JP2013242084A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2013242084A
JP2013242084A JP2012115534A JP2012115534A JP2013242084A JP 2013242084 A JP2013242084 A JP 2013242084A JP 2012115534 A JP2012115534 A JP 2012115534A JP 2012115534 A JP2012115534 A JP 2012115534A JP 2013242084 A JP2013242084 A JP 2013242084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage case
air passage
opening
temperature
refrigerator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012115534A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6080385B2 (ja
Inventor
Maiko Shibata
舞子 柴田
Hiroaki Yokoo
広明 横尾
Makoto Okabe
誠 岡部
Takashi Ito
敬 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2012115534A priority Critical patent/JP6080385B2/ja
Priority to CN2013202466172U priority patent/CN203364530U/zh
Priority to CN201310167965.5A priority patent/CN103423938B/zh
Publication of JP2013242084A publication Critical patent/JP2013242084A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6080385B2 publication Critical patent/JP6080385B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

【課題】貯蔵品の過冷却状態を保ちやすくすることを可能とする冷蔵庫を提供することを目的としている。
【解決手段】上方が開放され、切替室に設けられる略箱状の収納ケースと、収納ケースに冷気を流入させる第1開口部が形成され、収納ケースの開放部分を覆う遮蔽板と、切替室の背面側に設けられ、収納ケースに収納された貯蔵品を加温するヒーターと、切替室の背面側に形成された風路に設けられ、送風ファンから供給される冷気を、第1開口部から収納ケースに流入させるか否かを切り替える切替手段と、を有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、冷蔵庫に関し、特に、冷蔵保存技術に関するものである。
一般に、食品を保存する際には、できるだけ低い温度で保存することが、食品の品質維持のために効果的であることが知られている。これは、食品の品質劣化に関わる要因の作用を低温にすることによって抑制することができるためである。
食品の品質劣化要因は、乾燥などの物理的作用、酵素による分解や酸化などの化学的作用、発酵・腐敗などの微生物学的作用、植物の呼吸や蒸散など生物学的作用の4つに分類される。
物理的作用、化学的作用による食品の品質劣化は、温度が高いほど進行が早く、温度が低いほど進行が遅くなり、微生物は、温度が低くなるほど、細胞内の酵素活性が下がるため、増殖しにくくなる。
また、微生物学的作用、生物学的作用による食品の品質劣化も、温度が低くなるほど進行が遅くなり、細胞が凍ってしまうと活動を停止し、さらに、品質劣化の進行が抑制される。このように、食品を低温下で保存することで、食品の品質劣化要因が作用し難くなり、食品の品質を維持することができる。
家庭用冷蔵庫における低温保存には、食品の温度を下げて冷却状態で保存する冷蔵保存と、さらに温度を下げて、食品を凍結した状態で保存する冷凍保存がある。冷凍保存では、食品の保存期間を飛躍的に延長することができる。
しかしながら、冷凍保存においては、食品は凍結による損傷を受けることが知られている。たとえば、水が氷に変わると体積が増加するため、食品中の組織が物理的な損傷を受ける。これは、食感の劣化や、解凍時のドリップ流出などにつながり、食品の品質維持の点で課題となっている。
この課題に対して、食品を過冷却状態とする保存方法、すなわち食品を凍結させることなく低温に保持する保存方法が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。なお、過冷却状態とは、食品が凍結点以下に達していても、凍結を開始せずに未凍結状態であることをいう。
特許文献1に記載の技術は、間接冷却を行うために容器部材と、この容器部材の開口部を覆うフタ部材とを設け、冷気が容器部材内(貯蔵空間内)に直接的に吹き付けられない構造とすることで過冷却状態を維持するものである。
特許第3903066号公報(たとえば、段落[0049]及び図6参照)
特許文献1に記載の技術では、冷気を貯蔵空間内に流入させないため、扉開閉などによる温度上昇後の温度復帰が遅くなったり、外気が高温であるときには、冷却不足になる可能性があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、貯蔵品の過冷却状態を保ちやすくすることを可能とする冷蔵庫を提供することを目的としている。
本発明に係る冷蔵庫は、貯蔵品を過冷却状態で保存することができる切替室と、冷気を生成する冷却器と、冷却器で生成された冷気を、切替室の背面側に形成された風路を介して少なくとも切替室に供給する送風ファンとを有する冷蔵庫において、上方が開放され、切替室に設けられる略箱状の収納ケースと、収納ケースに冷気を流入させる第1開口部が形成され、収納ケースの開放部分を覆う遮蔽板と、切替室の背面側に設けられ、収納ケースに収納された貯蔵品を加温するヒーターと、切替室の背面側に形成された風路に設けられ、送風ファンから供給される冷気を、第1開口部から収納ケースに流入させるか否かを切り替える切替手段と、を有しているのである。
本発明に係る冷蔵庫は、開口部を有するカバーと、貯蔵品を加温するヒーターと、第1開口部から収納ケースに冷気を供給するか否かを切り替える切替手段を有しているので、貯蔵品の過冷却状態を保ちやすくなっている。
本発明の実施の形態に係る冷蔵庫の正面図である。 図1に示す冷蔵庫の点線A−Aにおける断面図である。 図2に示す切替室及びその近傍の断面図である。 図3に示す切替室に設けられた収納ケース、プレート及びカバーの説明図である。 本発明の実施の形態に係る切替室のダンパ動作の説明図である。 本発明の実施の形態に係る冷蔵庫の運転制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る切替室の庫内温度の推移の一例である。 マグロを7日間保存したときの赤色の変化量の説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態.
図1は、実施の形態に係る冷蔵庫1の正面図である。図2は、図1に示す冷蔵庫1の点線A−Aにおける断面図である。図1及び図2を参照して、冷蔵庫1の概要構成について説明する。
本実施の形態に係る冷蔵庫1は、扉開閉により庫内温度が上昇してしまうことや外気が高温であるために庫内温度を低下させ難くとも、過冷却状態を保つことができるように、切替室200に改良が加えられている。
[冷蔵庫1の構成]
冷蔵庫1は、図2に示すように、断熱筐体である外郭内(庫内)に、食品(貯蔵品)などを収納する冷蔵室100、切替室200、製氷室300、冷凍室400及び野菜室500(以下、これらを各室とも称する)が、それぞれが区画されて設けられている。
また、冷蔵庫1は、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機2と、蒸発器として機能する冷却器3と、冷却器3で生成された冷気を冷蔵室100などに供給する送風ファン4とを有している。
さらに、冷蔵庫1は、冷気が流れる風路であって冷却器3及び送風ファン4などが設置される風路5を有している。
(冷蔵室100)
冷蔵室100は、食品を冷蔵することができるものであり、食品などを収納する棚100Cなどが設けられているものである。この冷蔵室100の前面側には、たとえばヒンジ式の右扉100A及び左扉100Bが設けられている。右扉100A及び左扉100Bは、ヒンジ(図示省略)によって、冷蔵室100を正面側からみたときの幅における両端部にそれぞれ連結されている。なお、図1に示すように、右扉100A及び左扉100Bは、正面視した時に左右非対称となっていてもよい(大きさが異なっていてもよい)。
左扉100Bには、各室の温度や設定を調節する操作スイッチと、各室の温度などを表示する液晶表示部などから構成される操作パネル6が設けられている。なお、図1及び図2では、操作パネル6が、左扉100Bの前面に設けられた場合を例に図示したが、それに限定されるものではなく、たとえば左扉100Bの背面(冷蔵室100の内側面)に設置されていてもよい。
(切替室200)
切替室200は、たとえば冷蔵室100の下側に設けられ、食品を冷蔵保存及び冷凍保存することができることに加え、過冷却保存することができるように温度調整が可能となっているものである。すなわち、切替室200は、冷凍温度帯(−18[℃])から冷蔵温度帯(3[℃])、過冷却保存温度帯(−3[℃])、ソフト冷凍温度帯(−7[℃])などの各温度帯に切り替えることができるようになっている。この切替室200の前面側には、切替室200の開閉をするため、水平方向に移動可能な引き出し扉7が設けられている。また、切替室200には、食品などを載置することが可能な収納ケース201が設けられている。なお、切替室200の詳細な構成については、図3及び図4で説明する。
(製氷室300)
製氷室300は、切替室200の側方側に設けられ、水を凍らせて氷を生成すること、及び生成した氷を貯留することができるようになっているものである。製氷室300の前面側には、製氷室300を開閉するため、水平方向に移動可能な引き出し扉300Aが設けられている。
(冷凍室400)
冷凍室400は、切替室200及び製氷室300の下側に設けられ、食品などを冷凍することができる。この冷凍室400には、たとえば引き出し式の扉400Aが設けられている。この冷凍室400の前面側には、冷凍室400を開閉するため、水平方向に移動可能な引き出し扉400Aが設けられている。また、冷凍室400には、食品などを載置することが可能な収納ケース401が設けられている。
(野菜室500)
野菜室500は、冷凍室400の下側に設けられ、野菜を冷蔵するのに適しているものである。この野菜室500には、引き出し式の扉500Aが設けられている。野菜室500は、冷蔵室100に冷蔵室用帰還風路(図示省略)を介して連通するとともに、冷却器3の設置される風路5に野菜室用帰還風路(図示省略)を介して連通している。そして、野菜室500には、冷蔵室100内の冷気が、冷蔵室用帰還風路(図示省略)を介して流入し、この野菜室500に流入した冷気が野菜室用帰還風路を介して冷却器3側に戻されるようになっている。また、野菜室500には、食品などを載置することが可能な収納ケース501が設けられている。
(圧縮機2及び冷却器3)
圧縮機2は、冷蔵庫1の底部側に搭載され、冷媒を圧縮して吐出するものである。圧縮機2は、冷媒吐出側が図示省略の放熱器に接続され、冷媒吸入側が冷却器3に接続されている。
冷却器3は、蒸発器として機能し、自身を流れる冷媒と風路5の空気とを熱交換させて冷気を生成するものである。冷却器3は、風路5に設けられており、たとえば野菜室500の背面側の位置に配置されている。
(送風ファン4及び風路5)
送風ファン4は、風路5から冷蔵室100、切替室200、製氷室300、冷凍室400、及び野菜室500へ冷気を供給するものである。送風ファン4は、風路5に設けられている。より詳細には、送風ファン4は、その高さ位置が、たとえば冷却器3の上側であって切替室200と野菜室500との間あたりとなっている。
風路5は、冷蔵庫1内の下側から上側にかけて形成されている。より詳細には、風路5は、冷蔵室100、切替室200、製氷室300、及び野菜室500の背面側に形成されている。風路5には、冷却器3及び送風ファン4が設けられている。
なお、冷蔵庫1は、各種機器を制御する図示省略の制御装置を有している。そして、各室の温度は、各室に設置された図示しないサーミスタにより検知され、予め設定された温度になるように、風路5に設置された図示省略のダンパの開度、圧縮機2の出力、及び送風ファン4の送風量が制御装置によって制御される。
また、各室のケース数は1個でもよいが、冷蔵庫1全体の容量からして整理性などが向上する場合には2個以上あっても構わない。
[切替室200及びその近傍の構成]
図3は、図2に示す切替室200及びその近傍の断面図である。図4は、図3に示す切替室200に設けられた収納ケース201、プレート13及びカバー14の説明図である。図3及び図4を参照して、切替室200及びその近傍の構成について詳細に説明する。
切替室200は、食品などを収容する収納ケース201と、収納ケース201の開放部分を覆うように設けられるカバー14と、収納ケース201の底面上に設けられ、伝熱性部材で構成されるプレート13とが収容される。また、切替室200は、収納ケース201内の食品などの温度を検出する赤外線センサ15と、切替室200内の温度を検出するサーミスタ11と、切替室200内の食品などを加温するヒーター12とが設けられている。
また、切替室200には、風路5を、後述する第1分岐風路5A及び第2分岐風路5Bの2手に分岐させる風路分岐部材200Dと、切替室200が冷蔵庫1から引き出されていない状態において、「収納ケース201とカバー14とで形成される空間200E」と「風路5」とを連通するように接続する接続部200Fとが設けられている。
なお、風路分岐部材200Dは、冷蔵庫1の前面側から背面側に向かって水平面と略平行に形成されている水平部200D1及び水平部200D1の背面側端部から延出し、風路5の略鉛直下側に向かって突出するように設けられている分岐部200D2を有している。
(収納ケース201)
収納ケース201は、上面側が開放された略箱状の部材である。すなわち、収納ケース201は、底面(床面)と、前面と、前面に対応する背面と、前面及び背面に直交する2つの側面とから構成されている。なお、収納ケース201は、前面の高さよりも、背面の高さの方が低くなるように構成されている。また、収納ケース201の両側面は、背面側の高さよりも前面側の高さの方が高くなっている。
収納ケース201の底面上には、プレート13が設けられる。また、収納ケース201は、収納ケース201の上側開放部分を覆うようにカバー14が設けられている。なお、収納ケース201の側面の背面側についても、カバー14によって覆われる。
すなわち、収納ケース201にカバー14が取り付けられた状態において、空間200Eの内と空間200Eの外とは、後述するカバー14の第1天井開口部8A、第2天井開口部8B及び背面開口部9を介して連通することとなる。
(カバー14)
カバー14は、収納ケース201の開放部分を覆うように設けられ、切替室200が冷蔵庫1から引き出されていない状態において、平面視形状が略長方形である第1天井開口部8A及び第2天井開口部8Bが形成されている。
第1天井開口部8Aは、第1分岐風路5Aと空間200Eとが連通するように形成されている。第2天井開口部8Bは、切替室200が冷蔵庫1から引き出されていない状態において、「空間200E」と、「切替室200内であって空間200E外の空間」とを連通させるように形成されている。この第2天井開口部8Bは、第1天井開口部8Aよりも前側に形成されている。
カバー14の背面側には、前面側から背面側に向かう方向に突出するように形成された背面開口部9が形成されている。この背面開口部9は、縦断面形状がたとえば略長方形形状の部材である。そして、背面開口部9は、切替室200が冷蔵庫1から引き出されていない状態において、接続部200Fに接続されている。
カバー14は、収納ケース201の側面と略平行である側面部14Aを有している。収納ケース201の側面は、背面側の高さよりも前面側の高さの方が高くなっていることに対応して、この側面部14Aは、背面側の高さよりも前面側の高さの方が低くなった形状をしている。そして、カバー14が収納ケース201の底面上に設けられると、側面部14Aと収納ケース201の側面とが割符のように組み合わせられ、空間200Eの側面側の気密性が確保されるようになっている。
カバー14に突起部を設け、切替室200の天井にこの突起部と勘合する凹部を設け、カバー14は切替室200の天井に係止できる構成とし、収納ケース201が引き出されたとき、カバー14が切替室200内に残る構成にしてもよい。
なお、第1天井開口部8A及び第2天井開口部8Bは、その平面視形状が略長方形であるものとして説明したが、それに限定されるものではく、たとえば円形、楕円径などであってもよい。
また、第1天井開口部8A及び第2天井開口部8Bは、略長方形の開口部を1つ形成することで構成した場合を例として説明したが、複数の開口部から構成したものであってもよい。
さらに、第1天井開口部8A及び第2天井開口部8Bの位置については、図3及び図4のように限定されるものではなく、たとえば、後述の第1分岐風路5A及び赤外線センサ15の位置などに応じて設定するとよい。
(プレート13)
プレート13は、良熱伝導性部材で構成されるものである。プレート13は、たとえば縦断面形状が略L字型となるように構成され、収納ケース201の底面と背面とに沿って設置される。なお、プレート13の形状は、それに限定されるものではない。また、プレート13は、たとえばアルミなどで構成するとよい。
(赤外線センサ15)
赤外線センサ15は、収納ケース201内の食品などの温度を検出可能なものである。ここで、切替室200の上面には、切替室200が冷蔵庫1から引き出されていない状態において、第2天井開口部8Bに対向する位置に、下側から上側に突出するように形成された凹部が形成されている。赤外線センサ15は、この凹部に設けられている。
(サーミスタ11)
サーミスタ11は、切替室200内の温度を検知するものである。このサーミスタ11は、切替室200内であって収納ケース201及びカバー14の外側に設けられている。より詳細には、サーミスタ11は、ヒーター12が設けられる切替室200の背面側であって接続部200Fの下側に設けられている。なお、サーミスタ11の検出結果に基づいて、図示省略の制御装置は、ダンパ10の回転角度及びヒーター12の温度を制御する。
(ヒーター12)
ヒーター12は、切替室200の背面に設けられており、サーミスタ11の検出結果に基づいて温度が制御されるものである。このヒーター12は、主に、収納ケース201、プレート13を介してプレート13上の食品を加温する。
ヒーター12は、切替室200の前後方向の温度分布の均一化のため、背面に設置しているが、底面や側面の背面側などでも構わない。なお、底面や側面に設置した場合には、切替室200に隣接した各室に、ヒーター12の熱が伝わってしまい、その隣接した各室を冷却することが妨げられてしまう可能性がある。したがって、切替室200の背面にヒーター12を設ける。
(風路分岐部材200D及び接続部200F)
風路分岐部材200D及び接続部200Fによって、第1分岐風路5A及び第2分岐風路5Bの2手に分岐されている。
まず、「切替室200の天面側」と、「分岐部200D2の背面側及び水平部200D1の上面側」との間には、第1分岐風路5Aが形成されている。この第1分岐風路5Aは、一方側が風路5と連通し、他方側がカバー14の第1天井開口部8Aを介して空間200Eに連通している。
また、「分岐部200D2の前面側」と「接続部200F」との間には、第2分岐風路5Bが形成されている。この第2分岐風路5Bは、一方側が風路5と連通し、他方側がカバー14の背面開口部9を介して空間200Eに連通している。
(ダンパ10)
さらに、風路5のうち切替室200の背面側には、冷気の流れる方向を切り替えるダンパ10が設けられている。ダンパ10は、第1分岐風路5Aへ冷気を供給するか、第1分岐風路5A及び第2分岐風路5Bの両方へ冷気を供給するか、或いは第1分岐風路5A及び第2分岐風路5Bの両方へ冷気を供給しないように切り替えることができる。ダンパ10の一端側は、風路5の内側面のうち前面側の面に回転自在に固定されている。
そして、第1分岐風路5Aへ冷気を供給する場合には、ダンパ10の他端側が、風路分岐部材200Dの分岐部200D2の下端側の位置にくるようにダンパ10を回転させる(半開状態)。
また、第1分岐風路5A及び第2分岐風路5Bの両方へ冷気を供給する場合には、ダンパ10を垂直方向に略平行となるようにダンパ10を回転させる(全開状態)。
さらに、第1分岐風路5A及び第2分岐風路5Bの両方へ冷気を供給しない場合には、水平方向に対して略平行となるようにダンパ10を回転させる(全閉状態)。
[ダンパ10の動作説明]
図5は、実施の形態に係る切替室200のダンパ動作の説明図である。なお、図5(a)は、第1分岐風路5A及び第2分岐風路5Bの両方に冷気を供給する場合の説明図であり、図5(b)は、第1分岐風路5Aにのみ冷気を供給する場合の説明図である。
ダンパ10は、回転角度によって、第1天井開口部8Aと接続部200Fとに冷気を分配することができる。
ダンパ10が半開したとき(図5(a))は、風路5、第1分岐風路5A、第1天井開口部8A及び空間200Eが連通する。すなわち、風路5の冷気は、第1分岐風路5A及び第1天井開口部8Aを介して空間200Eに流入する。
ダンパ10が全開したとき(図5(b))は、風路5、第1分岐風路5A、第1天井開口部8A及び空間200Eが連通するとともに、風路5、第2分岐風路5B、背面開口部9及び空間200Eが連通する。すなわち、風路5の冷気は、第1分岐風路5A及び第1天井開口部8Aを介して空間200Eに流入するとともに、第2分岐風路5B及び背面開口部9を介して空間200Eに流入する。
[過冷却状態の維持について]
ここで、食品を過冷却状態に維持する温度環境について説明する。水が氷に変わるためには、氷結晶が成長する場が必要であり、それは小さい分子レベルでの氷核である。過冷却液体中では、揺らぎにより、分子の集合離散が繰り返され、いろいろな大きさの分子集合(クラスター)が生じていると考えられている。クラスターが非常に小さいとき、内部の分子は氷の結合状態にあるが、表面の分子は結合をもつことができず不安定で、クラスターから離脱するものもある。
クラスターがある臨界半径を超えない限り、安定して存在できず、氷結晶にはならないので、凝固点以下に達していても、凍結は開始しない。この状態が過冷却状態である。臨界半径以上のクラスターが一つでも生じると、それが核となり氷結晶を生成し、過冷却状態は解消する。温度が低くなると過冷却状態が解消する確率は高くなり、また物理的衝撃などの外乱によっても、液体中の揺らぎが大きくなり、臨界半以上のクラスターが生じて、過冷却状態は解消する。
食品の場合、食品は物質の混合物であるので、それらを核として氷結晶を生成することが多い。しかし、保存する空間の温度環境を整え、急激な温度低下などの刺激を与えずに冷却することで、食品を過冷却状態に維持することができる。
具体的には、過冷却状態を維持するにあたり、保存する空間200Eの「温度範囲」は−3〜−1[℃]の範囲が好ましい。また、保存する空間200Eの「温度変動」を小さくする(たとえば±1[K]の範囲)ことが好ましい。なお、「温度範囲」を所定の範囲とし、「温度変動」を小さくすることは、以下の説明において「恒温化」とも称する。
また、過冷却状態を維持するにあたり、空間200Eの「温度分布」を均一化(たとえばΔ1[K]以内)することが好ましい。なお、「温度分布」の均一化をすることは、以下の説明において「均温化」とも称する。
このように、冷蔵庫1は、空間200Eを「恒温化」及び「均温化」することで過冷却状態を維持しやすくなっている。
従来の冷蔵庫の庫内では、外気と隣接している扉に近い前側で温度が高く、冷却器や風路が配置されている後ろ側で温度が低くなっている。これは、冷蔵庫の各室で同様の傾向にあり、切替室も同じ温度分布が生じる。そのため、過冷却状態を維持できる均温環境を整えるためには、この前後方向の温度分布を小さくする必要がある。特に、収納ケース201の底面(床面)は、食品が載置されて接触する箇所となるため、底面の均温化を図ることができるか否かが食品の過冷却状態の維持に大きな影響を与える。
[均温化及び恒温化について]
本実施の形態に係る冷蔵庫1では、ヒーター12を収納ケース201の背面に設置したことにより、収納ケース201の背面側の温度を上昇させ、前後方向での温度差を小さくしている。これにより、冷蔵庫1では、切替室200の前後方向の温度分布を小さくすることができ、均温化を図ることができるようになっている。
また、収納ケース201には、プレート13が設置されているため、ヒーター12からの熱がプレート13に伝達されて、底面の均温化を図ることができるようになっている。
さらに、プレート13は、プレート13の一部とヒーター12とが対向するように、略L字型に構成されているため、ヒーター12からの熱をより効率よく受け取ることができる。
また、切替室200の前後方向の温度差は、外気変動によって変化し、特に外気が高いときには、温度差が大きくなる傾向にある。すなわち、外気変動及び外気温度が高いなどの理由により、切替室200の前側の温度が、好ましい温度(たとえば−1[℃]以上)よりも高くなるということである。
この場合には、食品の過冷却状態を維持するにあたり、切替室200の前側を冷却する必要がある。そこで、ダンパ10を半開(図5(b)の状態)として、第1天井開口部8Aから空間200E内に冷気を流入させ、切替室200の前側を冷却するとともに、背面開口部9から空間200E内に冷気を流入させないで切替室200の背面側がこれ以上冷却されることを抑制するようにする。これにより、切替室200の前後方向の温度差を小さくし、均温化を図ることができる。
一方、冷蔵庫1には、カバー14が設けられているので、収納ケース201の冷気の流入出量を制限することでき、収納ケース201内の温度変動を抑制し恒温化することができる。また、外気や隣接する各室の影響などにより、外乱となる対流が生じても、カバー14により、収納ケース201内に対流の影響が及ぶのを防ぐことができる。
このように、切替室200は、ヒーター12とプレート13、第1天井開口部8A及び背面開口部9からの冷気流入により、均温環境を形成することができるようになっている。また、カバー14により恒温環境を形成することが可能となり、過冷却状態を維持することができる温度環境を収納ケース201に形成することができるようになっている。
図6は、実施の形態に係る冷蔵庫1の運転制御の一例を示すフローチャートである。図6を参照して冷蔵庫1の切替室200の冷却方法の一例について説明する。
以下に説明する切替室200の冷却方法では、大きく分けて初期冷却、過冷却導入及び過冷却維持の3つの工程から構成されている。
初期冷却では、切替室200の温度が高いために、その分冷却速度が大きくとも、食品などが凍結してしまうことはない。すなわち、初期冷却では、切替室200の冷却速度が過冷却導入及び過冷却維持と比較すると大きい工程であり、切替室200の温度を、所定の「温度範囲」に速やかに近づける工程である。なお、所定の「温度範囲」とは、後述のT2からT3までの範囲の温度を指す。
過冷却導入では、切替室200の温度が、「温度範囲」に近づいてきたことから、初期冷却よりも冷却速度を落としている。すなわち、過冷却導入は、食品などが凍結しないようにしながら切替室200の温度を低下させる工程である。
過冷却維持では、「温度範囲」に至ったことから、ヒーター12のON/OFFを切り替え、切替室200の温度を「温度範囲」内に維持する工程である。
次に、詳細な制御方法を説明する。
(S001)
ユーザーなどが切替室200内の収納ケース201に食品を投入する。
(S002)
制御装置は、扉7を閉じたか否かを判定する。
扉7が閉じている場合には、ステップS003に移行し、閉じていない場合にはステップS002に戻る。
<初期冷却>
(S003)
制御装置は、サーミスタ11の検出結果が所定温度T1(たとえば3[℃])より大きいか否かを判定する。
所定温度T1より大きい場合には、ステップS004に移行する。
所定温度T1以下の場合には、ステップS005に移行する。
(S004)
制御装置は、ダンパ10を半開とし、また、冷却速度V1(たとえば、0.2℃/min)となるように送風ファン4の風量及び圧縮機2の回転数などを調整する。
そして、制御装置は、ステップS003に移行する。
(S005)
制御装置は、ダンパ10を全閉とし、また、冷却速度V2(たとえば、0.05℃/min)となるように送風ファン4の風量及び圧縮機2の回転数などを調整する。
<過冷却導入>
(S006)
制御装置は、サーミスタ11の検出結果が所定温度T2(たとえば−4[℃])以下であるか否かを判定する。
所定温度T2以下である場合には、ステップS007に移行する。
所定温度T2より大きい場合には、ステップS006を繰り返す。
(S007)
制御装置は、ヒーター12をONにする。
(S008)
制御装置は、サーミスタ11の検出結果が所定温度T3(たとえば−2[℃])以上であるか否かを判定する。
所定温度T3以上である場合には、ステップS009に移行する。
所定温度T3未満である場合には、ステップS008を繰り返す。
(S009)
制御装置は、ヒーター12をOFFにする。
このように、切替室200は、複数の温度帯に設定ができ、初期冷却、過冷却導入、及び過冷却維持の過程を経て、食品などを過冷却状態とする過冷却冷凍を実現することができるようになっている。
なお、保存する空間200Eの「温度範囲」は−3〜−1[℃]の範囲が好ましいが、上記のように、所定温度T2(第1の閾値)及び所定温度T3(第2の閾値)の設定値を、−4[℃]、−2[℃]としている。これは、サーミスタ11の検出結果と、空間200Eの実温度との間には若干の誤差があることを考慮したものである。本実施の形態では、一例として所定温度T2を−3[℃]未満の値である−4[℃]に設定し、所定温度T3を−3〜−1[℃]の間の値である−2[℃]に設定している。
さらに、通常の冷凍(−18[℃])設定時には、ダンパ10を全開し、第1天井開口部8A及び背面開口部9とから冷気を流入させることで、冷却速度の速い冷凍が実現可能である。
図7は、実施の形態に係る切替室200の庫内温度の推移の一例である。
図7に示すように、食品投入時など扉開閉の後は、切替室200内の温度は上昇するが、冷気を第1天井開口部8Aから冷気を流入させて速やかに冷却することにより、投入された食品を素早く冷却することができ、すでに切替室200内に保存された食品への影響も抑制することができる。
食品の凍結点付近まで冷却し、食品を過冷却状態に導入させるためには、食品全体を均一に冷却する必要があるため、冷却速度を落として冷却する。冷却速度が速いままであると、食品の表面の温度が低下し、表面で過冷却状態が解消し、凍結が開始し、食品全体の凍結につながってしまう。
過冷却状態に達した後は、過冷却状態を維持するため、ヒーター12のON/OFF制御で、切替室200内を設定した温度、たとえば−3±1[℃]に保持し、食品を過冷却状態のまま維持する。
切替室200内には赤外線センサ15が設けられており、食品温度を検知することができるため、サーミスタ11に検知される庫内温度に加えて、食品温度を用いてダンパ10やヒーター12を制御することができる。これにより、食品の温度変動をより小さくすることができ、過冷却状態の維持がより確実になる。
実施の形態の切替室200においては、切替室200内の平均温度が−2〜−3[℃]、収納ケース201の底面の温度が−4〜−5[℃]程度となり、生マグロの柵を14日間、凍結することなく低温で保存することが可能であった。
そのときの食品への効果について述べる。図8は、マグロを7日間保存したときの赤色の変化量の説明図である。この図8は、切替室200での過冷却維持保存と、従来の冷蔵庫での冷蔵保存、チルド保存とで、マグロを7日間保存した場合の赤色の変化量を示している。
このように、低温で保存することによりマグロの変色を抑える結果を得た。この変色は、赤身肉に含まれる色素たんぱく質ミオグロビンが酸化されてメトミオグロビンとなり、褐色に変化する(メト化)ものである。したがって、低温で保存することにより、酸化反応を抑制する効果を確認することができた。また、凍結させずに保存できるため、ドリップの流出もない。
[本実施の形態に係る冷蔵庫1の有する効果]
本実施の形態に係る冷蔵庫1は、第1天井開口部8A及び第2天井開口部8Bが形成されたカバー14と、収納ケース201内の食品を加温することができるヒーター12と、食品に効率的にヒーター12の熱を伝達するプレート13とを有しているため、食品の過冷却状態を保ちやすくなっている。
本実施の形態に係る冷蔵庫1は、切替室200を所定の「温度範囲(たとえば、−3〜−1[℃])」とするとともに、カバー14が設けられることで収納ケース201の冷気の流入出量を制限している。これにより、収納ケース201内の温度変動を抑制し、恒温化することができる。すなわち、切替室200の食品の過冷却状態を維持できる恒温環境を整えることができる。
本実施の形態に係る冷蔵庫1は、ヒーター12を収納ケース201の背面に設置したことにより、収納ケース201の背面側の温度を上昇させ、前後方向での温度差を小さくし、均温化を図ることができるようになっている。
本実施の形態に係る冷蔵庫1は、収納ケース201の底面上にプレート13が設置されているため、ヒーター12からの熱がプレート13に伝達されて、特に底面の均温化を図ることができるようになっている。
本実施の形態に係る冷蔵庫1は、第1天井開口部8A及び背面開口部9が形成されたカバー14と、ダンパ10を有しているため、複数の温度帯に設定ができる機能と、過冷却状態を維持することとが両立可能となっている。
1 冷蔵庫、2 圧縮機、3 冷却器、4 送風ファン、5 風路、5A 第1分岐風路、5B 第2分岐風路、6 操作パネル、7 扉、8A 第1天井開口部(第1開口部)、8B 第2天井開口部(第2開口部)、9 背面開口部、10 ダンパ、11 サーミスタ(第1温度検知手段)、12 ヒーター、13 プレート、14 カバー(遮蔽板)、15 赤外線センサ(第2温度検知手段)、100 冷蔵室、100A 右扉、100B 左扉、100C 棚、200 切替室、200D 風路分岐部材、200D1 水平部、200D2 分岐部、200E 空間、200F 接続部、201 収納ケース、300 製氷室、300A 扉、400 冷凍室、400A 扉、401 収納ケース、500 野菜室、500A 扉、501 収納ケース。

Claims (10)

  1. 貯蔵品を過冷却状態で保存することができる切替室と、冷気を生成する冷却器と、前記冷却器で生成された冷気を、前記切替室の背面側に形成された風路を介して少なくとも前記切替室に供給する送風ファンとを有する冷蔵庫において、
    上方が開放され、前記切替室に設けられる略箱状の収納ケースと、
    前記収納ケースに冷気を流入させる第1開口部が形成され、前記収納ケースの開放部分を覆う遮蔽板と、
    前記切替室の背面側に設けられ、前記収納ケースに収納された貯蔵品を加温するヒーターと、
    前記切替室の背面側に形成された前記風路に設けられ、前記送風ファンから供給される冷気を、前記第1開口部から前記収納ケースに流入させるか否かを切り替える切替手段と、
    を有している
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記遮蔽板は、
    前記収納ケースの底面と対向する面に前記第1開口部が形成され、
    前記遮蔽板のうち前記切替室の背面側に、前記収納ケースに冷気を流入させる背面開口部が形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記風路と前記第1開口部とを連通させる第1分岐風路と前記風路と前記背面開口部とを連通させる第2分岐風路とを形成する風路分岐部材を有し、
    前記風路分岐部材は、
    前記第1開口部側から前記背面開口部側にかけて略水平面と平行に設けられた水平部と、
    当該水平部のうち前記風路側の端部側から延出し、前記風路内で略垂直下側に突出する分岐部とを有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記切替手段は、
    前記送風ファンから供給される冷気を、
    前記第1分岐風路及び第2分岐風路に供給するか、前記第1分岐風路に供給し前記第2分岐風路に供給しないか、或いは、前記第1分岐風路及び第2分岐風路に供給しないかを切り替えるダンパで構成した
    ことを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記収納ケースの背面側には、
    前記第2分岐風路と前記背面開口部とを接続する接続部が設けられた
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の冷蔵庫。
  6. 前記収納ケースの背面側と前記ヒーターとの間に第1温度検知手段が設けられ、
    前記ヒーターは、
    前記第1温度検知手段の検出結果が、
    貯蔵品を過冷却状態で保存するときに予め設定される前記収納ケース内の温度範囲のうちの下限値よりも低い第1の閾値未満となると駆動させられ、
    前記温度範囲のうちの上限値よりも低く、前記下限値よりも高い第2の閾値より大きくなると停止させられる
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記収納ケース内に設けられ、前記ヒーターの熱を前記収納ケースに収納された貯蔵品に伝達させるプレートを有する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記プレートは、
    前記収納ケースの底面及び背面に沿うように設けられた
    ことを特徴とする請求項7に記載の冷蔵庫。
  9. 前記遮蔽板は、
    前記第1開口部の前側に、前記収納ケースの冷気を流出させる第2開口部が形成された
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記切替室には、
    前記第2開口部の対向位置に、貯蔵品の温度を検知する第2温度検知手段を設けた
    ことを特徴とする請求項9に記載の冷蔵庫。
JP2012115534A 2012-05-21 2012-05-21 冷蔵庫 Active JP6080385B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012115534A JP6080385B2 (ja) 2012-05-21 2012-05-21 冷蔵庫
CN2013202466172U CN203364530U (zh) 2012-05-21 2013-05-09 冰箱
CN201310167965.5A CN103423938B (zh) 2012-05-21 2013-05-09 冰箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012115534A JP6080385B2 (ja) 2012-05-21 2012-05-21 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013242084A true JP2013242084A (ja) 2013-12-05
JP6080385B2 JP6080385B2 (ja) 2017-02-15

Family

ID=49649059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012115534A Active JP6080385B2 (ja) 2012-05-21 2012-05-21 冷蔵庫

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6080385B2 (ja)
CN (2) CN103423938B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017116216A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 シャープ株式会社 冷蔵庫
JP2017141969A (ja) * 2016-02-08 2017-08-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫
WO2018189777A1 (ja) * 2017-04-10 2018-10-18 三菱電機株式会社 冷蔵庫

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6080385B2 (ja) * 2012-05-21 2017-02-15 三菱電機株式会社 冷蔵庫
CN109990533B (zh) * 2017-12-29 2021-08-24 海尔智家股份有限公司 风冷冰箱
CN109827375B (zh) * 2019-03-29 2021-08-31 合肥华凌股份有限公司 储物盒及制冷设备
CN110671879B (zh) * 2019-09-10 2021-04-16 珠海格力电器股份有限公司 一种冰箱及其控制方法
CN110953802B (zh) * 2019-12-09 2021-06-15 海信(山东)冰箱有限公司 一种冰箱
CN115507583B (zh) * 2021-06-07 2024-05-28 青岛海尔制冷电器有限公司 一种用于冰箱的熟成间室和具有其的冰箱

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4976351U (ja) * 1972-10-19 1974-07-02
JP2002130897A (ja) * 2000-09-21 2002-05-09 Mando Climate Control Corp 漬物貯蔵庫
JP2002372358A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Matsushita Refrig Co Ltd 冷蔵庫
JP3903066B1 (ja) * 2006-03-31 2007-04-11 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫
JP2009030934A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
US20090254220A1 (en) * 2008-04-07 2009-10-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Refrigerator and control method thereof
JP2009287819A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
JP2011058796A (ja) * 2010-11-04 2011-03-24 Mitsubishi Electric Corp 冷凍冷蔵庫
US20110219805A1 (en) * 2008-12-30 2011-09-15 Lg Electronics, Inc. Non-freezing storage unit and refrigerator including the same

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4693449B2 (ja) * 2005-03-15 2011-06-01 シャープ株式会社 冷蔵庫
KR101176455B1 (ko) * 2006-01-14 2012-08-30 삼성전자주식회사 과냉각장치와 냉장고와 그 제어방법
JP6080385B2 (ja) * 2012-05-21 2017-02-15 三菱電機株式会社 冷蔵庫

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4976351U (ja) * 1972-10-19 1974-07-02
JP2002130897A (ja) * 2000-09-21 2002-05-09 Mando Climate Control Corp 漬物貯蔵庫
JP2002372358A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Matsushita Refrig Co Ltd 冷蔵庫
JP3903066B1 (ja) * 2006-03-31 2007-04-11 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫
JP2009030934A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
US20090254220A1 (en) * 2008-04-07 2009-10-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Refrigerator and control method thereof
JP2009287819A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
US20110219805A1 (en) * 2008-12-30 2011-09-15 Lg Electronics, Inc. Non-freezing storage unit and refrigerator including the same
JP2011058796A (ja) * 2010-11-04 2011-03-24 Mitsubishi Electric Corp 冷凍冷蔵庫

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017116216A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 シャープ株式会社 冷蔵庫
JP2017141969A (ja) * 2016-02-08 2017-08-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫
WO2017138426A1 (ja) * 2016-02-08 2017-08-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫
WO2018189777A1 (ja) * 2017-04-10 2018-10-18 三菱電機株式会社 冷蔵庫
JPWO2018189777A1 (ja) * 2017-04-10 2019-11-07 三菱電機株式会社 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
CN103423938B (zh) 2016-08-03
CN203364530U (zh) 2013-12-25
CN103423938A (zh) 2013-12-04
JP6080385B2 (ja) 2017-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6080385B2 (ja) 冷蔵庫
US7036334B2 (en) Refrigerator having temperature controlled chamber
US7775065B2 (en) Methods and apparatus for operating a refrigerator
JP6138708B2 (ja) 冷蔵庫
US7762102B2 (en) Soft freeze assembly for a freezer storage compartment
JP3950904B1 (ja) 冷蔵庫
US7059142B2 (en) Refrigerator having temperature controlled chamber
JP5188457B2 (ja) 冷蔵庫
JP2009030934A (ja) 冷蔵庫
JP2008106993A (ja) 冷蔵庫
JPWO2018189777A1 (ja) 冷蔵庫
WO2018033966A1 (ja) 冷蔵庫
JP3490379B2 (ja) 冷蔵庫
JP2011017472A (ja) 冷蔵庫
JP4879209B2 (ja) 冷蔵庫
JP2018004228A (ja) 冷蔵庫
JP4985833B2 (ja) 過冷却制御冷蔵庫
JP4840469B2 (ja) 過冷却制御冷蔵庫
AU2018426820B2 (en) Refrigerator
JP2007187362A (ja) 冷蔵庫
JP2009036472A (ja) 冷蔵庫及びその製造方法
JPH0427475B2 (ja)
JP2006226614A (ja) 冷蔵庫
KR20090008159U (ko) 냉장고
KR20070024021A (ko) 냉장고 야채실의 독립된 온도제어를 위한 야채실 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150331

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150528

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151020

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160118

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20160126

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20160304

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6080385

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250