JP2013500645A - 直交周波数分割多重方式におけるランダムアクセス信号の検出方法及び装置 - Google Patents

直交周波数分割多重方式におけるランダムアクセス信号の検出方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ランダムアクセス信号に対する検出性能を向上させること。
【解決手段】直交周波数分割多重方式におけるランダムアクセス信号の検出方法であって、アンテナによって受信されたランダムアクセス信号を周波数領域信号に変換し、前記周波数領域信号と周波数領域マザーコードの共役との内積計算を行い、内積計算結果を時間領域信号に変換し、変換された時間領域信号の剰余の2乗を求め、相関シーケンスを取得するステップと、相関シーケンスの平均値を求め、平均値の逆数を相関シーケンスの間接重み係数とみなすステップと、全てのアンテナで受信されたランダムアクセス信号の相関シーケンスの間接重み係数の最大値又は最小値を決定し、間接重み係数の最大値又は最小値に従って各アンテナの重み係数を計算するステップと、各アンテナの相関シーケンスを、相関シーケンスの対応する重み係数に乗じ、合成することにより、重み付け合成された相関シーケンスを取得し、重み付け合成された相関シーケンスに応じて、ランダムアクセス信号を検出するステップとを含む。更に、直交周波数分割多重方式におけるランダムアクセス信号の検出装置が提供される。この方法及び装置によれば、ランダムアクセス信号に対する検出性能を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ランダムアクセス信号の検出技術に関し、特に、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式におけるランダムアクセス信号の検出方法及び装置に関する。
OFDMは、マルチキャリア変調(MCM:Multi-Carrier Modulation)の一つである。その主要な思想は以下のとおりである。オリジナルのチャネルを複数の直交サブチャネルに分割する。高速データ信号をパラレルな低速サブデータストリームに変換する。この低速サブデータストリームを各サブチャネルに変調して伝送する。受信側は、関連技術を用いて直交信号を分割する。これにより、サブチャネル間の相互干渉を低減することができる。各サブチャネルの信号帯域幅は、そのサブチャネル帯域幅より小さい。このため、各サブチャネルの信号波形を、平坦性フェージングとみなすことができる。これにより、シンボル間干渉をさらに除去することが可能である。加えて、各サブチャネルの信号帯域幅はオリジナルのチャネルの帯域幅の一部にすぎないため、チャネル等化を比較的容易に行うことができる。従って、無線通信システムが第4世代(B3G:Beyond 3G)/4G(4th Generation)へ発展する過程の中で、OFDMは、重要な技術の一つである。OFDMと、ダイバーシティ、時空間符号化、干渉抑制、チャネル間干渉抑制及びスマートアンテナ技術とを組み合わせることで、システム性能を最大限向上させることができる。
第3世代(3G:3rd Generation)、第4世代(B3G)及び将来的な無線通信システムの発展に伴い、無線通信システムによって、大量のデータが供給されることとなる。また、無線通信システムによって、より信頼性の高いサービス品質(QoS:Quality of Service)が保証されることとなる。同時に、近代科学技術の発展に伴い、ユーザ端末(UE:User Equipment)が存在する環境はますます複雑なものとなっている。高速動作及びマルチパス反射条件などによって、無線通信システムが改良される。OFDM方式は、帯域幅マルチパス周波数選択性チャネルを、畳み込み並行狭帯域周波数平坦性フェージングチャネルのグループに変換することができる。OFDM方式は、以下のような特徴をもつ。マルチパス干渉を効果的に除去でき、自己適応データレートの調整が簡便で、チャネル等化工程が簡便で、周波数スペクトルの効率が高い。OFDM方式は、未来の無線通信システムの物理層におけるコア伝送技術の一つになりつつある。
従来のOFDM方式では、ランダムアクセス信号が信号対混信比(SIR:Signal to Interference Ratio)に依存してマルチアンテナデータの最大比合成(MRC:Maximum Ratio Combining)を実現することは、不可能である。これは、基地局が、ランダムアクセス信号の、対応するSIR情報を取得できないためである。これにより、チャネル品質が低い場合、ランダムアクセス信号の検出性能は低くなる。これによって、UEのアクセスが不利になる。
以上に鑑み、本発明の目的は、最大比合成で高いランダムアクセス信号検出性能を実現することが可能な、直交周波数分割多重方式におけるランダムアクセス信号の検出方法及び装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の技術的なスキームは、以下のように実現される。
直交周波数分割多重方式におけるランダムアクセス信号の検出方法は、
アンテナによって受信されたランダムアクセス信号を周波数領域信号に変換し、前記周波数領域信号と周波数領域マザーコードの共役との内積計算を行い、内積計算結果を時間領域信号に変換し、前記変換された時間領域信号の剰余の2乗を求め、相関シーケンスを取得するステップと、
前記相関シーケンスの平均値を求め、前記平均値の逆数を前記相関シーケンスの間接重み係数とみなすステップと、
全てのアンテナで受信されたランダムアクセス信号の相関シーケンスの間接重み係数の最大値又は最小値を決定し、前記間接重み係数の最大値又は最小値に従って各アンテナの重み係数を計算するステップと、
各アンテナの相関シーケンスを、前記相関シーケンスの対応する重み係数に乗じ、合成することにより、重み付け合成された相関シーケンスを取得し、前記重み付け合成された相関シーケンスに応じて、前記ランダムアクセス信号を検出するステップとを含む。
好ましくは、前記内積計算結果を時間領域信号に変換するステップは、
前記内積計算結果を拡張し、拡張結果を時間領域信号に変換し、拡張の長さはシステムに応じて設定され、前記シーケンスの拡張部分に「0」がパディングされることを含む。
好ましくは、前記間接重み係数の最大値に従って各アンテナの重み係数を計算するステップは、具体的に、
Fi=(max_f)p/(factori)q×nであり、Fiはアンテナiの重み係数であり、max_fは全てのアンテナの間接重み係数の最大値であり、factoriはアンテナiの間接重み係数であり、p及びqは0以上の実数であり、nは正実数である
好ましくは、前記間接重み係数の最小値に従って各アンテナの重み係数を計算するステップは、具体的に、
Fi=(factori)p/(min_f)q×nであり、Fiはアンテナiの重み係数であり、min_fは全てのアンテナの間接重み係数の最小値であり、factoriはアンテナiの間接重み係数であり、p及びqは0以上の実数であり、nは正実数である。
好ましくは、前記各アンテナの相関シーケンスを、前記相関シーケンスの対応する重み係数に乗じ、合成することにより、重み付け合成された相関シーケンスを取得するステップは、
各アンテナの相関シーケンスを、前記相関シーケンスの対応する重み係数に乗じ、累積することにより、重み付け合成された相関シーケンスを取得する。
直交周波数分割多重方式におけるランダムアクセス信号の検出装置は、
アンテナによって受信されたランダムアクセス信号を周波数領域信号に変換する第一の変換ユニットと、
前記第一の変換ユニットによって変換された周波数領域信号と、周波数領域マザーコードの共役との内積計算を行う内積計算ユニットと、
前記内積計算ユニットの内積計算結果を、時間領域信号に変換する第二の変換ユニットと、
前記変換された時間領域信号の剰余の2乗を求め、相関シーケンスを取得する相関シーケンス取得ユニットと、
前記相関シーケンスの平均値を求め、前記平均値の逆数を前記相関シーケンスの間接重み係数とみなす間接重み係数取得ユニットと、
全てのアンテナで受信されたランダムアクセス信号の相関シーケンスの間接重み係数の最大値又は最小値を決定する決定ユニットと、
前記間接重み係数の最大値又は最小値に従って各アンテナの重み係数を計算する重み係数計算ユニットと、
各アンテナの相関シーケンスを、前記相関シーケンスの対応する重み係数に乗じ、合成することにより、重み付け合成された相関シーケンスを取得する重み付け合成取得ユニットと、
前記重み付け合成された相関シーケンスに応じて、前記ランダムアクセス信号を検出する検出ユニットと
を含む。
好ましくは、前記装置は、
前記内積計算結果を拡張する拡張ユニットを更に含み、
拡張の長さはシステムによって設定され、前記シーケンスの拡張部分に「0」がパディングされ、
前記第二の変換ユニットは、更に、前記拡張ユニットの拡張結果を時間領域信号に変換する。
好ましくは、前記重み係数計算ユニットは、更に、Fi=(max_f)p/(factori)q×nに従って各アンテナの重み係数を計算し、Fiはアンテナiの重み係数であり、max_fは全てのアンテナの間接重み係数の最大値であり、factoriはアンテナiの間接重み係数であり、p及びqは0以上の実数であり、nは正実数である。
好ましくは、前記重み係数計算ユニットは、更に、Fi=(factori)p/(min_f)q×nに従って各アンテナの重み係数を計算し、Fiはアンテナiの重み係数であり、min_fは全てのアンテナの間接重み係数の最小値であり、factoriはアンテナiの間接重み係数であり、p及びqは0以上の実数であり、nは正実数である。
好ましくは、前記重み付け合成取得ユニットは、更に、各アンテナの相関シーケンスを、前記相関シーケンスの対応する重み係数に乗じ、累積することにより、重み付け合成された相関シーケンスを取得する。
本発明によれば、各アンテナによって受信されたランダムアクセス信号に対して関連処理を行う。これにより、相関シーケンスを取得する。この相関シーケンスを介して、アンテナのチャネル品質を識別する重み係数を取得する。高いチャネル品質をもつアンテナは、大きい重み係数となる。ランダムアクセス信号の相関シーケンスの合成を行うとき、ランダムアクセス信号の相関シーケンスに、当該アンテナの重み係数を乗じる。これにより、合成後の相関シーケンスは、品質の高いものとなる。そして、当該合成後の相関シーケンスに対する検出を行うときに、優れた検出性能を得ることができる。本発明は、ランダムアクセス信号の検出性能を、大いに向上させることができる。
本発明に係る直交周波数分割多重方式におけるランダムアクセス信号の検出方法のフローチャートである。 本発明に係る直交周波数分割多重方式におけるランダムアクセス信号の検出装置の構造図である。
本発明の基本的な思想は、各アンテナによって受信されたランダムアクセス信号に対して関連処理を行う。これにより、相関シーケンスを取得する。この相関シーケンスを介して、アンテナのチャネル品質を識別する重み係数を取得する。高いチャネル品質をもつアンテナは、大きい重み係数となる。ランダムアクセス信号の相関シーケンスの合成を行うとき、ランダムアクセス信号の相関シーケンスに、当該アンテナの重み係数を乗じる。これにより、合成後の相関シーケンスは、品質の高いものとなる。そして、当該合成後の相関シーケンスに対する検出を行う時に、優れた検出性能を得ることができる。本発明は、ランダムアクセス信号の検出性能を、大いに向上させることができる。
本発明の目的、技術的なスキーム及び利点を更に明らかにする。以下、実施例を挙げながら添付図面を参照して、本発明を更に詳細に説明する。
図1は、本発明に係る直交周波数分割多重方式におけるランダムアクセス信号の検出方法のフローチャートである。図1に示すように、本発明に係る直交周波数分割多重方式におけるランダムアクセス信号の検出方法は、以下のようなステップを含む。
ステップ101:基地局の各受信アンテナによってそれぞれ受信された、ランダムアクセス信号と、周波数領域マザーコードの共役とを、内積計算する。必要に応じて、内積計算結果の長さを拡張する。拡張の長さNの値は、システムの要求に応じて設定される。
受信されたUEのランダムアクセス信号は、時間領域信号である。このため、ランダムアクセス信号と、周波数領域マザーコードとを一緒に処理する場合、ランダムアクセス信号を、周波数領域信号に変換する必要がある。具体的には、フーリエ変換により、時間領域信号を周波数領域信号に変換する。周波数領域マザーコードは、システムにより設定されたコードである。周波数領域マザーコードは、各基地局にて記憶される。共役は、周波数領域マザーコードに応じて決定される。
内積計算結果の拡張の長さは、システムに設定された計算精度と関連する。このため、システムは、対応する長さの内積計算結果を設定する。当該長さに達しない場合、シンボル「0」をパディングすることで長さの拡張を実現する。即ち、前記シーケンスの拡張部分に「0」がパディングされる。
ステップ102:内積計算結果又は拡張データに対して逆フーリエ変換を行う。
逆フーリエ変換をする目的は、周波数領域信号を、時間領域信号に変換するためである。
ステップ103:逆フーリエ変換された時間領域信号の剰余の2乗を求める。相関シーケンスCseqiを取得する。iは、i番目のアンテナを表す。
時間領域信号の剰余の2乗を求めた後、相関シーケンスCseqiを生成するために、離散値を取得する。
ステップ104:相関シーケンスCseqiの平均値meaniを求める。
ステップ103で得られた相関シーケンスの離散値の平均値を求める。
ステップ104:アンテナの平均値meaniに応じて、相関シーケンスCseqiの間接重み係数を取得する。間接重み係数factori=1/meaniである。即ち、meaniの逆数を求める。
ステップ105:全てのアンテナのfactoriについて、間接重み係数の最大間接重み係数max_f又は最小間接重み係数min_fを決定する。
即ち、基地局における全てのアンテナの相関シーケンスの間接重み係数を比較して、最大値又は最小値を決定する。
ステップ106:最大間接重み係数max_f又は最小間接重み係数min_fに応じて、各アンテナデータの重み係数Fiを取得する。具体的な決定方法は、以下のようなものである。
最大間接重み係数max_fに応じて、アンテナデータの重み係数を取得する場合、各アンテナの重み係数の計算方法は、
Fi=(max_f)p/(factori)q×nである。Fiはアンテナiの重み係数であり、max_fは全てのアンテナの間接重み係数の最大値であり、factoriはアンテナiの間接重み係数であり、p及びqは0以上の実数であり、nは正実数である。ここで、p、q及びnは、好ましくは1である。実際のシステムでは、p、q及びnの具体的な値がハードウェアでサポート可能なビット幅によって決められる。これは、Fiの計算結果がハードウェアでサポート可能なビット幅を超えないようにするためである。
最小間接重み係数min_fに応じてアンテナデータの重み係数を取得する場合、各アンテナの重み係数の計算方法は、
Fi=(factori)p/(min_f)q×nである。Fiはアンテナiの重み係数であり、min_fは全てのアンテナの間接重み係数の最小値であり、factoriはアンテナiの間接重み係数であり、p及びqは0以上の実数であり、nは正実数である。ここで、p、q及びnは、好ましくは1である。実際のシステムでは、p、q及びnの具体的な値がハードウェアでサポート可能なビット幅によって決められる。これは、Fiの計算結果がハードウェアでサポート可能なビット幅を超えないようにするためである。
当該ステップは、各アンテナの重み係数を計算するにすぎない。このため、上記p、q及びnの値は、本発明のランダムアクセス信号の合成後の相関シーケンスの検出結果に影響を与えるものではない。
ステップ107:取得した各アンテナの重み係数Fiを各アンテナデータにそれぞれ加える。即ち、各アンテナによって取得されたランダムアクセス信号の相関シーケンスを、当該アンテナの重み係数Fiに乗じる。即ちCseqi'=Cseqi×Fi, i=1,…,ANTである。ANTは、基地局の受信アンテナの総数である。
ステップ108:各アンテナデータを合成し、最大比合成の相関シーケンスCseqを取得する。即ち、以下の式となる。
Figure 2013500645
ここで、ANTはアンテナの総数である。
ステップ109:相関シーケンスCseqに応じて、ランダムアクセス信号の検出を行う。
以上の具体的な実施工程から示したように、異なるアンテナデータに異なる重み係数を付与する。これにより、受信信号の品質が高いアンテナには、大きい値の重み係数Fiが付与される。このため、合成後の相関シーケンスは、より良い受信効果をもつ。これによって、合成後の相関シーケンスにより、ランダムアクセス信号の検出性能が向上する。
図2は、本発明に係る直交周波数分割多重方式におけるランダムアクセス信号の検出装置の構成を示す模式図である。図2に示すように、本発明に係る直交周波数分割多重方式におけるランダムアクセス信号の検出装置は、第一の変換ユニット20と、内積計算ユニット21と、第二の変換ユニット22と、相関シーケンス取得ユニット23と、間接重み係数取得ユニット24と、決定ユニット25と、重み係数計算ユニット26と、重み付け合成取得ユニット27と、検出ユニット28とを含む。第一の変換ユニット20は、アンテナによって受信されたランダムアクセス信号を、周波数領域信号に変換する。内積計算ユニット21は、第一の変換ユニット20によって変換された周波数領域信号と、周波数領域マザーコードの共役とを内積計算する。第二の変換ユニット22は、前記内積計算ユニットの内積計算結果を時間領域信号に変換する。相関シーケンス取得ユニット23は、変換された時間領域信号の剰余の2乗を求め、相関シーケンスを取得する。間接重み係数取得ユニット24は、前記相関シーケンスの平均値を求め、平均値の逆数を前記相関シーケンスの間接重み係数とみなす。決定ユニット25は、全てのアンテナで受信したランダムアクセス信号の相関シーケンスの間接重み係数の最大値又は最小値を決定する。重み係数計算ユニット26は、前記間接重み係数の最大値又は最小値に従って、各アンテナの重み係数を計算する。重み係数計算ユニット26は、式Fi=(max_f)p/(factori)q×nを用いて、前記間接重み係数の最大値に従って各アンテナの重み係数を計算する。Fiはアンテナiの重み係数であり、max_fは全てのアンテナの間接重み係数の最大値であり、factoriはアンテナiの間接重み係数であり、p及びqは0以上の実数であり、nは正実数である。ここで、p、q及びnは、好ましくは1である。実際のシステムでは、p、q及びnの具体的な値は、ハードウェアでサポート可能なビット幅によって決められる。これは、Fiの計算結果がハードウェアでサポート可能なビット幅を超えないようにするためである。重み係数計算ユニット26は、式Fi=(factori)p/(min_f)q×nを用いて、前記間接重み係数の最小値に従って各アンテナの重み係数を計算する。Fiはアンテナiの重み係数であり、min_fは全てのアンテナの間接重み係数の最小値であり、factoriはアンテナiの間接重み係数であり、p及びqは0以上の実数であり、nは正実数である。ここで、p、q及びnは、好ましくは1である。実際のシステムでは、p、q及びnの具体的な値は、ハードウェアでサポート可能なビット幅によって決められる。これは、Fiの計算結果がハードウェアでサポート可能なビット幅を超えないようにするためである。重み付け合成取得ユニット27は、各アンテナの相関シーケンスを、対応する重み係数に乗じる。そして、合成を行い、重み付け合成した相関シーケンスを取得する。具体的には、重み付け合成取得ユニット27は、各アンテナの相関シーケンスを、それに対応する重み係数に乗じる。そして、累積することで、重み付け合成した相関シーケンスを取得する。検出ユニット28は、前記重み付け合成した相関シーケンスに応じてランダムアクセス信号に対する検出を行う。
図2に示すように、本発明に係る直交周波数分割多重方式におけるランダムアクセス信号の検出装置は、拡張ユニット29を更に含む。拡張ユニット29は、前記内積計算結果を拡張する。拡張の長さはシステムによって設定される。前記シーケンスの拡張部分に「0」がパディングされる。このとき、第二の変換ユニット22は、拡張ユニット29の拡張結果を、時間領域信号に変換する。
図2に示す直交周波数分割多重方式におけるランダムアクセス信号の検出装置は、前記直交周波数分割多重方式におけるランダムアクセス信号の検出方法を実現するために設定されたものであると、当業者には理解されたい。前記方法の関連説明を参照して、図2の各処理ユニットの実現機能を理解することができる。図2に示す装置の各ユニットの機能は、プロセッサで動作するプログラムにより実現されてよいし、具体的な論理回路により実現されてもよい。
上述の説明は本発明のより好ましい実施例にすぎず、本発明の特許請求の範囲を限定することに用いられるものではない。

Claims (10)

  1. 直交周波数分割多重方式におけるランダムアクセス信号の検出方法であって、
    アンテナによって受信されたランダムアクセス信号を周波数領域信号に変換し、前記周波数領域信号と周波数領域マザーコードの共役との内積計算を行い、内積計算結果を時間領域信号に変換し、前記変換された時間領域信号の剰余の2乗を求め、相関シーケンスを取得するステップと、
    前記相関シーケンスの平均値を求め、前記平均値の逆数を前記相関シーケンスの間接重み係数とみなすステップと、
    全てのアンテナで受信されたランダムアクセス信号の相関シーケンスの間接重み係数の最大値又は最小値を決定し、前記間接重み係数の最大値又は最小値に従って各アンテナの重み係数を計算するステップと、
    各アンテナの相関シーケンスを、前記相関シーケンスの対応する重み係数に乗じ、合成することにより、重み付け合成された相関シーケンスを取得し、前記重み付け合成された相関シーケンスに応じて、前記ランダムアクセス信号を検出するステップと
    を含むことを特徴とする直交周波数分割多重方式におけるランダムアクセス信号の検出方法。
  2. 前記内積計算結果を時間領域信号に変換するステップは、
    前記内積計算結果を拡張し、拡張結果を時間領域信号に変換し、拡張の長さはシステムに応じて設定され、前記シーケンスの拡張部分に「0」がパディングされる
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記間接重み係数の最大値に従って各アンテナの重み係数を計算するステップは、具体的に、
    Fi=(max_f)p/(factori)q×nであり、Fiはアンテナiの重み係数であり、max_fは全てのアンテナの間接重み係数の最大値であり、factoriはアンテナiの間接重み係数であり、p及びqは0以上の実数であり、nは正実数である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の方法。
  4. 前記間接重み係数の最小値に従って各アンテナの重み係数を計算するステップは、具体的に、
    Fi=(factori)p/(min_f)q×nであり、Fiはアンテナiの重み係数であり、min_fは全てのアンテナの間接重み係数の最小値であり、factoriはアンテナiの間接重み係数であり、p及びqは0以上の実数であり、nは正実数である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の方法。
  5. 前記各アンテナの相関シーケンスを、前記相関シーケンスの対応する重み係数に乗じ、合成することにより、重み付け合成された相関シーケンスを取得するステップは、
    各アンテナの相関シーケンスを、前記相関シーケンスの対応する重み係数に乗じ、累積することにより、重み付け合成された相関シーケンスを取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 直交周波数分割多重方式におけるランダムアクセス信号の検出装置であって、
    アンテナによって受信されたランダムアクセス信号を周波数領域信号に変換する第一の変換ユニットと、
    前記第一の変換ユニットによって変換された周波数領域信号と、周波数領域マザーコードの共役との内積計算を行う内積計算ユニットと、
    前記内積計算ユニットの内積計算結果を、時間領域信号に変換する第二の変換ユニットと、
    前記変換された時間領域信号の剰余の2乗を求め、相関シーケンスを取得する相関シーケンス取得ユニットと、
    前記相関シーケンスの平均値を求め、前記平均値の逆数を前記相関シーケンスの間接重み係数とみなす間接重み係数取得ユニットと、
    全てのアンテナで受信されたランダムアクセス信号の相関シーケンスの間接重み係数の最大値又は最小値を決定する決定ユニットと、
    前記間接重み係数の最大値又は最小値に従って各アンテナの重み係数を計算する重み係数計算ユニットと、
    各アンテナの相関シーケンスを、前記相関シーケンスの対応する重み係数に乗じ、合成することにより、重み付け合成された相関シーケンスを取得する重み付け合成取得ユニットと、
    前記重み付け合成された相関シーケンスに応じて、前記ランダムアクセス信号を検出する検出ユニットと
    を含む直交周波数分割多重方式におけるランダムアクセス信号の検出装置。
  7. 前記内積計算結果を拡張する拡張ユニットを更に含み、
    拡張の長さはシステムによって設定され、前記シーケンスの拡張部分に「0」がパディングされ、
    前記第二の変換ユニットは、更に、前記拡張ユニットの拡張結果を時間領域信号に変換する
    ことを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 前記重み係数計算ユニットは、更に、Fi=(max_f)p/(factori)q×nに従って各アンテナの重み係数を計算し、Fiはアンテナiの重み係数であり、max_fは全てのアンテナの間接重み係数の最大値であり、factoriはアンテナiの間接重み係数であり、p及びqは0以上の実数であり、nは正実数である
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の装置。
  9. 前記重み係数計算ユニットは、更に、Fi=(factori)p/(min_f)q×nに従って各アンテナの重み係数を計算し、Fiはアンテナiの重み係数であり、min_fは全てのアンテナの間接重み係数の最小値であり、factoriはアンテナiの間接重み係数であり、p及びqは0以上の実数であり、nは正実数である
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の装置。
  10. 前記重み付け合成取得ユニットは、更に、各アンテナの相関シーケンスを、前記相関シーケンスの対応する重み係数に乗じ、累積することにより、重み付け合成された相関シーケンスを取得する
    ことを特徴とする請求項6に記載の装置。
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