JP2013503573A - 共通のバイアス電流をシェアする複数の増幅ステージを用いて信号を増幅するシステム及び方法 - Google Patents

共通のバイアス電流をシェアする複数の増幅ステージを用いて信号を増幅するシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

装置は、共通のDC電流によってバイアスされ、入力信号から増幅された出力信号を発生するように適応されたカスケードの増幅ステージを含む。第1の増幅ステージは、入力電圧信号を実質的に2倍にするルーティングネットワークと、入力電圧信号から第1の電流信号を発生する第1の相互コンダクタンスゲインステージとを含む。第2の増幅ステージは、第1の電流信号を第2の電圧信号に変換する共振器と、第1の電流信号から第2の電流信号を発生する第2の相互コンダクタンスステージとを含む。第3の増幅ステージは、第2の電流信号から第3の電流信号を発生する電流ゲインステージと、第3の電流信号が流れて出力信号を発生する負荷とを含む。

Description

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[関連する出願のクロスリファレンス]
この出願は、2009年8月26日に出願され、"System and Method for Amplifying a Signal Using Multiple Amplification Stages Sharing a Common Bias Current" とタイトルされた、出願番号61/237047の米国仮特許出願の出願日の利益を主張し、それはリファレンスとしてここに組み入れられる。
本開示は、一般に通信システムに関し、より具体的には、共通のバイアス電流をシェアする複数の増幅ステージを用いて信号を増幅するシステム及び方法に関する。
通信システムにおいて、信号増幅器は、信号の受信及び送信を容易にするために、信号の増幅率或いは電力をブート(boot)するために採用されている。例えば、リモート通信デバイスから受信された弱い信号の強度を、処理及びデータリカバリーに対する十分なレベルにブートするために、通信デバイスは受信機内に低ノイズ増幅器(LNA)を採用するかもしれない。他の例として、リモート通信デバイスへの確実な送信に対して信号の強度をブートするために、通信デバイスは送信機内に電力増幅器(PA)を採用するかもしれない。
これらの通信デバイスの多くは、セルラー電話、ポータブルデジタルアシスタント(PDA)、ハンドへルドデバイス、及び他のポータブル通信デバイスのようなポータブルデバイスである。これらのポータブル通信デバイスは、典型的には、種々の意図する動作を実行するために、電池のような限られた電源に頼っている。限られた電源は、典型的には、ポータブルデバイスによって用いられる電力の量に依存した、連続的な使用の寿命を有している。連続的な使用の寿命を可能な限り長く延ばすことが、一般に望まれている。したがって、ポータブル通信デバイスは、電力をより少なく消費するための設計が頻繁に行われている。
したがって、より少なく電力を消費し及び/又はより十分に信号を増幅する増幅器が、そのような通信デバイスに対して望まれている。
開示の一視点は、入力信号を増幅して出力信号を発生させるために、共通のバイアス電流によってバイアスされるように構成された複数の増幅ステージを備えた装置に関する。他の視点では、増幅ステージの1つは、第1の相互コンダクタンスゲイン(transconductance gain)を入力信号に関連する第1の電圧信号に適用して(apply)第1の電流信号を発生させるように適応された(adapted)第1の増幅ステージを備える。さらに他の視点では、第1の増幅ステージは、第1の電圧信号を実質的に2倍にするように適応されたルーティング(routing)ネットワークを備える。さらに他の視点では、第1の増幅ステージは、コモンゲート増幅ステージとして構成される。
開示の他の視点では、増幅ステージの1つは、第1の電流信号を第2の電圧信号に変換し、第2の相互コンダクタンスゲインを第2の電圧信号に適用して第2の電流信号を発生させるように適応された第2の増幅ステージを備える。さらに他の視点では、第2の増幅ステージは、第1の電流信号を第2の電圧信号に変換するように適応された共振器を備える。さらに他の視点では、第2の増幅ステージは、コモンソース増幅ステージとして構成される。
開示の他の視点では、増幅ステージの1つは、電流ゲインを第2の電流信号に適用して第3の電流信号を発生させ、負荷を通して(through a load)第3の電流信号を適用して出力信号に関連する第3の電圧信号を発生させ、負荷をまたいで(across the load)ネガティブコンダクタンスを適用するように適応された第3の増幅ステージを備える。さらに他の視点では、電流ゲインは調整可能である。さらに他の視点では、増幅ステージは、別個の周波数帯(distinct frequency band)にそれぞれ調整されている。
開示の他の視点では、増幅ステージの1つは、電流ゲインを第1の電流信号に適用して第2の電流信号を発生させ、負荷を通して第2の電流信号を適用して出力信号に関連する第2の電圧信号を発生させ、負荷をまたいでネガティブコンダクタンスを適用するように適応された第2の増幅ステージを備える。
本開示の他の視点、効果及び新規な特徴は、添付の図面に関連して考慮されるとき、開示の以下の詳細な説明から明確になるであろう。
図1Aは、開示の一視点にしたがった例示的な信号増幅器のブロック図を示している。 図1Bは、開示の一視点にしたがった他の例示的な信号増幅器のブロック図を示している。 図2は、開示の他の視点にしたがった他の例示的な信号増幅器のブロック図を示している。 図3Aは、開示の他の視点にしたがった例示的な3ステージ信号増幅器の模式的な図を示している。 図3Bは、開示の他の視点にしたがった他の例示的な3ステージ信号増幅器の模式的な図を示している。 図4は、開示の他の視点にしたがった例示的な2ステージ信号増幅器の模式的な図を示している。 図5は、開示の他の視点にしたがった他の例示的な2ステージ信号増幅器の模式的な図を示している。 図6は、開示の他の視点にしたがった例示的なトランシーバのブロック図を示している。 図7は、開示の他の視点にしたがった例示的な受信機のブロック図を示している。 図8は、開示の他の視点にしたがった例示的な送信機のブロック図を示している。 図9Aは、開示の他の視点にしたがった種々のパルス変調技術のタイミング図を示している。 図9Bは、開示の他の視点にしたがった種々のパルス変調技術のタイミング図を示している。 図9Cは、開示の他の視点にしたがった種々のパルス変調技術のタイミング図を示している。 図9Dは、開示の他の視点にしたがった種々のパルス変調技術のタイミング図を示している。 図10は、開示の他の視点にしたがった、種々のチャネルを介して互いに通信を行う種々の通信デバイスのブロック図を示している。
開示の種々の視点が、以下に説明される。ここでの教示は広い種々の形態で実施されるかもしれず、ここで開示された任意の特別な構造、機能、或いは両者は単なる代表的なものであるかもしれないことは、明白である。ここでの教示に基づき、ここで開示された視点は、任意の他の視点から独立してインプリメントされるかもしれないこと、及びこれらの視点の2以上が種々の方法で結合されるかもしれないことを、当業者は認識すべきである。例えば、ここで明らかにされる任意の数の視点を用いて、装置がインプリメントされるかもしれず、或いは方法が実行されるかもしれない。また、ここで明らかにされる1以上の視点に追加した、或いはここで明らかにされる1以上の視点以外の、他の構造、機能、或いは構造及び機能を用いて、そのような構造がインプリメントされるかもしれず、そのような方法が実行されるかもしれない。
図1Aは、本開示の一視点にしたがった、例示的な信号増幅器100のブロック図を示している。要約すると、増幅器100は、入力信号(例えば、無線周波数(RF)信号)を増幅して出力信号を発生するように適応された(adapted)複数のカスケードの(cascaded)増幅器ステージ或いはモジュールを含む。増幅器ステージは、共通の(common)バイアス電流を用いて、入力信号の増幅を実行する。増幅器100は、低ノイズ増幅器(LNA)アプリケーション、電力増幅器(PA)アプリケーション等のような、任意の信号増幅アプリケーションが用いられるかもしれない。
この例では、増幅器100は、ポジティブ電源レール(rail)Vddと、図示されるようなグラウンド電位或いはVddよりもよりネガティブな電圧であるネガティブ電源レール(rail)との間に接続された、複数のカスケードの信号増幅モジュール102−1から102−Nを備えている。活性化されると、電源はDC電流I1を生成して、複数の信号増幅モジュール102−1から102−Nをバイアスする。この例では、入力信号が第1の増幅モジュール102−1に印加され、それは入力信号の第1ステージの増幅を実行する。増幅された入力信号は、第2の増幅モジュール102−2に印加されるかもしれず、それは増幅された入力信号の第2ステージの増幅を実行する。信号の増幅は、最後の増幅ステージ102−Nまで続けられ、出力信号が発生する。Nは2以上であることが理解されるであろう。要約すると、増幅器100は、共通のDC電流I1を用いて、全ての増幅ステージ102−1から102−Nをバイアスするため、非常に電力効率に優れた方法で入力信号を増幅する。ステージ102−1から102−Nのそれぞれは、増幅器100の全体の帯域幅がそれぞれのステージの個別の帯域幅のそれぞれよりも大きく構成されるように、別個の(distinct)周波数帯に調整されている(tuned)かもしれない。
図1Bは、本開示の一視点にしたがった、例示的な信号増幅器150のブロック図を示している。要約すると、増幅器150は、入力信号を増幅して出力信号を発生するように構成されている。特に、増幅器150は、共通の(common)バイアス電流I1を用いて入力信号を増幅して中間信号(intermediate signal)を発生するように適応された入力信号増幅モジュール152を備えている。増幅器150はさらに、共通のバイアス電流I1を用いて中間信号を増幅して出力信号を発生するように適応された中間信号増幅モジュール154を備えている。
図2は、本開示の他の視点にしたがった、他の例示的な信号増幅器200のブロック図を示している。共通のDC電流によってバイアスされた複数の増幅ステージを用いる上述したコンセプトは、カスケードの増幅ステージの複数の直列接続されたセットに広げられるかもしれず、各セットは、増幅器200内に例示されるように、共通のDC電流によってバイアスされる。
特に、増幅器200は、ポジティブ電源レール(rail)Vddとネガティブ電源レール(rail)(例えば、グラウンド)との間に接続された増幅ステージ202−1から202−3の第1のセットを備えている。この例では、増幅ステージ202−1から202−3の第1のセットは、3つのステージを備えている。すでに議論したように、増幅ステージの任意のセットは、2以上のステージを備えている。活性化されると、電源は、第1のセットの増幅ステージ202−1から202−3をバイアスする共通のDC電流I1を生成する。入力信号(例えば、入力RF信号)が、第1のセットの第1の増幅ステージ202−1に印加される。入力信号は、3つのステージ202−1から202−3によって増幅され、第1の中間(intermediate)信号を発生する。
増幅器200は、ポジティブ電源レールVddとネガティブ電源レール(例えば、グラウンド)との間に接続された増幅ステージ204−1から204−2の第2のセットをさらに備えている。この例では、増幅ステージ204−1から204−2の第2のセットは、2つのステージを備えている。活性化されると、電源は、第2のセットの増幅ステージ204−1から204−2をバイアスする共通のDC電流I2を生成する。信号増幅モジュール202−3の出力の第1の中間信号が、第2のセットの第1の増幅モジュール204−1に印加される。第1の中間信号は、2つのステージ204−1から204−2によって増幅され、第2の中間信号を発生する。
増幅器200は、共通のバイアス電流I3を用いる増幅ステージ206−1から206−2の第3のセット、及び共通のバイアス電流I4を用いる増幅ステージ208−1から208−2の第4のセットによってここで示されるように、カスケードの増幅ステージのさらなるセットによって構成されるかもしれない。増幅ステージ206−1から206−2の第3のセットは、信号増幅モジュール204−2の出力で第2の中間信号を増幅し、第3の中間信号を発生する。同様に、増幅ステージ208−1から208−2の第4のセットは、信号増幅モジュール206−2の出力で第3の中間信号を増幅し、出力信号を発生する。すでに議論したように、増幅器200の増幅モジュールの帯域幅は、規定された周波数帯域幅にまたがる規定されたゲイン応答を達成するようにそれぞれ選択されるかもしれない。
図3Aは、本開示の他の視点にしたがった例示的な3ステージの信号増幅器300の模式的な図を示している。3ステージの信号増幅器300は、複数の増幅ステージ(本例では、3)を含み、ステージをバイアスする共通のDC電流2×I1を用いる増幅器の例示的なインプリメンテーションである。さらに、増幅ステージは、増幅器300の規定された全体の周波数帯域幅を達成するために、それぞれが別個の(distinct)周波数帯域幅を有するように構成されているかもしれない。
特に、増幅器300は、第1の増幅ステージ302−1、第2の増幅ステージ302−2、及び第3の増幅ステージ302−3を含む3つのカスケードの増幅ステージを備えている。増幅ステージ302−1から302−3は、ポジティブ電源電圧端子Vddと、図示されるようにグラウンド電位であるかもしれないネガティブ電源電圧端子との間に位置している。活性化されると、電源は、増幅ステージ302−1から302−3をバイアスするDC電流2×I1を発生する。
第1の増幅ステージ302−1は、相互コンダクタンス(transconductance)ゲインを入力差動電圧信号(Vin+,Vin−)に適用し、アクティブデバイスを通して電流信号を発生させるように構成されている。この例では、第1の増幅ステージ302−1は、金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)を用い、相互コンダクタンスゲインを入力差動電圧信号(Vin+,Vin−)に適用し、アクティブデバイスを通して電流信号を発生させる。入力電圧信号は差動電圧である必要はなく、アクティブデバイスはMOSFETである必要はなく、他のタイプのトランジスタを含んでもよいことを理解すべきである。さらに、以下でより詳細に議論されるように、第1の増幅ステージ302−1は、MOSFETに印加される電圧を実質的に2倍にする方法で、入力差動電圧信号(Vin+,Vin−)をルートする(route)ために、ルーティング(routing)ネットワークを含んでいる。
より具体的には、第1の増幅ステージ302−1は、第1及び第2のMOSFET M1及びM2、キャパシタC1−C4、及びバイアス抵抗Rbiasを備えている。キャパシタC1は、ポジティブ入力信号Vin+ポートとMOSFET M1のソースとの間に結合されている。キャパシタC2は、ポジティブ入力信号Vin+ポートとMOSFET M2のゲートとの間に結合されている。キャパシタC3は、ネガティブ入力信号Vin−ポートとMOSFET M2のソースとの間に結合されている。キャパシタC4は、ネガティブ入力信号Vin−ポートとMOSFET M1のゲートとの間に結合されている。バイアス抵抗Rbiasは、MOSFET M1及びM2のソースと、ネガティブ電源電圧レール(例えば、グラウンド)との間に、それぞれ結合されている。バイアス抵抗Rbiasは、インダクタ、電流源、或いは他のタイプのバイアス構造に、置き換えられ或いは結合されていてもよい。この構成において、第1の増幅ステージ302−1は、ゲインブースティング(gain boosting)を有するコモンゲート増幅ステージとして構成されている。
動作において、キャパシタC1−C4は、MOSFET M1及びM2に印加される実効的な電圧を実質的に2倍にする方法で、差動入力電圧(Vin+,Vin−)をルートする(rout)。より具体的には、MOSFET M1への入力電圧は、そのゲート−ソース電圧(Vgs1)であり、このケースではそれは、Vin− − Vin+に実質的に等しい。MOSFET M2への入力電圧は、そのゲート−ソース電圧(Vgs2)であり、このケースではそれは、Vin+ − Vin−に実質的に等しい。それ故、MOSFET M1及びM2への実効的な入力差動電圧信号Vineff は、以下のように与えられるかもしれない。
Vineff =(Vin+ − Vin−)−(Vin− − Vin+)
=2*(Vin+ − Vin−) (式1)
式1から明らかなように、MOSFET M1及びM2への実効的な入力差動電圧信号Vineff は、入力差動電圧Vin+ − Vin−の実質的に2倍である。これは、デバイスの相互コンダクタンスゲインgmを増加させる、或いは低くなるバイアス電流及び電力消費によって同じゲイン/相互コンダクタンスを維持する、という効果を有する。共通のバイアス電流2×I1によってバイアスされると、MOSFET M2及びM1は、相互コンダクタンスゲインを実効的な入力差動電圧信号Vineff に適用し、MOSFET M1及びM2を通して第1の差動電流信号を発生する。さらに、第1の増幅ステージ302−1は、ブロードバンド入力インピーダンスを与えるというさらなる利点を有し、それはウルトラワイドバンド(UWB)のようなワイドバンドアプリケーションに特に都合がよい。
第2の増幅ステージ302−2は、第1の増幅ステージ302−1によって発生した第1の差動電流信号から第2の差動電圧信号(Vc1+、Vc1−)を発生するように、及び、相互コンダクタンスゲインを第2の差動電圧信号(Vc1+、Vc1−)に適用して第2の差動電流信号を発生するように構成されている。この例では、第2の増幅ステージ302−2は、相互コンダクタンスゲインを適用するためにMOSFETを用いている。さらに、以下により詳細に議論されるように、第2の増幅ステージ302−2は、第1の差動電流信号を第2の差動電圧信号(Vc1+、Vc1−)に変換するために共振器を採用している。
より具体的には、第2の増幅ステージ302−2は、MOSFET M3及びM4、キャパシタC5、及びインダクタL1及びL2を備えている。キャパシタC5は、MOSFETのソース間に結合され、着目している周波数においてMOSFET M3及びM4のソース間でのRFショートを実質的に生じさせるために、相対的に大きく構成されるべきである。これは、コモンソース増幅ステージとして第2の増幅ステージ302−2を構成している。インダクタL1及びL2は、MOSFET M3及びM4のソースと、第1の増幅ステージ302−1のMOSFET M1及びM2のドレインとの間に、それぞれ結合されている。MOSFET M3及びM4のゲートは、MOSFET M1及びM2のドレインに、それぞれ結合されている。
動作において、インダクタL1及びL2は、MOSFET M3及びM4のゲートキャパシタンスとMOSFET M1及びM2のドレインキャパシタンスとによって、共振器を形成している。インダクタL1及びL2とMOSFET M1−M4は、共振器の共振周波数を、規定された周波数レンジ内、凡そ増幅器300の全体の帯域幅の中心周波数に設定するように構成されるかもしれない。第1の増幅ステージ302−1によって発生される第1の差動電流信号は、共振器を流れ、MOSFET M3及びM4のゲート間に第2の差動電圧信号(Vc1+、Vc1−)を形成する。また、共通のバイアス電流2×I1によってバイアスされると、MOSFET M3及びM4は、相互コンダクタンスゲインを第2の差動電圧信号(Vc1+、Vc1−)に適用し、MOSFET M3及びM4を通して第2の差動電流信号を発生する。
第3の増幅ステージ302−3は、電流ゲインを第2の増幅ステージ302−2によって発生される第2の差動電流信号に適用し、第3の差動電流信号を発生するように構成される。第3の増幅ステージ302−3は、出力差動電圧信号(Vout+,Vout−)を発生させるために第3の差動電流信号が流れるインダクティブ負荷をさらに含んでいる。さらに、以下に詳細に議論されるように、第3の増幅ステージ302−3は、出力差動電圧信号(Vout+,Vout−)を増加させるように負荷のインピーダンスを増加させるために、負荷に並列に結合されたネガティブコンダクタンスデバイスを採用している。
より具体的には、第3の増幅ステージ302−3は、MOSFET M5及びM6、インダクティブ負荷Lload1及びLload2、周波数チューニングキャパシタC6、MOSFET M7及びM8、及び電流源Igmを備えている。MOSFET M5及びM6のソースは、それぞれMOSFET M3及びM4のドレインに結合されている。MOSFET M5及びM6のゲートは、ポジティブ電源電圧レールVddに結合されている。インダクティブ負荷Lload1及びLload2は、ポジティブ電源電圧レールVddとMOSFET M5及びM6のドレインとの間にそれぞれ結合されている。周波数チューニングキャパシタC6は、MOSFET M5及びM6のドレイン間に結合されている。MOSFET M7のドレイン及びMOSFET M8のゲートは、MOSFET M5のドレインに結合されている。同様に、MOSFET M7のゲート及びMOSFET M8のドレインは、MOSFET M6のドレインに結合されている。電流源Igmは、MOSFET M7及びM8のソースとネガティブ電源電圧レール(例えば、グラウンド)との間に結合されている。電流源Igmは、抵抗或いは他のタイプのバイアス構造で置き換えることができる。
動作において、MOSFET M5及びM6は、共通のバイアス電流2×I1によってバイアスされると、電流ゲインを第2の増幅ステージ302−2によって発生される第2の差動電流信号に適用し、第3の差動電流信号を発生する。第3の差動電流信号は、インダクティブ負荷Lload1及びLload2を流れ、出力差動電圧信号(Vout+,Vout−)を発生する。MOSFET M7及びM8と電流源Igmは、インダクティブ負荷Lload1及びLload2に並列に結合されたネガティブコンダクタンスとして動作し、負荷のインピーダンスを増加させる。インダクティブ負荷のインピーダンスの増加は、出力差動電圧信号(Vout+,Vout−)の対応する増加を生じさせる。
増幅器300は、相対的に広帯域のマッチ(wideband match)及び入力信号の増幅を与えるように構成されているかもしれない。例えば、増幅ステージ302−1から302−3は、増幅器300に対する相対的に広い全体の帯域幅を達成するために、別個の(distinct)周波数帯域幅を有するように構成されるかもしれない。例えば、第1の増幅ステージ302−1の周波数選択コンポーネント、すなわち、キャパシタC1、C2、C3及びC4のキャパシタンス、MOSFET M1及びM2のサイズ及びバイアス、及び任意の外部インピーダンスマッチングコンポーネントは、第1のステージ302−1に対する規定された帯域幅に設定されるように構成されるかもしれない。同様に、第2の増幅ステージ302−2の周波数選択コンポーネント、すなわち、インダクタL1及びL2のインダクタンス、及びMOSFET M3及びM4のサイズ及びバイアスは、第1のステージ302−1とは異なる第2のステージ302−2に対する規定された帯域幅に設定されるように構成されるかもしれない。同様に、第3の増幅ステージ302−3の周波数選択コンポーネント、すなわち、インダクティブ負荷Lload1及びLload2のインダクタンス、C6の選択されたキャパシタンス、MOSFET M5からM7のサイズ及びバイアス、及び増幅器300の出力負荷は、第1及び第2のステージ302−1及び302−2の少なくとも1つとは異なる第3のステージ302−3に対する規定された帯域幅に設定されるように構成されるかもしれない。
図3Bは、本開示の他の視点にしたがった他の例示的な3ステージ信号増幅器350の模式的な図を示している。増幅器350は、増幅器350の出力電力を設定或いはコントロールするために最後のステージが調整可能な電流ゲインを与えるように構成されている点を除いて、増幅器300と同様である。特に、増幅器350は、すでに議論したような第1の増幅ステージ302−1、すでに議論したような第2の増幅ステージ302−2、及び第3の増幅ステージ352を備えている。
第3の増幅ステージ352は、第3の増幅ステージ302−3と類似しており、インダクティブ負荷Lload1及びLload2、チューニングキャパシタC6、及びMOSFET M7及びM8と電流源Igmとを含むネガティブコンダクタンスを、同様に含んでいる。第3の増幅ステージ352は、電流ゲインMOSFET M5及びM6がそれぞれ3つの選択可能な電流ゲインMOSFET M5−1からM5−3及びM6−1からM6−3に置き換わっていることが、増幅ステージ302−3とは異なっている。ゲイン選択信号S1−S3は、MOSFETペア(M5−1、M6−1)、(M5−2、M6−2)、及び(M5−3、M6−3)のゲートにそれぞれ印加され、第3の増幅ステージ352のゲインを選択的に調整する。
図4は、本開示の他の視点にしたがった例示的な2ステージ信号増幅器400の模式的な図を示している。増幅器400は、増幅器300の第1及び第3の増幅ステージ302−1及び302−3を備えている。動作において、第1の増幅ステージ302−1は、入力差動電圧信号(Vin+,Vin−)を受け取り、キャパシタC1−C4を用いて、MOSFET M1及びM2に適用される入力差動電圧を実効的に2倍する。MOSFET M1及びM2は、共通のDC電流2×I1によってバイアスされ、相互コンダクタンスゲインを実効的な入力電圧信号に適用し、第1の電流信号を発生する。MOSFET M5及びM6もまた、共通のDC電流2×I1によってバイアスされ、電流ゲインを第1の電流信号に適用し、第2の電流信号を発生する。第2の電流信号は、インダクティブ負荷Lload1−2を流れ、出力電圧信号(Vout+,Vout−)を発生する。ネガティブコンダクタンス回路は、第3の増幅ステージ352のゲインをさらに増加させるように、負荷の実効的なインピーダンスを増加させる。
図5は、本開示の他の視点にしたがった他の例示的な2ステージ信号増幅器500の模式的な図を示している。増幅器500は、増幅器300の第1及び第2の増幅ステージ302−1及び302−2とインダクティブ負荷Lload1−2とを備えている。動作において、第1の増幅ステージ302−1は、差動電圧信号(Vin+,Vin−)を受け取り、キャパシタC1−C4を用いて、MOSFET M1及びM2に適用されるような入力差動電圧を実効的に2倍する。MOSFET M1及びM2は、共通のDC電流2×I1によってバイアスされ、相互コンダクタンスゲインを実効的な入力電圧信号に適用し、第1の電流信号を発生する。第1の電流信号は、共振器(例えば、インダクタL1−L2、MOSFET M3−M4のゲートキャパシタンス、及びMOSFET M5−M6のドレインキャパシタンス)を流れ、MOSFET M3−M4のゲートで、中間差動電圧信号(Vcl+,Vcl−)を発生する。MOSFET M3及びM4は、相互コンダクタンスゲインを中間差動電圧信号(Vcl+,Vcl−)に適用し、第2の差動電流信号を発生する。第2の差動電流信号は、インダクティブ負荷Lload1−2を流れ、出力差動電圧信号(Vout+,Vout−)を発生する。ネガティブコンダクタンス回路は、増幅器500のゲインをさらに増加させるように、負荷の実効的なインピーダンスを増加させる。
図6は、本開示の他の視点にしたがった例示的な通信デバイス600のブロック図を示している。通信デバイス600は、低ノイズ増幅器(LNA)及び/又は電力増幅器(PA)としてすでに議論された任意の装置に用いられる通信デバイスの一例示的インプリメンテーションであるかもしれない。特に、通信デバイス600は、アンテナ602、インピーダンスマッチングフィルタ604、低ノイズ増幅器(LNA)606、パルス復調器608、受信機ベースバンドプロセッシングモジュール610、ローカルオシレータ(LO)612、送信機ベースバンドプロセッシングモジュール614、パルス変調器616、及び電力増幅器(PA)618を備えている。すでに議論したように、LNA606及び/又はPA618は、上述した任意の装置として構成されているかもしれない。
ソース通信デバイスとして、目的地通信デバイスに送信されるデータは、送信機ベースバンドプロセッシングモジュール614に送られる。送信機ベースバンドプロセッシングモジュール614は、送信データを処理し、出力されるベースバンド信号を発生する。パルス変調器616は、ローカルオシレータ(LO)612によって発生される信号を用いて、出力されるベースバンド信号を処理し、RF信号を発生する。PA618は、RF信号を増幅し、それを、無線媒体への送信のためのインピーダンスマッチングフィルタ604を介してアンテナ602に供給する。送信データは、センサ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、RISCプロセッサ、キーボード、マウス或いはトラックボールのようなポインティングデバイス、マイクロフォンのようなトランスデューサを含むヘッドセットのようなオーディオデバイス、メディカルデバイス、データを発生するシュー(shoe)、ロボティック(robotic)或いはメカニカルデバイス、タッチセンシティブディスプレイのようなユーザーインターフェース、ユーザーデバイス等、によって発生されるかもしれない。
目的地通信デバイスとして、RF信号キャリーデータがアンテナ602によってピックアップされ、インピーダンスマッチングフィルタ604を介してLNA606に印加される。LNA606は、受信されたRF信号を増幅する。パルス復調器608は、ローカルオシレータ(LO)612によって発生された信号を用いて、受信されたRF信号を処理し、受信されたベースバンド信号を発生する。受信機ベースバンドプロセッシング610は、受信されたベースバンド信号を処理し、受信データを生成する。データプロセッサ(図示せず)は、受信データに基づいて1以上の規定されたオペレーションを実行するかもしれない。例えば、データプロセッサは、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、リデューストインストラクションセットコンピュータ(RISC)プロセッサ、ディスプレイ、スピーカのようなトランスデューサを含むヘッドセットのようなオーディオデバイス、メディカルデバイス、データに応答するシュー、ウオッチ、ロボティック或いはメカニカルデバイス、ディスプレイのようなユーザーインターフェース、1以上の発光ダイオード(LED)、ユーザーデバイス等、を含むかもしれない。一例として、ユーザーデバイスは、以下のインディケーションの少なくとも1つ、(1)シューズ内のセンサによるコミュニケーションに基づきどのくらい速く走っているか、(2)どのくらい遠くまで走ったか、(3)ボディに取り付けられたセンサによるコミュニケーションに基づく心拍、を表示するウオッチウオーン(watch worn)であるかもしれない。或いは、ウオッチの代わりに、ユーザーデバイスは、そのようなインディケーションを表示する自転車にマウントされているかもしれない。
図7は、本開示の他の視点にしたがった例示的な通信デバイス700のブロック図を示している。通信デバイス700は、低ノイズ増幅器(LNA)としてすでに議論された任意の装置を用いる通信デバイスの一例示的インプリメンテーションであるかもしれない。特に、通信デバイス700は、アンテナ702、インピーダンスマッチングフィルタ703、低ノイズ増幅器(LNA)704、パルス復調器706、ベースバンドプロセッシングモジュール708、及びローカルオシレータ(LO)710を備えている。すでに議論したように、LNA704は、上述した任意の増幅器として構成されるかもしれない。
動作において、RF信号キャリーデータ(carrying data)は、アンテナ702によってピックアップされ、インピーダンスマッチングフィルタ703を介してLNA704に印加される。LNA704は、受信されたRF信号を増幅する。パルス復調器706は、ローカルオシレータ(LO)710によって発生された信号を用いて、受信されたRF信号を処理し、ベースバンド信号を発生する。プロセッシングモジュール708は、ベースバンド信号を処理し、受信データを生成する。データプロセッサ(図示せず)は、受信データに基づいて1以上の規定されたオペレーションを実行するかもしれない。例えば、データプロセッサは、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、リデューストインストラクションセットコンピュータ(RISC)プロセッサ、ディスプレイ、スピーカのようなトランスデューサを含むヘッドセットのようなオーディオデバイス、メディカルデバイス、データに応答するシュー、ウオッチ、ロボティック或いはメカニカルデバイス、ディスプレイのようなユーザーインターフェース、1以上の発光ダイオード(LED)、ユーザーデバイス等、を含む化もしれない。
図8は、本開示の他の視点にしたがった例示的な通信デバイス800のブロック図を示している。通信デバイス800は、電力増幅器(PA)としてすでに議論された任意の装置を用いる通信デバイスの一例示的インプリメンテーションであるかもしれない。特に、通信デバイス800は、アンテナ802、インピーダンスマッチングフィルタ803、電力増幅器(PA)804、パルス変調器806、ローカルオシレータ(LO)、及びベースバンドプロセッシングモジュール808を備えている。すでに議論したように、PA804は、上述した任意の装置として構成されるかもしれない。
動作において、目的地通信デバイスに送信されるデータは、ベースバンドプロセッシングモジュール808に送られる。ベースバンドプロセッシングモジュール808は、送信データを処理し、ベースバンド信号を発生する。パルス変調器806は、ローカルオシレータ(LO)810によって発生される信号を用いて、ベースバンド信号を処理し、RF信号を発生する。PA804は、RF信号を増幅し、それを、無線媒体への送信のためのインピーダンスマッチングフィルタ803を介してアンテナ802に供給する。送信データは、センサ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、RISCプロセッサ、キーボード、マウス或いはトラックボールのようなポインティングデバイス、マイクロフォンのようなトランスデューサを含むヘッドセットのようなオーディオデバイス、メディカルデバイス、データを発生するシュー(shoe)、ロボティック(robotic)或いはメカニカルデバイス、タッチセンシティブディスプレイのようなユーザーインターフェース、等によって発生されるかもしれない。
図9Aは、ここで説明される任意の通信システム、デバイス及び装置に採用されるかもしれないパルス変調の一例として、異なったパルス繰り返し周波数(PRF)によって規定される異なったチャネル(チャネル1及び2)を示している。具体的には、チャネル1のパルスは、パルストゥパルス(pulse-to-pulse)遅延期間902に対応するパルス繰り返し周波数(PRF)を有している。一方、チャネル2のパルスは、パルストゥパルス(pulse-to-pulse)遅延期間904に対応するパルス繰り返し周波数(PRF)を有している。この技術は、2つのチャネル間のパルス衝突(collision)の相対的に低い可能性を有する擬似直交チャネル(pseudo-orthogonal channel)を規定するために用いられるかもしれない。特に、パルス衝突の低い可能性は、パルスに対する低いデューティサイクルの使用によって達成されるかもしれない。例えば、パルス繰り返し周波数(PRF)の適切な選択によって、与えられたチャネルに対する実質的に全てのパルスが、任意の他のチャネルに対するパルスとは異なった時間に送られるかもしれない。
与えられたチャネルに対して規定されたパルス繰り返し周波数(PRF)は、そのチャネルによってサポートされたデータレートに依存しているかもしれない。例えば、非常に低いデータレート(例えば、毎秒数キロビット或いはKbpsのオーダー)をサポートするチャネルは、対応する低いパルス繰り返し周波数(PRF)を採用するかもしれない。一方、相対的に高いデータレート(例えば、毎秒数メガビット或いはMbpsのオーダー)をサポートするチャネルは、対応する高いパルス繰り返し周波数(PRF)を採用するかもしれない。
図9Bは、ここで説明される任意の通信システムに採用されるかもしれない変調の一例として、異なったパルスポジション又はオフセットによって規定される異なったチャネル(チャネル1及び2)を示している。チャネル1に対するパルスは、第1のパルスオフセット(例えば、インタイムの与えられたポイントについて、図示せず)にしたがって、ライン906によって表されるようなインタイムのポイントで発生される。一方、チャネル2に対するパルスは、第2のパルスオフセットにしたがって、ライン908によって表されるようなインタイムのポイントで発生される。パルス間(矢印910によって表されるような)のパルスオフセット差が与えられると、この技術は2つのチャネル間のパルス衝突(collision)の可能性を減少させるために用いられるかもしれない。チャネルに対して規定される任意の他のシグナリングパラメータ(例えば、ここで議論されるような)及びデバイス間のタイミングの正確性(例えば、相対的なクロックドリフト)に依存して、異なったパルスオフセットの使用は、直交或いは擬似直交チャネル(pseudo-orthogonal channel)を与えるために用いられるかもしれない。
図9Cは、ここで説明される任意の通信システムに採用されるかもしれない、異なったタイミングのホッピングシーケンス変調(different timing hopping sequences modulation)によって規定される異なったチャネル(チャネル1及び2)を示している。例えば、チャネル1に対するパルス912は、1つのタイムホッピングシーケンスにしたがった時間で発生するかもしれず、チャネル2に対するパルス914は、他のタイムホッピングシーケンスにしたがった時間で発生するかもしれない。使用される特別のシーケンス及びデバイス間のタイミングの正確性に依存して、この技術は直交或いは擬似直交チャネルを与えるために用いられるかもしれない。例えば、タイムホップされたパルスポジションは、隣接するチャネルからの繰り返しパルス衝突の可能性を減少させるために、周期的でないかもしれない。
図9Dは、ここで説明される任意の通信システムに採用されるかもしれないパルス変調の例として、異なった時間スロットによって規定される異なったチャネルを示している。チャネルL1に対するパルスは、特定の時間で発生する。同様に、チャネルL2に対するパルスは、他の時間で発生する。同様にして、チャネルL3に対するパルスは、さらに他の時間で発生する。一般に、異なったチャネルに関係する時間は、一致せず、或いは種々のチャネル間の干渉を減少させる或いは除去するために直交しているかもしれない。
他の技術が、パルス変調にしたがったチャネルを規定するために用いられるかもしれないことを認識すべきである。例えば、チャネルは、異なったスプレッディング(spreading)擬似ランダム数シーケンス、或いは他の適したパラメータに基づいて規定されるかもしれない。さらに、チャネルは、2以上のパラメータの組み合わせに基づいて規定されるかもしれない。
図10は、本開示の他の視点にしたがった種々のチャネルを介して互いに通信を行う種々のウルトラ広帯域(UWB)の通信デバイスのブロック図を示している。例えば、UWBデバイス1 1002は、2つのコンカレント(concurrent)UWBチャネル1及び2を介して、UWBデバイス2 1004と通信を行う。UWBデバイス1002は、単一のチャネル3を介してUWBデバイス3 1006と通信を行う。UWBデバイス3 1006は、単一のチャネル4を介してUWBデバイス4 1008と通信を行う。他の構成も可能である。通信デバイスは、多くの異なったアプリケーションに用いられるかもしれず、例えば、ヘッドセット、マイクロフォン、バイオメトリックセンサ、心拍モニタ、歩数計、EKGデバイス、ウオッチ、シュー(shoe)、リモートコントロール、スイッチ、タイヤ圧モニタ、或いは他の通信デバイスにインプリメントされるかもしれない。メディカルデバイスは、スマートバンドエイド、センサ、バイタルサインモニタ、等を含むかもしれない。ここで説明される通信デバイスは、自動車(automotive)、運動、及び生理学(メディカル)の応答をセンスするような、任意のタイプのセンシングアプリケーションに用いられるかもしれない。
本開示の任意の上記視点は、多くの異なったデバイスにインプリメントされるかもしれない。例えば、上述したようなメディカルアプリケーションの他に、本開示の視点は、ヘルス及びフィットネスのアプリケーションに適用されるかもしれない。さらに、本開示の視点は、異なったタイプのアプリケーションに対するシューズにインプリメントされるかもしれない。ここで説明されたような本開示の任意の視点を組み入れるかもしれない他の多くのアプリケーションがある。
本開示の種々の視点が上述されてきた。ここでの教示は、広い種々の形態で実施されるかもしれず、ここで開示された任意の特別な構造、機能或いはその両方は、代表的なものにすぎないことは明らかである。ここでの教示に基づき、当業者は、ここで開示された視点が任意の他の視点に依存せずにインプリメントされるかもしれず、2以上のこれらの視点が種々の方法で組み合わされるかもしれないことを認識すべきである。例えば、ここで明らかにされた任意の数の視点を用いて、装置がインプリメントされるかもしれず、方法が実行されるかもしれない。さらに、ここで明らかにされた1以上の視点に追加して或いは1以上の視点以外に、他の構造、機能、或いは構造及び機能を用いて、そのような装置がインプリメントされるかもしれず、そのような方法が実行されるかもしれない。上記コンセプトのいくつかの例として、いくつかの視点においてコンカレントチャネルがパルス繰り返し周波数に基づいて確立されるかもしれない。いくつかの視点においてコンカレントチャネルが、パルスポジション或いはオフセットに基づいて確立されるかもしれない。いくつかの視点においてコンカレントチャネルが、タイムホッピングシーケンスに基づいて確立されるかもしれない。いくつかの視点においてコンカレントチャネルが、パルス繰り返し周波数、パルスポジション或いはオフセット、及びタイムホッピングシーケンスに基づいて確立されるかもしれない。
当業者は、インフォメーション及び信号が、種々の任意の異なったテクノロジー及びテクニックを用いて表されるかもしれないことを理解するであろう。例えば、上述した説明を通して参照されるかもしれないデータ、インストラクション、コマンド、インフォメーション、信号、ビット、シンボル、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁気的フィールド又はパーティクル、光学的フィールド又はパーティクル、或いはそれらの組み合わせによって表現されるかもしれない。
当業者は、ここで開示された視点に関連して説明された種々のロジックブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、及びアルゴリズムステップが、電子的ハードウェア(例えば、ソースコーディング又は他のテクニックを用いて設計されるかもしれないデジタルインプリメンテーション、アナログインプリメンテーション、又は2つの組み合わせ)、インストラクションを組み入れた種々の形態のプログラム又はデザインコード(それらは、便宜上、“ソフトウェア”或いは“ソフトウェアモジュール”として、ここでは言及されるかもしれない)、或いは両者の組み合わせとしてインプリメントされるかもしれないことを、さらに認識するであろう。ハードウェア及びソフトウェアのこの互換性を明確にするために、種々のコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、及びステップが、一般にそれらの機能の観点から上述されている。そのような機能が、ハードウェア又はソフトウェアとしてインプリメントされるか否かは、システム全体にインポーズされた特定のアプリケーション及びデザイン制約に依存する。当業者は、各特定のアプリケーションに対する方法を変える際に、説明された機能をインプリメントするかもしれないが、そのようなインプリメンテーションの決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じさせるものとして解釈されるべきではない。
ここで開示された視点に関連して説明された種々のロジックブロック、モジュール及び回路は、集積回路(“IC”)、アクセスターミナル、或いはアクセスポイント内にインプリメントされ、又は集積回路(“IC”)、アクセスターミナル、或いはアクセスポイントによって実行されるかもしれない。ICは、ここで説明された機能を実行するように設計された汎用目的プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、電子コンポーネント、光学コンポーネント、磁気コンポーネント、或いはそれらの任意の組み合わせを備えるかもしれず、IC内、ICの外側、或いはその両者に存在するコード又はインストラクションを実行するかもしれない。汎用目的プロセッサは、マイクロプロセッサであるかもしれないが、プロセッサは、任意のコンベンショナルなプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、或いはステートマシンであるかもしれない。プロセッサは、例えば、DSP及びマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに接続された1以上のマイクロプロセッサ、或いは任意の他のそのような構成といった、コンピューティングデバイスの組み合わせとしてもインプリメントされるかもしれない。
任意の開示されたプロセスにおけるステップの特別な順序或いは階層は、サンプルアプローチの一例である。設計の選択に基づき、プロセスにおけるステップの特別の順序又は階層が、本開示の範囲を維持しながら、再アレンジされるかもしれない。添付の方法クレームは、サンプルオーダーにおける種々のステップの要素を提示しており、提示された特別の順序或いは階層に限定されることを意味するものではない。
ここで開示された視点に関連して説明された方法又はアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、或いは2つの組み合わせで実施されるかもしれない。ソフトウェアモジュール(例えば、実行可能なインストラクション及び関連するデータを含む)及び他のデータは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、或いは公知の任意の他の形態のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体のようなデータメモリ内に存在するかもしれない。サンプル記憶媒体は、例えば、プロセッサが記憶媒体からインフォメーション(例えば、コード)を読み出す或いはインフォメーションを書き込むようなコンピュータ/プロセッサ(ここでは、便宜上、“プロセッサ”と言及される)のようなマシンに結合されているかもしれない。サンプル記憶媒体は、プロセッサと一体であるかもしれない。プロセッサ及び記憶媒体は、ASIC内に存在するかもしれない。ASICは、ユーザー装置内に存在するかもしれない。或いは、プロセッサ及び記憶媒体は、ユーザー装置内のディスクリートコンポーネントとして存在するかもしれない。さらに、いくつかの視点において、任意の適切なコンピュータプログラム製品は、本開示の1以上の視点に関連したコードを備えたコンピュータ読み取り可能な媒体を備えているかもしれない。いくつかの視点において、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料を備えているかもしてない。
本発明が種々の視点に関連して説明されてきたが、本発明はさらなる変更が可能であることが理解されるであろう。この出願は、本発明の以下のような、任意の変更、使用或いは適応をカバーすることが意図されており、一般に、発明の原理、発明が関連する分野内の公知及び慣用的な実施に含まれるような本開示からの発展をカバーする。

Claims (37)

  1. 入力信号を増幅して出力信号を発生させるために、共通のバイアス電流を用いるように適応された複数の増幅ステージを備えた装置。
  2. 前記増幅ステージの1つは、第1の相互コンダクタンスゲインを前記入力信号に関連する第1の電圧信号に適用して第1の電流信号を発生させるように適応された第1の増幅ステージを備える
    請求項1の装置。
  3. 前記第1の増幅ステージは、前記第1の電圧信号を実質的に2倍にするように適応されたルーティングネットワークを備える
    請求項2の装置。
  4. 前記第1の増幅ステージは、コモンゲート増幅ステージを備える
    請求項2の装置。
  5. 前記増幅ステージの1つは、
    前記第1の電流信号を第2の電圧信号に変換し、
    第2の相互コンダクタンスゲインを前記第2の電圧信号に適用して第2の電流信号を発生させる
    ように適応された第2の増幅ステージを備える
    請求項2の装置。
  6. 前記第2の増幅ステージは、前記第1の電流信号を前記第2の電圧信号に変換するように適応された共振器を備える
    請求項5の装置。
  7. 前記第2の増幅ステージは、コモンソース増幅ステージを備える
    請求項5の装置。
  8. 前記増幅ステージの1つは、
    電流ゲインを前記第2の電流信号に適用して第3の電流信号を発生させ、
    負荷を通して前記第3の電流信号を適用して前記出力信号に関連する第3の電圧信号を発生させ、
    前記負荷をまたいでネガティブコンダクタンスを適用する
    ように適応された第3の増幅ステージを備える
    請求項5の装置。
  9. 前記電流ゲインは調整可能である
    請求項8の装置。
  10. 前記増幅ステージの1つは、
    電流ゲインを前記第1の電流信号に適用して第2の電流信号を発生させ、
    負荷を通して前記第2の電流信号を適用して前記出力信号に関連する第2の電圧信号を発生させ、
    前記負荷をまたいでネガティブコンダクタンスを適用する
    ように適応された第2の増幅ステージを備える
    請求項2の装置。
  11. 前記増幅ステージは、別個の周波数帯にそれぞれ調整されている
    請求項1の装置。
  12. 入力信号を増幅して出力信号を発生させる方法であって、
    共通のバイアス電流を用いて複数のステージで前記入力信号を増幅して前記出力信号を発生させる
    ことを備えた方法。
  13. 前記複数のステージで入力信号を増幅することは、第1の相互コンダクタンスゲインを前記入力信号に関連する第1の電圧信号に適用して第1の電流信号を発生させることを備える
    請求項12の方法。
  14. 前記第1の電圧信号を実質的に2倍にすることをさらに備えた
    請求項13の方法。
  15. 前記第1の相互コンダクタンスゲインを適用することは、前記第1の電圧信号をコモンゲート増幅ステージに適用することを備える
    請求項13の方法。
  16. 前記複数のステージで入力信号を増幅することは、
    前記第1の電流信号を第2の電圧信号に変換することと、
    第2の相互コンダクタンスゲインを前記第2の電圧信号に適用して第2の電流信号を発生させることと、
    をさらに備える請求項13の方法。
  17. 前記第1の電流信号を第2の電圧信号に変換することは、共振器を通して前記第1の電流信号を適用することを備える
    請求項16の方法。
  18. 前記第2の相互コンダクタンスゲインを前記第2の電圧信号に適用することは、前記第2の電圧信号をコモンソース増幅ステージに適用することを備える
    請求項16の方法。
  19. 前記複数のステージで入力信号を増幅することは、
    電流ゲインを前記第2の電流信号に適用して第3の電流信号を発生させることと、
    負荷を通して前記第3の電流信号を適用して前記出力信号に関連する第3の電圧信号を発生させることと、
    前記負荷をまたいでネガティブコンダクタンスを適用することと、
    を備える請求項16の方法。
  20. 前記電流ゲインを調整することをさらに備えた
    請求項19の方法。
  21. 前記複数のステージで入力信号を増幅することは、
    電流ゲインを前記第1の電流信号に適用して第2の電流信号を発生させることと、
    負荷を通して前記第2の電流信号を適用して前記出力信号に関連する第2の電圧信号を発生させることと、
    前記負荷をまたいでネガティブコンダクタンスを適用することと、
    を備える請求項13の方法。
  22. 前記複数のステージで入力信号を増幅することは、別個の周波数帯にそれぞれ調整された前記増幅ステージによって前記入力信号を増幅することを備える
    請求項12の方法。
  23. 入力信号を増幅して出力信号を発生させる装置であって、
    共通のバイアス電流を用いて前記入力信号を増幅して中間信号を発生させる手段と、
    前記共通のバイアス電流を用いて前記中間信号を増幅して前記出力信号を発生させる手段と、
    を備えた装置。
  24. 前記入力信号を増幅する手段は、第1の相互コンダクタンスゲインを前記入力信号に関連する第1の電圧信号に適用して第1の電流信号を発生させる手段を備える
    請求項23の装置。
  25. 前記第1の電圧信号を実質的に2倍する手段をさらに備えた
    請求項24の装置。
  26. 前記第1の相互コンダクタンスゲインを適用する手段は、前記第1の電圧信号をコモンゲート増幅ステージに適用する手段を備える
    請求項24の装置。
  27. 前記中間信号を増幅する手段は、
    前記第1の電流信号を第2の電圧信号に変換する手段と、
    第2の相互コンダクタンスゲインを前記第2の電圧信号に適用して第2の電流信号を発生させる手段と、
    を備える請求項24の装置。
  28. 前記第1の電流信号を前記第2の電圧信号に変換する手段は、共振器を通して前記第1の電流信号を適用する手段を備える
    請求項27の装置。
  29. 前記第2の相互コンダクタンスゲインを前記第2の電圧信号に適用する手段は、前記第2の電圧信号をコモンソース増幅ステージに適用する手段を備える
    請求項27の装置。
  30. 前記中間信号を増幅する手段は、
    電流ゲインを前記第2の電流信号に適用して第3の電流信号を発生させる手段と、
    負荷を通して前記第3の電流信号を適用して前記出力信号に関連する第3の電圧信号を発生させる手段と、
    前記負荷をまたいでネガティブコンダクタンスを適用する手段と、
    をさらに備える請求項27の装置。
  31. 前記電流ゲインを調整する手段をさらに備えた
    請求項30の装置。
  32. 前記中間信号を増幅する手段は、
    電流ゲインを前記第1の電流信号に適用して第2の電流信号を発生させる手段と、
    負荷を通して前記第2の電流信号を適用して前記出力信号に関連する第2の電圧信号を発生させる手段と、
    前記負荷をまたいでネガティブコンダクタンスを適用する手段と、
    を備える請求項24の装置。
  33. 前記入力信号を増幅する手段及び前記中間信号を増幅する手段は、別個の周波数帯にそれぞれ調整される
    請求項23の装置。
  34. 入力信号を増幅して出力信号を発生させるためのコンピュータプログラム製品であって、
    共通のバイアス電流を用いて複数のステージで前記入力信号を増幅して前記出力信号を発生させることを実行可能なインストラクションを備えたコンピュータ読み取り可能な媒体
    を備えたコンピュータプログラム製品。
  35. オーディオデータを発生させるように適応されたトランスデューサと、
    前記オーディオデータを送信するように適応された送信機であって、入力信号を増幅して前記オーディオデータを備えた出力信号を発生させるために、共通のバイアス電流を用いるように適応された複数の増幅ステージを備えた送信機と、
    を備えたヘッドセット。
  36. データを受信するように適応された受信機であって、入力信号を増幅して前記受信されたデータを備えた出力信号を発生させるために、共通のバイアス電流を用いるように適応された複数の増幅ステージを備えた受信機と、
    前記受信されたデータに基づいてインディケーションを表示するように適応されたインテーフェースと、
    を備えたユーザーデバイス。
  37. センスされたデータを発生させるように適応されたセンサと、
    出力信号を送信するように適応された送信機であって、入力信号を増幅して前記センスされたデータを備えた前記出力信号を発生させるために、共通のバイアス電流を用いるように適応された複数の増幅ステージを備えた送信機と、
    を備えたセンシングデバイス。
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