JP2013251812A - コミュニケーションシステム、通話管理サーバ、位置情報サーバ及びコミュニケーション端末 - Google Patents

コミュニケーションシステム、通話管理サーバ、位置情報サーバ及びコミュニケーション端末 Download PDF

Info

Publication number
JP2013251812A
JP2013251812A JP2012126271A JP2012126271A JP2013251812A JP 2013251812 A JP2013251812 A JP 2013251812A JP 2012126271 A JP2012126271 A JP 2012126271A JP 2012126271 A JP2012126271 A JP 2012126271A JP 2013251812 A JP2013251812 A JP 2013251812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
terminal
communication
leakage risk
absence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012126271A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5880293B2 (ja
Inventor
Hiroaki Uchiyama
裕章 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2012126271A priority Critical patent/JP5880293B2/ja
Priority to US13/904,492 priority patent/US9094573B2/en
Publication of JP2013251812A publication Critical patent/JP2013251812A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5880293B2 publication Critical patent/JP5880293B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/14Systems for two-way working
    • H04N7/15Conference systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/16Arrangements for providing special services to substations
    • H04L12/18Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
    • H04L12/1813Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast for computer conferences, e.g. chat rooms
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00Network architectures or network communication protocols for network security
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/10Architectures or entities
    • H04L65/1046Call controllers; Call servers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/40Support for services or applications
    • H04L65/403Arrangements for multi-party communication, e.g. for conferences
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/40Support for services or applications
    • H04L65/403Arrangements for multi-party communication, e.g. for conferences
    • H04L65/4038Arrangements for multi-party communication, e.g. for conferences with floor control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/56Arrangements for connecting several subscribers to a common circuit, i.e. affording conference facilities
    • H04M3/567Multimedia conference systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W12/00Security arrangements; Authentication; Protecting privacy or anonymity
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M2203/00Aspects of automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M2203/60Aspects of automatic or semi-automatic exchanges related to security aspects in telephonic communication systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W12/00Security arrangements; Authentication; Protecting privacy or anonymity
    • H04W12/60Context-dependent security
    • H04W12/67Risk-dependent, e.g. selecting a security level depending on risk profiles

Abstract

【課題】通信ネットワーク利用のコミュニケーションシステムにおいて、通信元の利用者が相手端末の周囲環境によってコミュニケーションを開始するか否か判断できるようにする。
【解決手段】各通話端末の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を管理する位置情報サーバを備える。位置情報サーバは、時々刻々、各通信端末の最新の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を通話管理サーバへ通知する。通話管理サーバは、通信元通話端末の宛先リスト要求に応じて、各通信先通話端末の端末名、最新の位置情報、情報漏洩リスク有無情報等を該通信元通話端末へ通知する。通信元通話端末は、各通信先通話端末の端末名、位置情報等を表示するが、位置情報は情報漏洩リスク有無情報に応じて表示方法を変える。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信ネットワーク利用のコミュニケーションシステム、その通話管理サーバ、位置情報サーバ及びコミュニケーション端末に関する。
近年、テレビ会話システムやウェブ会議システムなどで代表されるように、インターネット等の通信ネットワーク利用のコミュニケーションシステムが普及している。さらに、コミュニケーション端末としてテレビ電話が可能な携帯通話端末が普及し、これを用いたテレビ会議等が可能となり、利用者同士がいつでもどこでも、通信ネットワークを介して会議等を行うことが可能となってきた。一方、これに伴い、テレビ会議等を行う利用者の周囲の環境によっては、セキュリティが保たれない問題が生じてきている。
これに対し、従来技術としては、送信側が自分の環境状況に応じて、相手と音声のみで会議したり、相手に画像のみ送ったり、背景画像を消して送ったりする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このような従来技術では、相手の周囲の環境が考慮されていないため、セキュリティ上、例えば公衆の場所にいる相手とはテレビ会議等を実施したくない場合でも、テレビ会議等を始めてしまい、後から相手の状況(公衆の場所にいる等)に気がつくという問題があった。
本発明は、通信ネットワーク利用のコミュニケーションシステムにおいて、通信元の利用者が通信先の利用者のコミュニケーション端末の置かれた状況によって、該通信先の利用者とコミュニケーションを開始するか否かを判断できることを可能とすることにある。
本発明は、複数のコミュニケーション端末同士が通話管理サーバを通してコミュニケーションを行うコミュニケーションシステムにおいて、
複数のコミュニケーション端末、通話管理サーバ、及び、位置情報サーバが通信ネットワークに接続され、
位置情報サーバは、各コミュニケーション端末の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を記憶する端末位置情報記憶手段を有し、コミュニケーション端末の位置に応じて、前記端末位置情報記憶手段内の当該コミュニケーション端末における位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を更新し、該更新した最新の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を当該コミュニケーション端末情報と共に通話管理サーバへ送信し、
通話管理サーバは、各コミュニケーション端末ごとに、コミュニケーションに参加可能なコミュニケーション端末のリスト(以下、宛先リスト)を記憶する宛先リスト記憶手段と、各コミュニケーション端末の少なくとも端末名、最新の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を記憶する端末状態記憶手段を有し、前記位置情報サーバから、位置情報及び情報漏洩リスク有無情報をコミュニケーション端末情報と共に受信すると、前記端末状態記憶手段における当該コミュニケーション端末の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を更新し、コミュニケーション通信元のコミュニケーション端末から宛先リスト要求があると、前記宛先リスト記憶手段及び前記端末状態記憶手段をもとに、コミュニケーションに参加可能な各コミュニケーション端末の少なくとも端末名、最新の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を含む宛先リストを前記通信元のコミュニケーション端末へ送信し、
前記通信元のコミュニケーション端末は、前記通話管理サーバから受信した前記宛先リストについて、情報漏洩リスク有無情報に応じて位置情報の表示方法を異にして表示する、
ことを主要な特徴とする。
本発明によれば、通信元の利用者が通信先の利用者とコミュニケーションを開始する前に、該通信先の利用者の周囲環境を把握し、コミュニケーションを開始するか否かを判断することが可能になる。
本発明の一実施形態に係るコミュニケーションシステム(テレビ会議システム)の全体的構成図である。 Bluetooth端末と無線LANアクセスポイントの設置例を示す図である。 本実施形態に係る通話端末のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る通話端末の機能ブロック図である。 稼動状態アイコン管理テーブルの構成例を示す図である。 本実施形態に係る位置情報サーバのハードウェア構成図である。 本実施形態に係る位置情報サーバの機能ブロック図である。 Bluetooth端末情報/位置対応テーブルの構成例を示す図である。 無線LANアクセスポイント/位置対応テーブルの構成例を示す図である。 通話端末位置情報テーブルの構成例を示す図である。 本実施形態に係る通話管理サーバのハードウェア構成図である。 本実施形態に係る通話管理サーバの機能ブロック図である。 通話端末認証管理テーブルの構成例を示す図である。 通話端末管理テーブルの構成例を示す図である。 宛先リスト管理テーブルの構成例を示す図である。 通話端末の最新の位置情報(Bluetooth端末位置情報)が通話管理サーバに反映されるまでの動作シーケンス図である。 通話端末の最新の位置情報(GPS位置情報)が通話管理サーバに反映されるまでの動作シーケンス図である。 通話端末の最新の位置情報(無線LANアクセスポイント位置情報)が通話管理サーバに反映されるまでの動作シーケンス図である。 通話端末の位置情報送信処理フローの概念図である。 通話端末のBluetooth処理フロー図である。 通話端末のGPS処理フロー図である。 通話端末の無線LANアクセスポイント処理フロー図である。 Bluetooth端末の処理フロー図である。 位置情報サーバの処理フロー図である。 通話管理サーバの位置情報更新処理フロー図である。 通話端末、通話管理サーバのテレビ会議開始時の動作シーケンス図である。 通信元通話端末上の宛先リスト表示例を示す図である。 通信元携帯通話端末上の宛先リスト表示例を示す図である。 通信先携帯通話端末上のエリアマップ表示例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下ではコミュニケーションシステムとしてテレビ会議システムを例にするが、勿論、本発明はテレビ会議システムに限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態に係るコミュニケーションシステムとしてのテレビ会議システムの全体的構成図である。本テレビ会議システムは、多数のコミュニケーション端末としての通話端末10、多数のコミュニケーション端末としての携帯通話端末11(便宜上、図1では1つのみ示している)、多数のBluetooth(登録商標)端末20、多数の無線LANアクセスポイント30、多数の公衆無線基地局40、位置情報サーバ50、通話管理サーバ60、及び、これら各装置を接続する通信ネットワークとしてのインターネット70によって構築されている。なお、80はGPS衛星である。
通話端末10や携帯通話端末11は、インターネット70を介して他の通話端末や携帯通話端末とテレビ会議を実施することが可能な端末である。ここで、通話端末10は室内で使うタイプの端末であり、直接、有線LANを介してインターネット70に接続可能である。なお、この通話端末10は持ち運びタイプとすることでもよく(例えば、リコーユニファイドコミニュケーションシステムP3000)、この場合には無線LANアクセスポイント30などを介してインターネット70に接続することが可能である。携帯通話端末11は、屋内外で自由に使う携帯型の端末であり、無線LANアクセスポイント30あるいは公衆無線基地局40を介してインターネット70に接続することが可能である。これら通話端末10や携帯通話端末11は、GPS衛星80からGPS衛星波を受信することで位置情報を取得することが可能である。
Bluetooth端末20は、Bluetooth検索機能を用いて周期的に周囲の通話端末10あるいは携帯通話端末11を検索する端末である。該Bluetooth端末20は、通話端末10や携帯通話端末11が例えば周囲約10m以内に存在する場合、Bluetooth通信により検索することが可能である。検索の結果、見つかった通話端末10あるいは携帯通話端末11の情報は、該Bluetooth端末20によりインターネット70を介して位置情報サーバ50へ送られる。このBluetooth端末20は、例えばオフィス内の会議室や居室等に一定の間隔毎に設置されている。
無線LANアクセスポイント30は、通話端末10や携帯通話端末11をインターネット70に接続するために設置される。例えば、屋外に設置されている公衆無線LANアクセスポイントや、屋内に設置されている企業内等の無線LANアクセスポイント等がある。公衆無線基地局40は、携帯通話端末11をインターネット70に接続するために設置される。例えば、WiMAX無線基局や携帯電話用の基地局などである。
図2に、Bluetooth端末20と無線LANアクセスポイント30の設置例を示す。これは企業(事業所)内に設置される例を示したもので、20−1〜20−9はBluetooth端末、30−1〜30−4は無線LANアクセスポイントである。
図1に戻り、位置情報サーバ50は、各通話端末10及び各携帯通話端末11の位置情報を管理する。この位置情報サーバ50が管理する位置情報には、当該通話端末の情報漏洩リスクの有無(リスクが高い/低い)を示す情報(情報漏洩リスク有無情報)が含まれている。この位置情報は、当該通話端末の位置に対応してリアルタイムに更新される。位置情報サーバ50は、各通話端末10及び各携帯通話端末11の最新(現在)の位置情報を情報漏洩リスク有無情報とともにインターネット70を介して通話管理サーバ60へ送る。
通話管理サーバ60は、各通話端末10及び各携帯通話端末11の端末名、通話状況(稼動状態)、最新の位置情報及び情報漏洩リスク情報、宛先リスト等を管理している。
テレビ会議を実施する際、通信元の通話端末に対して、通話管理サーバ60から通信先の通話端末や携帯通話端末の宛先リストとして、各通信先通話端末の端末名、稼動状態、位置情報、情報漏洩リスク情報等が送られてくる。通信元の通話端末は、通話管理サーバ60から送られた各通信先通話端末の端末名、稼動状態、位置情報等を表示するが、位置情報は情報漏洩リスク有無情報に応じて、位置情報を網掛けや色分けして表示する。これにより、通信元通話端末の利用者は、通信相手の通話端末や携帯通話端末がセキュリティを保たれる環境にあるか否か知ることが可能になる。
次に、本実施形態のテレビ会議システムを構築する主な装置の構成について説明する。
図3は、一実施形態に係る通話端末10のハードウェア構成図である。ここで、通話端末10は持ち運び可能なタイプとする(例えば、リコーユニファイドコミニュケーションシステムP3000)。なお、携帯通話端末11は、該通話端末10と大きさ及び形状のみ異なり、内部の機能構成は基本的に同じである。
図3において、通話端末10は、該通話端末全体の動作制御及び処理を実行するCPU101、該CPU101の駆動に用いられるIPL(Initial Program Loader)等のプログラムを記憶したROM102、CPU101の作業用メモリとして使用されるRAM103、CPU101で実行されるプログラム、及び、各種データやテーブル等を記憶するフラッシュメモリ104、該フラッシュメモリ104に対するプログラムや各種データ等の読み書きを制御するSSD(Solid State Drive)105、外部記録メディア106に対するデータ等の読み書きを制御するメディアドライブ107、種々の操作ボタン108、電源スイッチ109、各種インタフェース(I/F)回路111〜117、及び、これら各部を接続する内部バス110を備えている。なお、フラッシュメモリ104及びSSD105は、ハードディスク(HDD)及びそのドライバに置き替わってもよい。
さらに、通話端末10は、カメラ120、マイク130及びスピーカ140を内蔵し、また、ディスプレイ(表示装置)150が外付けで設けられている。なお、ディスプレイ150は、該通話端末10と一体に構成されてもよい。ちなみに、携帯通話端末11は、このような構成となる。カメラ120は撮像素子I/F115に接続され、マイク130及びスピーカ140は音声入出力I/F116に接続される。ディスプレイ150はディスプレイI/F117に接続される。
図4に、本実施形態に係る通話端末10の機能ブロック図を示す。通話端末10は、GPS情報送受信部1001、Bluetooth情報送受信部1002、無線LANアクセスポイント情報送受信部1003、ネットワーク送受信部1004、操作入力受付部1005、ログイン要求部1006、撮像部1007、音声入力部1008、音声出力部1009、表示用宛先リスト作成部1010、表示制御部1011、及び書込み/読出し処理部1012を有している。これら各部は、図3に示した各構成要素、及びフラッシュメモリ104からRAM103上に展開されたプログラムがCPU101で実行されることによって実現される機能又は手段である。
また、通話端末10は、図3に示したRAM103によって構築される揮発性記憶部1020、及び、図3に示したフラッシュメモリ104によって構築される不揮発性記憶部1030を有している。ここで、不揮発性記憶部1030には、稼動状態アイコン管理テーブル1031が保持されている。
図5に、稼動状態アイコン管理テーブル1032の一例を示す。稼動状態アイコン管理テーブル1032では、宛先通話端末の候補となる通話端末10や携帯通話端末11の稼動状態を示す稼動状態情報毎に、ディスプレイ150に表示される稼動状態アイコンの画像データが関連付けられて管理される。図5では、上から下にかけて、宛先通話端末の候補の稼動状態がオンライン(通話可能)である場合、オンライン(通話中・故障)である場合、オンライン(通話中・正常)である場合、及び、オフラインである場合が示されている。
「オンライン(通話可能)」の稼動状態は、宛先通話端末の候補が、オンラインの状態で、かつ通話を開始していない状態である。「オンライン(通話中・故障)」の稼動状態は、宛先通話端末の候補が他の通話端末と通話中(会議中)の状態であるが、マイクやスピーカ等が故障した場合のように、会話に関する機能が故障したことによって、会話の抑制が生じた状態である。この場合、利用者が該宛先通話端末とのテレビ会議に参加しても、故障により十分な会議を行うことができない。「オンライン(通話中・正常)」の稼動状態は、宛先通話端末の候補が他の通話端末と通話中の状態であるが、マイクの入力ミュートやスピーカの出力ミュート等の場合のように、会話に関する機能を実行したことによって、会話の抑制が生じた状態であり、機能としては正常な動きをしている状態である。この場合、利用者が該宛先通話端末とのテレビ会議に参加しても、この宛先通話端末でマイクの入力ミュートやスピーカの出力ミュート等の機能が解除されれば、十分な会話を行うことができる。「オフライン」の稼動状態は、宛先通話端末の候補が、オフラインの状態である。
次に、図3及び図4を用いて通話端末10の各機能構成及び動作について説明する。
GPS情報送受信部1001は、GPSI/F111によって実現され、CPU101の制御下で、周期的にGPS衛星80から位置情報(GPS情報)を取得する。取得したGPS情報は、該通話端末10の情報と共に、ネットワーク送受信部1004から位置情報サーバ50へ送信される。
Bluetooth情報送受信部1002は、BluetoothI/F112によって実現され、CPU101の制御下で、Bluetooth端末20とBluetooth通信する。先に述べたように、Bluetooth端末20は、通話端末10が例えば周囲約10m以内に存在する場合、Bluetooth通信により通話端末10を探索することが可能である。見つかった通話端末10の情報は、Bluetooth端末20の情報と共に、当該Bluetooth端末20から位置情報サーバ50に送られる。
無線LANアクセスポイント情報送受信部1003は、無線LANI/F113によって実現され、CPU101の制御下で、無線LANアクセスポイント30と通信して、無線LANアクセスポイント30の情報を取得する。取得した無線LANアクセスポイント30の情報は、該通話端末10の情報と共に、ネットワーク送受信部1004から位置情報サーバ50へ送信される。
ネットワーク送受信部1004は、ネットワークI/F114によって実現され、CPU101の制御下で、直接あるいは無線LANアクセスポイント20を経由し、インターネット(通信ネットワーク)70を介して、位置情報サーバ50、通話管理サーバ60、あるいは他の通話端末10や携帯通話端末11と、各種情報の送受信を行う。
通話端末10が他の通話端末10や携帯通話端末11とテレビ会議を実施する際、ネットワーク送受信部1004は、通話管理サーバ60より、通信先通話端末の宛先リスト情報を受信する。この宛先リスト情報は、各通信先通話端末の端末名、稼動状態情報、位置情報、情報漏洩リスク情報、IPアドレス等からなる。
操作入力受付部1005は、操作ボタン108及び電源スイッチ109によって実現され、利用者による各種操作入力を受け付ける。例えば、利用者が、電源スイッチ109をオンにすると、操作入力受付部12が電源オンを受け付けて、電源をオンにする。
ログイン要求部1006は、CPU101の処理によって実現され、電源オンの受け付け等を契機として、ネットワーク送受信部1004からインターネット70を介して通話管理サーバ60に、ログインを要求する旨を示すログイン要求情報及び要求元通話端末のIPアドレス等を送信する。なお、利用者が電源スイッチ109をオンの状態からオフの状態にすると、ネットワーク送受信部1004が通話管理サーバ60へ電源をオフする旨の状態情報を送信した後に、操作入力受付部1005が電源を完全にオフにする。これにより、通話管理サーバ60側では、通話端末10が電源オンから電源オフになったことを認識することができる。
撮像部1007は、カメラ120及び撮像素子I/F115によって実現され、CPU101の制御下で被写体を撮像して、この撮像して得た画像データを出力する。
音声入力部1008は、マイク130及び音声入出力I/F116によって実現され、CPU101の制御下で、マイク130によって利用者の音声が音声信号に変換された後、この音声信号に係る音声データを入力する。音声出力部1009は、スピーカ140及び音声入出力I/F116によって実現され、CPU101の制御下で、自分あるいは相手の音声データに係る音声信号をスピーカ140に出力し、該スピーカ140から音声を出力させる。
表示用宛先リスト作成部1010は、CPU101の処理によって実現され、通話端末10が他の通話端末10や携帯通話端末11とテレビ会議を実施する際、通話管理サーバ60から受信した宛先リスト情報に基づいて、ディスプレイ150に表示する宛先リストの一覧を作成する。この時、各通信先通話端末の稼動状況は、図5に示した稼動状態アイコン管理テーブル1032を参照して、対応する稼動状態アイコンを割り当てるようにして、各通信先通話端末の稼動状況がアイコンで一目で分かるようにする。また、各通信先通話端末の位置情報の表示方法は、情報漏洩リスク有無情報に基づいて、例えば、情報漏洩リストなしの場合には通常表示や青色を割り当て、情報漏洩リストありの場合は網掛け表示や赤色を割り当てるようにして、同様に、各通信先通話端末の周囲環境が、セキュリティ上、問題があるかないか一目で分かるようにする。
表示制御部1011は、ディスプレイI/F117によって実現され、CPU101の制御下で、ディスプレイ150へ種々の情報を表示する制御を行う。具体的には、通話端末10が他の通話端末10や携帯通話端末11とテレビ会議を実施する際、表示制御部1011では、宛先表示リスト作成部1010で作成された宛先リストの一覧をディスプレス150に表示する制御を行う。この時、各通話端末毎に、その稼動状況が対応する稼動状態アイコンで表示され、また、情報漏洩リスクの有無状況が網掛けや色分けで表示される。
書込み/読出し処理部1012は、CPU101の処理及びSSD105によって実現され、揮発性記憶部1020や不揮発性記憶部1030に対する各種情報の書込み/読出し処理を行う。
図6は、一実施形態に係る位置情報サーバ50のハードウェア構成図である。位置情報サーバ50は、該位置情報サーバ全体の動作制御及び必要な処理を実行するCPU501、該CPU501の駆動に用いられるIPL等のプログラムを記憶したROM502、CPU501の作業用メモリとして使用されるRAM503、CPU501で実行されるプログラム、及び、各種データやテーブル等を記憶するハードディスク(HDD)504、外部記録メディア505に対するデータ等の読み書きを制御するメディアドライブ506、各種情報を表示するディスプレイ207、インターネット(通信ネットワーク)70を利用してデータ伝送を行うためのネットワークI/F511、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード512、ディスプレイ207上の各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス513、着脱可能な記録媒体としてのCD−ROM514などに対するデータ等の読み書きを制御するCD−ROMドライバ515、及び、これら各部を接続する内部バス510を備えている。
なお、CPU501で実行するプログラムは、外部記録メディア505やCD−ROM514等のコンピュータで読取り可能な記録媒体に記録して流通可能とすることでもよい。また、該プログラムは、HDD504ではなく、ROM502に記録することでもよい。
図7に、本実施形態に係る位置情報サーバ50の機能ブロック図を示す。位置情報サーバ50は、ネットワーク送受信部5001、位置情報処理部5002、及び書込み/読出し処理部5003を有している。これら各部は、図6に示した各構成要素、及びHDD504からRAM503上に展開されたプログラムがCPU501で実行されることによって実現される機能又は手段である。
また、位置情報サーバ50は、図6に示したRAM503によって構築される揮発性記憶部5020、及び、図6に示したHDD504や記憶記録メディア505等によって構築される不揮発性記憶部5030を有している。ここで、不揮発性記憶部5030(例えば、HDD504)には、Bluetooth端末/位置対応テーブル5032、無線LANアクセスポイント/位置対応テーブル5034、通話端末位置情報テーブル5036、及び、地図情報データベース5038が保持されている。
図8乃至図10に、Bluetooth端末/位置対応テーブル(Bluetooth端末/位置対応記憶手段)5032、無線LANアクセスポイント/位置対応テーブル(無線LANアクセスポイント/位置対応記憶手段)5034、通話端末位置情報テーブル(端末位置情報記憶手段)5036の構成図を示す。なお、地図情報データベース5038は既存のものでよく、その具体的構成等については省略する。
Bluetooth端末/位置対応テーブル5032では、図8に示すように、各Bluetooth端末情報(Bluetooth端末ID)毎に、当該Bluetooth端末の位置情報、及び、情報漏洩リスクの有無を示す情報(情報漏洩リスク有無情報)を管理している。無線LANアクセスポイント/位置対応テーブル5034では、図9に示すように、各無線LANアクセスポイント情報(アクセスポイントID)毎に、当該無線LANアクセスポイントの位置情報、及び、同様に情報漏洩リスクの有無を示す情報(情報漏洩リスク有無情報)を管理している。
また、通話端末位置情報テーブル5036では、図10に示すように、各通話端末10及び携帯通話端末11の通話端末情報(通話端末ID)毎に、当該通話端末の現在(最新)の位置情報を管理している。通話端末の位置情報は、自端末位置情報、Bluetooth端末位置情報、無線LANアクセスポイント位置情報及びGPS位置情報の一つあるいは複数で構成され、且つ、各位置情報には、情報漏洩リスク有無情報が付加されている。
ここで、自端末位置情報は、当該通話端末自体の位置情報を示している。また、Bluetooth端末位置情報は、当該通話端末近くに存在するBluetooth端末の位置情報を示し、無線LANアクセスポイント位置情報は、同様に当該通話端末近くに存在する無線LANアクセスポイントの位置情報を示している。GPS位置情報は、GPS衛星80から取得した当該通話端末位置の位置情報を示している。すなわち、通話端末が利用者の居室等に固定的に設置されている場合には、位置情報は自端末位置情報とすればよいが、通話端末が持ち運びタイプあるいは更に小型の携帯タイプの場合には、位置が定まらないため、当該通話端末の近くに存在するBluetooth端末や無線LANアクセスポイントの位置情報、あるいは、GPS衛星から取得されたGPS位置情報を、当該通話端末の位置情報とする。
図10において、「10001」の通話端末は、利用者の居室等に固定的に設置されている通話端末の一例である。また、「10002」〜「10005」の通話端末は、持ち運びタイプあるいは更に小型の携帯タイプの通話端末の一例である。ここで、「10002」と「10003」の通話端末は、近くに無線LANアクセスポイントが存在し、「10004」の通話端末は、近くにBluetooth端末と無線LANアクセスポイントの両方が存在する例である。「10005」の通話端末は、近くにBluetooth端末も無線LANアクセスポイントも存在しない例である。
なお、図10中の通話端末位置情報テーブル5036中のBluetooth位置情報、無線LANアクセスポイント位置情報及びGPS位置情報は、当該通話端末の位置に応じて更新されるが、これについては後述する。
図7に戻り、位置情報サーバ50の各処理機能5001〜5003の動作について説明する。
ネットワーク送受信部5001は、図6のネットワークI/F511によって実現され、CPU501の制御下で、インターネット(通信ネットワーク)70を介して、通話端末10や携帯通話端末11、Bluetooth端末20、通信管理サーバ80と、種々の情報の送受信を行う。具体的には、ネットワーク送受信部5001では、通話端末10や携帯通話端末11から当該通話端末情報と共に、自端末位置情報あるいはGPS衛星80から取得されたGPS情報あるいは当該通話端末近傍の無線LANアクセスポイントの情報を受信し、また、Bluetooth端末20から当該Bluetooth端末情報と共に、近傍の通話端末10や携帯通話端末11の情報(通話端末情報)を受信する。また、ネットワーク送受信部5001では、通話管理サーバ50に対して、各通話端末10や携帯通話端末11の更新された最新の位置情報(Bluetooth端末位置情報、無線LANアクセスポイント位置情報あるいはGPS位置情報)を送信する。この通信管理サーバ50に送信する位置情報には、情報漏洩リスク有無情報が含まれている。
位置情報処理部5002は、図6のCPU501の処理によって実現され、書込み/読出し処理部5003を介し、Bluetooth端末/位置対応テーブル5032、無線LANアクセスポイント/位置対応テーブル5034及び地図情報データベース5038を参照して、通話端末位置情報テーブル5036の位置情報を更新処理する。具体的には、通話端末10や携帯通話端末11から通話端末情報と自端末位置情報が受信された場合には、通話端末位置情報テーブル5036における当該通話端末情報のエントリに自端末位置情報をそのまま登録し、情報漏洩リスク有無情報として情報漏洩リスク無しを設定する。通話端末10や携帯通話端末11から通話端末情報と無線LANアクセスポイント情報が受信された場合には、無線LANアクセスポイント/位置対応テーブル5034から該無線LANアクセスポイント情報に対応する位置情報と情報漏洩リスク有無情報を取得して、通話端末位置情報テーブル5036における当該端末情報のエントリの無線LANアクセスポイント位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を更新する。通話端末10や携帯通話端末11から通話端末情報とGPS情報が受信された場合は、地図情報データベース5038を参照してGPS情報を住所情報(GPS位置情報)へ変換し、通話端末位置情報テーブル5036における当該通話端末情報のエントリのGPS位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を更新する。また、Bluetooth端末20からBluetooth端末情報と通話端末情報が受信された場合は、Bluetooth端末/位置対応テーブル5032から該Bluetooth端末情報に対応する位置情報と情報漏洩リスク有無情報を取得して、通話端末位置情報テーブル5036における当該通話端末情報のエントリのBluetooth端末位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を更新する。
さらに、位置情報処理部5002は、通話端末位置情報テーブル5036における更新した最新の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を、当該通話端末情報と共に、ネットワーク送受信部5001へ送出する処理を行う。この時、通話端末位置情報テーブル5036内に、当該通話端末情報について複数の位置情報(例えば、Bluetooth端末位置情報とGPS位置情報)が存在する場合には、位置情報処理部5002では、精度が高い位置情報を選択してネットワーク送受信部5001へ送出する。これの具体的処理については後述する。
書込み/読出し処理部1012は、図6のCPU501の処理及びメディアドライブ505等によって実現され、ネットワーク送受信部5001及び位置情報処理部5002のために、揮発性記憶部5020や不揮発性記憶部5030に対する各種情報の書込み/読出し処理を行う。
図11は、一実施形態に係る通話管理サーバ60のハードウェア構成図である。該通話管理サーバ60のハードウェア構成は、図6に示した位置情報サーバ50のハードウェア構成と基本的に同じである。異なるのは、CPU601で実行されるプログラムのみであるため、図11の説明は省略する。
図12に、本実施形態に係る通話管理サーバ60の機能ブロック図を示す。通話管理サーバ60は、ネットワーク送受信部6001、稼動状態更新処理部6002、位置情報更新処理部6003、通信端末認証部6004、宛先リスト作成部6005及び書込み/読出し処理部6006を有している。これら各部は、図11に示した各構成要素、及びHDD604からRAM503上に展開されたプログラムがCPU601で実行されることによって実現される機能又は手段である。
また、通話管理サーバ60は、図11に示したRAM603によって構築される揮発性記憶部6020、及び、図11に示したHDD604や記録メディア605等によって構築される不揮発性記憶部6030を有している。ここで、不揮発性記憶部6030には、通話端末認証管理テーブル6032、通話端末管理テーブル6034及び宛先リスト管理テーブル6036が保持されている。
図13は、通話端末認証管理テーブル6032の構成例を示した図である。図13に示すように、通話端末認証管理テーブル6032では、通話管理サーバ60で管理される各通話端末10及び携帯通話端末11の通話端末情報(通話端末ID)に対して、それぞれパスワードが関連付けられて管理される。
図14は、通話端末管理テーブル(端末状態記憶手段)6034の構成例を示した図である。図14に示すように、通話端末管理テーブル6034では、各通話端末10及び携帯通話端末11の通話端末情報(通話端末ID)毎に、通話端末名、現在の稼動状態、現在(最新)の位置情報と情報漏洩リスク有無情報、及び、当該通話端末のIPアドレス等が管理される。
図15は、宛先リスト管理テーブル(宛先リスト記憶手段)6036の構成例を示した図である。図15に示すように、宛先リスト管理テーブル6036では、テレビ会議における通話開始を要求する要求元の通話端末10あるいは携帯通話端末11の通話端末情報に対して、宛先(通信先)通話端末の候補として登録されている通話端末10や携帯通話端末11の通話端末情報が関連付けられて管理される。図15において、例えば、「10001」の通話端末からテレビ会議の通話開始を要求することができる宛先通話端末の候補は、「10002」,「10003」,「10004」,・・・の通話端末であることを示している。この宛先通話端末の候補は、随時、任意の通話端末10あるいは携帯通話端末11からの要求により、新規登録、追加、あるいは削除される。
図12に戻り、通話管理サーバ60の各処理機能6001〜6005の動作について説明する。
ネットワーク送受信部6001は、図11のネットワークI/F611によって実現され、CPU601の制御下で、インターネット(通信ネットワーク)70を介して、通話端末10や携帯通話端末11、位置情報サーバ50と、種々の情報の送受信を行う。具体的には、ネットワーク送受信部6001では、位置情報サーバ50から各通話端末10や携帯通話端末11の最新の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を受信する。また、ネットワーク送受信部6001では、テレビ会議の通話開始の要求元通話端末からログイン要求情報や宛先リスト要求を受信し、該要求元通話端末に対して、ログイン許可や宛先通話端末の候補リスト(宛先リスト)を送信する。この宛先通話端末の候補リストは、各宛先通話端末の端末名、稼動状態、位置情報、情報漏洩リスク有無情報、IPアドレスなどからなる。また、ネットワーク送受信部6001では、随時、通話端末10や携帯通話端末110から当該通話端末の稼動状態を示す情報(稼動状態情報)を受信する。
稼動状態更新処理部6002は、図11のCPU601の処理によって実現され、通話端末10や携帯通話端末11から当該通話端末の稼動状態情報が受信された場合、書込み/読出し処理部6006を介して、不揮発性記憶部6030内の通話端末管理テーブル6034における当該通話端末情報のエントリの稼動状態情報を更新処理する。
位置情報更新処理部6003は、同じく図11のCPU601の処理によって実現され、位置情報サーバ50から通話端末10や携帯通話端末の最新の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報が受信された場合、書込み/読出し処理部6006を介して、不揮発性記憶部6030内の通話端末管理テーブル6034における当該通話端末情報のエントリの位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を更新処理する。
通話端末認証部6004は、同じく図11のCPU601の処理によって実現され、テレビ会議の通話開始の要求元通話端末(任意の通話端末10や携帯通話端末11)からログイン要求情報が受信された場合、書込み/読出し処理部6006を介して、不揮発性記憶部6030内の通話端末認証管理テーブル6032を参照して、当該要求元通話端末の認証処理を行う。
宛先リスト作成部6005は、同じく図11のCPU601の処理によって実現され、認証のとられた要求元通話端末から宛先リスト要求情報が受信された場合、書込み/読出し処理部6006を介して、通話端末管理テーブル6034及び宛先リスト管理テーブル6036を参照して、宛先通話端末の候補リストを作成する。具体的には、宛先リスト作成部6004では、宛先リスト管理テーブル6036から、要求元通話端末に対して、宛先通話端末の候補として登録されている通話端末10や携帯通話端末141のすべての通話端末情報を抽出する。更に、宛先リスト作成部6005では、抽出した通話端末情報を検索キーとして通話端末管理テーブル6034を検索して、各宛先通話端末の端末名、稼動状態情報、位置情報、情報漏洩リスク有無情報及びIPアドレス等を取得し、宛先通話端末の候補リストを作成する。この宛先通話端末の候補リスト(宛先リスト)がネットワーク送受信部6001より要求元通話端末へ送信される。
書込み/読出し処理部6006は、図11のCPU601の処理及びメディアドライブ606等によって実現され、ネットワーク送受信部6001、稼動状態更新処理部6002、位置情報更新処理部6003、通話端末認証部6004及び宛先リスト作成部6005のために、揮発性記憶部6020や不揮発性記憶部6030に対する各種情報の書込み/読出し処理を行う。
なお、通話管理サーバ60では、通話端末10や携帯通話端末11からの要求により、宛先リスト管理テーブル6036の宛先通話端末情報の新規登録、追加あるいは削除を行う処理機能も有しているが、図12では省略してある。
次に、本実施形態に係るコミュニケーションシステムとしてのテレビ会議システムの全体的な動作の流れについて詳しく説明する。
まず、通話端末10や携帯通話端末11の最新の位置情報を通話管理サーバ60の通話端末管理テーブル6034(図14)に反映させるまでの動作について説明する。以下では、便宜上、携帯通話端末11の位置情報を対象とするが、持ち運び可能なタイプの通話端末10の位置情報の場合も基本的に同様である。
なお、通話端末10が利用者の居室等に固定的に設置されているタイプの場合には、当該通信端末10の位置情報(自端末位置情報)を一度、位置情報サーバ50内の通話端末位置情報テーブル5036(図10)及び通話管理サーバ60内の通話端末管理テーブル6034(図14)に設定すれば、その後は利用者等からの変更要求等がない限り不変であるため、説明は省略する。
携帯通話端末11の最新の位置情報は、Bluetooth端末20、無線LANアクセスポイント30あるいはGPS衛星80を利用して取得することが可能である。すなわち、携帯通話端末11の近くにBluetooth端末20や無線LANアクセスポイント30が存在する場合には、これらBluetooth端末20や無線LANアクセスポイント30の位置情報を携帯通話端末11の位置情報とすることができる。また、GPS衛星80のGPS位置情報を利用すれば、携帯通話端末11が何処にいても、携帯通話端末11の位置情報を取得することができる。
図16は、Bluetooth端末20により携帯通話端末11の最新の位置情報を取得し、通話管理サーバ60の通話端末管理テーブル6034(図14)に反映させるまでの動作概要を示したシーケンス図である。
Bluetooth端末20は、常時、周囲の携帯通話端末11の探索(Inquiry)を行っている(S11)。一方、携帯通話端末11は、電源がONして稼動状態にある場合(S12)、Bluetooth端末20の電波が届く範囲内であれば、Bluetooth端末20からの探索に応答する(S13,S14)。この探索に応答して、携帯通話端末11は自分の通話端末情報(端末ID)をBluetooth端末20へ通知する。Bluetooth端末20は、探索された携帯通話端末11の通話端末情報を自分の端末情報(Bluetooth端末情報)に付加して位置情報サーバ50へ送信する(S15)。
位置情報サーバ50は、Bluetooth端末20からBluetooth端末情報及び通話端末情報を受信したなら、まず、受信したBluetooth端末情報を検索キーとしてBluetooth端末/位置対応テーブル5032(図8)を検索して、該Bluetooth端末20の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を取得する(S16)。次に、位置情報サーバ50は、受信した通話端末情報を検索キーとして通話端末位置情報テーブル5036(図10)を検索して、該通話端末位置情報テーブル5036内の、当該端末情報におけるBluetooth端末位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を更新する(S17)。そして、位置情報サーバ50は、この更新したBluetooth端末位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を通話端末情報に付加して通話管理サーバ60へ送信する(S18)。
通話管理サーバ60は、位置情報サーバ50から通話端末情報、及び、Bluetooth端末位置情報と情報漏洩リスク有無情報を受信したなら、該受信した通話端末情報を検索キーとして通話端末管理テーブル6034(図14)を検索し、該通話端末管理テーブル6034内の当該通話端末情報における位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を、受信したBluetooth端末位置情報及び情報漏洩リスク有無情報で更新する(S19)。
図17は、GPS衛星80を利用して携帯通話端末11の最新の位置情報を取得し、通話管理サーバ60の通話端末管理テーブル6034(図14)に反映させるまでの動作概要を示したシーケンス図である。
携帯通話端末11は、電源がONして稼動状態における場合(S21)、何時でも何処でもGPS衛星80からGPS情報を受信することが可能となる。携帯通話端末11は、GPS衛星80からGPS情報を受信したなら(S22)、該GPS情報を自分の通話端末情報に付加して位置情報サーバ50へ送信する(S23)。
位置情報サーバ50は、携帯通話端末11から通話端末情報及びGPS情報を受信したなら、まず、地図情報データベース5038を用いて、受信したGPS情報を住所情報のGPS位置情報に変換する(S24)。また、その住所に基づいて情報漏洩リスク有無情報を決定する。なお、GPS位置情報については、情報漏洩リスク有無情報は常にリスク有りとすることでもよい。次に、位置情報サーバ50は、受信した通話端末情報を検索キーとして通話端末位置情報テーブル5036(図10)を検索して、該通話端末位置情報テーブル5036内の、当該通話端末情報におけるGPS位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を更新する(S25)。そして、位置情報サーバ50は、この更新したGPS位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を通話端末情報に付加して通話管理サーバ60へ送信する(S26)。
通話管理サーバ60は、位置情報サーバ50から通話端末情報、及び、GPS位置情報と情報漏洩リスク有無情報を受信したなら、該受信した通話端末情報を検索キーとして通話端末管理テーブル6034(図14)を検索し、該通話端末管理テーブル6034内の当該通話端末情報における位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を、受信したGPS位置情報及び情報漏洩リスク有無情報で更新する(S27)。
図18は、無線LANアクセスポイント30を利用して携帯通話端末11の最新の位置情報を取得し、通話管理サーバ60の通話端末管理テーブル6034(図14)に反映させるまでの動作概要を示したシーケンス図である。
携帯通話端末11は、電源がONして稼動状態における場合(S31)、無線LANアクセスポイント30の電波の届く範囲内であれば、該無線LANアクセスポイント30を介してインターネット70と接続することが可能である。携帯通話端末11は、近くの無線LANアクセスポイントをスキャンし(S32)、無線LANアクセスポイント30と無線接続されたなら、該無線LANアクセスポイント30から無線LANアクセスポイント情報(アクセスポイントID)を受け取る(S33)。携帯通話端末11は、無線LANアクセスポイント30から受け取った無線LANアクセスポイント情報を自分の通話端末情報に付加し、該無線LANアクセスポイント30を介して位置情報サーバ50へ送信する(S34)。
位置情報サーバ50は、携帯通話端末11から通話端末情報及び無線LANアクセスポイント情報を受信したなら、まず、受信した無線LANアクセスポイント情報を検索キーとして無線LANアクセスポイント/位置対応テーブル5034(図8)を検索して、無線LANアクセスポイント情報及び情報漏洩リスク有無情報を取得する(S35)。次に、位置情報サーバ50は、受信した通話端末情報を検索キーとして通話端末位置情報テーブル5036(図10)を検索して、該通話端末位置情報テーブル5036内の当該通話端末情報における無線LANアクセスポイント位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を更新する(S36)。そして、位置情報サーバ50は、この更新した無線LANアクセスポイント位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を通話端末情報に付加して通話管理サーバ60へ送信する(S37)。
通話管理サーバ60は、位置情報サーバ50から通話端末情報、及び、無線LANアクセスポイント位置情報と情報漏洩リスク有無情報を受信したなら、該受信した通話端末情報を検索キーとして通話端末管理テーブル6034(図14)を検索し、該通話端末管理テーブル6034内の当該通話端末情報における位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を、受信した無線LANアクセスポイント位置情報及び情報漏洩リスク有無情報で更新する(S38)。
図19は、図16乃至図18の動作シーケンスに関係する携帯通話端末での一連の処理フローを示した図である。携帯通話端末11は、まず、Bluetooth処理を開始し(S101)、Bluetooth処理を実行する(S110)。次に、携帯通話端末11は、GPS処理を開始し(S102)、GPS処理を実行する(S120)。最後に、携帯通話端末11は、無線LANアクセスポイント処理を開始し(S103)、無線LANアクセスポイント処理を実行する(S130)。以下、これら処理を繰り返す。なお、図19の処理フローは一例であり、処理はどれから開始してもよい。
図20は、携帯通話端末11におけるBluetooth処理フローを示した図である。携帯通話端末11は、電源ONすることで、Bluetooth標準規格におけるInquiry応答が可能な状態となる(S111)。この状態になれば、携帯通話端末11は、Bluetooth端末20の電波が届く範囲内にあれば、Bluetooth端末20から探索可能となる。この時、携帯通話端末11のBluetooth情報送受信部1002(図4)は、Bluetooth端末20からInquiry要求がくれば(S112)、Inquiry応答する(S113)。このInquiry応答で、携帯通話端末11のBluetooth情報送受信部1002から自通話端末情報(端末ID)、その他の情報がBluetooth端末20へ通知される。なお、Bluetooth端末20の処理フローは後述する。
図21は、携帯通話端末11におけるGPS処理フローを示した図である。携帯通話端末11は、稼動状態にある場合、何時でも何処でもGPS衛星80からGPS情報を受信することが可能となる。携帯通話端末11のGPS情報受信部1001(図4)は、GPS衛星80からのGPS用衛星電波を探索し、GPS情報を取得する(S121)。GPS情報が取得できたならば、携帯通話端末11のネットワーク送受信部1004(図4)は、インターネット70を介して、自通話端末情報とGPS情報を位置情報サーバ50へ送信する(S122)。以下、携帯通話端末11では、任意の間隔で(S123)、S121及びS122を繰り返すことになる。
図22は、携帯通話端末11における無線LANアクセスポイント処理フローを示した図である。携帯通話端末11の無線LANアクセスポイント情報送受信部1003(図4)は、近くに無線LANアクセスポイント30があるか探索し(S131)、無線LANアクセスポイント30が見つかれば、該無線LANアクセスポイント30の情報(無線LANアクセスポイント情報)を取得する(S132)。携帯通話端末11のネットワーク送受信部1004(図3)は、該無線LANアクセスポイント30及びインターネット70を介して、自通話端末情報と無線LANアクセスポイント情報を位置情報サーバ50へ送信する。以下、携帯通話端末11では、任意の間隔で、S131乃至S134を繰り返すことになる。
次に、Bluetooth端末20の処理について説明する。図23は、Bluetooth端末20の処理フローを示した図である。
Bluetooth端末20は、Bluetooth標準規格にて周囲の通話端末の探索(Inquiry)を開始する(S201)。探索の結果、通話端末(ここでは携帯通話端末11)が見つかり、携帯通話端末11からInquiry応答があると(S202)、Bluetooth端末20は、自Bluetooth端末情報と携帯通話端末11から通知された通話端末情報を位置情報サーバ50へ送信する(S203)。その後、Bluetooth端末20は、一旦、周囲の通話端末の探索を終了し(S204)、任意の期間経過すると(S205)、再び周囲の通話端末の探索を開始する。すなわち、Bluetooth端末20では、一定時間ごとに、周囲の通話端末の探索を行い、見つかった通話端末の情報を自Bluetooth端末情報に付加して位置情報サーバ50へ送信する。
次に、位置情報サーバ50の処理について説明する。図24は、図16乃至図18(動作シーケンスに関係する位置情報サーバ50での処理フローを示した図である。
位置情報サーバ50では、常時、通話端末10や携帯通話端末11(ここでは、携帯通話端末)あるいはBluetooth端末20から情報を受信するか監視している(S301〜S303)、なお、S301乃至S303の処理は、どれから開始してもよい。
いま、Bluetooth端末20から通話端末情報(Bluetooth端末情報+通話端末情報)を受信したならば(S301でYES)、位置情報サーバ50は、Bluetooth端末位置情報更新処理を実施する(S311)。具体的には、位置情報サーバ50の位置情報処理部5002は、書込み/読出し処理部5003を介して、Bluetooth端末/位置対応テーブル5032(図8)からBluetooth端末情報に対応する位置情報(Bluetooth端末位置情報)及び情報漏洩リスク有無情報を取得し(図16のS16)、次に、通話端末位置情報テーブル5036(図10)内の、当該通話端末情報におけるBluetooth端末位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を更新する(図16のS17)。そして、この更新したBluetooth端末位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を通話端末情報に付加し、ネットワーク送受信部5001を介して、通話管理サーバ60へ送信する(S314;図16のS18)。
また、携帯通話端末11からGPS情報(通話端末情報+GPS情報)を受信したならば(S302でYES)、位置情報サーバ50は、GPS位置情報更新処理を実施する(S312)。具体的には、位置情報サーバ50の位置情報処理部5002は、書込み/読み出し処理部5003を介して、まず、地図情報データベース5038を用いて、GPS情報を住所情報のGPS位置情報に変換し、また、情報漏洩リスク有無情報を決定し(図17のS24)、次に、通話端末位置情報テーブル5036(図10)内の、当該通話端末情報におけるGPS位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を更新する(図17のS25)。そして、この更新したGPS位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を通話端末情報に付加し、ネットワーク送受信部5001を介して通話管理サーバ60へ送信する(S314;図17のS26)。
また、携帯通話端末11から無線LANアクセスポイント情報(通話端末情報+無線LANアクセスポイント情報)を受信したならば(S303でYES)、位置情報サーバ50は、無線LANアクセスポイント位置情報更新処理を実施する(S313)。具体的には、位置情報サーバ50の位置情報処理部5003は、書込み/読み出し処理部5003を介して、まず、無線LANアクセスポイント/位置対応テーブル5034(図9)から無線LANアクセスポイント情報に対応する位置情報(無線LANアクセスポイント位置情報)及び情報漏洩リスク有無情報を取得し(図18のS35)、次に、通話端末位置情報テーブル5036(図10)内の、当該通話端末情報における無線LANアクセスポイント位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を更新する(図18のS36)。そして、この更新した無線LANアクセスポイント位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を通話端末情報に付加し、ネットワーク送受信部5001を介して通話管理サーバ60へ送信する(S314;図18のS37)。
なお、携帯通話端末11の位置によっては、一つの携帯通話端末11につきBluetooth端末位置情報と無線LANアクセスポイント位置情報、更にはGPS位置情報が取得されることが考えられる。このような場合、位置情報サーバ50の位置情報処理部5002では、S314において、Bluetooth端末位置情報、無線LANアクセスポイント位置情報、GPS位置情報のうち、いずれか一つの位置情報を選択して、ネットワーク送受信部5001を介して通話管理サーバ60へ送信するようにする。以下、その選択方法の一例について説明する。
Bluetooth端末位置情報、無線LANアクセスポイント位置情報、GPS位置情報について、位置情報の精度が高い順に並べると、一般に、
Bluetooth端末位置情報>無線LANアクセスポイント位置情報>GPS位置情報
のようになる。
ここで、ある携帯通話端末11について、その現在の位置情報として、Bluetooth端末位置情報が取得できれば、それよりも精度の低い、無線LANアクセスポイント位置情報やGPS位置情報は不要である。そこで、位置情報サーバ50の位置情報処理部5002では、Bluetooth端末位置情報と無線LANアクセスポイント位置情報、更にはGPS位置情報が取得(更新)された場合は、Bluetooth端末位置情報とその情報漏洩アクセス有無情報を選択し、ネットワーク送受信部5001を介して通話管理サーバ60へ送信する。同様の理由で、Bluetooth端末位置情報が取得されず、無線LANアクセスポイント位置情報とGPS位置情報が取得された場合には、無線LANアクセスポイント位置情報とその情報漏洩リスク有無情報を送信管理サーバ60へ送信する。
図25は、図16乃至図18の動作シーケンスに関係する通話管理サーバ60での位置情報更新処理フローを示した図である。通話管理サーバ60では、常時、位置情報サーバ50から位置情報等を受信するか監視している(S401)。これは、後述の通話端末10や携帯通話端末11からのログイン要求等の受信監視とは独立に行われる。位置情報サーバ50から位置情報等を受信すると(S401でYES)、通話管理サーバ60は、通話端末管理テーブル6034(図14)内の位置情報等を更新する(S402)。具体的には、通話管理サーバ60の位置情報更新処理部6003は、位置情報サーバ50から通話端末情報と共にBluetooth端末位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を受信した場合には、通話端末管理テーブル6034内の当該通話端末情報における位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を、受信したBluetooth端末位置情報及び情報漏洩リスク有無情報で更新する(図16のS19)。また、位置情報サーバ50から通話端末情報と共にGPS位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を受信した場合には、同様に、通話端末管理テーブル6034内の当該通話端末情報における位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を、受信したGPS位置情報及び情報漏洩リスク有無情報で更新する(図17のS27)。また、位置情報サーバ50から通話端末情報と共に無線LANアクセスポイント位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を受信した場合には、同様に、通話端末管理テーブル6034内の当該通話端末情報における位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を、受信した無線LANアクセスポイント位置情報及び情報漏洩リスク有無情報で更新する(図18のS38)。
以上のようにして、通話管理サーバ60の通話端末管理テーブル6034(図14)には、各通話端末10および携帯通話端末11における最新(現在)の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報が保持される。
次に、複数の通話端末10や携帯通話端末11の間でテレビ会議を実施する場合の動作について説明する。
図26は、複数の通話端末10や携帯通話端末11の間でテレビ会議を開始するまでの動作概要を示したシーケンス図である。なお、図26では、便宜上、通話端末10を通信元、携帯通話端末11を通信先とするが、携帯通話端末11が通信元、通話端末10が通信先でもよい。また、図26では、通信先端末は一つの携帯通話端末11しか示されていないが、一般には複数の通話端末10や携帯通話端末11が通信先端末となる。
通信元の通話端末10は、テレビ会議の開始に先立って、電源オンの受け付けを契機として(S41)、ログイン要求部1006にて、ネットワーク送受信部1004を介し、通話管理サーバ60に対してログイン要求情報を送信する(S42)。このログイン要求情報には、該通信元(要求元)の通話端末10の通話端末情報(端末ID)とパスワードが含まれている。
通話管理サーバ60は、通話端末10からログイン要求情報を受信すると、通話端末認証管理テーブル6032(図13)を参照して、該通話端末10の認証処理を実施し(S43)、ネットワーク送受信部6001を介して、認証結果を該通話端末10へ返送する(S44)。具体的には、通話管理サーバ60の通話端末認証部6004は、通話端末10から受信された通話端末情報とパスワードが、通話端末認証管理テーブル6032(図13)に登録されていれば、正当な利用権限を有する通話端末10からのログイン要求であると判断される。この場合、通話管理サーバ60は、通話端末10に対して、ログイン要求が許可された旨の認証結果を返送する。
通話端末10は、ログイン要求が許可された旨の認証結果を受信すると、ネットワーク送受信部1008を介し、通話管理サーバ60に対して、通信先の宛先リストを要求する旨が示された宛先リスト要求情報を送信する(S45)。
通話管理サーバ60は、通話端末10から宛先リスト要求情報を受信すると、通話端末管理テーブル6034(図14)と宛先リスト管理テーブル6036(図15)を参照して、該通話端末10の通信先の宛先リスト情報を作成する(S46)。詳しくは、通話管理サーバ60の宛先リスト作成部6005は、まず、通話端末10の通話端末情報を検索キーとして、宛先リスト管理テーブル6036(図15)を検索して、該通話端末10の通話端末情報(要求元通信端末情報)に対応する宛先通話端末情報のリストを抽出する。次に、この抽出した各宛先通話端末情報を検索キーとして、通話端末管理テーブル6034(図14)を検索して各宛先通話端末(通信先通話端末)の端末名、稼動状態情報、位置情報、情報漏洩リスク有無情報及びIPアドレス等を取得し、宛先リスト情報を作成する。
通話管理サーバ60は、作成した宛先リスト情報を要求元の通話端末10へ送信する(S47)。この宛先リスト情報は、要求元の通話端末10に対応する各宛先通話端末(通信先通話端末)の「端末名、稼動状態情報、位置情報、情報漏洩リスク有無情報、IPアドレス」等で構成されている。
通話端末10は、通話管理サーバ60から宛先リスト情報を受信すると、表示用宛先リスト作成部1010にて、該宛先リスト情報から表示用宛先リスト情報を作成する(S48)。詳しくは、宛先リスト情報中の「稼動状態情報」の表示は、稼動状態情報アイコン管理テーブル1032(図4)を参照して、対応する稼動状態アイコンを割り当てる。また、宛先リスト情報中の「位置情報」の表示は、情報漏洩リスク有無情報をもとに、情報漏洩リスク無しの場合は通常表示を割り当て、情報漏洩リスク有りの場合は網掛け表示を割り当てる。これは一例であり、例えば情報漏洩リスクなしの場合は青色表示を割り当て、情報漏洩リスク有りの場合は赤色表示を割り当てることでもよい。なお、位置情報の表示を、情報漏洩リスク有無情報に応じてどのようにするかは、あらかじめ定めておけばよい。
次に、通話端末10は、表示制御部1011にて、作成された表示用宛先リスト情報をもとに、宛先リストの一覧をディスプレイ150に表示する(S49)。通話端末10の利用者は、表示された宛先リストの一覧から、セキュリティ上、問題のなさそうな宛先通話端末を選択する(S50)。ここでは、利用者は携帯通話端末11を選択したとする。すると、通話端末10は、通話管理サーバ60を介して、携帯通話端末11へ会議開始要求を送信し(S51)、携帯通話端末11は、同じく通話管理サーバ60を介して、通話端末10へ応答を返送する(S52)。その後、通話端末10と携帯通話端末11の間で、テレビ会議が開始される(S53)。
図27は、通話端末10のディスプレイ150上の宛先リスト一覧の表示例を示した図である。図27において、151は稼動状態アイコン、152は端末名、153は位置情報、154はスクロールバーである。稼動状態アイコン151の意味は、図5の稼動状態アイコン管理テーブル1032に示した通りである。また、位置情報153で網掛け表示されているものは、情報漏洩の可能性が高いことが意味している。
図27の表示例の場合、現在、通信元の通話端末10と通話可能な端末は、モバイル端末(営業部 鈴木)、モバイル端末(営業部 山本)、モバイル端末(営業部 共有)であるが、この内、モバイル端末(営業部 山本)とモバイル端末(営業部 共有)は、情報漏洩の可能性が高い。そこで、通信端末10の利用者は、これらモバイル端末は除外し、モバイル端末(営業部 鈴木)を選択するようにすれば、情報漏洩の心配なしにテレビ会議を開始することができる。
また、スクロールバー154を操作すれば、更に別の宛先リストが表示されるので、同様にして、現在、通話可能な端末の中から情報漏洩の心配のない通話端末を選択することができる。
図28は、宛先リスト一覧の別の表示例を示した図である。これは、通信元の通話端末が携帯通話端末の場合の表示例である。符号151〜154の意味は、図27と同じである。図28の例では、当該携帯通話端末の利用者は、東京事業所AB端末を選択することで、該AB端末の利用者と情報漏洩の心配なしにテレビ会議を開始することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、通信先候補の通話端末10や携帯通話端末11の利用者が情報漏洩される可能性のエリアにいるときに、エリアマップを表示して近くの情報漏洩されないエリアを通知することで、該利用者を情報漏洩されないエリアに誘導得することが可能である。図29に、通信先候補としての携帯通話端末11のエリアマップの表示例を示す。符号155はエリア探索ボタンである。
携帯通話端末11の利用者は、テレビ会議をするにはセキュリティ上、相応しくない場所にいる時、エリア探索ボタン155を押下する。すると、携帯通話端末11は、位置情報サーバ50へエリアマップ要求を送信する。この時、携帯通話端末11は、GPS情報を一緒に位置情報サーバ50へ送信する。位置情報サーバ50は、当該携帯通話端末11の位置に応じてエリアマップを携帯通話端末11へ返送する。例えば、携帯通話端末11の位置が東京事業所である場合には、東京事業所エリアマップを返送する。携帯通話端末11は、位置情報サーバ50から送られたエリアマップを表示する(図29)。携帯通話端末11は、表示されたエリアマップを見て、セキュリティ上、問題のないエリアに行くことで、テレビ会議に参加することが可能になる。
10 通話端末(コミュニケーション端末)
11 携帯通話端末(コミュニケーション端末)
20 Bluetooth端末
30 無線LANアクセスポイント
50 位置情報サーバ
60 通話管理サーバ
70 インターネット(通信ネットワーク)
80 GPS衛星
1001 Bluetooth情報送受信部
1004 ネットワーク送受信部
1010 表示用宛先リスト作成部
1011 表示制御部
1032 稼動状態アイコン管理テーブル
5001 ネットワーク送受信部
5002 位置情報処理部
5032 Bluetooth端末/位置対応テーブル
5034 無線LANアクセスポイント/位置対応テーブル
5036 通話端末位置情報テーブル
5038 地図情報データベース
6001 ネットワーク送受信部
6002 稼動状態更新処理部
6003 位置情報更新処理部
6005 宛先リスト作成部
6034 通話端末管理テーブル
6036 宛先リスト管理テーブル
特開2008−131412号公報

Claims (9)

  1. 複数のコミュニケーション端末同士が通話管理サーバを通してコミュニケーションを行うコミュニケーションシステムにおいて、
    複数のコミュニケーション端末、通話管理サーバ、及び、位置情報サーバが通信ネットワークに接続され、
    位置情報サーバは、各コミュニケーション端末の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を記憶する端末位置情報記憶手段を有し、コミュニケーション端末の位置に応じて、前記端末位置情報記憶手段内の当該コミュニケーション端末における位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を更新し、該更新した最新の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を当該コミュニケーション端末情報と共に通話管理サーバへ送信し、
    通話管理サーバは、各コミュニケーション端末ごとに、コミュニケーションに参加可能なコミュニケーション端末のリスト(以下、宛先リスト)を記憶する宛先リスト記憶手段と、各コミュニケーション端末の少なくとも端末名、最新の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を記憶する端末状態記憶手段を有し、前記位置情報サーバから、位置情報及び情報漏洩リスク有無情報をコミュニケーション端末情報と共に受信すると、前記端末状態記憶手段における当該コミュニケーション端末の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を更新し、コミュニケーション通信元のコミュニケーション端末から宛先リスト要求があると、前記宛先リスト記憶手段及び前記端末状態記憶手段をもとに、コミュニケーションに参加可能な各コミュニケーション端末の少なくとも端末名、最新の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を含む宛先リストを前記通信元のコミュニケーション端末へ送信し、
    前記通信元のコミュニケーション端末は、前記通話管理サーバから受信した前記宛先リストについて、情報漏洩リスク有無情報に応じて位置情報の表示方法を異にして表示する、
    ことを特徴とするコミュニケーションシステム。
  2. 請求項1記載のコミュニケーションシステムにおいて、
    コミュニケーション端末は、GPS衛星からのGPS情報を取得し、該GPS情報を自コミュニケーション端末情報と共に位置情報サーバへ送信する機能を有し、
    位置情報サーバは、地図データベースを有し、コミュニケーション端末から当該コミュニケーション端末情報及びGPS情報を受信すると、前記地図データベースを利用して、前記GPS情報を住所情報のGPS位置情報に変換すると共に情報漏洩リスク有無情報を決定し、端末位置情報記憶手段内の前記受信したコミュニケーション端末情報に対応したコミュニケーション端末の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報として、前記GPS位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を記憶すると共に、該GPS位置情報及び情報漏洩リスク有無情報をコミュニケーション端末の最新の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報として通話管理サーバへ送信する、
    ことを特徴とするコミュニケーションシステム。
  3. 請求項1記載のコミュニケーションシステムにおいて、
    複数の無線LANアクセスポイントが通信ネットワークに接続されており、
    コミュニケーション端末は、近傍の無線LANアクセスポイントの情報を取得し、該無線LANアクセスポイント情報を自コミュニケーション端末情報と共に位置情報サーバへ送信する機能を有し、
    位置情報サーバは、各無線LANアクセスポイントの位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を記憶した無線LANアクセスポイント/位置対応記憶手段を有し、コミュニケーション端末から当該コミュニケーション端末情報及び無線LANアクセスポイント情報を受信すると、前記無線LANアクセスポイント/位置対応記憶手段から前記受信した無線LANアクセスポイント情報に対応した無線LANアクセスポイントの位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を取得し、端末位置情報記憶手段内の前記受信したコミュニケーション端末情報に対応したコミュニケーション端末の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報として、前記取得した無線LANアクセスポイントの位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を記憶すると共に、該無線LANアクセスポイントの位置情報及び情報漏洩リスク有無情報をコミュニケーション端末の最新の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報として通話管理サーバへ送信する、
    ことを特徴とするコミュニケーションシステム。
  4. 請求項1記載のコミュニケーションシステムにおいて、
    複数のBluetooth端末が通信ネットワークに接続されており、
    Bluetooth端末は、近傍のコミュニケーション端末の情報を取得し、該コミュニケーション端末情報を自Bluetooth端末情報と共に位置情報サーバへ送信する機能を有し、
    位置情報サーバは、各Bluetooth端末の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を記憶したBluetooth端末/位置対応記憶手段を有し、Bluetooth端末から当該Bluetooth端末情報及びコミュニケーション端末情報を受信すると、前記Bluetooth端末/位置対応記憶手段から前記受信したBluetooth端末情報に対応したBluetooth端末の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を取得し、端末位置情報記憶手段内の前記受信したコミュニケーション端末情報に対応したコミュニケーション端末の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報として、前記取得したBluetooth端末の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を記憶すると共に、該Bluetooth端末の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報をコミュニケーション端末の最新の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報として通話管理サーバへ送信する、
    ことを特徴とするコミュニケーションシステム。
  5. 請求項1記載のコミュニケーションシステムにおいて、
    複数の無線LANアクセスポイント及び複数のBluetooth端末が通信ネットワークに接続されており、
    コミュニケーション端末は、GPS衛星からGPS情報を取得し、該GPS情報を自コミュニケーション端末情報と共に位置情報サーバへ送信する機能、及び、近傍の無線LANアクセスポイントの情報を取得し、該無線LANアクセスポイント情報を自コミュニケーション端末情報と共に位置情報サーバへ送信する機能を有し、
    Bluetooth端末は、近傍のコミュニケーション端末の情報を取得し、該コミュニケーション端末情報を自Bluetooth端末情報と共に位置情報サーバへ送信する機能を有し、
    位置情報サーバは、
    地図データベース、各無線LANアクセスポイントの位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を記憶した無線LANアクセスポイント/位置対応記憶手段、及び、各Bluetooth端末の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を記憶したBluetooth端末/位置対応記憶手段を有し、
    コミュニケーション端末から当該コミュニケーション端末情報及びGPS情報を受信すると、前記地図データベースを利用して、前記GPS情報を住所情報のGPS位置情報に変換すると共に情報漏洩リスク有無情報を決定し、端末位置情報記憶手段内の前記受信したコミュニケーション端末情報に対応したコミュニケーション端末の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報として、前記GPS位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を記憶し、
    コミュニケーション端末から当該コミュニケーション端末情報及び無線LANアクセスポイント情報を受信すると、前記無線LANアクセスポイント/位置対応記憶手段から前記受信した無線LANアクセスポイント情報に対応した無線LANアクセスポイントの位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を取得し、端末位置情報記憶手段内の前記受信したコミュニケーション端末情報に対応したコミュニケーション端末の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報として、前記取得した無線LANアクセスポイントの位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を記憶し、
    Bluetooth端末から当該Bluetooth端末情報及びコミュニケーション端末情報を受信すると、前記Bluetooth端末/位置対応記憶手段から受信したBluetooth端末情報に対応したBluetooth端末の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を取得し、端末位置情報記憶手段内の前記受信したコミュニケーション端末情報に対応したコミュニケーション端末の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報として、前記取得したBluetooth端末の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報を記憶し、
    前記端末位置情報記憶手段内に同一のコミュニケーション端末について、GPS位置情報と情報漏洩リスク有無情報、無線LANアクセスポイントの位置情報と情報漏洩リスク有無情報、あるいは、Bluetooth端末の位置情報と情報漏洩リスク有無情報の少なくとも2以上のものが記憶される場合、そのいずれか一つの位置情報と情報漏洩リスク有無情報を選択して、当該コミュニケーション端末の最新の位置情報及び情報漏洩リスク有無情報として通話管理サーバへ送信する、
    ことを特徴とするコミュニケーションシステム。
  6. 請求項5記載のコミュニケーションシステムにおいて、
    位置情報サーバは、端末位置情報記憶手段内に同一のコミュニケーション端末について、GPS位置情報と情報漏洩リスク有無情報、無線LANアクセスポイントの位置情報と情報漏洩リスク有無情報、あるいは、Bluetooth端末の位置情報と情報漏洩リスク有無情報の少なくとも2以上のものが記憶される場合、Bluetooth端末の位置情報>無線LANアクセスポイントの位置情報>GPS位置情報の優先順位で、そのいずれか一つの位置情報と情報漏洩リスク有無情報を選択する、
    ことを特徴とするコミュニケーションシステム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のコミュニケーションシステムにおける位置情報サーバ。
  8. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のコミュニケーションシステムにおける通話管理サーバ。
  9. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のコミュニケーションシステムにおけるコミュニケーション端末。
JP2012126271A 2012-06-01 2012-06-01 コミュニケーションシステム、通話管理サーバ、位置情報サーバ及びコミュニケーション端末 Expired - Fee Related JP5880293B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012126271A JP5880293B2 (ja) 2012-06-01 2012-06-01 コミュニケーションシステム、通話管理サーバ、位置情報サーバ及びコミュニケーション端末
US13/904,492 US9094573B2 (en) 2012-06-01 2013-05-29 Communication system, communication method, and computer-readable storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012126271A JP5880293B2 (ja) 2012-06-01 2012-06-01 コミュニケーションシステム、通話管理サーバ、位置情報サーバ及びコミュニケーション端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013251812A true JP2013251812A (ja) 2013-12-12
JP5880293B2 JP5880293B2 (ja) 2016-03-08

Family

ID=49669743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012126271A Expired - Fee Related JP5880293B2 (ja) 2012-06-01 2012-06-01 コミュニケーションシステム、通話管理サーバ、位置情報サーバ及びコミュニケーション端末

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9094573B2 (ja)
JP (1) JP5880293B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140344378A1 (en) * 2013-05-17 2014-11-20 Futurewei Technologies, Inc. Multi-Tier Push Service Control Architecture for Large Scale Conference Over ICN
JP2015126307A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 株式会社リコー 伝送システム、伝送端末およびプログラム並びに通信方法
EP3059933A1 (en) 2015-02-17 2016-08-24 Ricoh Company, Ltd. Transmission management system, transmission system, transmission management method, and storage medium
JP2017058974A (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 株式会社イシダ 情報処理端末管理システム
JP2018050285A (ja) * 2016-09-16 2018-03-29 株式会社リコー 通信端末、通信システム、出力方法、及びプログラム
JP2018207203A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 シャープ株式会社 制御システム、端末装置、制御方法およびプログラム

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6295522B2 (ja) 2013-06-20 2018-03-20 株式会社リコー 伝送システム、伝送端末および伝送端末プログラム
JP2016116092A (ja) * 2014-12-16 2016-06-23 株式会社リコー 伝送システム、伝送管理システム、伝送端末、伝送方法、及びプログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004140612A (ja) * 2002-10-17 2004-05-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信システムおよび通信方法
JP2006005453A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd プレゼンス情報処理装置及び方法
JP2008294564A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Nec Corp プレゼンス交換端末、プレゼンス交換方法およびプレゼンス交換プログラム
JP2009152720A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Equos Research Co Ltd 移動体通信システム
JP2009199195A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Hitachi Ltd 計算機システム及び端末
JP2012138772A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Toshiba Corp 機器情報通信方法、映像表示装置および映像表示システム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002252839A (ja) 2001-02-22 2002-09-06 Ntt Docomo Inc テレビ会議支援装置およびテレビ会議支援方法ならびにテレビ会議支援システム
US7633517B2 (en) * 2005-10-19 2009-12-15 Seiko Epson Corporation Providing satellite images of videoconference participant locations
JP2008131412A (ja) 2006-11-22 2008-06-05 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd テレビ電話装置及びプログラム
JP4601684B2 (ja) 2008-04-25 2010-12-22 シャープ株式会社 避難経路取得システム、携帯端末装置、避難経路取得方法、避難経路取得プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2010044454A (ja) 2008-08-08 2010-02-25 Fuji Xerox Co Ltd 電子文書管理システム及び電子文書管理方法、並びにコンピューター・プログラム
JP2010074668A (ja) 2008-09-19 2010-04-02 Panasonic Corp 会議端末装置およびサーバ装置
US8665312B2 (en) 2010-12-06 2014-03-04 Ricoh Company, Ltd. Apparatus, system, and method of managing data transmission, and transmission management program

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004140612A (ja) * 2002-10-17 2004-05-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信システムおよび通信方法
JP2006005453A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd プレゼンス情報処理装置及び方法
JP2008294564A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Nec Corp プレゼンス交換端末、プレゼンス交換方法およびプレゼンス交換プログラム
JP2009152720A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Equos Research Co Ltd 移動体通信システム
JP2009199195A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Hitachi Ltd 計算機システム及び端末
JP2012138772A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Toshiba Corp 機器情報通信方法、映像表示装置および映像表示システム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140344378A1 (en) * 2013-05-17 2014-11-20 Futurewei Technologies, Inc. Multi-Tier Push Service Control Architecture for Large Scale Conference Over ICN
US10171523B2 (en) * 2013-05-17 2019-01-01 Futurewei Technologies, Inc. Multi-tier push service control architecture for large scale conference over ICN
JP2015126307A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 株式会社リコー 伝送システム、伝送端末およびプログラム並びに通信方法
EP3059933A1 (en) 2015-02-17 2016-08-24 Ricoh Company, Ltd. Transmission management system, transmission system, transmission management method, and storage medium
US9781573B2 (en) 2015-02-17 2017-10-03 Ricoh Company, Ltd. Transmission management system, transmission system, transmission management method, and storage medium
JP2017058974A (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 株式会社イシダ 情報処理端末管理システム
JP2018050285A (ja) * 2016-09-16 2018-03-29 株式会社リコー 通信端末、通信システム、出力方法、及びプログラム
JP2018207203A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 シャープ株式会社 制御システム、端末装置、制御方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5880293B2 (ja) 2016-03-08
US20130321556A1 (en) 2013-12-05
US9094573B2 (en) 2015-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5880293B2 (ja) コミュニケーションシステム、通話管理サーバ、位置情報サーバ及びコミュニケーション端末
KR101844289B1 (ko) 이동통신 시스템에서 위치 정보에 기반한 휴대 단말기의 보안 관리 방법 및 장치
US9503893B2 (en) Communication management system, relay device, communication control system, communication system, communication method, and recording medium storing communication control program
JP6398343B2 (ja) 通信管理システム、通信管理方法、及びプログラム
CN108449423B (zh) 连接交互平板的方法、装置、通信系统、终端和存储介质
JP2016152518A (ja) 伝送管理システム、伝送システム、伝送管理方法、及びプログラム
US20160099893A1 (en) Transmission system, communications control apparatus, transmission terminal, communications method, and transmission method
JP2013242706A (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US20150070398A1 (en) Screen generating apparatus, screen generating method, and non-transitory computer-readable recording medium encoded with screen generating program
US10277644B2 (en) Transmission system, transmission terminal, method, and program
JP4443989B2 (ja) サービス要求端末装置
KR101638726B1 (ko) 위치 확정 방법, 장치, 프로그램 및 기록매체
JP2014531657A (ja) ネットワーク上の客体検索方法及びシステム
JP6163788B2 (ja) 通信端末、通信方法、及びプログラム
JP2013055554A (ja) 通信端末、通信システム、プログラム及び通信方法
JP2012203759A (ja) 端末認証システム、端末認証方法
KR20160019394A (ko) 서비스 등록 갱신 방법, 장치, 서버, 클라이언트, 프로그램 및 저장매체
JP2015211316A (ja) 遠隔会議システム、遠隔会議装置、遠隔会議方法及びプログラム
JP2012059090A (ja) 無線通信装置および通信装置
JP2013186553A (ja) データ交換サーバ及びデータ交換方法
KR20120052732A (ko) 전화번호 목록을 공유하는 방법 및 이를 지원하는 장치
JP4833004B2 (ja) 通信システム、表示端末およびセンタ装置
KR101948062B1 (ko) 사용자 프레즌스 정보 제공을 위한 장치 및 방법
JP2015179313A (ja) データ転送システム、情報処理装置、データ転送方法およびプログラム
CN105472726A (zh) 一种位置确定方法及装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150521

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160118

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5880293

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees