JP2010505316A - Uwb装置及び方法 - Google Patents

Uwb装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010505316A
JP2010505316A JP2009529756A JP2009529756A JP2010505316A JP 2010505316 A JP2010505316 A JP 2010505316A JP 2009529756 A JP2009529756 A JP 2009529756A JP 2009529756 A JP2009529756 A JP 2009529756A JP 2010505316 A JP2010505316 A JP 2010505316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
signal
estimated
receiver
noise
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009529756A
Other languages
English (en)
Inventor
デスモンド,フィリップス
Original Assignee
アイティーアイ スコットランド リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アイティーアイ スコットランド リミテッド filed Critical アイティーアイ スコットランド リミテッド
Publication of JP2010505316A publication Critical patent/JP2010505316A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/7163Spread spectrum techniques using impulse radio
    • H04B1/719Interference-related aspects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/12Frequency diversity
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/7163Spread spectrum techniques using impulse radio
    • H04B1/71637Receiver aspects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/08Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
    • H04B7/0837Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using pre-detection combining
    • H04B7/0842Weighted combining
    • H04B7/0848Joint weighting
    • H04B7/0857Joint weighting using maximum ratio combining techniques, e.g. signal-to- interference ratio [SIR], received signal strenght indication [RSS]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J11/00Orthogonal multiplex systems, e.g. using WALSH codes
    • H04J11/0023Interference mitigation or co-ordination
    • H04J11/0026Interference mitigation or co-ordination of multi-user interference
    • H04J11/0036Interference mitigation or co-ordination of multi-user interference at the receiver
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0202Channel estimation
    • H04L25/024Channel estimation channel estimation algorithms
    • H04L25/0242Channel estimation channel estimation algorithms using matrix methods
    • H04L25/0244Channel estimation channel estimation algorithms using matrix methods with inversion
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7097Interference-related aspects
    • H04B1/711Interference-related aspects the interference being multi-path interference
    • H04B1/7115Constructive combining of multi-path signals, i.e. RAKE receivers
    • H04B1/712Weighting of fingers for combining, e.g. amplitude control or phase rotation using an inner loop
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0202Channel estimation
    • H04L25/0204Channel estimation of multiple channels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

送信機で拡散技術を用いて形成された2若しくは3個以上のダイバーシティシグナルを含む受信シグナルを処理する超広帯域無線受信機は、シグナルが伝送されたチャネルを推定するチャネル推定手段を有する。この受信機は、チャネル推定手段から得られた推定チャネルを逆数にする逆数化手段を有し、この推定チャネルの逆数を受信シグナルへ適用して、補償シグナルを生成する。受信機は、復調の前に各チャネルの推定ノイズを用いて補償シグナルに重み付けを行う手段を有し、各チャネルの推定ノイズは、チャネル推定プロセスの逆数から取得される。
【選択図】図3

Description

発明の技術分野
本発明は、超広帯域無線(UWB)装置、及び方法に関し、詳細には、受信した超広帯域無線シグナルを低いエラー率で復調する装置、及び方法に関する。
超広帯域無線は、デジタルデータを、3.1乃至10.6GHzという非常に広い周波数範囲にわたって伝送する無線技術である。これは、通常、−41dBm/MHz未満という超低送信電力を利用するため、この技術は、現存のWi‐Fi、GSM、及びブルートゥースなどのその他の送信周波数の下に文字通り隠すことができる。このことは、超広帯域無線が、他の通信周波数技術と共存可能であることを意味する。しかし、これには、通信距離が通常5乃至20メートルに限られるという制限がある。
UWBには、UWB特性を有するパルス波形からシグナルを構築するタイムドメイン方式(time‐domain approach)、及び、従来のFFTに基づく直交周波数分割多重方式(OFDM)を複数の(周波数)バンドに用いてMB‐OFDMとする周波数ドメイン変調方式(frequency‐domain modulation approach)の2種類の方式がある。これらのUWB方式はいずれも、周波数スペクトル内の非常に広いバンド幅を有効範囲とするスペクトル成分を発生するもので、従って超広帯域無線という用語になるのだが、そこで、そのバンド幅は、中心周波数の20パーセント超、通常は少なくとも500MHzを占める。
このような超広帯域無線の特性は、非常に広いバンド幅と合わせて、UWBが、家庭又は職場の環境における高速無線通信を提供するための理想的な技術であることを意味しており、その環境では、通信機器が互いに20mの範囲内にある。
図1は、超広帯域無線通信用のマルチバンド直交周波数分割多重(MB‐OFDM)システムにおける周波数バンドの配列を示す。MB‐OFDMシステムは、各々528MHzである14個のサブバンドを含み、アクセス方式として、サブバンド間を312ns毎にホッピングする周波数を用いる。各サブバンド内では、OFDM、及びQPSK又はDCMコーディングを用いてデータが伝送される。およそ5GHz、現時点では5.1‐5.8GHz、のサブバンドが、例えば802.11aWLANシステム、警備機関の通信システム、又は航空業界などの現存の狭帯域無線システムへの干渉を避けるために、未使用で残されていることには留意されたい。
14個のサブバンドは、5種類のバンドグループを構成しており、4種類のバンドグループが528MHzのサブバンドを3個有し、1種類のバンドグループが528MHzのサブバンドを2個有している。図1に示すように、第一のバンドグループは、サブバンド1、サブバンド2、及びサブバンド3を含む。例としてのUWBシステムでは、バンドグループのサブバンド間をホッピングする周波数を使用し、それによって、第一のデータシンボルは、バンドグループの第一の周波数サブバンド内の第一の312.5nsの長さの時間間隔内で伝送され、第二のデータシンボルは、バンドグループの第二の周波数サブバンド内の第二の312.5nsの長さの時間間隔内で伝送され、第三のデータシンボルは、バンドグループの第三の周波数サブバンド内の第三の312.5nsの長さの時間間隔内で伝送される。従って、各時間間隔の間、データシンボルは、例えば、3960MHzを中心周波数とする528MHzのベースバンドシグナルを有するサブバンド2など、528MHzのバンド幅を有する各々のサブバンド内で伝送される。
UWBシステムの基本的なタイミング構造は、スーパーフレームである。スーパーフレームは、256個の媒体アクセススロット(MAS)から成り、ここで、各MASは、例えば256μsなどの決められた期間を持つ。各スーパーフレームは、ビーコン期間から開始し、これは、1若しくは2個以上の連続するMASの間継続する。ビーコン期間における第一番目のMASの開始は、「ビーコン期間開始(beacon period start)」として知られる。
このような超広帯域無線の技術的特性は、これが、データ通信の分野でのアプリケーションに採用されつつあることを意味している。例えば、以下の環境において、ケーブル通信の代替とすることを目的とする広範囲にわたる種々のアプリケーションが存在する。
‐PCとその周辺機器、すなわち、ハードディスクドライブ、CDライター、プリンター、スキャナー、などの外付けデバイスとの間の通信
‐テレビ、及びワイヤレス手段、ワイヤレススピーカーなどで接続されるデバイス、などのホームエンターテイメント
‐携帯デバイス及びPCの間の通信、例えば、携帯電話及びPDA、デジタルカメラ及びMP3プレイヤー、など
UWBシステムにおける送信機から受信機へのデータの伝送に関して、ビットあたりのエネルギーを増加させるため、及びダイバーシティゲインを利用するためにも、MBOA UWBの仕様には、時間及び周波数の拡散が含まれる。送信機では、例えば、単一のコンステレーションポイント(constellation point)の2個のコピーがチャネル(時間及び/又は周波数で分割された)へ伝送される。受信機では、これらの複数のコピーが再合成され、コンステレーションポイントのシグナルノイズ比(SNR)が最適化される。複数のダイバーシティブランチ(diversity branch)からのシグナルを合成するための種々の技術が公知である。そのような技術の一つに、最大比合成(Maximum Ratio Combining)(MRC)がある。図2は、受信シグナルを最大比合成技術を用いて合成するためのMRC逆拡散装置の簡略化した概略図である。複数のシグナルブランチrからrに、各々、対応する3から3の重み係数を乗算する。重み付けされたシグナル5から5は、次に、加算器7にて互いに加算され、その後、受信機の復調器9へ送られる。MRCの目的は、強いシグナルを有するシグナルブランチrからrをさらに増幅し、一方、弱いシグナルを有するシグナルブランチrからrを減衰させることである。
シグナルブランチrからrを重み付けするための一つの公知の手法は、すべてのシグナルブランチrからrを同等に重み付けすることである。この手法では、高いデータ率の復調データが得られるが、同時にビットエラー率も比較的高くなる。
別の手法は、各受信チャネルにおけるノイズ強度を推定する特別の回路を作製するものであり、次にこれを用いて、適宜受信シグナルを重み付けする。これには、ノイズ強度を決定するための追加回路が必要であるという欠点があり、そのため受信機がより高価なものとなる。追加回路は、受信装置の消費電力を増加させるという欠点もある。
本発明の目的は、改良されたUWB装置及び方法を提供することである。
本発明の第一の局面によると、受信シグナルを処理する方法を提供し、この受信シグナルは、拡散技術を用いて送信機で形成された2若しくは3個以上のダイバーシティシグナルを含む。本方法は、受信シグナルが伝送されたチャネルを推定するステップと、推定チャネルの逆数(inverse)を受信シグナルに適用し、それによって補償シグナル及び各チャネルでの推定ノイズを得るステップと、チャネル推定プロセスからの各チャネルでの推定ノイズを用いて、補償シグナルの復調への入力に重み付けをするステップとを有する。
上記より、MBOA UWBチャネルの各々でのノイズ強度を、チャネル推定プロセスの副産物として算出可能であることが分かる。このノイズ強度に関する情報を用いて復調への入力に重み付けを行い、復調データにおけるエラーの可能性を最小限に抑えることができる。
本発明の別の局面によると、送信機で拡散技術を用いて形成された2若しくは3個以上のダイバーシティシグナルを含む受信シグナルを処理するための受信機を提供する。受信機は、シグナルが伝送されたチャネルを推定するためのチャネル推定手段と、チャネル推定手段から得られた推定チャネルを逆数にする(inverting)逆数化手段とを備え、推定チャネルの逆数を受信シグナルへ適用して補償シグナルが生成される。受信機は、各チャネルの推定ノイズを用いて、復調の前に補償シグナルに重み付けを行う手段も含み、各チャネルの推定ノイズは、チャネル推定プロセスから得られる逆数から取得される。
本発明の理解を深めるために、及び本発明を実行することができる方法をより明確に示すために、例示のみの目的で、以下の図面について述べる。
マルチバンドOFDMアライアンス(MBOA)承認の、MB‐OFDMシステムの周波数スペクトルを示す図である。 基本的な最大比合成(MRC)技術を示す概略図である。 本発明にかかる受信機チェーンの一部を示す概略図である。
図3は、超広帯域無線装置の受信機チェーンの概略図であり、受信機ブロック12から復調器38までのチェーンを示す。好適な実施形態はUWB受信機及び方法に関して述べているが、本発明が、データが拡散及びダイバーシティ技術を用いて伝送されるその他の無線通信システム、特には(しかし、これに限定されない)MBOA標準を用いたOFDMシステム全般にも同様に適用可能であることは理解されるであろう。アンテナ10は、入力シグナルを受信する。入力シグナルは、RFステージ及びアナログ‐デジタル変換器(ADC)を含む受信機ブロック12に送られる。ADCの出力14における受信機ノイズは、ホワイトノイズであって、標準偏差がσ=sのガウス分布であると仮定する。ADC12の出力におけるノイズの標準偏差は、主に選択したチャネルに対して独立であり、これは、ノイズが、熱ノイズ及び受信機の低ノイズ増幅器(LNA)からのノイズが主体であるからである。
ADC12からの出力14は、高速フーリエ変換ステージ(FFT)16へ送られる。FFT16の出力18における受信機ノイズの標準偏差は、係数kによって増加するが(すなわち、σ=ks)、ここでも、主にチャネルに対して独立である。
FFT16の出力18は、チャネル推定ブロック20へ送られる。このチャネル推定ブロック20は、シグナルが伝送されたチャネルのチャネル推定シグナル22、すなわちH(z)を生成する。H(z)は、複素数のベクトルであり、各成分が、FFTサブキャリア周波数でのチャネルゲインを表す。チャネル推定シグナル22は、逆数化ブロック(inverting block)24に出力され、そこで、推定チャネルマトリックスの逆数(1/H(z))26が生成される。
FFT16の出力18は、さらに、チャネル補償ブロック(channel‐compensation block)28にも入力される。このチャネル補償ブロック28は、逆数化ブロック24から受け取った推定逆数チャネルマトリックス26を用いて、変換シグナル18の補償操作を行う。すなわち、逆数チャネルマトリックス26を変換シグナル18に適用し、それによってチャネル効果を補償する。
推定逆数チャネルマトリックス26を変換シグナル18に適用することにより、チャネルノイズを含むシグナル全体が、チャネルによって異なる係数である|1/H(z)|の割合で強められる。補償シグナル30は、従って、ノイズ係数|1/H|ksを持つ。
補償シグナル30は、次に、最大比合成(MRC)逆拡散器32へ出力される。この逆拡散器32は、図2に関連して上述した最大比合成法に従って補償シグナル30を逆拡散するが、この方法については以下でさらにより詳細に述べる。
シグナルノイズ比を最適化するために、受信シグナルのコンステレーションポイントの標準偏差(σ)が必要である。上述のように、受信機の高速フーリエ変換(FFT)ステージ16への入力において、加法性ホワイトガウスノイズ(AWGN)が存在すると仮定し、これは、チャネル補償ブロック28による出力で波形整形される。従って、AWGNトーンの標準偏差の大きさ(FFT及びチャネル補償後)は、1/H(z)(すなわち、推定チャネルマトリックスの逆数)の大きさに比例する
最大比合成(MRC)技術により、時間及び周波数拡散において、シグマ値を利用する数学的に最適な方法が提供される。MRC技術は、以下の数式で説明される。ここで、サンプル値が、xであり、対応するシグマ値が、σ=|1/H(z)|ksであることに留意されたい。
Figure 2010505316
MRC逆拡散器の出力におけるノイズの標準偏差(σ)は、数式:
Figure 2010505316
本発明によると、本方法を実施するために、MRC逆拡散器32は、さらに、推定チャネル逆数化ブロック24からの|1/H(z)|の大きさのシグナル34の入力を受け取る。シグナル26(すなわち、1/H(z))は、チャネル推定ステージ及び逆数化ステージ20、24において算出され、シグナル34(すなわち、|1/H(z)|)は、チャネル補償プロセス(シグナル26を参照)の一部として算出される。従って、シグナル34の生成には、追加の処理がほとんど必要ないということが理解されるであろう。さらに、シグナル|1/H(z)|ksは、最適なMRCを確保するために、正確に推定されるということにも留意されたい。シグナル34が、複数の重み係数、すなわち、独立に処理されるFFTサブキャリアの各々に対して1個ずつの係数を表すことも理解されるであろう。
推定チャネルの逆数が、以下に示すように、ノイズレベルの指標を提供することに留意されたい。加法性ホワイトガウスノイズ(AWGN)は、チャネル補償の前は、スペクトル的に「フラット」であると仮定する(すなわち、全レベルでのエネルギーが等しい)。チャネル補償後(周波数ドメインではFFT後)、この一定のノイズ出力は、各FTTサブキャリア上にて、推定チャネルの逆数の大きさに従って増幅又は減衰される。
MRC逆拡散器32は、逆拡散されたシグナル36を復調器38へ出力し、これがさらに、復調データを出力する。
上記より、MBOA UWBチャネルの各々におけるノイズ強度を、チャネル推定プロセスの副産物として算出可能であることが分かる。次に、ノイズ強度の情報を用いて、復調への入力の重み付けを行い、それによって、復調データのエラーの確率が最小限に抑えられる。
従って、本発明は、受信シグナルを復調し、その復調データのエラー率を低下させる方法を提供する。この性能優位性は、多大な追加コストをかけることなく達成され、それは、ノイズ強度が、通常のチャネル推定プロセスの一部分として既に算出されているからである。すなわち、最大比合成操作のためのノイズ強度は、チャネル推定プロセスの一部として、「コストゼロ」で算出される。
本発明は、所定の範囲でのエラー率の低下、又は所定のエラー率での範囲の拡大による高い性能の達成を、コストの増加も消費電力の増加もなく可能にするという利点を有する。
上述の実施形態は、本発明を制限するものではなく、説明するものであり、当業者であれば、添付の請求項の範囲から逸脱することなく、多くの別の選択肢としての実施形態を設計することが可能であることには留意されたい。「備える(comprising)」の語は、請求項に列挙した以外の要素又はステップの存在を除外するものではなく、「一の(a)」又は「一の(an)」は、複数を除外するものではなく、単一のプロセッサー又はその他のユニットは、請求項に挙げるいくつかのユニットの機能を実行することができる。請求項における引用符号はいずれも、請求項の範囲を制限するものとして解釈してはならない。

Claims (8)

  1. 受信シグナルを処理する方法であって、該受信シグナルは、拡散技術を用いて送信機で形成された2若しくは3個以上のダイバーシティシグナルを含み、
    前記方法は、
    受信シグナルが伝送されたチャネルを推定するステップと、
    推定チャネルの逆数を受信シグナルへ適用し、それによって、補償シグナル及び各チャネルでの推定ノイズを生成するステップと、
    チャネル推定プロセスからの各チャネルでの推定ノイズを用いて、補償シグナルの復調への入力に重み付けをするステップとを有する方法。
  2. 最大比合成プロセスを実行して、復調の前に、前記2若しくは3個以上のダイバーシティシグナルを合成するステップを有し、該最大比合成プロセスの間、各チャネルの推定ノイズを用いて、前記2若しくは3個以上のダイバーシティシグナルに重み付けを行う、請求項1に記載の方法。
  3. 前記各チャネルの推定ノイズが、推定チャネルの逆数に基づいた近似である、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記受信シグナルが、超広帯域無線シグナルである、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 送信機で拡散技術を用いて形成された2若しくは3個以上のダイバーシティシグナルを含む受信シグナルを処理する受信機であって、
    前記シグナルが伝送されたチャネルを推定するチャネル推定手段と、
    前記チャネル推定手段から得られた推定チャネルを逆数にする逆数化手段であって、該推定チャネルの逆数を前記受信シグナルへ適用して補償シグナルを生成する手段と、
    復調の前に、各チャネルの推定ノイズを用いて前記補償シグナルに重み付けを行う手段であって、前記各チャネルの推定ノイズが、チャネル推定プロセスの逆数から取得される手段とを備える受信機。
  6. 最大比合成プロセスを実行して、復調の前に、前記の2若しくは3個以上のダイバーシティシグナルを合成する手段を備え、該最大比合成プロセスの間、前記各チャネルの推定ノイズを用いて、前記2若しくは3個以上のダイバーシティシグナルに重み付けを行う、請求項5に記載の受信機。
  7. 前記各チャネルの推定ノイズが、推定チャネルの逆数に基づいた近似である、請求項5又は6に記載の受信機。
  8. 前記受信機が、超広帯域無線シグナルを受信するための超広帯域無線受信機である、請求項5乃至7のいずれか1項に記載の受信機。
JP2009529756A 2006-09-26 2007-09-25 Uwb装置及び方法 Pending JP2010505316A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB0618992A GB2442263B (en) 2006-09-26 2006-09-26 Uwb apparatus and method
PCT/GB2007/003642 WO2008037979A1 (en) 2006-09-26 2007-09-25 Uwb apparatus and method

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010505316A true JP2010505316A (ja) 2010-02-18

Family

ID=37434727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009529756A Pending JP2010505316A (ja) 2006-09-26 2007-09-25 Uwb装置及び方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US20090316760A1 (ja)
EP (1) EP2070279A1 (ja)
JP (1) JP2010505316A (ja)
KR (1) KR20090058037A (ja)
CN (1) CN101518000A (ja)
AU (1) AU2007301718A1 (ja)
GB (1) GB2442263B (ja)
MX (1) MX2009003293A (ja)
TW (1) TW200816741A (ja)
WO (1) WO2008037979A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5223651B2 (ja) * 2008-12-18 2013-06-26 株式会社リコー 無線通信装置および無線通信システム
US8750400B2 (en) * 2010-01-04 2014-06-10 Broadcom Corporation Method and system for an iterative multiple user multiple input multiple output (MU-MIMO) communication system
US10447352B2 (en) * 2016-08-11 2019-10-15 National Instruments Corporation UE-aided channel reciprocity compensation for radio access in MIMO wireless communication systems

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09284191A (ja) * 1996-04-12 1997-10-31 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> ダイバーシチ受信装置
JP2002530933A (ja) * 1998-11-13 2002-09-17 フランス テレコム 受信装置及び受信方法
JP2004535741A (ja) * 2001-07-17 2004-11-25 テレディフュジオン・ドゥ・フランス チャネルのダイバーシティを用いて多重搬送波信号を受信するための方法、並びに、それに関連する受信装置及びシステム

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6683924B1 (en) * 1999-10-19 2004-01-27 Ericsson Inc. Apparatus and methods for selective correlation timing in rake receivers
US6507604B1 (en) * 2000-08-31 2003-01-14 Wen-Yi Kuo Rake receiver for CDMA wireless communications
MY131621A (en) * 2001-08-28 2007-08-30 Ntt Docomo Inc Multi-carrier cdma transmission system, transmitting apparatus and receiving apparatus used in this system, and multi-carrier cdma transmission method
US7010016B2 (en) * 2001-12-19 2006-03-07 Intel Corporation Method and WCDMA receiver for high-rate and low-rate physical channel reception
US8761321B2 (en) * 2005-04-07 2014-06-24 Iii Holdings 1, Llc Optimal feedback weighting for soft-decision cancellers
WO2004100432A2 (en) * 2003-05-01 2004-11-18 Zyray Wireless, Inc. Weight generation method for multi-antenna communication systems utilizing rf-based and baseband signal weighting and combining
FR2855684B1 (fr) * 2003-05-26 2005-07-01 Commissariat Energie Atomique Recepteur de signal ultra large bande et procede de reception associe.
DE10328341B4 (de) * 2003-06-24 2005-07-21 Infineon Technologies Ag Verfahren und Vorrichtung zur Berechnung von Korrekturfaktoren für Pfadgewichte in einem RAKE-Empfänger
US7412011B2 (en) * 2003-08-29 2008-08-12 Texas Instruments Incorporated Joint ratio estimation and weights detection in closed loop transmit diversity
US7106780B2 (en) * 2003-09-30 2006-09-12 Interdigital Technology Corporation Rake-based CDMA receivers for multiple receiver antennas
US7453949B2 (en) * 2003-12-09 2008-11-18 Agere Systems Inc. MIMO receivers having one or more additional receive paths
JP4476031B2 (ja) * 2004-06-11 2010-06-09 富士通株式会社 干渉低減装置及び干渉低減方法
US8139544B1 (en) * 2004-07-30 2012-03-20 Intellectual Ventures I Llc Pilot tone processing systems and methods
US20060093056A1 (en) * 2004-10-29 2006-05-04 Pekka Kaasila Signal reception in mobile communication network

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09284191A (ja) * 1996-04-12 1997-10-31 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> ダイバーシチ受信装置
JP2002530933A (ja) * 1998-11-13 2002-09-17 フランス テレコム 受信装置及び受信方法
JP2004535741A (ja) * 2001-07-17 2004-11-25 テレディフュジオン・ドゥ・フランス チャネルのダイバーシティを用いて多重搬送波信号を受信するための方法、並びに、それに関連する受信装置及びシステム

Also Published As

Publication number Publication date
US20090316760A1 (en) 2009-12-24
WO2008037979A1 (en) 2008-04-03
KR20090058037A (ko) 2009-06-08
CN101518000A (zh) 2009-08-26
GB2442263B (en) 2011-03-09
EP2070279A1 (en) 2009-06-17
AU2007301718A1 (en) 2008-04-03
GB0618992D0 (en) 2006-11-08
TW200816741A (en) 2008-04-01
MX2009003293A (es) 2009-04-07
GB2442263A (en) 2008-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7961800B2 (en) Adaptive radio/modulation apparatus, receiver apparatus, wireless communication system, and wireless communication method
US7440412B2 (en) Link quality prediction
JP2008515346A (ja) 位相合成ダイバシティ
US20030185179A1 (en) Radio communication apparatus and radio communication method
JP2005341592A (ja) 時間−周波数ホッピング式の超広帯域システムにおいて干渉を抑圧する方法
CN101861704A (zh) 传送数据至接收器的方法
JP2011151803A (ja) 送信機及び受信機を含むネットワークにおいてシンボルを通信するための方法
JP2007166068A (ja) 無線通信装置及び無線通信方法
JP3910956B2 (ja) Ofdm無線通信システムのための伝搬路推定器及びこれを用いた受信装置
Li et al. Practical approaches to channel estimation and interference suppression for OFDM-based UWB communications
JP7450549B2 (ja) エイリアシングを使用した信号のエネルギー効率が高い送信および受信のための方法および装置
JP2009528753A (ja) チャネルのコヒーレンス帯域幅に基づくofdmシステムにおける最大循環遅延の特定方法
JP2010505316A (ja) Uwb装置及び方法
Durmaz et al. A four-user non-orthogonal multiple access system implementation in software defined radios
RU2470460C2 (ru) Способы и системы для гибридных mimo-схем в ofdm/а-системах
JP3679014B2 (ja) 無線通信装置
JP5291255B2 (ja) 直交周波数分割多重方式におけるランダムアクセス信号の検出方法及び装置
KR20050020622A (ko) 수신 장치 및 수신 방법
CN102142909A (zh) 测距信号的检测方法和基站
JP4152370B2 (ja) ダイバーシチ方法および装置
JP3329322B2 (ja) マルチキャリア伝送装置
Okamura et al. Channel compensation with virtual pilot signal and time-frequency interferometry for MIMO-OFDM
Kumar et al. Low complexity algorithm for channel estimation of UWB MIMO-OFDM wireless fading channels
Nikhita et al. Analysis of LTE and IEEE 802.11 n Channel Models for Wireless Communication Networks
Pawar et al. Removal of Impulsive Noise From Long Term Evolution Handset

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100708

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120515