JP2013241957A - 壁取付用突出具 - Google Patents

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JP2013241957A
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Seiichi Kumashiro
誠一 熊代
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Shirokuma Co Ltd
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Abstract

【課題】施工後、キャップを取り外すことなく、壁への取付状態のがたつきを簡単に解消でき、また、取り外しも簡単に行えるようにする。
【解決手段】中空構造の本体1と、その先端側の開口部に嵌められるキャップ2とから成り、本体1の基端側に形成した貫穴3に取付ねじ11の軸部11aを挿通して、取付ねじ11を壁Wにねじ込み、壁Wに固定する壁取付用突出具において、本体1の中空部分の基端側に、貫穴3に連通して、取付ねじ11の頭部11bが回転に伴い係合する角形状の係合凹所4を形成する。本体1の外周を手で把持して回転させるだけで、取付ねじ11が壁Wにねじ込まれ、本体1が壁W側に密着するので、キャップ2を取り外すことなく、簡単な操作でがたつきを解消できる。また、本体1の外周を手で把持して取付時とは逆方向へ回転させるだけで、壁Wから取り外すことができる。
【選択図】図2

Description

この発明は、戸当りや帽子掛け用フック等として壁(建具や柱、鴨居、長押等を含む)に取り付けられる突出具に関するものである。
従来、戸当り及び帽子掛け用フックとなる突出具として、下記特許文献1には、図6に示すように、中空構造の本体51と、その先端側の開口部に嵌められるキャップ52とから成るものが記載されている。
この突出具は、キャップ52を外した状態で、本体51の基端側に形成した貫穴53に取付ねじ61の軸部を挿通し、本体51の突起54を壁Wの穴に差し込んで、本体51と取付ねじ61との共回りを防止しつつ、取付ねじ61を壁Wにねじ込み、本体51を壁Wに固定した後、キャップ52を本体51に嵌めて、施工を完了する。
実開平1−171884号公報
しかしながら、上記のような突出具では、施工後の経年に伴い、取付ねじ61の締め付けが緩んで、壁Wへの取付状態にがたつきが生じたとき、本体51からキャップ52を取り外して、取付ねじ61を締め直さなければ、がたつきを解消することができず、キャップ52の取り外しが困難な場合、壁にしっかりと固定し直すことができない。
また、不要となって壁Wから取り外す際、キャップ52を本体51から強い力で引き抜くか、本体51を破壊して、取付ねじ61の頭部を露出させなければ、取付ねじ61を緩めて、壁Wから取り外すことができない。
そこで、この発明は、施工後、キャップを取り外すことなく、壁への取付状態のがたつきを簡単に解消でき、また、取り外しも簡単に行えるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、中空構造の本体と、その先端側の開口部に嵌められるキャップとから成り、本体の基端側に形成した貫穴に取付ねじの軸部を挿通して、取付ねじを壁にねじ込み、壁に固定する壁取付用突出具において、前記本体の中空部分の基端側に、貫穴に連通して、取付ねじの頭部が回転に伴い係合する角形状の係合凹所を形成したのである。
また、前記本体を、外筒部材と、その基部内周に螺合する固定部材とから構成し、この固定部材に、前記貫穴及び係合凹所を形成したのである。
この発明に係る突出具では、壁への取付状態にがたつきが生じても、本体の外周を手で把持して回転させるだけで、取付ねじが壁にねじ込まれ、又は、固定部材に対し外筒部材が螺進して、本体が壁側に密着するので、キャップを取り外すことなく、簡単な操作でがたつきを解消し、壁にしっかりと固定し直すことができる。
また、不要となった場合には、本体の外周を手で把持して取付時とは逆方向へ回転させるだけで、壁から取り外すことができる。
この発明に係る戸当りの第1実施形態を示す斜視図 同上の壁への取付状態を示す縦断側面図 この発明に係るフックの実施形態を示す斜視図 同上の壁への取付状態を示す縦断側面図 この発明に係る戸当りの第2実施形態の壁への取付状態を示す縦断側面図 従来の壁取付用突出具の壁への取付状態を示す縦断側面図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
まず、図1及び図2に基づいて、戸当りの第1実施形態について説明する。この戸当りは、プラスチックや金属を材料とする円筒状の本体1と、その先端側の開口部に嵌められるゴム製のキャップ2とから成る。キャップ2は、本体1に嵌めた状態で、先端部分が本体1から突出し、開放されたドアの突き当たりに伴う衝撃を緩和する。
本体1には、肉厚とされた基端側部分に貫穴3が形成され、中空部分の基端側に、貫穴3に連通して、六角形状の係合凹所4が形成されている。
この戸当りを壁Wに取り付けるには、取付ねじ11として、軸部11aと六角形の頭部11bから成る十字穴付きタッピンねじを使用する。また、壁Wに壁紙が貼られている場合には、本体1の回転に伴う壁紙の引きつれを防止するため、座金12を使用する。
そして、本体1からキャップ2を外した状態で、取付ねじ11の軸部11aを貫穴3及び座金12の穴に挿通して、本体1の中空部分に先端側から挿入したドライバーにより、取付ねじ11を壁Wにねじ込む。
次に、取付ねじ11の頭部11bが係合凹所4に達して、取付ねじ11の回転に伴い頭部11bと係合凹所4とが係合する状態となった後、本体1の外周を手で把持して、本体1を回転させ、これに伴い取付ねじ11を回転させて、さらに壁Wにねじ込む。
このねじ込みにより、本体1の基端面が座金12を介して壁Wに圧着され、本体1が壁Wに固定されるので、その状態で、キャップ2を本体1に嵌めて、施工を完了する。
上記のような戸当りでは、施工後時間が経過し、壁Wへの取付状態にがたつきが生じても、本体1の外周を手で把持して回転させるだけで、取付ねじ11が壁Wにねじ込まれ、本体1が壁W側に密着するので、キャップ2を取り外すことなく、簡単な操作でがたつきを解消し、壁Wにしっかりと固定し直すことができる。
また、不要となった場合には、本体1の外周を手で把持して取付時とは逆方向へ回転させるだけで、壁Wから取り外すことができる。
次に、図3及び図4に基づいて、帽子掛けや荷物掛け等として使用されるフックの実施形態について説明する。このフックは、外周が円形とされた先広がりの本体1と、その先端側の開口部に嵌められるキャップ2とから成り、本体1及びキャップ2は、いずれもプラスチック製とされている。
本体1は、外枠部1aの内側に芯筒1bを有する中空構造とされ、基端側が中央部の貫穴3以外の部分で閉塞されている。芯筒1bの内部の基端側には、貫穴3に連通して、六角形状の係合凹所4が形成されている。キャップ2は、円盤部2aの裏面中央部から差込筒2bが突き出した構造とされている。
このフックを壁Wに取り付けるには、上記戸当りの場合と同様、取付ねじ11として、軸部11aと六角形の頭部11bから成る十字穴付きタッピンねじを使用する。また、壁Wに壁紙が貼られている場合には、本体1の回転に伴う壁紙の引きつれを防止するため、座金を使用するほうがよいが、ここでは省略する。
そして、本体1からキャップ2を外した状態で、取付ねじ11の軸部11aを貫穴3に挿通して、本体1の芯筒1bの内側部分に先端側から挿入したドライバーにより、取付ねじ11を壁Wにねじ込む。
次に、取付ねじ11の頭部11bが係合凹所4に達して、取付ねじ11の回転に伴い頭部11bと係合凹所4とが係合する状態となった後、本体1の外周を手で把持して、本体1を回転させ、これに伴い取付ねじ11を回転させて、さらに壁Wにねじ込む。
このねじ込みにより、本体1の基端面が壁Wに圧着され、本体1が壁Wに固定されるので、その状態で、キャップ2を本体1に嵌めて、施工を完了する。キャップ2は、本体1に一旦嵌められると、差込筒2bが芯筒1bに圧入され、円盤部2aの外周部分が外枠部1aの先端縁部に嵌まり込むので、本体1から取り外すことが極めて困難となる。
上記のようなフックでは、施工後時間が経過し、壁Wへの取付状態にがたつきが生じても、本体1の外周を手で把持して回転させるだけで、取付ねじ11が壁Wにねじ込まれ、本体1が壁W側に密着するので、キャップ2を取り外すことなく、簡単な操作でがたつきを解消し、壁Wにしっかりと固定し直すことができる。
また、不要となった場合には、本体1の外周を手で把持して取付時とは逆方向へ回転させるだけで、壁Wから取り外すことができる。
次に、図5に基づいて、戸当りの第2実施形態について説明する。この戸当りの本体1は、円筒状の外筒部材5と、その基部に内接する固定部材6とから成り、これらは金属製とされている。外筒部材5の基部内周及び固定部材6の外周には、互いに螺合するねじ部5a,6aが形成されている。外筒部材5の先端側の開口部には、開放されたドアの突き当たりに伴う衝撃を緩和するため、ゴム製のキャップ2が嵌められる。
固定部材6には、両端面間に貫穴3が形成され、貫穴3に連通して、外筒部材5の中空部分に臨むように、六角形状の係合凹所4が形成されている。
この戸当りを壁Wに取り付けるには、取付ねじ11として、軸部11aと六角形の頭部11bから成る十字穴付きタッピンねじを使用する。また、壁Wに壁紙が貼られている場合には、本体1の回転に伴う壁紙の引きつれを防止するため、座金を使用するほうがよいが、ここでは省略する。
そして、外筒部材5に螺合させる前の固定部材6を、壁Wの所定の位置に当てて、取付ねじ11の軸部11aを貫穴3に挿通し、ドライバーにより、取付ねじ11を壁Wにねじ込み、固定部材6を壁Wに固定する。
このとき、取付ねじ11の頭部11bが係合凹所4に達して、取付ねじ11の回転に伴い頭部11bと係合凹所4とが係合する状態となった後も、ドライバーで取付ねじ11を固定部材6と共に回して締め付け、固定部材6を壁Wに堅固に固定することができる。
その後、ねじ部5a,6aの螺合に伴い、外筒部材5を固定部材6にねじ込むと、外筒部材5の基端面が壁Wに圧着され、外筒部材5が壁Wに固定される。キャップ2は、外筒部材5の壁Wへの固定作業前に、予め外筒部材5に嵌めておいてもよく、外筒部材5を壁Wに固定した後、外筒部材5に嵌めてもよい。
上記のような戸当りでは、施工後時間が経過し、壁Wへの取付状態にがたつきが生じても、外筒部材5の外周を手で把持して回転させるだけで、固定部材6に対し外筒部材5が螺進して、外筒部材5が壁W側に密着するので、キャップ2を取り外すことなく、簡単な操作でがたつきを解消し、壁Wにしっかりと固定し直すことができる。
また、不要となった場合には、本体1の外周を手で把持して取付時とは逆方向へ回転させるだけで、外筒部材5を固定部材6から分離して、壁Wから取り外すことができる。
1 本体
1a 外枠部
1b 芯筒
2 キャップ
2a 円盤部
2b 差込筒
3 貫穴
4 係合凹所
5 外筒部材
5a ねじ部
6 固定部材
6a ねじ部
11 取付ねじ
11a 軸部
11b 頭部
12 座金
W 壁

Claims (2)

  1. 中空構造の本体(1)と、その先端側の開口部に嵌められるキャップ(2)とから成り、本体(1)の基端側に形成した貫穴(3)に取付ねじ(11)の軸部(11a)を挿通して、取付ねじ(11)を壁(W)にねじ込み、壁(W)に固定する壁取付用突出具において、前記本体(1)の中空部分の基端側に、貫穴(3)に連通して、取付ねじ(11)の頭部(11b)が回転に伴い係合する角形状の係合凹所(4)を形成したことを特徴とする壁取付用突出具。
  2. 前記本体(1)を、外筒部材(5)と、その基部内周に螺合する固定部材(6)とから構成し、この固定部材(6)に、前記貫穴(3)及び係合凹所(4)を形成したことを特徴とする請求項1に記載の壁取付用突出具。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5625547U (ja) * 1979-08-03 1981-03-09
JPH01219278A (ja) * 1988-02-24 1989-09-01 Yagi:Kk 戸当り
JPH11141228A (ja) * 1997-11-10 1999-05-25 Osaka Kanagu Kk 戸当たり

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