JP2013249743A - エンジン用後処理装置 - Google Patents

エンジン用後処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013249743A
JP2013249743A JP2012123338A JP2012123338A JP2013249743A JP 2013249743 A JP2013249743 A JP 2013249743A JP 2012123338 A JP2012123338 A JP 2012123338A JP 2012123338 A JP2012123338 A JP 2012123338A JP 2013249743 A JP2013249743 A JP 2013249743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
cooling
engine
exhaust gas
nox
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012123338A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5741527B2 (ja
Inventor
Masumi Kinugawa
眞澄 衣川
Shigeto Yabaneta
茂人 矢羽田
Yuki Tarusawa
祐季 樽澤
Keiji Noda
恵司 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2012123338A priority Critical patent/JP5741527B2/ja
Priority to DE102013105094.8A priority patent/DE102013105094B4/de
Publication of JP2013249743A publication Critical patent/JP2013249743A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5741527B2 publication Critical patent/JP5741527B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N3/00Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
    • F01N3/02Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N3/00Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
    • F01N3/02Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
    • F01N3/021Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N3/00Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
    • F01N3/02Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
    • F01N3/021Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters
    • F01N3/031Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters having means for by-passing filters, e.g. when clogged or during cold engine start
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N3/00Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
    • F01N3/08Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous
    • F01N3/0807Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by using absorbents or adsorbents
    • F01N3/0828Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by using absorbents or adsorbents characterised by the absorbed or adsorbed substances
    • F01N3/0842Nitrogen oxides

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

【課題】低コストで実現可能で低温でも高いNOx浄化性能を有するとともに、広い運転条件の範囲にも適応でき、2次故障の可能性も抑制され、DPFをすり抜けたPMの影響も受けにくいエンジン用後処理装置を提供することにある。
【解決手段】本発明のエンジン用後処理装置の1実施形態では、排気管2の分岐管4に冷却手段5、NOx吸収手段6を備える。排気管圧力が所定圧力以上となるとダイヤフラム29の上下圧力差によってリリーフ弁が開いて排気がリリーフされる。また冷却手段4が機能を低下した場合、流路遮断弁15を閉鎖する。DPFが再生中や再生直後などの場合も、リリーフ弁が開き、流路遮断弁15を閉鎖する。
【選択図】図1

Description

本発明は、排気のNOx成分を吸収分離する後処理装置、特にエンジンを冷始動した直後の冷温状態においてもNOx吸収分離能力を有するエンジン用後処理装置に関する。
エンジン特に、ディーゼルエンジンのNOx(窒素酸化物)後処理装置においては、例えば触媒を使ってNOxの還元処理を行い、NOx成分を浄化している。この技術においては、触媒が働く、作動温度(約200℃以上)より低い温度においては、NOx浄化を達成し得ないので、これを実現する技術が求められている。
また、NOx吸蔵還元型や吸着還元型触媒においては高価な白金等の貴金属を使う必要がある。他方、選択還元型触媒は卑金属を使用できるが、排気系に尿素水を調量・噴射供給する装置が必要となり、高価となっている。より安価に実現できる新しい方式のNOx後処理装置が求められている。
すなわち、エンジンを冷始動した直後の低温度からでもNOx浄化が可能であること、しかも、NOX浄化のために貴金属等の高価な触媒を使わないこと、将来の厳しい排出ガス規制にも対応できる、高い浄化性能を有すること、これらの要件を満足するNOx浄化装置が望まれている。
これに関し例えば下記特許文献1には、アルカリ水溶液によってNOxを吸収することによる排気浄化の技術が開示されている。この文献に記載された手法であれば、アルカリ水溶液は安価であるとともに、相対的に低い温度でもNOx浄化が可能だという利点がある。
特開平6−173657号公報
しかし上記特許文献1の技術では、NOx吸収液体の前に冷却手段を前置してNOx吸収液体が最適に機能する温度まで冷却するが、この方式をエンジンの運転条件の範囲が広い車両用エンジンに適用する場合、以下の課題に直面する。すなわち、冷却手段の能力を、エンジンが最大の排気温度、最大の排気流量を示す運転条件に合わせると、大規模になりすぎ、車両に搭載が難しくなる。したがって、車両用エンジンのように運転条件の範囲が広い場合でも、省資源かつ環境負荷低減に最適に適応できる後処理装置を構成し、その性能を発揮させることが望まれる。
さらに上記特許文献1の手法の場合、冷却手段に故障が発生すると、冷却されない排気がNOx吸収手段に流入して、NOx吸収液体が高温によって分解や劣化するといった2次故障を誘発する可能性がある。したがって、後処理装置が故障した場合においても、2次故障を誘発せず、安全な走行を可能にして速やかに修理処理に向えるフェールセーフ機能を付与させることが望まれる。
さらに、例えば上記特許文献1の手法においてDPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ)を後処理装置の上流に配する場合、DPFを再生して、DPF上のPM堆積量が少ない状態では、PMの捕集率が低く、比較的多くのPMが下流にすり抜ける。このPMが後処理装置の一部に付着して後処理装置の性能を低下させる。したがって、このような問題を起こさないために、DPFのPM捕集率が低いときには、すり抜けたPMが後処理装置に付着しない、あるいはしにくいようにすることが望まれる。
そこで本発明が解決しようとする課題は、上記に鑑み、低コストで実現可能で低温でも高いNOx浄化性能を達成するとともに、エンジンの広い運転条件範囲にも適応でき、2次故障の可能性も抑制され、DPFをすり抜けたPMの影響も受けにくいエンジン用後処理装置を提供することにある。
上記課題を達成するために、本発明に係るエンジン用後処理装置は、エンジンから排出される排気中のNOxを浄化する浄化手段と、排気通路における前記浄化手段の上流に配置された排気を冷却する冷却手段と、前記排気通路における、前記浄化手段と冷却手段との上流から前記浄化手段と冷却手段との下流へ排気をバイパスするように形成されたバイパス通路と、そのバイパス通路への排気の流通量を調節する調節手段と、前記浄化手段へ排気を流通させると前記浄化手段による浄化能力が低下する場合に、前記バイパス通路に排気をリリーフするように前記調節手段を制御する第1制御手段と、を備えたことを特徴とする。これにより、エンジンの広い運転条件範囲にも適応でき、2次故障の可能性も抑制され、DPFをすり抜けたPMの影響も受けにくいエンジン用後処理装置が実現できる。
本発明におけるエンジン用後処理装置の一実施形態を示す図。 リリーフ弁サーボ機構の第1の実施例における弁閉鎖時の例を示す図。 リリーフ弁サーボ機構の第1の実施形態における弁開放時の例を示す図。 リリーフ弁サーボ機構の第2の実施形態を示す図。 流路遮断弁サーボ機構の実施例を示す図。 リリーフ弁サーボ機構の制御処理手順の例を示すフローチャート。 流路遮断弁サーボ機構の制御処理手順の例を示すフローチャート。 DPFにおけるPM堆積量とPM捕集率の関係の例を示す図。 DPF捕集率に応じたリリーフ弁サーボ機構の制御処理手順の例を示すフローチャート。
(第1の実施例)
図1に第1の実施例を示す。エンジン1の排気管2の途中にDPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ)3が配置され、その下流に排気分岐管4が排気管2と平行して配置される。排気分岐管4の途中に排気流れの順に冷却手段5とNOx吸収手段6が配置される。さらに、排気分岐管4との分岐下流の排気管2の途中にリリーフ弁14と排気分岐管4の途中、冷却手段5の上流に流路遮断弁15が配置されている。
エンジン1は、吸気入口7から空気を取り込む。空気は、ターボチャージャーのコンプレッサー8で加圧され、加圧により高温となった空気はインタークーラー9で冷却された後、吸気マニホールド10に送られ、各ポートからエンジン1の燃焼室に吸入される。エンジン1の燃焼室では空気と燃料が混合され、燃焼する。燃焼によってエンジン1のピストンが押し下げられ、エンジン軸11の回転力として動力を生み出す。
燃焼を終わった排気はエンジン1の燃焼室から排気マニホールド12に排気される。その後、排気はターボチャージャーのコンプレッサー8と直結したタービン13を回して空気を加圧する仕事をした後、排気管2に排出される。排気はここでDPF3を通過し、排気中のパティキュレートマター(PM、粒子状物質)をDPFによってろ過捕集する。同時に排気が通過するDPF表面にコーティングされた酸化触媒によってHC成分やCO成分も浄化される。その後、通常の場合、リリーフ弁14は閉じており、流路遮断弁15は開いているので、排気は、排気分岐管4を流れて冷却手段5を通り、冷却されて通常では排気温度が100℃〜180℃の間に下がる。
冷却された排気は、さらにNOx吸収手段6を通過する。ここで、排気中に含まれるNOxは、NOx吸収手段6内においてNOx吸収液と接触して吸収される。ここまででPM、HC、CO、そしてNOxが除去され、クリーンな排気となって排気管出口16から大気中に排出される。
ここで用いるDPF3は、セラミックで形成された多孔質の壁がフィルタとして働く、公知のウォールフロータイプの排気フィルタである。
また、排気の冷却手段5は、例えば特開2002−115573号で開示された、作動流体としてエンジンの冷却水等を用いたランキンサイクル方式の排熱回収システムである。同文献に記載されているように、このシステムには、排気管の途中に排気を熱源として高温高圧蒸気を発生する蒸発器が配置されている。容易に理解されるように、この蒸発器において水が高温高圧蒸気となることによって排気を冷却する機能を果たしている。
また、ランキンサイクルを作動させることによって高温高圧蒸気が軸出力を発生する膨張器を作動させて軸出力を発生させ、膨張器と出力軸が直結した発電器を作動させて電力を生み出し、蓄電器17に蓄電する。あるいはエンジンの出力軸に直結した発電電動機18を駆動して、エンジン動力をアシストする。こうすることによって排気から回収した熱量を再び回生エネルギーとして利用し、エンジンの燃費向上、CO2排出削減に貢献できる。図1の冷却手段5はランキンサイクルを構成する蒸発器、膨張器、発電器などを含んだものである。
公知の例としてハイブリッド車両に適用された特許出願例を述べたが、ハイブリッド車両でなく通常のエンジンに適用して、発電電力をもっぱら蓄電器17に蓄え、エンジン充電系統を働かせる負荷を軽減するようにしてもよい。
次に、NOx吸収手段6は、例えば上記特許文献1で開示されたものである。これはNOx吸収液としてアルカリ水溶液を用い、必要に応じて還元剤を添加し、さらにコロナ放電場を作り出してNOxを硝酸として効率よく吸収させるものである。コロナ放電により排気から吸収液にNOxを吸収させる反応筒の外壁は排気と接する内壁面が20〜50℃になるように冷却されるのが好ましいと述べられている。また、排気の温度は250℃くらい高くても充分なNOx浄化機能を得ることができるとも述べられている。これらの記述から、排気温度20℃から250℃の範囲において充分なNOx浄化機能を得られることがわかる。すなわち、公知のNOx吸蔵還元型触媒や尿素添加選択還元型触媒では排気温度150℃〜200℃以上でなければNOx浄化機能が発揮されないが、前記特許文献記載の方法においては常温においてもNOx浄化機能を発揮することができ、公知のNOx触媒装置の課題を解決することができる。
NOx吸収手段6の別の例としては、NOx吸収液体としてNOxを化学吸着するイオン液体を用いてもよい。イオン液体は貯蔵手段に蓄えられている。そのイオン液体を排気管途中に設けた気液接触手段に送り、排気と接触させNOxを化学吸着する。その後、液体回収手段により排気からイオン液体を分離回収し、貯蔵手段に再び戻す。発明者の知見によれば、この方法においては、排気温度に影響されず排気中のNOxを浄化できるので、公知のNOx吸蔵還元型触媒や尿素添加選択還元型触媒が働かない、エンジン始動時や軽負荷運転時で排気温度が低い場合でも用いることができる。
以上述べたように、冷却装置を前置して、NOx吸収液体が最適に作動する温度に排気温度を冷却する、その冷却装置はランキンサイクルにより回収した排気熱を回生エネルギーとして取り出しエンジンの燃費を向上させる、そして、常温からNOx吸収能力のある吸収液を使って排気中のNOxを除去するというコンセプトは、従来の触媒型方式が、150℃〜200℃以下では浄化ができないという課題を解決する優れた技術であるといえる。
(排気のリリーフ機能付与)
しかし、このコンセプトをエンジンの運転範囲が広い自動車用エンジンに適用する場合、冷却手段の能力を、エンジンが最大の排気温度、最大の排気流量を示す運転条件に合わせると、大規模になりすぎ、車両に搭載が難しくなるという問題に直面する。
この問題を解決するために本発明では、エンジンが頻繁に遭遇する運転条件の最大値(およそエンジン最大排気流量の1/3から1/2程度)を冷却手段の定格能力とし、それを超える場合は、冷却手段とその後に続くNOx吸収手段をバイパスする排気通路を設け、この通路の通過を制御するリリーフ弁を操作して冷却手段の能力を上回る分をバイパスさせる。これにより、冷却手段の守備範囲にある流量については冷却、NOx浄化が行えるので、冷却手段に過度な資源投資を行うことなく、かつ、NOxの大気汚染による環境負荷を可能な限り低減できるという最適解を得ることができる。
以上の目的の達成のために、具体的に図1の実施例はリリーフ弁14を備える。この弁はリリーフ弁サーボ機構19によって開閉が制御される。電磁弁と負圧サーボ機構によって制御される場合、マイクロコンピュータを用いた公知の制御ユニット20からリリーフ弁サーボ機構19内の電磁弁を制御しておこなう。公知の制御ユニット20には、冷却手段下流の排気温度を検出する温度センサ21、および、その他の必要なエンジン情報が入力され、後に示すフローチャートにしたがって制御を行う。
図2にリリーフ弁サーボ機構の1実施形態を示す。排気通路2に置かれたリリーフ弁14はバタフライ弁構成である。バタフライ弁の軸は管外でリンク23と結合している。また、負圧サーボ機構のダイヤフラム29の中央ボス部26から延びたシャフト25は、摺動軸受け27で摺動可能に支持され、その他端は90°に折り曲げられ、リンク23の穴部24に挿入されている。ダイヤフラム29はその円形状外周をダイヤフラム室ボディ30により固定され、ダイヤフラム上室と下室を区切っている。ダイヤフラム29はバネ28により下方に押されている。ダイヤフラム上室には開口部32によって大気が導入され、ダイヤフラム下室には、連通管31によって排気管2のリリーフ弁14上流圧力が導入される。
この構成において、排気管圧力が所定の圧力以上になるとダイヤフラム29の上下差圧によって生じる力によってバネ28を押し上げ、図3に示すような状態になる。ダイヤフラム中央ボス部26の上昇によって、リリーフ弁14は開くので、リリーフ弁を通過して余剰の排気流量分を流すことができる。また、リリーフ弁の開度はバネ28の力と排気圧力によって生じる力が釣合ったところでバランスできる。すなわち、この実施例では、以上説明したような機械的な機構によって余剰な排気流量分が自動的に排出できる。
図4にリリーフ弁サーボ機構の別の実施形態を示す。図1に示した第1の実施例の構成に加えてダイヤフラム上室の圧力を負圧によって制御できる機構を追加している。ダイヤフラム室ボディ30の開口部32に接続する配管があり左方には負圧を導く負圧導入口33がある。負圧は図示しないバキュームポンプによって作られた負圧が導入される。配管の上方には大気を取り込む絞りを含む大気導入口34があり、空気は大気導入口34から負圧導入口33へと流れる。負圧導入口33に至る途中に電磁弁35が配される。電磁弁35はON−OFFすることによって通路を開閉するように働く。電磁弁35に5〜50Hzの中から選ばれるON−OFFパルスを与え、そのON−OFFデューティ比を変えることによってダイヤフラム上室にかかる負圧レベルを制御してリリーフ弁14の開度を制御する。電磁弁35は図1に示す制御ユニット20によって所望のデューティ比のON−OFFパルスを生成し、制御する。
図4に示すリリーフ弁サーボ機構の実施形態において、制御ユニット20を用いて駆動する場合の、制御ユニット20のマイクロコンピュータに実行させる動作のフローチャートを図6に示す。自動車用に用いられる2Lエンジンに適用した場合の例として示す。
このルーチンが起動されると、判断S36に進み、エンジンの吸入空気流量が60g/s以上の状態が10s以上に亘って続いたか否かを判断する。吸入空気流量は排気流量とほぼ比例関係にあるのでエンジン制御で一般に用いる吸入空気流量を用いている。この条件が満たされない場合(NOの場合)は判断S37に進み、排気温度が180℃以上の状態が15s以上に亘って続いたか否かを判定する。この条件が満たされない場合(NOの場合)は処理S38に進みリリーフ弁14を不作動すなわち開度が全閉の位置になるようにしてこのルーチンを抜ける。吸入空気流量60g/s以上が10s以上に亘って続いた場合、または排気温度が180℃以上の状態が15s以上に亘って続いた場合(YESの場合)は処理S39に進み、リリーフ弁を作動状態とし、さらに処理S40において、電磁弁35に与えるパルスデューティ比をエンジン運転条件に応じて決め、電磁弁に決定したデューティ比のON−OFFパルス信号を送る。エンジン運転条件に応じて決めるとは、例えば、吸入空気流量が60g/sを超える余剰流量を求め、その流量がリリーフ弁を通過して流れるようにリリーフ弁開度を求め、その開度に基づいてデューティ比を決める、というような方法である。
以上のとおり、排気圧力が所定圧力以上となると冷却手段5の能力を超え、それによりNOx吸収手段6によって適切にNOx浄化されなくなるので、図2,3の実施形態では機械的な機構により、図4、図6の実施形態では電気的な制御を加えて、排気を排気管2の側へリリーフする。これにより過大な排気流量によるNOx浄化能力の低下が回避される。
(第2の実施例・流路遮断機能の付与)
次に第2の実施例を説明する。なお以下の第2、第3の実施例では、特に説明がない限り、用いるシステム構成は図1と同じとし、重複する説明は省略する。
冷却手段5が何らかの原因によりその機能を失った場合、あるいは、何らかの原因により作動を停止した場合、冷却されない排気が、後流のNOx吸収手段6に流入して、その高温によるNOx吸収液体の分解や劣化といった2次的な故障を誘発する問題がある。この問題を防ぐためには、冷却手段5から排出される排気の温度を測定し、所定の温度以上になった場合に冷却手段5に排気が流入しないようにすることが望ましい。
この目的のために図1の実施例は、流路を遮断する流路遮断弁15を備える。流路遮断弁15は、冷却手段5の上流に設定した例を示しているが、NOx吸収手段6の上流36の位置やNOx吸収手段6の下流37の位置に配置されていてもよい。冷却手段5を通ってNOx吸収手段6に流入する排気流れを阻止すればよいのであり、いずれの位置においても目的の効果を発揮できるからである。
図5に流路遮断弁サーボ機構50の一実施形態を示す。排気分岐通路4に置かれた流路遮断弁15はバタフライ弁構成である。バタフライ弁の軸は管外でリンク38と結合している。また、負圧サーボ機構のダイヤフラム39の中央ボス部40から延びたシャフト41は、ストッパを含む摺動軸受け42で摺動可能に支持され、その他端は90°に折り曲げられ、リンク38の穴部43に挿入されている。ダイヤフラム39はその円周状外周をダイヤフラム室ボディ44により固定され、ダイヤフラム上室と下室を区切っている。ダイヤフラム39はバネ45により下方に押されている。ダイヤフラム上室には、絞りを含む大気開口部46と負圧導入口47とそれに至る通路途中に配された電磁弁48によって決められた負圧または大気圧が導入され、ダイヤフラム下室には、大気連通口49によって大気圧力が導入される。
この構成において、電磁弁48が通電されず閉の状態においては、ダイヤフラム39とダイヤフラム室ボディ44で形成されるダイヤフラム上室は大気圧となり、ダイヤフラム下室の圧力も大気圧であるから、中央ボス部40はバネ45の力によって下方に押し下げられ、摺動軸受け42にあるストッパに当接する位置で停止する。その位置に対応して流路遮断弁15は全開状態となる。
ECU20によって与えられる通電パルスON信号によって電磁弁48が開状態となると、大気開口部46から大気が流入し、電磁弁48を通過して負圧導入口47を通過し、図示しない負圧源に流入する。これによってダイヤフラム上室には負圧が発生し、負圧によってダイヤフラム39に働く図示上向きの力がバネ45の力に打ち勝って中央ボス部40を上方に引き上げる。その変位はリンク機構を経由して流量遮断弁15に伝えられ、全閉の状態まで移動する。このようにして排気分岐通路4の開閉を行う。
次に制御ユニット20のマイクロコンピュータに実行させる動作のフローチャートを図7に示す。このルーチンが起動されると、判断S51に進み、まず、冷却手段5が異常であるか否か、あるいは作動していないかどうかを判定する。NOの場合は判断S52に進み、排気温度が、NOx吸収液の分解あるいは劣化を始める温度に対応する温度220℃より高い状態が15s以上続いたか否かを判定する。NOの場合は処理S53に進み、流路遮断弁15を全開とし、さらに処理S54に進み冷却手段5の運転を維持し、さらに処理S55に進みNOx吸収手段6の運転を維持したままとする。
冷却手段5が異常または不作動(判断S51がYES)、そして、排気温度が、NOx吸収液の分解あるいは劣化を始める温度に対応する温度220℃より高い状態が15s以上続いた場合(判断S52がYES)は、処理S56に進み、流路遮断弁15を全閉とし、処理S57に進み、冷却手段5の運転を停止し、処理S58に進み、NOx吸収手段6の運転を停止する。そして、判断S59に進み、流路遮断弁15の全閉が100s以上続いたか否かを判定する。NOの場合は何もせずこのルーチンを抜ける。YESの場合は、処理S60に進み、冷却手段5の異常を運転者にランプなどを点灯して知らせるとともに、冷却手段5の故障状態を記憶する。
以上のとおり、故障などにより冷却手段5の冷却能力が低下した場合、その時点での冷却能力を超える分の排気(例えば冷却能力がゼロならば全ての排気)は排気管2の側へリリーフする。これにより、冷却されない排気が流入してNOx吸収手段5の能力が(例えば長期的に)低下することが回避される。
なお、リリーフ弁と流路遮断弁の機能を1つのバイパス弁によって構成することもできるが、上述のように本実施例では2つの弁によって構成した。この構成の利点について以下で述べる。
冷却手段5が故障し、それによって高温の排気がNOx吸収手段6に達し、その機能を喪失させる2次故障は、使用される装置の一生の間に一度も起こってはならない故障として高品質な大量生産設計を要求される場合がある。
他方、冷却手段5は、車両内空調装置の延長線上のノウハウで設計されて、予測故障率が好適に低くならない場合がある。さらに、排気の流路を開閉するリリーフ弁や流路遮断弁は、高温環境で使用されるために摺動部分に充分な潤滑機構を付与することが難しい。ゆえに、予測故障率が好適に低くならない場合がある。冷却手段の予想故障率と排気通路を開閉する弁の予想故障率がともに好適に低くならず、しかし全体として高品質な設計を求められた場合には、冷却手段と排気通路を開閉する弁の両故障が同時に起こっても2次故障には絶対に至らない設計を行う必要がある。
すなわち一つの排気通路開閉弁の場合では、冷却手段が故障し、かつ、開閉弁が、冷却手段とNOx吸収手段のある排気通路を開いたまま、バイパス通路を閉じた状態のまま動かない故障を考えなければならない。この最悪ケースでは、エンジンの排気温度が200℃を下回るように運転を制限すればよいが、そのような制約条件の下では、車両用エンジンの場合、緩やかな坂も上れない、言い換えると修理工場までの退避走行すら行うことが困難になるという問題を生じる。
リリーフ弁14と流路遮断弁15を分けて設計すれば、冷却手段5の故障と同時にリリーフ弁14が閉じたまま故障、かつ流路遮断弁15が開いたまま故障のモードは3重故障となり、2重故障モードから無くすことができる。したがって、エンジンの退避走行すら困難になるという問題は回避できる。
流路遮断弁15が閉故障した場合は、リリーフ弁14を閉じて、閉じたとしてもその漏れ流量が流路遮断弁15の漏れ流量の4倍以上としておけば、排気の主流がバイパス側を流れるようにすることができる。さらに念を入れて図4の61に示すようなリリーフ機構をさらに追加すれば、追加したリリーフ機構が開いてバイパス側に大部分の排気を流すので排気分岐管4側に高温の排気が流れ込むことはない。
(第3の実施例・DPFのPM捕集率が低いときのリリーフ機能)
次に第3の実施例を説明する。この実施例では、図1に示すようにDPF3を冷却手段5とNOx吸収手段6の上流に備える場合を扱う。DPF3が再生モードにおいて、一時的に高温にされた排気によって捕集されたPMが燃焼させられて除去されると、PMの捕集率が低下し、比較的多くのPM特にSoot成分がDPFの下流にすり抜けていく。そのPMはNOx吸収手段6中にあるNOx吸収液に比較的多く混入し、吸収液の流動を妨げる、吸収液を排気と効率的に接触するためにインジェクタを用い噴射する場合は、インジェクタ内部にある吸収液通路を塞ぎ流動を疎外するといった問題を生じる。
図8はセラミック製ウォールフロータイプDPFの単位容積あたりのPM堆積量とPM捕集率の関係を示す。再生によってPM堆積量がゼロとなった場合、捕集率は85%程度に悪化する。再生後エンジンの運転を続けてPMを徐々に堆積させてPMが0.2g/L以上になると捕集率は99%を越えるレベルに達する。再生をおこなうPM堆積量は通常2g/L〜6g/Lの領域であるから、再生から次の再生までを一再生走行距離とすると、再生直後のわずかな運転期間の間、一再生走行距離の1/10〜1/30の走行距離において捕集率が低下する現象が起こることがわかる。
上記問題を解決するためには、再生終了直前から再生直後DPF捕集率が低下して、下流にPMが比較的多く流出するときにはリリーフ弁14を開いて、PMを含んだ排気がNOx吸収手段6をバイパスして流れるようにする。この場合、バイパスする排気のNOx浄化はできないことになるが、それを実行する走行距離は短いので、長い走行距離を走る間に大気に排出される平均のNOxの量をわずかに悪化させるレベルに抑えて実現できる。
PMを効果的にバイパスさせるには図1に示すようにバイパスを構成する排気通路2を真直ぐに配置し、冷却手段5やNOx吸収手段6が配置される排気分岐管4を横に曲がるように分岐させる。PMは微粒子であるが質量を持っているので、急な曲がり部分への流入は起きにくく、真直ぐな方向には流入しやすいので、このようなレイアウトを選定することによってNOx吸収手段6へのPMの流入を少なくすることができる。
さらにNOx吸収手段6へのNOx混入を小さくするには、リリーフ弁14の開弁にあわせて流路遮断弁15を閉じて排気分岐通路4へのPMの流入を阻止してやればよい。
以上述べたことを実施するフローチャートを図9に示す。ルーチンが起動されると、まず処理S62に進み、DPFの現在の捕集率を推定する。捕集率の推定は、DPFの前後の差圧を測定し、所定の排気流量で比較して差圧が小さい場合はPM堆積量が少ない、差圧が大きい場合はPM堆積量が多いという関係がある。この関係を予め求めてマイクロコンピュータのメモリーに記憶させておけば、流量と差圧からPM堆積量が分かり、さらに、図8の関係をも記憶させておけばPM堆積量から現在のDPF捕集率を求めることができる。また、再生後のエンジンの運転経過時間や車両の走行距離、再生の経過時間や再生開始からの走行距離などからDPF捕集率を求めてもよい。そのほか、エンジンから排出されるPMを時々刻々推定して積算し、さらに、再生中のPM燃焼量(減少量)を時々刻々推定して積算することにより現在のPM堆積量を推定し、現在のDPF捕集率を求めてもよい。
次に判断S63に進み、DPF捕集率が95%以下になっているか否かを判定する。95%は実施の一例であってこの近傍の他の数値であってもよい。S63がYESの場合は、処理S64〜S68に進む。すなわち、流路遮断弁15を全閉として、排気分岐管4への排気の流入を止め、冷却手段5とNOx吸収手段6の運転を停止し、さらに、リリーフ弁を開くためエンジン運転条件に合わせて決められたパルスデューティ比のON−OFF信号を電磁弁35に送り動作させる。
S63がNOの場合は、処理S69〜S71に進む。流路遮断弁15を開いて排気分岐通路4に排気が導かれるようにする。そして、冷却手段5とNOx吸収手段6を運転させる。次に判定S72に進み、再生後の走行距離がAkm以上であるか否かを判定する。DPF捕集率が98〜99%以上になったか否かを判断したいのであるが、これだと数値分解能が劣るので、再生を終了した後Akm走行するとDPF捕集率が98〜99%になるという対応関係からAkmを求めている。走行距離ではなくエンジン運転時間や推定したPM堆積量を判定の指標として用いてもよい。S72がYESなら、処理S73に進み、リリーフ弁を不作動(全閉)とする。S72がNOならば何も処理をしないでこのルーチンを抜ける。
以上のとおり、例えばDPF3の再生直後などのようにDPFの捕集率が、当該DPFの捕集率の最高値から低下している場合には、排気を排気管2の側へリリーフする。これにより、DPF3をすり抜けたPMがNOx吸収手段の能力を低下させることが適切に回避できる。
以上の3つの実施例は任意に組み合わせて実施してよい。なお上記実施例は特許請求の範囲に記載された趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更できる。例えば図9の実施例ではリリーフ弁全閉と流路遮断弁全開をそれぞれ独立した判定によって行い、より精緻な制御が実現できるようにしたが、同じ判定を用いて同時に行ってもよい。また、リリーフ弁と流路遮断弁両方の機能を統合した一体の弁機構を用いてもよい。またエンジンは限定せず、例えばディーゼルエンジン、リーンバーンガソリンエンジンなどとすればよい。
1 エンジン
2 排気管(バイパス通路)
3 DPF(捕集器)
5 冷却手段
6 NOx吸収手段(浄化手段)
14 リリーフ弁(調節手段)
15 流路遮断弁(調節手段)

Claims (8)

  1. エンジンから排出される排気中のNOxを浄化する浄化手段(6)と、
    排気通路における前記浄化手段の上流に配置された排気を冷却する冷却手段(5)と、
    前記排気通路における、前記浄化手段と冷却手段との上流から前記浄化手段と冷却手段との下流へ排気をバイパスするように形成されたバイパス通路(2)と、
    そのバイパス通路への排気の流通量を調節する調節手段(14、15)と、
    前記浄化手段へ排気を流通させると前記浄化手段による浄化能力が低下する場合に、前記バイパス通路に排気をリリーフするように前記調節手段を制御する第1制御手段(20)と、
    を備えたことを特徴とするエンジン用後処理装置。
  2. 前記排気通路における前記冷却手段の上流に、粒子状物質を捕集する捕集器(3)を備え、
    前記第1制御手段は、エンジンの排気量が前記冷却手段の現在時点での冷却能力を超える排気量である場合、又は前記捕集器の捕集率が最高値から低下している場合に、前記バイパス通路に排気をリリーフするように制御する第2制御手段(20)を備えた請求項1に記載のエンジン用後処理装置。
  3. 前記第2制御手段は、排気の圧力が所定の圧力を超えた場合に、前記バイパス通路に排気をリリーフするように制御する第3制御手段(20、S39)を備えた請求項2に記載のエンジン用後処理装置。
  4. 前記冷却手段の冷却機能の低下を検出する第1検出手段を備え、
    前記第2制御手段は、前記第1検出手段が前記冷却手段における冷却機能の低下を検出した場合に、前記バイパス通路に排気をリリーフするように制御する第4制御手段(20、S56)を備えた請求項2に記載のエンジン用後処理装置。
  5. 前記冷却手段および浄化手段への排気の流入を停止する遮断弁(15)を備え、
    前記第4制御手段は、前記第1検出手段が前記冷却手段における冷却機能の低下を検出した場合に、前記遮断弁を閉鎖する閉鎖手段(S56)を備えた請求項4に記載のエンジン用後処理装置。
  6. 前記第1検出手段は、
    前記冷却手段を通過した排気の温度を検出する第2検出手段(21)と、
    その第2検出手段が検出した温度が閾値を超える場合に前記冷却手段における冷却機能の低下と判定する第1判定手段(S52)と、
    を備えた請求項4又は5に記載のエンジン用後処理装置。
  7. 前記第2制御手段は、前記捕集器が再生開始から再生終了後の所定期間内にある場合に、前記バイパス通路に排気をリリーフするように制御する第5制御手段(S64,S67)を備えた請求項2に記載のエンジン用後処理装置。
  8. 前記第2制御手段は、
    前記捕集器の上下流の圧力差、前記捕集器の再生終了からの走行距離、前記捕集器における粒子状物質の堆積量の推定値のうち少なくとも1つにより、前記捕集器の捕集率が最高値から低下していることを判定する第2判定手段(S63)と、
    その第2判定手段が前記捕集器の捕集率が最高値から低下していると判定したら、前記バイパス通路に排気をリリーフするように制御する第6制御手段(S64,S67)と、
    を備えた請求項2に記載のエンジン用後処理装置。
JP2012123338A 2012-05-30 2012-05-30 エンジン用後処理装置 Active JP5741527B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012123338A JP5741527B2 (ja) 2012-05-30 2012-05-30 エンジン用後処理装置
DE102013105094.8A DE102013105094B4 (de) 2012-05-30 2013-05-17 Nachbehandlungsvorrichtung für eine Maschine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012123338A JP5741527B2 (ja) 2012-05-30 2012-05-30 エンジン用後処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013249743A true JP2013249743A (ja) 2013-12-12
JP5741527B2 JP5741527B2 (ja) 2015-07-01

Family

ID=49579596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012123338A Active JP5741527B2 (ja) 2012-05-30 2012-05-30 エンジン用後処理装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5741527B2 (ja)
DE (1) DE102013105094B4 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115750049A (zh) * 2022-11-11 2023-03-07 北京理工大学 一种通过有机朗肯循环调控汽油机颗粒捕集器再生的方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10273847B2 (en) 2017-05-26 2019-04-30 GM Global Technology Operations LLC Systems and methods for controlling bypass of exhaust after treatment device
CN109339928B (zh) * 2018-12-04 2023-09-12 安徽安凯汽车股份有限公司 一种用于国六发动机的隔热保护装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009293471A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Toyota Motor Corp 排気浄化装置
JP2011179339A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Denso Corp 内燃機関用排気浄化装置
JP2012066175A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Ngk Insulators Ltd 排ガス処理装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3253380B2 (ja) 1992-12-03 2002-02-04 いすゞ自動車株式会社 内燃機関の排気ガス浄化装置
JP2002115573A (ja) 2000-10-10 2002-04-19 Honda Motor Co Ltd ハイブリッド車両
GB2414199B (en) 2004-05-22 2007-10-24 Ford Global Tech Llc An exhaust system for an engine

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009293471A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Toyota Motor Corp 排気浄化装置
JP2011179339A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Denso Corp 内燃機関用排気浄化装置
JP2012066175A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Ngk Insulators Ltd 排ガス処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115750049A (zh) * 2022-11-11 2023-03-07 北京理工大学 一种通过有机朗肯循环调控汽油机颗粒捕集器再生的方法
CN115750049B (zh) * 2022-11-11 2024-05-07 北京理工大学 一种通过有机朗肯循环调控汽油机颗粒捕集器再生的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5741527B2 (ja) 2015-07-01
DE102013105094A1 (de) 2013-12-05
DE102013105094B4 (de) 2021-12-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3979437B1 (ja) 排気ガス浄化システムの制御方法及び排気ガス浄化システム
JP5859638B2 (ja) 自動車用ディーゼルエンジンの運転方法
JP3992057B2 (ja) 排気ガス浄化システムの制御方法及び排気ガス浄化システム
WO2007088715A1 (ja) 排気ガス浄化システムの制御方法及び排気ガス浄化システム
JP2007162487A (ja) 排気浄化装置
KR20020009416A (ko) 내연기관의 배기 정화 장치
JP5159739B2 (ja) エンジンの排気浄化装置
JP5054607B2 (ja) 排気浄化装置
JP2010053703A (ja) 排気浄化装置
JP2006200473A (ja) 排ガス後処理装置付きエンジンの制御装置
JP2008157188A (ja) 排気浄化装置
JP5741527B2 (ja) エンジン用後処理装置
WO2015005336A1 (ja) 排気ブレーキの故障診断装置
JP4453718B2 (ja) 内燃機関の排ガス浄化装置
JP4760726B2 (ja) 車両
JP4311071B2 (ja) 排気浄化システムの不具合判定方法
JP2010209737A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP4735341B2 (ja) エンジンの排気浄化装置
JP2010101303A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
Michelin et al. Optimized diesel particulate filter system for diesel exhaust aftertreatment
JP5543725B2 (ja) 排気浄化装置
JP5233596B2 (ja) 排気ガス浄化装置
JP2008232055A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2008202409A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
WO2007010699A1 (ja) 排気ガス浄化システムの制御方法及び排気ガス浄化システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150313

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150331

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150413

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5741527

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250