JP2016152518A - 伝送管理システム、伝送システム、伝送管理方法、及びプログラム - Google Patents

伝送管理システム、伝送システム、伝送管理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報漏洩リスクを低減するシステムを提供すること。【解決手段】第1の伝送端末と第2の伝送端末との間で実行されるデータ伝送を制御する伝送管理システムは、前記第2の伝送端末の位置の情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した前記第2の伝送端末の第1の位置の情報に応じて前記第1の伝送端末側の第1のプレゼンス情報を前記第2の伝送端末に送信し、前記第2の伝送端末の第2の位置の情報に応じて前記第1の伝送端末側の第2のプレゼンス情報を前記第2の伝送端末に送信する送信手段と、を備えることで上記課題を解決する。【選択図】図7

Description

本発明は、伝送管理システム、伝送システム、伝送管理方法、及びプログラムに関する。
インターネットを介して映像と音声を送受信する遠隔コミュニケーション技術が普及している。また、発信を行った後に宛先の端末装置がログアウトしていて通話できないことが分かるといった無駄を省くため、宛先候補の端末装置の使用者が設定した、ログイン中、一時的に応答不可等のプレゼンス情報を、発信する前から把握する技術が知られている。
また、特許文献1には、通話による情報漏洩のリスクを発信前に把握するために、宛先が現在位置する場所と、場所毎の情報漏洩リスクレベルに基づき、宛先候補一覧にて宛先毎に情報漏洩のリスクのレベルを表示する技術が開示されている。
従来技術では、相手がどのような場所にいたとしても、自身のプレゼンス状態が通話可能な状態に設定していれば、相手端末装置からの着信を受けてしまい、相手の場所の情報漏洩リスクレベルが高いことに気づかずに通話を開始してしまう可能性があった。
そこで、情報漏洩リスクを低減するシステムを提供することを目的とする。
第1の伝送端末と第2の伝送端末との間で実行されるデータ伝送を制御する伝送管理システムを提供する。
この伝送管理システムにおいて、前記第2の伝送端末の位置の情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した前記第2の伝送端末の第1の位置の情報に応じて前記第1の伝送端末側の第1のプレゼンス情報を前記第2の伝送端末に送信し、前記第2の伝送端末の第2の位置の情報に応じて前記第1の伝送端末側の第2のプレゼンス情報を前記第2の伝送端末に送信する送信手段と、を備える。
開示の技術によれば、情報漏洩リスクを低減するシステムを提供することが可能となる。
実施例における伝送システムの構成図。 通知用プレゼンス状態決定ルール管理テーブルの一例を示す図。 場所位置管理テーブルの一例を示す図。 ユーザ管理テーブルの一例を示す図。 宛先リスト管理テーブルの一例を示す図。 通知用プレゼンス状態変更管理テーブルの一例を示す図。 伝送端末がコンタクトリストを取得する際の概要を示すシーケンス図。 管理システムにおける、通知用プレゼンス状態を決定し通知する処理のフローチャート(その1) 管理システムにおける、通知用プレゼンス状態を決定し通知する処理のフローチャート(その2) 相手伝送端末で表示されるコンタクトリストの表示例。 伝送端末が通話を行う際のシーケンス図。 伝送端末で表示される通知用プレゼンス状態決定ルールの登録画面の例。 実施例における管理システムのハードウェア構成の一例を示す図。 実施例における端末のハードウェア構成の一例を示す図。
<実施例の全体構成>
図1は、実施例における通信システムとしての伝送システム1の構成図である。
伝送システム1は、管理システム50、及びプログラム提供システム90を、インターネット及び携帯電話網からなる伝送ネットワーク2を介して、端末10と通信可能に接続する。
伝送システム1は、伝送管理システムを介して一方の伝送端末から他方の伝送端末に一方向でコンテンツデータを伝送するデータ提供システムを含む。また、伝送管理システムは、伝送管理システムを介して複数の伝送端末間で情報や感情等を相互に伝達するコミュニケーションシステムを含む。
このコミュニケーションシステムは、コミュニケーション管理システム(「伝送管理システム」に相当)を介して複数のコミュニケーション端末(「伝送端末」に相当)間で情報や感情等を相互に伝達するためのシステムである。コミュニケーションシステムとして、テレビ会議システムやテレビ電話システム、音声会議システム、音声電話システム、PC(Personal Computer)画面共有システム、ホワイトボード共有システム、テキストチャットシステム等が例として挙げられる。
実施例では、コミュニケーションシステムの一例としてのテレビ会議システム、コミュニケーション管理システムの一例としてのテレビ会議管理システム、及びコミュニケーション端末の一例としてのテレビ会議端末を想定する。
以下では、伝送システム1をテレビ会議システム、伝送管理システム50をテレビ会議管理システム、及び伝送端末10をテレビ会議端末として説明する。即ち、実施例における通信システムは、テレビ会議システムに適用されるだけでなく、コミュニケーションシステムや伝送システムなどにも適用される。
なお、以下では、「伝送端末」を単に「端末」としても表し、「伝送管理システム」を単に「管理システム」としても表す。
伝送端末10は、他の装置との間で、各種情報を送受信する。伝送端末10は、例えば、他の端末10との間でセッションを確立し、確立したセッションにおいて、音声データおよび画像データを含むコンテンツデータの送受信による通話を行う。これにより、伝送システム1において、複数の端末10間のテレビ会議が実現される。
以下、「画像データおよび音声データ」を「コンテンツデータ」として表す。なお、端末10間で伝送されるコンテンツデータは、実施例に限定されるものではない。他の例としては、コンテンツデータは、テキストデータであってもよく、また、他の例としては、コンテンツデータは、音声データ、画像データに加えてテキストデータを含むものであってもよい。また、画像データは、動画であってもよく、静止画であってもよい。また、画像データは、動画と静止画の両方を含んでいてもよい。
また、実施例にかかる伝送システム1において、テレビ会議を開始する場合、開始を希望するユーザが、所定の端末10を操作することにより、操作された端末10は、開始要求情報を管理システム50に送信する。
ここで、開始要求情報とは、テレビ会議に用いるセッションの開始を要求する情報であって、セッション相手としての端末10を指定する情報を含む。以下、開始要求情報を送信する端末10を開始要求端末とも称する。また、セッション相手として指定された相手の端末10を宛先端末や単に宛先とも称する。
なお、宛先端末(セッション相手)は、1つの端末10であってもよく、2以上の端末10であってもよい。すなわち、伝送システム1においては、2つの端末10間だけでなく、3以上の端末10間で確立されたセッションを用いたテレビ会議を実現することができる。
さらに、実施例にかかる伝送システム1においては、既にセッションが確立され、開始しているテレビ会議に、途中から他のユーザが参加することも可能である。参加を希望するユーザが、所定の端末10を操作することにより、操作された端末10は、参加を希望するテレビ会議に用いられている、確立中のセッション(以下、確立中セッションと称する)を指定した、参加要求情報を管理システム50に送信する。以下、参加要求情報を送信する端末10を参加要求端末と称することとする。
管理システム50は、端末10を一元的に管理する。管理システム50は、端末10間でのセッションを確立することにより、端末10間における通話等によるテレビ会議を実現する。
管理システム50は、所定の端末10からセッションの開始要求情報を受信した場合に、開始要求情報を送信した端末10(開始要求端末)と宛先端末の間のセッションを確立し、テレビ会議を開始させる。管理システム50は、また、所定の端末10から既に確立しているセッション(以下、確立中セッションと称する)への参加要求情報を受信した場合に、参加要求端末を、確立中セッションに参加させる。
プログラム提供システム90は、端末10に各種機能又は各種手段を実現させるための端末用プログラムが記憶された、不図示のHD(Hard Disk)を備えており、端末10に、端末用プログラムを送信することができる。
更に、プログラム提供システム90のHDには、管理システム50に各種機能又は各種手段を実現させるための伝送管理用プログラムも記憶されており、管理システム50に、伝送管理用プログラムを送信することができる。
<実施例の機能構成>
《管理システムの機能構成》
図1に示すように、管理システム50は、送受信部51、ユーザ管理部53、宛先抽出部54、通知用プレゼンス状態決定部55、通信制御部56、及び記憶・読出処理部59を有する。これら各部は、HD204からRAM203上に展開された伝送管理プログラムを実行するCPU201によって実現される機能である。また、管理システム50は、HD204により構成される記憶部5000を有する。
(通知用プレゼンス状態決定ルール管理テーブル)
図2は、通知用プレゼンス状態決定ルール管理テーブルの一例を示す図である。記憶部5000には、図2に示すような通知用プレゼンス状態決定ルール管理テーブルを有する通知用プレゼンス状態決定ルール管理DB5001が構築されている。
通知用プレゼンス状態決定ルール管理テーブルでは、各伝送端末10のユーザID毎に、設定番号、自ユーザの場所、相手ユーザの場所、時間、相手ユーザID、自プレゼンス状態、通知用プレゼンス状態が対応付けられて管理されている。
自プレゼンス状態は、各ユーザが設定した、あるいは管理システムにて検知した各ユーザのプレゼンス状態(プレゼンス情報)である。通知用プレゼンス状態は、自ユーザを宛先リストに含めている相手ユーザに対して通知する、通知用プレゼンス状態決定ルール管理テーブルに設定されたルールに従って決定される自ユーザのプレゼンス状態である。
設定したルールは設定番号順に評価され、最初に一致したルールのみが適用される。
図2のユーザID「01aa」の設定番号5のルールは、自端末が自宅に位置する場合は、他の項目によらず、自身を宛先リストに含めている相手の端末に対し、自ユーザのプレゼンス状態として「オフライン」を通知する設定である。設定番号6のルールは、機密情報を扱う定例会議のため、事業所以外に位置する相手ユーザには応答しない等のため、毎週月曜10:00-11:00の間は、事業所以外に位置する相手ユーザに対しては「応答不可」を通知する設定である。また、設定番号7のルールは、毎日12:00-13:00の間は、昼休み等のため「応答不可」を通知する設定である。設定番号8のルールは、毎週水曜13:00-14:00の間は、01ab,01baとの定例会議等のため、01ab,01ba以外の相手ユーザに対しては「応答不可」を通知する設定である。設定番号9のルールは、お客様先では上司からの緊急連絡のみに応答する等のため、自端末がA社に位置する場合は、他の項目によらず01bb以外の相手ユーザに対しては「応答不可」を通知する設定である。
通知用プレゼンス状態決定ルール管理テーブルは、各伝送端末10のアプリケーションやWeb等を用いて、各伝送端末10のユーザが、自身についてのルールを設定できる。
(場所位置管理テーブル)
図3は、場所位置管理テーブルの一例を示す図である。記憶部5000には、図3に示すような場所位置管理テーブルを有する場所位置管理DB5002が構築されている。
場所位置管理テーブルでは、各伝送端末10のユーザID毎に、場所と位置範囲とが対応付けられて管理されている。場所位置管理テーブルは、各伝送端末10のアプリケーションやWeb等を用いて、各伝送端末10のユーザが、現在位置の情報を基に登録したり、マップ上から選択して登録する。
なお、通知用プレゼンス状態決定ルール管理テーブルの情報と場所位置管理テーブルの情報は統合してもよい。つまり、通知用プレゼンス状態決定ルール管理テーブル中の自端末の場所、相手端末の場所の代わりに、自端末の位置範囲、相手端末の位置範囲を設定するようにしてもよい。
(ユーザ管理テーブル)
図4は、ユーザ管理テーブルの一例を示す図である。記憶部5000には、図4に示すようなユーザ管理テーブルを有するユーザ管理DB5003が構築されている。
ユーザ管理テーブルでは、各伝送端末10のユーザID毎に、ユーザ名と、自プレゼンス状態と、伝送端末10のIPアドレスと、位置情報と、位置情報受信日時とが対応付けて管理されている。
例えば、図4に示したユーザ管理テーブルは、ユーザID「01aa」に対するユーザ名は「安部 例示」、自プレゼンス状態は「応答可能」、伝送端末10aaのIPアドレスは「1.2.1.3」、位置情報は「N:35.521166,E:139.720745」、位置情報受信日時は「2015.01.26.15:25」であることを表している。
ここで、ユーザ管理テーブルのユーザIDは、伝送システム1に登録するときに、ユニークに設定され、ユーザ名は、管理システム50の管理者または伝送端末10のユーザによって登録又は変更される。なお、ユーザ名は、伝送端末10から管理システム50に対してなされる要求に応じて、登録又は変更されてもよい。
(宛先リスト管理テーブル)
図5は、宛先リスト管理テーブルの一例を示す図である。記憶部5000には、図5に示すような宛先リスト管理テーブルを有する宛先リスト管理DB5004が構築されている。
宛先リスト管理テーブルでは、通知先のユーザIDと、宛先のユーザIDが対応付けられて管理されている。ここで、通知先とは、管理システム50からコンタクトリストに含まれる通知用プレゼンス状態を受信する伝送端末である。また、宛先は、通知先が伝送要求の宛先とすることのできるユーザであり、宛先の候補として登録されているユーザである。
例えば、図5に示した宛先リスト管理テーブルにおいて、ユーザIDが「01aa」である伝送端末10aaからビデオ会議の開始を要求することのできる宛先端末は、ユーザIDが「01ab」の伝送端末10ab、ユーザIDが「01ba」の伝送端末10ba、ユーザIDが「01db」の伝送端末10db、ユーザIDが「01dc」の伝送端末10dc、ユーザIDが「01ca」の伝送端末10ca、及びユーザIDが「01cb」の伝送端末10cbであることが示されている。宛先端末の候補は、伝送端末10から管理システム50に対してなされる要求に応じて、追加又は削除される。
(通知用プレゼンス状態変更管理テーブル)
図6は、通知用プレゼンス状態変更管理テーブルの一例を示す図である。記憶部5000には、図6に示すような通知用プレゼンス状態変更管理テーブルを有する通知用プレゼンス状態変更管理DB5005が構築されている。
通知用プレゼンス状態変更管理テーブルでは、相手ユーザID、自ユーザID、相手ユーザに対する自ユーザの通知用プレゼンス状態、設定番号が対応付けられて管理されている。
例えば、ユーザIDが「01db」の相手ユーザに対し、ユーザIDが「01aa」の自ユーザの通知用プレゼンス状態を、図2の通知用プレゼンス状態決定ルール管理テーブルにおけるユーザID「01aa」、設定番号6のルールに従って「応答不可」と決定し通知した場合は、図6のように、相手ユーザに「01db」、自ユーザIDに「01aa」、相手ユーザに対する自ユーザの通知用プレゼンス状態に「応答不可」、設定番号に「6」が格納される。
図1に戻り、通知用プレゼンス状態決定部55は、CPU201によって構成され、図2の通知用プレゼンス状態決定ルール管理テーブル、図3の場所位置管理テーブル、図4のユーザ管理テーブル、図5の宛先リスト管理テーブルを用いて、相手ユーザの宛先リストに含まれる自ユーザの通知用プレゼンス状態を、相手ユーザ毎に決定する。
通知用プレゼンス状態変更通知部57は、CPU201によって構成され、通知用プレゼンス状態決定部55により決定された相手ユーザID、自ユーザID、相手ユーザに対する自ユーザの自ユーザの通知用プレゼンス状態と、図6の通知用プレゼンス状態変更管理テーブルに記憶されている相手ユーザID、自ユーザID、相手ユーザに対する自ユーザの通知用プレゼンス状態とを比較する。そして、相手ユーザに対する自ユーザの通知用プレゼンス状態が変更されている場合のみ、相手ユーザIDの伝送端末10に対し、自ユーザの通知用プレゼンス状態を通知するとともに、図6の通知用プレゼンス状態変更管理テーブルを更新する。
ユーザ管理部53は、CPU201によって構成され、図4のユーザ管理テーブルにおいて、各伝送端末10のユーザの情報を管理する。ユーザ管理部53は、伝送端末10のユーザがログインすると、当該ユーザの自プレゼンス状態を「応対可能」に変更する。また、伝送端末10のユーザがログアウトすると、当該ユーザの自プレゼンス状態を「オフライン」に変更する。また、伝送端末10のユーザから、「応答不可」、「応対可能」、「通話中」の通知を受けると、当該ユーザの自プレゼンス状態を「応答不可」、「応対可能」、「通話中」とそれぞれ変更する。なお、管理システム50にて伝送端末10のユーザの通話開始、通話終了を検知した際に、自動で当該ユーザの自プレゼンス状態を「通話中」、「応対可能」とそれぞれ変更してもよい。
また、各伝送端末10からユーザIDおよび位置情報を受信すると、当該ユーザIDに対応する位置情報と、位置情報を受信した日時を管理する。
また、各伝送端末10からユーザIDおよびIPアドレスの情報を受信すると、当該ユーザIDに対応するIPアドレスを管理する。
宛先抽出部54は、CPU201によって構成され、ログイン要求した要求元端末のユーザIDを検索キーとして、宛先リスト管理DB5004(図5参照)を検索し、要求元端末に対する宛先の候補のユーザIDを抽出する。また、宛先抽出部54は、ログイン要求してきた要求元端末のユーザIDを検索キーとして、宛先リスト管理DB5004(図5参照)を検索し、要求元端末のユーザIDを宛先の候補として登録している他の要求元端末のユーザIDも抽出する。
通信制御部56は、CPU201によって構成され、伝送端末との間で通話に関する通信による処理を行う。
送受信部51は、CPU201及びネットワークI/F209によって構成され、伝送ネットワーク2を介して他の伝送端末10又は装置30、90と各種データや情報の送受信を行う。
記憶・読出処理部59は、CPU201及びHDD205によって構成され、記憶部5000に各種データを記憶したり、記憶部5000に記憶された各種データを読み出したりする。
《伝送端末の機能構成》
伝送端末10は、スマートフォン、携帯電話、タブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコン等の端末であり、位置情報取得部17、自プレゼンス状態変更部18、コンタクトリスト作成部20、通信制御部21、送受信部11、表示/操作部12、撮像部14、音入力部15a、音出力部15b、記憶・読出処理部19を有する。
これら各部は、フラッシュメモリ104からRAM103上に展開された伝送端末制御プログラムを実行するCPU101によって実現される機能である。また、伝送端末10は、RAM103及びフラッシュメモリ104によって構成される記憶部1000を有する。
位置情報取得部17は、CPU101、GPS119、ネットワークI/F111によって構成され、GPS衛星や無線LANアクセスポイントからの情報を用いて、現在の位置情報を取得する。
位置情報更新部22は、送受信部11を介して管理システム50に対し、ログインしている間、一定周期、あるいはGPS119、ネットワークI/F111、加速度センサ121等により所定距離移動したことを検知した際に、位置情報取得部17で位置情報を取得して通知する。
自プレゼンス状態変更部18は、CPU101によって構成され、送受信部11を介し、管理システム50に対し、自プレゼンス状態を通知する。例えば、電源ONまたはタッチパネル120上のログインの操作を契機として、位置情報取得部17で位置情報を取得し、ユーザID、現時点の自端末のIPアドレスおよび位置情報を含むログイン要求を送信する。また、電源OFFまたはタッチパネル120上のログアウトの操作を契機として、ユーザIDを含むログアウト要求を送信する。また、タッチパネル120上のプレゼンス状態の選択操作を契機として、ユーザID、選択されたプレゼンス状態を含むプレゼンス状態変更要求情報を送信する。
ユーザが選択する自プレゼンス状態には、「応答可能」、「応答不可」、「通話中」等の状態がある。また、プレゼンス状態は、音を出力するが画像は出力させなかったり、音を出力させないようにする(MUTE)等、様々な状態を選択できるようにしてもよい。
コンタクトリスト作成部20は、管理システム50から受信した、コンタクトリスト情報に基づいて、宛先ユーザ毎の通知用プレゼンス状態がアイコンで示されたコンタクトリストの作成及び更新を行い、表示/操作部12に表示させる。また、コンタクトリスト作成部16は、コンタクトリストに含まれる宛先端末を、通知用プレゼンス状態に基づいてソートして作成してもよい。例えば、上から、「応答可能」である宛先端末、「応答不可」である宛先端末、「通話中」である宛先端末、「オフライン」である宛先端末の順になるように宛先端末をソートする。
通信制御部21は、CPU101によって構成され、コンタクトリスト中の通知用プレゼンス状態が「応答可能」でない宛先ユーザに対する発信を禁止する制御を行う。
送受信部11は、CPU101及びネットワークI/F111によって構成され、伝送ネットワーク2を介して他の伝送端末10、装置30、90、又は管理システム50と各種データや情報の送受信を行うようになっている。
表示/操作部12は、CPU101、タッチパネル120、操作ボタン108及び電源スイッチ109によって構成され、利用者による各種入力を受け付ける。また、タッチパネル120に、コンタクトリスト等の情報を表示する。
撮像部14は、CPU101、カメラ112及び撮像素子I/F113によって構成され、被写体を撮像し、撮像して得られた画像データを送受信部11に出力する。
音入力部15aは、CPU101及び音入出力I/F116によって構成される。音入力部15aには、マイク114によって集音されて得られた音を表す音信号が入力され、入力された音信号を音データに変換する。
音出力部15bは、CPU101及び音入出力I/F116によって構成され、音データを音信号に変換し、変換した音信号をスピーカ115に出力することにより、スピーカ115に音を出力させる。
記憶・読出処理部19は、CPU101及びSSD105によって構成され、記憶部1000に各種データを記憶したり、記憶部1000に記憶された各種データを読み出したりする。
記憶部1000には、伝送端末10又は伝送端末10の使用者を特定するための識別子であるユーザID及びパスワード等が記憶されている。なお、ユーザIDは伝送端末10が特定できる情報であればよく、必ずしも予め伝送端末10に記憶されている必要はない。例えば伝送端末10に対してユーザが入力するIDであってもよい。更に、記憶部1000は、宛先端末とビデオ会議を行う際に受信される画像データ及び音データの受信バッファとしても用いられる。
<動作>
次に、実施例に係る伝送システム1の動作について説明する。以下では、コンタクトリストを受信して表示するユーザの方を相手ユーザとして説明する。
図7は、伝送端末10がコンタクトリストを取得する際の概要を示すシーケンス図である。
相手ユーザに対し、自身のプレゼンス状態を表示させる自ユーザは、管理システム50の通知用プレゼンス状態決定ルール管理DB5001(図2)に、自ユーザIDに対応付けて、設定番号、自ユーザの場所、相手ユーザの場所、時間、相手ユーザID、自プレゼンス状態、通知用プレゼンス状態を含む通知用プレゼンス状態決定ルールを設定する。また、自ユーザは、場所位置管理DB5002(図3)に、自身のユーザIDに対応付けて、場所とその位置範囲を含む場所位置情報を設定する(ステップS1)。
管理システム50は、自ユーザIDに対応付けて、設定された通知用プレゼンス状態決定ルール、および場所位置情報を記憶する(ステップS2)。
相手ユーザも、同様に、自身についての通知用プレゼンス状態決定ルール、および場所位置情報を設定し(ステップS3)、管理システム50に記憶させる(ステップS4)。
そして、相手ユーザが使用する相手伝送端末10Bは、ログインする際、ログイン中の一定周期、所定距離移動した際などに、管理システム50に対し、相手伝送端末10Bの位置情報を含む要求を送信する(ステップS5)。
管理システム50は、自ユーザの場所、相手ユーザの場所、時間、相手ユーザID、自プレゼンス状態を含む通知用プレゼンス状態決定ルールに基づいて、自ユーザが相手ユーザに表示させる通知用プレゼンス状態を決定し、自ユーザIDと、決定した自ユーザの通知用プレゼンス状態を相手伝送端末10Bに通知する(ステップS6)。
相手伝送端末10Bは、コンタクトリストに表示する当該自ユーザのプレゼンス状態を、受信した通知用プレゼンス状態に更新する(ステップS7)。
また、管理システム50は、相手ユーザの通知用プレゼンス状態決定ルールに基づいて、相手ユーザが自ユーザに表示させる通知用プレゼンス状態を決定し、相手ユーザIDと、決定した相手ユーザの通知用プレゼンス状態を自伝送端末10Aに通知する(ステップS8)。
自伝送端末10Aは、コンタクトリストに表示する相手ユーザのプレゼンス状態を、受信した通知用プレゼンス状態に更新する(ステップS9)。
図8A、図8Bは、管理システム50における、通知用プレゼンス状態を決定し通知する処理のフローチャートである。
図8Aを参照し、コンタクトリストを取得する相手ユーザが、宛先ユーザである自ユーザのコンタクトリストを取得する処理について説明する。まず、送受信部51が、相手伝送端末10Bから要求を受信する(ステップS101)。
そして、ユーザ管理部53が、要求の内容を判断し(ステップS102)、ログイン要求であれば、ログイン要求に含まれるユーザID、IPアドレス、位置情報を取得し、ユーザ管理DB5003において、取得した相手ユーザのユーザIDに対応付けて、IPアドレス、位置情報を記憶するとともに、自プレゼンス状態に「応対可能」、位置情報受信日時に現在時刻を記憶する(ステップS103)。それにより、ユーザ管理テーブルには、図4のように、ユーザID「01aa」、伝送端末10aaのIPアドレス「1.2.1.3」、自プレゼンス状態「応対可能」、位置情報「N:35.521166,E:139.720745」、位置情報受信日時「2015.01.26.15:25」のように相手ユーザの情報が記憶される。位置情報更新要求であれば、位置情報更新要求に含まれるユーザID、位置情報を取得し、ユーザ管理DB5003において、取得した相手ユーザのユーザIDに対応付けて、位置情報を記憶するとともに、位置情報受信日時に現在時刻を記憶する(ステップS104)。自プレゼンス状態更新要求であれば、自プレゼンス状態更新に含まれるユーザID、自プレゼンス状態を取得し、ユーザ管理DB5003において、取得した相手ユーザのユーザIDに対応付けて、相手ユーザの自プレゼンス状態を記憶する(ステップS105)。
そして、宛先抽出部54が、相手ユーザのユーザIDである相手ユーザIDを通知先ユーザIDとして、宛先リスト管理DB5004(図5参照)を検索し、通知先ユーザIDに対する先頭の宛先ユーザIDを抽出する(ステップS106)。図5の例では、相手ユーザIDが「01aa」の場合、宛先ユーザID「01ab」、「01ba」、「01db」、「01dc」、「01ca」、「01cb」が順に抽出されることになる。
そして、通知用プレゼンス状態決定部55が、抽出された宛先ユーザIDについて、ユーザ管理DB5003から宛先ユーザの位置情報を取得し、当該位置情報が、図3の場所位置管理テーブルにおいて当該宛先ユーザに対応付けて設定された位置範囲に入る場所を決定する(ステップS107)。
また、ユーザ管理DB5003から相手ユーザの位置情報を取得し、当該位置情報が、図3の場所位置管理テーブルにおいて当該宛先ユーザに対応付けて設定された位置範囲に入る場所を決定する(ステップS108)。
そして、図2の通知用プレゼンス状態決定ルール管理テーブルにおいて、当該宛先ユーザに対応付けて設定された、先頭の設定番号の各条件を読み出し(ステップS109)、宛先のユーザの位置情報が含まれる場所を「自ユーザの場所」、相手ユーザの位置情報が含まれる場所を「相手ユーザの場所」として、自ユーザの場所、相手ユーザの場所、時間、相手ユーザID、自プレゼンス状態の各条件の全てに合致するか判断する(ステップS110)。合致しなければ(ステップS110でNO)、次の設定番号の各条件を読み出し(ステップS111)、ステップS110の処理を行う。なお、最後の設定番号には、全ての設定番号の各条件に該当しない場合の通知用プレゼンス状態が設定されている。合致すれば(ステップS110でYES)、当該設定番号にて設定されている通知用プレゼンス状態を、当該宛先ユーザIDに対応付けて記憶する(ステップS112)。
そして、全ての宛先ユーザIDを抽出したか判断する(ステップS113)。未抽出の宛先ユーザIDがあれば(ステップS113でNO)、宛先抽出部54が、相手ユーザのユーザIDを検索キーとして、宛先リスト管理DB5004(図5参照)を検索し、相手ユーザIDに対する次の宛先ユーザIDを抽出し(ステップS114)、ステップS107以降の処理を行う。未抽出の宛先ユーザIDがなければ(ステップS113でYES)、通知用プレゼンス状態変更通知部57が、図6の通知用プレゼンス状態変更管理テーブルに記憶されている相手ユーザに対する自ユーザの通知用プレゼンス状態と比較し、変更されている通知用プレゼンス状態についてのみ、各宛先ユーザIDの通知用プレゼンス状態と、ユーザ管理DB5003から取得した各宛先ユーザIDのユーザ名を、相手伝送端末10Bに通知するとともに、図6の通知用プレゼンス状態変更管理テーブルを更新する(ステップS115)。それにより、相手伝送端末10Bには、宛先ユーザである自ユーザのユーザ名毎の通知用プレゼンス状態が表示される。
次に、図8Bを参照し、相手ユーザを宛先リストに登録している自ユーザが、相手ユーザの通知用プレゼンス状態を含むコンタクトリストを取得する処理について説明する。
そして、宛先抽出部54が、相手ユーザIDを検索キーとして、宛先リスト管理DB5004(図5参照)を検索し、相手ユーザIDを宛先ユーザIDとして登録している、自ユーザのうち、先頭のユーザIDを抽出する(ステップS116)。図5の例では、相手ユーザIDが「01aa」の場合、「01aa」を宛先ユーザIDとして登録している、自ユーザID「01ab」、「01ba」、「01db」が順に抽出されることになる。
そして、通知用プレゼンス状態決定部55が、抽出された自ユーザIDについて、ユーザ管理DB5003から自ユーザの位置情報を取得し、当該位置情報が、図3の場所位置管理テーブルにおいて相手ユーザに対応付けて設定された位置範囲に入る場所を決定する(ステップS117)。
また、ユーザ管理DB5003から相手ユーザの位置情報を取得し、当該位置情報が、図3の場所位置管理テーブルにおいて相手ユーザに対応付けて設定された位置範囲に入る場所を決定する(ステップS118)。
そして、図2の通知用プレゼンス状態決定ルール管理テーブルにおいて、相手ユーザに対応付けて設定された、先頭の設定番号の各条件を読み出し(ステップS119)、相手ユーザの位置情報が含まれる場所を「自ユーザの場所」、自ユーザの位置情報が含まれる場所を「相手ユーザの場所」として、自ユーザの場所、相手ユーザの場所、時間、相手ユーザID、自プレゼンス状態の各条件の全てに合致するか判断する(ステップS120)。合致しなければ(ステップS120でNO)、次の設定番号の各条件を読み出し(ステップS121)、ステップS120の処理を行う。なお、最後の設定番号には、全ての設定番号の条件に該当しない場合の通知用プレゼンス状態が設定されている。合致すれば(ステップS120でYES)、通知用プレゼンス状態変更通知部57が、相手ユーザIDを「自ユーザID」、自ユーザIDを「相手ユーザID」として図6の通知用プレゼンス状態変更管理テーブルに記憶されている相手ユーザに対する自ユーザの通知用プレゼンス状態と比較し、通知用プレゼンス状態が変更されている場合のみ、当該設定番号にて設定されている通知用プレゼンス状態と、相手ユーザIDと、ユーザ管理DB5003から取得した相手ユーザIDのユーザ名を、当該通知先のユーザの伝送端末10に通知するとともに、図6の通知用プレゼンス状態変更管理テーブルを更新する(ステップS122)。それにより、自ユーザの伝送端末10には、相手ユーザのユーザ名とその通知用プレゼンス状態が表示される。
そして、ステップS115で全ての通知先ユーザIDを抽出したか判断する(ステップS123)。
未抽出の通知先ユーザIDがあれば(ステップS123でNO)、宛先抽出部54が、要求元のユーザIDを検索キーとして、宛先リスト管理DB5004(図5参照)を検索し、要求元のユーザIDを宛先ユーザIDとして登録している、要求元ユーザの通知用プレゼンス状態の通知を受ける通知先ユーザのうち、次の通知先ユーザIDを抽出し(ステップS124)、ステップS117以降の処理を行う。未完了の通知先ユーザIDがなければ(ステップS123でYES)、処理を終了する。
図9は、伝送端末10で表示されるコンタクトリストの表示例である。コンタクトリスト作成部16は、宛先ユーザの状態が「応答可能」である場合には、この宛先ユーザに対し、応答可能アイコン110bを割り当てる。宛先ユーザの状態が「応答不可」である場合には、応答不可アイコン110cを割り当てる。宛先ユーザの状態が「オフライン」である場合には、オフラインアイコン110aを割り当てる。宛先ユーザの状態が「通話中」である場合には、通話中アイコン110dを割り当てる。なお、ここではアイコンを割り当てる例を説明したが、アイコンではなく文字や記号を割り当ててもよい。
例えば、図5のように、宛先リスト管理テーブルにおいて、ユーザIDが「01db」の山田太郎に対する宛先ユーザIDにユーザIDが「01aa」の安部例示が登録されているとする。そして、山田太郎の現在位置が、図3の場所位置管理テーブルにおいて安部例示が設定した「事業所」の範囲に含まれる位置から、含まれない位置に移動した場合、図4のように、ユーザ管理テーブルにおいて、山田太郎の現在位置がN:35.667112,E:139.763179、現在時刻が月曜の10:30、安部例示の自プレゼンス状態が「応答可能」であれば、図2の通知用プレゼンス状態決定ルール管理テーブルのユーザID01aaの設定番号6に該当し、山田太郎に通知する安部例示の通知用プレゼンス状態は「応答不可」と決定され、山田太郎の端末のコンタクトリストには、図9(B)のように安部例示に対しては「応答不可」のアイコンが表示される。
図10は、伝送端末10が通話を行う際のシーケンス図である。自ユーザが、相手ユーザからの着信を受けて、通話を行う場合の例を説明する。
まず、相手伝送端末の相手ユーザにより、相手伝送端末にて表示されているコンタクトリストの中から、発信先のユーザとして自ユーザが選択される(ステップS201)。このとき、相手伝送端末10Bの通信制御部21は、コンタクトリスト中の自ユーザの通知用プレゼンス状態が「応答可能」でない場合は、発信を禁止する制御を行う。
自ユーザの通知用プレゼンス状態が「応答可能」である場合は、自ユーザID、相手ユーザID、相手伝送端末の位置情報を含む通話開始要求を管理システム50に送信する(ステップS202)。
管理システム50は、自伝送端末10Aに対し位置情報の送信を要求する(ステップS203)。
自伝送端末10Aは、管理システム50に対し、位置情報を送信する(ステップS204)。
管理システム50の通知用プレゼンス状態決定部55は、自ユーザの場所、相手ユーザの場所、時間、相手ユーザID、自プレゼンス状態を含む通知用プレゼンス状態決定ルールに基づいて、自ユーザが相手ユーザに表示させる通知用プレゼンス状態を決定し(ステップS205)、自ユーザの相手ユーザに対する通知用プレゼンス状態が「応答可能」であれば、自伝送端末10Aに通話開始要求を転送する(ステップS206)。一方、「応答可能」でなければ、相手伝送端末に対し、通話開始要求に対する拒否応答を返すとともに、自ユーザの相手ユーザに対する通知用プレゼンス状態を通知し、コンタクトリストを更新させる。このように管理システム50側でも自ユーザの相手ユーザに対する通知用プレゼンス状態が「応答可能」であるか確認するのは、相手伝送端末10Bに自ユーザの通知用プレゼンス状態を通知してから時間が経過しており、通知用プレゼンス状態決定ルールにおける自ユーザの場所、相手ユーザの場所、時間の条件に合致しなくなっている場合があるためである。
自伝送端末10Aは、通話開始要求を受信すると、自ユーザに着信を通知し、自ユーザからの応答操作を受けると、管理システム50に対し、通話応答を送信する(ステップS207)。
それにより自ユーザと相手ユーザとの間の通話が開始される(ステップS208)。
通話中に、自伝送端末10Aまたは相手伝送端末10Bが、移動したことの検知等を契機として、管理システム50に位置情報を通知する(ステップS209)。
管理システム50は、通知用プレゼンス状態決定ルールに基づいて、自ユーザが相手ユーザに表示させる通知用プレゼンス状態を決定し(ステップS210)、通信制御部56は、自ユーザの相手ユーザに対する通知用プレゼンス状態が「応答可能」でなければ、自伝送端末10Aおよび相手伝送端末10Bに対し、「応答可能」でなくなった旨、および「応答可能」でなくなった理由を伝えるための音声または文字のメッセージを通知する。相手ユーザの位置が変わったために「応答可能」でなくなった場合は、「1分以内に元の位置に戻らないと通話が切れます」等のメッセージを通知する(ステップS211)。
管理システム50は、通知した期間を経過しても、自ユーザの相手ユーザに対する通知用プレゼンス状態が「応答可能」でなければ、自ユーザと相手ユーザとの間の通話を切断する(ステップS212)。一方、通知した期間内に自ユーザの相手ユーザに対する通知用プレゼンス状態が「応答可能」に戻れば、自伝送端末10Aおよび相手伝送端末10Bに対し、その旨の音声または文字のメッセージを通知し、通話を継続させる。
なお、ステップS211、ステップS212にて、メッセージを通知して所定期間経過後に通話を切断する代わりに、通話を切断した後にメッセージを通知するようにしてもよい。その場合は、相手ユーザの位置が変わったために「応答可能」でなくなった場合は、「所定の位置から外れたため、通話を切断しました」等のメッセージを通知する。
図11は、伝送端末10で表示される通知用プレゼンス状態決定ルールの登録画面の例である。伝送端末10の通信制御部21は、自ユーザと相手ユーザとの間の通話が終了した場合や、相手ユーザからの着信に対し、自ユーザが応答せずに切断した場合に、自伝送端末10Aは、今回の通話または着信の状況を通知用プレゼンス状態決定ルール管理テーブルに登録するか否かを確認するダイアログ画面を表示する。そして、自ユーザから所定の操作を受けると、管理システム50に要求を送信し、管理システム50の通信制御部56から、最も新しい通話または着信における自ユーザの場所、相手ユーザの場所、時間、相手ユーザID、自プレゼンス状態を取得する。そして、図11のように、自ユーザの場所、相手ユーザの場所、時間、相手ユーザID、自プレゼンス状態の項目について、管理システム50から取得した情報を予め設定した登録画面を表示する。そして、自ユーザが、自ユーザの場所、相手ユーザの場所、時間、相手ユーザID、自プレゼンス状態の項目を必要に応じて修正し、設定番号、通知用プレゼンス状態を設定し、登録ボタンを押下すると、自ユーザID、設定番号、自ユーザの場所、相手ユーザの場所、時間、相手ユーザID、自プレゼンス状態、通知用プレゼンス状態を含む登録要求を送信することにより、管理システム50の通知用プレゼンス状態決定ルール管理テーブルに登録される。
なお、緊急時等の場合のため、ステップS201で、コンタクトリスト中の自ユーザの通知用プレゼンス状態が「応答可能」でない場合であっても発信できるようにし、さらに、管理システム50が、自伝送端末10Aに対し、自ユーザの通知用プレゼンス状態が「応答可能」でない相手からの発信である旨のメッセージを含む通話開始要求を送信し、自伝送端末10Aにて、着信通知画面にて当該メッセージを通知するようにしてもよい。
なお、ユーザIDは、伝送端末10の使用者を特定するための識別子に限らず、伝送端末10を特定するための識別子(端末ID)であってもよい。
<実施例のハードウェア構成>
次に、実施例におけるハードウェアの構成を説明する。
図12は、実施例における管理システム50のハードウェア構成の一例を示す図である。管理システム50は、管理システム50全体の動作を制御するCPU201、伝送管理用プログラムを記憶したROM202、CPU201のワークエリアとして使用されるRAM203、各種データを記憶するHD(Hard Disk)204、CPU201の制御にしたがってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)205、フラッシュメモリ等の記録メディア206に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ207、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ208、伝送ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F209、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード211、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス212、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)213に対するデータの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ214、及び、上記各構成要素を図12に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン210を備えている。
なお、上記伝送管理用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
また、プログラム提供システム90は、上記管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、ROM202には、プログラム提供システム90を制御するためのプログラム提供用プログラムが記録されている。この場合も、プログラム提供用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
なお、上記着脱可能な記録媒体の他の例として、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
また、実施例の各装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施例の各装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施例の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、実施例の各装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
実施例の各装置で実行されるプログラムは、前述した各部を含むモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、CPUがROMやHDDからプログラムを読み出して実行することにより上記各部のうち1又は複数の各部がRAM上にロードされ、1又は複数の各部がRAM上に生成されるようになっている。
図9のように、端末10は、電源スイッチ10−1、操作ボタン10−2、表示部/操作部10−3、マイク10−4、スピーカ10−5、カメラ10−6等を備えている。表示部/操作部10−3は、タッチパネルになっており、利用者からの操作入力を受け付けるとともに、利用者への表示を行う。
図13は、実施例における端末10のハードウェア構成の一例を示す図である。実施例の端末10は、図13に示されているように、端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、端末用プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、画像データや音声データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ107、端末10の宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン108、端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、後述の通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F(Interface)111、GPS衛星からの情報に基づき現在の位置情報を取得するGPS119、端末の移動を検知する加速度センサ121を備えている。なお、SSD105はHDD(Hard Disk Drive)であってもよい。
また、端末10は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音声を入力する内蔵型のマイク114、音声を出力する内蔵型のスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F116、CPU101の制御に従ってタッチパネル120に画像データを伝送するタッチパネルI/F117、各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118、及び上記各構成要素を図13に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。
タッチパネル120は、被写体の画像や操作用アイコン等を表示する液晶や有機ELによって構成された表示部および操作部である。また、タッチパネル120は、タッチパネルI/F117に接続される。
カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F118には、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ電気的に接続可能である。
外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
なお、記録メディア106は、端末10に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
更に、上記端末用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルによって、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(記録メディア106等)に記録されて流通されるようにしてもよい。また、上記端末用プログラムは、フラッシュメモリ104ではなくROM102に記憶させるようにしてもよい。
なお、端末10として用いるコンピュータに、マイクやカメラが備わっていない場合には、外付けのマイクおよびカメラをコンピュータに接続させることとする。これにより、汎用コンピュータを、実施例にかかる端末10として利用することができる。
なお、この実施形態は本発明の範囲を限定するものではなく、管理システム50が備える各機能部を、伝送端末に設けても良い。また、管理システム50は複数台のサーバで構成しても良く、どのサーバにどの機能部を備えさせても良い。
なお、上述した実施形態における、伝送端末10と管理システム50とが接続されたシステム構成は一例であり、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。
1 伝送システム
10 伝送端末
10A 自伝送端末
10B 相手伝送端末
11 送受信部
12 表示/操作部
17 位置情報取得部
18 自プレゼンス状態変更部
20 コンタクトリスト作成部
21 通信制御部
22 位置情報更新部
50 管理システム
51 送受信部
53 ユーザ管理部
54 宛先抽出部
55 通知用プレゼンス状態決定部
56 通信制御部
57 通知用プレゼンス状態変更通知部
5001 通知用プレゼンス状態決定ルール管理DB
5002 場所位置管理DB
5003 ユーザ管理DB
5004 宛先リスト管理DB
5005 通知用プレゼンス状態変更管理DB
特開2013−251812号公報

Claims (10)

  1. 第1の伝送端末と第2の伝送端末との間で実行されるデータ伝送を制御する伝送管理システムであって、
    前記第2の伝送端末の位置の情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信した前記第2の伝送端末の第1の位置の情報に応じて前記第1の伝送端末側の第1のプレゼンス情報を前記第2の伝送端末に送信し、前記第2の伝送端末の第2の位置の情報に応じて前記第1の伝送端末側の第2のプレゼンス情報を前記第2の伝送端末に送信する送信手段と、
    を備える伝送管理システム。
  2. 前記第2の伝送端末の第1の位置の情報と前記第1の伝送端末側の第1のプレゼンス情報とを対応づけて記憶し、前記第2の伝送端末の第2の位置の情報と前記第1の伝送端末側の第2のプレゼンス情報とを対応づけて記憶する記憶手段と、
    前記受信手段によって受信した前記第2の伝送端末の位置の情報と前記記憶手段に記憶される情報とに基づいて、前記第2の伝送端末に送信する前記第1の伝送端末側のプレゼンス情報を決定する決定手段と、
    をさらに備える請求項1記載の伝送管理システム。
  3. 前記受信手段は、
    前記第1の伝送端末の位置の情報を受信する受信手段であり、
    前記送信手段は、
    前記受信手段によって受信した前記第1の伝送端末の位置の情報および前記第2の伝送端末の位置の情報に応じて前記第1の伝送端末側のプレゼンス情報を前記第2の伝送端末に送信する送信手段であることを特徴とする請求項1記載の伝送管理システム。
  4. 前記送信手段は、
    時刻に関する情報および前記受信手段によって受信した前記第2の伝送端末の位置に関する情報に応じて前記第1の伝送端末側のプレゼンス情報を前記第2の伝送端末に送信する送信手段であることを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項に記載の伝送管理システム。
  5. 前記送信手段は、
    前記第1の伝送端末と前記第2の伝送端末との間でデータ伝送が実行されている最中に、前記受信手段が前記第2の伝送端末の位置に関する情報を受信した場合、前記第2の伝送端末の位置に関する情報に応じて前記第1の伝送端末側のプレゼンス情報を前記第2の伝送端末に送信する送信手段であり、
    前記送信手段が送信した前記第1の伝送端末側のプレゼンス情報に応じて、前記第1の伝送端末と前記第2の伝送端末との間でデータ伝送を停止する制御手段と、
    を備える請求項1乃至4いずれか一項に記載の伝送管理システム。
  6. 前記送信手段は、
    前記第1の伝送端末からの要求に応じて、前記第1の伝送端末に対する最も新しい通話または着信時の前記第2の伝送端末の位置の情報を前記第1の伝送端末に送信し、
    前記記憶手段は、
    前記第1の伝送端末からの要求に応じて、前記第2の伝送端末の位置の情報と、前記第2の伝送端末に通知されるプレゼンス情報とを対応付けて記憶する請求項2記載の伝送管理システム。
  7. 前記送信手段は、
    応対可能でない旨を示すプレゼンス情報を通知した前記第2の伝送端末から前記第1の伝送端末への通話開始要求を受けると、応対可能でない旨を示すプレゼンス情報を通知した前記第2の伝送端末からの通話開始要求である旨を示す情報を含む通話開始要求を、前記第1の伝送端末に送信する、
    請求項1乃至6いずれか一項に記載の伝送管理システム。
  8. 第1の伝送端末と第2の伝送端末との間で実行されるデータ伝送を制御する伝送管理システムが実行する伝送管理方法であって、
    前記伝送管理システムが、
    前記第2の伝送端末の位置の情報を受信するステップと、
    前記受信ステップによって受信した前記第2の伝送端末の第1の位置の情報に応じて前記第1の伝送端末側の第1のプレゼンス情報を前記第2の伝送端末に送信するステップと、
    前記第2の伝送端末の第2の位置の情報に応じて前記第1の伝送端末側の第2のプレゼンス情報を前記第2の伝送端末に送信するステップと、
    を実行する伝送管理方法。
  9. コンピュータに、請求項8に記載の各ステップを実行させるためのプログラム。
  10. 第1の伝送端末と第2の伝送端末との間で実行されるデータ伝送を制御する伝送管理システムと、前記第2の伝送端末を有する伝送システムであって、
    前記伝送管理システムは、
    前記第2の伝送端末の位置の情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信した前記第2の伝送端末の第1の位置の情報に応じて前記第1の伝送端末側の第1のプレゼンス情報を前記第2の伝送端末に送信し、前記第2の伝送端末の第2の位置の情報に応じて前記第1の伝送端末側の第2のプレゼンス情報を前記第2の伝送端末に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記第2の伝送端末は、
    前記第2の伝送端末の位置の情報を通知する位置情報通知手段と、
    受信したプレゼンス情報を表示する表示手段と、
    を備える伝送システム。
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