JP6388796B2 - 車両用コンソール装置 - Google Patents

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Description

本発明は車両の天井部分に取り付けられる車両用コンソール装置に関するものであり、特に、小物を収納可能な収納部と室内照明装置とを一体に備えた車両用コンソール装置に関するものである。
従来、車両の天井部分に取り付けられる車両用コンソール装置に関しては、従来から種々の形態のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1記載の車両用コンソール装置は、図5に示すように、車室内に開口する凹部101を有する車両の天井部100に取り付け固定されるハウジング体102と、そのハウジング体102に対して支軸103を介して回動自在に軸支された蓋体(リッド)104とを有している。そして、支軸103を支点に蓋体104を回転させて当該蓋体104をハウジング体102の凹部101内へ収容することにより、その凹部101の閉塞を可能とする構成になっている。
なお、蓋体104の閉ロック及び開放操作は、プッシュオープン式のロック機構により制御される。すなわち、ここでのロック機構では、図5に実線で示す閉塞状態(閉塞位置)において、蓋体104の下面(下壁104a)を軽く押すとロックが解除され、蓋体104が下側(車室内側)へ回動されて図5中に2点鎖線で示す開放位置まで開くのを許容する。反対に、その開放位置から、蓋体104を上側へ回動させて凹部101内に押し込み、その後、押し込みを解くと、当該蓋体104が凹部101内に収納された前記閉塞位置で再びロック機構によりロックされるようになっている。
また、蓋体104には仕切り板105により仕切られた照光部106と収納部107が一体に設けられ、ハウジング体102には照光部106に対応して発光ダイオードでなる光源108が設けられている。
前記仕切り板105は、その上面が収納部107の底面として使用され、その下面側は、蓋体104の内面と共に照光部106の空間を形成している。その照光部106には、蓋体104が閉塞位置に配置されたときに光源108と対応する部分に光透過窓109が設けられており、その光透過窓109を通して光源108からの光が照光部106内に照射される。また、照光部106内において、仕切り板105の下面には光源108からの光を車室内側へ反射することができるように、反射板としてリフレクタ110が配置されている。また、蓋体104の下壁104aには、反射された光源108の光を車室内に向かって集光させるレンズ111が一体に設けられている。
そして、この車両用コンソール装置では、蓋体104が凹部101内に収納された図5中に実線で示す閉塞位置にあるとき、スイッチ112を操作すると光源108が光を照射する。また、その光は、光透過窓109を通って照光部106内に入り、リフレクタ110に反射し、レンズ111を通って車室内へ照射される。
また、蓋体104が閉塞位置にある状態において、その蓋体104の下面(下壁104a)を軽く押すとプッシュオープン式のロック機構を解除することができる。ロック機構を解除されると、蓋体104が凹部101から開放された図5中に2点鎖線で示す開放位置まで回動されて、収納部107が車室内側に開かれ、当該収納部107内にサングラスや無線送信機、カード等、小物の出し入れが可能となる。このとき、スイッチ112を操作して光源108を点灯させれば、その光源108から発せられた光は収納部107に照射されるため、夜間や屋内駐車場等の暗所においても小物の出し入れが容易となる。
小物の出し入れが終了したら、その開放位置から蓋体104を上側へ回動させて凹部101内に押し込み、その後、押し込みを解くと、当該蓋体104が凹部101内に収納されてロック機構により閉塞位置で再びロックされる。
特開2006−117207号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているような従来の車両用コンソール装置においては、蓋体が仕切り板により仕切られて照光部と収納部が一体に設けられているので、収納部の占有面積が小さくなる。したがって、収納部に例えばサングラス等、比較的大きな小物を収納できるようにするためには、装置自体を大形化しなければならないので、その取り付け場所に制限を受けるという問題点があった。
また、特許文献1に記載される車両用コンソール装置では、仕切り板の下面、すなわち照明部の内面に光源からの光を下側に向けて反射させるリフレクタを設けるとともに、蓋体の下面側に照明部内の光を車室内に向かって集光させるレンズを設けている。したがって、蓋体にリフレクタやレンズを組み合わせなければならないので、部品点数が多く、コスト高になるという問題点があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、車両の天井部に取り付けられて車室内を照らすことができる照明部と小物の収納することができる収納部を一体化した構成であって、小物を収納するための大きな占有面積を確保し、かつ小形化が可能で、また部品点数を減らして構成を簡素化することができる車両用コンソール装置を提供することを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に係る本発明は、車室内に開口する凹部を有して車両の天井部に取り付け固定されたハウジング体と、該ハウジング体に対して回動自在に軸支された蓋体とを有し、該蓋体を前記ハウジング体の前記凹部内へ収容することにより当該凹部の閉塞を可能とする車両用コンソール装置において、前記ハウジング体の凹部と対向して前記蓋体に設けられた小物の出し入れを可能とする収納部と、光り取り入れ口を有して車室内と対向する前記蓋体の下面壁の少なくとも一部を形成している導光板と、前記蓋体が前記ハウジング体の前記凹部を閉塞しているときは前記導光板の光り取り入れ口を照射し、前記蓋体が前記ハウジング体の前記凹部を開放しているときは前記収納部内を照射するようにして、前記ハウジング体側に設けられた光源と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、蓋体がハウジング体の凹部を閉塞している状態(閉塞位置)において、光源が光を発光すると、その光が導光板の光り取り入れ口から当該導光板内に入り、当該導光板の全体が発光した状態になって車室内を照明する。また、蓋体が閉塞位置からハウジング体の凹部を開放した開放位置に配置されると、光源からの光は蓋体の収納部内を照射して、夜間や屋内駐車場等の暗所における小物の出し入れを容易にする。また、この構成での照光部は、車室内と対向する蓋体の下壁面、すなわち車室内と対向する蓋体の表面に組み込まれた状態となる。したがって、例えば前述した特許文献1のように、蓋体の内側のスペースを仕切り板で仕切って照明部と収納部とを設け、更に照明部の内部にリフレクタやレンズを設ける必要はない。これにより、部品点数を減らすことができるとともに、小形ながらも蓋体の内側に作られる収納部の占有面積を大きく確保してなる装置が得られる。また、蓋体と導光板を上手に組み合わせることによって意匠効果を向上させることができる。
請求項2に係る発明は、蓋体が、少なくとも一部に導光板の機能を持たせて透明樹脂で形成してなる、ことを特徴とする。
この構成によれば、蓋体の少なくとも一部を透明樹脂で形成して、その透明樹脂部分に導光板の機能を設けて、蓋体と導光板を一体に形成するので、更に部品点数の低減が図れる。
請求項3に係る発明は、少なくとも蓋体の下面壁全体が、導光板の機能を有して形成されている、ことを特徴とする。
この構成によれば、車室内に表出している蓋体の下面壁全体を発光させた状態にすることができるので、意匠効果を更に向上させることができる。
請求項4に係る発明は、収納部の内面に不織布を貼着してなる、ことを特徴とする。
この構成によれば、収納部内部が導光板を通して車室内側から見えるのを不織布で隠すことができるので、意匠効果を更に向上させることができる。
請求項5に係る発明は、光源は発光ダイオードを使用した、ことを特徴とする。
この構成によれば、光源に発光ダイオードを用いることで、光源を、より小形化及び省電力化でき、光源から発生する熱量を比較的低く抑えることができる。
本発明によれば、車両の天井部に取り付けられて車室内を照らすことができる照明部と小物の収納することができる収納部を一体化した装置において、小物を収納するための大きな占有面積を確保し、かつ小形化が可能になる。また、部品点数を減らしてコスト低減を図り、安価に提供することができる。
本発明を適用した車両用コンソール装置を車両の天井部に装着した状態を示し、(a)は蓋体を閉塞位置に配置させた状態を示す図、(b)は蓋体を開放位置に配置させた状態を示す図である。 図1に示す車両用コンソール装置を示す正面図である。 図2に示す車両用コンソール装置のA−A線断面に相当し、蓋体を閉じた状態で示す車両用コンソール装置の断面図である。 図2に示す車両用コンソール装置のA−A線断面に相当し、蓋体を開放した状態を示す車両用コンソール装置の断面図である。 従来の車両用コンソール装置の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の車両用コンソール装置11を車両の天井部10に装着した実施例を示す図で、(a)は車両用コンソール装置11の蓋体15を閉塞位置配置させた状態を示す図、(b)は蓋体15を開放位置に配置させた状態を示す図である。そして、本実施例の車両用コンソール装置11では、図1の(a)に示すように蓋体15を閉塞位置に配置させた状態において、後述する光源18を点灯させると、その光源18からの光を車室内に照射することができ、また図1の(b)に示すように蓋体15を開放位置に配置させて開くと、当該蓋体15の内面側に形成されている収納部16にサングラスや無線送信機、カード等、小物の出し入れをすることが可能であり、さらに小物の出し入れ後は(a)に示すように蓋体15を閉塞位置に戻すことができるようになっている。
次に、その車両用コンソール装置11の構造を図2乃至図4を用いて詳細に説明する。図2は車両用コンソール装置11の正面図である。また、図3及び図4は図2に示す車両用コンソール装置のA−A線断面に相当し、図3は蓋体15を閉塞位置に配置させた状態で示す車両用コンソール装置の断面図、図4は蓋体を開放位置に配置させた状態で示す車両用コンソール装置の断面図である。
図2乃至図4に示すように、本実施例に係る車両用コンソール装置11は、車両の天井部10(図1に示す)に取り付け固定されるハウジング体12を有している。
前記ハウジング体12は、樹脂材で概略箱形に形成されており、それぞれ下面側(車室内側)に開口してなる凹部13と凹部14とが一体に設けられている。その凹部13と凹部14は互いに独立している。凹部13は、後に詳述する収納部16と照光部(導光板17)を有した蓋体15を収容するものであり、それらを収容できる容積が確保されている。一方、凹部14は、後述する光源18のオン・オフを制御するスイッチ19、及び、そのスイッチ19を操作する操作部材20等を収容するものであり、それらを収容できる容積が確保されている。なお、凹部14は、スイッチ19や操作部材20等を別の位置に設けておけば、必ずしも設ける必要はないものである。
前記凹部13は、本実施例においては、断面略コ字状に形成した箱状に形成されており、車両の前方向に位置する前側壁13aと、その前側壁13aと向かい合い車両の後方に位置する後側壁13bと、前記前側壁13a及び後側壁13bと隣り合う位置に互いに向かい合うようにして形成されている左右1対の側壁13c、13d(左側の側壁13dは図示していない)と、上面を閉塞している上壁13eとを有し、車室内と対向する下面が開口されている。
更に、ハウジング体12の上壁13eには、前記後側壁13bと隣り合う位置に、当該後側壁13b側から前側壁13a側に向かって斜め下方に向かって凹部13内に突出されてなる曲面状をした突出部13fが設けられている。その曲面状の突出部13fには、前記光源18が配設され、当該光源18の、光源18から前側壁13a側に向かって斜め下方に光りを照射するようになっている。
この実施例では、光源18には、発光ダイオード(好ましくは高輝度LED又は超高輝度LED等)を採用し、必要によっては複数個の発光ダイオードを並設して使用される。なお、この光源18は、省電力化や小形化、発生熱量を低く抑えられる等の利点から発光ダイオードを使用しているが、発光ダイオードに限定されるものでなく、白熱灯や蛍光灯等、適度な光りを発するものであれば代用することが可能である。そして、この光源18のオン・オフは、操作部材20によるスイッチ19の操作によって制御するが、これ以外の操作であってもよい。
次に、蓋体15について説明する。蓋体15は、前述したように収納部16と照光部(後に詳述する導光板17)を有し、ハウジング体12の凹部13内において支軸21を介し当該ハウジング体12に回動自在に軸支されている。そして、蓋体15は、図3に示すように蓋体15の全体が前記凹部13内に収容されて当該凹部13の閉塞を可能とする閉塞位置と、図4に示すように蓋体15の車両の後方側(後に詳述する後側壁15c側)が下側(車室側)に回動されて収納部16が開放された開放位置とに、切り替え配置可能になっている。
なお、蓋体15の閉ロック及び開放操作は、図示しないが、プッシュオープン式のロック機構により制御される。すなわち、ここでのロック機構では、図3に実線で示す閉塞状態(閉塞位置)において蓋体15の下面(後に詳述する下面壁15b)を軽く押すとロックが解除され、蓋体15が下側(車室内側)へ回動されて図4中に示す開放位置まで開くのを許容する。反対に、その開放位置から蓋体15を上側へ回動させて凹部13内に押し込み、その後、押し込みを解くと、蓋体15が凹部13内に収納されて当該凹部13を閉塞する前記閉塞位置で再びロック機構によりロックされるようになっている。
更に、前記蓋体15の構成を説明すると、その蓋体15は、断面略コ字状をした箱状に形成されており、ハウジング体12の凹部13内に収納させたときに、当該凹部13の上壁13e及び前記光源18と向かい合うように位置する上壁15aと、その上壁15aと向かい合っているとともに、下側表面が車室内と対向している下面壁15bと、車両の後方向に位置し、かつ、隣り合う前記上壁15a及び下面壁15bと互いに連続した状態で形成されている後側壁15cと、それら前記上壁15aと下面壁15b及び後側壁15cとそれぞれ隣り合う位置に、互いに向かい合うようにして形成されている左右1対の側壁15d、15e(左側の側壁15eは図示していない)と、を一体に有して、車両の前方向に位置する前面及び上面の一部が開口されている。
また、前記蓋体15の左右1対の側壁15d、15eの外面にはそれぞれ、側壁15d、15eから直角に突出している支軸21が各々設けられている。なお、その支軸21は蓋体15と一体に形成する、または別体に形成して後から一体に取り付けられる。そして、これら支軸21は、当該支軸21と対応して凹部13の左右の側壁13c、13dに設けられている図示しない軸孔に回転可能に嵌合されており、この支軸21と軸孔との嵌合により、蓋体15がハウジング体12の凹部13に回動可能に取り付けられ、蓋体15が支軸21を支点に回動して前記閉塞位置と開放位置に回動切り替えされるのを許容する。
さらに、車両の後方向に位置する前記上壁15aと後側壁15cは、蓋体15が支軸21を支点として回動された時に、ハウジング体12における凹部13の後側壁13b内面と干渉しないように、弧状を描く連続した曲面で形成されている。
そして、前記蓋体15は、樹脂材で一体に成形されており、前記上壁15aと下面壁15bと後側壁15cと左右の側壁15d、15eとで、例えばサングラスや携帯無線機等の、小物の出し入れを可能とする断面略コ字状をした袋状の収納部16を形成し、前記上壁15aと下面壁15bと後側壁15cとで前記照光部としての導光板17を形成している。すなわち、本実施例では、例えば上壁15aと下面壁15bと後側壁15cは、導光板17として別に先に形成されて、前記左右の側壁15d、15eを成形するときに、成形金型(図示せず)内にセットされて左右の側壁15d、15eと一体化されるものである。
その導光板17は、透明性の樹脂、例えば内部に導光板の機能を持たせて透明樹脂で形成されており、前記光源18と対応する位置には当該光源18からの光りの照射を直接受ける光り取り入れ口17aを有している。そして、導光板17は、導光板の機能、すなわち光源18からの光りが光り取り入れ口17aに照射されると、その光源18からの光りが光り取り入れ口17aから導光板17内部に入り、更にその光りが内部で拡散されて導光板17の全体が発光した状態になり、その拡散した光りが導光板17の下側表面から車室内に向けて照射される機能が設けられている。
また、収納部16の内側において、前記上壁15aと下面壁15bと後側壁15cと左右の側壁15d、15eには、その略全面(収納部16の略全体の内面)に不織布(図示せず)が貼着されている。その不織布は、収納部16内に収容されたサングラス等にキズが付くのを防ぐとともに、透明樹脂で形成されている導光板17を透かして収納部16の内部が車室内側から見えるのを隠し、意匠効果の向上を図る機能を有する。
なお、本実施例では、導光板17は、前記上壁15aと下面壁15bと後側壁15cの全体で構成しているが、例えば上壁15aと下面壁15bと後側壁15cに連続して跨がるように帯状に形成し、上壁15aと下面壁15bと後側壁15cの少なくとも一部、すなわち蓋体15の一部に導光板17の機能を持たせて設けるようにしてもよいものである。
そして、このように構成された車両用コンソール装置11は、凹部13が車両前方側で、凹部14が車両後方側となるようにして、図1に示すように、ハウジング体12を車両の天井部10の所定の位置に埋め込んだ状態にして当該天井部10に固定して取り付けられる。したがって、この取り付け状態では、蓋体15の後側壁15cは車両後方側となっている。
そして、通常、図3に示すように蓋体15の全体が前記凹部13内に収容されて当該凹部13を閉塞した収容位置に配置され、図示しないプッシュオープン式のロック機構により、ロックされている。また、この状態では、光源18の直前に導光板17の光り取り入れ口17aが対向配置されている。そして、操作部材20を介してスイッチ19をオン操作すると、光源18が点灯し、その光源18からの光りが光り取り入れ口17aより導光板17の内部に入り、更に内部で拡散して導光板の全体が発光した状態になる。また、その拡散した光りが導光板17の表面から車室内に向けて照射される。この光りは、乗員の手元付近等を照らしてマップランプ等として使用される。なお、図1の(a)は、その点灯した光りが乗員の手元付近等を照らしている状態を示している。また、運転中等、運転者が眩惑を感じるときには、操作部材20を介してスイッチ19をオフ操作すると、光源18が消灯して運転者の眩惑を防止できる。
また、蓋体15が閉塞位置にある状態において、その蓋体15の下面(下面壁15b)を軽く押すと、プッシュオープン式のロック機構を解除することができる。ロック機構を解除されると、蓋体15が支軸21を支点にして、凹部13から開放された図4中に示す開放位置まで回動されて、収納部16が車室内側に開かれ、サングラスや無線送信機、カード等、小物の出し入れが可能となる。図1の(b)は、その蓋体15を開放している状態を示している。そのとき、操作部材20を介してスイッチ19を操作し、光源18を点灯させれば、その光源18から発せられた光は収納部16を直接照射するため、夜間や屋内駐車場等の暗所においても小物の出し入れが容易となる。
小物の出し入れが終了したら、その開放位置から蓋体15を上側へ回動させて凹部13内に押し込み、その後、押し込みを解くと、蓋体15が凹部13内に収納されてロック機構により閉塞位置で再びロックされる。
したがって、この実施例における車両用コンソール装置11における導光板17(照光部)は、蓋体15の表面に組み込まれた状態で設けられるもので、前述した従来装置のように蓋体の内側のスペースを仕切り板により仕切って照明部と収納部とを設け、更に照明部の内部にリフレクタやレンズを設ける必要はない。これにより、部品点数を減らすことができるとともに、小形ながらも蓋体15の内側に作られる収納部16の占有面積を大きく確保することができる。また、蓋体15と導光板17を上手に組み合わせることによって意匠効果を向上させることができる。
また、蓋体15を、透明樹脂を使用して、その一部または全体に導光板の機能を持たせて形成すると、蓋体15と導光板17を一体に形成することができ、更に部品点数の低減と意匠効果を向上させることができる。
また、導光板17の内面側、すなわち収納部16の内面全体に不織布を貼着している。したがって、その不織布により、収納部16内部が導光板17を通して車室内側から見えるのを隠すことができるので、意匠効果を更に向上させることができる。
また、光源18に、発光ダイオードを使用しているので、発熱電球等を使用した場合に比べて、より小形化・省電力化ができるとともに、光源18から発生する熱量を比較的低く抑えることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれものである。
10 天井部
11 車両用コンソール装置
12 ハウジング体
13 凹部
13a 前側壁
13b 後側壁
13c 右側壁
13d 左側壁
13e 上壁
13f 曲面状の突出部
14 凹部
15 蓋体
15a 上壁
15b 下面壁
15c 後側壁
15d 右側壁
15e 左側壁
16 収納部
17 導光板(照光部)
17a 光り取り入れ口
18 光源
19 スイッチ
20 操作部材
21 支軸

Claims (5)

  1. 車室内に開口する凹部を有して車両の天井部に取り付け固定されたハウジング体と、該ハウジング体に対して回動自在に軸支された蓋体とを有し、該蓋体を前記ハウジング体の前記凹部内へ収容することにより当該凹部の閉塞を可能とする車両用コンソール装置において、
    前記ハウジング体の凹部と対向して前記蓋体に設けられた小物の出し入れを可能とする収納部と、
    光り取り入れ口を有して前記凹部の第1上壁と向かい合うように位置する第2上壁と、
    前記第2上壁と向かい合っているとともに下側表面が車室内と対向している下面壁と、
    車両の後方向に位置するとともに隣合う前記第2上壁及び前記下面壁と互いに連続した状態で形成されている後側壁と、を有し、前記蓋体の一部を形成する導光板と、
    前記蓋体が前記ハウジング体の前記凹部を閉塞しているときは前記導光板の光り取り入れ口を照射し、前記蓋体が前記ハウジング体の前記凹部を開放しているときは前記収納部内を照射するようにして、前記ハウジング体側に設けられた光源と、
    を備えることを特徴とする車両用コンソール装置。
  2. 前記蓋体が、少なくとも一部に導光板の機能を持たせて透明樹脂で形成してなる、ことを特徴とする請求項1に記載の車両用コンソール装置。
  3. 前記蓋体の前記下面壁全体が、前記導光板の機能を有して形成されている、ことを特徴とする請求項2に記載の車両用コンソール装置。
  4. 前記収納部の内面に不織布を貼着してなる、ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の車両用コンソール装置。
  5. 前記第2上壁及び前記後側壁は、弧状を描く連続した曲面で形成されている、ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両用コンソール装置。
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