JP2013241139A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量化を図ることができると共に、耐久性が損なわれることを抑制することができる車両用シートを得る。
【解決手段】車両用シート10は、乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッション12と、乗員の背部を支持するシートバック14と、シートクッション12内に配置されたパネルフレーム16と、を備えている。また、パネルフレーム16は、2枚のアルミ板材の間に発泡樹脂材が介在するアルミ樹脂複合材を用いて形成されている。さらに、パネルフレーム16における支持ブラケット22との取付部36は板厚方向に窪んでいると共に、取付部36はボルト39のフランジ部の径よりも大きな外径とされたワッシャ38によって支持ブラケット22側に押圧されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シートに関する。
従来、車両用シートを構成するシートクッションフレームにパネルフレーム等の薄肉のパネル部材が用いられた構成が開示されている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2007−168615号公報
しかしながら、パネル部材の肉厚を薄くすることによる車両用シートの軽量化には限界があることに加えて、パネル部材の肉厚を薄くしすぎると車両用シートの耐久性の低下を招く。
本発明は上記事実を考慮し、軽量化を図ることができると共に、耐久性が損なわれることを抑制することができる車両用シートを得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係る車両用シートは、シートクッション又はシートバック内に設けられ、乗員を支持すると共に、金属板材間に発泡樹脂材が介在した構成とされたパネル部材と、シートクッション又はシートバック内に設けられ、前記パネル部材を支持するフレーム部と、前記パネル部材を前記フレーム部に固定する締結部材と、当該締結部材と前記パネル部材との間に介装されると共に当該締結部材の外径よりも大きな外径とされたワッシャと、締結後の状態において前記パネル部材に形成されかつ前記ワッシャが当接する範囲に形成された窪みと、を含んで構成された連結部と、を備えている。
請求項1記載の本発明では、シートクッション又はシートバック内に配置されたパネル部材が、金属板材間に発泡樹脂材が介在した構成とされている。そのため、パネル部材の単位重量あたりの曲げ剛性を向上させることができると共に、このパネル部材が用いられたシートクッション又はシートバックの重量が削減される。
また、本発明では、パネル部材におけるワッシャが当接する範囲が板厚方向に窪むように形成されている。そのため、路面入力等が車両用シートに伝達されることによって、パネル部材が板厚方向と直交する方向に移動すると、ワッシャの外周縁部がパネル部材の窪んだ部分の周縁部に当接する。その結果、パネル部材がフレーム部に対して板厚方向と直交する方向に移動することが防止される。
また、締結部材によってパネル部材がフレーム部に連結されると、締結部材からパネル部材に押圧力が加わると共に、この押圧力によってパネル部材を板厚方向に座屈させる方向への応力が生じる。この応力が高くなると、パネル部材が座屈する又は振動等が加わることによってパネル部材にクラック等が生じ易くなる。しかしながら、本発明では、パネル部材が締結部材の外径よりも大きな外径とされたワッシャを介して押圧されている。そのため、パネル部材が締結部材のみによって押圧された場合と比べて、パネル部材に生じる応力が緩和される。
請求項2記載の本発明に係る車両用シートは、請求項1記載の車両用シートにおいて、前記パネル部材における前記ワッシャが当接した範囲の板厚が、前記発泡樹脂材が発泡される前の板厚を超えかつ前記発泡樹脂材が発泡された後の板厚未満に設定されている。
請求項2記載の本発明では、パネル部材におけるワッシャが当接した範囲の板厚が上記の範囲内に設定されている。そのため、該部分の板厚は、発泡樹脂材が発泡する前の板厚を超えた板厚となる。
請求項3記載の本発明に係る車両用シートは、請求項1又は請求項2記載の車両用シートにおいて、前記ワッシャの外周縁部が前記パネル部材と離間する方向へ曲げられている。
請求項3記載の本発明では、ワッシャの外周縁部がパネル部材と離間する方向へ曲げられている。そのため、ワッシャがパネル部材を押圧する圧力が、ワッシャの外周縁部に近づくにつれて低くなる。そのため、ワッシャの外周縁部に近接する部位におけるパネル部材の破損がより一層抑制される。
請求項4記載の本発明に係る車両用シートは、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両用シートにおいて、前記パネル部材は、前記シートクッション内に設けられていると共に、シート前後方向及び幅方向に延在するパネルフレームとされている。
請求項4記載の本発明では、乗員が着座することによってシートクッションに入力された荷重がシート前後方向及び幅方向に延びるパネルフレームによって支持される。また、本発明では、パネルフレームが金属板材間に発泡樹脂材が介在した構成とされている。そのため、乗員を支持するパネルフレームの剛性を維持しつつ、シートクッションの大幅な軽量化が図られる。
請求項1記載の本発明に係る車両用シートは、該車両用シートの軽量化を図ることができると共に、該車両用シートの耐久性が損なわれることを抑制することができる、という優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係る車両用シートは、連結部におけるパネル部材の曲げ剛性を向上させることができる、という優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明に係る車両用シートは、該車両用シートの耐久性が損なわれることをより一層抑制することができる、という優れた効果を有する。
請求項4記載の本発明に係る車両用シートは、該車両用シートの大幅な軽量化を図ることができる、という優れた効果を有する。
(A)は本実施形態の車両用シートを構成するシートクッションの骨格及びシートバックの骨格を示す斜視図であり、(B)は(A)に示されたシートクッションの骨格を構成するパネルフレームを示す斜視図である。 (A)はパネルフレームの取付部を拡大して示す拡大断面図であり、(B)はワッシャを示す斜視図である。 図1(A)の3−3線に沿って切断した断面を拡大して示す拡大断面図である。 (A)は一対のアルミ板材の間に樹脂材が設けられたアルミ樹脂複合材の一部を示す拡大断面図であり、(B)は(A)に示された樹脂材が加熱されて発泡した後のアルミ樹脂複合材の一部を示す拡大断面図である。 (A)及び(B)は、対比例に係るパネルフレームの取付部を示す図3に相当する拡大断面図である。
図1〜図4を用いて、本発明の実施形態に係る車両用シートについて説明する。なお、以下の説明において前後左右上下の方向を示して説明するときは、車両用シートに着座した乗員から見た前後左右上下の方向を示すものとし、また各図に適宜示す矢印FRは前方向、矢印UPは上方向、矢印RHは右方向、矢印LHは左方向をそれぞれ示すものとする。
図1(A)に示されるように、本実施形態に係る車両用シート10は、運転席又は助手席等のセパレートシートとされている。具体的には、車両用シート10は、乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッション12と、乗員の上体を支持するシートバック14と、を備えている。以下、先ず車両用シート10を構成するシートクッション12について説明し、次いでシートバック14について説明する。
(シートクッション12)
シートクッション12は、図示しない車体のフロアに固定された一対のロアレール18を備えている。また、シートクッション12は、ロアレール18に沿ってスライド可能に支持された一対のアッパレール20と、シート前後方向及び幅方向に延在すると共に支持ブラケット22及びサイドヒンジブラケット24を介してアッパレール20に取付けられたパネル部材としてのパネルフレーム16と、を備えている。
ロアレール18は、シート前後方向を長手方向とする長尺状に形成されていると共に、シート前方側から見た縦断面形状が車両上方側へ開口したU字状に形成されている。このU字上に形成された溝に沿って後述するアッパレール20がスライドすることによって、車両用シート10を前後方向にスライドさせることが可能となる構成である。また、ロアレール18は、ボルト等の締結具を介して車体のフロアに固定されている。
アッパレール20は、シート前後方向を長手方向とする長尺状に形成されていると共に、上記のロアレール18の開口内に配置されている。また、アッパレール20の上端部には後述する支持ブラケット22及びサイドヒンジブラケット24が固定されていると共に、アッパレール20の下端部には図示しないガイドローラが転動自在に取付けられている。
フレーム部としての支持ブラケット22は、鋼板材料にプレス加工が施されることによって形成されたプレス成形品であると共に、上端部及び下端部が屈曲された板状に形成されている。具体的には、図1(B)に示されるように、支持ブラケット22はシート幅方向に延びると共にアッパレールの前端部に溶接にて接合された接合部22Aと、この接合部22Aのシート幅方向の内側の端部からシート上方側に向けて屈曲して延びる縦壁部22Bと、この縦壁部22Bの上端部からシート幅方向内側に向けて屈曲して延びると共に、後述するパネルフレーム16の取付部36(図1(A)参照)が取付けられる被取付部22Cを備えている。また、図3に示されるように、被取付部22Cには、シート上下方向に開口するように形成された挿通孔22Dが形成されている。さらに、被取付部22Cの下方側には挿通孔22Dと同軸上に配置された締結部材としてのウエルドナット26が溶接にて接合されている。
図1(A)及び(B)に示されるように、サイドヒンジブラケット24は、鋼板材料にプレス加工が施されることによって形成されたプレス成形品であると共に、シート前方視で略L字板状に形成されている。具体的には、サイドヒンジブラケット24は、シート幅方向に延材すると共に、アッパレール20の後端部に接合された基壁部24Aと、この基壁部24Aのシート幅方向外側の端部からシート上方側に屈曲して延在する側壁部24Bと、を備えている。また、側壁部24Bの上端部には、角度調節機構28が設けられていると共に、後述するサイドフレーム42の下端部が傾倒可能に取付けられている。
図4(B)に示されるように、パネルフレーム16(図1参照)は、アルミニウム合金を用いて形成された2枚のアルミ板材30の間に発泡樹脂材32が介在するアルミ樹脂複合材を用いて形成されている。具体的には、アルミ樹脂複合材は、図4(A)に示さるように、2枚のアルミ板材30の間に樹脂材34(ポリプロピレン)が設けられた(塗布された)後に加熱処理が施され、その結果、図4(B)に示されるように、樹脂材34が発泡される製法により形成されている。なお、本実施形態では、板厚が約0.15mmのアルミ板材30が用いられていると共に、発泡する前の樹脂材34の厚みは約0.9mmであり、発泡した後の樹脂材34(発泡樹脂材32)の厚みは約2.7mmである。図1(A)に示されるように、以上説明したアルミ複合材にプレス加工が施されることによってシート上方視で略矩形状のパネルフレーム16が形成されている。
また、パネルフレーム16の前端部には、該パネルフレーム16を支持ブラケット22の被取付部22Cに取付けるための取付部36が設けられている。詳述すると、図2(A)に示されるように、取付部36には、板厚方向に窪むと共にシート上方側が開放され、かつ後述するワッシャ38が当接する凹部36Aが形成されている。また、凹部36Aの板厚T1は、樹脂材34が発泡される前の板厚T2(図4参照)を超えかつ樹脂材34が発泡された後の板厚T3(図4参照)未満に設定されている。さらに、この凹部36Aは、シート上方視で円形状に形成されていると共に、この凹部36Aの中心には、シート上下方向に開口する挿入孔36Bが形成されている。なお、本実施形態では、凹部36Aが上記のプレス加工によって形成されているが、本発明はこれに限定されず、後述するワッシャ38に押圧されることによって上記の板厚の凹部36Aを形成しても良い。
また、図1(A)に示されるように、取付部36の上方側にはワッシャ38が設けられている。図2(B)に示されるように、このワッシャ38は、取付部36に設けられた凹部36A(図2(A)参照)の周縁部と略同一の外径とされ、かつ後述するボルト39のフランジ径よりも大きな外径とされた円盤状に形成されている。また、ワッシャ38の外周縁部はシート上方側に向けて(パネルフレーム16と離間する方向に向けて)曲げられている。また、ワッシャ38の中心には、シート上下方向に開口する挿通孔38Aが形成されている。
図3に示されるように、締結部材としてのボルト39がワッシャ38の挿通孔38A、取付部36の挿通孔36B及び被取付部22Cの挿通孔22Dに挿通されると共に、ボルト39がウエルドナット26に螺入されている。また、ボルト39がウエルドナット26に螺入されることによって、ワッシャ38がパネルフレーム16をシート下方側に向けて押圧し、その結果、パネルフレーム16の取付部36が支持ブラケット22の被取付部22Cに押圧されている。
以上説明した、ボルト39、ウエルドナット26、ワッシャ38、及び凹部36Aを含んでパネルフレーム16と支持ブラケット22との連結部が構成されている。
なお、パネルフレーム16の後端部に設けられた取付部40(図1参照)の構成はパネルフレーム16の前端部に設けられた取付部36の構成と同一であると共に、この取付部40は図示しない被取付部に取付けられている。
また、パネルフレーム16には、図示しないシートクッションパッド及び表皮材が取付けられている。
(シートバック14)
図1(A)に示されるように、シートバック14は、シート幅方向の左右それぞれに設けられた一対のサイドフレーム42と、この一対のサイドフレーム42の上端をシート幅方向に繋ぐアッパフレーム44と、を備えている。このサイドフレーム42及びアッパフレーム44を含んでシートバック14の骨格が形成されている。
サイドフレーム42は、シート上下方向に長尺状に形成されていると共に、シート上方視でシート幅方向内側に向けて開放されたU字状断面に形成されている。また、サイドフレーム42の下端部は、サイドヒンジブラケット24の側壁部24Bに取付けられている。また、シート幅方向の左右それぞれに設けられたサイドフレーム42の間には、複数のサイドワイヤ46が掛け渡されている。乗員がシートバック14に凭れ掛かる際に生じる荷重がサイドワイヤ46を介してサイドフレーム42に伝達される構成である。
また、アッパフレーム44は、一例として中空パイプの鋼材に曲げ加工等が施されることによって形成されていると共に、シート前方視で略逆U字状に形成されている。具体的には、アッパフレーム44は、シート幅方向に延びる第1骨格部44Aと、この第1骨格部44Aの左右それぞれの端部からシート下方側に向けて屈曲して延びる第2骨格部44Bと、を備えている。また、左右それぞれに設けられた第2骨格部44Bの下端部は、サイドフレーム42の上端部に溶接にて接合されている。
なお、以上説明したサイドフレーム42及びアッパフレーム44には、図示しないシートバックパッド及び表皮材が取付けられている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1に示されるように、本実施形態では、シートクッション12内に設けられたパネルフレーム16が、アルミニウム合金を用いて形成された2枚のアルミ板材30の間に発泡樹脂材32が介在するアルミ樹脂複合材を用いて形成されている。そのため、シートクッション12の剛性を維持しつつ、該骨格の大幅な軽量化が図られる。
また、図3に示されるように、本実施形態では、パネルフレーム16の取付部36が板厚方向に窪むように形成されている(凹部36Aが取付部36に形成されている)。そのため、路面入力等が車両用シート10に伝達されることによって、パネルフレーム16がシート幅方向又は前後方向に移動すると、ワッシャ38の外周縁部がパネルフレーム16の取付部36(凹部36Aの周縁部)に当接する。その結果、パネルフレーム16が支持ブラケット22に対してシート幅方向又は前後方向に移動する(ずれる)ことが防止される。これに対して、図5(A)に示されるように、凹部36Aが形成されていない取付部48の場合、パネルフレーム16が支持ブラケット22に対してシート幅方向又は前後方向に移動する(ずれる)ことを抑制することは難しい。
また、図3に示されるように、ボルト39が支持ブラケット22の被取付部22Cに設けられたウエルドナット26に螺入されると、ボルト39から取付部36に押圧力が加わると共に、この取付部36には該取付部36を板厚方向に座屈させる方向への応力が生じる。この応力が高くなると、取付部36が座屈する又は振動等が加わることによって取付部36にクラック等が生じ易くなる。しかしながら、本実施形態では、取付部36がボルト39のフランジ径よりも大きな外径のワッシャ38を介して押圧されている。そのため、図5(B)に示されるように、パネルフレーム16の取付部50がボルト39のみによって押圧された場合と比べて、取付部36に生じる応力を緩和することができる。
以上説明したように、本実施形態の車両用シート10は、該車両用シート10の軽量化を図ることができると共に、該車両用シート10の耐久性が損なわれることを抑制することができる。
また、図2(A)に示されるように、本実施形態では、取付部36に形成された凹部36Aの板厚T1が、樹脂材34が発泡される前の板厚T2(図4参照)を越えかつ樹脂材34が発泡された後の板厚T3未満(図4参照)に設定されている。そのため、パネルフレーム16が支持ブラケット22に対してシート幅方向又は前後方向に移動する(ずれる)ことを抑制しつつ、取付部36の曲げ剛性を確保することができる。
さらに、図2(B)に示されるように、本実施形態では、ワッシャ38の外周縁部がシート上方側に向けて(パネルフレーム16と離間する方向にむけて)曲げられている。そのため、ワッシャ38がパネルフレーム16の取付部36を押圧する圧力が、ワッシャ38の外周縁部に近づくにつれて低くなる。そのため、ワッシャ38の外周縁部に近接する部位における取付部36の破損をより一層抑制することができる。すなわち、本実施形態では、車両用シート10の耐久性が損なわれることをより一層抑制することができる。
なお、本実施形態では、アルミ樹脂複合材を用いて形成されたパネルフレーム16を用いてシートクッション12の骨格を構成した例について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、アルミ樹脂複合材を用いて形成されたパネルフレームを用いてシートバック14の骨格を構成しても良い。
また、本実施形態では、アルミ樹脂複合材を用いてパネルフレーム16を形成した例について説明してきたが、本発明はこれに限定されず、スチール樹脂複合材を用いてパネルフレームを形成しても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車両用シート
12 シートクッション
14 シートバック
16 パネルフレーム(パネル部材)
22 支持ブラケット(フレーム部)
26 ウエルドナット(締結部材,連結部)
30 アルミ板材(金属板材)
32 発泡樹脂材
36A 凹部(連結部)
38 ワッシャ(連結部)
39 ボルト(締結部材,連結部)

Claims (4)

  1. シートクッション又はシートバック内に設けられ、乗員を支持すると共に、金属板材間に発泡樹脂材が介在した構成とされたパネル部材と、
    シートクッション又はシートバック内に設けられ、前記パネル部材を支持するフレーム部と、
    前記パネル部材を前記フレーム部に固定する締結部材と、当該締結部材と前記パネル部材との間に介装されると共に当該締結部材の外径よりも大きな外径とされたワッシャと、締結後の状態において前記パネル部材に形成されかつ前記ワッシャが当接する範囲に形成された窪みと、を含んで構成された連結部と、
    を備えた車両用シート。
  2. 前記パネル部材における前記ワッシャが当接した範囲の板厚が、前記発泡樹脂材が発泡される前の板厚を超えかつ前記発泡樹脂材が発泡された後の板厚未満に設定されている請求項1記載の車両用シート。
  3. 前記ワッシャの外周縁部が前記パネル部材と離間する方向へ曲げられている請求項1又は請求項2記載の車両用シート。
  4. 前記パネル部材は、前記シートクッション内に設けられていると共に、シート前後方向及び幅方向に延在するパネルフレームとされた請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両用シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7384060B2 (ja) 2020-02-07 2023-11-21 Toto株式会社 発泡樹脂材への付属品の取付構造およびそれを備えた浴室ユニット

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