JP2013245750A - 密封容器シール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】密封部材の密封効果を低下させず、容器本体の開口からの蓋の取り外し作業を困難にしたり蓋,密封部材,容器本体の表面で密封部材又は蓋による押圧部分を破損させることのない、密封容器シール構造を提供することである。
【解決手段】シール構造は:物質保持空間を有した容器本体15の物質出入開口12a内に開口内配置部分が配置され容器本体の外表面の開口周縁部分12gに対面部分20dを対面させて上記開口を閉塞し上記開口に着脱可能に固定される蓋16;蓋の上記配置部分の外周辺に沿う環状弾性密封部材10a;上記物質での寸法不変材料で作成されて上記開口の内周辺に配置され上記開口への上記配置部分の配置により密封部材を上記配置部分の外周辺及び上記対面部分に押圧し上記開口の中心線に沿う方向の密封部材の寸法の半分以上を上記開口の半径方向外方から覆う密封部材保持体10b;を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、密封容器シール構造に関係している。
物質を密封する為の密封容器は、密封しようとする物質が透過できない材料で作成され物質を出し入れする為の開口を有し開口から入れられた物質を保持する物質保持空間を提供する容器本体と、上記物質が透過できない材料で作成され容器本体の上記開口に着脱可能に配置され上記開口を閉塞する蓋と、容器本体の外表面において上記開口を取り囲む部分又は上記開口の内周辺と蓋との間に介在され容器本体の上記開口を蓋が閉塞したときに蓋に押圧されて容器本体の外表面において上記開口を取り囲む部分又は上記開口の内周辺と蓋との間の隙間を密封する環状の密封部材と、を備えている。
密封部材は例えば合成ゴムの如き弾性を有した材料により作成されていることが多い。
上記物質が液体又は気体の場合、上記物質が密封部材に触れると密封部材が膨潤して密封部材の弾性が低下することがある。この時に密封容器内の圧力が高まると圧力上昇により密封部材が圧縮されて密封部材による上記隙間の密封効果が低下する。
上記密封効果の低下を防止するには、蓋により密封部材を容器本体の外表面において上記開口を取り囲む部分又は上記開口の内周辺に押圧する力を強めれば良いが、このようにすると、蓋と密封部材と容器本体の外表面において上記開口を取り囲む部分又は上記開口の内周辺との間、或いは蓋と容器本体の表面において蓋が接触するようになる部分とに大きな摩擦抵抗が生じるようになる。この結果として、蓋を容器本体の上記開口から取り外す作業が困難になったり、蓋,密封部材,容器本体の外表面において上記開口を取り囲む部分又は上記開口の内周面,或いは容器本体の表面において蓋が接触するようになる部分に負荷される力が増大してこれ等が破損する可能性が生じる。
このような密封容器の一例は、有機溶剤を噴霧する為のスプレイ装置である。
この発明は上記事情の下でなされ、この発明の目的は、密封部材による密封効果を低下させることがなく、しかも、蓋を容器本体の上記開口から取り外す作業を困難にすることを無くし、また蓋,密封部材,容器本体の表面において密封部材又は蓋に押圧される部分を破損させる可能性を無くすことが出来る、密封容器シール構造を提供することである。
上述したこの発明の目的を達成する為にこの発明に従った密封容器シール構造は:密封しようとする物質が透過できない材料で作成され、物質を出し入れする為の開口を有し、開口から入れられた物質を保持する物質保持空間を提供する容器本体と;上記物質が透過できない材料で作成され、容器本体の上記開口内に配置される開口内配置部分及び上記開口内配置部分を上記開口内に配置させることにより容器本体の外表面において上記開口の周縁を取り囲む開口周縁部分に対面する開口周縁対面部分を有していて、容器本体の上記開口内に開口内配置部分を配置させるとともに容器本体の外表面の開口周縁部分に開口周縁対面部分を対面させることにより上記開口を閉塞し上記開口に着脱可能に固定される蓋と;を備えた密封容器において、容器本体の開口と蓋との間の隙間を密封する密封容器シール構造である。
そして、この発明に従った密封容器シール構造は:弾性を有した材料により形成され、蓋の上記開口内配置部分の外周辺に沿い配置された環状の密封部材と;上記物質が透過できず上記物質により寸法を変化させることが無い材料で環状に作成され、上記開口の内周辺に沿い配置され、蓋の上記開口内配置部分が容器本体の上記開口内に配置されたときに密封部材を蓋の上記開口内配置部分の外周辺上に押圧するとともに上記開口周縁対面部分上に押圧し、さらに密封部材を上記開口の中心線に沿った方向における密封部材の寸法の半分以上を上記開口の半径方向の外方から覆う密封部材保持体と;を備えている、ことを特徴としている。
前述した如く構成されたことを特徴とするこの発明に従った密封容器シール構造では:容器本体の開口を蓋により閉塞する為に容器本体の開口内に蓋の開口内配置部分を配置すると、弾性を有した材料により形成され蓋の上記開口内配置部分の外周辺に沿い配置された環状の密封部材が、容器本体の物質保持空間に保持された物質が透過できず上記物質により寸法を変化させることが無い材料で環状に作成され上記開口の内周辺に沿い配置されている密封部材保持体により蓋の上記開口内配置部分の外周辺上に押圧されるとともに上記開口周縁対面部分上に押圧される。密封部材保持体はさらに、密封部材を蓋の上記開口の中心線に沿った方向における密封部材の寸法の半分以上を上記開口の半径方向の外方から覆う。
密封部材保持体は、容器本体の開口を蓋により閉塞する為に容器本体の開口内に蓋の開口内配置部分を配置したときに、蓋が密封部材を蓋の上記開口内配置部分に沿った方向における密封部材の寸法の半分以上に圧縮することを阻止し、又蓋と密封部材と密封部材保持体との間に過大な摩擦抵抗を発生させたり蓋と容器本体の表面において蓋が接触する部分に過大な押圧力を発生させることを阻止する。
蓋を容器本体の上記開口から取り外す作業を困難にすることを無くし、また蓋,密封部材,容器本体の表面において密封部材又は蓋に押圧される部分を破損させる可能性を無くすことが出来る。しかも、密封部材が容器本体の物質保持空間に保持された物質により膨潤して弾性が低下し、さらに物質保持空間内の圧力が高まっても、密封部材は上記開口の中心線に沿った方向における密封部材の寸法の半分以上には圧縮されないので、密封部材は容器本体の上記開口の内周辺と蓋の開口内配置部分の外周辺との間に隙間を生じさせることがなく、密封部材による密封効果を低下させることがない。
図1の(A)は、この発明の一実施形態に従った密封容器シール構造を備えた密封容器の一例としてのスプレイ装置の外観図であり; 図1の(B)は、図1の(A)のスプレイ装置において密封容器シール構造を使用している部分のB−B断面線に沿って拡大された縦断面図であり;そして、 図1の(C)は、図1の(B)において一点鎖線で描かれている丸囲い線により囲まれた区域C中の密封容器シール構造のさらなる拡大図である。
以下、添付の図1の(A)乃至(C)を参照しながら、この発明の一実施形態に従った密封容器シール構造10を採用した密封容器12及び密封容器シール構造10について詳細に説明する。
この発明の一実施形態に従った密封容器シール構造10を採用した密封容器12の一例としてのスプレイ装置の外観が図1の(A)中に示されており、図1の(A)のスプレイ装置において密封容器シール構造を使用している部分の拡大された縦断面図が図1の(B)中に示されている。
密封容器12は、物質を出し入れする為の開口12aを有し、開口12aから入れられた物質14を保持する物質保持空間を提供する容器本体15を備えている。密封容器12の一例としてのスプレイ装置の容器本体15が保持する物質14は、従来の密封部材を構成している合成ゴムを膨潤させてその弾性を低下させる物質であり、このような物質としては例えば種々の有機溶剤を含む。
とはいうものの、容器本体15の物質保持空間中に保持する物質は、このようなものに限られず、容器本体15中に保持しても容器本体15を破損させることがなく、また上記スプレイ装置により噴霧可能なものであれば何でも良い。
この実施形態において容器本体15は、実際に開口12aが形成されているとともに物質保持空間が形成されている物質保持部材12bと、開口12aを取り囲む円筒形状のアタッチメント取り付け部材12cと、を有している。この実施形態においてアタッチメント取り付け部材12cは、複数の筒状部材を組み合わせることにより構成されている。複数の筒状部材及び物質保持部材12bの外表面における開口12aの周辺は相互間に例えばO−リングの如き環状の弾性密封部材SMを介し相互間が密封された状態で相互に着脱可能に固定されている。これら相互の着脱可能な固定は、この実施形態では螺合により達成されている。
物質保持部材12b及びアタッチメント取り付け部材12cの複数の筒状部材は、密封しようとする物質14が透過できない材料で作成され、この一例ではある種の合成樹脂により射出成型加工されている。
物質保持部材12bの開口12aに対し円筒形状のアタッチメント取り付け部材12cの複数の筒状部材を複数の弾性密封部材SMを介して着脱可能に固定する構造は、従来から知られている。この従来の着脱可能固定構造は、物質保持部材12bの物質保持空間中に前述した如き従来の弾性密封部材SMを膨潤させてその弾性を低下させる例えば種々の有機溶剤の如き物質が保持されていても、さらにはこの物質保持空間中に容器本体15の物質保持部材12bやアタッチメント取り付け部材12cが耐えられる程度の圧力が加わっていても、漏れを生じさせることなく物質保持空間中に確実に保持可能なことが実証されている。
アタッチメント取り付け部材12cの複数の筒状部材においてアタッチメント取り付け部材12cの外表面を提供している筒状部材の外表面には、上記スプレイ装置の操作者が片方の手で把持可能な把持ハンドル12eが外方に突出して固定されている。
アタッチメント取り付け部材12cの外表面を提供している筒状部材の外表面にはさらに、アタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dに連通した公知のノズルユニット18が取り付けられている。把持ハンドル12eには、ノズルユニット18のオン−オフ操作を行う為のノズルユニット操作レバー12fが設けられている。
密封容器12はさらに、容器本体15の物質保持部材12bの開口12aに、この実施形態では物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dに、着脱可能に固定され、中心開口12d、ひいては開口12a、を覆う蓋16を含んでいる。
容器本体15の物質保持部材12bの開口12a、この実施形態では物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12d、と蓋16との間には、図1の(B)中に一点鎖線で描かれている丸囲い線により囲まれた区域Cに、容器本体15の物質保持部材12bの開口12a、この実施形態では物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12d、と蓋16との間の隙間を密封する密封容器シール構造10が介在されている。密封容器シール構造10の詳細は、図1の(C)を参照しながら後に詳細に説明される。
この一例において蓋16には、容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12d中に配置されたポンプユニット20が組み込まれている。ポンプユニット20は、物質保持部材12bの物質保持空間中に保持された物質14を加圧するとともに、加圧された物質14をアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dに連通した前述の公知のノズルユニット18へ導くよう構成されている。
ポンプユニット20は、容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dを介して物質保持部材12bの開口12a内に配置された筒形状のシリンダ部材20aと、シリンダ部材20aにシリンダ部材20aの長手方向に往復移動可能に組み込まれたピストン部材20bと、を含む。シリンダ部材20aは、アタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dに取り囲まれる基端部と、アタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dから物質保持部材12bの物質保持空間の底の近傍まで延出し物質保持空間中に保持された物質14に浸された延出端部と、を有する。ピストン部材20bは、シリンダ部材20aの長手方向に往復移動されることにより外気を加圧して物質保持部材12bの物質保持空間中に送り込む。
この実施形態では、蓋16は、ポンプユニット20のシリンダ部材20aの基端部の外周面が容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周面に螺合されることにより、容器本体15の物質保持部材12bの開口12aに着脱可能に固定される。
シリンダ部材20aには、容器本体15の物質保持部材12bの物質保持空間中で上述した如く加圧された物質14をアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dに連通した前述の公知のノズルユニット18へ導く図示されていない加圧物質送り通路が形成されている。
容器本体15の物質保持部材12bの物質保持空間中で上述した如く加圧されシリンダ部材20aの上述した図示されていない加圧物質送り通路によりノズルユニット18へと送られた物質14は、アタッチメント取り付け部材12cの把持ハンドル12eのノズルユニット操作レバー12fが操作されることによりノズルユニット18を介し外部空間中に噴霧されまたこの噴霧が停止される。
蓋16に組み込まれているポンプユニット20のシリンダ部材20aは、容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dから外部空間に突出している外部空間突出区域20cをさらに含む。シリンダ部材20aの外部空間突出区域20cには、前述した図示されていない加圧物質送り通路に連通されている公知の安全弁ユニット22が取り付けられている。安全弁ユニット22は、前述した図示されていない加圧物質送り通路内の加圧された物質14の圧力が所定の値よりも大きくなったときに自動的に開放されて前述した図示されていない加圧物質送り通路内から加圧された物質14を外部空間中に排出させる。これにより、前述した図示されていない加圧物質送り通路内の加圧された物質14の圧力が所定の値よりも大きくなって、前述した図示されていない加圧物質送り通路を有したポンプユニット20のシリンダ部材20a、ひいては容器本体15の物質保持部材12b、を破損させることを確実に防止する。
ポンプユニット20が組み込まれている蓋16もまた、物質14が透過できない材料により作成されていて、この一例ではある種の合成樹脂により射出成型加工されている。
この一例では、蓋16に組み込まれているポンプユニット20のシリンダ部材20aにおいて、容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dを介して容器本体15の物質保持部材12bの物質保持空間中に配置される前記基端部及び前記延出端部が、開口内配置部分を構成している。また、シリンダ部材20aの外部空間突出区域20cが、容器本体15の物質保持部材12bの外表面において開口12aの周縁を取り囲む開口周縁部分、この一例ではアタッチメント取り付け部材12cの外表面において中心開口12dを取り囲む開口周縁部分12g、に対面する開口周縁対面部分20dを有している。
このようなポンプユニット20が組み込まれている蓋16は公知である。
次に、図1の(B)に加えて図1の(C)を参照しながら、この発明の一実施形態に従った密封容器シール構造10の詳細を説明する。
密封容器シール構造10は、弾性を有した材料により形成され、蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの前述した開口内配置部分の外周辺に沿い配置された環状の密封部材10aを含む。この一実施形態において環状の密封部材10aは、公知のO−リングにより構成されていて、前述した開口内配置部分の上記外周辺においてシリンダ部材20aの外部空間突出区域20cの開口周縁対面部分20dとの交差領域に位置している。
密封容器シール構造10はさらに、物質14が透過できず物質14により寸法を変化させることが無い材料で環状に作成され容器本体15の物質保持部材12bの開口12aの内周辺に沿い配置された密封部材保持体10bを備えている。この実施形態において環状の密封部材保持体10bはある種の合成樹脂により射出成型加工されており、容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺において、蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの前述した開口内配置部分の前述した基端部の外周辺上でシリンダ部材20aの外部空間突出区域20cの開口周縁対面部分20dに隣接した部位に対面して配置されている。密封部材保持体10bの材料は、密封部材10aの材料の弾性よりも小さな弾性を有している。
密封部材保持体10bの外周面の一部分が、上記外周面の周方向に延出し環状に形成され、上記外周面の他部分から上記外周面の半径方向の外方に向かい突出した環状突出部10cを有している。密封部材保持体10bの外周面の環状突出部10cは、密封部材保持体10bが容器本体15の物質保持部材12bの開口12aの内周辺に沿い配置されたときに、この実施形態では容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺に沿い配置されたときに、容器本体15の物質保持部材12bの開口12aの内周辺に、この実施形態では容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺に、接触する。
密封部材保持体10bの外周面の断面は、図1の(C)中に明確に示されている如く、環状突出部10cを頂点としたテーパ形状をしている。
容器本体15の物質保持部材12bの開口12aの内周辺、この実施形態では容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺、には、中心開口12dの中心線に沿った方向における密封部材保持体10bの位置決めをする為の段部12hが形成されている。
段部12hには、密封部材保持体10bが容器本体15の物質保持部材12bの開口12aの内周辺に沿い、この実施形態では容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺に沿い、配置されたときに、密封部材保持体10bにおいて蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの外部空間突出区域20cの開口周縁対面部分20dとは反対側を向いた反対側部分である内端面が接触することにより、アタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの中心線に沿った方向における密封部材保持体10bの位置決めが行われる。
このとき、密封部材保持体10bにおいて蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの外部空間突出区域20cの開口周縁対面部分20dに対面した外端面は、容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dを取り囲んでいる開口周縁部分12gよりも中心開口12dの中心線に沿った方向において外方に突出している。
そして、密封部材保持体10bの上記内端面には、密封部材保持体10bの中心を中心とした環状の凹所10dが形成されている。
図1の(B)及び図1の(C)中に示されている如く、蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの前述した開口内配置部分が容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dに挿入された後に、ポンプユニット20のシリンダ部材20aの前述した開口内配置部分の前述した基端部の外周辺が容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺に螺合されることにより、蓋16が容器本体15の物質格納部材12bの開口12aに着脱可能に固定される。
このときには、密封部材保持体10bの内周面が密封部材10aを、蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの前述した開口内配置部分の前述した基端部の外周辺においてシリンダ部材20aの外部空間突出区域20cの開口周縁対面部分20dと交差する交差領域に押圧し、この結果として密封部材10aは上記外周辺の基端部上に押圧されるとともに開口周縁対面部分20d上にも押圧される。また同時に、容器本体15の物質保持部材12bの開口12aの内周辺、この実施形態では容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺、の段部12hに対する密封部材保持体10bの上記反対側部分である上記内端面の当接力が強まる。即ち、アタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺の段部12hと密封部材保持体10bの上記反対側部分である上記内端面との間の密封度が向上する。
蓋16が容器本体15の物質保持部材12bの開口12a、この実施形態では容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12d、に前述した如く着脱可能に固定されたとき、密封部材保持体10bは、密封部材10aを開口12aの中心線に沿った方向における密封部材10aの寸法の半分以上を開口12aの半径方向の外方から覆う。
この実施形態においては、密封部材保持体10bの内周面は、蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの外部空間突出区域20cの開口周縁対面部分20dに隣接した第1領域IS1と、第1領域IS1に対し上記内周面の中心線に沿った方向において蓋16の開口周縁対面部分20dとは反対側に位置した第2領域IS2と、を含んでいる。
そして第1領域IS1は、蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの外部空間突出区域20cの開口周縁対面部分20dに接近するのに伴い径を拡大させるテーパ形状に形成されている。テーパ形状の第1領域IS1は、蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの前述した開口内配置部分が容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dに挿入された後に、ポンプユニット20のシリンダ部材20aの前述した開口内配置部分の前述した基端部の外周辺が容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺に螺合されることにより、密封部材10aを蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの前述した開口内配置部分の前述した基端部の外周辺においてシリンダ部材20aの外部空間突出区域20cの開口周縁対面部分20dとの交差領域上に押圧するとともに開口周縁対面部分20d上に押圧し弾性的に圧縮する。
第2領域IS2は、第1領域IS1における最も小さな直径よりも大きな直径を有し第1領域IS1との間に段部10eを形成している。
蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの前述した開口内配置部分の前述した基端部の外周辺は、蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの前述した開口内配置部分が容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dに挿入された後に、蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの前述した開口内配置部分の前述した基端部の外周辺が容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺に螺合され、さらに密封部材保持体10bにおいて蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの外部空間突出区域20cの開口周縁対面部分20dに対面している外端面に対し蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの外部空間突出区域20cの開口周縁対面部分20dが接触したときに、密封部材保持体10bの内周面の段部10eよりも、蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの前述した開口内配置部分の外周辺の中心線に沿った方向において蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの外部空間突出区域20cの開口周縁対面部分20dから遠い位置に配置される突起20eを含む。
突起20eは、蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの前述した開口内配置部分の中心線の半径方向において、また容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの中心線の半径方向において、外方に向かい突出し上記半径方向において密封部材保持体10bの内周面の段部10eよりも大きな寸法を有している。
突起20eは、蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの前述した開口内配置部分が容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dに挿入された後に、ポンプユニット20のシリンダ部材20aの前述した開口内配置部分の前述した基端部が容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺に螺合されることにより、密封部材保持体10bの内周面のテーパ形状の第1領域IS1に摺接して段部10eをその材料の弾性により弾性的に拡径させた後に段部10eを通過する。突起20eを通過させた後の密封部材保持体10bの段部10eはその材料の弾性により段部10eを通過させる以前の寸法に復帰する。
図1の(C)中に図示されている如く、容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺の段部12b上に位置決めされている密封部材保持体10bは、その前記外端面に対し蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの外部空間突出区域20cの開口周縁対面部分20dが接触したときに、開口12aの中心線に沿った方向における密封部材10aの寸法の全体を開口12aの半径方向の外方から覆う。
上記接触は、容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺に対するポンプユニット20のシリンダ部材20aの前述した開口内配置部分の前述した基端部の外周辺のそれ以上の螺合を阻止する。この為に、密封部材保持体10bの内周辺のテーパ形状の第1領域IS1と蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの外部空間突出区域20cの開口周縁対面部分20dとの間の密封部材10aのそれ以上の圧縮による密封部材10aの損傷を確実に阻止する。
上記接触はさらに、容器本体15の物質保持部材12bの開口12aの内周辺、この実施形態では容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺、の段部12hに対する密封部材保持体10bの上記反対側部分である上記内端面の当接力をさらに強める。即ち、アタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺の段部12hと密封部材保持体10bの上記反対側部分である上記内端面との間の密封度がさらに向上される。また、密封部材保持体10bの上記反対側部分である上記内端面の環状凹所10dは、アタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺の段部12hに対する密封部材保持体10bの上記反対側部分である上記内端面の当接面積を減少させ、ひいては、アタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺の段部12hに対する密封部材保持体10bの上記反対側部分である上記内端面の密封度をよりさらに向上させる。
容器本体15の物質保持空間中の圧力が蓋16のポンプユニット20により高められると、アタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺の段部12h上の密封部材保持体10bはその弾性力により拡径し、そのテーパ形状外周面の環状突出部10cを、容器本体15の物質保持部材12bの開口12aの内周辺、この実施形態では容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺、に当接させ密着させる。
とはいうものの、密封部材保持体10bの上記反対側部分である上記内端面の環状凹所10dが、アタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺の段部12hに対する密封部材保持体10bの上記反対側部分である上記内端面の当接面積を減少させており、また、アタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺の段部12h上の密封部材保持体10bのテーパ形状外周面の環状突出部10cもまたアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺に対する密封部材保持体10bの外周面の当接面積を減少させているので、前述した圧力上昇によるこれらのいわゆる膠着を効果的に阻止している。
容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺に対するポンプユニット20のシリンダ部材20aの前述した開口内配置部分の前述した基端部の外周辺の前述した螺合が緩むことにより、アタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dから離脱するよう蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの前述した開口内配置部分がアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの中心線に沿い容器本体15の物質保持空間中から遠ざかる方向に移動する。この結果として、容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺の段部12b上に位置決めされている密封部材保持体10bの前述した外端面と蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの外部空間突出区域20cの開口周縁対面部分20dとの間にアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの中心線に沿った方向に隙間が生じる。
この間には、容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺の段部12b上に位置決めされている密封部材保持体10bの内周面の段部10eに対し、蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの前述した開口内配置部分の基端部の外周辺の突起20eが接近し、容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの中心線に沿った方向において当接し係合する。この当接、即ち係合、中も、密封部材保持体10bの内周面のテーパ形状の第1領域IS1は蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの外部空間突出区域20cの開口周縁対面部分20dと協働して密封部材10aを弾性的に押圧し続け、密封部材保持体10bは依然として密封部材10aを開口12aの中心線に沿った方向における密封部材10aの寸法の半分以上を開口12aの半径方向の外方から覆う。そして、容器本体15の物質保持部材12bの物質保持空間内の圧力により密封部材10aが、密封部材保持体10bの前述した外端面と蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの外部空間突出区域20cの開口周縁対面部分20dとの間に生じた前述した隙間から飛び出することが確実に阻止される。
上述した当接、即ち係合、以降は、密封部材保持体10は、蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの前述した開口内配置部分と伴に、容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺に対し中心開口12dの中心線に沿い容器本体15の外部空間に向かい移動し、外部空間中に引き出される。この間にも、密封部材保持体10bの段部10eに対する蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの前述した開口内配置部分の基端部の外周辺の突起20eの前述した当接、即ち係合、が維持されるお蔭で、密封部材保持体10bは蓋16のポンプユニット20のシリンダ部材20aの前述した開口内配置部分の基端部の外周辺から分離されることがない。
上述した当接、即ち係合、以降は、容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺の段部12b上から密封部材保持体10bの前述した内端面が分離され、また密封部材保持体10bのテーパ形状の外周面の環状突出部10cが、容器本体15の物質保持部材12bの開口12aの内周辺、この実施形態では容器本体15の物質保持部材12bの開口12aを取り囲んでいるアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺、から外部空間に離脱する。
このときに、前述した如く、前述した圧力上昇による、密封部材保持体10bの上記反対側部分である上記内端面の環状凹所10dがアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺の段部12hに対する密封部材保持体10bの上記反対側部分である上記内端面のいわゆる膠着を効果的に阻止しており、また、アタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺の段部12h上の密封部材保持体10bのテーパ形状外周面の環状突出部10cもまたアタッチメント取り付け部材12cの中心開口12dの内周辺に対する密封部材保持体10bの外周面のいわゆる膠着を効果的に阻止しているので、前述した離脱は容易に行うことが出来る。
10…密封容器シール構造、10a…密封部材、10b…密封部材保持体、10c…環状突出部、10d…環状凹所、10e…段部、12…密封容器、12a…開口、12b…物質保持部材(容器本体)、12c…アタッチメント取り付け部材(容器本体)、12d…中心開口、SM…弾性密封部材、12e…把持ハンドル、12f…ノズルユニット操作レバー、12g…開口周縁部分、12h…段部、14…物質、15…容器本体、16…蓋、18…ノズルユニット、C…区域、20…ポンプユニット、20a…シリンダ部材、20b…ピストン部材、20c…外部空間突出区域、20d…開口周縁対面部分、20e…突起、IS1…第1領域、IS2…第2領域、22…安全弁ユニット。

Claims (5)

  1. 密封しようとする物質が透過できない材料で作成され、物質を出し入れする為の開口を有し、開口から入れられた物質を保持する物質保持空間を提供する容器本体と;
    上記物質が透過できない材料で作成され、容器本体の上記開口内に配置される開口内配置部分及び上記開口内配置部分を上記開口内に配置させることにより容器本体の外表面において上記開口の周縁を取り囲む開口周縁部分に対面する開口周縁対面部分を有していて、容器本体の上記開口内に開口内配置部分を配置させるとともに容器本体の外表面の開口周縁部分に開口周縁対面部分を対面させることにより上記開口を閉塞し上記開口に着脱可能に固定される蓋と;
    を備えた密封容器において、容器本体の開口と蓋との間の隙間を密封する密封容器シール構造であって:
    弾性を有した材料により形成され、蓋の上記開口内配置部分の外周辺に沿い配置された環状の密封部材と;
    上記物質が透過できず上記物質により寸法を変化させることが無い材料で環状に作成され、上記開口の内周辺に沿い配置され、蓋の上記開口内配置部分が容器本体の上記開口内に配置されたときに密封部材を蓋の上記開口内配置部分の外周辺上に押圧するとともに上記開口周縁対面部分上に押圧し、さらに密封部材を上記開口の中心線に沿った方向における密封部材の寸法の半分以上を上記開口の半径方向の外方から覆う密封部材保持体と;
    を備えていることを特徴とする密封容器シール構造。
  2. 密封部材保持体の外周面の一部分が、上記外周面の周方向に延出し環状に形成され、上記外周面の他部分よりも上記外周面の半径方向の外方に向かい突出した環状突出部を有しており、
    密封部材保持体の外周面の環状突出部は、密封部材保持体が容器本体の上記開口の内周辺に沿い配置されたときに上記開口の内周辺に接触する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の密封容器シール構造。
  3. 密封部材保持体の前記外周面の断面は前記環状突出部を頂点としたテーパ形状をしている、ことを特徴とする請求項2に記載の密封容器シール構造。
  4. 密封部材保持体は密封部材の弾性よりも小さい弾性を有していて、
    密封部材保持体の内周面は、蓋の開口周縁対面部分に隣接した第1領域と、上記第1領域に対し上記内周面の中心線に沿った方向において蓋の開口周縁対面部分とは反対側に位置した第2領域と、を含んでおり、
    上記第1領域は、蓋の開口周縁対面部分に接近するのに伴い径を拡大させるテーパ形状に形成されていて、蓋の上記開口内配置部分が容器本体の上記開口内に配置されたときに密封部材を蓋の上記開口内配置部分の外周辺上に押圧するとともに上記開口周縁対面部分上に押圧し、
    上記第2領域は、上記第1領域における最も小さな直径よりも大きな直径を有し上記第1領域との間に段部を形成しており、
    蓋の上記開口内配置部分の外周辺において、蓋の上記開口内配置部分が容器本体の上記開口内に配置されたときに密封部材保持体の内周面の上記段部よりも密封部材保持体の内周面の中心線に沿った方向において内方に配置され上記中心線の半径方向の外方に向かい突出した突起を含んでおり、
    蓋の上記開口内配置部分の外周辺の上記突起は、密封部材保持体において蓋の上記開口周縁対面部分に対面した外端面に対し蓋の上記開口周縁対面部分が接触したときに、密封部材保持体の内周面の上記段部よりも、上記蓋の上記開口内配置部分の外周辺の中心線に沿った方向において上記蓋の上記開口周縁対面部分から遠い位置に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の密封容器シール構造。
  5. 容器本体の上記開口の内周辺には、密封部材保持体が容器本体の上記開口の内周辺に沿い配置されたときに密封部材保持体において蓋の上記開口周縁対面部分とは反対側を向いている内端面が接触する段部が形成されていて、
    密封部材保持体の上記内端面には、環状の凹所が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の密封容器シール構造。
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