JP2013257072A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷凍サイクル装置を性能向上させる。
【解決手段】冷凍サイクル装置1Aは、圧縮機2、第1熱交換器4、第1膨張機構5、第2熱交換器6及びアキュムレータ7がこの順番で接続されて形成された主冷媒回路10と、第1熱交換器4と第1膨張機構5との間で主冷媒回路10から分岐し、アキュムレータ7と圧縮機2との間で主冷媒回路10に合流しているバイパス冷媒回路30と、を備えている。主冷媒回路10は、アキュムレータ7と圧縮機2との間の吸入流路10Aと、第2熱交換器6とアキュムレータ7との間の通常流路10E、10Fと、を含み、吸入流路10Aは、通常流路10E、10Fの最大流路断面積よりも小さい流路断面積を持った細径部分12を含み、細径部分12の一端は圧縮機2に接続され、細径部分12の他端は、バイパス冷媒回路30と主冷媒回路10との合流位置35又は合流位置35よりもアキュムレータ7に近い位置まで延びている。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍サイクル装置に関する。
冷凍サイクル装置の高効率化を図る手段として、蒸発器をバイパスする回路を設けて、一部の冷媒を蒸発器に流入させず、圧縮機の吸入側の主冷媒回路に合流させる技術が知られている。例えば、特許文献1には、図6に示した冷凍サイクル装置が開示されている。この冷凍サイクル装置100は、圧縮機110、凝縮器120、熱交換器を内蔵した高圧レシーバ130、第1膨張弁140、第2膨張弁150、蒸発器160及びアキュムレータ170を備えている。冷凍サイクル装置100において、バイパス流が形成されている。そのバイパス流は、凝縮器120の出口側において主流から分流し、第2膨張弁150で減圧され、凝縮器120の出口側の冷媒と熱交換されることによって加熱されてアキュムレータ170の入口側で主流と合流している。
特開平6−331223号公報
ところで、特許文献1に記載の冷凍サイクル装置は、さらなる性能の改善の余地を残している。本発明は、かかる事情に鑑み、冷凍サイクル装置を性能向上させることを目的とする。
本開示は、圧縮機、第1熱交換器、第1膨張機構、第2熱交換器及びアキュムレータを有し、これらのコンポーネントがこの順番で環状に接続されることによって形成された主冷媒回路と、前記第1熱交換器と前記第1膨張機構との間、又は、前記第1膨張機構と前記第2熱交換器との間で前記主冷媒回路から分岐し、前記アキュムレータと前記圧縮機との間で前記主冷媒回路に合流しているバイパス冷媒回路と、を備え、前記主冷媒回路は、前記アキュムレータと前記圧縮機との間の吸入流路と、前記第2熱交換器と前記アキュムレータとの間の通常流路と、を含み、前記吸入流路は、前記通常流路の最大流路断面積よりも小さい流路断面積を持った細径部分を含み、前記細径部分は、前記圧縮機に接続された一端と、前記バイパス冷媒回路と前記主冷媒回路との合流位置又は前記合流位置よりも前記アキュムレータに近い位置まで延びている他端と、を有する、冷凍サイクル装置を提供する。
上記の冷凍サイクル装置よれば、バイパス冷媒回路は、アキュムレータと圧縮機との間で主冷媒回路に合流している。そのため、アキュムレータでの圧力損失を低減することができる。また、アキュムレータと圧縮機との間の吸入流路は、通常流路の最大流路断面積よりも小さい細径部分を含む。さらに、細径部分は、圧縮機に接続された一端と、バイパス冷媒回路と主冷媒回路との合流位置又は合流位置よりもアキュムレータに近い位置まで延びている他端と、を有する。これにより、バイパス冷媒回路によりバイパスされた冷媒の圧力エネルギーが細径部分において速度エネルギーに変換される割合が増加する。そのため、細径部分を流れる冷媒の流速が増加し、圧縮機に吸入される冷媒の圧力及び密度が慣性過給効果によって高まる。これにより、圧縮機の吸入冷媒量(体積効率)が向上し、圧縮機の能力向上又は圧縮機の小型化が可能となる。その結果、冷凍サイクル装置の性能が向上する。
本開示の一実施形態に係る冷凍サイクル装置の構成図 主冷媒回路及びバイパス冷媒回路の合流位置付近の断面図 主冷媒回路及びバイパス冷媒回路の合流位置付近の断面図 主冷媒回路及びバイパス冷媒回路の合流位置付近の断面図 主冷媒回路及びバイパス冷媒回路の合流位置付近の断面図 他の実施形態に係る冷凍サイクル装置の構成図 さらに他の実施形態に係る冷凍サイクル装置の構成図 従来の冷凍サイクル装置の構成図
特許文献1に記載の冷凍サイクル装置100において、凝縮器120の出口側から分岐されたバイパス流は、アキュムレータ170の入口側で主流と合流している。そのため、アキュムレータ170を通過する冷媒量が増加するので、冷媒の一部を蒸発器160をバイパスさせることによって圧力損失を低減させる効果が縮小する。
本開示の第1態様は、圧縮機、第1熱交換器、第1膨張機構、第2熱交換器及びアキュムレータを有し、これらのコンポーネントがこの順番で環状に接続されることによって形成された主冷媒回路と、前記第1熱交換器と前記第1膨張機構との間、又は、前記第1膨張機構と前記第2熱交換器との間で前記主冷媒回路から分岐し、前記アキュムレータと前記圧縮機との間で前記主冷媒回路に合流しているバイパス冷媒回路と、を備え、前記主冷媒回路は、前記アキュムレータと前記圧縮機との間の吸入流路と、前記第2熱交換器と前記アキュムレータとの間の通常流路と、を含み、前記吸入流路は、前記通常流路の最大流路断面積よりも小さい流路断面積を持った細径部分を含み、前記細径部分は、前記圧縮機に接続された一端と、前記バイパス冷媒回路と前記主冷媒回路との合流位置又は前記合流位置よりも前記アキュムレータに近い位置まで延びている他端と、を有する、冷凍サイクル装置を提供する。
本開示の第2態様は、第1態様に加え、前記主冷媒回路は、前記圧縮機と前記第1熱交換器との間、かつ、前記アキュムレータと前記第2熱交換器との間に配置され、前記圧縮機から吐出された冷媒の流れの方向を、前記第1熱交換器へ向かう第1方向と前記第2熱交換器へ向かう第2方向との間で切り換える切り換え弁をさらに有してもよく、前記細径部分の流路断面積は、前記通常流路における前記切り換え弁と前記アキュムレータとの間の部分の最大流路断面積よりも小さくてもよい、冷凍サイクル装置を提供する。
第2態様によれば、冷暖房を切り換えることができる冷凍サイクル装置において、圧縮機に吸入される冷媒の圧力及び密度が慣性過給効果によって高まる。
本開示の第3態様は、第1態様又は第2態様に加えて、前記吸入流路が吸入管によって形成されてもよく、前記バイパス冷媒回路は、前記合流位置で前記吸入管に接続しているバイパス管を含んでもよく、前記吸入管が、前記アキュムレータと前記合流位置との間に位置している第1部分と、前記合流位置と前記圧縮機との間に位置している第2部分を含んでもよく、前記第1部分と前記バイパス管とのなす角が鋭角であり、かつ、前記第2部分と前記バイパス管とのなす角が鈍角又は180°であってもよい、冷凍サイクル装置を提供する。
第3態様によれば、バイパス冷媒回路が主冷媒回路と合流する位置において、冷媒の流れの乱れに伴う圧力損失の増加が抑制される。
本開示の第4態様は、第3態様に加え、前記吸入管は、前記第1部分と前記第2部分とのなす角度が180°となるように前記合流位置の両側でストレートに延びていてもよい、冷凍サイクル装置を提供する。
第4態様によれば、バイパス冷媒回路が主冷媒回路と合流する位置において吸入流路の冷媒の流れ方向が変化しにくいので、冷媒の流れの乱れに伴う圧力損失の増加が抑制される。
本開示の第5態様は、第1態様又は第2態様に加え、前記吸入流路が吸入管によって形成されてもよく、前記バイパス冷媒回路は、前記合流位置で前記吸入管に接続しているバイパス管を含んでもよく、前記バイパス管は、前記吸入管の管壁を貫通しつつ屈曲し、前記合流位置において前記吸入流路の下流に向かって開口していてもよい、冷凍サイクル装置を提供する。
第5態様によれば、バイパス冷媒回路が主冷媒回路と合流する位置において、冷媒の流れの乱れに伴う圧力損失が抑制される。
本開示の第6態様は、第1〜5態様のいずれか1つの態様に加え、前記バイパス冷媒回路は、第2膨張機構と、冷媒を蒸発させるヒータとをさらに有し、かつ、前記第1熱交換器と前記第1膨張機構との間で前記主冷媒回路から分岐していてもよい、冷凍サイクル装置を提供する。
第6態様によれば、ヒータにより蒸発した冷媒が、バイパス冷媒回路から主冷媒回路に流れ込む。そのため、液体の状態の冷媒が圧縮機に供給されることが防止される。
本開示の第7態様は、第6態様に加え、前記ヒータが、前記第1熱交換器と前記第1膨張機構との間を流れる冷媒を熱源とする熱交換器であってもよい、冷凍サイクル装置を提供する。
第7態様によれば、第1熱交換器と第1膨張機構との間を流れる冷媒を、バイパス冷媒回路を流れる冷媒を蒸発させるための熱源として利用できる。また、第1熱交換器と第1膨張機構との間を流れる冷媒が、バイパス冷媒回路を流れる冷媒によって冷却される。そのため、第1熱交換器の出口側の冷媒の過冷却度が高まって、冷凍サイクル装置の冷却能力が高まる。
本開示の第8態様は、第6態様又は第7態様に加え、前記ヒータで加熱される前の冷媒の温度を測定する第1温度センサと、前記ヒータで加熱された冷媒の温度を測定する第2温度センサと、前記第1温度センサ及び前記第2温度センサの測定結果に基づいて、前記第1膨張機構の開度又は前記第2膨張機構の開度を制御する制御器と、をさらに備えてもよい、冷凍サイクル装置を提供する。
第8態様によれば、第1温度センサと第2温度センサとの測定結果に基づいて、バイパス冷媒回路に流す冷媒の量を調整することができる。
本開示の第9態様は、第8態様に加え、前記制御器は、前記ヒータで加熱された冷媒の過熱度が0℃以上となるように、前記第1膨張機構の開度及び前記第2膨張機構の開度を制御してもよい、冷凍サイクル装置を提供する。
第9態様によれば、前記ヒータで加熱された冷媒の過熱度は0℃以上となる。そのため、ほぼすべての冷媒がヒータによって蒸発するように、バイパス冷媒回路に流す冷媒の量を調整することができる。
本開示の第10態様は、第1態様に加え、前記主冷媒回路は、前記第1膨張機構と前記第2熱交換器との間に配置され、冷媒をガス冷媒と液冷媒とに分離する気液分離器をさらに有してもよく、前記バイパス冷媒回路は、第3膨張機構をさらに有してもよく、前記ガス冷媒を前記気液分離器から前記第3膨張機構を介して前記主冷媒回路の前記吸入流路に導いてもよい、冷凍サイクル装置を提供する。
第10態様によれば、ガス冷媒のみがバイパス冷媒回路を介して吸入流路へ導かれる。そのため、液体の状態の冷媒が圧縮機に供給されることが防止される。
以下、本開示の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
<第1実施形態>
図1に、第1実施形態に係る冷凍サイクル装置1Aを示す。冷凍サイクル装置1Aは、主冷媒回路10、バイパス冷媒回路30及び制御器8を備えている。主冷媒回路10は、圧縮機2、第1熱交換器4、第1膨張機構5、第2熱交換器6及びアキュムレータ7を有している。主冷媒回路10は、これらのコンポーネントがこの順番で環状に接続されることによって形成された冷媒回路である。バイパス冷媒回路30は、第1熱交換器4と第1膨張機構5との間で主冷媒回路10から分岐し、アキュムレータ7と圧縮機2との間で主冷媒回路10に合流している冷媒回路である。ここで、第1膨張機構5は、例えば開度を変更できる電動膨張弁である。また、第1膨張機構5は、膨張する冷媒から動力を回収する膨張機であってもよい。冷凍サイクル装置1Aの運転中に、冷媒が、主冷媒回路10及びバイパス冷媒回路30を循環する。冷媒としては、例えば、R407C等の非共沸混合冷媒、R410A等の擬似共沸混合冷媒、又は単一冷媒を用いることができる。
主冷媒回路10は、さらに、圧縮機2と第1熱交換器4との間、かつ、第2熱交換器6とアキュムレータ7との間に配置された切り換え弁3を有する。切り換え弁3によって圧縮機2から吐出された冷媒の流れ方向が切り替わる。詳細には、切り換え弁3は、圧縮機2から吐出された冷媒の流れ方向を、第1熱交換器4へ向かう第1方向と第2熱交換器6へ向かう第2方向との間で、切り換える。冷凍サイクル装置1Aが暖房モードで運転される場合に、圧縮機2から吐出された冷媒は、切り換え弁3によって第1方向へ流れる。一方、冷凍サイクル装置が冷房モードで運転される場合に、圧縮機2から吐出された冷媒は、切り換え弁3によって第2方向へ流れる。すなわち、第1熱交換器4は、冷凍サイクル装置1Aが暖房モードであるときには放熱器として機能し、冷凍サイクル装置1Aが冷房モードであるときには蒸発器として機能する。一方、第2熱交換器6は、冷凍サイクル装置1Aが暖房モードであるときには蒸発器として機能し、冷凍サイクル装置1Aが冷房モードであるときには放熱器として機能する。切り換え弁3としては、例えば四方弁などが用いられる。また、切り換え弁3としては、2つの三方弁を一対の配管によってループ状に接続した構成又はブリッジ回路であってもよい。なお、切り換え弁3は、必須の構成ではなく省略してもよい。
図1Aは暖房モードであるときの冷凍サイクル装置1Aを示している。暖房モードで運転される場合の冷凍サイクル装置1Aを一例として本実施形態の説明を続ける。
主冷媒回路10は、それぞれのコンポーネントを接続している流路10A〜10Gを備えている。流路10Aは、アキュムレータ7と圧縮機2とを接続している流路である。本実施形態において、流路10Aを吸入流路と呼ぶ。流路10Bは、圧縮機2と切り換え弁3とを接続している流路である。流路10Cは、切り換え弁3と第1熱交換器4とを接続している流路である。流路10Dは、第1熱交換器4と第1膨張機構5とを接続している流路である。流路10Eは、第1膨張機構と第2熱交換器6とを接続している流路である。流路10Fは、第2熱交換器6と切り換え弁3とを接続している流路である。流路10Gは、切り換え弁3とアキュムレータ7とを接続している流路である。本実施形態において、第2熱交換器6とアキュムレータ7との間の流路10F及び流路10Gを通常流路と呼ぶ。
主冷媒回路10の切り換え弁3が省略される場合、主冷媒回路10は、流路10B及び10Cに替わり、圧縮機2と第1熱交換器4とを直接接続している流路を有する。さらに、主冷媒回路10は、流路10F及び10Gに替わり、第2熱交換器6とアキュムレータ7とを直接接続している流路を有する。この場合において、第2熱交換器6とアキュムレータ7とを直接接続している流路が本開示の通常流路である。
次に、暖房モードであるときの冷凍サイクル装置1Aを例に、冷凍サイクル装置1Aの主冷媒回路10の冷媒の流れについて説明する。
圧縮機2で圧縮された過熱状態の高圧ガス冷媒は、圧縮機2から吐出され、流路10B、切り換え弁3及び流路10Cを流れて第1熱交換器4に流入する。冷媒は第1熱交換器4を流れる際に冷却される。そのため、第1熱交換器4と第1膨張機構5との間の流路10Dにおいて、冷媒は過冷却状態の高圧液冷媒である。冷媒は、第1膨張機構5において膨張して低圧状態となり、流路10Eを介して第2熱交換器6へ流入する。冷媒は、第2熱交換器6を流れる際に蒸発して周囲を冷却する。第2熱交換器6から流出した冷媒は、流路10F、切り換え弁3及び流路10Gを介してアキュムレータ6に流入する。低圧のガス冷媒が、アキュムレータ6から吸入流路10Aを介して圧縮機2に供給され、圧縮機2において再び圧縮される。このようにして、冷媒が主冷媒回路10を循環する。
冷凍サイクル装置1Aが冷房モードであるときには、圧縮機2から吐出された冷媒は、切り換え弁3、第2熱交換器6、第1膨張機構5、第1熱交換器4、切り換え弁3及びアキュムレータ7をこの順番で流れて循環する。冷凍サイクル装置1Aが冷房モードであるときには、第2熱交換器6を流れる際に冷媒が冷却され、第1熱交換器4を流れる際に冷媒が蒸発する。
図1に示すように、バイパス冷媒回路30は、第1熱交換器4と第1膨張機構5との間の分岐位置31で主冷媒回路10から分岐している。また、バイパス冷媒回路30は、アキュムレータ7と圧縮機2との間の合流位置35で主冷媒回路10と合流している。
流路10Dを流れる冷媒の一部がバイパス冷媒回路30を流れて、吸入流路10Aを流れる冷媒と合流する。この合流した冷媒が、圧縮機2へ供給される。バイパス冷媒回路30をアキュムレータ7と圧縮機2との間で主冷媒回路10に接続することで、第2熱交換器6及びアキュムレータ7を流れる冷媒量が少なくなる。そのため、アキュムレータ26での圧力損失が低減され、後述するようにアキュムレータ7の出口側の吸入流路10Aを流れる冷媒の圧力を高めることが容易である。
吸入流路10Aは、細径部分12を含んでいる。細径部分12は、通常流路10F、10Gの最大流路断面積よりも小さい流路断面積を有する。詳細には、細径部分12は、通常流路10F、10Gのうち、切り換え弁3とアキュムレータ3との間の部分(流路10G)の最大流路断面積よりも小さい流路断面積を有する。また、切り換え弁3が省略される場合において、細径部分12は、第2熱交換器6とアキュムレータ7との間の通常流路の流路断面積よりも小さい流路断面積を有する。本実施形態において、吸入流路10Aの全部が細径部分12として形成されている。換言すると、細径部分12の一端は圧縮機2に接続され、細径部分12の他端はアキュムレータ7に接続されている。ただし、細径部分12の他端は、バイパス冷媒回路30と主冷媒回路10との合流位置35又は合流位置35よりもアキュムレータ7に近い位置まで延びていればよい。細径部分12がこのように構成されていると、細径部分12を流れる冷媒の流速が高まる。その結果、圧縮機2に吸入される冷媒の圧力、冷媒の密度及び冷媒の流量が慣性過給効果によって高まり、冷凍サイクル装置1Aの性能が向上する。
低外気温環境下で暖房用途で使用される冷凍サイクル装置において、外気温度の低下に伴って圧縮機に吸入される冷媒の密度が減少すると、冷凍サイクル装置の最大暖房能力が低下する。
本実施形態によれば、圧縮機2に吸入される冷媒の密度及び冷媒の流量を高めることができる。従って、本実施形態の上記の構成は、低外気温環境下において暖房用途で冷凍サイクル装置1Aを使用するときに、特に有利である。
慣性過給効果によって圧縮機2に吸入される冷媒の圧力、冷媒の密度及び冷媒の流量を高めるためには、細径部分12が、圧縮機2に接続された一端から少なくとも合流位置35まで延びている必要がある。また、細径部分12の他端から合流位置35までの間に助走区間を設けて、細径部分12を合流位置35に向かって流れる冷媒の流れを発達させることが望ましい。このため、細径部分12の他端は合流位置35よりもアキュムレータ7に近い位置まで延びていることが望ましい。
冷媒の密度及び冷媒の流量を慣性過給効果によって高めるためには、細径部分12の流路断面積は小さい方が望ましい。一方、細径部分12の流路断面積が小さすぎると、細径部分12の圧力損失が過剰に大きくなってしまうおそれがある。この観点から、細径部分12の流路断面積は、例えば通常流路10E、10Fのうち、切り換え弁3とアキュムレータ3との間の部分(流路10F)の最大流路断面積の55〜90%であり、60〜85%が望ましく、65〜80%がより望ましい。同様に、切り換え弁3が省略される場合において、細径部分12の流路断面積は、例えば第2熱交換器6とアキュムレータとの間の通常流路の最大流路断面積の55〜90%であり、60〜85%が望ましく、65〜80%がより望ましい。
次に、図2及び図3を参照して、合流位置35付近における主冷媒回路10を形成する配管とバイパス冷媒回路30を形成する配管との接続について説明する。図2に示すように、吸入管11によって吸入流路10Aが形成されている。また、バイパス冷媒回路30は、バイパス管37を含んでいる。このバイパス管37は、合流位置35で吸入管11に接続されている。慣性過給効果によって圧縮機2に吸入される冷媒の圧力、冷媒の密度及び冷媒の密度を高めるためには、バイパス管37の管径は吸入管11の管径以下であることが望ましい。本実施形態では、バイパス管37の径は、吸入管11の径とほぼ等しい。吸入管11は、アキュムレータ7と合流位置35との間に位置している第1部分11Aと、圧縮機2と合流位置35との間に位置している第2部分11Bと、を含んでいる。図2の矢印は、冷媒が流れる方向をそれぞれ示している。バイパス管37は、合流位置35付近のバイパス管37の冷媒の流れ方向が吸入管11の第1部分11Aの冷媒の流れ方向になるべく近づくように、吸入管11に接続されている。詳細には、バイパス管37は、図2に示すように、バイパス管37と吸入管11の第1部分11Aとのなす角αが鋭角であり、バイパス管37と吸入管11の第2部分11Bとのなす角βが鈍角となるように、吸入管11に接続されている。このことにより、吸入流路10Aを流れている冷媒及びバイパス管37を流れている冷媒は、それらの冷媒の流れ方向が大きく異なることなく、合流位置35で合流する。そのため、吸入流路10Aの冷媒の流れとバイパス管37の冷媒の流れとの合流によって吸入流路10Aの冷媒の流れは乱れにくい。その結果、吸入流路10Aの合流位置35付近での冷媒の流れの乱れに伴う圧力損失の増加が抑制される。
また、吸入管11は、第1部分11Aと第2部分11Bとがなす角γが180°となるように、合流位置35の両側でストレートに延びている。このことにより、合流位置35で吸入流路10Aを流れる冷媒の流れ方向が変化しにくい。そのため、吸入流路10Aの合流位置35付近での冷媒の流れの乱れに伴う圧力損失の増加が抑制される。
図3A〜図3Cは、冷凍サイクル装置1Aの合流位置35付近の配管の別の形態を示したものである。なお、図3A〜図3Cにおいて、図2の部分と同じ機能を有する部分には、図2の対応する部分と同じ符号が付されている。
図3Aは、合流位置35付近の配管として、3方向に分岐した配管を示す。また、図3Bは、合流位置35付近の配管として、図3Aの配管とは異なる形状である3方向に分岐した配管を示す。これら配管は、吸入流路10Aを形成する吸入管11と、バイパス冷媒回路30に含まれるバイパス管37とを有している。バイパス管37は、合流位置35において吸入管11に接続している。吸入管11は、アキュムレータ7と合流位置35との間に位置する第1部分11Aと、圧縮機2と合流位置35との間に位置する第2部分11Bと、を含んでいる。図3Aにおいて、バイパス管37と第1部分11Aとのなす角αは鋭角であり、バイパス管37と第2部分11Bとのなす角βは鈍角である。また、図3Aにおいて、第1部分11Aと第2部分11Bとのなす角γは鈍角である。図3Bにおいて、バイパス管37と第1部分11Aとのなす角αは鋭角であり、バイパス管37と第2部分11Bとのなす角βは180°である。また、第1部分11Aと第2部分11Bとのなす角γは鈍角である。吸入管11及びバイパス管37がこのような構成であっても、吸入流路10Aの冷媒の流れとバイパス管37の冷媒の流れとの合流によって吸入流路10Aの冷媒の流れは乱れにくい。そのため、吸入流路10Aの合流位置35付近での冷媒の流れの乱れに伴う圧力損失の増加が抑制される。
図3Cにおいても、吸入流路10Aが吸入管11によって形成されている。また、バイパス冷媒回路30はバイパス管37を含む。バイパス管37は、合流位置35で吸入管11に接続されている。バイパス管37は、吸入管11の管壁を貫通しつつ約90°屈曲している。さらに、バイパス管37は、合流位置35において吸入流路10Aの下流、すなわち、圧縮機2側に向かって開口している。吸入管11の管壁とバイパス管37との間は図示されていない封止部により封止されている。このような構成により、吸入流路10Aの冷媒の流れとバイパス管37の冷媒の流れとの合流によって吸入流路10Aの冷媒の流れは乱れにくい。そのため、吸入流路10Aの合流位置35付近での冷媒の流れの乱れに伴う圧力損失の増加が抑制される。
次に、図1に説明を戻して、バイパス冷媒回路30について詳細に説明する。バイパス冷媒回路30は、第2膨張機構32及びヒータ34Aと、を有している。第2膨張機構32は、例えば開度を変更できる電動膨張弁である。バイパス冷媒回路30に流入した冷媒は、第2膨張機構32によって膨張する。第2膨張機構によって膨張した冷媒が蒸発するように、冷媒がヒータ34Aによって加熱される。そして、ヒータ34Aの加熱によって蒸発した冷媒が、吸入流路10Aを流れる冷媒と合流位置35で合流する。
バイパス冷媒回路30には、第1温度センサ33A及び第2温度センサ33Bが配置されている。第1温度センサ33Aは、ヒータ34Aに加熱される前の冷媒の温度を測定する。第2温度センサ33Bは、ヒータ34Aで加熱された冷媒の温度を測定する。
制御器8は、第1温度センサ33A及び第2温度センサ33Bの測定結果に基づいて、第1膨張機構5及び第2膨張機構32の開度を制御する。これにより、バイパス冷媒回路30を流れる冷媒の量及び第2熱交換器6を流れる冷媒の量が調整される。制御器8は、典型的には、内部メモリ及びCPU等を有するマイクロコンピュータで構成されている。
制御器8による第1膨張機構5及び第2膨張機構32の開度の制御について詳細に説明する。まず、制御器8は、第1温度センサ33Aで測定された温度と第2温度センサ33Bで測定された温度との差をとることによって、ヒータ34Aで加熱された冷媒の過熱度を算出する。次に、制御器8は、この算出した冷媒の過熱度が0℃以上となるように第1膨張機構5及び第2膨張機構32の開度を制御する。
制御器8は、例えば、予め設定された過熱度の閾値に基づいて、第1膨張機構5及び第2膨張機構32の開度を制御する。制御器8が算出した冷媒の過熱度が、第1閾値(0℃以上)以下である場合、制御器8は、例えば第1膨張機構5の開度を大きくし、又は、第2膨張機構32の開度を小さくする。これにより、バイパス冷媒回路30を流れる冷媒の量が減少し、ヒータ34Aで加熱された冷媒の過熱度が0℃以上に維持されうる。このような制御により、バイパス冷媒回路30を流れるほとんどの冷媒が蒸発した状態で主冷媒回路10へ流入する。
また、制御器8が算出した冷媒の過熱度が、第2閾値よりも大きい場合、制御器8は、例えば第1膨張機構5の開度を小さくし、又は、第2膨張機構32の開度を大きくする。第2閾値は、第1閾値よりも大きい閾値であり、例えば10℃である。このような制御により、バイパス冷媒回路30を流れる冷媒の量が増加する。
ここで、ヒータ34Aで加熱された冷媒の過熱度が、0℃以上であり、かつ、0℃に近い値を示すと、バイパス冷媒回路30を流れる冷媒の量は大きい。従って、ヒータ34Aで加熱された冷媒の過熱度が、0℃以上であり、かつ、0℃に近い値を示すように、第1膨張機構5及び第2膨張機構32の開度を制御することにより、バイパス冷媒回路30により多くの冷媒を流すことができる。
バイパス冷媒回路30を流れる冷媒の量は、以下のように制御してもよい。まず、上記のようにして制御器8が算出したヒータ34Aで加熱された冷媒の過熱度に基づいて、制御器8は第2膨張機構32の開度を制御する。これにより、バイパス冷媒回路30を流れる冷媒の量を制御する。次に、制御器8は、第2熱交換器6の出口側の冷媒の過熱度を算出する。これにより、第2膨張機構32の開度の制御が第2熱交換器6の出口側の冷媒の過熱度に与える影響をみる。その後、第2熱交換器6の出口側の冷媒の過熱度が所定の範囲に収まるように、第1膨張機構5の開度を制御する。第2熱交換器6の出口側の冷媒の過熱度は、例えば、第2熱交換器6の入口側の冷媒の温度と第2熱交換器6の出口側の冷媒の温度とを測定することによって算出すればよい。
ヒータ34Aの熱源としては、例えば圧縮機2の排熱を蓄熱したブラインを用いてもよい。また、環境配慮の観点から、ヒータ34Aの熱源として太陽熱などの自然エネルギー由来の熱源を用いてもよい。
<第2実施形態>
図4を参照しつつ、第2実施形態に係る冷凍サイクル装置1Bについて説明する。なお、冷凍サイクル装置1Bは、以下で特に説明する部分を除き、第1実施形態に係る冷凍サイクル装置1Aと同様に構成されてよい。
冷凍サイクル装置1Bは、バイパス冷媒回路30に配置されたヒータとして、第1熱交換器4と第1膨張機構5との間の流路10Dを流れる冷媒を熱源とする熱交換器34Bを備えている。このことにより、第1熱交換器4と第1膨張機構5との間の流路10Dを流れる冷媒を熱源として有効に利用して、熱交換器34Bでバイパス冷媒回路30を流れている冷媒を蒸発させることができる。また、熱源として熱交換器34Bを流れる冷媒が有する熱の一部が、熱交換器34Bを流れる冷媒がバイパス冷媒回路30を流れている冷媒を加熱することによって失われる。すなわち、第1熱交換器4と第1膨張機構5との間で熱源として熱交換器34Bを流れる冷媒は、バイパス冷媒回路30を流れている冷媒によって冷却される。第1熱交換器4と第1膨張機構5との間を流れる冷媒が冷却されると、冷媒の過冷却度が高まり、冷凍サイクル装置1Bの冷却能力を高めることができる。
<第3実施形態>
図5を参照しつつ、第3実施形態に係る冷凍サイクル装置1Cについて説明する。なお、冷凍サイクル装置1Cは、以下で特に説明する部分除き、第1実施形態に係る冷凍サイクル装置1Aと同様に構成されてよい。
冷凍サイクル装置1Cは、第1膨張機構5Aと第2熱交換器6との間に冷媒をガス冷媒と液冷媒とに分離する気液分離器9を有している。バイパス制御回路30は、第3膨張機構5Bを有している。冷凍サイクル装置1Cは、さらに、気液分離器9と第1熱交換器6との間に第4膨張機構5Cを有している。第1膨張機構5A、第3膨張機構5B及び第4膨張機構5Cは、開度を変更可能な弁であり、例えば電動膨張弁である。気液分離器9は、冷凍サイクル装置1Cの主冷媒回路10の一部を構成している。また、バイパス冷媒回路30は気液分離器9から合流位置35に向かって延びている。換言すると、バイパス冷媒回路30は、第1膨張機構5Aと第2熱交換器6との間で主冷媒回路10から分岐している。
第1膨張機構5Aで膨張した冷媒が、ガスと液が混在した気液二相流体の状態で、気液分離器9に流入する。気液分離器9は、冷媒のガス成分及び冷媒の液成分の間の密度差や表面張力差に基づいて、気液分離器9に流入した冷媒をガス冷媒と液冷媒とに分離する。分離された液冷媒を取り出すための液取出管が気液分離器9内部の液冷媒が貯留された空間に開口している。液取出管を介して気液分離器9から取り出された液冷媒は、第4膨張機構5Cによって膨張し、流路10Eを介して第2熱交換器6へ導かれる。また、分離されたガス冷媒を取り出すためのガス取出管が気液分離器9内部のガス冷媒が充填された空間に開口している。バイパス冷媒回路30は、ガス取出管を介して気液分離器9から取り出されたガス冷媒を、第3膨張機構5Bを介して吸入流路10Aへ導く。ガス取出管を介して気液分離器9から取り出されたガス冷媒は、第3膨張機構5Bで膨張されて、吸入流路10Aへ導かれる。
このようにして、気液分離器9で分離されたガス冷媒が、バイパス冷媒回路30を流れて、主冷媒回路10の吸入流路10Aの冷媒の流れと合流する。これにより、圧縮機に吸入される冷媒の圧力及び密度が慣性過給効果によって高まり、冷凍サイクル装置の性能が向上する。
本開示に係る冷凍サイクル装置は、給湯器、温水暖房装置、冷凍機器及び空調機器、又は、その他の用途のヒートポンプ装置として利用することができる。
1A、1B、1C 冷凍サイクル装置
2 圧縮機
3 切り換え弁
4 第1熱交換器
5、5A 第1膨張機構
5B 第3膨張機構
6 第2熱交換器
7 アキュムレータ
8 制御器
9 気液分離器
10 主冷媒回路
10A 吸入流路
10F、10G 通常流路
11 吸入管
11A 第1部分
11B 第2部分
12 細径部分
30 バイパス冷媒回路
32 第2膨張機構
33A 第1温度センサ
33B 第2温度センサ
34A、34B ヒータ
35 合流位置
37 バイパス管

Claims (10)

  1. 圧縮機、第1熱交換器、第1膨張機構、第2熱交換器及びアキュムレータを有し、これらのコンポーネントがこの順番で環状に接続されることによって形成された主冷媒回路と、
    前記第1熱交換器と前記第1膨張機構との間、又は、前記第1膨張機構と前記第2熱交換器との間で前記主冷媒回路から分岐し、前記アキュムレータと前記圧縮機との間で前記主冷媒回路に合流しているバイパス冷媒回路と、を備え、
    前記主冷媒回路は、前記アキュムレータと前記圧縮機との間の吸入流路と、前記第2熱交換器と前記アキュムレータとの間の通常流路と、を含み、
    前記吸入流路は、前記通常流路の最大流路断面積よりも小さい流路断面積を持った細径部分を含み、
    前記細径部分は、前記圧縮機に接続された一端と、前記バイパス冷媒回路と前記主冷媒回路との合流位置又は前記合流位置よりも前記アキュムレータに近い位置まで延びている他端と、を有する、冷凍サイクル装置。
  2. 前記主冷媒回路は、前記圧縮機と前記第1熱交換器との間、かつ、前記アキュムレータと前記第2熱交換器との間に配置され、前記圧縮機から吐出された冷媒の流れの方向を、前記第1熱交換器へ向かう第1方向と前記第2熱交換器へ向かう第2方向との間で切り換える切り換え弁をさらに有し、
    前記細径部分の流路断面積は、前記通常流路における前記切り換え弁と前記アキュムレータとの間の部分の最大流路断面積よりも小さい、請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
  3. 前記吸入流路が吸入管によって形成され、
    前記バイパス冷媒回路は、前記合流位置で前記吸入管に接続しているバイパス管を含み、
    前記吸入管が、前記アキュムレータと前記合流位置との間に位置している第1部分と、前記合流位置と前記圧縮機との間に位置している第2部分を含み、
    前記第1部分と前記バイパス管とのなす角が鋭角であり、かつ、前記第2部分と前記バイパス管とのなす角が鈍角又は180°である、請求項1又は2に記載の冷凍サイクル装置。
  4. 前記吸入管は、前記第1部分と前記第2部分とのなす角度が180°となるように前記合流位置の両側でストレートに延びている、請求項3に記載の冷凍サイクル装置。
  5. 前記吸入流路が吸入管によって形成され、
    前記バイパス冷媒回路は、前記合流位置で前記吸入管に接続しているバイパス管を含み、
    前記バイパス管は、前記吸入管の管壁を貫通しつつ屈曲し、前記合流位置において前記吸入流路の下流に向かって開口している、請求項1又は2に記載の冷凍サイクル装置。
  6. 前記バイパス冷媒回路は、第2膨張機構と、冷媒を蒸発させるヒータとをさらに有し、かつ、前記第1熱交換器と前記第1膨張機構との間で前記主冷媒回路から分岐している、請求項1〜5のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置。
  7. 前記ヒータが、前記第1熱交換器と前記第1膨張機構との間を流れる冷媒を熱源とする熱交換器である、請求項6に記載の冷凍サイクル装置。
  8. 前記ヒータで加熱される前の冷媒の温度を測定する第1温度センサと、
    前記ヒータで加熱された冷媒の温度を測定する第2温度センサと、
    前記第1温度センサ及び前記第2温度センサの測定結果に基づいて、前記第1膨張機構の開度又は前記第2膨張機構の開度を制御する制御器と、をさらに備えた請求項6又は7に記載の冷凍サイクル装置。
  9. 前記制御器は、前記ヒータで加熱された冷媒の過熱度が0℃以上となるように、前記第1膨張機構の開度及び前記第2膨張機構の開度を制御する、請求項8に記載の冷凍サイクル装置。
  10. 前記主冷媒回路は、前記第1膨張機構と前記第2熱交換器との間に配置され、冷媒をガス冷媒と液冷媒とに分離する気液分離器をさらに有し、
    前記バイパス冷媒回路は、第3膨張機構をさらに有し、前記ガス冷媒を前記気液分離器から前記第3膨張機構を介して前記主冷媒回路の前記吸入流路に導く、請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
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