JP2013249821A - エンジンの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸気温度に応じてプレ噴射量を制御することでエンジンの吹き上がり特性を良好にすることができるエンジンの制御装置を提供する。
【解決手段】本発明は、車両用エンジン2の制御装置1であって、吸気温度を検出する吸気温度センサ14,15と、アクセル開度ごとにエンジンの回転数に対する燃料噴射装置4のプレ噴射量の関係を規定した複数のマップを利用して、燃料噴射装置4を制御するECU13とを備え、ECU13は、吸気温度が第1温度未満の場合には低吸気温度用マップM1による制御を行い、吸気温度が第2温度以上の場合には通常吸気温度用マップM3による制御を行い、吸気温度が第1温度以上で第2温度未満の場合には、吸気温度が第1温度に近いほど低吸気温度用マップに近い制御を行うと共に、吸気温度が第2温度に近いほど通常吸気温度用マップに近い制御を行うことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、多段噴射可能な燃料噴射装置を有するエンジンの制御装置に関する。
従来、ディーゼルエンジンのシリンダー内に燃料を噴射する燃料噴射装置として、メイン噴射に先立って少量の燃料を噴射するプレ噴射を行う多段噴射可能なものが知られている。このような燃料噴射装置を有するエンジンの制御では、通常、運転者のアクセル操作に応じたアクセル開度やエンジン回転数などに基づいてプレ噴射量が制御される。
例えば特開2001−032738号公報に記載された燃料噴射制御装置では、エンジン状態を示すパラメータに対してプレ噴射(パイロット噴射)への要求度合を評価関数として設定し、その評価関数に基づいてプレ噴射を実行するか否かの判定を行っている。
特開2001−032738号公報
ところで、国や地域によっては、エンジンに供給される燃料の中にワックス分が多く含まれている場合がある。このような場合には、温度環境の変化によって燃料中にワックスの結晶が析出し、燃料の流動性が低下してエンジンの吹き上がりを悪化させるという問題があった。
そこで、本発明は、吸気温度に応じてプレ噴射量を制御することでエンジンの吹き上がり特性を良好にすることができるエンジンの制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、多段噴射可能な燃料噴射装置を有する車両用エンジンの制御装置であって、エンジンにおける吸気温度を検出する吸気温度検出手段と、アクセル開度ごとにエンジンの回転数に対する燃料噴射装置のプレ噴射量の関係を規定した複数のマップを利用して、燃料噴射装置のプレ噴射量及びメイン噴射量を制御する噴射量制御手段と、を備え、噴射量制御手段は、吸気温度が所定の第1温度未満の場合には複数のマップのうち低吸気温度用マップによる制御を行い、吸気温度が所定の第2温度以上の場合には複数のマップのうち通常吸気温度用マップによる制御を行い、吸気温度が第1温度以上で第2温度未満の場合には、吸気温度が第1温度に近いほど低吸気温度用マップに近い制御を行うと共に、吸気温度が第2温度に近いほど通常吸気温度用マップに近い制御を行うことを特徴とする。
本発明に係るエンジンの制御装置によれば、吸気温度が第1温度未満の場合に低吸気温度用マップによるプレ噴射量の制御を行うので、車両の周囲の気温が低く燃料が低温状態にある場合であっても適切なプレ噴射量で燃料噴射を行うことによりエンジンの吹き上がり特性を良好にすることができる。しかも、このエンジン制御装置では、吸気温度が第2温度以上に上がった場合には通常吸気温度用マップを用いて必要以上にプレ噴射量が増加することを防止することで、排ガス性能の低下や黒煙の悪化を避けることができる。また、この制御装置によれば、吸気温度が第1温度以上で第2温度未満となった場合には、吸気温度が第1温度に近いほど低吸気温度用マップに近く、吸気温度が第2温度に近づくほど通常吸気温度用マップに近くなるようにプレ噴射量を制御するので、マップ移行によりプレ噴射量が急に変化することで、排ガス性能や燃費、吹き上がり特性などに悪影響を与えることが避けられる。従って、この制御装置によれば、吸気温度に応じてプレ噴射量を適切に制御することでエンジンの吹き上がり特性を良好にすることができる。
本発明に係るエンジンの制御装置において、噴射量制御手段は、吸気温度が第1温度より大きい所定の第3温度以上であり、かつ、第2温度より低い所定の第4温度未満である場合には、複数のマップのうち中吸気温度用マップによる制御を行ってもよい。
この制御装置によれば、吸気温度が第1温度以上で第2温度未満であっても、所定の温度範囲(第3温度以上で第4の温度未満)の場合には中吸気温度用マップによるプレ噴射量の制御を行うことで、プレ噴射量の演算が必要な温度範囲を狭めることができ、装置の演算負荷の低減が図られる。
本発明によれば、吸気温度に応じてプレ噴射量を制御することでエンジンの吹き上がり特性を良好にすることができるエンジンの制御装置を提供できる。
本発明に係るエンジンの制御装置の一実施形態を示す図である。 使用マップと吸気温度との関係を説明するためのグラフである。 (a)アクセル開度が一定の場合における低吸気温度用マップの概略を示すグラフである。(b)アクセル開度が一定の場合における中吸気温度用マップの概略を示すグラフである。(c)アクセル開度が一定の場合における通常吸気温度用マップの概略を示すグラフである。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1に示されるように、本実施形態に係るエンジン制御装置1は、車両用のディーゼルエンジン2の燃料噴射を制御するものである。以下、ディーゼルエンジン2の構成について説明する。
ディーゼルエンジン2では、ピストン(図示せず)により圧縮されたシリンダー3内の空気に対して燃料噴射装置4から燃料が噴射されることで燃焼が行われる。シリンダー3には、エアクリーナ5を備えた吸気通路6を通じて空気が供給され、燃焼で生じた排気ガスは排気通路7を通じて排出される。
このディーゼルエンジン2には、過給器8が備えられている。過給器8は、排気通路7側にタービン8a、吸気通路6側にコンプレッサ8bを有しており、排気ガスによるタービン8aの回転により連結するコンプレッサ8bを回転させることで、エンジンへ供給される空気を圧縮する。なお、吸気通路6上には、過給器8による圧縮で温度が上がった空気を冷却するためのインタークーラ9が配置されている。
燃料噴射装置4は、いわゆるコモンレール式の燃料噴射装置であり、サプライポンプ10、コモンレール11、及びインジェクタ12を有している。サプライポンプ10は、図示しない燃料タンクから燃料をコモンレール11へ供給するポンプである。サプライポンプ10は、燃料を加圧して蓄圧器であるコモンレール11へと圧送する。
コモンレール11は、サプライポンプ10より圧送された高圧燃料が蓄えられる管状部材であり、直列に並ぶ複数のシリンダー3(例えば六個のシリンダー)に沿って延在している。コモンレール11には、各シリンダー3にそれぞれ対応する複数のインジェクタ12が接続されており、各インジェクタ12からシリンダー3内へと燃料が噴射される。
このようなディーゼルエンジン2を制御するエンジン制御装置1は、ECU[Engine Control Unit]13、第1の吸気温度センサ14、及び第2の吸気温度センサ15を備えている。
ECU13は、CPU[Central Processing Unit]、ROM[Read Only Memory]、RAM[Random Access Memory]などからなる電子制御ユニットである。ECU13では、ROMに記憶されている各種プログラムをRAMにロードし、CPUで実行することで、エンジン制御に関する各種演算処理が行われる。
第1の吸気温度センサ14は、吸気通路6の入口側でエアクリーナ5の下流に設けられた温度センサである。第1の吸気温度センサ14は、車両の外側からエアクリーナ5を介して吸引された直後の吸気温度(吸引した空気の温度)を検出する。
また、第2の吸気温度センサ15は、吸気通路6の出口側でインタークーラ9の下流に設けられた温度センサである。第2の吸気温度センサ15は、ディーゼルエンジン2のシリンダー3に供給される直前の吸気温度を検出する。第1の吸気温度センサ14及び第2の吸気温度センサ15は、特許請求の範囲に記載の吸気温度検出手段として機能する。
第1の吸気温度センサ14及び第2の吸気温度センサ15は、ECU13と接続されている。また、ECU13は、サプライポンプ10及び複数のインジェクタ12と接続されており、シリンダー3内への燃料噴射タイミング及び燃料の噴射量を制御する。ECU13は、特許請求の範囲に記載の噴射量制御手段として機能する。
ECU13は、インジェクタ12による燃料噴射制御として、プレ噴射(パイロット噴射)及びメイン噴射を含む多段噴射制御を行う。なお、メイン噴射の後にアクター噴射などを行ってもよい。
また、ECU13は、図示しないアクセルセンサから運転者のアクセル操作によるアクセル開度を検出すると共に、ディーゼルエンジン2のエンジン回転数を検出している。ECU13は、アクセル開度に応じて、インジェクタ12による燃料のトータル噴射量(プレ噴射量及びメイン噴射量の合計)の制御を行う。
ここで、本実施形態に係るエンジン制御装置1のECU13では、アクセル開度ごとにエンジン回転数に対するプレ噴射量の関連を規定した複数のプレ噴射量マップを記憶している。ECU13は、プレ噴射量マップに基づいて、アクセル開度及びエンジン回転数からプレ噴射量を決定する。
ECU13は、アクセル開度ごとにエンジンの回転数に対する燃料噴射装置4のプレ噴射量の関係を規定した複数のプレ噴射量マップを記憶している。ECU13は、吸気温度に応じて、プレ噴射量の制御に使用するプレ噴射量マップを切り替える。なお、吸気温度としては、第1の吸気温度センサ14及び第2の吸気温度センサ15のいずれの検出値を用いてもよく、両方のセンサ14,15の検出値を演算して求めた値などを用いてもよい。また、ディーゼルエンジン1の仕様によって、第1の吸気温度センサ14及び第2の吸気温度センサ15のうち何れか一方しか搭載できない場合には、搭載した一つのセンサの検出値を用いればよい。
ここで、図2は、使用マップと吸気温度との関係を説明するためのグラフである。図2に示されるように、ECU13は、低吸気温度用マップM1、中吸気温度用マップM2、及び通常吸気温度用マップM3の三種類のプレ噴射量マップを記憶している。ECU13は、吸気温度に応じて、低吸気温度用マップM1、中吸気温度用マップM2、及び通常吸気温度用マップM3を切り替える。
なお、エンジン水温が所定温度(例えば50℃)未満であり、ディーゼルエンジン2が十分に暖気されていない場合には、吸気温度に応じたプレ噴射量マップの切り替えを必ずしも行う必要はない。
低吸気温度用マップM1は、所定の第1温度(例えばマイナス10℃)未満の場合に使用されるマップである。図3(a)に、アクセル開度が一定の場合における低吸気温度用マップM1の概略を示す。
図3(a)に示されるように、低吸気温度用マップM1では、例えば、エンジン回転数が低い場合に、プレ噴射量を大きくする。これは、低温環境下におけるディーゼルエンジン2の吹き上がり悪化を抑制するためである。すなわち、国や地域によっては、燃料の中にワックス成分が多く含まれている場合があり、低温環境下でワックスの結晶が析出して、燃料の流動性が損なわれて(粘度が上昇して)、ディーゼルエンジン2の吹き上がり特性が悪化することがある。これに対して、低温環境下でもプレ噴射を実行してプレ噴射量を適切に確保しつつ、エンジン回転数が低い場合には相対的にプレ噴射量を大きくすることでディーゼルエンジン2の吹き上がり特性を維持することができる。
中吸気温度用マップM2は、所定の第3温度(例えばマイナス5℃)以上で所定の第4温度(例えば0℃)未満の場合に使用されるマップである。図3(b)に、アクセル開度が一定の場合における中吸気温度用マップM2の概略を示す。
図3(b)に示されるように、中吸気温度用マップM2では、例えば、エンジン回転数に関わらずプレ噴射量を一定とすることができる。なお、各マップを対比するために、中吸気温度用マップM2におけるプレ噴射量を図3(a)及び図3(c)に破線として示す。図3(a)に示されるように低吸気温度用マップM1では、全てのエンジン回転数領域において中吸気温度用マップM2を上回るようにプレ噴射量が制御される。
通常吸気温度用マップM3は、所定の第2温度(例えば10℃)以上の場合に使用されるマップである。図3(c)に、アクセル開度が一定の場合における通常吸気温度用マップM3の概略を示す。
図3(c)に示されるように、通常吸気温度用マップM3では、例えば、エンジン回転数が低い場合はプレ噴射量を小さくし、エンジン回転が高い場合にプレ噴射量をある程度大きくする。通常吸気温度用マップM3では、例えば、全てのエンジン回転数領域において中吸気温度用マップM2を下回るようにプレ噴射量が制御される。これにより、常温時において必要以上にプレ噴射量が増加することが避けられるので、排ガス性能の低下や黒煙の悪化を抑制することができる。
図2に示されるように、ECU13では、マップM1〜M3に対応しない吸気温度の温度範囲(マップ外温度範囲)が存在する。具体的には、第1温度(マイナス10℃)以上で第3温度(マイナス5℃)未満の範囲、及び、第4温度(0℃)以上で第2温度(10℃)未満の範囲がマップ外温度範囲となっている。
ECU13では、吸気温度がマップ外温度範囲内に含まれる場合には、アクセル開度及びエンジン回転数に基づいてプレ噴射量の演算を行う。ECU13は、吸気温度の変化に伴うマップM1〜M3の切り替えにおいて、エンジン回転数に対するプレ噴射量の変化が緩やかになるようにプレ噴射量の演算を行う。
具体的には、ECU13は、現在の吸気温度が第1温度に近いほど、低吸気温度用マップM1を用いて得られるプレ噴射量に近い値となるようにプレ噴射量を演算する。また、ECU13は、現在の吸気温度が第2温度に近いほど、通常吸気温度用マップM3を用いて得られるプレ噴射量に近い値となるようにプレ噴射量を演算する。同様に、ECU13は、現在の吸気温度が第3温度又は第4温度に近いほど、中吸気温度用マップM2のプレ噴射量に近い値となるようにプレ噴射量を演算する。
より具体的な演算としては、ECU13は、吸気温度がマップ外温度範囲内に含まれる場合、マップM1〜M3のうち現在の吸気温度に近いマップからアクセル開度及びエンジン回転数に対応するプレ噴射量の値を取得し、取得したプレ噴射量の値を補正することで、実際に行うプレ噴射量を演算する。なお、このようなプレ噴射量の演算は一例であり、その他、様々な演算方法を採用することもできる。
以上説明した本実施形態に係るディーゼルエンジン2のエンジン制御装置1によれば、吸気温度が第1温度未満の場合に低吸気温度用マップM1によるプレ噴射量の制御を行うので、車両の周囲の気温が低く燃料が低温状態にある場合であっても適切なプレ噴射量で燃料噴射を行うことによりエンジンの吹き上がり特性を良好にすることができる。しかも、このエンジン制御装置1では、常温時には通常吸気温度用マップを用いることにより、必要以上にプレ噴射量が増加することを防止できるので、排ガス性能の低下や黒煙の悪化を避けることができる。
また、このエンジン制御装置1によれば、吸気温度が変化してマップ外温度範囲に含まれた場合には、各マップM1〜M3に対応する温度範囲に吸気温度が近づくほど、当該マップを利用して求められるプレ噴射量に近づくようにプレ噴射量を演算し、燃料噴射制御に反映するので、マップ移行によりプレ噴射量が急に変化することで、排ガス性能や燃費、吹き上がり特性などに悪影響を与えることが避けられる。従って、このエンジン制御装置1によれば、吸気温度に応じてプレ噴射量を適切に制御することでエンジンの吹き上がり特性を良好にすることができる。
更に、このエンジン制御装置1によれば、低吸気温度用マップ及び通常吸気温度用マップだけではなく、中吸気温度用マップを採用することで、プレ噴射量の演算が必要な温度範囲を狭めることができ、装置の演算負荷の低減が図られる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、中吸気温度用マップM2を必ずしも採用する必要はなく、少なくとも低吸気温度用マップM1及び通常吸気温度用マップM3を用いる態様であればよい。この場合には、吸気温度が第1温度以上で第2温度未満の温度範囲全てにおいて、プレ噴射量の演算が行われる。その他、例えば中吸気温度用マップを複数有していてもよい。
また、第1温度〜第4温度の値は、前述したものに限られず、様々な値を設定することができる。第1温度〜第4温度の値は、市場で供給されている燃料成分(ワックス成分の比率など)を考慮して国や地域ごとに設定されてもよい。
また、図3に示すマップM1〜M3の内容は一例であり、その他、周知の技術常識に基づく様々な内容のマップをマップM1〜M3として採用することができる。また、低吸気温度用マップM1を使用する温度範囲に下限(例えば第5温度)を設けてもよく、通常吸気温度用マップM3を使用する温度範囲に上限(例えば第6温度)を設けてもよい。
1…エンジン制御装置 2…ディーゼルエンジン 3…シリンダー 4…燃料噴射装置 5…エアクリーナ 6…吸気通路 7…排気通路 8…過給器 8a…タービン 8b…コンプレッサ 9…インタークーラ 10…サプライポンプ 11…コモンレール 12…インジェクタ 13…ECU(噴射量制御手段) 14…第1の吸気温度センサ(吸気温度検出手段) 15…第2の吸気温度センサ(吸気温度検出手段) 1…低吸気温度用マップ M2…中吸気温度用マップ M3…通常吸気温度用マップ

Claims (2)

  1. 多段噴射可能な燃料噴射装置を有する車両用エンジンの制御装置であって、
    前記エンジンにおける吸気温度を検出する吸気温度検出手段と、
    アクセル開度ごとに前記エンジンの回転数に対する前記燃料噴射装置のプレ噴射量の関係を規定した複数のマップを利用して、前記燃料噴射装置のプレ噴射量及びメイン噴射量を制御する噴射量制御手段と、を備え、
    前記噴射量制御手段は、前記吸気温度が所定の第1温度未満の場合には前記複数のマップのうち低吸気温度用マップによる制御を行い、前記吸気温度が所定の第2温度以上の場合には前記複数のマップのうち通常吸気温度用マップによる制御を行い、前記吸気温度が前記第1温度以上で前記第2温度未満の場合には、前記吸気温度が前記第1温度に近いほど前記低吸気温度用マップに近い制御を行うと共に、前記吸気温度が前記第2温度に近いほど前記通常吸気温度用マップに近い制御を行うことを特徴とするエンジンの制御装置。
  2. 前記噴射量制御手段は、前記吸気温度が前記第1温度より大きい所定の第3温度以上であり、かつ、前記第2温度より低い所定の第4温度未満である場合には、前記複数のマップのうち中吸気温度用マップによる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの制御装置。
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