JP2002130897A - 漬物貯蔵庫 - Google Patents

漬物貯蔵庫

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JP2002130897A
JP2002130897A JP2001279627A JP2001279627A JP2002130897A JP 2002130897 A JP2002130897 A JP 2002130897A JP 2001279627 A JP2001279627 A JP 2001279627A JP 2001279627 A JP2001279627 A JP 2001279627A JP 2002130897 A JP2002130897 A JP 2002130897A
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ヨン ギル イ
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Mando Climate Control Corp
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    • F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • F25D2400/10—Refrigerator top-coolers

Abstract

(57)【要約】 【課題】野菜室の温度を好適に維持するヒーティング装
置を備えた漬物貯蔵庫を提供する。 【解決手段】 漬物貯蔵庫は、漬物を熟成及び冷蔵保管
する上部開閉式の第1及び第2漬物貯蔵室と、野菜及び漬
物を保管する野菜室61である引出し式の第3漬物貯蔵室
とを備える。野菜室61を提供する垂直隔壁6bの背面に形
成された凝結水排出管8aの下部には、除霜作業及び野菜
室61の温度を設定範囲内に維持するために野菜室61を加
熱するヒーター9が設けられている。野菜室におけるヒ
ーター9の除霜作業は、冷却サイクルの作動後、所定の
時間が経過すると周期的に行われ、野菜室61の温度が最
低設定温度以下に低下するとヒーター９の作動が行われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は漬物貯蔵庫に関する
もので、より詳細には、野菜及び漬物を保管するための
野菜室を備えた漬物貯蔵庫に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】最近は、冷蔵庫の原理を利用して漬物を
熟成し、これを新鮮に保管する漬物貯蔵庫が多く使われ
るようになった。この漬物貯蔵庫は小さいので、一般の
冷蔵庫が前面にドアを開閉するように構成されている反
面、漬物貯蔵庫のドアは、本体の上部面にヒンジで固設
されて上部に反らして開閉するように構成される。
【０００３】通常、漬物貯蔵庫は、その内部に冷却装置
と加熱装置とを備えている。したがって、漬物などの熟
成時には、加熱装置のヒーターを駆動して貯蔵室内の温
度を高める。それによって、貯蔵室内に保管されている
漬物が熟成される。漬物が適当に熟成された後には、ヒ
ーターの駆動を中止させると同時に、冷却装置を駆動し
て貯蔵室の温度を適切に維持して漬物の味と新鮮さを長
期間に渡って保持することができる。
【０００４】また、漬物貯蔵庫においては漬物を保存す
る方式、すなわち漬物貯蔵庫のドアの開閉方式によって
上部開閉式と引出し式に区別することができる。ここ
で、上部開閉式の漬物貯蔵庫ではヒンジにより上部開閉
式のドアが上方に開閉自在に設けられており、引出し式
の漬物貯蔵庫では引出し式の漬物貯蔵容器が水平に引出
自在に設けられている。最近は、上部開閉式のドアと、
引出し式の漬物貯蔵容器とが設けられた複合型の漬物貯
蔵庫が使用されている。
【０００５】図１と図２とは、従来の複合型の漬物貯蔵
庫を示している。これらの図面に示したように、漬物貯
蔵庫の外形を成す本体10には2個の漬物貯蔵室20が区切
って形成されている。これらの2個の漬物貯蔵室20には
ヒンジ40により2個の上部ドア30が設けられている。上
部ドア30は各々、ヒンジ40によって回動しながら上方に
開放される。漬物貯蔵室20には別途の漬物保管容器21を
入れて漬物を熟成及び保管するようになる。
【０００６】また、前記漬物貯蔵室20の下側には引出し
式の漬物貯蔵容器である引出し式の貯蔵室が配設されて
いる。この引出し式の貯蔵室50は主に野菜室として使用
するように設計されている。この野菜室には、別途に設
けられた蒸発機100との熱交換により生じた冷気が供給
されて、室内の温度が一定に維持されるようになる。
【０００７】この引出し式の貯蔵室50を形成する引き出
し53 は、野菜などを収納できる収納容器51と、この収
納容器51を引いたり押したりして開閉できるように取っ
手52が設けられた全面ドア板とからなり、野菜貯蔵室と
して使用できる空間部が提供される。引出し式の貯蔵室
50の後面には冷却装置を構成する圧縮機60及び凝縮機な
どが配設される機械室70が隔離して形成されている。
【０００８】漬物貯蔵庫の全ての作動は、本体10の全面
に具備された操作パネル80を通じて制御できる。また、
本体10の内壁と漬物貯蔵室の外壁との間には、発泡成形
で断熱材90が充填されていて、外部空気との熱交換を防
止して断熱効果を高めることができる。
【０００９】引出し式の漬物貯蔵庫において、野菜室と
して主に利用する引出し式貯蔵室は野菜や果物を保管す
るので、野菜や果物の新鮮度を維持できる適正程度(通
常0℃〜5℃程度)で維持すべきである。引出し式貯蔵室
の室内温度は引出し式貯蔵室内に設けられた蒸発機から
発生した冷気によって適正温度で維持される。
【００１０】しかし、従来の引出し式貯蔵室に冷気を供
給するために蒸発機が持続的に作動すると、野菜室の温
度が設定温度以下に低下することによって野菜室内に霜
が生じる恐れがあり、保管する野菜及び果物が凍結され
ることもあり得るという問題点がある。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、野菜室の温度を好適に維持できるヒーティング
装置を備えた漬物貯蔵庫を提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明に係る漬物貯蔵庫は、漬物を熟成及び冷蔵
保管する上部開閉式の第1及び第2漬物貯蔵室と、野菜及
び漬物を保管する野菜室である引出し式の第3漬物貯蔵
室とを備え、内部には冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧
縮機で圧縮された冷媒を凝縮する凝縮機と、前記凝縮機
から供給された冷媒との熱伝逹を通じて冷却された冷気
を前記第1ないし第3漬物貯蔵室内に供給する複数の蒸発
機とを有する漬物貯蔵庫において、前記野菜室を提供す
る該漬物貯蔵庫の垂直隔壁の背面に設けられた凝結水排
出管の下部に、野菜室の除霜作業のため及び野菜室の温
度を設定範囲内に維持するために野菜室を加熱するヒー
ターを備えることを特徴とする。
【００１３】また、前記野菜室におけるヒーターの除霜
作業は、冷却サイクルの作動後、所定の時間が経過する
と周期的に行われるものであるとともに、野菜室の温度
が最低設定温度以下に低下するとヒーターの作動が行わ
れるものであることが好ましい。
【００１４】さらに、前記野菜室の設定温度は、0℃〜5
℃程度に設定されることが好ましい。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の好ましい実施の形態について説明する。図３に示すよ
うに、本発明に係る複合型の漬物貯蔵庫において、従来
例と同様に、漬物を熟成及び冷蔵保管する第1及び第2漬
物貯蔵室が垂直下方に延長されて形成され、これらの第
1及び第2漬物貯蔵室の上部にはヒンジ4によってドア2が
上方に開閉可能に取り付けられている。一方、野菜及び
漬物を保管する野菜室である第3漬物貯蔵室は引き出し6
により構成される。
【００１６】この複合型の漬物貯蔵庫の構成を見ると、
前面に操作パネル5が具備された漬物貯蔵庫の本体1と、
前記漬物貯蔵庫の本体1の上部に配設されてヒンジ4によ
って上方に回動しながら開放される2個の上部ドア2と、
漬物貯蔵庫の本体1の前面下部に形成された開放部から
水平に引出自在に設けられて野菜や果物を保管する野菜
室61を構成する引き出し6とからなっている。
【００１７】そして、この複合型の漬物貯蔵庫は、上部
開閉式の漬物貯蔵庫または引出し式の漬物貯蔵庫と同一
の構成を有して、同一に作用する冷却装置を備えてい
る。すなわち、野菜室61の後方には機械室3が具備され
ており、この機械室3内には冷却サイクルに必要とされ
る圧縮機、凝縮機、送風ファン、ソレノイドバルブなど
が取り付けられている。
【００１８】また、図４に示すように、野菜室61を提供
する上側隔壁6aには、格子状の蒸発機7と、この蒸発機7
の冷却作用によって発生した凝結水を受けて排出するド
レーン部材8が設けられている。
【００１９】そして、前記野菜室61は前述したように主
に野菜や果物を保管するように設計されているので、野
菜や果物の新鮮度を維持できる程度に野菜室61内の温度
を維持しなければならない。通常、野菜室61の温度は保
管している野菜や果物が凍結しないように0℃〜5℃の範
囲に維持することが好ましい。
【００２０】前記野菜室61の温度は野菜室61内に設けら
れた蒸発機7から発生した冷気で冷却されるが、万一前
記蒸発機7が冷却サイクルによって持続的に作動されて
野菜室61の温度が一定温度(たとえば、0℃)の以下に低
下した場合、水分を含んでいる野菜あるいは果物が凍結
してしまう不具合がある。
【００２１】本発明の複合型の漬物貯蔵庫では野菜室61
の温度が一定温度の以下になる場合に、野菜の凍結を防
ぐために野菜室61を加熱することによって、野菜室61の
温度を0℃〜5℃の範囲に維持するための加熱手段が具備
されている。加熱手段としてのヒーター9は野菜室61を
提供する垂直隔壁6bの背面に取り付けられている。
【００２２】すなわち、図４に示すように、前記ドレー
ン部材8に集まった凝結水を排出する凝結水排出管8aの
下部には、電熱線9aで作られたヒーター9が取り付けら
れている。
【００２３】この電熱線9aを垂直隔壁6bに取り付ける
時、電熱線9aはアルミニウム材質の接着テープ9bを使用
して固着することが好ましい。前記ヒーター9は野菜室
の温度が設定範囲以下に低下する場合にも作用するが、
蒸発機7が冷却サイクルによって持続的に作用して霜が
付着した時にも、除霜作業のために作用するようにな
る。このような一連の作業は図示していない制御ユニッ
トの制御により行われる。すなわち、蒸発機7が持続的
に作動されて野菜室の温度が一定温度の以下に低くなっ
た場合に、制御ユニットの制御によりヒーター9が通電
され、この通電でヒーター9が加熱されて除霜作業が行
われる。これによって野菜室内の霜を除去することがで
きる。この除霜作業は、例えば、冷却サイクルの作動
後、所定の時間が経過すると周期的に行われる。
【００２４】このように、野菜室61の温度が最低設定温
度(たとえば、0℃)の以下に低下すると、制御ユニット
から伝えられる制御信号によってヒーター9が通電さ
れ、それによってヒーター9が加熱されて野菜室61の温
度が上昇するようになり、野菜室の温度を常に所定の設
定温度の範囲に維持することが可能である。
【００２５】
【発明の効果】以上のように、 野菜室の背面にヒータ
ーが配設されているため、野菜室内の霜を除去したり、
野菜室の温度が最低設定温度の以下に低下した場合に、
ヒーターを加熱して野菜室の温度が設定温度の範囲に維
持することができる。これによって、野菜室に保管され
ている野菜及び果物を常に新鮮に保管できるので、製品
に対する信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】一般的な漬物貯蔵庫の外観を示す斜視図。
【図２】一般的な漬物貯蔵庫の外観を示す断面図。
【図３】本発明に係る漬物貯蔵庫の外観を示す斜視図。
【図４】本発明に係る野菜室の断面を示す断面図。
【符号の説明】
1 漬物貯蔵庫の本体 2 上部ドア 3 機械室 4 ヒンジ 5 操作パネル 6 引き出し 61 野菜室 7 蒸発機 8 ドレーン部材 9 ヒーター
フロントページの続き Ｆターム(参考） 3L045 AA01 BA01 CA02 DA02 EA01 GA07 HA02 LA14 MA02 MA12 NA12 NA16 3L046 AA02 BA09 CA06 EA03 FB01 GA01 HA03 JA11 MA04 3L048 AA02 AA05 AA09 BA01 BB07 BC01 BD03 CA01 CB03 CD01 DA02 DB05 FA05 GA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 漬物を熟成及び冷蔵保管する上部開閉式
    の第1及び第2漬物貯蔵室と、野菜及び漬物を保管する野
    菜室である引出し式の第3漬物貯蔵室とを備え、内部に
    は冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機で圧縮された冷
    媒を凝縮する凝縮機と、前記凝縮機から供給された冷媒
    との熱伝逹を通じて冷却された冷気を前記第1ないし第3
    漬物貯蔵室内に供給する複数の蒸発機とを有する漬物貯
    蔵庫において、 前記野菜室を提供する該漬物貯蔵庫の垂直隔壁の背面に
    設けられた凝結水排出管の下部に、野菜室の除霜作業の
    ため及び野菜室の温度を設定範囲内に維持するために野
    菜室を加熱するヒーターを備えることを特徴とする漬物
    貯蔵庫。
  2. 【請求項２】前記野菜室におけるヒーターの除霜作業
    は、冷却サイクルの作動後、所定の時間が経過すると周
    期的に行われるものであるとともに、野菜室の温度が最
    低設定温度以下に低下すると前記ヒーターの作動が行わ
    れるものであることを特徴とする請求項１に記載の漬物
    貯蔵庫。
  3. 【請求項３】 前記野菜室の設定温度は、0℃〜5℃程度
    に設定されることを特徴とする請求項１または２に記載
    の漬物貯蔵庫。
JP2001279627A 2000-09-21 2001-09-14 漬物貯蔵庫 Pending JP2002130897A (ja)

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