JP2013252936A - エレベータのロープ点検方法 - Google Patents

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【課題】保守者が目視によってロープの状態を広範囲にわたって効率的に点検できるエレベータのロープ点検方法の提供。
【解決手段】巻上機駆動制御部37は、重要部記憶部33から点検重要部分の情報を入手し、ロープ位置判断部35からロープの位置に関する情報を入手し、保守者位置に対するロープの位置が、i)点検重要部分の前後所定範囲にわたる減速部分であるときには、かごを点検時基準速度よりも低速で移動するように巻上機を駆動し、ii)点検重要部分であるときには、巻上機を所定時間だけ停止させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、エレベータのロープ点検方法に関するものである。
エレベータは、上下に延びる昇降路と、その中を移動可能に設けられたかご及び釣り合いおもりとを備えている。かごと釣り合いおもりとは、ロープによって吊り下げられており、さらに、そのロープにおけるかごと釣り合いおもりとの間の位置に、巻上機が配置されている。そして、巻上機によってロープが駆動されると、かごと釣り合いおもりとが相互に反対向きに昇降される。
従来、上述したロープを点検する方法としては、特許文献1に開示されたものがある。この方法では、巻上機の駆動綱車近傍にロープテスタを配置し、かごを最下階と最上階との間で昇降させてロープの損傷を検出していた。
特開2009−184769号公報
ロープの点検においては、保守者が目視によってロープの状態をできる限り広範囲にわたって確認したい場合も多い。これに関し、上述した特許文献1に開示の態様では、ロープテスタが検出した損傷箇所に対応した位置の点検以外では、特に、保守者の目視による点検を助けるものではなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、保守者が目視によってロープの状態を広範囲にわたって効率的に点検できるようにする、エレベータのロープ点検方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明のエレベータのロープ点検方法は、ロープ上における点検重要部分を記憶している重要部記憶部と、予め決められた保守者がいる保守者位置に対するその時点での前記ロープの位置を判断するロープ位置判断部と、前記ロープを動かす巻上機の駆動状態を制御する巻上機駆動制御部とを用意し、前記巻上機駆動制御部は、前記重要部記憶部から前記点検重要部分の情報を入手し、且つ、前記ロープ位置判断部から前記ロープの位置に関する情報を入手し、前記巻上機駆動制御部は、i)前記保守者位置に対する前記ロープの位置が、前記点検重要部分の前後所定範囲にわたる減速部分であるときには、かごを点検時基準速度よりも低速で移動するように前記巻上機を駆動し、ii)前記保守者位置に対する前記ロープの位置が、前記点検重要部分であるときには、前記巻上機を所定時間だけ停止させるか、あるいは、かごを上記i)の速度よりもさらに低速で移動するように前記巻上機を駆動する。
本発明によれば、保守者が目視によってロープの状態を広範囲にわたって効率的に点検できる。
本発明の実施の形態に係るエレベータのロープ点検方法を適用するエレベータの構成概要を模式的に示す図である。 ロープ点検方法を実施するためのロープ点検装置の構成を示すブロック図である。 保守者位置にあるロープの部分に応じたかご速度を説明する図である。 本実施の形態に係るエレベータのロープ点検方法を示すフローチャートである。
以下、本発明に係るエレベータのロープ点検方法の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。なお、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。
図1は、本実施の形態に係るエレベータのロープ点検方法を適用するエレベータの構成概要を模式的に示す図である。図1に示すエレベータ1は、いわゆる機械室レスタイプのエレベータであり、昇降路3内には、かご5、釣り合いおもり7が設けられていると共に、昇降路3の底部であるピットには、巻上機9が配置されている。
また、昇降路3内には、ロープ11が上下に蛇行するようにして取り回されている。なお、図1の図示は、明瞭性を優先しロープの取り回しが見やすいように描いており、実際と異なる部分もある。図1の態様は一例であるが、ロープ11は、一端側11aにおいて固定され、かご5の底部に設けられた複数のかご吊車13に巻き掛けられ、複数の上部返し車15に巻き掛けられ、巻上機9の駆動綱車17に巻き掛けられ、上部返し車19に巻き掛けられ、釣り合いおもり7の上部に設けられた釣り合いおもり返し車21に巻き掛けられて、他端側11bにおいて固定されている。
巻上機9が駆動されると駆動綱車17の回転によりロープ11が駆動され、かご5が、構造物の最上階23及び最下階25の間で上下に昇降され、同時に、釣り合いおもり7もかご5とは上下逆向きに昇降される。また、ロープの点検時には、保守者27が保守者位置としてのかご5の上に登り、且つ、基本的にはかご5が点検時基準速度で移動するように巻上機9を所定速度で駆動させる。保守者27は、目前部Cを通り過ぎていくロープ11を目視して観察し、損傷部等、問題のある箇所がないかを確認する。
次に、本実施の形態に係るエレベータのロープ点検方法を実施するための機能構成について説明する。図2は、ロープ点検方法を実施するためのロープ点検装置の構成を示すブロック図である。ロープ点検装置31は、主に、重要部記憶部33と、ロープ位置判断部35と、巻上機駆動制御部37と、重要部設定部39と、報知部41とを備える。
重要部記憶部33は、ロープ11上における後述する点検重要部分を記憶している部分である。ロープ位置判断部35は、予め決められた保守者がいる保守者位置すなわち本実施の形態ではかご5上の点検ポジションに対するその時点でのロープ11の位置を判断するものである。換言するならば、ロープ11の如何なる部分が、そのときに、点検ポジションにいる保守者27の目前部Cに位置しているかを判断する部分である。なお、その具体的態様については、特に限定はなく、現在既にある手法で行うことができる。
巻上機駆動制御部37は、ロープ11を動かす巻上機9の駆動状態を後述するように制御するものである。一例であるが、重要部記憶部33、ロープ位置判断部35及び巻上機駆動制御部37はそれぞれ、エレベータの既存の制御盤内に機能要素として設けることができる。
重要部設定部39は、点検重要部分の位置を変更・追加するものであり、具体的には、例えば、現在、メンテナンスにおいて用いられている保守用端末を挙げることができ、その他、保守者27が携行する携帯電話端末に兼用させることも可能であろう。
報知部41は、保守者に点検に関する情報を知らせるものであり、具体的には、例えば、現在、殆どのエレベータに既に設けられているかご5内のインターホンのスピーカを挙げることができ、その他、かご5の上に設けた専用スピーカや専用ディスプレイを用いることも可能であろう。
次に、重要部記憶部33に記憶されている点検重要部分について説明する。本実施の形態では、重要部記憶部33には、点検重要部分として、少なくとも、推奨点検重要部分と、個別設定点検重要部分とが含まれる。
推奨点検重要部分は、ロープ11の個体差やコンディションに拘らずメーカーや保守会社等により推奨されるロープの点検推奨部分である。例えば、ロープ11の取り回し態様に基づいて決定されるものがある。具体的には、昇降路3内で最も時間的に長く占められている状態でロープ11の損傷が生じやすい部分である。すなわち、図1で示すと、かご5が基準停止階(本例では最下階25)に着床している待機状態でみて、ロープ11が湾曲されている部分であり、かご吊車13に巻き掛けられている領域X、上部返し車15に巻き掛けられている領域Y、駆動綱車17に巻き掛けられている領域Zを、推奨点検重要部分として挙げることができる。
一方、個別設定点検重要部分は、保守員27が任意に設定する点検重要部分であり、例えば、前回以前の点検で問題がありそうな箇所や疑わしい箇所、あるいは新たに気になる箇所等、エレベータの設置物件やロープの現状における現場特有の要求に基づくものである。図1では、前回以前の点検で問題がありそうなポイントPを一例として示す。
なお、上述した推奨点検重要部分や個別設定点検重要部分は、ロープ11における極めて限定されたポイントでもよく、あるいは、ロープ11におけるある程度の長さにわたって占められる領域でもよい。上述したロープ11が湾曲されている部分は、ある程度の長さにわたる領域として観念されることになるであろう。
次に、保守者位置のロープ11の部分と、ロープ11上における点検重要部分との関係に応じた巻上機駆動制御部37の制御態様について説明する。図3は、保守者の目前部に位置しているロープの部分に応じたかご速度を説明する図である。また、点検重要部分としては、個別設定点検重要部分であるポイントPの場合を示す。
本発明では、ロープ上において、点検重要部分と、その点検重要部分の前後所定範囲にわたる少なくとも一段階目となる減速部とを観念する。一例であるが、本実施の形態では減速態様を二段階用意している。すなわち、ロープ11上において、点検重要部分と、その点検重要部分の移動前後方向の所定範囲にわたる二段階目の減速部分となる第2減速部分と、第2減速部分のそれぞれ移動前後方向の外側となる所定範囲にわたる一段階目の減速部分となる第1減速部分とを観念する。
また、具体的一例を挙げると、巻上機駆動制御部37は、次のような減速レベルを採用する。巻上機駆動制御部37は、点検時、通常、かごが所定の点検時基準速度で移動するように巻上機9を制御している。そして、保守者位置に対するロープ11の位置が、第1減速部分となったときには、点検時基準速度の半分の速度でかご5が移動するように巻上機9を制御する。さらに、保守者位置に対するロープ11の位置が、第2減速部分となったときには、点検時基準速度の4分の1の速度でかご5が移動するように巻上機9を制御する。さらに、保守者位置に対するロープ11の位置が、点検重要部分となったときには、かご5を所定時間停止させるように巻上機9も所定時間停止させる。また、所定時間経過後は、巻上機9の運転を再開し、保守者位置に対するかご5の位置が、第2減速部分である間、点検時基準速度の4分の1の速度でロープ11が移動するように巻上機9を制御し、さらに、保守者位置に対するロープ11の位置が、第1減速部分となったときには、点検時基準速度の半分の速度でかご5が移動するように巻上機9を制御する。さらに、保守者位置に対するロープ11の位置が、第1減速部分や第2減速部分でなくなったときには、所定の点検時基準速度で移動するように巻上機9を制御する。すなわち、巻上機駆動制御部37は、保守者位置が点検重要部分に近づくにつれて二段階の減速を行い、点検重要部分自体ではかご5の移動を所定時間停止し、保守者位置が点検重要部分から遠ざかるにつれて点検時基準速度に向けて二段階の増速を行う。
続いて、エレベータのロープ点検方法の動作について説明する。図4は、エレベータのロープ点検方法を示すフローチャートである。まず、ステップS1として、保守員27等による特定操作でエレベータが点検モードにあり、且つ、ステップS2として、エレベータがかご上での運転にあるかが判定され、本点検方法の実質的な処理が開始される。
ステップS3及びS4において、保守者位置に対するロープの位置が、推奨点検重要部分及び個別設定点検重要部分の何れかに関する第1減速部分であるとされた場合には、ステップS5として、かごを、所定の点検時基準速度の半分の速度で移動させ、且つ、報知部41よりアナウンスを出力するかブザーを鳴動させてその状態を報知する。
また、ステップS6及びS7において、保守者位置に対するロープの位置が、推奨点検重要部分及び個別設定点検重要部分の何れかに関する第2減速部分であるとされた場合には、ステップS8として、かごを、所定の点検時基準速度の4分の1の速度で移動させ、且つ、報知部41よりアナウンスを出力するかブザーを鳴動させてその状態を報知する。
さらに、ステップS9及びS10において、保守者位置に対するロープの位置が、推奨点検重要部分及び個別設定点検重要部分の何れかに関する点検重要部分そのものであるとされた場合には、ステップS11として、かごを、所定時間、停止させ、且つ、報知部41よりアナウンスを出力するかブザーを鳴動させてその状態を報知する。なお、ステップS5、ステップS8、ステップS11では、相互に態様の異なるガイドを提供するものであり、アナウンスであれば相互に内容が異なるものが提供され、ブザーであれば、音量、音程、音の種類、時間、間欠・連続の種別等が異なるものが提供される。また、アナウンスやブザー以外の聴覚的情報が提供されてもよいし、さらに、聴覚的情報以外に、例えばランプや文字表示等の視覚的情報が提供されてもよい。
以上に説明した本実施の形態に係るエレベータのロープ点検方法によれば次のような利点がある。まず、本実施の形態とは異なり、例えば、ロープ点検時、かごを点検時基準速度で一様に走行させていた場合、保守者は、漫然とロープを目視しているだけでは、どこが重点点検すべき部分かは認識できない恐れがある。また、保守者は、重点点検したい部分でかごの走行速度を低下させるように指令を出すに際しても、漫然とロープを目視しているだけでは、如何なるタイミングでかかる指令を出してよいかも認識できない恐れがある。また、ロープテスタの検出結果に応じて点検位置でかごを停止させる態様にあっては、ロープ自体にロープテスタが反応する程度の損傷部がそもそもない場合、点検部を特定できない恐れがある。
これに対し、本実施の形態では、保守者位置が点検重要部分に近づくにつれてかごが減速され、点検重要部分自体ではかごが所定時間停止され、保守者位置が点検重要部分から遠ざかるにつれてかごが元の速度に向けて増速されるので、点検時、保守者は、重点点検箇所を間違えることなく認識することができ、保守者が目視によってロープの状態を広範囲にわたって効率的に点検することを助けることができる。さらに、ロープテスタの存在には依拠しないため、ロープに明確な損傷位置がなくても点検することができ、且つ、追加機器がなくても点検することができる。また、かかる方法は、ロープの進行を単に止めるだけのものではなく、ロープの進行態様を段階的に変更するものであるので、保守者に対する重点レベルの認識に作用するだけでなく、保守者側からみると、点検作業中、終始一定の範囲を注意して点検するだけで重点度合い(単位長さ当りの目視時間)の連続的な変化が得られ、また、重点点検範囲がどこまでかといった疑問を持たずに点検を遂行することができる。
また、個別設定点検重要部分の位置は、重要部設定部を介して変更・追加することができるので、前回点検時に疑わしかった部位等、現場特有の点検箇所を変更・追加することができる。また、推奨点検重要部分には、かごが基準階にあるときにロープが湾曲状態にある領域が含まれ、その基準階の設定は、重要部設定部を介して変更することができるので、同一対象物件において利用者のニーズやサービス提供態様が変化したこと等により、かごの基準階が変更され、それに伴って、ロープの湾曲状態にある領域が変化した場合でも、かごの基準階の設定を変更することで、推奨点検重要部分を変更・追加することができる。
また、保守者位置に対するロープの位置が、点検重要部分であるとき、及び、減速部分であるときに、報知部から相互に態様の異なる聴覚的情報または視覚的情報が出力される場合、ロープを注視している保守者に対して、ロープの移動態様以外の情報で点検重点度合いが変化したことを知らせることができ、重点度合いの変化の認識を助けることができる。また、報知部がかご内のスピーカである場合、現在、殆どのかご内にあるインターホンを利用して点検重点度合いが変化したことを知らせることができ、新たな機器を追加せずに、保守者への補完的な報知を行うことができる。
以上、好ましい実施の形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の改変態様を採り得ることは自明である。
例えば、上記実施の形態では、点検重要部分の前後で二段階の減速・増速を行っていたが、本発明は、これに限定されず、一段階だけの、又は、三段階以上の減速・増速を行うようにしてもよい。また、上記実施の形態では、点検重要部分そのものでは、かごを停止させていたが、本発明は、これに限定されず、前後の減速状態よりも更に遅い最低速でかごを動かすようにしてもよい。また、本発明は、点検重要部分として、推奨点検重要部分及び個別設定点検重要部分の一方だけに対して実施することも可能である。
5 かご、9 巻上機、11 ロープ、27 保守員、31 ロープ点検装置、33 重要部記憶部、35 ロープ位置判断部、37 巻上機駆動制御部、39 重要部設定部、41 報知部。

Claims (5)

  1. ロープ上における点検重要部分を記憶している重要部記憶部と、予め決められた保守者がいる保守者位置に対するその時点での前記ロープの位置を判断するロープ位置判断部と、前記ロープを動かす巻上機の駆動状態を制御する巻上機駆動制御部とを用意し、
    前記巻上機駆動制御部は、前記重要部記憶部から前記点検重要部分の情報を入手し、且つ、前記ロープ位置判断部から前記ロープの位置に関する情報を入手し、
    前記巻上機駆動制御部は、
    i) 前記保守者位置に対する前記ロープの位置が、前記点検重要部分の前後所定範囲にわたる減速部分であるときには、かごを点検時基準速度よりも低速で移動するように前記巻上機を駆動し、
    ii) 前記保守者位置に対する前記ロープの位置が、前記点検重要部分であるときには、前記巻上機を所定時間だけ停止させるか、あるいは、かごを上記i)の速度よりもさらに低速で移動するように前記巻上機を駆動する、
    エレベータのロープ点検方法。
  2. 前記点検重要部分には、推奨点検重要部分と、保守員が任意に設定する個別設定点検重要部分とが含まれる、
    前記個別設定点検重要部分の位置は、重要部設定部を介して変更・追加することができる、
    請求項1のエレベータのロープ点検方法。
  3. 前記推奨点検重要部分には、かごが基準階にあるときに前記ロープが湾曲状態にある領域が含まれ、
    前記基準階の設定は、前記重要部設定部を介して変更することができる、
    請求項2のエレベータのロープ点検方法。
  4. 保守者に点検に関する情報を知らせる報知部をさらに用意し、
    前記保守者位置に対する前記ロープの位置が、前記点検重要部分であるとき、及び、前記減速部分であるときに、点検に関する情報として、相互に態様の異なる聴覚的情報または視覚的情報を出力する、
    請求項1乃至3の何れか一項のエレベータのロープ点検方法。
  5. 前記報知部は、かご内のスピーカであり、
    前記点検に関する情報は、アナウンス又はブザー音である、
    請求項4のエレベータのロープ点検方法。
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