JP2013505033A - 履物用インソールの製造のための加工法およびその加工法により得られるインソール - Google Patents

履物用インソールの製造のための加工法およびその加工法により得られるインソール Download PDF

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Abstract

【課題】グッドイヤー法による履物用インソール製造のための新規な加工法を提供する。
【解決手段】履物用インソール製造のための加工方法であって、前記インソール(1)は、その底面(B)の全周縁、若しくは必要に応じ、靴のヒール周りの馬蹄形アーチ部分を除く全周縁、に沿ってテープ(2)を備えており、前記テープ(2)の内縁(2b)が、自在に、折れ曲がり、前記インソール(1)の底面(B)より剥離するよう、前記テープの外縁(2a)が前記インソール(1)の周縁(1a)に揃えられて取り付けられているインソールの加工方法であって、以下の操作工程を有することを特徴とする加工方法:前記インソール(1)の先端部分から土踏まず部分まで、前記インソール面に平行にカットして、インソール上半部(1c)とインソール下半部(1d)とに分断する工程;前記テープ(2)を、前記テープ(2)の外縁(2a)は前記インソール下半部(1d)の周縁(1e)に揃えて取り付け、他方前記テープ(2)の内縁(2b)は自在に、折れ曲がり、前記インソール下半部(1d)より剥離する構造とする工程;パッド層(5)を前記のインソール両半部(1cおよび1d)の間に挿入し、次いでインソール両半部を閉じ、両半部の互いの外周を接着して、中間層たるパッド層(5)とともにサンドイッチ構造を形成させる工程;
【選択図】図1

Description

工業目的の発明に係る本特許出願は、履物用インソールの加工法、特に“グッドイヤー”と称される加工法により得られる履物用品の内部に使用される履物用インソールの加工法に関する。
本特許出願にて求める権利保護には、本発明の新規な加工法により得られる新規なインソールも含まれる。
履物のいわゆる“予備組み立て品”(半製品)を“グッドイヤー”として周知かつ確立された技術により製造する場合、アッパー(甲革、以下アッパーという。)は、ソール(底、以下ソールという。)と組み合わせる前に、靴型を用いてインソール(中底、以下インソールという。)の上に“予備組み立て”する。
より具体的には前記技術では、まずアッパー、すなわち足の両側面および甲部を囲むようにデザインされた靴部品を作成する。該アッパーは前記インソールの上部に取り付け可能なようにその底部がソールの全外周に沿って開いた構造となっている。最後に該インソールの下にアウトソール(本底)を取り付ける。
上記したように、前記アッパーを前記インソールの上に“予備組み立て”る作業は、足の三次元形状を再現した鋳型より実質的になる靴型を用いて行う。まずアッパーを該靴型の上に合わせ、次いで該アッパーの底部フラップを引き伸ばし、それをあらかじめ前記靴型のソールの中央に位置を合わせた前記インソールの周縁の下に、折り曲げ、固定する。最後に、前記インソールの下にソールを接着し、かつ縫合する。
“グッドイヤー”加工法では、ソールの幅はその上に重なるインソールよりも幅広となっており、該ソールの周縁は、靴のかかと部を囲む馬蹄形アーチ部分以外のアッパー全外周にわたり数ミリメートルだけ外側にせり出している。
このソール外周のせり出し部分に沿い、ウエルトと呼ばれる仕上げ材を固定する。ウエルトは、前記アッパーの底部フラップを外側より囲っており、前記ソールと前記インソールの間に折り曲げられ固定されているアッパーの全外周に沿う加工痕(加工傷、machining artefacts)を覆い隠す。実際には、前記ウエルトはL型に折り曲げた獣皮製の屈曲性短冊よりなり、該短冊の垂直方向部分は前記アッパーの底部フラップ外面と固着し、縫いつけられる。他方、該短冊の水平方向部分は前記ソール外周のせり出し部分と固着し、縫い付けられる。
したがって、前記ウエルトに沿って二本の縫い目が走ることになる。一方の縫い目は該アッパーの外側から内部へ貫通して、前記ウエルトをアッパーに固定する。他方の縫い目はウエルト上部から下部へ突き抜け、ウエルトをその下のソールに固定する。
“グッドイヤー”加工法にて、ウエルトをアッパーの底部フラップ外面と固定する縫合は、該アッパーをインソール下面に固定する役割を担っていると言える。このため、前記縫合の形成に十分な縫い代を確保できるようにインソールを形作る。
もっと古く、より伝統的な技術では、前記インソールの周縁の下に、通常厚紙製でT型断面の屈曲性短冊を固定し、当該短冊の上部を該インソールの底部に接着する。他方当該短冊の垂直部は、ウエルト内縁とアッパー底部フラップと前記短冊の垂直部を外から内側へ突き抜ける前記縫合の縫い代を形成する。こうして、当該短冊の垂直部は、ウエルトを前記アッパーと前記インソールの双方にしっかり固定する。
前記の屈曲性短冊のインソール底面への接着には通常熱可塑性接着剤が使用される。熱可塑性接着剤は熱した状態で使用せねばならず、一度冷え固まると、その垂直部が核となってそれ自体がすでにやや堅い前記短冊を、なお一層堅いものとしてしまう。
これらの全ては、インソールの底面周縁全体にあてがわれる前記短冊の存在により、インソールの屈曲性が大幅に損なわれていることを意味する。
上記に代わる他の加工法として、インソールの周縁に沿って溝を形成する方法がある。その溝の形成により、該周縁のフラップの一方を他のフラップより離し、下方へ折り曲げることができる。その折り曲げたフラップと、アッパーのフラップと、ウエルトの内縁とを、通常の一列の縫合により固定する。
“グッドイヤー”加工技術により得られる履物は、頑丈で長持ちである特徴に加え、防水性に優れる。その理由は、アッパーがその底部にて、前記インソールとその下部に据えられるソールとよりなる肉厚の多層基部により保護され、他方アッパーの垂直方向は前記ウエルトによりシールドされているため、ソールとインソールの隙間より水が浸入するのが阻止されるからである。
しかしながら一方で“グッドイヤー”加工技術により得られる履物は、その重厚さとその堅さゆえに、歩行中の足の自然な動きに合わせて柔軟に曲がるのが阻まれるため、履き心地が悪いという問題を抱えている。そのような堅さは、基本的には前記の“予備組み立て”されたインソールの存在に起因する。3から5ミリメートルの範囲で変化するインソールの厚みがソールの厚みに加わるので、肉厚の多層基部となってしまう。そして、ウエルトとソールとを縫い付ける最後の段階に先立ち、ソールとインソールとを接着するのに使用される接着剤層により、該多層基部は更に堅いものとなってしまう。
他方、前記インソールもまたそれ自身が堅く、曲がりにくいものとなっている。どちらの欠点も、T型断面形状を有するが故に本質的に堅い短冊が、堅い熱可塑性接着剤ビード( the rigid bead of thermoplastic glue )により、更に堅さが増すことによる。さらに上記のように、インソールがその周縁に溝を有する場合には、当該溝の形成時に破れたり穴があいたりする危険性を回避するため、インソールの皮の厚みを少なくとも5ミリメートル以上としなければならないことにもよる。
本発明による工業化プロセスは正に、この種の履物のこのような現状を注意深く観察した結果生まれたのであり、その主目的は、従来の“グッドイヤー”加工技術の特徴である前述の頑丈さと防水性を保持しつつ、軽量性、屈曲性、そして履き心地の格段に改良された“グッドイヤー”加工法の履物向けの新規な設計になるインソールを提供することにある。
以上を踏まえ、本発明の新規な工業用プロセスが開発された。本発明では、従来法にて採用の、インソール周縁下部への、旧来のT型断面短冊の接着や溝の形成のいずれをも止め、代わりに、薄厚柔軟性獣皮または柔軟性なめし皮で出来た、薄厚獣皮テープをインソール周縁に沿って縫い付けることを主な特徴とする。
これにより、靴を履く人の足裏と靴のソールの間に介在するのは、従来技術では普通3から5ミリメートル厚さであった獣皮製インソールよりも、その厚み、堅さ及び重量がはるかに小さな薄厚柔軟性獣皮シートのみとなる。
更に本発明によれば、上記の薄厚獣皮テープの厚さ、堅さ、および重量は、上記のT型断面短冊よりもはるかに小さく、かつまた、インソール周縁の下への前記薄厚獣皮短冊の縫い付けによる堅さの増加は、前記の堅い熱可塑性接着剤ビード( the rigid bead of thermoplastic glue )に起因する前記T型断面短冊の堅さの増加よりもはるかに小さいと言うことが出来る。
本発明のもう一つの目的は、足裏との接触面が柔軟で可撓性に富むパッド入りインソールを提供することであり、これにより“グッドイヤー”法により得られる“予備組み立て式”靴の履き心地を大きく改善することができる。
本発明になるインソールの、組み立て前の二つの主要構成部分を示す図である。 本発明になるインソールの、組み立て後の二つの主要構成部分を示す図である。 図1のIII-III断面図を示す。 図2のIV-IV断面図を示す。 本発明のインソールがアッパーとウエルトとに縫い付けられた状態の断面図を示す。 本発明の第二の構造になるインソールを示す図である。 本発明の第二の構造になるインソールを示す図である。 本発明の第二の構造になるインソールを示す図である。 図7のIX-IX断面図を示す。 前記本発明の第二の構造になるインソールの上面を示す図である。 前記本発明の第二の構造になるインソールの底面を示す図である。
本発明を更に明確にするため、添付図面を参照しながら、本発明の製法を説明するが、本発明の範囲はこれらの図面に制限されるものではない。図には、組み立て前、組み立て中、組み立て後の、インソールの構成部品が示されている。
図1から5に示すように、本発明の製法では、先ず、軽量性、柔軟性、可撓性に優れる新規なインソール1が作成される。
前記インソール1としては薄厚の獣皮または柔軟な薄厚のなめし皮、更には織物、布地製のものを好適に用いることが出来る。前記インソールは上面Aと底面Bを有する。インソール1の底面Bの全周縁(但し、靴のヒール部を囲む馬蹄形アーチ部を除く。)に沿って、これもまた獣皮シートまたは柔軟質なめし皮よりなるテープ2が縫合される。
より具体的には、インソール1の周縁1aと前記外縁2aの縁とを揃えた後、前記テープ2の外縁2aの周近傍に沿って走る少なくとも一列の縫い付けC1により、前記テープ2がその上に重なるインソール1とに固定される。これにより前記テープ2の内縁2bは、自在に、折り曲げ可能で前記インソール1の底面Bより剥離することができる。
本発明の製法のより好ましい実施態様においては、その縫合前に、図3に示すように、前記外縁2aを削って、その厚さS1を内縁の厚さS2よりも小さくしておくことも出来る。
このように縫合前に、前記テープ2の外縁2aをあらかじめ薄くしておくことにより、上記した縫い付けC1を形成する間、図4に示すようにその内縁2bが前記インソール1の底面Bより自ずと剥離するようになる。
この剥離により、ウエルト3の内縁3aと、アッパー4の底部フラップ4aと、前記テープ2の内縁2bとを、図5に示すように、その周に沿った一列の縫い付けC2にて固定する次の加工工程が容易になる。かくして、“グッドイヤー”加工技術に従い、ウエルト3とアッパー4は、間接的にでは有るが、前記縫い付けC2によりインソール1に固定される。
テープ2の外縁2aをインソール1に固定する方法は、前記縫い付けC1による手段以外にも、水性接着剤またはネオプレン系接着剤のように乾燥後も固化しない接着剤を用いて接着することもできる。これらの接着剤は従来よく使われてきた熱可塑性接着剤のように乾燥後に固化してしまうことがない。
本発明の実施形態の変法においては、図6から11に示すように、前記テープ2をインソール1に固定する前に、インソール1を、その先端部から土踏まず部分までインソール上半部1cとインソール下半部1dとに開き、分断できるよう、インソールの面に沿ってスライスする。
この場合、前記テープ2を前記インソール下半部1dの下部に固定する。前記したインソール1をインソール上半部1cとインソール下半部1dとに分割する目的は、当該インソール上半部1cとインソール下半部1dとの間にパッド層5を挿入するができるようにするためである。そのパッド層を上記インソール上半部1cとインソール下半部1dの間に適度にサンドイッチするような大きさと形状を有する。
上記に鑑みれば、前記インソール上半部1cとインソール下半部1dとの外縁を互いに直接接着し、内部のパッド層5の厚みを外側から隠すことができるよう、前記パッド層5の幅は、インソール1の幅よりも小さいことが好ましい。かくすれば図9に示すように、少なくともその全周縁においてはインソール1の厚みは増えない。
パッドに使用される材料は履く者に満足な履き心地を与える物であればどの軟質材料でも良いが、発泡樹脂、例えば発泡ポリスチレンや発泡ポリウレタンのような弾性変形材料が好ましく、ポリウレタンゲルが特に好ましい。ポリウレタンゲル材料は、その凝集状態のゆえに特に耐圧縮性に優れ、かつ履く人の足の形に馴染んで良くフィットする。
このようにしてインソール1を作成した後、図10および11に示すように、厚紙製の補強用ヒール片6がインソール1の裏面側に接着し、これに対応した軟質性パッド材料で出来たヒール片7がインソール1の表面側に接着する。
まとめると、本発明のプロセスは、その最も単純かつ基本的な実施態様において、以下の操作工程を含む:
−テープ2の外縁2aを薄く削る工程;
−テープ2をインソール1の下に固定し、当該固定は好ましくは、縁を揃えた前記インソール1の周縁1aと前記外縁2aを、その周近傍に沿って走る少なくとも一列の縫い付けC1によってなし、他方テープ2の内縁2bは自在に折り曲げ可能、かつインソール1の底面Bより剥離できるようにする工程;
−インソール1の下に補強用ヒール片6を、好ましくは接着により、固定する工程。
このようにして作成したインソールは、外周に沿った一列の縫い付けC2により、ウエルト3の内縁3aとアッパー4の底部フラップ4aを、前記テープ2の内縁2bに固定する次の工程に送る準備ができる。
インソール1がパッドを備える、本発明の製法の他の実施態様は、以下の工程を含む:
−テープ2の外縁2aを薄く削る工程;
−インソール1を、図6に示すように、その先端部から土踏まず部分まで、インソール上半部1cとインソール下半部1dとに開き分断できるよう、インソールの面に沿ってスライスする工程;
−図9に示すように、テープ2をインソール下半部1dに固定し、当該固定は好ましくは、縁を揃えた前記インソール下半部1dの周縁1eと前記外縁2aを、その周近傍に沿って走る少なくとも一列の縫い付けC1によってなし、他方テープ2の内縁2bは自在に、折れ曲がり、インソール下半部1dの底面Bより剥離するようにする工程;
−図9に示すように、前記インソール上半部1cとインソール下半部1dの二層の間にパッド層5を挿入し、次いでこれらインソール両半部を閉じ合わせ、互いの周縁を固着させて、中間層5とともにサンドイッチ構造とする工程;
−図10および11に示すように、インソール1の下面に厚紙製補強用ヒール片6を、好ましくは接着により、固定し、対応する軟質性パッド材料で出来たヒール片7をインソール1の上面に接着する工程。
このようにして作成したインソールは、外周に沿った一列の縫い付けC2により、ウエルト3の内縁3aとアッパー4の底部フラップ4aを、前記テープ2の内縁2bに固定する工程に送る準備ができる。
1.インソール
1a.周縁
1c.インソール上半部
1d.インソール下半部
1e.周縁
2.テープ
2a.外縁
2b.内縁
3.ウエルト
3a.内縁
4.アッパー
4a.底部フラップ
5.パッド層
6.ヒール片
7.ヒール片
A.インソール上面
B.インソール底面
C1.縫い付け
C2.縫い付け
S1.外縁2aの厚さ
S2.内縁2bの厚さ

Claims (10)

  1. 履物用インソール製造のための加工法であって、
    前記インソール(1)は、その底面(B)の全周縁、若しくは必要に応じ、靴のヒール周りの馬蹄形アーチ部分を除く全周縁に沿うテープ(2)を備えており、
    前記テープ(2)の内縁(2b)が、自在に、折れ曲がり、前記インソール(1)の底面(B)より剥離するよう、前記テープの外縁(2a)が前記インソール(1)の周縁(1a)に揃えられて取り付けられているインソールであって、
    以下の工程を有することを特徴とする加工法:
    −前記インソール(1)の先端部分から土踏まず部分まで、前記インソール面に平行にカットして、インソール上半部(1c)とインソール下半部(1d)とに分断する工程;
    −前記テープ(2)の外縁(2a)を前記インソール下半部(1d)の下に固定、すなわち前記テープ(2)の外縁(2a)を前記インソール下半部(1d)の周縁(1e)に揃えて固定し、他方前記テープ(2)の内縁(2b)は自在に折り曲げ可能で前記インソール下半部(1d)より剥離できるようにする工程;
    −パッド層(5)を前記のインソール両半部(1cおよび1d)の間に挿入し、
    次いでインソール両半部を閉じ合わせ、両半部の互いの周縁を接着して、中間層(5)とともにサンドイッチ構造を形成させる工程。
  2. 前記インソール(1)の底面(B)に前記テープを固定する前に、あらかじめ前記テープの外縁(2a)を切削して、その厚さ(S1)を内縁(2b)の厚さ(S2)より小さくしておく請求項1の加工法。
  3. 前記テープ(2)の外縁(2a)をインソール下半部(1d)の下への固定が、前記テープ(2)の外縁(2a)の近傍を走る少なくとも一列以上の縫い付け(C1)によって達成されている請求項1または2のいずれかに記載の履物用インソール製造のための加工法。
  4. 前記テープ(2)の外縁(2a)をインソール下半部(1d)の下に固定した後、厚紙製の補強用ヒール片(6)をインソール下半部(1d)の下面に接着し、対応する軟質性ヒール片(7)をインソール上半部(1c)の上面に接着する、請求項1から3のいずれか一つに記載の履物用インソール製造のための加工法。
  5. インソール(1)を備える履物用インソールであって、前記インソールは、その底面(B)の全周縁、若しくは必要に応じ靴のヒール周りの馬蹄形アーチ部分を除く全周縁に沿うテープ(2)を備え、前記テープの外縁(2a)はインソール(1)の周縁(1a)と揃うよう該周縁に固定されると共に、自在に曲がり、前記インソール(1)の底面(B)より剥離するようになっており、その特徴とするところは、前記インソール(1)が、インソール上半部(1c)とインソール下半部(1d)とよりなり、該インソール下半部(1d)の下面には、前記テープ(2)が固定され、しかもその外縁(2a)がインソール下半部(1d)の周縁(1e)と揃うように固定されると共に、自在に折り曲げ可能で前記インソール下半部(1d)より離れる構造であり、パッド層(5)が前記インソール両半部(1cおよび1d)の間に挿入されている、履物用インソール。
  6. 前記テープ(2)の外縁(2a)の厚さ(S1)が内縁(2b)の厚さ(S2)より小さいことを特徴とする請求項5の履物用インソール。
  7. 前記テープ(2)の外縁(2a)が、前記テープ(2)の外縁(2a)近傍に沿う少なくとも一列の縫い付け(C1)によって、インソール下半部(1d)の下部に固定されていることを特徴とする請求項5または6の履物用インソール。
  8. 厚紙製の補強用ヒール片(6)がインソール下半部(1d)の下面に接着されており、対応して軟質性ヒール片(7)がインソール上半部(1c)の上面に接着されていることを特徴とする請求項5から7のいずれか一つに記載の履物用インソール。
  9. 前記パッド層(5)が、発泡ポリマー材料またはそれに類似の材料のごとき弾性変形プラスチック材料の層よりなっている請求項5から8のいずれか一つに記載のインソール。
  10. 前記パッド層(5)がポリウレタンゲルの層よりなっている請求項9に記載のインソール。
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