JP2013251081A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】透光カバーの大きさを大きくすることなく側面あるいは背面方向まで光を照射することできる照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置は、前面部2aを有する基材2と、基材の前面部に設けられ、可視光線を放出する光源6と、光源の少なくとも前面を覆い、前記光源から放出された光を外部に放出する透光領域を有する透光カバー4と、を備えている。光源は、この光源から放出される光の光度が前面部の法線方向で強くなる指向性を有している。透光カバーは、光源に対向する前面領域4aと、基材から前面領域まで延びる側面領域4bと、前面領域と側面領域との間に位置する対角領域4cと、を有し、断面の曲率が前面領域および側面領域よりも対角領域で大きく、透光カバーの断面において、側面領域の基材側の端部4dの径をW、対角領域の曲率最大部と側面領域の基材側端部との水平距離をDとするとき、0.02≦D/W≦0.35 であり、透光カバーの透過率が70%以下である。
【選択図】図1
【解決手段】照明装置は、前面部2aを有する基材2と、基材の前面部に設けられ、可視光線を放出する光源6と、光源の少なくとも前面を覆い、前記光源から放出された光を外部に放出する透光領域を有する透光カバー4と、を備えている。光源は、この光源から放出される光の光度が前面部の法線方向で強くなる指向性を有している。透光カバーは、光源に対向する前面領域4aと、基材から前面領域まで延びる側面領域4bと、前面領域と側面領域との間に位置する対角領域4cと、を有し、断面の曲率が前面領域および側面領域よりも対角領域で大きく、透光カバーの断面において、側面領域の基材側の端部4dの径をW、対角領域の曲率最大部と側面領域の基材側端部との水平距離をDとするとき、0.02≦D/W≦0.35 であり、透光カバーの透過率が70%以下である。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、白色LEDのように平面実装された狭い配光分布を持つ光源を用いた照明装置に関する。
照明装置としては、フィラメントの熱による発光を利用した白熱電球や、紫外線励起の蛍光体発光による蛍光灯が広く用いられてきたが、短い寿命、赤外線放出(紫外線放出)、水銀使用問題、発光効率などの問題を抱えている。
近年、これらの問題を解消する技術として、LED光源やEL光源が開発され、特にLED光源は一般の照明装置への利用が加速度的に広がっている。
しかしながら、一般的な表面実装タイプのLED光源は、実装基板の法線方向に強く光を放出し、実装基板の法線方向となす角度をθとするとき、cosθに比例して光度が減衰する指向性を有している。これは、一般的なLED光源の構造が、1次光線を放出するLEDチップを、1次光線から2次光線に変換する蛍光体を含んだ保護層で面状に覆った構成としているためである。このため、電球や蛍光灯にLED光源を用いた照明装置は、実装基板の法線方向の光が強く、実装基板の側方から背面方向にかけては光がほとんど出ない光度分布となる。従って、正面から背面までほぼ均一な光度分布をもつ従来の白熱電球あるいは蛍光灯と、LED光源を用いた照明装置とを置き換えた場合、天井や壁の明るさが著しく変わってしまい、違った照度空間となってしまう。
LED光源を用いた照明装置で背面方向まで光を放出する技術としては、LEDを実装する平面を多面体にして側面や背面方向を向いて配置する技術がある。また、別の技術として、LED光源の光により励起する蛍光体を透光カバーの内面に塗布し、透光カバー自体が光るようにした照明装置が提案されている。
我々は、背景技術で述べた課題を克服するため、特願2011−42697、特願2011−146581にて、透光カバーの透過率を下げることで透光カバーの拡散性を向上し、膨らんだ形状あるいは縦長形状の透光カバーの表面法線方向に主たる照射を行わせることで側面あるいは背面方向まで光を照射させる、技術を提案した。
しかしながら、これらの照明装置では、透光カバーが大きくなり放熱機能の制限や照明装置のサイズ超過を招く場合がある。
この発明は以上の点を鑑みてなされたもので、その課題は、透光カバーの大きさを大きくすることなく側面あるいは背面方向まで光を照射することできる照明装置を提供することにある。
実施形態によれば、照明装置は、前面部を有する基材と、前記基材の前面部に設けられ、可視光線を放出する光源と、前記光源の少なくとも前面を覆い、前記光源から放出された光を外部に放出する透光領域を有する透光カバーと、を備えている。前記光源は、この光源から放出される光の光度が前記前面部の法線方向で強くなる指向性を有し、前記透光カバーは、前記光源に対向する前面領域と、前記基材から前記前面領域まで延びる側面領域と、前記前面領域と側面領域との間に位置する対角領域と、を有し、断面の曲率が前記前面領域および側面領域よりも対角領域で大きく、前記透光カバーの断面において、前記側面領域の前記基材側の端部の径をW、前記対角領域の曲率最大部と前記側面領域の前記基材側端部との水平距離をDとするとき、0.02≦D/W≦0.35であり、前記透光カバーの透過率が70%以下である。
以下、図面を参照しながら、種々の実施形態に係る照明装置について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る電球型の照明装置として、LED電球1の断面を示している。LED電球1は、中心軸に対して回転対象の形状を有している。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る電球型の照明装置として、LED電球1の断面を示している。LED電球1は、中心軸に対して回転対象の形状を有している。
LED電球1は、基材2と、基板5に実装されたLEDから成る光源6と、透光カバー4と、口金3と、を備えている。基材2は、金属製の筐体かつ放熱部材であり、上部がほぼ切頭円錐状に形成されているとともに上端に平坦な前面部2aを有し、下端に口金3が取り付けられている。基材2の内部には、光源6を駆動する駆動回路7が収納されている。基材2は、透光カバー4および口金3を保持してLED電球1の外面形状を形成するとともに、光源6の熱に対するヒートシンクと放熱部材を兼ねている。光源6が実装された基板5および透光カバー4は、基材2に支持されている。
基材2の前面部2aに基板5が固定され、この基板5に光源6が実装され、前面部2aのほぼ中央部に位置している。光源6としてのLEDは、このLEDから放出される光の光度が、発光面の法線方向で強く、背面側で零となる指向性を有している。
LED電球1の透光カバー4は、例えば、断面に略台形形状を有した円錐台に形成され、その底部の開口端4dが基材2に固定されている。これにより、透光カバー4は、光源6の前面側および側面側を覆っている。すなわち、透光カバー4は、光源6の前面に対向する前面領域4aと、基材2から前面領域4aまで延びる側面領域4bと、前面領域4aと側面領域4bとの間に位置する対角領域4cと、を有している。そして、透光カバー4の断面の曲率は、前面領域4aおよび側面領域4bよりも対角領域4cで大きく、対角領域4cに曲率最大点10を有している。
透光カバー4は、その断面の上部台形縁の径あるいは幅が底部の断面径あるいは幅よりも小さい円錐台形状を有している。透光カバー4は、ポリカーボネート製の樹脂に光を散乱する散乱材を混ぜた材料で射出成型により形成されている。透光カバー4は、透過率が約70%以下となるように厚さと散乱材の濃度を設計している。
透光カバー4は、光源6の少なくとも前面を覆い光源から放出された光を外部に放出する透光領域を有している。本実施形態において、透光カバー4は、その全域が光を透過可能な透光領域を形成している。なお、実施形態において、発光面に垂直な上方向(法線方向)を前面方向、発光面と平行な方向を側面方向、発光面に垂直な下方向を背面方向としている。
LED電球1では、基材2の背面側端に設けられた電源供給側の端子である口金3から駆動回路7に電力が供給され、この駆動回路7により光源6を点灯する。基材2は光源6で発生する熱を逃がす役割も有し、例えば、熱容量の大きい金属材料で構成されている。
透光カバーの透過率は、従来は80〜90%、あるいは、透明としているのに対して、第1の実施形態によれば、上述したように、透光カバー4の透過率は、70%以下と低く設定している。
図2は、LED電球1において、異なる形状を有した複数の透光カバー4について、透過率を80〜40%まで変えたときの半値配光角(2θ・1/2)を示す図である。横軸は透光カバー4と同じ材質、板厚の板片にてJIS−K−7361に記載された全光線透過率測定に基づく透過率を示し、縦軸は光度が半減する角度範囲(半値配光角)を示している。
図1に示すように、透光カバー4の側面領域4bの基材側端部4dの径(幅)をW、基材2の前面部2aに垂直な方向に沿った側面領域4bの高さをHとする場合、図2は、透光カバー4のWとHを一定とし、透光カバーの形状が半球形、筒形、円錐台形と異なる形状とした場合の半値配光角の拡がりを比較している。一般的形状である半球形と比べて筒形の半値配光角の変化は少ないが、円錐台形では透過率70%以下で格段に半値配光角が拡がる事が判る。これは、透光カバー4の透過率が70%以上では指向性の強い光が透光カバー4を透けてしまうが、透過率70%以下では、透光カバー4に入射する2次光線が反射散乱するため、半値配光角の拡がりは形状に大きく左右されるためである。
図3は、LED電球1において、透光カバーの透過率を一定、例えば、58%として、透光カバーを複数形状に変化させ場合の半値配光角を示している。ここでは、台形度合いを示す指標として、透光カバーの断面における曲率最大点10と側面領域4bの基材側端部4dとの水平距離(基材前面部と平行な方向に沿った距離)Dを定義し、W、Hを維持したままDを変えたときの横軸D/Wに対する変化である。すなわち、D/Wが0では上部台形縁と底部縁が同じ径の円筒形状となり、0<(D/W)<0.5の範囲では、D/W値が大きい程に上部台形縁の径が小さな円錐台形状となる。D/Wが0.5では、透光カバーの断面形状が直角二等辺三角形となる。
図2および図3から、LED電球1の半値配光角は、透光カバー4が透過率70%以下、かつD/W=0.12を中心として0.02≦D/W≦0.35の範囲の台形状の場合に160度以上に拡がり、0.1≦D/W≦0.2の台形状で180度以上に拡がる事が判る。
透光カバー4の透過率が70%以下の場合、光源6から出た光は透光カバー4内部の拡散材により十分に拡散される。そのため、透光カバー4の表面の法線方向からなす角度をθとしたとき、cosθに従う配光分布で放出される。これにより、半値配光角を拡大するには、D/Wが小さく側面領域4bの傾斜が小さいほうが望ましい。反面、D/Wが小さすぎると側面領域4bが光源6に対して立ちすぎてしまい、側面領域4bに入射する光が減ってしまう。このため、前述した側面領域4bの傾斜角度による放出方向と入射する光量は背反関係となる。図3は、半値配光角に対して背反関係の二つの効果が組み合わさった結果であり、0.02≦D/W≦0.35の台形状で半値配光角の拡大効果が最も強くなることが判る。
以上のように構成されたLED電球1によれば、透光カバー4をその断面形状がほぼ台形となるように形成することにより、透光カバーの大きさを大きくすることなく側面あるいは背面方向まで光を照射させることができる。
図4は、第1の実施形態の透光カバー4の変形例を示している。図4(a)に示すように、第1の実施形態の透光カバー4は対角領域4cが角ばった円錐台形としたが、商品としては透光カバー4に丸みを持たせた意匠が重要となる。変形例では、図4(b)に示すように、透光カバー4の対角領域(角部)4cに丸みを持たせた形状、あるいは、図4(c)に示すように、透光カバー4の前面領域4aおよび側面領域4bを湾曲させて丸みを持たせるとともに、対角領域4cに丸みを持たせた形状としている。
このような丸みを帯びた台形形状は、透光カバー4の断面の曲率が前面領域4aおよび側面領域4bよりも対角領域4cで大きくなることで定義される。Dの定義も、対角領域4cの曲率最大点10と側面領域4bの基材側端部4dとの水平距離と定義し直すことで、上述した効果を適用することができる。
図4(a)、(b)、(c)に示す透光カバー4は、いずれもD/Wは1.2で、(a)⇒(b)⇒(c)となるほど角部(対角領域)が丸くなっている。角部を丸くしていくと若干配光角が狭まる傾向にあるが、同じ幅、高さの楕円形状に比べれば配光角を拡げることができる。
次に、他の実施形態に係る照明装置について説明する。後述する他の実施形態において、前述した第1の実施形態と同一の部分には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態に係る蛍光灯型の照明装置としてLED蛍光灯8の断面を示している。LED蛍光灯8は、図示の断面構造を直線状に引き伸ばした棒状の立体形状、あるいは、曲線状に引き伸ばした環状を有している。
図5は、第2の実施形態に係る蛍光灯型の照明装置としてLED蛍光灯8の断面を示している。LED蛍光灯8は、図示の断面構造を直線状に引き伸ばした棒状の立体形状、あるいは、曲線状に引き伸ばした環状を有している。
LED蛍光灯8は、基材2と、基板5に実装されたLEDから成る光源6と、透光カバー4と、を備えている。光源6が実装された基板5および透光カバー4は、基材2の前面部2aに支持されている。光源6は、表面実装タイプのLEDを、基材2の前面部2a上に直線状に、あるいは、環状に、複数並べて構成されている。光源6としてのLEDは、このLEDから放出される光の光度が、発光面の法線方向で強く、背面側で零となる指向性を有している。
透光カバー4は、例えば、断面に略台形形状を有し、その底部の開口端4dが基材2に固定されている。これにより、透光カバー4は、光源6の前面側および側面側を覆っている。すなわち、透光カバー4は、光源6の前面に対向する前面領域4aと、基材2から前面領域4aまで延びる側面領域4bと、前面領域4aと側面領域4bとの間に位置する対角領域4cと、を有している。そして、透光カバー4の断面の曲率は、前面領域4aおよび側面領域4bよりも対角領域4cで大きく、対角領域4cに曲率最大点10を有している。
透光カバー4は、その断面の上部台形縁の径あるいは幅が底部の断面径あるいは幅よりも小さいほぼ台形状を有している。また、透光カバーは、その断面形状が、0.02≦D/W≦0.35の範囲の台形状となるように形成されている。透光カバー4は、光源6の少なくとも前面を覆い光源から放出された光を外部に放出する透光領域を有している。本実施形態において、透光カバー4は、その全域が光を透過可能な透光領域を形成しているが、LED蛍光灯8においては透光カバー4を管状に形成することもあり、この場合は発光する領域を透光領域として透光カバー4と透光領域を区別する。透光カバー4は、ポリカーボネート製の樹脂に光を散乱する散乱材を混ぜた材料で押出成型により形成されている。この透光カバー4は、透過率が約70%以下となるように厚さと散乱材の濃度を設計している。
LED蛍光灯8は、基材2内に設けられ駆動回路7を備えていてもよい。LED蛍光灯8では、駆動回路を照明装置とは別に設けられもよい。そのため、基材2はアルミニウム製の基板5と兼用の一体部材として構成してもよい。
LED蛍光灯8は、基材2内に設けられ駆動回路7を備えていてもよい。LED蛍光灯8では、駆動回路を照明装置とは別に設けられもよい。そのため、基材2はアルミニウム製の基板5と兼用の一体部材として構成してもよい。
以上のように構成されたLED蛍光灯8によれば、透光カバー4をその断面形状がほぼ台形となるように形成することにより、透光カバーの大きさを大きくすることなく側面あるいは背面方向まで光を照射させることができる。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…LED電球、2…基材、2a…前面部、3…口金、4…透光カバー、
4a…前面領域、4b…側面領域、4c…対角領域、4d…基材側端部、
5…基板、6…光源、8…LED蛍光灯
4a…前面領域、4b…側面領域、4c…対角領域、4d…基材側端部、
5…基板、6…光源、8…LED蛍光灯
Claims (5)
- 前面部を有する基材と、
前記基材の前面部に設けられ、可視光線を放出する光源と、
前記光源の少なくとも前面を覆い、前記光源から放出された光を外部に放出する透光領域を有する透光カバーと、を備え、
前記光源は、この光源から放出される光の光度が前記前面部の法線方向で強くなる指向性を有し、
前記透光カバーは、前記光源に対向する前面領域と、前記基材から前記前面領域まで延びる側面領域と、前記前面領域と側面領域との間に位置する対角領域と、を有し、断面の曲率が前記前面領域および側面領域よりも対角領域で大きく、前記透光カバーの断面において、前記側面領域の前記基材側端部の径をW、前記対角領域の曲率最大部と前記側面領域の前記基材側端部との水平距離をDとするとき、
0.02≦D/W≦0.35 であり、
前記透光カバーの透過率が70%以下である照明装置。 - 前記透光カバーは、略台形の断面形状を有し、前記基材側の底面が開口している請求項1に記載の照明装置。
- 前記透孔カバーの前記対角領域は、湾曲している請求項1又は2に記載の照明装置。
- 白熱電球を模擬したLED光源を有する電球型の照明装置である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の照明装置。
- 蛍光灯を模擬したLED光源を有する蛍光灯型の照明装置である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の照明装置。
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