JP2013249036A - エネルギー吸収車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】車両後突時におけるシートクッションのサイドフレームのエネルギー吸収量を充分なものとして、充分な衝撃緩和を図る。
【解決手段】車両後突時にシートバック14に作用する着座者の衝撃荷重が、シートクッション12との連結部を介してシートクッション12に伝えられ、シートクッション12のクッションサイドフレーム30を変形させることにより前記衝撃荷重エネルギーを吸収する。この場合に、クッションサイドフレーム30は断面形状が縦方向に長く配設形成された面状フレームとして形成されており、該クッションサイドフレーム30は着座方向に複数個形成されており、該複数個のサイドフレーム30A,30Bは前記衝撃荷重がシートクッション12に作用する際に面状フレームの面状方向に折れ曲がり変形可能に連結されていると共に、折れ曲がり変形時にエネルギーを吸収するエネルギー吸収手段26が設定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、エネルギー吸収車両用シートに関する。詳細には、車両の前突時や後突時の衝突時に着座者に作用する衝撃荷重をシートクッションのサイドフレームに伝えて、サイドフレームを変形させることによりエネルギーを吸収する車両用シートに関する。
車両用シートは、大別して、着座者が着座するシートクッションと、着座者の背凭れとなるシートバックとから成っている。車両衝突時、例えば車両の後突時に着座者に生じる後方移動の衝撃荷重はシートバックにより受けられる。このシートバックにより受けられた衝撃荷重はシートクッションとの連結部を介してシートクッションにも伝えられる。シートクッションに伝えられた衝撃荷重エネルギーはシートクッションの着座方向の両側位置に配設されるサイドフレームに設定されたエネルギー吸収手段により吸収されて、着座者への後突時の衝撃の緩和を図っている。
下記特許文献1では、シートクッションのサイドフレームに設定されるエネルギー吸収手段を、サイドフレームに荷重エネルギーが作用すると、サイドフレームが車両幅方向に折曲変形することによりエネルギーを吸収する構成としている。
ところで、シートクッションに配設されるサイドフレームは、着座者の着座荷重を受け持つことから、縦方向に対して剛性のある配置構成をとっている。このため、サイドフレームは断面形状が縦方向に長く配設形成された面状フレームとなる配置構成をとっている。
特開2009−166658号公報
しかし、上述した特許文献1によるエネルギー吸収方法によるときには、サイドフレームに対する後突衝撃荷重の入力荷重方向に対して、サイドフレームを車両幅方向に折曲変形させるいわゆる面状フレームの面外方向への変形によりエネルギーを吸収するものである。このため、サイドフレームによるエネルギー吸収作用時にサイドフレームが座屈してすぐに荷重が抜けてしまう。この結果、吸収できるエネルギー吸収量が少なく、後突時における衝撃の大きさによっては充分な衝撃緩和を図ることができないという問題を生じることが懸念される。この問題は、シートベルトの一端の支持がシートバックで受持つ構成の車両用シートの場合には、車両の前突時の場合にも生じる。この場合には、車両の前突時に着座者に生じる前方移動の衝撃荷重はシートベルトを介してシートバックにより受けられて、シートクッションに伝えられる。
而して、本発明は上述した問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、シートクッションのサイドフレームにおける車両衝突時のエネルギー吸収量を充分なものとして、充分な衝撃緩和を図ることにある。
上記課題を解決するために、本発明の車両用シートは次の手段をとる。
先ず、本発明に係るエネルギー吸収車両用シートの基本的構成は、着座者の座部となるシートクッションと、着座者の背凭れとなるシートバックとからなり、車両衝突時にシートバックに作用する着座者の衝撃荷重が、シートクッションとの連結部を介してシートクッションに伝えられ、シートクッションの着座方向の両側位置に配設されるサイドフレームを変形させることにより前記衝撃荷重エネルギーを吸収する構成である。
そして、かかる構成において、前記サイドフレームは断面形状が縦方向に長く配設形成された面状フレームとして形成されており、該サイドフレームは着座方向に複数個形成されており、該複数個のサイドフレームは前記荷重がシートクッションに作用する際に面状フレームの面状方向に折れ曲がり変形可能に連結されていると共に、該複数個のサイドフレーム間にはその面状方向への折れ曲がり変形時にエネルギーを吸収することのできるエネルギー吸収手段が設定されていることを特徴とする。
上記本発明によれば、車両衝突時に着座者に生じる衝撃荷重はシートバックに作用してシートクッションに連結部を介して伝えられる。シートクッションのサイドフレームは面状フレームとして形成されており、その面内方向に折れ曲がり変形可能に連結され、その折れ曲がり変形時にエネルギーを吸収することのできるエネルギー吸収手段が設定されている。このため、衝撃荷重を面状フレームの面内方向変形に伴いエネルギー吸収手段により吸収することができ、面状フレームへの入力荷重の全てを効率的にエネルギー吸収することができる。したがって、吸収できるエネルギー吸収量が従来より多くなり、衝突時における衝撃緩和を充分図ることができる。
なお、上記手段における車両衝突時にシートバックに作用する着座者の衝撃荷重は車両後突時にシートバックに作用する着座者の衝撃荷重であり、複数個のサイドフレームの面状方向の折れ曲がり変形はシートクッションの着座面方向への山折り変形とされている構成であるのが好ましい。
この構成によれば、車両後突時において着座者に作用する衝撃荷重のエネルギー吸収が効率的に行われる。
また、上記手段における前記エネルギー吸収手段は、ピンが長孔を塑性変形させながら移動することによりエネルギを吸収する構成であり、隣接して配設される一方のサイドフレームに前記長孔が形成され、他方のサイドフレームに前記ピンの支持部材が連結されている構成とするのが好ましい。
この構成によれば、エネルギー吸収が塑性変形により行われるものであるので、摺動摩擦等の場合に比べ安定したエネルギー吸収が行われる。また、エネルギー吸収作用は変形移動範囲に亘って有効に機能するため、比較的なだらかに変位させることができる。
本発明は、上記した手段をとることにより、シートクッションのサイドフレームにおける車両衝突時のエネルギー吸収量を充分なものとすることができて、充分な衝撃緩和を図ることができる。
特に、エネルギー吸収作用を塑性変形により行うものである場合には、安定したエネルギー吸収を行うことができる。また、特に、本発明は、車両後突時におけるエネルギー吸収として有効に機能する構成することができる。
本実施形態の車両用シートを示す側面図である。 図1の車両用シートの主要構成箇所を模式的に示す側面図である。 車両後突時におけるサイドフレームの作動状態図である。 クッションサイドフレームに設けられたエネルギー吸収構成箇所を示す拡大図である。 クションサイドフレームの各種断面構成を示す断面図である。 エネルギー吸収構成の長孔形状を示す図である。 本実施形態のエネルギー吸収構成におけるエネルギー吸収量を示すグラフ線図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は車両用シート10の全体構成を示す。車両用シート10は、着座者の着座部となるシートクッション12と、背もたれとなるシートバック14と、頭部を支持するヘッドレスト16とから成る。シートバック14はシートクッション12の後部位置(図1で見て右方位置)でリクライニング機構18により傾動可能に連結されている。
シートバック14にはバックフサイドレーム20を備え、シートクッション12にはクッションサイドフレーム30を備えており、クッションサイドフレーム30の後部位置にはブラケット32がピン結合34等によりクッションサイドフレーム30に一体的に取付けられている。そして、このクッションサイドフレーム30と一体のブラケット32とバックサイドフレーム20の下端との間にリクライニング機構18が装備されている。リクライニング機構18は着座者が選択した任意の角度θ1に調整された状態でシートバック14をシートクッション12に対してロック(固定)した状態とする。なお、この実施形態におけるクッションサイドフレーム30が本発明のサイドフレームに相当する。また、バックサイドフレーム20及びクッションサイドフレーム30はそれぞれ着座者の両側位置に着座方向に配列されて配置されている。
シートクッション12はそのクッションサイドフレーム30が高さ調整機構40及びスライド機構50を介して車両のフロア(床面)Fに配設されている。スライド機構50はアッパレール52とローアレール54とから成っており、ロアレール54に対してアッパレール52が着座方向の前後方向にスライド移動可能に配設されている。ロアレール54は前後位置に配設されたフロア取付ブラケット56F,56RによりフロアFに取付け固定されている。
前後方向に移動可能に配設されたアッパレール52の上部には取付ブラケット58が一体的に配設されており、クッションサイドフレーム30との間に高さ調整機構40を組込み構成している。クッションサイドフレーム30とアッパレール52の取付ブラケット58との間には、前後にリンク42,44が配設されて、該両者30、58は連結されている。リンク42,44はピン結合42a、42b、44a,44bにより回動可能にそれぞれの部材30,50に取付けられている。このうち、リンク44のクッションサイドフレーム30とのピン結合44b箇所は、詳細な図示は省略したが高さ調整ロック機構46が装備されており着座者が選択した任意の高さ状態で回動を不可としてロック(固定)した状態とする。なお、高さ調整ロック機構46はリンク44にセクタギアが設けられており、このセクタギアをブレーキ固定する構成とされている。
なお、図1において、符号22はクッション前方フレームで、シートクッション12の前方骨格を構成する部材である。また、符号24は補強用パイプフレームで、左右のバックサイドフレーム20間に架設されてバックサイドフレーム20の剛性を補強するものである。
図2は図1に示す実施形態の主要箇所の模式図を示す。したがって、図1に対応する構成箇所には同じ符号を付して示した。なお、この図2の構成は車両の後突対応時の配置構成として示されている。
クッションサイドフレーム30は着座方向に2分割して形成されている。2分割されたクッションサイドフレーム30は前サイドフレーム30Aと後サイドフレーム30Bとから成っており、両者30A,30Bの連結構成は図4に拡大して示されている。図4に示されるように、その下方位置で相対回動可能にヒンジ結合28され、上方位置にエネルギー吸収構成26が配設されている。
クッションサイドフレーム30は、図5に示されるように、その断面形状が縦方向に長く配置形成された面状フレームとして形成されている。その形態は図5の各図に示されるような構成がある。(a)は平面に形成された構成の場合である。(b)は縦方向の上下端に横方向にフランジを形成して、剛性を高めた構成の場合である。(c)はコ字形断面をジグザグに配置して、より一層剛性を高めた構成の場合である。いずれの構成の場合も、全体の構成としては断面形状で見て縦方向に長く形成された面状フレームの構成とされている。これによりヒンジ結合28された前サイドフレーム30Aと後サイドフレーム30Bは面状方向に回動変形可能とされている。この実施形態ではシートクッション12の着座面方向への山折り変形が可能とされている。なお、クッションサイドフレーム30の構成材質は、本実施形態では塑性変形によりエネルギー吸収を行う構成であることから、塑性変形可能な金属製とされている。なお、クッションサイドフレーム30を複数個として山折り可能とする構成は、着座者の両側に配置されるそれぞれのクッションサイドフレーム30をかかる構成とするのが好ましいが、一側のみをかかる構成とする構成でもよい。
図4に良く示されるように、エネルギー吸収構成26は、前サイドフレーム30Aに形成された塑性変形可能な長孔36と、連結リンク38とから成っている。連結リンク38は前サイドフレーム30Aと後サイドフレーム30Bに掛け渡されて配設されている。連結リンク38の一端のピンロッド38Aが前サイドフレーム30Aの長孔36に係合し、他端のピンロッド38Bが後サイドフレーム30Bに形成されたピン孔39に回動可能に嵌合して支持されている。これにより、2分割された前サイドフレーム30Aと後サイドフレーム30Bが山折り変形する際に、連結リンク38の一端のピンロッド38Aが長孔36内を塑性変形しながら移動していく。ピンロッド38Aは長孔36を塑性変形させるものであることから、長孔36を形成する部位の剛性より硬い剛性部材として形成されている。なお、この実施形態におけるピンロッド38Aが本発明のピンに相当し、ピンロッド38Bが本発明の支持部材に相当する。
図6は塑性変形させられる前サイドフレーム30Aに形成される長孔36を示す。なお、図6に示す長孔36は、便宜上、直線上に図示してある。実施形態としては、図4に示されるように円弧状に形成される。長孔36の両側の溝形状は波形状に形成されている。そして、ピンロッド38Aの移動が進行するにしたがって溝幅が広く成るように形成されている。尤も、いずれの位置における溝幅もピンロッド38Aの径より小さく形成されており、ピンロッド38Aの移動により溝部が塑性変形させられるようになっている。
なお、長孔38の溝形状はエネルギー吸収特性に合わせてその他各種の形状が選択可能なものである。例えば、波形状の溝幅を徐々に広く形成したり、全て同じ溝幅としたり、又は波形状ではなくストレート形状として形成しても良い。
次に、上記構成における後突時のエネルギー吸収作用を説明する。
車両後突時には車両シート10への着座者には反作用として車両後方向への衝撃荷重が作用する。この衝撃荷重はシートバック14により受けられて、シートバック14をリクライニング機構18を支点として後方へ回動させる作用力として働く。この作用力はリクライニング機構18の連結部を介してシートクッション12に伝えられる。詳細には、シートバック14の後方へ回動作用力はバックサイドフレーム20によりリクライニング機構18を介してシートクッション12側のブラケット32及び後サイドフレーム30Bに伝えられる。
クッションサイドフレーム30の前サイドフレーム30Aと後サイドフレーム30Bは前後方向に2分割して形成されており、ヒンジ結合28及びエネルギ―吸収構成26により山折り変形可能に配設されている。前述の衝突時の衝撃荷重はブラケット32を介して後サイドフレーム30Bの図2で見て右端部に伝えられる。すると、後サイドフレーム30Bはピン結合44b箇所を支点として回動可能に配設されているので、図3に示すようにクッションサイドフレーム30を山折り変形させる。
クッションサイドフレーム30の山折り変形は、2分割したクッションサイドフレーム30A、30Bの、図4で見て、ヒンジ結合28箇所を支点として上方部が離間する動きとなる。この動作により当該上方部に配設されたエネルギー吸収構成26によりエネルギー吸収作用が行われる。エネルギー吸収作用は、連結リンク38の一端のピンロッド38Aが山折り変形に伴って後サイドフレーム30Bに係止された他端のピンロッド38Bにより引張られて長孔36内を塑性変形しながら移動して行われる。
エネルギー吸収作用は、図6で示すように、ピンロッド38Aが長孔36の波形に形成された溝形状を潰しながら移動する塑性変形により行われる。図7はそのエネルギー吸収量を示すグラフ線図である。この線図から分かるように、本実施形態の溝形状はピンロッド38Aの移動が進行するにしたがって溝幅が広くなるように形成されていることから、塑性変形量も少なくなり、このためエネルギー吸収量も徐々に少なくなっている。これは衝突初期の衝撃荷重の大きい時はエネルギー吸収量を多くし、その後の衝撃荷重の減少に伴いエネルギー吸収量も徐々に少なくして滑らかにエネルギー吸収作用を行わせるためである。なお、図7に破線で示す線図は、従来のエネルギー吸収量の変化を示すものであり、サイドフレームが座屈してすぐに荷重が抜けてしまうため、エネルギー吸収量が本実施形態の場合にくらべ少ないことが分る。本実施形態のエネルギー吸収構成によれば、面状フレームに形成されたクッションサイドフレーム30の、その面内移動に伴う山折り変形時の変形移動中、継続してエネルギー吸収作用を行うことができる。
上記実施形態は、後突時の場合であったが、本発明は前突時における衝撃荷重も吸収できる構成とすることもできる。その場合には、車両用シート10に装備されるシートベルトのショルダーベルトの支持箇所がシートバック14に備えられていることが必要とされる。かかる場合には、前突時の衝撃荷重は着座者に対して前方への作用力と作用する。この着座者への作用力はシートベルトで受けられてシートバックを前方向に回動させて傾動させる。このシートバックの動きは、クッションサイドフレーム30に対して谷折リ変形方向の作動として伝えられる。したがって、前突時の対応構成としては、二分割された前サイドフレーム30Aと後サイドフレーム30Bの連結構成におけるヒンジ結合とエネルギー吸収構成を後突時の構成とは逆転させて、ヒンジ結合を上端位置とし、エネルギー吸収構成を下方位置に配設した構成として谷折り可能な構成とすることにより、前述の後突時の場合と同様にエネルギー吸収作用を行うことできる。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態のほか各種の形態で実施できるものである。
例えば、エネルギー吸収構成は、塑性変形によるエネルギー吸収構成の他、摩擦力を利用したものなど、各種のエネルギ吸収手段を用いることができる。
また、クッションサイドフレーム30の分割構成は二分割以上に分割構成してもよい。
また、車両用シートには、リクライニング機構、高さ調整機構、スライド機構を備えるものとして説明したが、これらの機構は必ずしも必要とする機構ではないので、適宜選択して装備すれば良いものである。
10 車両用シート
12 シートクッション
14 シートバック
16 ヘッドレスト
18 リクライニング機構
20 バックサイドフレーム
22 クッション前方フレーム
24 補強用サイドフレーム
26 エネルギー吸収構成
28 ヒンジ結合
30 クッションサイドフレーム
30A 前サイドフレーム
30B 後サイドフレーム
32 ブラケット
34 ピン結合
36 長孔
38 連結リンク
38A ピンロッド(ピン)
38B ピンロッド(支持部材)
39 ピン孔
40 高さ調整機構
42 リンク
42a,42b ピン結合
44 リンク
44a,44b ピン結合
46 高さ調整ロック機構
50 スライド機構
52 アッパレール
54 ロアレール
56F,56R フロア取付ブラケット
58 取付ブラケット
F フロア

Claims (3)

  1. 着座者の座部となるシートクッションと、着座者の背凭れとなるシートバックとからなり、車両衝突時にシートバックに作用する着座者の衝撃荷重が、シートクッションとの連結部を介してシートクッションに伝えられ、シートクッションの着座方向の両側位置に配設されるサイドフレームを変形させることにより前記衝撃荷重エネルギーを吸収するエネルギー吸収車両用シートであって、
    前記サイドフレームは断面形状が縦方向に長く配設形成された面状フレームとして形成されており、該サイドフレームは着座方向に複数個形成されており、該複数個のサイドフレームは前記荷重がシートクッションに作用する際に面状フレームの面状方向に折れ曲がり変形可能に連結されていると共に、該複数個のサイドフレーム間にはその面状方向への折れ曲がり変形時にエネルギーを吸収することのできるエネルギー吸収手段が設定されていることを特徴とするエネルギー吸収車両用シート。
  2. 請求項1に記載のエネルギー吸収車両用シートであって、
    前記車両衝突時にシートバックに作用する着座者の衝撃荷重は車両後突時にシートバックに作用する着座者の衝撃荷重であり、
    前記複数個のサイドフレームの面状方向の折れ曲がり変形はシートクッションの着座面方向への山折り変形とされていることを特徴とするエネルギー吸収車両用シート。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のエネルギー吸収車両用シートであって、
    前記エネルギー吸収手段は、ピンが長孔を塑性変形させながら移動することによりエネルギを吸収する構成であり、隣接して配設される一方のサイドフレームに前記長孔が形成され、他方のサイドフレームに前記ピンの支持部材が連結されていることを特徴とするエネルギー吸収車両用シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017055472A (ja) * 2015-09-07 2017-03-16 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート

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