JP2013246024A - Gpsモジュール及びgpsによる位置測定方法並びにコンピュータプログラム - Google Patents

Gpsモジュール及びgpsによる位置測定方法並びにコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】マルチパスやノイズによってGPS信号が劣化してしまったGPS衛星による測位誤差の発生を抑制すること。
【解決手段】フィルタ機能部11では、2つの条件によって選別されたGPS衛星のGPS信号を用いて、測位に使用するGPS衛星の選別を行う。A測位機能部12とB測位機能部では、測位と測位結果の分散値の算出を行う。設置位置算出部14は、算出された測位結果と分散値とに基づいて、GPSモジュール10が設置された位置の算出を行う。タイミングパルス生成部15は、GPS衛星とGPSモジュール10との間の時刻差を算出すると共に、GPS衛星のGPS信号に含まれるタイミングパルスを前記の時刻差で補正してタイミングパルスTpを生成する。但し、GPS衛星とGPSモジュール10との間の時刻差が他のGPS衛星と比べ大きく変動するGPS衛星のGPS信号については、タイミングパルスTpの生成から除外する。
【選択図】図1

Description

本発明はGPSモジュール及びGPSによる位置測定方法並びにコンピュータプログラムに係る。特に、GPS信号が劣化してしまったGPS衛星をタイミングパルスの生成対象から除外することができるGPSモジュール及びGPSによる位置測定方法並びにコンピュータプログラムに関する。
GPSモジュールは、GPS衛星のGPS信号と同期するタイミングパルスを生成するモジュールである。このGPSモジュールは、携帯電話基地局装置などの内部に固定して設置され、局間の同期や基地局内部の基準信号の生成に使用される。GPSモジュールは、GPS信号と同期することにより、高い精度のタイミングパルスを生成することができる。GPS信号と同期することは、即ち、GPS衛星内部の時刻と同期することであり、GPS衛星内部の時刻はルビジウムやセシウムなどの原子時計を使用して生成されるため、GPS信号と同期して生成されるタイミングパルスは非常に精度が高い。
GPS衛星内部の時刻が高精度である理由は、GPS測位の方法によるものである。GPS測位は、GPS衛星から出力されるGPS信号内の特定の信号が出力された時刻と、GPSモジュールが受信した時刻の差とから距離を求め、GPS信号内の衛星の位置情報などを利用して緯度、経度、高さの算出を行う。このため、時刻情報の誤差は直ちに測位結果の誤差となる。よって、GPS衛星内部の時刻は高精度に維持する必要が有るが、この他に、GPS衛星内の時刻とGPSモジュール内の時刻との差分を求めて距離の計算を行う場合は補正する必要がある。
このため、GPS衛星とGPSモジュールの時刻との差を求め、GPS衛星とGPSモジュールとの間の距離を計算する際には、この時刻の差に対して補正値を掛けて補正している。この補正を済ませてGPS測位を行うことにより、GPSモジュールはGPS衛星との時刻の差を正しく算出することができる。よって、GPSモジュールは、この正しく算出された時刻の差を参照して、GPS衛星の高精度な時刻と同期させることで、精度の高いタイミングパルスを生成することができる。
しかし、一般に、マルチパスや外来ノイズによって、一部のGPS衛星から出力されるGPS信号が、GPSモジュールで受信する際に劣化してしまった場合には、GPSモジュールで測位した結果の誤差や変動が大きくなってしまう。即ち、従前のGPSモジュールでは、測位した結果の誤差や変動が大きい場合に、GPSモジュール内で算出されるGPS衛星との時刻の差分も大きく変動してしまう。そのため、生成されるタイミングパルスの出力タイミングも変動し、タイミングパルスの精度が劣化してしまうといった問題点がある。
ところで、GPSモジュールは、一般に、受信したGPS信号の情報だけでは、GPS信号が劣化しているGPS衛星であるか否かの判断ができない。このため、従前のGPSモジュールでは連続して測位を行い、算出した測位結果の平均値を算出すると共に、該平均値をもってしてGPSモジュールが設置されている位置としていた。また、従前のGPSモジュールは、自位置の情報を用いて各GPS衛星の時刻の差を算出し、他の衛星と比べて時刻の差分の変動が大きいGPS衛星は、GPS信号が劣化していると判断し、基準信号を生成するために使用するGPS衛星から外していた。しかしながら、この従前のGPSモジュールの方法では、GPSモジュールが設置されている位置を算出するために数十時間を必要としており、この算出が終了するまでは、マルチパスやノイズの影響により、タイミングパルスの精度を劣化させていた。
この分野の公知例技術としては、例えば特許文献1には、デジタルデータ通信装置において、最低受信感度を下げると共に、マルチパス障害を軽減する方法を開示している。具体的には、送信装置は、所定のビット数のPN符号からなるプリアンブルデータを送信データに付加して送信する。受信装置は、復調された受信データを当該ビットレートの数倍から数十倍のサンプリング周波数でサンプリングし、プリアンブルデータを相関検出することにより基準タイミング信号を作成する。また、該基準タイミング信号に基づいて受信データの各ビットを分離し、ビット毎に多数決判定などを行うことにより送信データを再生する。
また、例えば特許文献2には、移動体が低速域になっても精度良く位置を検出することができる、GPS衛星の測位方法、測位装置、及びこれを利用したナビゲーション装置を開示している。具体的には、GPS受信機は、GPS衛星からGPS信号を受信するRF受信部と、RF受信部で受信されたGPS信号に基づきGPS衛星の測位を行う測位演算部と、該測位演算部によって測位されたGPS衛星の識別情報を記憶するメモリとを備える。また、GPS受信機は、移動体が一定速度以下になったとき、該メモリに記憶された識別情報によって識別されるGPS衛星を測位対象とするように測位演算部を制御する制御部を備える。
また、例えば特許文献3には、マルチパスが発生する環境においても、GPS受信機の測位精度を向上させる方法を開示している。具体的には、CPUは、測位に用いるn個のGPS衛星を捕捉する場合、GPS衛星から送られる電波の受信パワーまたはノイズパワー及びGPS衛星の仰角に基づいて複数のGPS衛星から高信頼度衛星を選択する。また、初期位置が安定していることを確保できるなら、全ての高信頼度衛星における近似距離と擬似距離との差分値の平均を基準値とし、各GPS衛星の近似距離と擬似距離との差分から基準値を引いた値を判定値とする。さらに、該判定値が誤差許容範囲内であるn個のGPS衛星を選別する。演算処理部は、該選別されたGPS衛星から求めた近似距離及び擬似距離を用いてGPS受信機の現在地の座標および時計誤差を変数とするn個の関数を生成し、生成されたn個の関数について収束計算を行う。
また、例えば特許文献4には、GPS信号を受信して測位演算を行うGPS受信機において、周囲の地形又は建造物の状況やGPS衛星の配置状況に応じて、より多くのGPS衛星からの電波を利用可能とする技術を開示している。具体的には、GPS受信機は、駆動信号に基づいてアンテナの受信角度を変更するアンテナ駆動機構と、制御信号に基づいてアンテナ駆動機構に駆動信号を供給するアンテナ駆動回路を備える。また、アンテナによってGPS信号を受信することにより得られた信号を増幅し、増幅された信号の周波数を変換して中間周波数信号を生成する高周波回路部を備える。更に、中間周波数信号を復調してベースバンド信号を生成し、ベースバンド信号に基づいて測位演算を行うと共に、GPS信号の受信状態に基づいてアンテナの受信方向を調整するための制御信号をアンテナ駆動回路に供給する測位演算制御部を備える。
さらに、例えば特許文献5には、精度の高い擬似距離を選択して測位計算できるようにする技術を開示している。具体的には、測位装置は、GPS受信機と、赤外線カメラと、画像処理機と、慣性装置と、観測データフィルタと、航法計算装置とを備えて測位計算を行う。観測データフィルタは、GPS受信機から各衛星に対する擬似距離と衛星位置とを入力し、さらに、画像処理機から赤外線カメラで撮像した全周囲の建物を仰角・方位角で表した撮像データを取得する。次に、自己位置と衛星位置と建物との位置関係に基づいて各衛星からの測位信号が直接波か反射波か判定する。そして、直接波である測位信号から求めた擬似距離を測位計算に使用する擬似距離として出力する。また、反射波に対して測位計算における重みを設定して出力する。航法計算装置は、観測データフィルタが出力した擬似距離および擬似距離の重みに基づいて測位計算を行う。
特開平08−223231号公報 特開2005−326198号公報 特開2006−132949号公報 特開2007−078647号公報 特許第4391458号公報
ところで、上記背景技術で述べた従前のGPSモジュールにあっては、前述のとおり、マルチパスやノイズによって、劣化したGPS信号を受信したときに測位誤差が大きく成ってしまうという問題点があった。このため、下記の手段を用いてタイミングパルスの精度劣化に対応していた。図9は、従前のGPSモジュール90の構成を示す構成図である。同図に示す従前のGPSモジュール90は、外部のGPSアンテナ2から受信したGPS信号を用いて図示のタイミングパルスTpを生成する。より具体的には、まず、測位機能部91にて、起動後から、連続して測位を行う。次に、タイミングパルス生成部92において、測位した際に算出されるGPS衛星とGPSモジュールの時刻との差を参照してタイミングパルスを生成する。
タイミングパルス生成部92は、タイミングパルスを生成する上記機能の他に、測位した結果の平均値も算出し、該平均値からGPSモジュールが設置されている位置を算出する機能も有している。GPSモジュールが設置されている位置を算出した後は、該算出された設置位置の情報から、GPS衛星とGPSモジュールとの間の時刻の差を算出する。さらに、この算出された上記両者間の時刻の差から、他の衛星に比べて時刻差が大きく変動しているGPS衛星については、該GPS衛星をタイミングパルスの生成に使用しないことにより、マルチパスやノイズによるタイミングパルスの精度の劣化を防ぐ。
上記の従前方法によれば、GPSモジュールが設置された位置を算出した後は、劣化したGPS信号を受信した場合であっても、タイミングパルスの精度が劣化することを抑えることができる。しかしながら、設置された位置の平均値を求めるために数十時間を必要とするといった問題点が有った。このため、位置が決定する前の段階では、マルチパスやノイズの影響を受けてしまうので、劣化したGPS信号を受信したときには、生成されるタイミングパルスの精度に劣化を生じさせていた。
本発明の目的は、上述した課題を解決するGPSモジュール及びGPSによる位置測定方法並びにコンピュータプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るGPSモジュールは、GPSアンテナで受信したGPS信号を用い、所定の条件に基づいて測位に使用するGPS衛星を選別するフィルタリング手段と、フィルタリング手段において選別されたGPS衛星について、自己の位置を測位すると共に該測位で得られた測位結果の分散値を算出する測位手段と、測位結果及びその分散値に基づいて自己の設置位置の算出を行う設置位置算出手段と、算出された自己の設置位置を参照してタイミングパルスを生成するタイミングパルス生成手段とを備える。
また、本発明に係るGPSによる位置測定方法は、GPSアンテナで受信したGPS信号を用い、所定の条件に基づいて測位に使用するGPS衛星を選別するフィルタリングステップと、フィルタリング手段において選別されたGPS衛星について、自己の位置を測位すると共に該測位で得られた測位結果の分散値を算出する測位ステップと、測位結果及びその分散値に基づいて自己の設置位置の算出を行う設置位置算出ステップと、算出された自己の設置位置を参照してタイミングパルスを生成するタイミングパルス生成ステップとを備える。
さらに、本発明に係るコンピュータプログラムは、GPSモジュールをコンピュータ制御させるためのコンピュータプログラムであって、GPSアンテナで受信したGPS信号を用い、所定の条件に基づいて測位に使用するGPS衛星を選別するフィルタリングステップと、フィルタリング手段において選別されたGPS衛星について、自己の位置を測位すると共に該測位で得られた測位結果の分散値を算出する測位ステップと、測位結果及びその分散値に基づいて自己の設置位置の算出を行う設置位置算出ステップと、算出された自己の設置位置を参照してタイミングパルスを生成するタイミングパルス生成ステップとを備える。
以上説明したように、本発明のGPSモジュールによれば、従前よりも短い時間でGPSモジュールが設置されている位置を算出することができる効果が有る。また、この効果により、マルチパスやノイズによってGPS信号が劣化してしまったGPS衛星をタイミングパルスの生成対象から除外して、タイミングパルスを、高い安定性と高い精度でもって、起動後から短時間で生成することができる効果が得られる。
本発明の実施形態に係るGPSモジュールの全体構成を示す構成図である。 本発明の実施形態に係るGPSモジュールにおけるフィルタ機能部11の処理手順を示すフローチャート図である。 本発明の実施形態に係るGPSモジュールにおけるA測位機能部12の処理手順を示すフローチャート図である。 本発明の実施形態に係るGPSモジュールにおけるB測位機能部13の処理手順を示すフローチャート図である。 本発明の実施形態に係るGPSモジュールにおける設置位置算出部14の処理手順を示すフローチャート図である。 本発明の実施形態に係るGPSモジュールにおけるタイミングパルス生成部15の処理手順を示すフローチャート図である。 本発明の他の実施形態に係るGPSモジュールの構成を示す構成図である。 本発明の他の実施形態に係るGPSモジュールの、GPS受信機A(21)及び分散A算出部23並びにGPS受信機B(22)及び分散B算出部24の構成を纏めて示した構成図である。 従前のGPSモジュール90の構成を示す構成図である。
本発明のGPSモジュールは、マルチパスやノイズによって劣化したGPS信号を受信した場合でも、測位結果の変動を抑えることで、起動から短い時間でGPSと同期した高精度で安定したタイミングパルスを生成することを特徴としている。ちなみに、GPSモジュールは、GPSと同期したタイミングパルスを生成するモジュールであり、携帯電話基地局の内部に固定して設置され、局間同期や内部の基準信号の生成に使用されるモジュールである。GPSモジュールで生成されて出力されるタイミングパルスは、GPSと同期することで高精度なタイミング信号にすることができる。
何故なら、GPSに同期するということは、GPS衛星内部の時刻と同期することを意味するからである。一般に、GPS衛星は内部に原子時計を備えるため、高精度な時刻情報で制御されている。よって、GPSモジュールは、GPS衛星の高精度な時刻と同期することにより、高精度なタイミングパルスを生成することができることになる。より具体的には、GPSモジュールは、GPS測位の際に、GPS衛星とGPSモジュールとの間の時刻差を参照することで、高精度なGPS衛星内の時刻と同期することができる。
一般に、GPS測位では、GPS衛星側で出力した時の時刻と、GPSモジュール側でGPS信号を受信した時刻との差から、GPS衛星とGPSモジュールとの間の距離を算出し、複数の衛星との該GPSモジュール間の距離から、緯度、経度、高さを算出する。このため、GPS衛星とGPSモジュールの時刻が一致していなければ、GPS衛星とGPSモジュールとの間の距離に誤差が生じてしまい、ひいては、緯度、経度、高さの算出にも誤差を生じてしまう。
故に、GPS測位では、一般に、GPS衛星内の時刻を高精度にすることに加え、GPS衛星とGPSモジュールとの間の時刻差を算出し、距離の計算を行う際に補正する必要が有る。即ち、GPS測位に際しては、GPS衛星とGPSモジュールとの間の時刻差を算出し、該時刻差を用いてGPSモジュール内部の時刻を補正することで、GPSモジュールの内部時刻を、GPS衛生を制御する時刻に同期させることができる。しかしながら、GPSモジュール側で、マルチパスやノイズの影響により劣化したGPS信号を受信して測位した場合には、測位結果は大きく変動する。測位結果が変動することによって、GPS衛星とGPSモジュールとの間の時刻差も大きく変動してしまう。
GPS衛星とGPSモジュールとの間の時刻差が大きく変動することにより、GPSモジュールで生成されるタイミングの出力タイミングも大きく変動してしまい、タイミングパルスの精度が著しく劣化してしまうことになる。そこで、本発明のGPSモジュールでは、2つの条件(仰角及びSNR)を検証して測位に使用するGPS衛星を選別した後、該選別したGPS衛星のGPS信号を用いた測位結果と分散値とから、GPSモジュールが設置されている位置を算出する。このようにして、劣化したGPS信号を受信した場合にも、算出される位置の変動を抑えることにより、高精度・高安定なタイミングパルスを起動から短い時間で生成することを実現している。
本発明では、GPSモジュールで受信したGPS信号がマルチパスなどのノイズによって劣化した場合の測位結果の変動を抑え、起動から短い時間で安定したタイミングパルスを生成する。そのために、以下の方法を用いてGPSモジュールが設置された位置の算出とタイミングパルスの生成を行う。以下に、その測位方法を箇条書きで纏める。
(1)2つの条件(仰角及びSNR)を検証することで測位使用するGPS衛星の選別を行う。
(2)(1)で選別されたGPS衛星を使用して、GPSモジュールが設置されている位置の測位を行う。
(3)(2)の測位結果から分散値の算出を行う。
(4)(3)で算出した分散値から(2)で算出した測位結果に重み付けを行う。
(5)(4)で重み付けされた2つの測位結果を用いてGPSモジュールが設置されている位置を算出する。
(6)(5)で算出されたGPSモジュールが設置されている位置情報を用いて、GPS衛星とGPSモジュールとの間の時刻差を算出し、タイミングパルスを生成する。
上記の6つの処理を行うことで、より高精度で安定したタイミングパルスの生成を行うことができる。上記の方法において、(3)で算出した分散値が大きい値になることは、測位結果の変動が大きいことを示していることになる。このため、分散値が大きい場合には(4)のGPSモジュールが設置された位置を算出する処理を行う際に、重み付けの重みを小さくすることで、マルチパスなどのノイズによる測位結果の変動を抑えるものとする。よって、従前のGPSモジュールのように、GPSモジュールの設置位置を算出するのに数十時間を要していた方法に比べ、起動から短時間でもって設置された位置の算出を行うことを可能にしている。この方法により、マルチパスやノイズによって劣化したGPS信号を受信しても、従前よりも高精度で安定した位置の算出と、精度の高い安定したタイミングパルスを短期間で生成することとが可能なGPSモジュールを実現することができる。
以下、本発明のGPSモジュール及びGPSによる位置測定方法並びにコンピュータプログラムについて、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るGPSモジュールの全体構成を示す構成図である。同図に示すGPSモジュール10は、フィルタ機能部11、A測位機能部12、B測位機能部13、設置位置算出部14、及びタイミングパルス生成部15、を備える。GPSモジュール10は、外部のGPSアンテナ2を介して、GPS衛星から出力されるGPS信号を受信し、このGPS信号を用いてGPS衛星と同期したタイミングパルスTpを出力するモジュールである。
以下、本実施形態のGPSモジュールの機能及び各構成要素の機能について説明する。GPSモジュール10は、受信したGPS信号からフィルタ機能部11において、2つの条件(仰角及びSNR)を適用して測位に使用するGPS衛星の選別を行う。より具体的には、フィルタ機能部11では、2つの条件(仰角及びSNR)によって選別されたGPS衛星のGPS信号を用いて、測位に使用するGPS衛星の選別を行う。A測位機能部12では、測位と測位結果の分散値の算出を行う。B測位機能部13では、フィルタ機能部11でSNRによって選別されたGPS衛星のGPS信号を用いて測位と測位結果の分散値の算出を行う。設置位置算出部14は、A測位機能部12及びB測位機能部13で算出された測位結果と分散値とに基づいて、GPSモジュール10が設置された位置の算出を行う。
タイミングパルス生成部15は、A測位機能部12及びB測位機能部13で使用したGPS衛星とGPSモジュール10との間の時刻差を算出すると共に、GPS衛星のGPS信号に含まれる時刻を上記の時刻差で補正してタイミングパルスTpを生成する。但し、タイミングパルス生成部15は、GPS衛星とGPSモジュール10との間の時刻差が他のGPS衛星と比べ大きく変動するGPS衛星のGPS信号については、上記のタイミングパルスTpの生成から除外する。
図2は、本発明の実施形態に係るGPSモジュールにおけるフィルタ機能部11の処理手順を示すフローチャート図である。以下、図1を参照しながら、図2に示すフローチャートを使用して、本実施形態に係るGPSモジュールにおけるフィルタ機能部11の処理手順を説明する。なお、フィルタ機能部11は、前述のとおり、GPSアンテナ2で受信したGPS信号を用いて2つの条件(仰角及びSNR)によって、測位に使用するGPS衛星を選別する処理を行うものである。(ステップS1):ステップS1では、フィルタ機能部11が、GPS信号を受信しているGPS衛星から、最も若い衛星番号をもつGPS衛星を選択する。
(ステップS2):ステップS2では、フィルタ機能部11が、GPS信号からそのGPS衛星の仰角を算出する。(ステップS3):ステップS3では、フィルタ機能部11が、算出された仰角を用いてGPS衛星の選別を行う。より具体的には、フィルタ機能部11は、算出された仰角が所定の範囲内であるか否かを確認する。もしも、算出された仰角が所定の範囲内であればA測位機能部12にて測位に使用する衛星であることを決定する。(ステップS4):ステップS4では、フィルタ機能部11が、仰角による選別後、同じGPS衛星のSNRを算出する。
(ステップS5):ステップS5では、フィルタ機能部11が、算出されたSNRを用いてGPS衛星の選別を行う。より具体的には算出されたSNRが所定の範囲内であるか否かを検証し、もしも、該SNRが所定の範囲内であればB測位機能部13にて測位に使用する衛星であることを決定する。なお、本フローチャートによる上記の処理では、1つの衛星がA測位機能部12とB測位機能部13との両方で測位に使用する衛星として選別されることも有り得ることになる。
(ステップS6):ステップS6では、フィルタ機能部11が、上記のとおり、仰角及び/またはSNRを算出したGPS衛星が、選別を行うべき最後のGPS衛星であるか否かを検証する。GPS衛星が最後のGPS衛星でなければ、テップS7に進む。また、GPS衛星が最後のGPS衛星であれば処理を終了する。(ステップS7):ステップS7では、フィルタ機能部11が、次に若い衛星番号を持つGPS衛星を選択し、ステップS2に戻る。
図3は、本発明の実施形態に係るGPSモジュールにおけるA測位機能部12の処理手順を示すフローチャート図である。以下、図1を参照しながら、図3に示すフローチャートを使用して、本実施形態に係るGPSモジュールにおけるA測位機能部12の処理手順を説明する。なお、A測位機能部12は、フィルタ機能部11にてGPS衛星の仰角でもって選別されたGPS衛星について、測位と測位結果の分散値を算出する機能を有するものである。(ステップS21):ステップS21では、A測位機能部12が、フィルタ機能部11にてGPS衛星の仰角でもって選別されたGPS衛星のGPS信号を用いて測位を行う。(ステップS22):ステップS22では、A測位機能部12が、測位結果の分散値を算出し、処理を終了する。
図4は、本発明の実施形態に係るGPSモジュールにおけるB測位機能部13の処理手順を示すフローチャート図である。以下、図1を参照しながら、図4に示すフローチャートを使用して、本実施形態に係るGPSモジュールにおけるB測位機能部13の処理手順を説明する。なお、B測位機能部13は、フィルタ機能部11にてGPS衛星のSNRでもって選別されたGPS衛星について、測位と測位結果の分散値を算出する機能を有するものである。(ステップS31):ステップS31では、B測位機能部13が、フィルタ機能部11にてGPS衛星のSNRでもって選別されたGPS衛星のGPS信号を用いて測位を行う。(ステップS32):ステップS32では、B測位機能部13が、測位結果の分散値を算出し、処理を終了する。
図5は、本発明の実施形態に係るGPSモジュールにおける設置位置算出部14の処理手順を示すフローチャート図である。以下、図1を参照しながら、図5に示すフローチャートを使用して、本実施形態に係るGPSモジュールにおける設置位置算出部14の処理手順を説明する。なお、設置位置算出部14は、A測位機能部12とB測位機能部13における各々の測位結果と分散値とから、GPSモジュールの設置位置の算出を行う機能を有するものである。(ステップ41):ステップ41では、設置位置算出部14が、A測位機能部12にて算出された測位結果と分散値とから、重み付けを行う。
(ステップ42):ステップ42では、設置位置算出部14が、B測位機能部13にて算出された測位結果と分散値とから、重み付けを行う。(ステップ43):ステップ43では、設置位置算出部14が、重み付けした各々の値を基に、該値に対応したGPSモジュールの設置位置を各々算出する。(ステップ44):ステップ44では、設置位置算出部14が、ステップ43で算出した値の各々を加算平均する。なお、この加算平均の結果をGPSモジュールが設置された位置として決定し、処理を終了する。
図6は、本発明の実施形態に係るGPSモジュールにおけるタイミングパルス生成部15の処理手順を示すフローチャート図である。以下、図1を参照しながら、図6に示すフローチャートを使用して、本実施形態に係るGPSモジュールにおけるタイミングパルス生成部15の処理手順を説明する。なお、タイミングパルス生成部15は、設置位置算出部14にて算出したGPSモジュールの設置位置から、タイミングパルスを生成する機能を有するものである。(ステップ51):ステップ51では、タイミングパルス生成部15が、GPSモジュールが設置された位置の情報から、測位に使用したGPS衛星と本GPSモジュールとの時刻の差を算出する。
(ステップ52):ステップ52では、タイミングパルス生成部15が、時刻差が所定時間幅よりも大きく変動するGPS衛星については、ノイズによりGPS信号が劣化していると判断し、タイミングパルスを生成するために使用するGPS衛星から除外する。(ステップ53):ステップ53では、タイミングパルス生成部15が、除外を免れて残ったGPS衛星のGPS信号を使用して該GPS衛星の時刻と同期したタイミングパルスを生成し、処理を終了する。以上の処理を行う動作によって、GPSモジュールが設置された位置の算出に要する時間が、従前のGPSモジュールのように数十時間もの長時間を必要とせずに行うことができる。即ち、GPS信号がマルチパスやノイズにより劣化したGPS衛星を、短時間でタイミングパルス生成の対象から除外することができる。このため、GPS衛星の時刻に正確に同期した、高精度で安定したタイミングパルスを、起動から短時間で生成することができる。
本発明のGPSモジュールは、従前の設置位置を固定としたGPSモジュールを変革するものであり、所定の2つの条件から測位に使用するGPS衛星を選別し、選別したGPS衛星のGPS信号を用いた測位結果を使用する。このようにして、従前よりも短い時間でGPSモジュールが設置されている位置を算出することができる効果が有る。また、この効果により、マルチパスやノイズによってGPS信号が劣化してしまったGPS衛星のGPS信号を、タイミングパルスの生成する際の参照対象から除外することができる効果がある。さらに、この効果により、タイミングパルスを、高い安定性と高い精度でもって、起動後から短時間で生成することができる効果が得られる。
(他の実施形態):本発明の他の実施形態として、GPSモジュールの構成を、2つのGPS受信機を内蔵してタイミングパルスを生成する構成とすることができる。図7は、本発明の他の実施形態に係るGPSモジュールの構成を示す構成図である。同図に示すGPSモジュール20は、GPS受信機A(21)、GPS受信機B(22)、分散A算出部23、分散B算出部24、設置位置算出部25、及びタイミングパルス生成部26、を備える。GPSモジュール20は、外部のGPSアンテナ2から受信した各GPS衛星のGPS信号から、GPSと同期したタイミングパルスTpを生成するモジュールである。このGPSモジュール20は、測位に使用するGPS衛星を選別する条件が異なる2つの受信機(即ち、GPS受信機A21と、GPS受信機B22)を内蔵している。
図7において、設置位置算出部25の機能は、図1に示す設置位置算出部14の機能と同じである。さらに、図7において、タイミングパルス生成部26の機能は、図1に示すタイミングパルス生成部15と同じである。図8は、本発明の他の実施形態に係るGPSモジュールの、GPS受信機A(21)及び分散A算出部23並びにGPS受信機B(22)及び分散B算出部24の構成を纏めて示した構成図である。同図において、GPS受信機A、B(21、22)は、外部のGPSアンテナ2から受信した各GPS衛星のGPS信号から測位結果Sを出力する。より具体的には、GPS受信機A、B(21、22)のフィルタ機能部201は、GPS衛星の選別を行い、測位機能部202は、選別されたGPS衛星を用いて測位を行う。
図8において、GPS受信機A(21)及びGPS受信機B(22)の、各々のフィルタ機能部201の機能は、図1に示すGPSモジュールのフィルタ機能部11の機能と同じである。また、図8において、GPS受信機A(21)及びGPS受信機B(22)の測位機能部202の機能は、それぞれ、図1に示すGPSモジュールのA測位機能部12及びB測位機能部13の機能と同じである。ここに示す他の実施形態によれば、安価なGPS受信機を2つ使用し、図1に示す実施形態と等価な処理を行うので、前述の図1に示す実施形態と同じ効果を得ることができる。
なおまた、1つのGPSアンテナを分配して、複数の条件で測位に使用するGPS衛星を選別するようにしてもよい。また、測位に使用するGPS衛星を選別する条件が異なる複数のGPS受信機を用いて、高精度で高安定なタイミングパルスの生成を、起動時から短期間で行うようにしてもよい。
なお、本発明に係るGPSモジュールの各構成要素の処理の少なくとも一部をコンピュータ制御により実行するものとする。かつ、上記処理を、図2〜6の各フローチャートで示した手順によりコンピュータに実行せしめるプログラムは、半導体メモリを始め、CD−ROMや磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配付してもよい。そして、少なくともマイクロコンピュータ、パーソナルコンピュータ、汎用コンピュータを範疇に含むコンピュータが、上記の記録媒体から上記プログラムを読み出して、実行するものとしてもよい。
2 GPSアンテナ
10、20 GPSモジュール
11 フィルタ機能部
12 A測位機能部
13 B測位機能部
14、25 設置位置算出部
15、26 タイミングパルス生成部
21 GPS受信機A
22 GPS受信機B
23 分散A算出部
24 分散B算出部
Tp タイミングパルス

Claims (8)

  1. GPSアンテナで受信したGPS信号を用い、所定の条件に基づいて測位に使用するGPS衛星を選別するフィルタリング手段と、
    前記フィルタリング手段において前記選別されたGPS衛星について、自己の位置を測位すると共に該測位で得られた測位結果の分散値を算出する測位手段と、
    前記測位結果及びその分散値に基づいて自己の設置位置の算出を行う設置位置算出手段と、
    前記算出された自己の設置位置を参照してタイミングパルスを生成するタイミングパルス生成手段と
    を備えるGPSモジュール。
  2. 前記フィルタリング手段は、
    GPS信号から前記GPS衛星の仰角を算出すると共に、該算出した仰角が所定の範囲内であれば該GPS衛星を測位に使用するGPS衛星として選別する第1の選別手段と、
    前記第1の選別手段によるGPS衛星の選別後、該GPS衛星のSNRを算出すると共に、該算出したSNRが所定の範囲内であれば該GPS衛星を測位に使用するGPS衛星として選別する第2の選別手段と
    を備える請求項1に記載のGPSモジュール。
  3. 前記測位手段は、
    前記第1の選別手段によって選別されたGPS衛星のGPS信号を用いて自己の位置を測位すると共に、該測位で得られた結果の分散値を算出する第1の測位手段と、
    前記第2の選別手段によって選別されたGPS衛星のGPS信号を用いて自己の位置を測位すると共に、該測位で得られた結果の分散値を算出する第2の測位手段と
    を備える請求項2に記載のGPSモジュール。
  4. 前記設置位置算出手段は、前記測位で得られた結果と該結果の前記分散値とを参照して自己の位置を決定する
    請求項3に記載のGPSモジュール。
  5. 前記設置位置算出手段は、前記測位で得られた結果と該結果の前記分散値とに基づいて前記測位された自己の位置に重み付けすると共に、前記選別されたGPS衛星全体についての、各々の前記重み付けされた自己の位置の加算平均を、自己が設置された位置として決定する
    請求項4に記載のGPSモジュール。
  6. 前記タイミングパルス生成手段は、前記測位に使用した各々のGPS衛星が使用する時刻と自己が使用する時刻との時刻差を算出すると共に、該時刻差が所定の時間幅よりも大きく変動するGPS衛星を除いた前記GPS衛星の、GPS信号に含まれる時刻に同期したタイミングパルスを生成する
    請求項5に記載のGPSモジュール。
  7. GPSアンテナで受信したGPS信号を用い、所定の条件に基づいて測位に使用するGPS衛星を選別するフィルタリングステップと、
    前記フィルタリングステップにおいて前記選別されたGPS衛星について、自己の位置を測位すると共に該測位で得られた測位結果の分散値を算出する測位ステップと、
    前記測位結果及びその分散値に基づいて自己の設置位置の算出を行う設置位置算出ステップと、
    前記算出された自己の設置位置を参照してタイミングパルスを生成するタイミングパルス生成ステップと
    を備えるGPSによる位置測定方法。
  8. GPSアンテナで受信したGPS信号を用い、所定の条件に基づいて測位に使用するGPS衛星を選別するフィルタリングステップと、
    前記フィルタリングステップにおいて前記選別されたGPS衛星について、自己の位置を測位すると共に該測位で得られた測位結果の分散値を算出する測位ステップと、
    前記測位結果及びその分散値に基づいて自己の設置位置の算出を行う設置位置算出ステップと、
    前記算出された自己の設置位置を参照してタイミングパルスを生成するタイミングパルス生成ステップと
    を備える、GPSモジュールをコンピュータ制御させるためのコンピュータプログラム。
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