JP2013249777A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内燃機関Eの水温を検出する第1水温センサS1を備え、この検出温度に基づいて内燃機関Eのデバイスを制御する機関制御部30を備えた。機関制御部30では、暖機モードから冷却モードに移行した場合には、冷却水の温度の温度変化に対応して補正処理部32が補正係数を設定し、この補正係数で補正した制御情報に基づいてデバイスの制御を行う。
【選択図】図1
Description
つまり、暖機モードから冷却モードに切り換わった後に内燃機関に供給される冷却水の水温が低下する場合には、予め予測される、あるいは、計測される低温側への温度変化に対応して補正手段が制御情報を補正するため、補正された制御情報に基づいてデバイスの制御を行うことにより、第1水温センサの検出温度を、そのまま制御に反映させることなく、影響を小さくする状態で内燃機関の稼動に反映させる形態での制御が実現する。
従って、内燃機関に対してラジエータからの冷却水の供給を開始した場合にも内燃機関の稼動条件を決定するデバイスを適正に制御し得る内燃機関の制御装置が構成された。
〔基本構成〕
図1には内燃機関としてのエンジンEと、このエンジンを制御するエンジン制御装置Aとを示しており、エンジン制御装置Aは、エンジンEの稼動を制御し、冷却水の温度を制御するECUとして機能する。
このエンジンEは、エンジン本体2の内部に形成されるウォータジャケットの冷却路2Aの冷却水をラジエータ11に送ってエンジンEの冷却を行う冷却装置を備えている。この冷却装置は、ウォータジャケットの冷却路2Aの冷却水をラジエータ11に供給する供給路12と、ラジエータ11の冷却水をウォータジャケットに戻す還元路13と、供給路12の中間位置の冷却水を還元路13に戻すバイパス路14とを備えている。供給路12とバイパス路14との接続部位には切換弁15を備え、還元路13のエンジン側端部にはウォータポンプ16を備え、ラジエータ11にはラジエータファン17を備えている。
エンジン制御装置Aは、複数のデバイス毎の制御情報がストレージ31に保存され、夫々の制御情報を、第1水温センサS1の検出温度に基づいて補正し、この補正後の制御情報と、回転センサ8Sからのタイミング情報とに基づいて対応するデバイスを制御することでエンジンEの燃費を向上させ、エンジン出力を高める制御を実現する。
図2のフローチャートには、エンジンEを始動した後においてエンジン制御装置Aで実行される制御の概要を示し、図3のフローチャートには、水温制御部22で実行される制御の概要を示し、図4のフローチャートには、補正処理ユニット32で強制補正係数を設定する際の制御の概要を示している。
このように本発明のエンジン制御装置Aは、第1水温センサS1の検出温度に基づいて設定される通常補正係数によって制御情報を補正し、このように補正された制御情報に基づいて、エンジンEの稼動条件を決定する複数をデバイスを制御することにより、エンジンEの温度を反映してインジェクター6による燃料の噴射と、点火プラグ5による混合気の点火と、吸気バルブの開閉とが適切なタイミングで行われる。
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い。
6 デバイス(インジェクター)
7 デバイス(弁開閉時期制御装置)
11 ラジエータ
12 供給路
13 還元路
14 バイパス路
15 切換弁
22 水温制御部
30 機関制御部
32 補正処理部(補正処理ユニット)
E 内燃機関(エンジン)
S1 第1水温センサ
S2 第2水温センサ
X 設定値
Claims (5)
- 内燃機関の冷却水をラジエータに送る供給路と、ラジエータからの冷却水を前記内燃機関に戻す還元路とを備え、前記ラジエータに冷却水を送らずに内燃機関の温度上昇を図る暖機モードと、この暖機モードにおいて冷却水の温度が予め設定された設定値まで上昇した際に前記内燃機関の冷却水を前記供給路により前記ラジエータに送り前記還元路から前記内燃機関に戻して冷却を図る冷却モードとの切換を行う水温制御部を備え、
前記冷却水の温度を検出する第1水温センサの検出温度に基づいて制御情報を設定すると共に、この制御情報に基づいて前記内燃機関の稼動条件を決定するデバイスを制御する機関制御部を備え、
前記水温制御部で前記暖機モードから前記冷却モードへの切換が行われる際に予測される、あるいは、計測される冷却水の低温側への温度変化に対応して前記制御情報を前記デバイスの制御への影響を小さくする値に補正する補正処理部を備えている内燃機関の制御装置。 - 前記ラジエータから前記内燃機関に送られる冷却水の温度を検出する第2水温センサを備え、
前記補正処理部は、暖機モードにおいて前記第1水温センサの検出温度と、前記第2水温センサの検出温度とから温度差を予測し、このように予測される温度差が第1閾値を越えるときに、前記制御情報を補正する補正係数を予め設定する請求項1記載の内燃機関の制御装置。 - 前記温度差が前記第1閾値を越えないとき、前記補正処理部が、前記暖機モードから前記冷却モードに切り換わる直前における前記第1水温センサの検出温度と、切り換わり後における前記第1水温センサの検出温度とに基づく温度差が設定された値に達するまでの前記切り換わり後の経過時間が第2閾値より短いときに、前記制御情報を補正する補正係数を設定する請求項2記載の内燃機関の制御装置。
- 前記経過時間が前記第2閾値より長いとき、 前記補正処理部が、前記暖機モードから前記冷却モードに切り換わる直前における前記第1水温センサの検出温度と、切り換わり後に設定時間が経過したタイミングでの前記第1水温センサの検出温度とに基づく温度差に基づいて前記制御情報を補正する補正係数を設定する請求項3記載の内燃機関の制御装置。
- 前記供給路と前記還元路とを結ぶバイパス路とが形成され、前記暖機モードでは前記内燃機関の冷却水をバイパス路から前記内燃機関に戻し、前記冷却モードでは前記内燃機関の冷却水を前記供給路から前記ラジエータに供給した後に前記還元路から前記内燃機関に戻す切換弁を備えると共に、
前記第1水温センサが前記還元路において前記バイパス路が接続する接続位置より前記内燃機関に近い側の水温を検出する位置に備えられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の内燃機関の制御装置。
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