JP2013253374A - 建設機械の吸気構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】減音及び整流効果を発揮するダクト構成をとりながら、構造が簡単でコストも安くてすみ、しかも簡単に内部清掃できるようにする。
【解決手段】上部旋回体21の右側に設けられた機器室27の側面を覆うガードパネル29の一部に、内側及び外側両パネル30,31から成る二重パネル部分32を設ける。外側パネル31は開閉パネルとして構成し、この外側パネル31を、閉じ状態で内側パネル30に重ね合わせることにより、二重パネル部分32において吸気口35とダクト部36と空気導入口34を形成し、外部から吸気口35に吸い込んだ冷却空気をダクト部36、空気導入口34経由で熱交換器25に導くように構成した。
【選択図】図4

Description

本発明は外部から導入した冷却空気を熱交換器に導く建設機械の吸気構造に関するものである。
ショベルを例にとって背景技術を説明する。
ショベルは、図7に示すようにクローラ式の下部走行体1上に上部旋回体2が地面に対して鉛直となる軸(旋回中心O)のまわりに旋回自在に搭載され、この上部旋回体2の前部に作業アタッチメント3が取付けられて構成される。
この明細書において、「前後」及び「左右」の方向性は、上部旋回体2に設置されたキャビン4内から見た方向性をいう。
ショベルにおいては、図8にも示すように上部旋回体2の後部に第1の機器収容空間としてのエンジンルーム5を設け、このエンジンルーム5にエンジン6、油圧ポンプ7、冷却ファン8、熱交換器(ラジエータ、オイルクーラ等)9を左右に並設し、冷却ファン8の回転により外部から冷却空気を導入して熱交換器9に通すように構成している。
図8中、10はエンジンルーム5の後方(上部旋回体2の後端)に設置されたカウンタウェイトである。
また、上部旋回体2の右側(キャビン4と反対側)に、第2の機器収容空間としての機器室11がエンジンルーム5と通じる状態で前後方向に設けられ、この機器室11に他の機器類(たとえばタンク類やバルブ類、バッテリ等)が設置される。
このショベルにおいて、外部から冷却空気を吸い込む吸気口からのエンジン騒音(エンジン音、ポンプ音、ファン音等の総称)の漏れを小さくし、かつ、冷却空気の流れを整える整流効果を得る手段として、特許文献1に示されているように、吸気用のダクトを、上部旋回体2について予め設定された旋回半径r(図8中、Oは旋回中心である)を持った旋回円Aに沿って湾曲状に設け、冷却空気をこのダクト内に通すことによって減音効果と整流効果を発揮させる技術が提案されている。
特開平4−55527号公報
ところが、上記公知技術によると、ダクトを新たに構築しなければならないため、吸気構造が複雑化し、大幅なコストアップを招く。
また、ダクトは四周が閉塞された湾曲状の狭いトンネルであるため、内部の清掃が困難で、塵埃や異物が堆積し易く、時間経過とともに通風抵抗が増して通風性能が悪化するおそれがある。
そこで本発明は、減音及び整流効果を発揮するダクト構成をとりながら、構造が簡単でコストも安くてすみ、しかも内部清掃が簡単な建設機械の吸気構造を提供するものである。
上記課題を解決する手段として、本発明においては、下部走行体上に上部旋回体が旋回自在に搭載され、上記上部旋回体にはガードパネルで覆われた機器収容空間が設けられるとともに、この機器収容空間にエンジン、冷却ファン及び熱交換器が設けられ、上記冷却ファンの回転により外部から上記機器収容空間に導入された冷却空気を上記熱交換器に通すように構成された建設機械の吸気構造において、次の(i)〜(iii)のすべての要件を満足するものである。
(i) 上記ガードパネルの少なくとも一部に、内側パネルと外側パネルから成る二重パネル部分を備えていること。
(ii) 上記内側及び外側両パネルのうち少なくとも外側パネルは、ヒンジにより一端側を支点として外向きに開く開閉パネルとして構成され、この外側パネルが、閉じ状態で上記内側パネルの外側に間隔を置いて重なり合って上記二重パネル部分が構成されること。
(iii) 上記二重パネル部分において、上記開閉パネルの遊端側で外部に開口して冷却空気を吸い込む吸気口と、この吸気口から吸い込んだ冷却空気の通路となるダクト部と、このダクト部を通った空気を上記吸気口と反対側で上記機器収容空間に導入する空気導入口が形成されること。
この構成によれば、機器収容室(機器室またはエンジンルーム)を構成するのに元々必要なガードパネルの少なくとも一部を二重パネル構造として吸気用のダクトを構築するため、公知技術と比べて吸気構造が簡単となり、製作が容易でコストも安くてすむ。
また、内側及び外側両パネルのうち少なくとも外側パネルを開閉パネルとしているため、この開閉パネルを開いた状態でダクト部の内部を外部から簡単に清掃することができる。
この場合、上記空気導入口を、上記開閉パネルを開いた状態で上記機器収容空間を外部に開口させるメンテナンス口となる状態で形成するのが望ましい(請求項2)。
こうすれば、機器収容空間に設置された機器のメンテナンスを空気導入口を介して外部から行うことができる。
本発明において、上記機器収容空間として、上部旋回体の後部に上記エンジン、冷却ファン、熱交換器が収容されるエンジンルームを設けるとともに、上記上部旋回体の左右一側に他の機器が収容される機器室を上記エンジンルームに通じる状態で設け、上記機器室の側面を形成するガードパネルに上記二重パネル部分を設けるのが望ましい(請求項3)。
このように、障害物がなくて外部からアクセスし易い機器室側面にダクト部を備えた二重パネル部分を構成することにより、吸気構造がより構築し易くなるとともに内部清掃が一層容易となる。
また本発明においては、請求項1〜3のいずれかの構成において、上記内側及び外側両パネルを、互いに反対側の端部を支点として開閉する開閉パネルとして構成し、この両パネルを閉じ状態で重ね合わせて上記二重パネル部分を構成するのが望ましい(請求項4)。
この構成によれば、両パネルが開閉することによって、ダクト部内の清掃及び機器類のメンテナンスが一層容易となる。
この場合、請求項2の構成と組み合わせれば、両パネルを開いた状態で空気導入口(メンテナンス口)の開口面積を大きくとることができるため、機器類のメンテナンスが一層容易となる。
本発明においては、請求項1〜4のいずれかの構成において、上記内側及び外側両パネルを、上記上部旋回体の旋回方向に並設することによって上記二重パネル部分を構成するのが望ましい(請求項5)。
この構成によれば、ダクト部に、減音効果と空気の整流効果を得るのに必要十分な長さを容易に確保することができる。
本発明においては、請求項1〜5のいずれかの構成において、上記内側パネルを内向きに凹む凹状に形成し、この内側パネルの凹みを外側から塞ぐ状態で上記外側パネルを設けることによって上記二重パネル部分を構成するのが望ましい(請求項6)。
この構成によれば、ガードパネルの一部に二重パネル部分を構成する場合に、外側パネルを閉じた状態で二重パネル部分が他の部分とほぼ面一となるため、外観上の体裁が良い。
また、吸気構造全体を、予め設定された上部旋回体の旋回円内に収め易くなる。いいかえれば、吸気構造を、旋回円からはみ出さず、しかも機器収容空間を大きく減殺しないで構築することができる。
本発明においては、上記外側パネルを、開閉支点が上記熱交換器に近い側に位置し、遊端部が熱交換器から遠い側に位置する状態で設け、上記空気導入口から上記機器収容空間に入った冷却空気がストレートに上記熱交換器に向かうように構成してもよいし(請求項7)、これとは逆に、上記外側パネルを、開閉支点が上記熱交換器から遠い側に位置し、遊端部が熱交換器に近い側に位置する状態で設け、上記空気導入口から上記機器収容空間に入った冷却空気がUターンして上記熱交換器に向かうように構成してもよい(請求項8)。
請求項7の構成によれば、冷却空気がストレートに熱交換器に向かうため、通風抵抗が少なく、とくに冷却ファンの吸い込み能力が低い機械において有利となる。
これに対し請求項8の構成によれば、冷却空気の経路長を長くとることができるため、より高い減音効果を得ることができる。
本発明によると、減音及び整流効果を発揮するダクト構成をとりながら、構造が簡単でコストも安くてすみ、しかも内部清掃が簡単となる。
本発明の第1実施形態に係る吸気構造を備えたショベルの上部旋回体の斜視図である。 同側面図である。 図2のIII−III線拡大断面図である。 同IV−IV線拡大断面図である。 本発明の第2実施形態を示す図4相当図である。 本発明の第3実施形態を示す図4相当図である。 本発明の適用対象であるショベルの一部を切り開いた概略側面図である。 同ショベルにおける上部旋回体の一部を切り開いた概略平面図である。
本発明の実施形態を図1〜図6によって説明する。
実施形態はショベルを適用対象としている。
このショベルにおいて、次の点は図8に示す従来技術と同じである。
(a) 上部旋回体21の後部に第1の機器収容空間としてのエンジンルーム22(図4〜図6参照)が設けられ、このエンジンルーム22にエンジン23、油圧ポンプ(図示しない)、冷却ファン24、熱交換器25が左右に並設され、冷却ファン24の回転により外部から冷却空気を導入して熱交換器25に通すように構成される点。
(b) 上部旋回体21の前部左側にキャビン26が設置される一方、上部旋回体21の右側に第2の機器収容空間としての機器室27がエンジンルーム22と通じる状態で前後方向に設けられ、この機器室27に図示しないタンク類やバルブ類等の他の機器類が設置される点。
(c) 上部旋回体21の後端部(エンジンルーム22の後方)に、予め設定された旋回半径rを持った旋回円Aに沿ってカウンタウェイト28が設けられる点。
第1実施形態(図1〜図4参照)
機器室27の右側面を形成する側面ガードパネル29の前後方向の中間部に、内側パネル30と外側パネル31が旋回円A内で重なり合う状態で旋回方向に並設されて成る二重パネル部分32が設けられている。
内側パネル30は、ガードパネル29の本体の一部として同本体を部分的に大略四角形に凹ませることによって凹状の固定パネルとして形成されている。
外側パネル31は、ガードパネル本体とは別体のパネルとして、後端部(熱交換器25に近い側の端部)がヒンジ33(図4参照)によって鉛直軸まわりに回動可能に枢着されている。
すなわち、外側パネル31は、後端部を支点として図4中二点鎖線で示すように外向きに開く開閉パネルとして構成され、閉じ状態で、その遊端側である前半部が内側パネル30の凹みを外側から塞ぐ状態で設けられて二重パネル部分32が構成される。
この閉じ状態で、外側パネル31はガードパネル29の本体(内側パネル30以外の部分)とほぼ面一、つまり、内側パネル30に対し凹みの深さ相当の間隔を置いて対向する状態となる。
また、外側パネル31は前半部のみが内側パネル30と重なり、同パネル31の支点側端部と内側パネル30の後端部の間に、後向き、すなわち熱交換器25に向かって開口する空気導入口34が形成される。
この空気導入口34は、機器室27に設置された機器類のメンテナンスを行うためのメンテナンス口を兼ねる状態で形成されている。
すなわち、空気導入口34は、二重パネル部分32の全高範囲に亘る高さ寸法と十分な間口寸法を持って形成され、外部から機器類のメンテナンスを行うのに必要十分な開口面積が確保されている。
こうして、二重パネル部分32において、外側パネル31の遊端側で外部に開口する吸気口35と、この吸気口35から後方に延びる空気通路としてのダクト部36と、吸気口35と反対側(外側パネル31の基端側=二重パネル部分32の後端部)で機器室27に開口する空気導入口34が形成され、冷却ファン24の回転により、図4中に矢印で示すように外部から冷却空気が吸気口35に吸い込まれ、ダクト部36を通って空気導入口34から熱交換器25の吸気面25aに導かれるように構成されている。
図3中、37は外側パネル31を閉じた状態での二重パネル部分32の気密性を高めるために同パネル31の端縁部内側に設けられたシール部材、38は機器室27の底面となる上部旋回体21のアッパーフレーム底板である。
この構成によると、次の効果を得ることができる。
1) 機器室27を構成するのに元々必要なガードパネル29の一部を二重パネル構造として、吸気口35とダクト部36と空気導入口34を持った吸気用のダクトを構築するため、減音及び整流効果を発揮するダクト構成をとりながら、公知技術と比べて吸気構造が簡単となり、製作が容易でコストも安くてすむ。
2) 二重パネル部分32の外側パネル31を開閉パネルとしているため、同パネル31を開いた状態でダクト部内部(内側及び外側両パネル30,31の内面)を外部から簡単に清掃することができる。
このため、ダクト部内に塵埃や異物が堆積し、時間経過とともに通風抵抗が増して通風性能が悪化するおそれがない。
3) 吸気構造を、障害物がなくて外部からアクセスし易い機器室27の側面に設けているため、吸気構造がより構築し易くなるとともに内部清掃が一層容易となる。
4) 空気導入口34が熱交換器25に向かって開口しているため、空気導入口34から機器室27に入った冷却空気がストレートに熱交換器吸気面25aに向かう。
このため、通風抵抗が少なく、とくに冷却ファン24の吸い込み能力が低い機械において有利となる。
5) 空気導入口34がメンテナンス口を兼ねるため、外側パネル31を開いて空気導入口34を外部に開口させた状態で、機器室27に設置された機器類のメンテナンスを外部から容易に行うことができる。
6) 内側及び外側両パネル30,31を、上部旋回体21の旋回方向に並設することによって二重パネル部分32を構成しているため、ダクト部36に、減音効果と空気の整流効果を得るのに必要十分な長さを容易に確保することができる。
7) 内側パネル30を内向きに凹む凹状に形成し、この内側パネル30の凹みを外側から塞ぐ状態で外側パネル31を設けることによって二重パネル部分32を構成しているため、外側パネル31を閉じた状態で二重パネル部分32が他の部分とほぼ面一となるため、外観上の体裁が良い。
また、吸気構造全体を、予め設定された上部旋回体21の旋回円A内に収め易くなる。いいかえれば、吸気構造を旋回円Aからはみ出さず、しかも機器室27の空間を大きく減殺しないで構築することができる。
第2実施形態(図5参照)
以下の第2、第3実施形態については第1実施形態との相違点のみを説明する。
第2実施形態においては、第1実施形態と同じパネル配置を前提として、内側及び外側両パネル30,31が、互いに反対側の端部(内側パネル30は前端部、外側パネル31は後端部)を支点として開閉する開閉パネルとして構成され、この両パネル30,31が閉じ状態で重なり合うことにより、吸気口35とダクト部36と空気導入口34を備えた二重パネル部分32が構成される。
図5中、39は内側パネル30の開閉支点となるヒンジである。
このように両パネル30,31とも開閉パネルとして構成することにより、ダクト部内の清掃及び機器類のメンテナンスが一層容易となる。
また、両パネル30,31を開いた状態で、内側パネル30の分、空気導入口34の開口面積を拡大させることができるため、機器類のメンテナンスが一層容易となる。
第3実施形態(図6参照)
第3実施形態においては、第1実施形態とは逆のパネル配置として、内側パネル30がガードパネル後部に、外側パネル31がガードパネル前部にそれぞれ設けられて二重パネル部分32が構成されている。
いいかえれば、外側パネル31は、その開閉支点がガードパネル前部(熱交換器25から遠い側)に位置し、遊端部がガードパネル後部(熱交換器25に近い側)に位置する状態で設けられている。
このパネル配置により、空気導入口34が後向きに形成され、この空気導入口34から機器室27に入った冷却空気が内側パネル30沿いにUターンして熱交換器25に向かうように構成されている。
この構成によれば、Uターン分だけ冷却空気の経路長を長くとることができるため、より高い減音効果を得ることができる。
なお、この第3実施形態の構成を前提として、第2実施形態のように内側パネル30を開閉パネルとして構成してもよい。
他の実施形態
(1) 上記実施形態では、内側パネル30を内向きに凹む凹状に形成し、この内側パネル30の凹みを塞ぐ状態で外側パネル31を設けて二重パネル部分32を構成したが、内側パネル30をガードパネル29の本体と面一とし、外側パネル31を、旋回円Aからはみ出さない範囲でガードパネル外面に突出する状態で設けて二重パネル部分32を構成してもよい。
この場合、たとえば外側パネル31を断面コの字形(遊端部以外の端縁部に水平な折り返し部を持った形状)とすることによって吸気口、ダクト部及び空気導入口を形成することができる。
(2) 上記実施形態では、内側及び外側両パネル30,31を上部旋回体21の旋回方向に並設して二重パネル部分32を構成したが、両パネルを上下方向に並設して二重パネル部分を構成してもよい。
(3) 上記実施形態では機器室27の側面ガードパネル29の一部に二重パネル部分32を設けたが、このガードパネル29全体を二重パネル構造としてもよい。
あるいは、機器室27の上面ガードパネルの一部または全体を、前後方向または左右方向に並設された内側及び外側両パネルから成る二重パネル構造としてもよい。
また、もう一つの機器収容空間であるエンジンルーム22を覆うガードパネル(とくに上面ガードパネル)に二重パネル部分を設けてもよい。
21 上部旋回体
22 エンジンルーム
23 エンジン
24 冷却ファン
25 熱交換器
27 機器収容空間としての機器室
29 機器室の側面を覆うガードパネル
30 内側パネル
31 外側パネル
32 二重パネル部分
33 外側パネルの開閉支点となるヒンジ
34 空気導入口
35 吸気口
36 ダクト部

Claims (8)

  1. 下部走行体上に上部旋回体が旋回自在に搭載され、上記上部旋回体にはガードパネルで覆われた機器収容空間が設けられるとともに、この機器収容空間にエンジン、冷却ファン及び熱交換器が設けられ、上記冷却ファンの回転により外部から上記機器収容空間に導入された冷却空気を上記熱交換器に通すように構成された建設機械の吸気構造において、次の(i)〜(iii)のすべての要件を満足することを特徴とする建設機械の吸気構造。
    (i) 上記ガードパネルの少なくとも一部に、内側パネルと外側パネルから成る二重パネル部分を備えていること。
    (ii) 上記内側及び外側両パネルのうち少なくとも外側パネルは、ヒンジにより一端側を支点として外向きに開く開閉パネルとして構成され、この外側パネルが、閉じ状態で上記内側パネルの外側に間隔を置いて重なり合って上記二重パネル部分が構成されること。
    (iii) 上記二重パネル部分において、上記開閉パネルの遊端側で外部に開口して冷却空気を吸い込む吸気口と、この吸気口から吸い込んだ冷却空気の通路となるダクト部と、このダクト部を通った空気を上記吸気口と反対側で上記機器収容空間に導入する空気導入口が形成されること。
  2. 上記空気導入口を、上記開閉パネルを開いた状態で上記機器収容空間を外部に開口させるメンテナンス口となる状態で形成したことを特徴とする請求項1記載の建設機械の吸気構造。
  3. 上記機器収容空間として、上部旋回体の後部に上記エンジン、冷却ファン、熱交換器が収容されるエンジンルームを設けるとともに、上記上部旋回体の左右一側に他の機器が収容される機器室を上記エンジンルームに通じる状態で設け、上記機器室の側面を形成するガードパネルに上記二重パネル部分を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の建設機械の吸気構造。
  4. 上記内側及び外側両パネルを、互いに反対側の端部を支点として開閉する開閉パネルとして構成し、この両パネルを閉じ状態で重ね合わせて上記二重パネル部分を構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の建設機械の吸気構造。
  5. 上記内側及び外側両パネルを、上記上部旋回体の旋回方向に並設することによって上記二重パネル部分を構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の建設機械の吸気構造。
  6. 上記内側パネルを内向きに凹む凹状に形成し、この内側パネルの凹みを外側から塞ぐ状態で上記外側パネルを設けることによって上記二重パネル部分を構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の建設機械の吸気構造。
  7. 上記外側パネルを、開閉支点が上記熱交換器に近い側に位置し、遊端部が熱交換器から遠い側に位置する状態で設け、上記空気導入口から上記機器収容空間に入った冷却空気がストレートに上記熱交換器に向かうように構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の建設機械の吸気構造。
  8. 上記外側パネルを、開閉支点が上記熱交換器から遠い側に位置し、遊端部が熱交換器に近い側に位置する状態で設け、上記空気導入口から上記機器収容空間に入った冷却空気がUターンして上記熱交換器に向かうように構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の建設機械の吸気構造。
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