JP2013248956A - 車両用洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リアカメラの撮像面を良好に洗浄することができる車両用洗浄装置を提供すること。
【解決手段】車両用洗浄装置は、洗浄液を貯留するためのタンクTと、タンクTに貯留された洗浄液を給送するための電動ポンプPと、給送された洗浄液を車両後部に配置されたリアカメラ6の撮像面に噴射するためのリアカメラ洗浄ノズル7と、電動ポンプPとリアカメラ洗浄ノズル7とを接続する配管8とを備え、タンクTは車両後部の荷室5(トランクドア4内)に配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用洗浄装置に関するものである。
近年、車両を後退させる際に、車両後方の状況を車両後部に配置したリアカメラにて撮影して、その撮影映像をカーナビゲーション用のモニタに表示させて確認できるようにしたものが知られている。しかし、このリアカメラは、その撮像面(レンズ等)が車両の外部に露出されるため該撮像面に泥等が付着すると車両の後方状況が十分に撮影できず、後方を確認し難くなるといった問題がある。
そこで、車両前部のエンジンルームに配置されたタンクから洗浄液を給送するための電動ポンプと、電動ポンプから給送された洗浄液をリアカメラの撮像面に噴射するためのリアカメラ洗浄ノズルとを備えた車両用洗浄装置が提案されている(特許文献1参照)。このような車両用洗浄装置では、運転手が車外に出ることなくリアカメラの撮像面に洗浄液を噴射することで該撮像面を洗浄することができる。
特開2011−245989号公報
ところで、タンクに貯留された洗浄液は、特に寒冷地等では、車両前部(エンジンルーム)のタンク(電動ポンプ)から車両後部のリアカメラ洗浄ノズルまでの配管を流れる際に熱を奪われ、その液温が低下してしまうことが考えられる。そして、洗浄液は温度が低下すると粘度が高くなるため、リアカメラの撮像面に洗浄液を噴射するだけで(ワイパを用いずに)洗浄する車両用洗浄装置では、洗浄液が撮像面から良好に流れ落ちずに、液滴によって撮像画像(後方の状況)が歪んでしまうという虞がある。
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、リアカメラの撮像面を良好に洗浄することができる車両用洗浄装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、洗浄液を貯留するためのタンクと、前記タンクに貯留された洗浄液を給送するための電動ポンプと、給送された洗浄液を、車両後部に配置されたリアカメラの撮像面に噴射するためのリアカメラ洗浄ノズルと、前記電動ポンプと前記リアカメラ洗浄ノズルとを接続する配管とを備えた車両用洗浄装置であって、前記タンクは、車両後部の荷室に配置されることを要旨とする。
同構成によれば、タンクは車両後部の荷室に配置されるため、車両前部(エンジンルーム)に設けられる場合に比べて、車両後部に配置されるリアカメラ洗浄ノズルまでの距離を短くすることができ、配管の長さを短くすることができる。これにより、特に寒冷地等でも、洗浄液がタンク(電動ポンプ)からリアカメラ洗浄ノズルまでの配管を流れる際に奪われる熱を低減することができ、ひいては洗浄液の粘度が高くなることを抑えることができる。よって、洗浄液がリアカメラの撮像面から良好に流れ落ちる状態を極力保つことができ、リアカメラの撮像面に液滴が残ることによる撮像画像(後方の状況)の歪みを抑えることができる。即ち、リアカメラにて歪みの少ない鮮明な撮像画像を得ることができ、リアカメラの撮像面を良好に洗浄することができるようになる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用洗浄装置において、前記タンクは車両に対して着脱可能とされたことを要旨とする。
同構成によれば、タンクは車両に対して着脱可能とされるため、タンクの持ち運びが可能となり、洗浄液の補給が容易となる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の車両用洗浄装置において、前記電動ポンプは車両に対して固定され、前記タンクは前記電動ポンプを伴わずに前記車両に対して着脱可能とされたことを要旨とする。
同構成によれば、電動ポンプは車両に対して固定され、タンクは電動ポンプを伴わずに車両に対して着脱可能とされるため、例えば電動ポンプがタンクに固定されてタンクに伴って車両に対して着脱可能とされるものに比べて、タンクの持ち運びがより容易となり、洗浄液の補給がより容易となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用洗浄装置において、車両後方ドアが開状態であると、前記リアカメラ洗浄ノズルからの洗浄液の噴射を阻止する噴射阻止手段を備えたことを要旨とする。
同構成によれば、車両後方ドアが開状態であると、噴射阻止手段によって、リアカメラ洗浄ノズルからの洗浄液の噴射が阻止されるため、洗浄液が車室内(車両後方ドア内)に入り込むことを防止することができる。
本発明によれば、リアカメラの撮像面を良好に洗浄することができる車両用洗浄装置を提供することができる。
(a)一実施形態の車両用洗浄装置を備えた車両の概略構成図。(b)同じく車両用洗浄装置の電気的構成を説明するための電気回路図。 (a)(b)一実施形態のタンクと電動ポンプを説明するための模式断面図。 (a)別例の車両用洗浄装置を備えた車両の概略構成図。(b)同じく別例の車両用洗浄装置の電気的構成を説明するための電気回路図。
以下、本発明の車両用洗浄装置の一実施形態を図1及び図2に従って説明する。
図1(a)に示すように、車両1は、セダンタイプの車両であって、車両1には、運転席の横に変速装置2のシフトレバー3が設けられ、同シフトレバー3を操作することによって車両1は変速する。シフトレバー3を1速位置に操作すると、変速装置2は車両1の変速比を1速にシフトチェンジさせる。シフトレバー3を2速位置に操作すると、変速装置2は車両1の変速比を2速にシフトチェンジさせる。また、シフトレバー3を中立位置に操作すると、変速装置2は車両1の変速比を中立にシフトチェンジさせる。
さらに、シフトレバー3を後進位置(リバース位置)に操作すると、変速装置2は車両1を後進させる(後進可能な後進状態とする)。この時、シフトレバー3が後進位置(リバース位置)にシフトされている間、車両1の後部に設けられたバックランプBLが点灯されるようになっている。
また、車両1のコンソールパネルには、ナビゲーション装置において現在位置やその他地図表示等に利用されるディスプレイDSPが設置されている。
車両1の後部には、車両ボディ1aに対して開閉可能な車両後方ドアとしてのトランクドア4が設けられ、トランクドア4の内部は荷室5とされている。
トランクドア4において最後方部には外部に露出したリアカメラ6が設けられている。リアカメラ6は、後方視認用の所謂リアビューカメラであって、リアカメラ6が撮像した画像は、前記ディスプレイDSPに出力される。ディスプレイDSPは、その画像データに基づいてリアカメラ6が撮像した画像を画面に表示するようになっている。
尚、リアカメラ6は、変速装置2のシフトレバー3を後進位置(リバース位置)に操作したとき、撮像動作を開始しその画像データをディスプレイDSPに出力する。また、シフトレバー3が後進位置(リバース位置)からそれ以外の位置にシフトされたとき、リアカメラ6は撮像動作を終了する。
トランクドア4においてリアカメラ6に隣接した位置であって、リアカメラ6の後方撮像視野角から外れた位置には、リアカメラ洗浄ノズル7が設けられている。リアカメラ洗浄ノズル7は、その噴射口がリアカメラ6(詳しくは、その撮像面)に向けられ、給送されてきた洗浄液をその噴射口から洗浄対象としてのリアカメラ6に噴射するようになっている。
リアカメラ洗浄ノズル7は、電動ポンプPと配管8を介して接続されている。電動ポンプPは、図示しないポンプモータを備え、タンクTに貯留された洗浄液を、配管8を介してリアカメラ洗浄ノズル7に給送可能とされている。
ここで、タンクT及び電動ポンプPは、車両1の後部の荷室5(トランクドア4内)に配置されている。尚、図1(a)では、荷室5、即ちトランクドア4内に収容されたタンクT及び電動ポンプPを模式的に外部に露出させて図示している。
詳しくは、図2(a)に示すように、タンクT及び電動ポンプPは、荷室5に対して固定されるハウジング11に組み付けられている。ハウジング11は、荷室5に固定される下側ハウジング12と該下側ハウジング12の上方に固定される上側ハウジング13とを備えている。下側ハウジング12には、貯水部12aが形成され、電動ポンプPは貯水部12aの側方に防水グロメットGを介して固定されている。この電動ポンプPは貯水部12aに自身の吸入口側(図2(a)中、左側)が収容される態様で固定されている。上側ハウジング13には、上方が開口したタンク収容部13aが形成され、タンクTは上方の開口からタンク収容部13a内に挿脱可能とされて着脱可能とされている。又、上側ハウジング13の底部には、前記下側ハウジング12の貯水部12aに連通する連通口13bが形成されている。
タンクTは、その下端にキャップTaを有し、キャップTaには液漏れ防止弁Tbが設けられている。液漏れ防止弁Tbは、図2(b)に示すように、タンクTがタンク収容部13aに組み付けられていない状態(タンク収容部13aの下端まで挿入されていない状態)では、ばね(図示略)の付勢力によってキャップTaの下方の開口Tcを閉塞し、タンクTを持ち上げた状態での洗浄液の漏れを防止する。又、液漏れ防止弁Tbは、図2(a)に示すように、タンクTがタンク収容部13aに組み付けられた状態(タンク収容部13aの下端まで挿入された状態)では、タンク収容部13aの底部に設けられた突部13cにより前記ばね(図示略)の付勢力に抗して上方に押し上げられ、キャップTaの前記開口Tcを開状態とする。
即ち、タンクTは、車両1(ハウジング11)に対して着脱可能とされ、タンク収容部13aから離脱させた(引き抜いた)状態では液漏れ防止弁Tbにて洗浄液の漏れが防止され、タンク収容部13aに組み付けた状態では洗浄液が流出する構成とされ、流出した洗浄液は連通口13bを介して電動ポンプPが設けられた貯水部12aに充填されるようになっている。
又、電動ポンプPは、吸入口の反対側(図2(a)中、右側)であって貯水部12aから外部に突出した部分に吐出口Paを有し、駆動されると貯水部12a内の洗浄液を吸入口から吸い上げて吐出口Paから吐出する。そして、吐出口Paには、前記配管8(図1(a)参照)の一端が接続される。
又、運転席には、前記電動ポンプPを駆動するための洗浄スイッチ14が洗浄系のレバーに設けられている。
又、車両には、トランクドア4が開状態であるか否かを検出可能なトランクドア開閉検出スイッチ15が設けられている。
又、車両には、前記電動ポンプPを駆動するか否かを判定する噴射阻止手段及び洗浄制御部としての制御回路部16が設けられている。
本実施形態の制御回路部16は、車両のイグニッションがオン状態において、前記シフトレバー3が後進位置にある状態で、且つ前記トランクドア4が閉状態で、且つ前記洗浄スイッチ14がオン状態のとき、電動ポンプPを駆動する。
詳しくは、制御回路部16は、図1(b)に示すように、ナンド回路21とpnp型のトランジスタTr等を備える。即ち、車両1のイグニッションがオン状態で高電位電源となる(バッテリに接続される)イグニッション電源線Igとグランド間には、フューズF1と、前記洗浄スイッチ14と、抵抗22とが直列に接続されている。又、前記イグニッション電源線Igとグランド間には、フューズF2と、シフトレバー3が後進位置にある状態でオンする後進検出スイッチ23と、前記バックランプBLとが直列に接続されている。又、バッテリに接続された電源線Bとグランド間には、フューズF3と、荷室5内に配置されたトランクランプ24(図1(a)中、図示略)と、トランクドア4が閉状態でオンする前記トランクドア開閉検出スイッチ15とが直列に接続されている。又、前記イグニッション電源線Igとグランド間には、フューズF4と、トランジスタTrと、前記電動ポンプP(ポンプモータ)とが直列に接続されている。
そして、ナンド回路21の入力端子には、洗浄スイッチ14と抵抗22間のノードN1と、後進検出スイッチ23とバックランプBL間のノードN2と、トランクランプ24とトランクドア開閉検出スイッチ15間のノードN3とがそれぞれ接続されている。又、ナンド回路21の出力端子は、前記トランジスタTrのベースに接続されている。
次に、上記のように構成された実施形態(車両用洗浄装置)の作用について説明する。
例えば、車両1のイグニッションがオン状態において、シフトレバー3が後進位置(リバース位置)以外の位置にあると、後進検出スイッチ23がオフ状態となり、バックランプBLは消灯状態とされる。そして、この状態では、ナンド回路21にLレベルの信号が入力されるため、ナンド回路21からLレベルの信号が出力されることはなく、トランジスタTrはオフ状態で電動ポンプP(ポンプモータ)は停止状態とされる。
又、例えば、シフトレバー3が後進位置(リバース位置)にあると、後進検出スイッチ23がオン状態となり、バックランプBLは点灯状態とされる。そして、この状態において、トランクドア4が閉状態であるとトランクドア開閉検出スイッチ15がオン状態となり、洗浄スイッチ14の操作によって電動ポンプP(ポンプモータ)が駆動される。即ち、後進検出スイッチ23がオン状態、且つトランクドア開閉検出スイッチ15がオン状態であるとき、洗浄スイッチ14をオン操作すると、ナンド回路21にそれぞれHレベルの信号が入力され、ナンド回路21からLレベルの信号が出力されて、トランジスタTrはオン状態となり電動ポンプP(ポンプモータ)が駆動される。すると、タンクTに貯留された洗浄液は、電動ポンプPにて配管8を介してリアカメラ洗浄ノズル7に給送され、給送された洗浄液はリアカメラ洗浄ノズル7の噴射口からリアカメラ6の撮像面に噴射される。これにより、リアカメラ6の洗浄が行われる。尚、この際、トランクドア4は閉状態であるため、洗浄液が車室内(トランクドア4内であって荷室5)に入り込むことはない。
又、後進検出スイッチ23がオン状態であるとき、洗浄スイッチ14をオン操作しても、トランクドア開閉検出スイッチ15がオフ状態であれば、ナンド回路21からLレベルの信号が出力されることはなく、電動ポンプP(ポンプモータ)は停止状態とされる。即ち、トランクドア4が開状態であると、リアカメラ洗浄ノズル7からの洗浄液の噴射が阻止される。
又、例えば、タンクTの洗浄液を補給する際は、トランクドア4を開けて荷室5のタンクTをタンク収容部13aから離脱させれば(引き抜けば)、キャップTaを外してタンクT内に洗浄液を注入することができる。
次に、上記実施の形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)タンクTは車両1の後部の荷室5に配置されるため、車両1の前部(エンジンルーム)に設けられる場合に比べて、車両1の後部に配置されるリアカメラ洗浄ノズル7までの距離を短くすることができ、配管8の長さを短くすることができる。これにより、特に寒冷地等でも、洗浄液がタンクT(電動ポンプP)からリアカメラ洗浄ノズル7までの配管8を流れる際に奪われる熱を低減することができ、ひいては洗浄液の粘度が高くなることを抑えることができる。よって、洗浄液がリアカメラ6の撮像面から良好に流れ落ちる状態を極力保つことができ、リアカメラ6の撮像面に液滴が残ることによる撮像画像(後方の状況)の歪みを抑えることができる。即ち、リアカメラ6にて歪みの少ない鮮明な撮像画像を得ることができ、リアカメラ6の撮像面を良好に洗浄することができるようになる。
尚、リアウィンドの車両用洗浄装置の場合では、噴射する洗浄液の温度が低下して粘度が高くなりその液滴が流れ落ちなくても、洗浄液を噴射した後にワイパで払拭するため、液滴が大きな問題とはならず、タンクTを車両1の後部の荷室5に配置することの効果は小さい。これに対して、リアカメラ6の車両用洗浄装置では、リアカメラ6の撮像面に洗浄液を噴射するだけで(ワイパを用いずに)洗浄するものであることから、タンクTを車両1の後部の荷室5に配置して、噴射する洗浄液の粘度が高くなることを抑えることの効果が大きく、顕著な効果を得ることができる。
又、タンクTは、車両1の後部の荷室5(トランクドア4内)に配置されるため、車外に配置する場合に比べて、タンクT内において洗浄液が冷却され難く、また、車外に配置する場合のように耐候性を考慮した材質等の選定を行う必要がなく、低コストとすることができる。
(2)タンクTは車両1に対して着脱可能とされるため、タンクTの持ち運びが可能となり、洗浄液の補給が容易となる。
(3)電動ポンプPは車両1(ハウジング11)に対して固定され、タンクTは電動ポンプPを伴わずに車両1に対して着脱可能とされるため、例えば電動ポンプがタンクに固定されてタンクに伴って車両に対して着脱可能とされるものに比べて、タンクTの持ち運びがより容易となり、洗浄液の補給がより容易となる。
(4)トランクドア4が開状態であると、制御回路部16(噴射阻止手段)によって、リアカメラ洗浄ノズル7からの洗浄液の噴射が阻止されるため、洗浄液が車室内(トランクドア4内であって荷室5内)に入り込むことを防止することができる。
(5)トランクドア4が開状態であると、制御回路部16によって、電動ポンプPが停止状態とされることでリアカメラ洗浄ノズル7からの洗浄液の噴射が阻止される。このようにすると、例えば、簡単な構成で好適に洗浄液の噴射を阻止することができる。詳しくは、例えば、電動ポンプPからリアカメラ洗浄ノズル7の噴射口までの流路を遮断する弁駆動装置を噴射阻止手段として設けた場合では、弁駆動装置が車両用洗浄装置を大掛かりにするとともに、電動ポンプPで無駄な消費電力が生じたり流路の圧力が高圧となるための対策が必要となる。これに対して上記実施形態では、これらの問題が生じず、簡単な構成で好適に洗浄液の噴射を阻止することができる。
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、車両1のイグニッションがオン状態において、シフトレバー3が後進位置にある状態で、且つトランクドア4が閉状態で、且つ洗浄スイッチ14がオン状態のとき、電動ポンプPが駆動される構成としたが、電動ポンプPを駆動させるための条件が他の条件となるように構成を変更してもよい。
例えば、図3(a)(b)に示すように、変更してもよい。図3(a)に示すように、この例の運転席には、電動ポンプPを駆動するための洗浄スイッチ31が洗浄系のレバーとは独立して別に設けられている。そして、図3(b)に示すように、イグニッション電源線Igとグランド間には、フューズF5と、前記洗浄スイッチ31と、前記電動ポンプP(ポンプモータ)とが直列に接続されている。よって、車両のイグニッションがオン状態において、洗浄スイッチ31をオン操作すると、電動ポンプP(ポンプモータ)が駆動される。このようにしても、上記実施形態の効果(1)〜(3)と同様の効果を得ることができる。
又、例えば、車両1のイグニッションがオン状態において、シフトレバー3が後進位置にある状態で、且つ洗浄スイッチ14がオン状態のとき、(トランクドア4の開閉状態に関わらず)電動ポンプPが駆動される構成としてもよい。又、例えば、車両1のイグニッションがオン状態において、シフトレバー3が後進位置とされると、(洗浄スイッチ14が不要な構成で)電動ポンプPが駆動される構成としてもよい。又、例えば、上記実施形態及び別例の洗浄スイッチ14,31は、ディスプレイDSPに表示させたタッチパネルスイッチに変更してもよい。
・上記実施形態では、タンクTは車両1に対して着脱可能とされるとしたが、これに限定されず、タンクTは車両1に対して着脱不能(ボルト等を外さないと離脱不能)に固定されるものとしてもよい。
・上記実施形態では、電動ポンプPは車両1(ハウジング11)に対して固定され、タンクTは電動ポンプPを伴わずに車両1に対して着脱可能とされるとしたが、これに限定されず、例えば電動ポンプがタンクに固定されてタンクに伴って車両に対して着脱可能とされるものとしてもよい。
・上記実施形態では、トランクドア4が開状態であると、制御回路部16によって、電動ポンプPが停止状態とされることでリアカメラ洗浄ノズル7からの洗浄液の噴射が阻止される構成としたが、ノズル(リアカメラ洗浄ノズル7)からの洗浄液の噴射を阻止する噴射阻止手段(制御回路部16)は、他の構成に変更してもよい。例えば、電動ポンプPからリアカメラ洗浄ノズル7の噴射口までの流路を遮断する弁駆動装置を噴射阻止手段として設けてもよい。尚、勿論、上記実施形態の制御回路部16(洗浄制御部)の回路構成は上記したものに限定されず同様の機能を有する他の回路構成に変更してもよい。
・上記実施形態では、車両1は、セダンタイプであるとしたが、これに限定されず、例えば、ハッチバックタイプやワンボックスタイプ等の車両に変更してもよい。又、勿論、車両後方ドアとしてのトランクドア4はタイプに応じたドア(ハッチバックタイプのバックドア等)に変更してもよい。又、上記実施形態のタンクTは、リアカメラ6の洗浄専用の洗浄液を貯留するものとしたが、これに限定されず、例えば車両後方のリアウィンドを払拭するためのリアワイパを備えた車両等ではリアウィンドに噴射する洗浄液を共用で貯留するものとしてもよい。又、この場合、電動ポンプPからの洗浄液を複数のノズルのいずれかに択一的に給送するための切替弁装置等を設けて、電動ポンプPを共用としてもよい。
上記実施の形態及び別例から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)請求項4に記載の車両用洗浄装置において、前記噴射阻止手段は、前記電動ポンプを停止状態とすることで前記リアカメラ洗浄ノズルからの洗浄液の噴射を阻止する洗浄制御部であることを特徴とする車両用洗浄装置。
同構成によれば、車両後方ドアが開状態であると、洗浄制御部によって、電動ポンプが停止状態とされることでリアカメラ洗浄ノズルからの洗浄液の噴射が阻止される。このようにすると、例えば、簡単な構成で好適に洗浄液の噴射を阻止することができる。詳しくは、例えば、電動ポンプからリアカメラ洗浄ノズルの噴射口までの流路を遮断する弁駆動装置を噴射阻止手段として設けた場合では、弁駆動装置が車両用洗浄装置を大掛かりにするとともに、電動ポンプで無駄な消費電力が生じたり流路の圧力が高圧となるための対策が必要となる。しかし、上記構成では、これらの問題が生じず、簡単な構成で好適に洗浄液の噴射を阻止することができる。
1…車両、4…トランクドア(車両後方ドア)、5…荷室、6…リアカメラ、7…リアカメラ洗浄ノズル、8…配管、16…制御回路部(噴射阻止手段)、P…電動ポンプ、T…タンク。

Claims (4)

  1. 洗浄液を貯留するためのタンクと、
    前記タンクに貯留された洗浄液を給送するための電動ポンプと、
    給送された洗浄液を、車両後部に配置されたリアカメラの撮像面に噴射するためのリアカメラ洗浄ノズルと、
    前記電動ポンプと前記リアカメラ洗浄ノズルとを接続する配管と
    を備えた車両用洗浄装置であって、
    前記タンクは、車両後部の荷室に配置されることを特徴とする車両用洗浄装置。
  2. 請求項1に記載の車両用洗浄装置において、
    前記タンクは車両に対して着脱可能とされたことを特徴とする車両用洗浄装置。
  3. 請求項2に記載の車両用洗浄装置において、
    前記電動ポンプは車両に対して固定され、
    前記タンクは前記電動ポンプを伴わずに前記車両に対して着脱可能とされたことを特徴とする車両用洗浄装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用洗浄装置において、
    車両後方ドアが開状態であると、前記リアカメラ洗浄ノズルからの洗浄液の噴射を阻止する噴射阻止手段を備えたことを特徴とする車両用洗浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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