JP2013249777A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関にラジエータからの冷却水の供給を開始した場合にも内燃機関の稼動条件を決定するデバイスを適正に制御する内燃機関の制御装置を構成する。
【解決手段】内燃機関Eの水温を検出する第1水温センサS1を備え、この検出温度に基づいて内燃機関Eのデバイスを制御する機関制御部30を備えた。機関制御部30では、暖機モードから冷却モードに移行した場合には、冷却水の温度の温度変化に対応して補正処理部32が補正係数を設定し、この補正係数で補正した制御情報に基づいてデバイスの制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関し、詳しくは、内燃機関の冷却水の温度に基づいて内燃機関に付随するデバイスの制御を行う制御装置に関する。
上記のように構成された内燃機関の制御装置として特許文献1には、冷却水の温度を検出する水温センサの検出温度に基づいてEGR制御や可変動弁装置による制御を行う制御系を備えた構成が示されている。この特許文献1では、暖機の終了後のように、冷却水の循環により内燃機関を冷却する際には、冷却水の温度を検出する水温センサで検出される温度変化が収束するまで水温センサの検出温度に基づくEGR制御や可変動弁装置等の制御を停止することで不必要な制御を抑制する制御形態が記載されている。
また、特許文献2には、暖機の終了後に冷却水を循環させる際には、内燃機関に供給する冷却水の量を流量制御弁で制御することにより、冷却サイクルに起因する熱疲労を抑制する構成が記載されている。この特許文献2でも冷却水の水量を抑制するため、結果として、不必要な制御が抑制される。
特開2011‐214565号公報 特開2011‐214566号公報
内燃機関として、乗用車等の車両に備えるエンジンを想定すると、エンジンの始動直後にはラジエータに冷却水を送らずにエンジンの温度上昇を促進する暖機が行われ、この暖機によりエンジンの冷却水の温度が設定値に達した後には、エンジンの冷却水をラジエータに送りエンジンの冷却を図る制御に移行する。
特許文献1に記載される構成では、エンジンに対してラジエータからの冷却水を供給した直後に不適正な制御を抑制するため、ラジエータからの冷却水の供給が開始される際には、冷却水が供給されたタイミングにおける水温に基づく制御状態が、冷却水の水温の変化が収束するまで維持される。
水温に基づいて行われる制御としては、インジェクターによる燃料の噴射タイミングや、スロットルバルブの開度の設定、あるいは、点火プラグによる点火タイミングの設定、吸気バルブ等のバルブの開閉時期の設定等が知られている。
しかしながら、特許文献1に記載される制御のように、制御状態を維持するものでは、例えば、エンジンが高速回転に移行した場合のようにエンジン全体での温度が上昇し、水温センサで検出される水温が上昇した場合でも、決まった水温に基づく制御が維持されるため、インジェクターによる燃料の噴射タイミングや、バルブの開閉タイミングを適正に設定できないものとなり改善の余地がある。
そこで特許文献2に記載されるように、エンジンに供給される冷却水の水量を流量制御弁によって抑制することも考えられるが、流量制御弁を備える構成では、部品点数が増大するだけでなく、ラジエータからエンジンに供給する冷却水の流量を適正に設定するための制御装置を必要とする等、構成の複雑化を招くものであった。
本発明の目的は、内燃機関に対してラジエータからの冷却水の供給を開始した場合にも内燃機関の稼動条件を決定するデバイスを適正に制御し得る内燃機関の制御装置を合理的に構成する点にある。
本発明の特徴は、内燃機関の冷却水をラジエータに送る供給路と、ラジエータからの冷却水を前記内燃機関に戻す還元路とを備え、前記ラジエータに冷却水を送らずに内燃機関の温度上昇を図る暖機モードと、この暖機モードにおいて冷却水の温度が予め設定された設定値まで上昇した際に前記内燃機関の冷却水を前記供給路により前記ラジエータに送り前記還元路から前記内燃機関に戻して冷却を図る冷却モードとの切換を行う水温制御部を備え、前記冷却水の温度を検出する第1水温センサの検出温度に基づいて制御情報を設定すると共に、この制御情報に基づいて前記内燃機関の稼動条件を決定するデバイスを制御する機関制御部を備え、前記水温制御部で前記暖機モードから前記冷却モードへの切換が行われる際に予測される、あるいは、計測される冷却水の低温側への温度変化に対応して前記制御情報を前記デバイスの制御への影響を小さくする値に補正する補正処理部を備えている点にある。
この構成によると、暖機モードから冷却モードに切り換わる際に、補正処理部は、予測される、あるいは、計測される冷却水の低温側への温度変化に対応して制御情報の値をデバイスの制御への影響を小さくする値に補正する。
つまり、暖機モードから冷却モードに切り換わった後に内燃機関に供給される冷却水の水温が低下する場合には、予め予測される、あるいは、計測される低温側への温度変化に対応して補正手段が制御情報を補正するため、補正された制御情報に基づいてデバイスの制御を行うことにより、第1水温センサの検出温度を、そのまま制御に反映させることなく、影響を小さくする状態で内燃機関の稼動に反映させる形態での制御が実現する。
従って、内燃機関に対してラジエータからの冷却水の供給を開始した場合にも内燃機関の稼動条件を決定するデバイスを適正に制御し得る内燃機関の制御装置が構成された。
本発明は、前記ラジエータから前記内燃機関に送られる冷却水の温度を検出する第2水温センサを備え、前記補正処理部は、暖機モードにおいて前記第1水温センサの検出温度と、前記第2水温センサの検出温度とから温度差を予測し、このように予測される温度差が第1閾値を越えるときに、前記制御情報を補正する補正係数を予め設定する補正係数を設定しても良い。
これによると、第1水温センサの検出温度と第2センサの検出温度とに基づいて温度差を予測し、このように予測された温度差が第1閾値を越える場合に補正係数を設定できるので、暖機モードから冷却モードに切り換わった際には迅速に補正係数に基づいて制御情報を補正できる。
本発明は、前記温度差が前記第1閾値を越えないとき、前記補正処理部が、前記暖機モードから前記冷却モードに切り換わる直前における前記第1水温センサの検出温度と、切り換わり後における前記第1水温センサの検出温度とに基づく温度差が設定された値に達するまでの前記切り換わり後の経過時間が第2閾値より短いときに、前記制御情報を補正する補正係数を設定しても良い。
これによると、第1水温センサの検出温度と第2水温センサの検出温度とから予測される温度差が第1閾値を越えない場合のように、冷却水の温度が大きく低下しない状況においても、冷却水の水温が設定された値だけ低下するに要する経過時間が第2閾値より短い場合には、この経過時間に基づいて変化の程度を取得して補正情報を設定し、この補正情報に基づいて制御情報を補正できる。
本発明は、前記経過時間が前記第2閾値より長いとき、 前記補正処理部が、前記暖機モードから前記冷却モードに切り換わる直前における前記第1水温センサの検出温度と、切り換わり後に設定時間が経過したタイミングでの前記第1水温センサの検出温度とに基づく温度差に基づいて前記制御情報を補正する補正係数を設定しても良い。
これによると、モードの切り換わりの直前と直後との温度差が設定された値に達するまでの経過時間が第2閾値より長い場合のように、冷却水の水温が緩やかに変化する状況においても、設定時間内の冷却水の温度差を取得して補正情報を設定し、この補正情報に基づいて制御情報を補正できる。
本発明は、前記供給路と前記還元路とを結ぶバイパス路とが形成され、前記暖機モードでは前記内燃機関の冷却水をバイパス路から前記内燃機関に戻し、前記冷却モードでは前記内燃機関の冷却水を前記供給路から前記ラジエータに供給した後に前記還元路から前記内燃機関に戻す切換弁を備えると共に、前記第1水温センサが、前記還元路において前記バイパス路が接続される接続位置より前記内燃機関に近い側の水温を検出する位置に備えられても良い。
これによると、切換弁を備えることにより、暖機モードでは内燃機関の冷却水をバイパス路で内燃機関に戻して暖機の促進が可能となり、冷却モードでは内燃機関の冷却水をラジエータに供給して効率的な冷却することが可能となる。また、還元路においてバイパス路が接続する部位より内燃機関に近い位置に第1水温センサを備えているので、内燃機関に供給される直前の冷却水の正確な水温を検出することが可能となる。
エンジンの概要とエンジン制御装置の構成とを示す図である。 エンジン制御装置の制御形態示すフローチャートである。 デバイス制御ルーチンを示すフローチャートである。 補正係数設定ルーチンを示すフローチャートである。 第1水温センサで検出される水温をグラフ化した図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔基本構成〕
図1には内燃機関としてのエンジンEと、このエンジンを制御するエンジン制御装置Aとを示しており、エンジン制御装置Aは、エンジンEの稼動を制御し、冷却水の温度を制御するECUとして機能する。
エンジンEは、シリンダヘッド1と、エンジン本体2と、オイルパン3とを上下に重ね合わせて連結した構成を有しており、エンジン本体2のシリンダボアの上部とシリンダヘッド1との間に燃焼室(図示せず)が形成されている。
具体的な構造は図面に示していないが、夫々の燃焼室には、吸気バルブと、排気バルブと、点火プラグ5とを備え、燃焼室の空気を供給するシリンダヘッド1にはインジェクター6を備え、エンジンEの上部には、吸気バルブを開閉する吸気カムシャフトと、排気バルブを開閉する排気カムシャフトとを備え、吸気カムシャフトの回転位相の変更により吸気タイミングを設定する弁開閉時期制御装置7をエンジンEの上部位置に備えている。
クランクシャフト8の近傍位置には、回転位相と回転速度とを検出する回転センサ8Sを備えている。エンジン制御装置Aは、後述するように第1水温センサS1の検出温度に基づいて制御情報を補正し、このように補正された制御情報と回転センサ8Sで検出されるタイミング情報とに基づいて、点火プラグ5とインジェクター6と弁開閉時期制御装置7との制御を行う。特に、点火プラグ5とインジェクター6と弁開閉時期制御装置7とがエンジンEの稼動条件を決定するデバイスの一例である。
このような構成から、吸気作動時に吸気バルブを開放し、インジェクター6で燃料を噴射することにより、燃焼室に混合気を作り出すと共に、圧縮作動時に吸気バルブを閉じ、この圧縮作動の直後に点火プラグ5で混合気に点火して燃焼による膨張作動を行う。この膨張作動におけるピストンの作動力をクランクシャフト8に駆動力を伝え、この後に、排気バルブを開放して燃焼ガスの排出を行う一般的なサイクルで稼動するようにエンジンEが構成されている。
〔冷却装置〕
このエンジンEは、エンジン本体2の内部に形成されるウォータジャケットの冷却路2Aの冷却水をラジエータ11に送ってエンジンEの冷却を行う冷却装置を備えている。この冷却装置は、ウォータジャケットの冷却路2Aの冷却水をラジエータ11に供給する供給路12と、ラジエータ11の冷却水をウォータジャケットに戻す還元路13と、供給路12の中間位置の冷却水を還元路13に戻すバイパス路14とを備えている。供給路12とバイパス路14との接続部位には切換弁15を備え、還元路13のエンジン側端部にはウォータポンプ16を備え、ラジエータ11にはラジエータファン17を備えている。
切換弁15は、電磁ソレノイド15Aの制御により冷却水の流れを切り換える3方弁に構成されている。また、ウォータポンプ16は、電磁型のポンプクラッチ16Aの制御によりクランクシャフト8からの駆動力で冷却水を循環させる状態と、クランクシャフト8からの駆動力を遮断して循環を停止する状態とに切換自在に構成されている。また、ラジエータファン17は、ファンモータ17Aで駆動されるように構成されている。
エンジンEの暖機を行う制御形態を暖機モードと称し、冷却を行う制御形態を冷却モードと称しており、エンジンEの始動直後に暖機を必要とする場合には、エンジン制御装置Aが切換弁15を暖機ポジションにセットする。これにより、図1に実線の矢印で流れ示す如く、ウォータジャケットの冷却路2Aの冷却水をバイパス路14に送ることで、ラジエータ11を介さずに冷却水をエンジンEに戻して循環させ冷却水の温度上昇が促進される。この暖機の後には、エンジン制御装置Aが切換弁15を冷却ポジションにセットすることにより、図1に破線の矢印で示す如く、冷却水のバイパス路14への流れを阻止しつつ、この冷却水をラジエータ11に送る形態で循環させ、冷却水の冷却が行われる。
この冷却装置では、還元路13のうちバイパス路14が接続する位置よりエンジンEに近い位置(冷却水の流れ方向で下流位置)に冷却水の水温を検出する第1水温センサS1を備えており、この還元路13のうちバイパス路14が接続する位置よりラジエータ11に近い位置(冷却水の流れ方向で上流位置)に冷却水の水温を検出する第2水温センサS2を備えている。
尚、切換弁15は、回転する構成や揺動する構成の弁体を備えて構成して良い。また、ウォータポンプ16は、電動モータの駆動力により駆動されるように構成しても良い。
〔エンジン制御装置〕
エンジン制御装置Aは、複数のデバイス毎の制御情報がストレージ31に保存され、夫々の制御情報を、第1水温センサS1の検出温度に基づいて補正し、この補正後の制御情報と、回転センサ8Sからのタイミング情報とに基づいて対応するデバイスを制御することでエンジンEの燃費を向上させ、エンジン出力を高める制御を実現する。
特に、本発明のエンジン制御装置Aは、暖機モードから冷却モードに切り換わった際には第1水温センサS1で検出される水温が低下するため、この水温低下に伴う不適正な制御を抑制するように制御情報を更に補正する。
エンジン制御装置Aは、入出力ポート21を有すると共に、冷却水の温度を管理する水温制御部22と、エンジンEの稼動を制御する機関制御部30とを備えている。機関制御部30は、EEPROM等の不揮発性メモリで構成されるストレージ31と、補正処理ユニット32(補正処理部の一例)とデバイス制御ユニット33とを備えている。
ストレージ31は、複数のデバイスに対応した制御情報を記憶すると共に、補正マップ領域31Aにマップデータの形態で3種の強制補正係数を記憶している。つまり、強制補正係数は、後述する水温差情報と、経過時間情報と、温度変化情報とに対応して3種のものが補正マップの形式で記憶されている。尚、補正マップでは、1つの情報に対して1つの強制補正係数を記憶するデータ構造を有しており、演算を行わずとも決まった情報に対して対応する強制補正係数を取り出す処理を実現する。
入出力ポート21には、第1水温センサS1の検出温度と、第2水温センサS2の検出温度と、回転センサ8Sで検出されるタイミング情報とが入力する。また、この入出力ポート21は、点火プラグ5の点火を実行する制御信号と、インジェクター6で燃料噴射を実行する制御信号と、弁開閉時期制御装置7の回転位相を設定する制御信号とを出力する。更に、入出力ポート21は、切換弁15の電磁ソレノイド15Aと、ウォータポンプ16のポンプクラッチ16Aと、ラジエータファン17のファンモータ17Aとに制御信号を出力する。
尚、点火プラグ5を制御するには、高電圧を発生させる回路や、通電を制御する電力制御素子等を必要とし、インジェクター6で燃料の噴射を実行するには、燃料を加圧する機構等を必要とするものであるが、これらは図面に示していない。これと同様に弁開閉時期制御装置7が油圧式に制御されるものでは電磁弁を必要とし、この電磁弁を駆動するドライバ等を必要とするものであるが、これらも図面に示していない。
水温制御部22は、暖機モードと冷却モードとの切換を行う。つまり、エンジンEの始動直後に第1水温センサS1の検出温度(水温)が設定値Xに(図5を参照)達していない場合に、暖機モードを選択することにより切換弁15を暖機ポジションにセットする。この後に、第1水温センサS1の検出温度が設定値を超えた場合には冷却モードを選択することにより切換弁15を冷却ポジションにセットし、ラジエータファン17のファンモータ17Aを作動させる。
補正処理ユニット32は、第1水温センサS1の検出温度に基づいて、制御情報を補正するための通常補正係数を設定する通常補正モジュール32Aと、暖機モードから冷却モードに切り換わった際に、冷却水の温度変化の影響を低減するために制御情報を更に補正する強制補正係数を設定する強制補正モジュール32Bとを備えている。
つまり、暖機モードから冷却モードに切り換わった直後には図5にグラフで示すように、第1水温センサS1の検出温度が低下する。このように暖機モードから冷却モードに切り換わった場合には、設定時間Tだけ強制補正係数を設定し、この強制補正係数で制御情報を補正することでデバイスの制御を行うように制御形態が設定されている。
補正処理ユニット32では、制御情報を通常補正係数で補正し、更に、このように補正した制御情報を強制補正係数で補正する処理形態であるが、通常補正係数を強制補正係数で補正し、このように補正された補正係数により制御情報を補正するように補正形態を設定しても良い。このように補正を行った場合にも、補正後の制御情報として先に説明した補正形態で補正したものと同じ値の制御情報を得る。
通常補正モジュール32Aは、ストレージ31から複数のデバイスに対応した制御情報を取得し、第1水温センサS1の検出温度に基づく通常補正係数で補正する。また、強制補正モジュール32Bは、水温制御部22で暖機モードから冷却モードへの切換が行われた際に冷却水の低温側への温度変化に対応する遷移情報を取得し、この遷移情報に基づいて補正マップから強制補正係数を抽出し、制御情報を更に補正する。
デバイス制御ユニット33は、補正処理ユニット32で補正された制御情報を取得すると共に、この制御情報と回転センサ8Sからの検出情報とに基づいて、各デバイスに制御信号を出力する。
このデバイス制御ユニット33は、補正された制御信号に基づき回転センサ8Sで検出されるタイミング情報を基準にして点火プラグ5の点火を行わせる点火信号を出力する。これと同様に、補正された制御信号に基づき回転センサ8Sからのタイミング情報を基準にしてインジェクター6で燃料噴射を行わせる燃料噴射信号を出力する。更に、補正された制御信号に基づき弁開閉時期制御装置7の回転位相を設定する制御信号を出力する。
本発明のデバイスとは、これらに限るものではなく、スロットルバルブの開度の設定や、排気バルブの開閉時期を設定するための弁開閉時期制御装置7を備えたものでは、この弁開閉時期制御装置7の回転位相を設定しても良い。
〔制御形態〕
図2のフローチャートには、エンジンEを始動した後においてエンジン制御装置Aで実行される制御の概要を示し、図3のフローチャートには、水温制御部22で実行される制御の概要を示し、図4のフローチャートには、補正処理ユニット32で強制補正係数を設定する際の制御の概要を示している。
これにより、エンジンEを始動させた場合には、イニシャライズにより強制補正係数を初期値に設定すると共に、切換弁15を暖機ポジションにセットし、ポンプクラッチ16Aを駆動することで暖機モードでの制御を実現する(#101〜#103ステップ)。
また、エンジンEが稼動する状況では、図3のフローチャートに示すデバイス制御ルーチンが並行して実行される。このデバイス制御ルーチンでは、通常補正モジュール32Aが、各デバイスの制御情報をストレージ31から取得し、夫々の制御情報を第1水温センサS1の検出温度に基づく通常補正係数で補正し、更に、強制補正係数で補正する。このように補正された制御情報が、デバイス制御ユニット33から点火プラグ5、インジェクター6、弁開閉時期制御装置7に与えられる(#201〜#203ステップ)。
これにより、冷却水の水温を反映したデバイスの制御が実現する。また、強制補正係数は、後述する補正係数設定ルーチン(#300ステップ)で設定される以前は初期値に設定される。この強制補正係数の初期値は、制御情報(通常補正係数で補正された制御情報を含む)を変更しない値に設定されているため、暖機モードでは、第1水温センサS1の検出温度だけを反映したデバイスの制御が実現する。
暖機モードでの制御時には、第1水温センサS1と第2水温センサS2とで水温を検出する制御が継続的に行われ、第1水温センサS1の検出温度が設定値Xを越えたことを判定した場合に、切換弁15を冷却ポジションにセットすることで冷却モードに移行する(#104〜#106ステップ)。
このように暖機モードから冷却モードに移行した場合、エンジンEに供給される冷却水の温度は図5に示すように低下する。このように水温が低下した場合でもエンジンEの全体での温度は大きく低下することはなく、第1水温センサS1の検出温度を制御情報に単純に反映させる制御では、不適正な制御となる。
このような理由から、補正処理ユニット32では水温の低下に対応して強制補正係数を設定し、この強制補正係数に基づいて制御情報を補正することで複数のデバイスの適正な制御を実現している(#300ステップ)。水温が低下した場合には、水温の低下を無視するのではなく、温度低下による不適正な制御を抑制しつつ、このように水温が低下した状態で水温が変化した場合には、その変化に対応した制御を行う。
この補正処理ユニット32での制御を、サブルーチンとして図4のフローチャートに示している。この補正処理ユニット32では、冷却水の水温差情報(温度差)に対応する制御と、冷却水が設定温度だけ低下するに要する経過時間情報に基づく制御と、冷却水が設定時間内において低下する温度変化情報に基づく制御との何れか1つに基づいて強制補正係数が設定される。
つまり、第1水温センサS1の検出温度と、第2水温センサS2の検出温度とに基づく水温差情報を、暖機モードから冷却モードに移行する以前に補正処理ユニット32が遷移情報として取得し、水温差情報が、第1閾値より大きい場合には、水温差情報に基づき補正マップ領域31Aから強制補正係数を抽出する(#301〜#303ステップ)。
この制御では、水温差情報が第1閾値を越えた場合には、水温差情報が大きい値であるほど大きく補正する強制補正係数が補正マップ領域31Aから抽出される。これにより、冷却水の水温が大きく低下した状態で第1水温センサS1の検出温度から制御情報を生成した場合でも、この影響を低減して適正な制御を実現する。
具体的な処理形態は、暖機モードから冷却モードに移行する以前に第1水温センサS1の検出温度と、第2水温センサS2の検出温度とに基づく水温差情報を、短いサンプリング周期で取得して、冷却モードに移行した時点での冷却水の温度差を予測する。このように予測した水温差情報と第1閾値と比較し、予測した水温差情報が第1閾値より大きい場合には水温差情報に基づき補正マップ領域31Aから強制補正係数を抽出しておく。暖機モードから冷却モードに移行した際に、予測されている水温差情報が、第1閾値より大きい場合には、既に設定している強制補正係数に基づいて制御情報を補正する制御が行われる。これにより、制御情報を迅速に適正に補正してデバイスの制御が可能となる。
また、遷移情報として水温差情報を取得する際の異なる制御形態として、暖機モードでの第1水温センサS1の検出温度と、冷却モードに移行した後の第1水温センサS1の検出温度とに基づいて水温差情報を取得しても良い。このように構成した場合には第2水温センサS2を備えずに済む。
#302ステップで、水温差情報が第1閾値より小さいと判定された場合には、タイマを作動させる共に、第1水温センサS1の検出温度を短い時間でサンプリングする処理を行うことにより、冷却水の温度が予め設定された値だけ低下するに要した経過時間情報(タイマで計測される時間情報)を、補正処理ユニット32が遷移情報として取得する。このように取得した経過時間情報が、第2閾値より短い場合には、経過時間情報に基づき補正マップ領域31Aから強制補正係数を抽出する(#304〜#306ステップ)。
この制御では、経過時間情報が第2閾値より短い場合には、経過時間情報が短い値であるほど大きく補正する強制補正係数が補正マップ領域31Aから抽出される。これにより、冷却水の水温が大きく低下した状態で第1水温センサS1の検出温度から制御情報を生成した場合でも、この影響を低減して適正な制御を実現する。
また、#305ステップで、経過時間情報が第2閾値より長いと判定された場合には、タイマを作動させたタイミングでの第1水温センサS1の検出温度を記憶しておき、タイマによって設定時間が経過したことを判定したタイミングで第1水温センサS1での検出温度を取得し、既に記憶している検出温度との温度変化情報を、補正処理ユニット32が遷移情報として取得する。このように取得した温度変化情報が、第3閾値より大きい場合には、温度変化情報に基づき補正マップ領域31Aから強制補正係数を抽出する(#307〜#308ステップ)。
尚、この補正係数設定ルーチンでは、水温差情報が第1閾値より小さく、経過時間情報が第2閾値より短く、温度変化情報が第3閾値より小さい場合には、強制補正係数は初期値に維持される。
このように遷移情報に基づいて強制補正係数が設定された場合には、暖機モードから冷却モードに切り換わったタイミングから予め設定されている設定時間Tが経過するまでは、強制補正係数が維持され、前述した通常補正係数と、第1水温センサS1の検出温度に基づく通常補正係数とで制御情報を補正して複数のデバイスの制御が実行される(#107、#108ステップ)。
また、設定時間Tが経過した後には、強制補正係数に初期値を設定すると共に、第1水温センサS1の検出温度を取得し、このよう取得した検出温度に基づき、デバイス制御ルーチンでの制御がリセットされるまで継続する(#108〜#111ステップ)。
〔実施形態の作用・効果〕
このように本発明のエンジン制御装置Aは、第1水温センサS1の検出温度に基づいて設定される通常補正係数によって制御情報を補正し、このように補正された制御情報に基づいて、エンジンEの稼動条件を決定する複数をデバイスを制御することにより、エンジンEの温度を反映してインジェクター6による燃料の噴射と、点火プラグ5による混合気の点火と、吸気バルブの開閉とが適切なタイミングで行われる。
また、エンジンEの始動の後に、暖機モードから冷却モードに移行した後には、エンジンEに供給される水温の低下に対応する遷移情報に基づいて強制補正係数を設定し、この強制補正係数で制御情報を補正する。よって第1水温センサS1で検出される水温値の低下量に拘わらず、この低下を補正した状態で第1水温センサS1の検出温度に基づいたデバイスの制御が可能となる。
特に、遷移情報は3種取得され、この3種の遷移情報のうちの1つに基づいて強制補正係数を行えるため、広い温度領域においてきめ細やかに強制補正係数を設定できる。
〔別実施形態〕
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い。
(a)第1水温センサS1だけを備え、この検出温度によりエンジン制御装置Aで制御を行うように構成する。このように構成した場合には第2水温センサS2を必要としないので、コスト低下を実現する。尚、この第1水温センサS1はエンジンEのウォータジャケットの内部の水温を検出するように配置しても良い。
(b)暖機モードではウォータポンプ16を停止させるように制御形態を設定する。このように構成することにより、冷却装置にバイパス路14を備えずに済み、構成が単純になるだけではなく、コストの低下を実現する。特に、ウォータポンプ16を電動モータで駆動するように構成することも可能である。
(c)冷却装置の供給路12又は還元路13に対して水量を検出する水量センサを備え、この水量センサの検出温度に基づいて通常補正係数と強制補正係数との値を調整するように補正処理ユニット32を構成する。つまり、単位時間に冷却装置に流れる水量が多い場合には、暖機モードから冷却モードに切り換わった際のエンジンEの全体の温度を大きく低下させることも考えられる。従って、水量が多い場合には、より大きく補正する補正係数を設定するように制御形態を設定することも可能となる。
(d)前述した実施形態では、補正処理ユニット32において1度だけ強制補正係数を設定しているが、例えば、時間経過、あるいは、温度変化に基づいて複数の強制補正係数を設定しても良い。このように強制補正係数を複数回設定することにより、暖機モードから冷却モードに移行した後のデバイスの制御を一層適正に行える。
(e)前述した実施形態では、暖機モードから冷却モードに移行した後に、設定時間Tが経過した後に、強制補正係数を初期値に戻しているが、第1水温センサS1で検出される温度値が、予め設定された温度に達したタイミングで強制補正係数を初期値に戻すように制御形態を設定しても良い。
(f)第1水温センサS1の検出温度に基づいて通常補正係数を設定する制御に代えて、第1水温センサS1の検出温度に基づいて、この検出温度に対応する制御情報をストレージ31から抽出するように制御形態を設定する。このように制御形態を設定することにより、制御情報を通常補正係数に基づいて補正する演算等の処理を行う必要がなく、エンジン制御装置Aの負荷を小さくできる。
本発明は、冷却水の温度に基づいて内燃機関の稼動に関与するデバイスの制御を行うように構成された内燃機関の制御装置に適用できる。
5 デバイス(点火プラグ)
6 デバイス(インジェクター)
7 デバイス(弁開閉時期制御装置)
11 ラジエータ
12 供給路
13 還元路
14 バイパス路
15 切換弁
22 水温制御部
30 機関制御部
32 補正処理部(補正処理ユニット)
E 内燃機関(エンジン)
S1 第1水温センサ
S2 第2水温センサ
X 設定値

Claims (5)

  1. 内燃機関の冷却水をラジエータに送る供給路と、ラジエータからの冷却水を前記内燃機関に戻す還元路とを備え、前記ラジエータに冷却水を送らずに内燃機関の温度上昇を図る暖機モードと、この暖機モードにおいて冷却水の温度が予め設定された設定値まで上昇した際に前記内燃機関の冷却水を前記供給路により前記ラジエータに送り前記還元路から前記内燃機関に戻して冷却を図る冷却モードとの切換を行う水温制御部を備え、
    前記冷却水の温度を検出する第1水温センサの検出温度に基づいて制御情報を設定すると共に、この制御情報に基づいて前記内燃機関の稼動条件を決定するデバイスを制御する機関制御部を備え、
    前記水温制御部で前記暖機モードから前記冷却モードへの切換が行われる際に予測される、あるいは、計測される冷却水の低温側への温度変化に対応して前記制御情報を前記デバイスの制御への影響を小さくする値に補正する補正処理部を備えている内燃機関の制御装置。
  2. 前記ラジエータから前記内燃機関に送られる冷却水の温度を検出する第2水温センサを備え、
    前記補正処理部は、暖機モードにおいて前記第1水温センサの検出温度と、前記第2水温センサの検出温度とから温度差を予測し、このように予測される温度差が第1閾値を越えるときに、前記制御情報を補正する補正係数を予め設定する請求項1記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記温度差が前記第1閾値を越えないとき、前記補正処理部が、前記暖機モードから前記冷却モードに切り換わる直前における前記第1水温センサの検出温度と、切り換わり後における前記第1水温センサの検出温度とに基づく温度差が設定された値に達するまでの前記切り換わり後の経過時間が第2閾値より短いときに、前記制御情報を補正する補正係数を設定する請求項2記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記経過時間が前記第2閾値より長いとき、 前記補正処理部が、前記暖機モードから前記冷却モードに切り換わる直前における前記第1水温センサの検出温度と、切り換わり後に設定時間が経過したタイミングでの前記第1水温センサの検出温度とに基づく温度差に基づいて前記制御情報を補正する補正係数を設定する請求項3記載の内燃機関の制御装置。
  5. 前記供給路と前記還元路とを結ぶバイパス路とが形成され、前記暖機モードでは前記内燃機関の冷却水をバイパス路から前記内燃機関に戻し、前記冷却モードでは前記内燃機関の冷却水を前記供給路から前記ラジエータに供給した後に前記還元路から前記内燃機関に戻す切換弁を備えると共に、
    前記第1水温センサが前記還元路において前記バイパス路が接続する接続位置より前記内燃機関に近い側の水温を検出する位置に備えられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の内燃機関の制御装置。
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