JP2013250203A - 液体成分センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を削減するとともに、位置合わせを容易にできる液体成分センサを提供する。
【解決手段】液体成分センサ(10)を構成する検知セル(12)は、赤外線を透過する基板(20a,20b)が2枚積層されてなる。そして。基板の対向面(21a,21b)間に、液体を流通させるための通路部(23)が形成され、通路部の少なくとも一部が液体の検知部(23a)とされている。この検知セルは、基板の積層方向における両表面(22a,22b)と各基板の対向面との4面のうちの少なくとも1面に、所定波長の赤外線を選択的に透過させるフィルタ部(25)を有している。このフィルタ部は、少なくとも検知部に対応して形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、赤外線、特に中赤外光を用いて、液体の成分及び濃度の少なくとも一方を検出する液体成分センサに関するものである。
従来、例えば特許文献1に示されるように、光を用いて液体試料(液体)の成分や濃度を検出するための検出計セル(検知セル)が知られている。
この検知セルは、ガラス基板(基板)が2枚積層されてなる。そして、基板の対向面間に、液体試料を流通させるための流路(通路部)が形成されている。
特開2000−121547号公報
ところで、ガソリン、水、エタノール等のアルコール、酢酸などの液体は、その吸収波長が中赤外(3〜10μm)にある。そこで、特許文献1に記載されたような構成の検知セルを用いて、赤外線による液体成分センサを構成し、液体の成分や濃度を検出することが考えられる。
しかしながら、上記した検出セルを用いる場合、液体成分センサは、検知セル以外に、赤外線を照射する赤外線光源、赤外線を波長選択的に透過させるフィルタ、検知セルを透過した光を分光する分光器、分光された光を検出する光検出器を要する。そして、赤外線光源と光検出器との間に、フィルタ、検知セル、分光器の3つの部材を互いに位置精度よく配置しなければならない。このように、部品点数が多いという問題と、位置ずれにより検出精度が低下するという問題がある。
本発明は上記問題点に鑑み、部品点数を削減するとともに、位置ずれによる検出精度低下を抑制できる液体成分センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、赤外線光源(11)と、赤外線を透過する材料からなる基板(20a,20b)が2枚積層されてなり、基板の対向面(21a,21b)間に液体を流通させるための通路部(23)が形成され、通路部の少なくとも一部が液体の検知部(23a)とされた検知セル(12)と、検知セルを透過した光を分光する分光器(13)と、分光された光を検出する光検出器(14)と、を備え、検知セルは、積層の方向における両表面(22a,22b)と各基板の対向面との4面のうちの少なくとも1面に、所定波長の赤外線を選択的に透過させるフィルタ部(25)を有し、フィルタ部は、少なくとも検知部に対応して形成されていることを特徴とする。
このように本発明では、フィルタ部が、検知セルの一部として形成されている。したがって、従来の検知セルを用いる場合に較べて、液体成分センサを構成する部品点数を少なくすることができる。また、フィルタ部は検知セルの一部として形成されているため、フィルタ部(フィルタ)が検知セルと別部品とされた構成に較べて、組み付けの位置ずれを抑制し、ひいては、位置ずれによる検出精度低下を抑制することができる。換言すれば、組み付けを簡素化することができる。
また、本発明のさらなる特徴は、フィルタ部として、多数の突起(25a)が所定ピッチで配列されてなるモスアイ構造部(26a,26b,27a,27b,28)を有することにある。
モスアイ構造部は、基板表面に、周知構成の反射防止膜を設けた構成に較べて、所定波長以上の光に対し、高い反射防止効果を発揮する。換言すれば、反射防止膜構造に較べて透過波長域を広くすることができる。また、この効果は基板の材料に依存しない。
また、本発明のさらなる特徴は、モスアイ構造部が、各基板の対向面(21a,21b)の少なくとも一方に形成されていることにある。
このように、検知部を構成する対向面にモスアイ構造部(26a,26b)を設けると、対向面間の干渉を抑制することができる。このため、検知セルの表面(22a,22b)にモスアイ構造部(27a,27b)を設ける構成に較べて、検知セル(検知部)を透過する光の干渉波形の振幅(波長による強度変化)が小さくなり、これにより、成分や濃度の検出精度を向上することができる。
また、本発明のさらなる特徴は、モスアイ構造部が、検知セルの両表面(22a,22b)の少なくとも一方に形成されていることにある。
通路部に導入された液体と対向面との界面よりも、検知セルの表面と外部雰囲気との界面のほうが、反射ロスが大きい。これによれば、検知セルと外部雰囲気との界面での反射ロスを低減し、感度を向上することができる。
また、本発明のさらなる特徴は、モスアイ構造部が、4面(21a,21b,22a,22b)のそれぞれに形成されていることにある。
これによれば、4面の間での干渉を抑制し、検知セルを透過する光の干渉波形の振幅をさらに小さくすることができる。また、各面での反射ロスを抑制し、検出感度を向上することができる。
また、本発明のさらなる特徴は、モスアイ構造部として、検知部に対応して形成された内周部(26a,26b,27a,27b)とともに、検知部を取り囲む外周部分に形成された外周部(28)を有し、内周部のピッチP1が、外周部のピッチP2よりも小さいことにある。
モスアイ構造部を構成する突起のピッチが大きいほど、赤外線の透過波長域が長波長側にシフトする。したがって、上記構成によれば、所定の波長域において、検知部に照射された赤外線のみを透過させることができる。これにより、検知部への集光を不要とできるため、検出精度の高いセンサを簡素な構成で実現できる。
本実施形態に係る液体成分センサの概略構成を示す図である。 検知セルの概略構成を示す平面図である。 図2のIII-III線に沿う断面図である。 検知セルの製造方法を示す断面図である。 モスアイ構造部形成工程を示す断面図である。 モスアイ構造部の効果を示す図である モスアイ構造部及びその配置による効果を示す図である。 熱型光源のスペクトル分布を示す図である。 高透過率となる波長とピッチとの関係を示す図である。 検知セル前後での光の変化を示す図である。 検知セルを透過した光のスペクトル分布を示す図である。 液体成分センサの第1変形例を示す図である。 液体成分センサの第2変形例を示す図である。 液体成分センサの第3変形例を示す図である。 液体成分センサの第4変形例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の各図相互において互いに同一もしくは均等である部分に、同一符号を付与する。
本実施形態に係る光学式の液体成分センサは、液体の成分や濃度の検出に用いられる。例えばガソリンと、エタノールなどのアルコールとの混合燃料において、ガソリン中に含まれるアルコール、水、酢酸等を検出する燃料性状センサとして用いることができる。
図1に示すように、液体成分センサ10は、光源11と、検知セル12と、分光器13と、光検出器14と、を備えている。なお、図1に示す符号100は、液体を示している。このうち、検知セル12の構成に特徴がある。先ず、検知セル12以外の構成について簡単に説明する。
光源11は、赤外線を出力するものであり、特許請求の範囲に記載の赤外線光源に相当する。なお、「赤外線を出力するもの」とは、波長発光域として赤外を含むものであればよく、赤外のみを含むものや、赤外とともに可視も含むものなどを採用することができる。本実施形態では、光源11として、発光波長域に可視〜中赤外を含む熱型の光源を採用している。
分光器13は、検知セル12を通過した光を分光するものである。この分光器13としては、周知のもの、例えばファブリペロー型などの干渉計や、回折格子などの分光素子を採用することができる。本実施形態では、ファブリペロー干渉計を採用している。
光検出器14は、分光された光を検出するものである。この光検出器14としては、周知のもの、例えば熱電対などの赤外線の入射で生じる熱を検知するものを採用することができる。本実施形態では、熱電対を採用している。
次に、検知セル12について説明する。
検知セル12は、赤外線を透過する材料を用いて形成された2枚の基板20a,20bが積層されてなる。そして、基板20a,20bの積層方向が、光の照射方向と略一致するように配置される。これら基板20a,20bとしては、シリコン(Si)やゲルマニウム(Ge)などの、赤外線、特に中赤外の光を透過する基板を採用することができる。
本実施形態では、基板20a,20bとして、シリコン基板を採用しており、これら基板20a,20bの外形輪郭及び大きさがほぼ一致している。第1基板20aの両面21a,22aと第2基板20bの両面21b,22bのうち、表面21a,21bが互いに対向する対向面であり、表面22a,22bが検知セル12の表面をなす。このため、以下において、表面21a,21bを対向面21a,21bとも示す。2つの基板20a,20bは、直接接合されて一体化されている。
また、検知セル12は、液体100を流通させるための通路23を有している。この通路23は、第1基板20aの対向面21aと第2基板20bの対向面21bを壁面として形成されている。すなわち、対向面21a,21b間に通路23が形成されている。そして、通路23の少なくとも一部が、液体100に対して赤外線が照射される検知部23a(検知領域)となっている。
本実施形態では、第1基板20aにおける対向面21aの一部に凹部24aが形成され、第2基板20bにおける対向面21bに、凹部24aに対応して凹部24bが形成されている。そして、対向面21a,21bのうち、凹部24aの壁面と凹部24bの壁面とにより、通路23が形成されている。通路23は、図2に破線で示すように、積層方向に垂直な面の中心を通って一方向に延びており、両端が、平面正方形の外形輪郭を有する検知セル12の相対する2つの端面側にそれぞれ開口している。そして、一方の端部が通路23への液体100の導入口とされ、他方の端部が液体100の排出口となっている。そして、通路23の長手方向の中央部分、具体的には、図2に示す破線で囲まれた基板20a,20bの中央部分が、検知部23aとなっている。
また、検知セル12は、上記した4面21a,21b,22a,22bのうち、少なくとも1面に、所定波長の赤外線を選択的に透過させるフィルタ部25を有している。このフィルタ部25は、少なくとも検知部23aに対応する部分に形成されている。
本実施形態では、フィルタ部25が、4面21a,21b,22a,22bそれぞれに形成されている。また、フィルタ部25として、多数の錘状の突起25aが、所定ピッチで配列されてなるモスアイ構造部26a,26b,27a,27b,28を採用している。モスアイ構造部26aは、凹部24aの底面のうち、検知部23aに対応する部分に形成されている。モスアイ構造部26bは、凹部24bの底面のうち、検知部23aに対応する部分に形成されている。モスアイ構造部27aは、第1基板20aの表面22aのうち、検知部23aに対応する部分に形成されている。詳しくは、表面22aに凹部29aが形成され、この凹部29aの底面のうち、検知部23aに対応する部分に形成されている。モスアイ構造部27bは、第2基板20bの表面22bのうち、検知部23aに対応する部分に形成されている。詳しくは、表面22bに凹部29bが形成され、この凹部29bの底面のうち、検知部23aに対応する部分に形成されている。検知部23aに対応して形成されたモスアイ構造部26a,26b,27a,27bを、以下、内周部26a,26b,27a,27bとも示す。一方、モスアイ構造部28は、検知部23aを取り囲む外周部分に形成されているため、以下、外周部28とも示す。本実施形態では、検知セル12の表面22a,22bのうち、第1基板20a側の表面22aにのみ、外周部28が形成されている。詳しくは、凹部29aの底面のうち、検知部23aを除く外周部分に形成されている。
内周部26a,26b,27a,27bにおいて、突起25aは、いずれも所定のピッチP1(単位:μm)で配列されている。一方、外周部28において、突起25aは、ピッチP1よりも大きいピッチP2(単位:μm)で配列されている。さらに本実施形態では、ピッチP1が、内周部26a,26b,27a,27bの形成された基板20a,20bの屈折率をnとすると、3/n≦P1<10/nの範囲で設定されている。一方、ピッチP2は、P2≧10/nの範囲で設定されている。なお、シリコンの屈折率は3.43程度、ゲルマニウムの屈折率は4.0程度である。また、上記したように、モスアイ構造部26a,26b,27a,27b,28は、それぞれ凹部24a,24b,29a,29bの底面に形成されている。そして、各モスアイ構造部26a,26b,27a,27b,28の突起25aは、その突出先端が、基板20a,20bの各表面21a,21b,22a,22bにおける凹部24a,24b,29a,29bの周辺部分に対して低い位置となっている。
次に、上記した液体成分センサ10のうち、検知セル12の製造方法の一例について説明する。
図4(a)〜(c)は、第1基板20aの形成工程を示している。先ず、図4(a)に示すように、平板状の第1基板20aを準備する。そして、図4(b)に示すように、第1基板20aの両表面21a,21bに凹部24a,29aをそれぞれ形成する。本実施形態では、第1基板20aとしてシリコン基板を採用し、結晶面によるエッチング速度の差を利用して、凹部24a,29aを形成する。
次に、図4(c)に示すように、凹部24a,29aの底面に、フィルタ部25としてのモスアイ構造部26a,27a,28をそれぞれ形成する。このフィルタ部25は、図5(a)〜(d)に示すようにして形成する。
先ず、図5(a)に示すように、凹部24aの底面に、所定パターンを有するマスク30を形成する。そして、図5(b)に示すように、形成したマスク30を用いて、反応性イオンエッチングなどのドライエッチングを実施する。これにより、突起25aが所定ピッチP1を有して配列されてなるモスアイ構造部26aが形成される。
次いで、図5(c)に示すように、凹部29aの底面に、所定パターンを有するマスク31を形成する。このとき、内周部27aを形成する部分よりも、外周部28を形成する部分の開口幅を広くしておく。そして、図5(d)に示すように、形成したマスク31を用いて、反応性イオンエッチング(RIE)などのドライエッチングを実施する。これにより、突起25aが所定ピッチP1を有して配列されてなるモスアイ構造部27a(内周部27a)が形成される。また、突起25aが所定ピッチP2を有して配列されてなるモスアイ構造部28(外周部28)が形成される。なお、RIEラグにより、マスク31の開口幅の広い外周部分のほうが、深くまでエッチングされ、その分、突起高さは高くなる。
なお、モスアイ構造部26a,27a,28の形成については、両表面21a,22aのいずれを先としても良い。また、上記同様の工程を、第2基板20bについても実施する。異なる点は、外周部分にモスアイ構造部28を形成しない点だけである。
そして、図4(d)に戻り、形成した基板20a,20b同士を貼り合わせる。具体的には、凹部24a,24bが一致するように、対向面21a,21b同士を向かい合わせ、直接接合する。なお、直接接合以外の方法、例えば接着により、貼り合わせても良い。以上により、上記した検知セル12を得ることができる。
次に、上記した液体成分センサ10の特徴部分の効果について説明する。
本実施形態では、フィルタ部25が、検知セル12の一部として形成されている。したがって、従来の検知セルを用いる場合に較べて、液体成分センサ10を構成する部品点数を少なくすることができる。また、フィルタ部25は検知セル12の一部として形成されているため、フィルタ部25が検知セル12と別部品とされた構成に較べて、組み付けの位置ずれを抑制し、ひいては、位置ずれによる検出精度低下を抑制することができる。換言すれば、組み付けを簡素化することができる。
また、本実施形態では、フィルタ部25として、多数の錘状の突起25aが所定ピッチで配列されてなるモスアイ構造部26a,26b,27a,27b,28を採用している。モスアイ構造部26a,26b,27a,27b,28は、図6に示すように、所定波長λ1以上の光に対し、高い反射防止効果を発揮する。したがって、基板20a,20bの表面に、光学長をλ×1/4とする反射防止膜を設けた構成に較べて、透過波長域を広くすることができる。また、上記した反射防止効果を、基板20a,20bの材料によらず発揮することができる。
図7は、モスアイ構造部の形成箇所の効果について、本発明者がシミュレーションした結果を示している。図7に示す実線はモスアイ構造部無し、破線は両表面22a,22bの一方のみにモスアイ構造部27a,27bを設けた場合、一点鎖線は対向面21a,21bの一方のみにモスアイ構造部26a,26bを設けた場合、二点鎖線は4面21a,21b,22a,22bにモスアイ構造部26a,26b,27a,27bを設けた場合を示している。このシミュレーションでは、モスアイ構造部の配置以外のシミュレーション条件を同一とした。なお、上記したように基板20a,20bをシリコンとし、通路23(検知部23a)に満たされた液体100をガソリンの主成分とした。
図7に破線で示すように、両表面22a,22bの一方のみにモスアイ構造部27a,27bを設けると、モスアイ構造部無しに較べて透過率が15%程度高くなる。一方、干渉波形の振幅(波長による強度変化)は、モスアイ構造部無しに較べて若干大きくなる。これは、検知セル12の表面22a,22bで反射ロスが低減された分、検知部23aへの入射量が増し、対向面21a,21b間での干渉の影響が強くなるためと考えられる。
また、図7に一点鎖線で示すように、対向面21a,21bの一方のみにモスアイ構造部26a,26bを設けると、モスアイ構造部無しに較べて透過率が6%程度高くなる。さらに、干渉波形の振幅が大幅に小さくなる。これは、検知部23aのギャップを介して対向する対向面21a,21b間での干渉が抑制されるためであると考えられる。
また、図7に二点鎖線で示すように、4面21a,21b,22a,22bにモスアイ構造部26a,26b,27a,27bを設けると、モスアイ構造部無しに較べて透過率が45%強高くなる。さらに、波形に干渉による振幅が殆ど見られなくなる。
以上の結果を受け、本実施形態では、各基板20a,20bの対向面21a,21bの少なくとも一方に、モスアイ構造部26a,26bが形成されている。このように、検知部23a(通路23)を構成する壁面の少なくとも一方に、モスアイ構造部26a,26bを設けると、対向面21a,21b間の干渉を抑制することができる。このため、検知セル12の表面22a,22bにモスアイ構造部27a,27bを設ける構成に較べて、検知セル12(検知部23a)を透過する光の干渉波形の振幅が小さくなる。そして、これにより、液体100の成分や濃度の検出精度を向上することができる。
また、検知セル12の両表面22a,22bの少なくとも一方にも、モスアイ構造部27a,27bが形成されている。通路23(検知部23a)に導入された液体100と対向面21a,21bとの界面よりも、検知セル12の表面22a,22bと外部雰囲気(例えば空気)との界面のほうが、反射ロスが大きい。これによれば、検知セル12と外部雰囲気との界面での反射ロスを低減し、検知部23aに入射する光量を増し、液体成分センサ10の感度を向上することができる。
さらに、4面21a,21b,22a,22bのそれぞれに、モスアイ構造部26a,26b,27a,27bが形成されている。これによれば、4面21a,21b,22a,22bの間での干渉を抑制し、検知セル12を透過する光の干渉波形の振幅をさらに小さくすることができる。また、各面21a,21b,22a,22bでの反射ロスを抑制し、液体成分センサ10の感度をさらに向上することができる。
また、本実施形態では、モスアイ構造部として、検知部23aに対応して形成された内周部26a,26b,27a,27bとともに、外周部分に形成された外周部28を有している。そして、内周部26a,26b,27a,27bにおける突起25aのピッチP1が、外周部28における突起25aのピッチP2よりも小さくされている。突起25aのピッチ(周期)が大きいほど、赤外線の透過波長域は長波長側にシフトする。したがって、上記構成によれば、内周部26a,26b,27a,27bと外周部28とで、図6に示す所定波長λ1をずらし、所定の波長域において、検知部23aに照射された赤外線のみを透過させることができる。これにより、検知部23aへ到達する光が液体100を透過したもののみとできるための、検出精度の高いセンサを簡素な構成で実現することができる。
また、本実施形態では、基板20a,20bがシリコンからなる。シリコンを用いると、赤外線を透過する一般的なフッ素化合物を用いた場合よりも、耐食性(耐潮解性)を向上することができる。また、硫化亜鉛(ZnS)などの化合物よりも安価であるため、製造コストを低減することができる。また、周知の半導体プロセスにより、フィルタ部25(モスアイ構造部)を形成することができる。なお、ゲルマニウムを用いた場合もシリコン同様の効果を奏する。また、1.1μm以下、10μm以上がシリコンの吸収域であるため、検知セル12によっても、液体100の分析に不要な波長の光を少なからずカットし、これにより検出精度を向上することができる。
ここで、ガソリン、エタノールなどのアルコール、水、酢酸など、液体100の吸収スペクトルのピークは、図8中に破線間の矢印で示すように、中赤外である3μm〜10μm程度に存在する。このため、高透過率となる波長λ1が、3μm〜10μmの範囲内となるように、内周部26a,26b,27a,27bを設定することが好ましい。
本実施形態では、内周部26a,26b,27a,27bのピッチP1(μm)が、3/n≦P1<10/nの範囲で設定されている。上記したように、基板20a,20bの構成材料となるシリコンの屈折率nは3.43程度、ゲルマニウムの屈折率nは4.0程度である。したがって、上記範囲内においてピッチP1を設定すると、シリコンの場合、ピッチP1は、0.87〜2.92となる。一方、ゲルマニウムの場合、ピッチP1は、0.75〜2.5となる。図9は、高透過率となる波長とピッチとの関係を示している。図9の実線はピッチ0.9μm、破線はピッチ3μmを示している。図9から分かるように、ピッチP1を上記範囲内で設定すると、内周部26a,26b,27a,27bにおいて高透過率となる波長λ1を、3〜10μmの範囲内とすることができる。これにより、液体100の吸収スペクトルのピークに応じた波長域の赤外線が、検知部23aを透過することとなる。したがって、液体100の成分や濃度の検出に好適である。
また、本実施形態では、熱型の光源11を用いる。図8は、光源11が1000℃のときの、スペクトル分布の計算値を示している。図8に示すように、10μm程度では、それよりも短波長に較べて、光源11から出力された光の強度が低くなる。したがって、透過させても実質的に検出精度にほとんど影響がない。これに対し、外周部28のピッチP2は、P2≧10/nの範囲で設定されている。ピッチP2を3μmとすると、図9に破線で示したように、外周部28において高透過率となる波長λ1は、10μm程度となる。したがって、上記範囲でピッチP2を設定すると、検出精度を向上することができる。
ピッチP1,P2の設定により、図10に示すように、検知セル12を透過する光は、外周部分では、10μm程度以上の光のみとなり、検知部23aに対応する部分では、外周部分を透過する光よりも短波長の光も含むこととなる。そして、検知セル12を透過した光のスペクトル分布は、図11に示すようになる。図8と比較すると、図11では、内周部26a,26b,27a,27bのフィルタ効果により、液体100の分析に不要な波長の光がカットされている。なお、図11では、カットされた部分を破線で示している。
また、本実施形態では、モスアイ構造部26a,26b,27a,27b,28が、それぞれ凹部24a,24b,29a,29bの底面に形成されている。そして、モスアイ構造部26a,26b,27a,27b,28における突起25aの先端が、基板20a,20bの表面21a,21b,22a,22bにおける凹部24a,24b,29a,29bの周辺部分よりも低い位置となっている。したがって、モスアイ構造部26a,26b,27a,27b,28における突起25aの損傷を抑制することができる。これにより、検出精度、感度を向上することができる。また、ハンドリング性を向上することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
上記実施形態では、基板20a,20bの4面21a,21b,22a,22bそれぞれにフィルタ部25が形成される例を示した。しかしながら、フィルタ部25が、4面21a,21b,22a,22bのうちの一面のみに形成されても良い。
図12に示す第1変形例では、対向面21aに形成された凹部24aの底面のみに、フィルタ部25としてのモスアイ構造部26aが形成されている。対向面21a,21bの少なくとも一方にモスアイ構造部26a,26bを設けると、上記したように、検知セル12を透過する光の干渉波形の振幅を小さくすることができる。
図13に示す第2変形例では、図12同様、凹部24aの底面にモスアイ構造部26aが形成されるとともに、第1基板20aの表面22aにモスアイ構造部27aが形成されている。基板20a,20bの表面22a,22bの少なくとも一方にモスアイ構造部27a,27bを設けると、上記したように、検知部23aを透過する光の強度を高めることができる。特に図13に示す構成とすると、検知セル12を透過する光の干渉波形の振幅を小さくしつつ、光の強度を高めることができる。なお、モスアイ構造部26aを設けず、基板20a,20bの表面22a,22bの一方のみに、モスアイ構造部27a,27bを設けた構成としても良い。
図14に示す第3変形例では、上記実施形態に示した変形例に対し、外周部28のない構成となっている。このように、4面21a,21b,22a,22bそれぞれにフィルタ部25を有しつつ、外周部分にフィルタ部25を有さない構成としても良い。また、上記実施形態では、第1基板20aの表面22aのみにモスアイ構造部28を有するが、第2基板20bの表面22bにも有する構成としても良い。
図15に示す第4変形例では、フィルタ部25として、反射防止膜32が形成されている。反射防止膜32は、基板20a,20bの少なくとも一方において、その両表面21a,22a(21b,22b)に形成され、低屈折率膜と高屈折率膜を積層し、それぞれを所定波長λに対して光学長λ×1/4程度の膜厚とした多層膜フィルタを採用することができる。シリコンからなる基板20a,20bの場合、例えば基板側から二酸化シリコン膜、シリコン膜が積層されたフィルタを採用することができる。それ以外にも、単層の薄膜を、所定波長λに対して光学長λ×1/4程度の膜厚としたものを採用することができる。シリコンからなる基板20a,20bの場合、例えば二酸化シリコン膜を採用することができる。なお、図15では、第1基板20aと、第2基板20bに、フィルタ部25がそれぞれ形成されている。
上記実施形態では、通路23の両端が、検知セル12の端面にそれぞれ開口する例を示した。しかしながら、通路23として検知部23aのみ形成され、この検知部23aに連通する液体導入用の貫通孔と液体排出量の貫通孔を、基板20a,20bの少なくとも一方に有しても良い。
上記実施形態では、2つの基板20a,20bに形成された凹部24a,24bにより通路23が構成される例を示したが、図12,図13,図15に示すように、一方の基板20aに形成された凹部24aの壁面と、他方の基板20bの平坦な対向面21bとにより、通路23が形成されても良い。
上記実施形態では、検知セル12の表面22a,22bに凹部29a,29bを有し、凹部29a,29bの底面に、モスアイ構造部27a,27b,28が形成される例を示した。しかしながら、凹部29a,29bを有さず、平坦な表面22a,22bにモスアイ構造部27a,27b,28が形成された構成としても良い。また、通路23を構成する平坦な対向面21bに、モスアイ構造部26bが形成された構成としても良い。
10・・・液体成分センサ
11・・・光源(赤外線光源)
12・・・検知セル
13・・・分光器
14・・・光検出器
23・・・通路(通路部)
23a・・・検知部
25・・・フィルタ部
25a・・・突起
26a,26b・・・内周部(モスアイ構造部)
27a,27b・・・内周部(モスアイ構造部)
28・・・外周部(モスアイ構造部)

Claims (11)

  1. 赤外線光源(11)と、
    赤外線を透過する材料からなる基板(20a,20b)が2枚積層されてなり、前記基板の対向面(21a,21b)間に液体を流通させるための通路部(23)が形成され、前記通路部の少なくとも一部が前記液体の検知部(23a)とされた検知セル(12)と、
    前記検知セルを透過した光を分光する分光器(13)と、
    分光された光を検出する光検出器(14)と、を備え、
    前記検知セルは、前記積層の方向における両表面(22a,22b)と各基板の対向面との4面のうちの少なくとも1面に、所定波長の赤外線を選択的に透過させるフィルタ部(25)を有し、該フィルタ部は、少なくとも前記検知部に対応して形成されていることを特徴とする液体成分センサ。
  2. 前記フィルタ部として、多数の突起(25a)が所定ピッチで配列されてなるモスアイ構造部(26a,26b,27a,27b,28)を有することを特徴とする請求項1に記載の液体成分センサ。
  3. 前記モスアイ構造部は、各基板の対向面(21a,21b)の少なくとも一方に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の液体成分センサ。
  4. 前記モスアイ構造部は、前記両表面(22a,22b)の少なくとも一方に形成されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の液体成分センサ。
  5. 前記モスアイ構造部は、前記4面(21a,21b,22a,22b)のそれぞれに形成されていることを特徴とする請求項2〜4いずれか1項に記載の液体成分センサ。
  6. 前記モスアイ構造部として、前記検知部に対応して形成された内周部(26a,26b,27a,27b)とともに、前記検知部を取り囲む外周部分に形成された外周部(28)を有し、前記内周部のピッチP1が、前記外周部のピッチP2よりも小さいことを特徴とする請求項2〜5いずれか1項に記載の液体成分センサ。
  7. 前記内周部のピッチP1(単位:μm)は、該内周部が形成された前記基板の屈折率をnとすると、3/n≦P1<10/nの範囲で設定されていることを特徴とする請求項6に記載の液体成分センサ。
  8. 前記赤外線光源は熱型の光源であり、
    前記外周部のピッチP2は、P2≧10/nの範囲で設定されていることを特徴とする請求項7に記載の液体成分センサ。
  9. 前記モスアイ構造部は、前記基板(20a,20b)に形成された凹部(24a,24b,29a,29b)の底面に形成されていることを特徴とする請求項2〜8いずれか1項に記載の液体成分センサ。
  10. 前記基板は、シリコンからなることを特徴とする請求項1〜9いずれか1項に記載の液体成分センサ。
  11. 前記基板は、ゲルマニウムからなることを特徴とする請求項1〜9いずれか1項に記載の液体成分センサ。
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