JP2013252791A - 車両用内装装置における光源配置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源としてエレクトロルミネセンス材料を用いる構造において、設置部位への組込性を良好にし、離れた複数箇所を均一に照明可能にする。
【解決手段】車室の内装装置1に組み込まれて光源であるエレクトロルミネセンス材料を用いて照明する光源配置構造において、前記エレクトロルミネセンス材料は、前記内装装置1の内側部分及び外側部分を含む複数箇所に亘って配置される立体形の照明成形体4に形成され、かつ、発光領域が内装装置1に取り付けられる遮蔽カバー6によって部分的に覆われることにより制限されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両に装備される内装装置のうち、特に夜間にも物品を出し入れするような装置に好適な車両用内装装置における光源配置構造に関する。
収納装置やカップホルダなどの車室用内装装置は、車室内が暗闇状態であっても物品を的確に出し入れできるようにするため、例えば、光源として嵩張りにくいLEDを物品の出し入れ性に最も重要となる箇所に配置して、室内灯とは別途に照明可能にしているものがある。また、LEDを組み込む場合は、照明状態が局所的となる関係で、例えばカップホルダに適用する場合だと、光が保持される容器で遮られ十分な照明効果を付与し難くなることもおきる。
図7は以上のような対策として特許文献1に開示のものを示している。この構造では、内装装置であるカップホルダ1が容器51を挿入する上面開口部11を有し、光源30としてエレクトロルミネセンス材料を用いて短冊状に形成されたものを用いて、上面開口部11の開口周りの周壁面13に沿って配置したものである。すなわち、周壁面13には、薄膜短冊状の光源30が段差状に形成された設置部位13aに配置されている。その光源30は半透明の蓋部材20により覆われている。符号41は光源に接続されたコネクタ、42はコネクタ41から延びるリード線である。
特開2005−329753号公報
上記図7の構造は、光源としてエレクトロルミネセンス材料を用いて容器保持部である上開口部の開口全周を発光するため、暗闇状態での照明効果を上げて容器の出し入れ性の点で改善できるが、次のような観点から未だ満足できなかった。すなわち、図7の構造では、光源であるエレクトロルミネセンス材料が短冊状に形成したものを用いて、設置部位13aの段差周面に合った筒形状に形状だししながら組み込まれるため組込操作性悪くなる。また、この構造では、短冊状のエレクトロルミネセンス材料を用いるため、例えば、容器の保持状態においても良好な照明効果を得ようとすると、光源として複数組み込まなければならず、また、例えば図7のエレクトロルミネセンス材料だと輝度が不均一つまり側面上側より内径側に向かって除々に暗くなる。
本発明は、上記したような課題を解決し、光源としてエレクトロルミネセンス材料を用いる構造において、設置部位への組込性を良好にし、エレクトロルミネセンス材料により形成された単一の照明成形体にて離れた複数箇所を均一に照明可能にして、適用装置の使い勝手及び商品価値を向上することにある。
上記目的を達成するため請求項1の発明は、車室の内装装置に組み込まれて光源であるエレクトロルミネセンス材料を用いて照明する光源配置構造において、前記エレクトロルミネセンス材料は、前記内装装置の内側部分及び外側部分を含む複数箇所に亘って配置される立体形の照明成形体に形成され、かつ、発光領域が前記内装装置に取り付けられる遮蔽カバーによって部分的に覆われることにより制限されていることを特徴としている。
以上のエレクトロルミネセンス材料(以下、EL材料と略称することもある)は、蛍光体に電界を加えると発光する現象を利用したもので薄くて軽い低消費電力に優れた光源として知られている。蛍光体である発光層は、低分子のものを用いた無機材料からなる無機ELと、ポリマー状の高分子のものを用いた有機材料からなる有機ELとの何れであってもよい。EL材料は、内装装置(例えば、車室内に装備される各種のコンソールないしは小物入れ、カップホルダなど)の内側部分及び外側部分を含む複数箇所に亘って配置される立体形に形成される。光源を点灯したり消灯する制御回路ないしはコントローラとしては、特許文献1と同様か、適宜に設計される。
以上の発明においては次のように具体化されることがより好ましい。すなわち、
(1)前記照明成形体は、主要部が前記内装装置に形成されている前記内周面及び外側面を含む配置部と、前記遮蔽カバー又は/及び光を通す透過カバーとの間に挟持されている構成である(請求項2)。なお、遮蔽カバー及び透過カバーは、図4に例示されるごとく内装装置の配置部に配置される照明成形体の一部、例えば照明成形体の両側部上縁から上面部分を遮蔽カバーで覆ったり、透過カバーで覆うと共に更に遮蔽カバーで覆うような構成を含む。また、挟持態様としては、照明成形体を内装装置の対応部にインサート成形により一体化し、その上に遮蔽カバー又は/及び透過カバーを配置するような構成も含む。
(2)前記内装装置は凹部ないしは穴部を形成していると共に、前記照明成形体は前記凹部ないしは穴部の内周面、及び前記凹部ないしは穴部を形成している本体の外側面の一部に亘って配置されている構成である(請求項3)。
(3)前記内装装置は前記凹部ないしは穴部に容器を入れて保持するカップホルダである(請求項4)。
請求項1の発明では、図7の従来構造に対し、光源であるエレクトロルミネセンス材料が内装装置の内側部分及び外側部分を含む複数箇所に亘って配置される立体形の照明成形体、つまり取付相手側の形状に合わせて立体形に形成されているため、組込性が良好となり、しかも照明したい複数箇所を共に照らすことができ、離れた場所の照明として同じ光源を使うので均一の輝度を得ることができ、照明時における装置の使い勝手及び意匠性を向上できる。同時に、本発明では、照明成形体の発光領域が内装装置に後付けされる遮蔽カバーによって部分的に覆われることにより制限されるため、遮蔽カバーで縁取りされた状態で内側部分及び外側部分を含む複数箇所、つまり必要な箇所だけを最適態様で発光できる。
請求項2の発明では、照明成形体の主要部が内装装置の内周面及び外側面を含む配置部と、遮蔽カバー又は/及び光を通す透過カバーとの間に挟持された状態で内装装置に組み込まれているため、装置組込状態において位置づれなどが起きない安定した状態に保たれ、外観も良好に維持される。
請求項3の発明では、内装装置が凹部ないしは穴部を有し、照明成形体が凹部ないしは穴部を区画している内周面及び本体の外側面の一部に亘って配置されているため、形態例から分かるごとく車室内の暗闇で、凹部ないしは穴部の輪郭に加え、本体の輪郭も分かり、それにより使い勝手を向上できる。
請求項4の発明では、内装装置としてカップホルダの使い勝手及び意匠性を向上したりカップホルダに不用意に衝突する虞も解消できる。
(a)は内装装置として本発明を適用したカップホルダを使用状態で示す斜視図、(b)は前記カップホルダを収納状態で示す斜視図である。 (a)は上記カップホルダの上面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 上記カップホルダを構成している引出体(下保持部材を省略)の斜視図、(b)はその引出体の側面図、(c)は(b)のC−C線断面図である。 上記引出体の主要部(下保持部材を除く)を分解して示す分解構成図である。 (a)は図4の引出体の本体に照明成形体を組み付けた組立途中の模式外観図、(b)は更に透過カバーを組み付けた組立途中の模式外観である。 (a)は図2(b)のD部拡大図、(b)は図3(c)のE部拡大図である。 (a)は特許文献1の要部を示す構成図、(b)は前記要部の一部を拡大した図である。
以下、本発明の最適な形態を図面を参照しながら説明する。この説明では、光源配置構造の特徴を明らかにした後、作用特徴に言及する。
(構造特徴)図1及び図2は、車両用内装装置としてカップホルダの全体の構造を示している。このカップホルダは、上下に貫通した穴部1aを形成している引出体1と、引出体1を正面の開口22から摺動可能に配置しているケース2とからなる。また、引出体1には、本発明の光源配置構造が適用されていて、光源であるエレクトロルミネセンス材料を用いて形成された立体形の照明成形体4が組み込まれている。
ここで、ケース2は、偏平矩形状からなり、上面20と、後側を欠如した下面21と、両側面23と、背面24とで内部を区画している。上面20には、両側にあって前側の貫通孔20a及び後側の貫通孔20bと、前側の一方の貫通孔20aと平行に設けられた矩形の窓20cとを有している。両側面23及び下面21並びに背面24には取付部25が設けられている。両側面23の内面には、前後に延びるガイドリブ26が左右対向して設けられている。上面20の内面には、軸部28を介し揺動可能に支持されたトレース用ピン7aを有した揺動部材7と、前後方向に延びて窓20cから一部を露出しているラッチを形成している連続した歯部27とが設けられている。以上のケース2は、不図示のインストルメントパネルなどに埋め込んだ状態に装着される。
引出体1は、図3及び図4に示されるごとく穴部1aに対応した穴部31を形成している略矩形板状の本体3と、本体3に配置される照明成形体4と、本体3の対応部に取り付けられた状態で照明成形体4の対応部を覆う光を通す透過カバー5と、本体3の上面に取り付けられる上遮蔽カバー6と、本体3の正面に取り付けられる正面遮蔽カバー10と、本体3の前側に揺動可能に枢支されて容器Cの底面を受ける下保持部材15とを備えている。そして、引出体1は、穴部1aによって容器Cの周囲を拘束し、下保持部材15によって容器Cの底面を受け止めることにより容器Cを安定に保持する。
このうち、本体3は、穴部31を形成していると共に下保持部材15を傾動可能に支持する内側を空洞状のメイン部3aと、前方で一段高くなっていて係止爪34、凸形島部35aの周囲に形成されたハート形カム溝35、巻きばね用凹所36b、ダンパー用取付穴36bなどを形成している台座部3bと、メイン部3aの手前に位置して少し高く形成されて正面遮蔽カバー10で覆われる端面3cとからなる。
メイン部3aは、穴部31の上側周囲にあって上面に突出した上リング部32と、端面3cの手前に設けられて上遮蔽カバー6の係合片63を差し込む不図示の係合穴と、両側の前後複数箇所に設けられて上遮蔽カバー6の係合片64を差し込む係合穴30aと、左右の縁部にあって両側面との間に設けられて透過カバー5の弾性爪部55を差し込む合計4箇所の係合穴30bと、上リング32と台座部3bとの間に設けられて照明成形体4のコネクタ部46を配置する配置部30cと、配置部30c上に立設された位置決め用の軸部30dと、両側にあって端面3cの手前に設けられた横穴30e及び台座部3bの手前に設けられた横穴30fとを有している。また、メイン部3aは、両側面の下側に設けられてケース側の対応ガイドリブ26と摺動自在に嵌合するガイド溝37と、端面3cの左右中間に設けられた窪み状の配置部38と、両側面に設けられて前後に長い窪み状の配置部39とを有している。
上リング部32は、所定の幅を持ち、かつ上面33が多数の穴部33により開口されている。上リング部32と穴部31とは、断面略V形の溝部31aを介して一体に接続されている。配置部38は、端面3cの左右中間にあって、上側がメイン部3aと略面一で、手前側が凹状に形成されている。配置部39は、図6(b)のごとく断面略L形であり、かつL形の平面に凹部39aを形成している。
照明成形体4は、EL材料により立体形に形成されており、円形部40、円形部40の対向部に接続部44を介在して設けられた2つの長片部43、円形部40のうち両長片部43の中間に接続されている短片部45及びコネクタ部46を連結する部分を一体に有している。このうち、円形部40は、図6に示されるごとく上リング部の上面33に配置される平坦部分から斜めに傾斜されて溝部31aに配置される傾斜部41と、最小の穴径を区画して溝部31aの内底に配置される下縁部42とからなる。各長片部43は、平行に配置されており、配置部39に対し長片部43の一部を凹部39aに差し込んだ状態に配置される。短片部45は、円形部40との接続部に略逆L形に設けられており、メイン部3aの上面及び配置部38に面接状態に配置される。
コネクタ部46は、貫通孔47を有し、貫通孔47が前記した軸部30dと係合して配置部30cに位置決め配置される。図5(a)は照明成形体4がそのような状態で本体側メイン部3aに組み込まれてときの外観である。なお、コネクタ部46は、不図示の制御基盤に電気的に接続されて車体に装備された電源から所定の電力ないしは電圧を照明成形体4に供給するコントローラを構成している。この点については、特許文献1に記載されている回路及び制御系、それに類似の公知の技術が採用される。
透過カバー5は、透明ないしは半透明のアクリル樹脂などにより形成されており、円形部40を覆う円形部50と、傾斜部41を覆う傾斜部51と、下縁部42に対応した下縁部52と、各接続部44から長片部43を覆う2箇所の接続部54及び長片部53とを一体に有している。各長片部53には、外面に一段厚い厚肉部53aと、内側の両端に下から上向きに突出した弾性爪部55とが設けられている。
以上の透過カバー5は、図5(b)のごとくメイン部3aに対し照明成形体4のうち、短片部45を除いた箇所を覆うように重ねられると共に、各長片部53の前後端側の爪部55を対応する係合穴30bに係合することにより組み込まれる。この組立状態において、照明成形体4は、短片部45を除いて、メイン部3a側の配置部(つまり上リング部32の上面33から溝部31aの内面及び配置部39など)と、透過カバー5の対応部(つまり円形部50から傾斜部51及び各長片部53)との間に挟持される。また、各長片部53は、図6(b)のごとくその下部分が凹部39aに嵌合し、厚肉部53aが凹部39aより上側の配置部39に嵌合した状態となる。
遮蔽カバー6は、例えば本体3と同系の非透明な樹脂で形成されて、メイン部3aに取り付けられた状態で照明成形体4及び透過カバー5の一部分(接続部44や54、短片部45のうち、円形部40との接続部及び逆L形の水平部など)を覆うことにより、意匠性を向上すると共に、照明成形体4の発光領域を制限する。すなわち、遮蔽カバー6は、メイン部3aの上面に配置される矩形の板部60と、板部60の両側を形成している側部61と、穴部1aに対応して板部60に貫通形成された穴部62と、板部60の正面及び板部60の内面に下設された係合片63,64とからなる。
以上の遮蔽カバー6は、係合片63,64がメイン部3aの対応する係合穴30aなどに係合されることにより、図3のごとくメイン部3aに対し装着される。この装着状態では、板部60により透過カバー側の円形部50の外周が穴部62を介して縁取りされたり、コネクタ部46及びその円形部40との接続部などが目視不能となる。通常は、この状態で正面遮蔽カバー10が端面3cに装着される。正面遮蔽カバー10は、化粧板を兼ねており、左右中間部に設けられて配置部38より一回り小さな矩形の開口11と、内両側に設けられた係止片部12とを有している。そして、正面遮蔽カバー10は、端面3cに対し、各係止片部12が対応する横穴30eに係止されることにより装着される。この装着状態では、図6(a)のごとく照明成形体の短片部45の垂直部が開口11により縁取りされる。
また、上記下保持部材15は、図1及び図2に示されるごとく回動板部16及び回動板部の揺動端側に受けられたトレー17からなる。回動板部16は、上両側面に突設した軸部19と、揺動端に設けられた容器Cの一部を逃がす略半円形の切欠部18とを有している。トレー17は、切欠部18の内側に水平となるよう連結されている。そして、以上の下保持部材15は、各軸部19がメイン部3aの両側にある横穴30fに係合されることにより本体3に対し回動可能に組み付けられる。下保持部材15は、この組立状態において、図2のごとく軸部19を支点として所定角下側へ傾いた使用状態と、引出体1がケース2内に摺動して収納状態に切り換えられる過程で使用状態から本体3の厚さ内に収まる非使用状態とに切り換えられる。
次に、以上の本体3(ないしは引出体1)とケース1との関係について簡単に述べる。この構造では、本体3が図1(a)及び図2に示されるごとく、ケース2に対し引出位置と収納位置とに切り換えられるとともに、引出位置において下保持部材15が軸部19を支点として下方へ回動されて使用状態となる。引出位置において、本体3は台座部3bの係止爪34がケース側の貫通孔20aの対応端面に当接することにより抜け止めされる。
また、台座部3bにおいて、取付穴36bには回転式ダンパ8が装着され、凹所36aには巻バネ9が支持される。ダンパ8は、本体内の流体で制動されるギアを有し、本体が取付穴36bに取り付けられた状態で、そのギアがケース側の歯部27と噛み合う。巻バネ9は、図9(b)のごとく本体が対応部に巻き上げた帯状の板バネを有し、両側の軸部を凹所36aの対向側面に設けられた縦溝に嵌合した状態で回動可能に支持される。また、巻バネ9は、板バネの引出端9aがケース側下面21の対応部に係止された状態で、本体3がケース2の奥部まで移動される過程で板バネを引き出し、その戻り力を動力として本体3ないしは引出体1をケース2の前方に突出するよう付勢する。
(作用特徴)以上のカップホルダは従来構造に比べ以下のような利点を有している。
(1)まず、本体3ないしは引出体1は、揺動部材7のピン7aがカム溝35に設けられた不図示の係止用凹部に係合することで、巻バネ9の付勢力に抗しケース2の収納位置に係止される。すなわち、このカップホルダは、カム溝35及びピン7aからなるプッシュ・プッシュ係止機構により、本体3ないしは引出体1を巻バネ9の付勢力に抗してケース2内に押し込んだ収納位置で係止し、次に本体3ないしは引出体1を押し込み方向に押して手を離すと、前記係止を解除して本体3ないしは引出体1を巻バネ9の付勢力により引出位置まで前進移動する。引出位置では、下保持部材15が軸部19を支点として所定角下側へ傾いた使用状態となり、本体穴部1aに挿入される容器Cの底面がトレー17で受け止め支持可能となる。
(2)以上の基本作動に加え、この構造では、照明成形体4の発光領域が穴部1aに対応する円形部40(傾斜部41)と、本体側面に配置されている長片部43と、本体正面に配置されて開口11に露出された短片部45となっている。このため、乗員は、車室内が暗闇でも、飲料などの容器Cを円形部40で発光して明るくなっている穴部1aに確実に出し入れできる点、円形部40の光が上リング部32を構成している上面33の穴部33aを通じてトレー17側も照らすため容器Cの保持状態でも全体の位置を視認し易い点、引出体1の両側面と正面が長片部43及び開口11に露出した短片部45で発光して引出体1の輪郭も分かるため引出体1に不用意に衝突するというような虞がなる点などで優れている。
尚、本発明は、以上の形態に制約されることなく、請求項で特定される構成を実質的に備えておればよく、細部は必要に応じて種々変更可能なものである。具体例としては、透過カバー5が短片部45を覆う箇所も有している構成、照明成形体4が引出体1をケース2から引き出すのと連動してオンとなって点灯したり引出体1をケース2に収納されるのと連動して自動的にオフとなって消灯される構成、引出体1ないしは本体3が穴部に代えて物入れ用凹部を形成つまり収納体それに類似の装置に変更される構成、などである。
1…引出体(内装装置に相当し、1aは穴部)
2…ケース(20は上面、21は下面、22は開口、23は側面、24は背面)
3…本体(3aはメイン部、3bは台座部、31は穴部、38と39は配置部)
4…照明成形体(40は円形部、41は傾斜部、46はコネクタ部)
5…透過カバー(50は円形部、51は傾斜部、53は長片部、55は爪部)
6…上遮蔽カバー(遮蔽カバーに相当し、60は板部、62は穴部)
7…揺動部材(7aはトレース用ピン)
8…ダンパー
9…巻きばね
10…正面遮蔽カバー(遮蔽カバーに相当し、11は開口)
15…下保持部材
43…長片部(片部に相当)
45…短片部(片部に相当)
C…容器

Claims (4)

  1. 車室の内装装置に組み込まれて光源であるエレクトロルミネセンス材料を用いて照明する光源配置構造において、
    前記エレクトロルミネセンス材料は、前記内装装置の内側部分及び外側部分を含む複数箇所に亘って配置される立体形の照明成形体に形成され、かつ、発光領域が前記内装装置に取り付けられる遮蔽カバーによって部分的に覆われることにより制限されていることを特徴とする車両用内装装置における光源配置構造。
  2. 前記照明成形体は、主要部が前記内装装置に形成されている前記内周面及び外側面を含む当接面部と、前記遮蔽カバー又は/及び光を通す透過カバーとの間に挟持されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用内装装置における光源配置構造。
  3. 前記内装装置は凹部ないしは穴部を形成していると共に、前記照明成形体は前記凹部ないしは穴部の内周面、及び前記凹部ないしは穴部を形成している本体の外側面の一部に亘って配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用内装装置における光源配置構造。
  4. 前記内装装置は前記凹部ないしは穴部に容器を入れて保持するカップホルダであることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の車両用内装装置における光源配置構造。
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