JP2013250078A - 異常判定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の電流センサを備える電源システムに適用される異常判定装置において、各電流センサの異常を好適に判定する。
【解決手段】第1電流センサ51により検出される電流を逐次積分することで、蓄電池30の残存容量の変化量として第1変化量を算出する。同様に、第2電流センサ52の検出結果から、蓄電池30の残存容量の変化量として第2変化量を算出する。第1,第2変化量が算出される算出期間においてその期間始まり時と期間終わり時とにおける蓄電池30の電圧から、蓄電池30の残存容量の変化量を第3変化量として算出する。第1,第3変化量を比較するとともに第2,第3変化量を比較し、比較結果のうち一方のみが不一致となる場合に、第1,第3変化量が不一致であれば第1電流センサ51が、第2,第3変化量が不一致であれば第2電流センサ52が異常であると判定する。
【選択図】 図1
【解決手段】第1電流センサ51により検出される電流を逐次積分することで、蓄電池30の残存容量の変化量として第1変化量を算出する。同様に、第2電流センサ52の検出結果から、蓄電池30の残存容量の変化量として第2変化量を算出する。第1,第2変化量が算出される算出期間においてその期間始まり時と期間終わり時とにおける蓄電池30の電圧から、蓄電池30の残存容量の変化量を第3変化量として算出する。第1,第3変化量を比較するとともに第2,第3変化量を比較し、比較結果のうち一方のみが不一致となる場合に、第1,第3変化量が不一致であれば第1電流センサ51が、第2,第3変化量が不一致であれば第2電流センサ52が異常であると判定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、蓄電池を備える電源システムにおいて、蓄電池に流れる電流を検出するための複数の電流センサの異常を判定する異常判定装置に関する。
蓄電池を備える電源システムでは、蓄電池を効率的に充電することが求められる。この場合、蓄電池に流れる電流及び蓄電池の出力電圧を検出し、その検出結果を用いて蓄電池の充電状態である残存容量(SOC:State of Charge)を算出するとともに、そのSOCに基づいて電流を制御することが実施されている。更に、蓄電池は過充電や過放電により劣化する。このため、SOCに基づいて電流を制御して、SOCを所定の範囲内に制御することが望ましい。
蓄電池に流れる電流を検出する電流センサに異常が発生した場合、出力電流を正しく検出できないおそれがある。このため、電流センサに異常が発生した場合には、蓄電池の充電効率の低下、蓄電池の充電特性の劣化が生じることとなる。そこで、蓄電池を流れる電流を検出する電流センサに異常が発生した場合に、蓄電池を流れる電流と蓄電池に接続されるコンバータなどの他装置に流れる電流とが等しいと見なして、擬似的に蓄電池のSOCを推定する方法が開示されている(特許文献1)。
また、電源システムの信頼性を向上させるべく電流センサを複数系統で設ける構成が提案されている。そしてこうしたシステムにおいて、複数系統の電流センサにより各々検出される電流値が異なる場合に、異常が発生していると判定する方法が提案されている。
しかしながら、複数の電流センサを備える電源システムにおいて、どちらかの電流センサに異常が生じた場合に、どちらが異常かを正しく判定できなければ、その後の電池制御として適正な制御を継続できない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、複数の電流センサを備える電源システムに適用される異常判定装置において、各電流センサの異常を好適に判定することを目的とする。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、蓄電池(30)に流れる電流を各々検出する第1電流センサ(51)と第2電流センサ(52)とを有する電源システムに適用される異常判定装置(10)であって、前記第1電流センサにより検出される検出電流を逐次積分することで、前記蓄電池の残存容量の変化量として第1変化量を算出する第1算出手段と、前記第2電流センサにより検出される検出電流を逐次積分することで、前記蓄電池の残存容量の変化量として第2変化量を算出する第2算出手段と、前記第1算出手段及び前記第2算出手段により前記第1変化量及び前記第2変化量が算出される算出期間においてその期間始まり時と期間終わり時とにおける前記蓄電池の電圧から、前記算出期間での前記蓄電池の残存容量の変化量を第3変化量として算出する第3算出手段と、前記第1変化量と前記第3変化量とを比較するとともに前記第2変化量と前記第3変化量とを比較し、それらの比較結果のうち一方のみが不一致となる場合に、前記第1変化量と前記第3変化量が不一致であれば前記第1電流センサが異常であると判定し、前記第2変化量と前記第3変化量とが不一致であれば前記第2電流センサが異常であると判定する異常判定手段と、を備えることを特徴とする。
蓄電池に流れる電流を電流センサにより検出する場合、その検出電流を積分すれば、残存容量の変化量を算出することができる。また、蓄電池の電圧を基に残存容量の算出が可能であるため、その電圧が変化する場合において変化前の電圧により算出された残存容量と、変化後の電圧により算出された残存容量との差を求めれば、やはり残存容量の変化量を算出することができる。この場合、電流センサの検出電流により算出された残存容量の変化量と、蓄電池の電圧により算出された残存容量の変化量とを比較することで、電流センサについて異常の有無を判定することが可能となる。
そして、本発明では特に、第1電流センサと第2電流センサとを有する電源システムにおいて、各電流センサの検出電流により算出された残存容量の変化量(第1変化量、第2変化量)と、蓄電池の電圧により算出された残存容量の変化量(第3変化量)とについて、第1変化量と第3変化量とを比較するとともに、第2変化量と第3変化量とを比較し、それらの両比較において一方が不一致となり、かつ他方が一致となる場合に、第1電流センサが異常である、又は第2電流センサが異常であるとの判定を行うようにした。この場合、各比較の結果を相互に照合することで、高精度に異常判定を実施することができる。
例えば、単に、第1変化量と第3変化量とが不一致である場合に第1電流センサが異常であるとの判定を行う構成では、その不一致が第3変化量の算出精度の低下に基づくものである可能性があり、異常判定の信頼性が低いことが懸念される。この点、本発明では、複数の比較の結果を照合しているため、異常判定の精度を高めることができる。以上により、複数の電流センサを備える電源システムに適用される異常判定装置において、各電流センサの異常を好適に判定することができる。
図1に示す電源システムは、例えば車載電源システムとして構築され、蓄電池30を内蔵する電池パック20をECU10が制御する構成となっている。ECU10は、CPU、ROM、RAM等よりなるマイクロコンピュータを主体として構成される。ECU10は、ROMに記憶された各種の制御プログラムをそれぞれ実行することで種々の制御を行う。本実施形態において、ECU10は電池パック20の外部に設けられているが、ECU10は電池パック20の内部に設けられていてもよい。
蓄電池30は複数(本実施形態ではn個)の単電池31を備える組電池よりなり、それら各単電池31は直列接続されている。単電池31は、それぞれが同一の特性を有するリチウムイオン蓄電池である。電池パック20は電圧検出ユニット40を備えている。この電圧検出ユニット40は、単電池31ごとに設けられた複数の電圧センサ41を有しており、各電圧センサ41によって単電池31のそれぞれの端子間電圧VB1〜VBnが検出される。各電圧センサ41により検出された端子間電圧VB1〜VBnはECU10に対して逐次出力される。
蓄電池30の正極は、電池パック20の出力端子21(Li端子)に接続され、蓄電池30の負極は、電池パック20のグランド端子22(GND端子)に接続されている。蓄電池30の正極と出力端子21との間には、電池パック20の電力供給のオンとオフとを切り替える切替手段としての出力スイッチ70が設けられている。出力スイッチ70は、例えばMOSFET等の半導体スイッチよりなり、ECU10により、出力端子21から出力される電力のオンとオフとを切り替えるよう制御される。また、蓄電池30の正極と負極との間には、電池パック20の総電圧VBAを検出するパック総電圧センサ60が接続されている。パック総電圧センサ60により検出された総電圧VBAはECU10に対して逐次出力される。
なお、図示は省略するが、電池パック20の出力端子21にはインバータや補機等の電気機器が接続されており、出力端子21を介してこれら電気機器との間で電力の出し入れが行われる。
また、電池パック20において蓄電池30の正極と出力端子21との間には電流センサユニット50が設けられている。電流センサユニット50は、第1電流センサ51及び第2電流センサ52の2系統の電流センサを備えており、これら両電流センサ51,52は蓄電池30に対する電流経路において互いに近接する位置にて電流を検出する。第1電流センサ51及び第2電流センサ52は、蓄電池30の出力電流の電流値をそれぞれIB1,IB2として検出し、その検出結果はECU10に対して逐次出力される。
電流センサ51,52は検出対象の電流が同じであり、正常時であればその検出値が同じになるのに対して、いずれかの電流センサに異常が発生した場合、検出値に相違が生じる。図2に、電流センサ51,52のいずれかに異常が発生した場合の電流値IB1及びIB2の時間変化を示す。図2では、時刻TAにおいて、電流センサ51,52のいずれかに異常が生じ、電流値IB1とIB2とが異なる値となっている。この場合、時刻TA以降では、図示のごとく各電流値IB1,IB2が互いに相違する状態が継続されるが、これらの電流波形を見比べるだけでは両電流センサ51,52のうちいずれが異常であるかを特定することはできない。
そこで本実施形態では、電流センサ51,52の検出電流をそれぞれ逐次積分することで、蓄電池30のSOC(残存容量)の変化量ΔSOC_IB1,ΔSOC_IB2を算出するとともに、蓄電池30の電圧からSOCの変化量ΔSOC_VBを算出し、それらの各変化量の比較により、各電流センサ51,52のうち異常が発生している方を特定することとしている。
ここで、ΔSOC_IB1,ΔSOC_IB2の算出方法と、ΔSOC_VBの算出方法とについて説明する。
SOCは、蓄電池30の満充電容量Ahfに対する蓄電池30の充電量の割合として定義される。このため、満充電容量Ahfに対する充電量の変化量の割合を算出することにより、SOCの変化量を求めることができる。ここで、蓄電池30の充電量は、蓄電池30に蓄えられている電荷量であるため、その充電量の変化量は、蓄電池30の出力電流の時間積分によって求めることができる。
具体的には、蓄電池30に電流が流れている状況下で、第1電流センサ51の検出電流である電流値IB1を時間積分して、積分値∫IB1dtを算出する。そして、蓄電池30の満充電容量Ahfに対する∫IB1dtの割合を算出することで、ΔSOC_IB1を算出する(ΔSOC_IB1=∫IB1dt/Ahf)。第2電流センサ52についても同様であり、電流値IB2の時間積分により得られた積分値∫IB1dtからΔSOC_IB2を算出する(ΔSOC_IB2=∫IB2dt/Ahf)。
次に、ΔSOC_VBの算出方法について説明する。図3は、蓄電池30においてSOCと電池電圧との関係を示している。図3では、蓄電池30に固有のSOC特性が定められており、本実施形態では特にリチウムイオン蓄電池としてのSOC特性が定められている。SOCは0〜100%の間で変化し、SOCが増加すると電池電圧も増加する。SOCが0%付近となる領域と100%付近となる領域とを除く中間領域では、電池電圧はSOCを変数とする一次関数に近い形で変化し、この中間領域が蓄電池30の使用領域となっている。
図3の関係によれば、電池電圧がVB(0)の場合にSOCがSOC_VB(0)として求められ、電池電圧がVB(1)の場合にSOCがSOC_VB(1)として求められる。この場合、電池電圧がVB(0)からVB(1)に変化したことを想定すると、その電圧変化に伴い生じるSOCの変化量ΔSOCは、「SOC_VB(0)−SOC_VB(1)」として求めることができる。つまり、電池電圧が変化する場合に、その変化前の電池電圧と変化後の電池電圧とをパラメータとしてΔSOC_VBを算出することができる。
ここで、蓄電池30は、複数の単電池31を備えている。そこで本実施形態では、単電池31それぞれの端子間電圧VB1〜VBnに基づいて、単電池31のそれぞれのSOCとしてSOC_VB1〜SOC_VBnを算出し、それらの平均値を算出することで蓄電池30全体のSOC_VBを算出するようにしている。単電池31の劣化状態やSOC特性は、それぞれ異なるものとなるため、単電池31のそれぞれのSOC_VB1〜SOC_VBnを求めることで、蓄電池30全体のSOC_VBをより正確に算出することが可能となる。
そして本実施形態では、上記のごとく算出したΔSOC_IB1(第1変化量)と、ΔSOC_IB2(第2変化量)と、ΔSOC_VB(第3変化量)とについて、ΔSOC_IB1とΔSOC_VBとを比較するとともに、ΔSOC_IB2とΔSOC_VBとを比較する。そして、それらの両比較のうち一方が不一致となり、かつ他方が一致となる場合に、電流センサ51,52のいずれかが異常であるとの判定を行うようにした。この場合特に、各比較の結果を相互に照合することとしており、
(1)ΔSOC_IB1≠ΔSOC_VBであり、かつΔSOC_IB2=ΔSOC_VBであれば、第1電流センサ51が異常であると特定し、
(2)ΔSOC_IB1=ΔSOC_VBであり、かつΔSOC_IB2≠ΔSOC_VBであれば、第2電流センサ52が異常であると特定する。
(1)ΔSOC_IB1≠ΔSOC_VBであり、かつΔSOC_IB2=ΔSOC_VBであれば、第1電流センサ51が異常であると特定し、
(2)ΔSOC_IB1=ΔSOC_VBであり、かつΔSOC_IB2≠ΔSOC_VBであれば、第2電流センサ52が異常であると特定する。
電流値IB1,IB2に基づいて算出されるΔSOC_IB1,ΔSOC_IB2と、電池電圧に基づいて算出されるΔSOC_VBとを比較する上では、電流値IB1,IB2を積分する期間と、電圧変化に際して変化前後の各電圧を監視する期間とを合わせる必要がある。この点、本実施形態では、蓄電池30に電流が流れていない時点、例えば車両のイグニッションスイッチのオン直後において出力スイッチ70をオフさせている時点で、電流値IB1,IB2に基づくΔSOC_IB1,ΔSOC_IB2の算出(積分)を開始するとともに、変化前の電池電圧を検出することとしている。つまり、出力スイッチ70=オフの時点を、ΔSOC_IB1,ΔSOC_IB2を算出する算出期間の期間始まり時とし、その期間始まり時の電池電圧により電圧変化前のSOCを算出するようにしている。
また、両電流センサ51,52により検出された電流値IB1,IB2について差(|IB1−IB2|)が所定値以上になった時点(図2の時刻TB)を、ΔSOC_IB1,ΔSOC_IB2を算出する算出期間の期間終わり時とし、その期間終わり時の電池電圧により電圧変化後のSOCを算出するようにしている。
そして、上記の算出期間の期間始まり時及び期間終わり時のSOC(電池電圧により算出したSOC)からΔSOC_VBを算出するとともに、そのSOC_VBを、同算出期間の期間終わり時でのΔSOC_IB1,ΔSOC_IB2とそれぞれ比較し、その比較の結果に基づいて両電流センサ51,52の異常判定を実施する。
次に、ECU10により実施されるSOC算出処理と異常判定処理とを説明する。まずは図4に示すフローチャートを参照して、SOC算出処理を説明する。
ステップS01において、蓄電池30に電流が流れていない状態(出力スイッチ70=オフの状態)で単電池31のそれぞれの端子間電圧VB1〜VBnを検出する。ステップS02において、各端子間電圧VB1〜VBnから単電池31ごとにSOC_VB1〜SOC_VBnを算出するとともに、その平均値により、期間始まり時のSOCであるSOC_VB(0)を算出する。このとき、端子間電圧VB1〜VBnは各単電池31の開放端電圧であり、その開放端電圧に基づいてSOC_VB(0)が算出される。
ステップS03において、各電流センサ51,52によりIB1とIB2を検出する。ステップS04において、IB1と微小時間Δtとの積を蓄電池30の満充電容量Ahfで割った結果をΔSOC_IB1の前回値に加算することで、ΔSOC_IB1を更新する。ステップS05において、IB2と微小時間Δtとの積を蓄電池30の満充電容量Ahfで割った結果をΔSOC_IB2の前回値に加算することで、ΔSOC_IB1を更新する。
さらに、ステップS06において、ステップS02で算出したSOC_VB(0)にΔSOC_IB1を加算することで、電流値IB1に基づくSOC、すなわちSOC1を算出する。また、ステップS07において、同SOC_VB(0)にΔSOC_IB2を加算することで、電流値IB2に基づくSOC、すなわちSOC2を算出する。
ここでは、2つの電流値IB1,IB2に基づいてSOC1及びSOC2を各々算出することとしている。そのため、仮に一方の電流センサに異常が発生して、SOC1,SOC2の一方が使用できなくなったとしても、正常な電流センサの電流値によるSOCの使用に速やかに移行できるようになっている。
そして、ステップS08において、微小時間Δt経過するまで待機し、その後ステップS03以降の処理を繰り返すことで、ΔSOC_IB1、ΔSOC_IB2、SOC1、SOC2が更新され続ける。
図5は異常判定処理のフローチャートである。この処理は、蓄電池30に電流が流れている状態(出力スイッチ70=オンの状態)で、ECU10により所定時間ごとに繰り返し実施される。
ステップS11において、IB1とIB2の差の絶対値|IB1−IB2|と、異常判定値Aとを比較する。|IB1−IB2|が異常判定値A以下である場合(S11:NO)、処理を終了する。|IB1−IB2|が異常判定値Aより上である場合(S11:YES)、どちらかの電流センサに異常が発生していると判断されるため、ステップS12に進む。
ステップS12において、単電池31のそれぞれの端子間電圧VB1〜VBnを検出する。ステップS13において、各端子間電圧VB1〜VBnから単電池31ごとにSOC_VB1〜SOC_VBnを算出するとともに、その平均値により、期間終わり時のSOCであるSOC_VB(1)を算出する。ステップS14において、ステップS02で算出したSOC_VB(0)と、ステップS13で算出したSOC_VB(1)との差によりΔSOC_VBを算出する。
その後、ステップS15〜S17において、ΔSOC_VB及びΔSOC_IB1の比較と、ΔSOC_VB及びΔSOC_IB2の比較とを実施する。このとき、ステップS15では、ΔSOC_VB=ΔSOC_IB1か否かを判定し、ステップS16,17では、それぞれΔSOC_VB=ΔSOC_IB2か否かを判定する。
そして、ΔSOC_VB=ΔSOC_IB1であり、かつΔSOC_VB≠ΔSOC_IB2である場合(S15がYES、かつS16がNO)、ステップS18において、第2電流センサ52に異常が生じていると判定し、処理を終了する。また、ΔSOC_VB≠ΔSOC_IB1であり、かつΔSOC_VB=ΔSOC_IB2である場合(S15がNO、かつS17がYES)、ステップS19において、第1電流センサ51に異常が生じていると判定し、処理を終了する。
第2電流センサ52に異常が生じていると判定された場合には、それ以降の制御において、第1電流センサ51の検出結果が用いられる。また、第1電流センサ51に異常が生じていると判定された場合には、それ以降の制御において、第2電流センサ52の検出結果が用いられる。
なお、ΔSOC_VB=ΔSOC_IB1であり、かつΔSOC_VB=ΔSOC_IB2である場合、及び、ΔSOC_VB≠ΔSOC_IB1であり、かつΔSOC_VB≠ΔSOC_IB2である場合には、どちらの電流センサが異常であるかを特定できず、また少なくともどちらかの電流センサに異常が生じているとも断定できない。そのため、何らかの異常が生じているとだけ判定するようにしてもよい。
以下、本実施形態の奏する効果を述べる。
(1)電流センサ51,52の検出電流により算出されたΔSOC_IB1,ΔSOC_IB2と、電池電圧により算出されたΔSOC_VBとについて、ΔSOC_IB1及びΔSOC_VBの比較と、ΔSOC_IB2及びΔSOC_VBの比較とで一方が不一致となり、かつ他方が一致となる場合に、第1電流センサ51が異常である、又は第2電流センサ52が異常であるとの判定を行うようにした。この場合、各比較の結果を相互に照合することで、高精度に異常判定を実施することができる。
例えば、単に、ΔSOC_IB1とΔSOC_VBとが不一致である場合に第1電流センサ51が異常であるとの判定を行う構成では、その不一致がΔSOC_VBの算出精度の低下に基づくものである可能性があり、異常判定の信頼性が低いことが懸念される。この点、本実施形態では、複数の比較の結果を照合しているため、異常判定の精度を高めることができる。以上により、各電流センサ51,52の異常を好適に判定することができる。
そして、2つの電流センサ51,52のうち正常なものと異常なものとを特定できることから、センサ異常の発生後において正常な電流センサを用いての制御の継続が可能となる。したがって、蓄電池30について充放電を適正に管理できる。また、異常部品の修理や交換等を行う上でも好都合なものとなる。
(2)電流センサ51,52に関する異常判定のパラメータとして、これら各電流センサ51,52にて検出した電流値IB1,IB2の時間積分によりΔSOC_IB1,ΔSOC_IB2を算出し、そのΔSOC_IB1,ΔSOC_IB2により異常判定を実施する構成としたため、誤差の要因が少ない以上判定を実施でき、異常判定の精度を高めることができる。電流センサ51,52の他の異常判定手法として、例えば、インバータ電力や補機類等の電力の合計Psumと総電圧VBAとにより電流の推定値Iestを算出し、この推定値Iestと、各電流センサ51,52により検出した電流値IB1,IB2とを比較することで、各電流センサ51,52の異常判定を実施する手法が考えられる。ただしこの場合、インバータ電力や補機類等の電力の合計Psumは多数のパラメータ(誤差要因)を含んでいるために推定値Iestの精度が低く、これにより異常判定の精度も低くなる。この点、本実施形態の構成では、異常判定の精度を高めることができる。
(3)電流値IB1,IB2から算出したΔSOC_IB1,ΔSOC_IB2の比較対象(異常判定の基準)を、電池電圧から算出したΔSOC_VBとした。このΔSOC_VBは、蓄電池30に固有のSOC特性(図3に示す特性)に基づいて算出されるものであり、比較基準値としてのΔSOC_VBは、蓄電池30に固有の特性を反映したものとなっている。したがって、蓄電池30の電流検出に用いられる電流センサ51,52の異常判定を実施する上で好適な構成を実現できる。
(4)両電流センサ51,52により検出される電流値IB1,IB2が所定以上相違したと判定された場合に、これをトリガとして異常判定を実施するようにしたため、好適なタイミングで異常判定を実施できる。このとき、電流値IB1,IB2が相違するタイミングが算出期間(積分期間)の期間終わり時であり、そのタイミングまで、これら各電流値IB1,IB2によりΔSOC_IB1,ΔSOC_IB2が算出されている。したがって、電流値IB1,IB2が相違したと判定される場合に、どちらの電流センサに異常が発生しているかを速やかに判定できる。
(5)蓄電池30に電流が流れていない時点と、電流値IB1,IB2が所定以上相違した時点(センサ異常が発生したと想定される時点)とを電圧変化の前後のタイミングとし、それら両時点で電池電圧から算出したSOCに基づいて、ΔSOC_VBを算出する構成とした。この場合、蓄電池30に電流が流れていない時点は、電池内部での電圧降下の影響を受けずにSOCを正確に算出することができ、ひいてはΔSOC_VBを用いた異常判定の精度を高めることができる。
蓄電池30に電流が流れていない時点とは、出力スイッチ70がオフ(遮断)されている時であり、出力スイッチ70の状態判別により、所望のタイミングでΔSOC_VBを算出することができる。また、意図的に出力スイッチ70をオフに操作すれば、蓄電池30に電流が流れていない時点でのパラメータ算出が可能となる。
(6)蓄電池30において単電池31ごとの端子間電圧VB1〜VBnから各単電池31のSOC_VB1〜SOC_VBnを算出し、更にそれらSOC_VB1〜SOC_VBnを用いて蓄電池30のSOCを算出する構成とした。これにより、単電池31ごとの状態差によるSOCの相違を加味しつつ、蓄電池30のSOCを正確に算出できる。
(7)蓄電池30のSOC(残存容量)を算出する構成として、蓄電池30に電流が流れていない状態での電池電圧により算出したSOC_VB(0)に、電流値IB1,IB2の時間積分により算出したΔSOC_IB1,ΔSOC_IB2を加算してSOCを算出するようにした。これにより、SOCを高精度に算出することができる。つまり、蓄電池30に電流が流れていない状態では、蓄電池30の内部抵抗による電圧降下がなく、蓄電池30の開放電圧(OCV:Open Cell Voltage)でのSOCを算出することができる。したがって、高精度なSOCの算出が可能となり、蓄電池30の充放電を適正に実施できる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施されてもよい。
本発明は、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施されてもよい。
・ECU10が、蓄電池30の電流経路に設けられた出力スイッチ70を、意図的に導通状態から遮断状態に切り替えるよう制御し、その遮断状態を期間始まり時としてΔSOC_IB1,ΔSOC_IB2の算出を開始する構成としてもよい。なお、出力スイッチ70の遮断状態での電池電圧から電圧変化前のSOC_VBを算出する構成は上記のとおりである。具体的には、車両の走行途中において、出力スイッチ70を遮断してよいか否かを判定し、遮断が許可されれば、出力スイッチ70を遮断状態に切り替えるとよい。例えば、蓄電池30から電力供給される供給先の電気負荷(補機等)について、電力供給を一時的に停止してよいか否かを判定し、供給停止してよいのなら、出力スイッチ70を遮断状態に切り替える。
・電流値IB1,IB2の時間変化の履歴を記憶し、電流センサ51,52に異常が発生したと判断した後に、異常が発生した時刻を期間終わり時、異常が発生した時刻より所定時間前の時刻を期間始まり時として、電流値IB1,IB2の時間積分を実施し、ΔSOC_IB1、ΔSOC_IB2を算出してもよい。
・蓄電池30に電流が流れていない時点を期間始まり時として、ΔSOC_IB1,ΔSOC_IB2の算出を開始するとともに、電流値IB1,IB2が所定以上相違した時点から所定時間が経過した時点を期間終わり時として、ΔSOC_IB1,ΔSOC_IB2の算出を終了するようにしてもよい。この場合、上記同様、期間始まり時と期間終わり時との電池電圧からΔSOC_VBを算出するとともに、このΔSOC_VBを、ΔSOC_IB1,ΔSOC_IB2と比較して、電流センサ51,52の異常判定を実施する。
・電流値IB1,IB2が所定以上相違した時点を期間始まり時として、この時点から電流値IB1,IB2の時間積分によるΔSOC_IB1,ΔSOC_IB2の算出を開始するとともに、その期間始まり時から所定時間が経過した時点を期間終わり時として、ΔSOC_IB1,ΔSOC_IB2の算出を終了するようにしてもよい。
・蓄電池30のSOCを、パック総電圧センサ60が検出する蓄電池30の出力電圧VBAに基づいて算出してもよい。
10…ECU(第1〜第3算出手段、異常判定手段)、30…蓄電池、51…第1電流センサ、52…第2電流センサ。
Claims (5)
- 蓄電池(30)に流れる電流を各々検出する第1電流センサ(51)と第2電流センサ(52)とを有する電源システムに適用され、
前記第1電流センサにより検出される検出電流を逐次積分することで、前記蓄電池の残存容量の変化量として第1変化量を算出する第1算出手段と、
前記第2電流センサにより検出される検出電流を逐次積分することで、前記蓄電池の残存容量の変化量として第2変化量を算出する第2算出手段と、
前記第1算出手段及び前記第2算出手段により前記第1変化量及び前記第2変化量が算出される算出期間においてその期間始まり時と期間終わり時とにおける前記蓄電池の電圧から、前記算出期間での前記蓄電池の残存容量の変化量を第3変化量として算出する第3算出手段と、
前記第1変化量と前記第3変化量とを比較するとともに前記第2変化量と前記第3変化量とを比較し、それらの比較結果のうち一方のみが不一致となる場合に、前記第1変化量と前記第3変化量が不一致であれば前記第1電流センサが異常であると判定し、前記第2変化量と前記第3変化量とが不一致であれば前記第2電流センサが異常であると判定する異常判定手段と、を備えることを特徴とする異常判定装置(10)。 - 前記異常判定手段は、前記第1電流センサと前記第2電流センサとによる各検出電流が所定以上相違したか否かを判定し、相違したと判定した場合に異常判定を実施するものであり、
前記第1算出手段、前記第2算出手段及び前記第3算出手段は、前記各検出電流が相違したと判定された時点又は、前記各検出電流が相違したと判定されてから所定時間が経過した時点を前記算出期間の期間終わり時として、前記第1〜第3の各変化量を算出することを特徴とする請求項1に記載の異常判定装置。 - 前記第1算出手段、前記第2算出手段及び前記第3算出手段は、前記蓄電池に電流が流れていない時点を前記算出期間の期間始まり時として、前記第1〜第3の各変化量を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の異常判定装置。
- 前記電源システムには、前記蓄電池に繋がる電流経路に、該蓄電池を通電及び遮断のいずれかの状態に切り替える切替手段(70)が設けられており、
前記切替手段の切替を制御する切替制御手段を備え、
前記切替制御手段により前記切替手段が遮断状態に切り替えられている時点を前記算出期間の期間始まり時として、前記第1算出手段、前記第2算出手段及び前記第3算出手段が前記第1〜第3の各変化量を算出する請求項3に記載の異常判定装置。 - 前記蓄電池は、複数の単電池(31)を備える組電池であり、それら単電池ごとに両端電圧を検出する電圧検出手段(41)が設けられており、
前記第3算出手段は、前記単電池ごとの電圧検出手段の各検出結果により前記単電池ごとの残存容量の変化量を算出し、その算出結果から前記第3変化量を算出することを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の異常判定装置。
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