JP2013239258A - 光源装置 - Google Patents

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匠 佐藤
Atsushi Honda
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Abstract

【課題】放射光量の低下を回避できる形状のレフセット板を備え、放射光量を増大させた光源装置を提供する。
【解決手段】発光管11と、その両端に連続して伸びる一対の封止管12を有する放電ランプ1と、発光管11を取り囲んで配置された反射鏡3、4と、反射鏡3、4を支持する板状部材であってその中央に貫通孔51が穿設されたレフセット板5とを有し、反射鏡3,4は、回転楕円形状の反射面を有する後方反射鏡3と、球面形状の反射面を有する前方反射鏡4とからなり、レフセット板5の一方の面には後方反射鏡3の開口部32が当接され、他方の面には前方反射鏡4の開口部42が当接されており、放電ランプ1の発光中心が後方反射鏡3の内側に配置されており、レフセット板5の貫通孔51の縁部は、貫通孔51の孔径が光軸方向で徐々に拡大又は縮小する形状である。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源装置に関し、プロジェクタや映写機の光源に用いられる光源装置に関する。
従来、プロジェクタや映写機の光源として、例えば、特開2009−076418号公報(特許文献1)に記載されるような光源装置が用いられている。
この光源装置の全体構成を示す部分断面図を図6(a)、(b)に示す。この光源装置は、放電ランプ1と、放電ランプ1を支持するランプ支持体2と、ランプ発光管11を取り囲むように配置された後方反射鏡3及び前方反射鏡4を備えている。後方反射鏡3は回転楕円面形状の反射面31を備えており、前方反射鏡4は球面形状の反射面41を備えている。
後方反射鏡3,前方反射鏡4のそれぞれの底部には、放電ランプ1の封止管12を挿通する孔33、43が設けられている。また、前方反射鏡の孔43(以下、光出射開口と称す)は光を出射する目的で開口径を大きく設けてあり、後方反射鏡3や前方反射鏡4からの反射光が好適に出射される構成となっている。
後方反射鏡3は、その第一焦点が放電ランプ1の電極間に位置しており、その第二焦点は光出射開口43側であって後方反射鏡3や前方反射鏡4の外部に位置している。また前方反射鏡4の焦点は放電ランプ1の電極間に位置している。
上記構成により、後方反射鏡3は、放電ランプ1から放射された直接光を反射して後方反射鏡3の第二焦点に集光させる役割を担っている。また前方反射鏡4は、放電ランプ1から放射された直接光のうち後方反射鏡3に捕捉されなかった光を後方反射鏡側3へ反射させる役割を担っており、後方反射鏡3や前方反射鏡4からの反射光が好適に集光され、光源装置の放射光量が増大する。
前方反射鏡4と後方反射鏡3の間には、後方反射鏡3と前方反射鏡4を固定して支持する反射鏡支持部材であるレフセット板95が設けられている。レフセット板95の一方の面には後方反射鏡3の開口部32が当接され、他方の面には前方反射鏡4の開口部42が当接されており、後方反射鏡3と前方反射鏡4は対向した状態でレフセット板95に設置されている。またレフセット板95の中央には、放電ランプ1を挿通可能な貫通孔951が穿設されている。
以上の構成により、レフセット板95や後方反射鏡3、前方反射鏡4は、放電ランプ1の発光管11を取り囲むように配置されている。
特開2009−076418号公報
図6(a)に示す光源装置の領域Aの要部断面図を図6(b)に示す。前方反射鏡4と後方反射鏡3の間にはレフセット板95が介在しているため、放電ランプ1から前方反射鏡4に向けて放射される直接光L1のうち、一部の光はレフセット板95の貫通孔の内面である縁部952に照射される。しかしながら、該縁部952には後方反射鏡3や前方反射鏡4が有する集光機能や反射機能がなく、縁部952からの反射光は不所望な方向に多重散乱して減衰してしまう。よって、当該光源装置からの放射光量が低下する、という問題が発見された。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑みて、放射光量の低下を回避できる形状のレフセット板を備え、従来よりも放射光量を増大させた光源装置を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するため以下の手段を採用した。
すなわち本発明は、内部に一対の電極が対向して配置された発光管と、その両端に連続して伸びる一対の封止管を有する放電ランプと、前記発光管を取り囲んで配置された反射鏡と、前記反射鏡を支持する板状部材であってその中央に貫通孔が穿設されたレフセット板とを有し、前記反射鏡は、回転楕円形状の反射面を有する後方反射鏡と、球面形状の反射面を有する前方反射鏡とからなり、
各々の反射鏡には、前記封止管を挿通する孔と、それに対向する開口部とが前記放電ランプの管軸方向に並んで配置されており、
前記レフセット板の一方の面には後方反射鏡の開口部が当接され、他方の面には前方反射鏡の開口部が当接されており、前記放電ランプの発光中心が該後方反射鏡の内側に配置されており、前記レフセット板の貫通孔の縁部は、該貫通孔の孔径が光軸方向で徐々に拡大又は縮小する形状であることを特徴としている。
前記貫通孔の縁部は、該貫通孔の孔径が前記後方反射鏡から前記前方反射鏡に向かって拡大した形状であることを特徴としている。
前記貫通孔は、その内面に回転楕円形状の反射面を備えており、
前記反射面は、前記後方反射鏡の反射面と同一の曲率からなり、
前記後方反射鏡の反射面と前記貫通孔の反射面が連接していることを特徴としている。
前記貫通孔の縁部は、該貫通孔の孔径が前記前方反射鏡から前記後方反射鏡に向かって拡大した形状であって、
前記貫通孔は、その内面に球面形状の反射面を備え、
前記貫通孔の反射面と前記前方反射鏡の反射面は、前記光軸方向に沿った切断面において、同心円を成して配置されていることを特徴としている。
本発明における有効反射領域とは、放電ランプから放射された光を反射し、後に後方反射鏡の第二焦点に光を集光させることが可能な反射面の領域を指している。
本発明では,前記レフセット板の一方の面には前記後方反射鏡の開口部が当接され、他方の面には前記前方反射鏡の開口部が当接されてなる光源装置において、該レフセット板の貫通孔の孔径が光軸方向で変化する縁形状とすることにより、放電ランプから放射される光がレフセット板に阻害されることがなく、且つ、光源装置内の有効反射領域を増やすことができ、光源装置の放射光量を増大させることができる。
また前記貫通孔は、その孔径が前記後方反射鏡から前記前方反射鏡に向かって拡大する縁形状とすることにより、放電ランプから前方反射鏡に向けて放射される光が、レフセット板の貫通孔の縁部によって阻害されることを防止し、前方反射鏡の有効反射領域を増やすことができる。
また前記貫通孔は、その内面に前記後方反射鏡と同一の曲率をもった反射面が設けられているため、レフセット板の貫通孔の縁部に後方反射鏡と同等の集光機能を付与させることができ、光源装置内の有効反射領域を増やすことができる。
また前記貫通孔は、その孔径が前記前方反射鏡から前記後方反射鏡に向かって拡大する縁形状であり、且つ、貫通孔の内面には前方反射鏡の反射面と同心円を成す反射面が設けられているため、レフセット板の貫通孔の縁部に前記前方反射鏡と同等の反射機能をもたせることができ、放電ランプからの光を好適に後方反射鏡側へ反射することができる。
本発明にかかる光源装置の全体構成を示す部分断面図。 本発明の第一の実施形態を示すレフセット板の要部断面図。 本発明の第二の実施形態を示すレフセット板の要部断面図。 本発明の第三の実施形態を示す光源装置の部分断面図。 本発明の第三の実施形態を示すレフセット板の要部断面図。 (a)従来の光源装置の全体構成を示す部分断面図、(b)領域Aでのレフセット板の要部断面図。
図1は、本発明にかかる光源装置の全体構成を示す部分断面図である。放電ランプ1は、発光管11の内部に一対の電極13、13が対向して配置され、発光管11の両端に一対の封止管12が連続して伸びている。また封止管12の一端には口金14が取り付けられている。発光管11内には、ランプ点灯時におけるガス圧が2〜8MPaになるようにキセノンガスが封入されている。一対の電極13、13は図示しない電源と接続され、2〜7kWの定格点灯電力が入力されて放電ランプ1が点灯し、電極13、13の間にアークスポットを発生させた点光源となる。この放電ランプ1には、例えば、ショートアーク型のキセノンランプが用いられる。
放電ランプ1の周囲には、発光管11を取り囲むように前方反射鏡4、後方反射鏡3、レフセット板5が配置されており、前方反射鏡4の反射面41は球面形状であり、後方反射鏡3の反射面31は回転楕円形状である。これら前方反射鏡4と後方反射鏡3は不図示の方法でレフセット板5に固定されている。
後方反射鏡3には回転楕円形状の反射面31が形成され、この反射面31の第一焦点は放電ランプ1の電極間に位置しており、第二焦点は前方反射鏡4の光出射開口43側(以下、光照射側ともいう)であって後方反射鏡3,前方反射鏡4の外部に位置している。放電ランプから放射された直接光は、後方反射鏡3によって該反射鏡3の第二焦点に集光する。後方反射鏡3の底部には、放電ランプ1の封止管13や口金14を挿通する孔33が設けられている。また後方反射鏡3の反射面31は、誘電体多層膜からなる反射素材からなる。
前方反射鏡4には球面形状の反射面41が形成され、この反射面41の焦点は放電ランプ1の電極間に位置している。放電ランプ1から放射される直接光のうち前方反射鏡4で反射された光は、電極間に形成されたアークスポットを通過すると共に後方反射鏡3に向かい、後方反射鏡3に反射され、後方反射鏡3の第二焦点に集光する。
以上の構成により、放電ランプ1から放出された光は、前方反射鏡4と後方反射鏡3によって当該光源装置の光照射側に集光させることが可能である。
レフセット板5は、一方の面には後方反射鏡3の開口部32が当接され、他方の面には前方反射鏡4の開口部42が当接されている。また後方反射鏡3の第一焦点と前方反射鏡4の焦点は放電ランプ1の電極13、13の間に配置されている。また放電ランプ1のアークスポットは、該後方反射鏡3の内側となる位置で後方反射鏡3、前方反射鏡4が配置されている。
レフセット板5は、その中央に放電ランプ1を挿通する貫通孔51が穿設されており、その縁部52の形状は、貫通孔51の孔径が放電ランプ1の光軸方向で徐々に拡大又は縮小する形状に形成されている。以上の構成により、放電ランプ1から前方反射鏡4へ放射された光がレフセット板5の縁部52で散乱し減衰することを防ぎ、光源装置内の有効反射領域を増やすことができる。
図2は、本発明の第一の実施形態を示す光源装置のレフセット板の要部断面図である。尚、本発明の第一の実施形態は、基本構造は図1に示した光源装置とほぼ同等であり、同一部材には図1で示した図番と同じ図番を付している。
図2では、レフセット板5aの縁部52aを、放電ランプ1から前方反射鏡4へ放射される直接光L1の光路を妨げることのない形状に加工したものである。例えば図2に示すように、縁部52aは、貫通孔の孔径が後方反射鏡3から前方反射鏡4に向かって拡大した縁形状である。そのため放電ランプ1から前方反射鏡4に向かって放射される直接光L1は、その光路上に縁部52aが存在しないため、直接光L1が縁部52aに散乱されることがない。よって、前方反射鏡4の有効反射領域を増やすことができ、後方反射鏡3へ反射される反射光L2の光量が増大される。
前方反射鏡4及び後方反射鏡3に用いられる材料としては、例えば、ホウケイ酸硝子などの耐熱硝子が適している。また、レフセット板の材料には、例えば、アルミニウムなどの金属材料が用いられている。
図3は、本発明の第二の実施形態を示す光源装置の要部断面図である。尚、本発明の第一の実施形態は、基本構造は図1に示した光源装置とほぼ同等であり、同一部材には図1で示した図番と同じ図番を付している。第二の実施形態は、図2で示すように直接光L1の光路から縁部52aを退避させる形態とは異なり、図3で示すように縁部52bに回転楕円形状の反射面55bを設けることで光源装置内の有効反射領域を増やし、光源装置の放射光量を増大させたものである。
図3に示すレフセット板5bの縁部52bは、後方反射鏡3の反射面31と連続した縁形状である。その縁部52bには反射面31と同一の曲率からなる回転楕円形状の反射面55bが形成されている。レフセット板5bの後方反射鏡3側の貫通孔の孔径は、後方反射鏡3の開口部32の開口径と同一の大きさで設計されている。また、後方反射鏡3の反射面31と縁部52bの反射面55bは連接されており、後方反射鏡3の反射面31が延設される。また、反射面55bの第一焦点及び第二焦点は、後方反射鏡3と同等の場所に位置されている。上記のように、後方反射鏡3とレフセット板5bが連接されることにより、レフセット板5bの縁部52bに後方反射鏡3と同等の集光機能(ここでいう集光機能とは、後方反射鏡の第二焦点へ集光させる機能をいう)を持たせることができ、レフセット板5bの反射面55bで反射する反射光L2は光出射開口43側に位置する第二焦点に向かって集光される。レフセット板5bの縁部52bは、その孔径が後方反射鏡3から前方反射鏡4に向かって拡大した縁形状となっている。
放電ランプ1の直接光L1を反射するため、レフセット板5bの反射面55bは鏡面加工が施されている。また、反射面55bに誘電体多層膜からなる反射膜を形成させることも可能である。反射膜としては、例えば、TiO2−SiO2の多層膜やNb2O5−SiO2の多層膜が用いられる。また、多層膜の積層数を調整することによって放電ランプの光の波長に適した反射膜を設けることが可能である。
図4は、本発明の第三の実施形態を示す光源装置全体の部分断面図であり、図5はそのレフセット板の要部断面図を示している。尚、本発明の第三の実施形態は、基本構造は図1に示した光源装置とほぼ同等であり、同一部材には図1で示した図番と同じ図番を付している。図4及び図5は、図3に示す実施形態の技術思想から創作した形態であり、レフセット板5cの縁部52cに球面反射形状の反射面55cを設けたことにより、該反射面55cに前方反射鏡の反射機能(ここでいう反射機能とは、直接光L1を後方反射鏡側へ反射する機能をいう)を持たせ、光源装置の放射光量を増大させたものである。
図4に示すように、放電ランプ1は、発光管11の内部に一対の電極13、13が対向して配置され、発光管11の両端に一対の封止管12が連続して伸びている。また封止管12の一端には口金14が取り付けられている。発光管11内には、ランプ点灯時におけるガス圧が2〜8MPaになるようにキセノンガスが封入されている。一対の電極13、13は図示しない電源と接続され、2〜7kWの定格点灯電力が入力されて放電ランプ1が点灯し、電極13、13の間にアークスポットを発生させた点光源となる。この放電ランプ1には、例えば、ショートアーク型のキセノンランプが用いられる。
放電ランプ1の周囲には、発光管11を取り囲むように前方反射鏡4、後方反射鏡3、レフセット板5cが配置されており、前方反射鏡4の反射面41は球面形状であり、後方反射鏡3の反射面31は回転楕円形状である。
後方反射鏡3には回転楕円形状の反射面31が形成され、この反射面31の第一焦点は放電ランプの電極間に位置しており、第二焦点は前方反射鏡4の光出射開口43側(以下、光照射側ともいう)であって後方反射鏡3,前方反射鏡4の外部に位置している。放電ランプから放射された直接光は、後方反射鏡3によって該反射鏡3の第二焦点に集光する。後方反射鏡3の底部には、放電ランプ1の封止管13や口金14を挿通する孔33が設けられている。また後方反射鏡3の反射面31は、誘電体多層膜からなる反射素材からなる。
前方反射鏡4には球面形状の反射面41が形成され、この反射面41の焦点は放電ランプ1の電極間に位置している。放電ランプ1から放射される直接光のうち前方反射鏡4で反射された光は、電極間に形成されたアークスポットを通過すると共に後方反射鏡3に向けて反射され、その反射光が該後方反射鏡3の第二焦点に集光する。
以上の構成により、放電ランプ1から放出された光は、前方反射鏡と後方反射鏡によって当該光源装置の光出射側へ集光させることが可能である。
レフセット板5cは、一方の面には後方反射鏡3の開口部32が当接され、他方の面には前方反射鏡4の開口部42が当接されている。また後方反射鏡3の第一焦点と前方反射鏡4の焦点は、放電ランプ1の電極13、13の間に配置されている。また放電ランプ1のアークスポットは、該後方反射鏡3の内側となる位置で反射鏡が配置されている。
レフセット板5cは、その中央に放電ランプ1を挿通する貫通孔51cが穿設されており、貫通孔51cの縁部52cは、その孔径が前方反射鏡4から後方反射鏡3に向かって拡大した縁形状を有している。
図5は、本発明の第三の実施形態を示すレフセット板の要部断面図である。レフセット板5cは、その貫通孔51cの孔径が前方反射鏡4から後方反射鏡3に向かって拡大する縁形状を有しており、レフセット板5の縁部52cには前方反射鏡4の反射面41と同心円を成す形状の反射面55cが設けられている。
上記の構成により、レフセット板5cの縁部52cに前方反射鏡4と同等の反射機能を持たせることができ、レフセット板5cの縁部52cで反射する反射光L2は後方反射鏡3へ反射され、該後方反射鏡3で反射された光が光出射開口43側に位置する第二焦点に向かって集光される。
図3に示す実施形態と同様に、図5に示されるレフセット板5cの縁部52cの反射面55cは鏡面加工が施されており、放電ランプ1の直接光を好適に反射することができる。また、縁部52cの表面に誘電体多層膜からなる反射膜を形成させることも可能である。反射膜としては、例えば、TiO2−SiO2の多層膜やNb2O5−SiO2の多層膜が用いられる。また、多層膜の積層数を調整することによって放電ランプの光の波長に適した反射面を設けることが可能である。
上述のとおり、本発明にかかるレフセット板5、5a、5b,5cは、その縁形状を調整することで放電ランプ1からレフセット板に照射される光が不所望な方向に散乱されることを防止し、且つ、光源装置内の有効反射領域を増やすことができる。よって従来の光源装置で集光ロスしていた領域を有効反射領域とすることができ、光源装置の放射光量を増大させることができる。
1 放電ランプ
11 発光管
12 封止部
13 電極
14 口金
2 ランプ支持体
3 後方反射鏡
31 回転楕円反射面
32 開口部
33 孔
4 前方反射鏡
41 球面反射面
42 開口部
43 光出射開口
5 レフセット板
51 貫通孔
52 縁部
55 反射面(第二の実施形態)
95 レフセット板
951 貫通孔
952 縁部
L1 直接光
L2 反射光

Claims (4)

  1. 内部に一対の電極が対向して配置された発光管と、その両端に連続して伸びる一対の封止管を有する放電ランプと、前記発光管を取り囲んで配置された反射鏡と、前記反射鏡を支持する板状部材であってその中央に貫通孔が穿設されたレフセット板とを有し、
    前記反射鏡は、回転楕円形状の反射面を有する後方反射鏡と、球面形状の反射面を有する前方反射鏡とからなり、
    各々の反射鏡には、前記封止管を挿通する孔と、それに対向する開口部とが前記放電ランプの管軸方向に並んで配置されており、
    前記レフセット板の一方の面には後方反射鏡の開口部が当接され、他方の面には前方反射鏡の開口部が当接されており、
    前記放電ランプの発光中心が該後方反射鏡の内側に配置されており、
    前記レフセット板の貫通孔の縁部は、該貫通孔の孔径が光軸方向で徐々に拡大又は縮小する形状であることを特徴とする光源装置。
  2. 前記貫通孔の縁部は、該貫通孔の孔径が前記後方反射鏡から前記前方反射鏡に向かって拡大した形状であることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記貫通孔は、その内面に回転楕円形状の反射面を備えており、
    前記反射面は、前記後方反射鏡の反射面と同一の曲率からなり、
    前記後方反射鏡の反射面と前記貫通孔の反射面が連接していることを特徴とする請求項1と請求項2のいずれかに記載の光源装置。
  4. 前記貫通孔の縁部は、該貫通孔の孔径が前記前方反射鏡から前記後方反射鏡に向かって拡大した形状であって、
    前記貫通孔は、その内面に球面形状の反射面を備え、
    前記貫通孔の反射面と前記前方反射鏡の反射面は、前記光軸方向に沿った切断面において、同心円を成して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112178487A (zh) * 2020-08-20 2021-01-05 安徽极光照明工程有限公司 一种室内灯光调控装置

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