されているように、前記アダプタ20aは、その間を貫通する接続ピン332を受けるべく隣接の接続プレート320対間に受けられる受け入れ開口部342を備える一対の平行サイドプレートを備えている。これによって、回転連結部23とアダプタ20aとの間の単純で解除容易な接続部が提供される。
図54は、ヨーク21’とアダプタ20aとの間の単純な4−ピン接続を備える汎用本体18’の詳細を示すシヤー10’を図示している。前記4−ピン接続は、汎用本体に回転連結部が無いことを除いて図49のシヤーに類似している。前記平行接続プレートは、回転連結部からではなくヨーク21’から延出している。
図55は、図49に図示されているような回転連結部23とアダプタ20aとの間の単純な4−ピン接続を有するシヤー10を図示している。図55のシヤー10は、第3部材マウント式アダプタとも称される、スティック取り付け式シヤーとして設計されている。実質的に、前記アダプタ20aは、このタイプの構成用に構成されている。図55は、更に、本発明のシヤーの汎用性を図示している。
図58を参照すると、グラップルである工具セット540が、二つの油圧駆動式ジョー542、544を備える汎用本体18の受け入れ部材42に連結された状態で図示されている。
図59及び60を参照すると、前記グラップル540は主ピボット・ピン545を有し、前記第1ジョー542と第2ジョー544とがこの主ピボット・ピン545に接続されている。
図60、61及び62を参照すると、前記第1ジョー542は第1ジョーベース550を有し、第2ジョー544は第2ジョーベース555を有し、ここで、各ベース550、555は、それぞれを貫通するボア552、557を有し、各ベース550、555は前記ボア552、557を介して前記主ピボット・ピン545に接続されて第1ジョー542と第2ジョー544との間で相対回転移動を提供する。
図59及び60を参照すると、二つのブリッジ・ハウジング48、48’が図示されているが、但し、記載の目的のために、ブリッジ・ハウジング48’は同一であるという理解のもとに、一つのブリッジ・ハウジング48の詳細のみについて以下説明する。
前記ブリッジ・ハウジング48はブリッジ・ハウジングベース560を有し、これは、それを貫通して延出するとともに前記主ピボット・ピン545に係合するボア562を備えている。前記ブリッジ・ハウジング48は、前記受け入れ部材48(図58)に取り外し可能に接続されるように構成され、一対の取り外し可能なジョー542、544は、少なくとも一つの油圧シリンダ38(図43)に対して取り外し可能に接続されるように構成され、これによって、前記主ピボット・ピン545をジョー542、544に対して係合/係合解除する必要無く、工具セット540を本体18(図58)に対して取り外し、取り付け、可能に構成されている。
前記主ピボット・ピン545(図63)は、その間に長さLを有する、第1端部546と第2端部547とを有する。前記第1ジョーベース550と第2ジョーベース555とは、前記ブリッジ・ハウジングベース560によって、前記主ピボット・ピン545の前記長さLに沿って互いに分離されている。図60及び63に図示されているように、前記第2ジョーベース555は、前記主ピボット・ピン545の第1端部546と第2端部547とにおいて前記主ピボット・ピン545に接続されている。
特に、図60及び63に図示されているように、二つのブリッジ・ハウジング48、48’が設けられ、各ブリッジ・ハウジング48、48’は、前記主ピボット・ピン545の両端部546、547から内向きの方向において、前記第1ジョーベース550接続の近傍で前記主ピボット・ピン545に接続されている。更に、前記第1ジョーベース550は、両ブリッジ・ハウジング48、48’間で前記主ピボット・ピン545に接続されている。図60及び63に図示されているように、前記第1ジョーベース550、第2ジョーベース555、及びブリッジ・ハウジング48、48’ベース560、560’は対称に主ピボット・ピン545に接続されている。
図60及び63を参照すると、前記主ピボット・ピン545は、主ピボット・ピン545の第1端部646と第2端部547とにおいて、主ピボット・ピン546と第2ジョーベース555とを径方向に貫通して延出するボルト565、567によって第2ジョーベースに回転不能に固定されている。
この図面においては、第2ジョー554は主ピボット・ピン545に対して回転不能に固定されている状態で図示されているが、その代わりに、前記第1ジョー542又はブリッジ・ハウジング48の別のいずれか一方を、主ピボット・ピン545に回転不能に固定することも可能であると理解される。従って、前記第1ジョー550、第2ジョー555、及びブリッジ・ハウジング48のうちの少なくとも二つが前記主ピボット・ピン545に揺動可能に接続されて揺動可能接続部材を形成し、これに対して、その残りの部材が主ピボット・ピン545に回転不能に固定されることになる。好ましくは、第1ジョー542と第2ジョー544のいずれか一方が主ピボット・ピン545に回転不能に固定され、そして、図面に図示されているように、第2ジョー544が主ピボット・ピン545に回転不能に固定される。
図60及び63を参照すると、前記工具セット540は、更に、前記第1ジョーベース550と主ピボット・ピン545との間でかつこれらに隣接して分割ブッシング570A、570Bを備えている。更に、前記ブリッジ・ハウジングベース560と主ピボット・ピン545との間でかつこれらに隣接して分割ブッシング572A、572Bが配置され、そして最後に、前記第2ブリッジ・ハウジング48’と主ピボット・ピン545との間でかつこれらに隣接した分割ブッシング572A’、572B’が配置される。
図64は、主ピボット・ピン545の斜視図であって、ブリッジ・ハウジング48、48’が接続され、前記分割ブッシング570A, 570Bが中央領域において主枢支ピン545上に延出している。尚、前記主ピボット・ピン545の第1端部546と第2端部547(図63)が前記ブリッジ・ハウジング48、48’を超えて延出しており、前記第2ジョーベース555(図63)が、第1端部547においてボルト565によって、そして第2端部547においてはボルト567(図63)によって回転不能に固定されるのは主ピボット・ピン545のこれらの延出部分であるということが明記される。
これまでに記載したのは解体作業中にそれに係る高い力に耐えるのに十分な径を有する主ピボット・ピン545である。図65−67は、別の実施例が提供され、ここでは、グラップル540の外部部材は同じであるが、主ピボット・ピン645は、小さな径D2を有するが、主ピボット・ピン545に構造的支持を提供するために主ピボット・ピン645回りにスリーブ647、649を導入することによって強化されている。前記スリーブ647、649の外径はD1であり、従って、第1ジョー542、第2ジョー544及びブリッジ・ハウジング48、48’はこれまでに記載したものからなんら改造を必要としない。分割ブッシング570A、570Bが図63の前の実施例で例示したブッシングよりも大きな量、分離可能である点を除いて、これまでの実施例に使用したものと同じブッシングをこの実施例でも使用することができる。但し、ブリッジ・ハウジング48と連動するブッシング572A、572Bと第2ブリッジ・ハウジング48’と連動するブッシング572A’、572B’は前に記載したものと同じである。第2ジョーベース555からスリーブボルト568がスリーブ649内へと延出してこのスリーブ649を第2ジョーベース555内において回転不能に保持している。この構成を利用することにより、主ピボット・ピン545をアセンブリから取り外すことが可能であり、スリーブ647、649はそのままであるので、残りの部材はそのままの状態である。
図60、61及び62を参照すると、第1ジョー542は、第2ジョー544上の複数のタイン672と噛み合う複数のタイン670を有する。更に、第1ジョー542はそれに取り付けられたラグ575を備え、第2ジョー544はそれに取り付けられたラグ677を備える。これらのラグのそれぞれは、前記油圧シリンダに対して直接に又はリンケージを介して接続され、これらのラグ675、677の寸法と位置は、工具セットの物理的性能を最適化するために異なる工具セットにおいて異なるものとすることができる。
再び図61と図62を参照すると、前記第1ジョー542は、ほぼC字形状で、互いに対して角度を有する少なくとも二つの内向きの平面部分680、682、683から構成されるタイン670を有する。具体的には、前記表面680、682は、互いに対して約130度である角度Xで角度を形成し、他方、表面682、683は、互いに対して約160度である角度Yで角度を形成している。磨耗を最小化するためにこれらの表面には磨耗プレート684、685、686が溶接されている。
前記第2ジョー544は、複数のタイン672を有し、ここでも、各タイン672は内向きの平面部分からなるほぼC字形状を有し、前記内向き部分690は前記内向き部分692に対して約130度である角度XXを形成し、前記内向き部分692は前記内向き部分693に対して約160度である角度YYを形成している。更に、前記内向き平面部分690、692、683には、前記タイン面の磨耗を最小化するために耐磨耗プレート694、695、696が溶接され、各タイン672の端部にはチップ697が溶接されている。
更に、前記第1タイン670は、二つの外向き平面部分700、702を有し、これらの外向き平面部分700、702のそれぞれにも、前記タイン面の磨耗を最小化するために、磨耗プレート704、705が溶接されている。各タイン670の端部にはチップ720が溶接されている。更に、前記第2タイン672は、磨耗プレート714、716が溶接された二つの外向き平面部分710、712を有している。第1タイン670に関して、ここでも、前記外向き平面部分700は、外向き平面部702に対して約120度である角度Cを形成している。更に、前記第2タイン672の前記外向き平面部分710、712は、互いに対して約130度である角度CCを形成している。
当業者はその必須要件及び範囲から逸脱することなく本発明に対して様々な改造を行うことが可能であることを理解するであろう。記載した実施例は、本発明の概念を例示するものに過ぎず、それらを限定するものではない。

Claims (23)

  1. 少なくとも1つの油圧駆動式ジョーを備える本体の受け入れ部材に対して接続される工具セットであって、
    a)主ピボット・ピンを備え、
    b)第1ジョーベースを備える第1ジョーと第2ジョーベースを備える第2ジョーとを備え、ここで、各ベースはそれを貫通して延出するボアを備え、各ベースはこれらのボアを介して前記主ピボット・ピンに接続されて、前記第1ジョーと前記第2ジョーとの間の相対回転移動を提供し、
    c)ブリッジ・ハウジングベースを有する少なくとも一つのブリッジ・ハウジングと、前記ブリッジ・ハウジングを貫通して延出し前記主ピボット・ピンに係合するボアとを備え、前記ブリッジ・ハウジングは前記受け入れ部材に対して取り外し可能に接続されるように構成され、前記一対の可動ジョーは、少なくとも1つの油圧シリンダに対して取り外し可能に接続されるように構成され、これにより、前記工具セットは、前記主ピボット・ピンを両前記ジョーから係合解除又は係合する必要なく、前記本体に対して取り外し、取り付け可能であり、
    d)前記主ピボット・ピンは、その間に長さを有する第1端部と第2端部とを備え、ここで、前記第1ジョーベースと前記第2ジョーベースとは前記ブリッジ・ハウジングベースによって前記主ピボット・ピンの長さに沿って互いに分離されている、
    工具セット。
  2. 前記第2ジョーベースは前記第1端部と前記第2端部とにおいて前記主ピボット・ピンに接続されている請求項1に記載の工具セット。
  3. 二つの前記ブリッジ・ハウジングが設けられ、各前記ブリッジ・ハウジングは、前記両端部から内向きの方向で前記第1ジョーベースの接続部の近傍において前記主ピボット・ピンに接続されている請求項2に記載の工具セット。
  4. 前記第2ジョーベースは両前記ブリッジ・ハウジング間において前記主ピボット・ピンに接続されている請求項3に記載の工具セット。
  5. 前記第1ジョーベースと前記第2ジョーベースと前記ブリッジ・ハウジングベースとは、対称に、前記主ピボット・ピンに対して接続されている請求項4に記載の工具セット。
  6. 前記ブリッジ・ハウジングは、この前記ブリッジ・ハウジングを前記受け入れ部材に固定する時に、前記受け入れ部材の相補的な係合面と結合するように構成された支持面を有する請求項1に記載の工具セット。
  7. 前記支持面と前記係合面とはアーチ状である請求項6に記載の工具セット。
  8. 前記ブリッジ・ハウジングは、この前記ブリッジ・ハウジングを前記受け入れ部材に固定するために、取り外し可能な保持ピンを介して前記受け入れ部材の対応の開口部と結合するように構成された開口部を備えている請求項6に記載の工具セット。
  9. 前記ブリッジ・ハウジングの前記開口部は、互いに離間するとともに、前記主ピボット・ピンから離間している請求項8に記載の工具セット。
  10. 前記第1ジョーベース、前記第2ジョーベース、及び前記ブリッジ・ハウジングベースのうちの少なくとも二つは、前記主ピボット・ピンに枢支接続されて枢支接続部材を形成する請求項1に記載の工具セット。
  11. 前記枢支接続部材と前記主ピボット・ピンとの間でかつこれらに隣接するブッシングを有する請求項10に記載の工具セット。
  12. 前記主ピボット・ピンに対する構造的支持を提供するための前記主ピボット・ピン周りに設けられた少なくとも一つのスリーブと、前記枢支接続部材と前記少なくとも1つのスリーブとの間でかつこれらに隣接してかつ前記主ピボット・ピン周りに設けられたブッシングとを有する請求項10に記載の工具セット。
  13. 前記第1ジョーベース、前記第2ジョーベース、及び前記ブリッジ・ハウジングベースのうちの少なくとも一つは、前記主ピボット・ピンに対して回転不能に固定されている請求項10に記載の工具セット。
  14. 前記第1ジョーベースと前記第2ジョーベースとのいずれか一つは前記主ピボット・ピンに対して回転不能に固定されている請求項13に記載の工具セット。
  15. 前記第2ジョーベースは前記主ピボット・ピンに対して回転不能に固定されている請求項14に記載の工具セット。
  16. 前記ジョーベースは、前記主ピボット・ピンと前記ジョーベースとを径方向に貫通して延出するボルトによって、前記主ピボット・ピンに対して回転不能に固定されている請求項14に記載の工具セット。
  17. 前記第1ジョーベースに連動するブッシングは分割ブッシングである請求項13に記載の工具セット。
  18. 前記工具セットはグラップルである請求項1に記載の工具セット。
  19. 前記第1ジョーは、前記第2ジョー上の複数のタインと噛み合う複数のタインを有する請求項18に記載の工具セット。
  20. 各ジョーには、前記油圧シリンダに固定されたラグが取り付けられ、当該ラグの寸法と位置とは、前記工具セットの物理的性能を最適化するために異なる工具セットにおいて互いに異なるものとすることができる請求項18に記載の工具セット。
  21. a)共通の主ピボット・ピンに接続された二つの対向するジョーとブリッジ・ハウジングとを有し、
    b)各前記ジョーはそれから延出する複数のタインを備え、
    c)第1ジョーの前記タインは、第2ジョーの前記タインと噛み合い、
    d)各前記タインは、互いに対して角度を有する二つの内向き平面部分から成る全体としてC字状の断面を有し、
    e)前記タインの面の磨耗を最小化するために前記内向き平面部分に磨耗プレートが溶接されている、
    グラップル。
  22. 各前記タインの端部のチップがこの前記タインに溶接されている請求項21に記載のグラップル。
  23. 互いに対して角度を有する二つの外向き平面部分を有し、ここで、これら前記外向き平面部分には磨耗プレートが溶接されている請求項21に記載のグラップル。
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