JP2013238372A - 空気調和機用の遠隔制御装置 - Google Patents

空気調和機用の遠隔制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】直感的で簡単に操作でき、空気調和機を適切に制御することが可能な空気調和機用の遠隔制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】筐体1と、筐体1上に形成され、手動で押圧操作する操作部2と、筐体1の傾きを検知する検知部と、操作部2の信号に基づいて空気調和機6を制御する制御信号を出力する制御部とを備えた空気調和機用の遠隔制御装置であって、制御部は、操作部2から信号を受けたとき、操作部2の押圧時間を計測し、その押圧時間によって短押しか長押しかを判断するとともに、操作部押圧時の筐体1の傾きを検知し、これらの情報を基に空気調和機6を制御する制御信号を出力するようにした構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機の遠隔制御装置に関するものである。
空気調和機が冷房運転、暖房運転のほか、電気代や室内外の温度といった各種情報を取得するなど、高機能化するに伴い、空気調和機の遠隔制御装置(リモコン)も高機能化している。具体的には、より多くの情報を表示できる表示部を備え、より多くの機能を設定し使用するボタンを備えるようになってきている。当然ながら遠隔制御装置で操作できる機能が増えるにつれて、一般的にボタンの数は増加傾向にあり、さらに遠隔制御装置のサイズは大型化する傾向がある。
しかしながら、遠隔制御装置の大型化とボタンの増加は使用者にとって一概に使いやすいものとは言い切れない。近年では、おもに使用する必要最低限のボタンを遠隔制御装置表面に配置し、その他使用頻度の少ないボタンはカバーの内側に配置するなどして、とにかくシンプルに見せようとする傾向がある。また、使用者の操作を単純かつ簡単にしながら、速やかに設備機器が備える多数の機能を利用することが可能な技術が提案されている。たとえば、特許文献1には、使用者が、角速度センサを備えた遠隔制御装置を振るだけで、電気機器を制御可能とする技術が開示されている。
特開平4−334197号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術においては、使用者は、電気機器が備える所望の機能を利用するために、当該機能に対応付けられた回数分、遠隔制御装置を縦方向や横方向に振る必要がある。従って、使用者は、遠隔制御装置を縦方向や横方向に振る回数を覚える必要があるが、これらの回数を覚えることは、使用者にとっては負担である。このため、遠隔制御装置に対しては直感的で単純かつ簡単な操作のみにより、電気機器などを操作できる技術が望まれている。
そこで、本発明においては、上記に鑑み、直感的で簡単に操作でき、空気調和機を適切に制御することが可能な空気調和機用の遠隔制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る遠隔制御装置は、筐体と、前記筐体上に形成され、手動で押圧操作する操作部と、前記筐体の傾きを検知する検知部と、前記操作部の信号に基づいて前記空気調和機を制御する制御信号を出力する制御部とを備えた空気調和機用の遠隔制御装置であって、前記制御部は、前記操作部から信号を受けたとき、操作部の押圧時間を計測し、その押圧時間によって短押しか長押しかを判断するとともに、操作部押圧時の筐体の傾きを検知し、これらの情報を基に前記空気調和機を制御する制御信号を出力するようにしたことを特徴とする。
上記構成によれば、操作部の押圧時間や筐体の傾き等によって操作部に複数の機能を発揮させるようにすることで、構造が簡単で、使用者が直感的で簡単な操作で空気調和機の運転を適切に制御することが可能となる。操作部は、具体的には、押しボタンとしてもよいし、タッチパネルとしてもよい。なお、制御部で筐体の傾きを検知するには、たとえば3軸の加速度センサを用い、加速度センサの出力信号により、筐体の傾きや動作を検知することができる。
制御部は、空気調和機の運転停止状態において前記操作部が短押しされたと判断したときは、前記操作部からの信号に基づいて空気調和機の運転を開始する信号を出力し、空気調和機の運転状態において前記操作部が1回乃至複数回短押しされたと判断したときは、前記検知部が検知した操作部押圧時の筐体の傾きの方向及び短押し回数に基づいて空気調和機の運転条件を変更する信号を出力するようにしてもよい。
なお、制御部において、空気調和機が運転停止状態か運転状態かを判断するには、たとえば、遠隔制御装置に手を触れたときに、加速度センサからの出力された信号を検知して遠隔制御装置から空気調和機に対して現在の状況(ステータス)を問い合わせる信号を自動的に発信するようにプログラムしておき、空気調和機から送られてきた情報を基に判断するようにすればよい。
上記構成によれば、空気調和機が運転停止状態のときには、操作部に運転開始スイッチとしての機能を持たせ、空気調和機が運転状態のときには、操作部に運転条件変更スイッチとしての機能を持たせることで遠隔制御装置の構造を簡素化することができる。
制御部は、空気調和機の運転状態において前記操作部が短押しとこの短押しから所定時間内に実行される長押しとの組合せで操作されたと判断したときは、前記検知部が検知した操作部長押し時の筐体の傾きの方向に基づいた風向変更信号を出力するようにしてもよい。上記構成により、操作部の押圧パターンを変えることで、操作部に対して異なる機能を発揮させることができる。
制御部は、空気調和機の運転停止状態において前記操作部が長押しされたと判断したとき、前記検知部が検知した操作部押圧時の筐体の傾きの方向に基づいて運転モードを決定し、空気調和機がその運転モードでの運転を開始する信号を出力するようにしてもよい。上記構成によれば、1つの操作部に運転モード変更機能を持たせることが可能となる。
また、制御部は、空気調和機の運転状態において前記操作部が長押しされたと判断したときは、空気調和機の運転を停止する信号を出力するようにしてもよい。これにより、操作部に空気調和機の運転停止スイッチとしての機能を持たせることが可能となる。なお、空気調和機の運転状態において前記操作部が長押しすることで、空気調和機の運転を停止する信号を出力したあとは、そのまま検知部が検知した操作部押圧時の筐体の傾きの方向に基づいて運転モードを決定することができるようにしてもよい。
操作部は、筐体の一面の中央部に形成してもよい。すなわち、使用者が操作する操作部を遠隔制御装置の略中央に配置することで、使用者が遠隔制御装置を上下逆に持ち替えても操作部の位置は略中央に位置することになり、操作感の低下を防止することができる。
また、操作部が形成された筐体の一面を正面視したときに、筐体の重心位置が、操作部の位置から上下いずれかの方向に偏心するように形成してもよい。上記構成によれば、使用者が遠隔制御装置を手にしたときに、目視しなくても遠隔制御装置の上下を認識することができる。さらに、操作部が形成された筐体の一面の形状を上下非対称形状としてもよい。これにより、遠隔制御装置を視覚するだけでも、または把持するだけでも遠隔制御装置の上下方向を認識することができる。
また、筐体に発光部が設けられ、制御部は、空気調和機の運転の状態に応じた光色で前記発光部を発光させるようにしてもよい。制御部において、発光部を発光させるタイミングとしては、遠隔制御装置を操作するタイミングに合わせるのが望ましい。たとえば、遠隔制御装置は、一定時間操作しないときにスリープ状態に移行するように設定する場合、操作部は、スリープ状態のときに起動スイッチとして機能し、操作部を押圧することで遠隔制御装置が一定時間起動状態に復帰するとともに、起動状態の間、発光部が発光するようにすることができる。これにより、遠隔制御装置の消費電力を抑えつつ、利便性を高めることができる。
操作部は、前記筐体の傾きの方向に応じて異なる色で前記発光部を発光させるようにしてもよい。この構成によると、使用者は遠隔制御装置の向きを確実に確認した上で、遠隔制御装置を操作することができる。
発光部は、前記操作部に又は前記操作部の周囲に配置してもよい。すなわち、発光部の位置は、遠隔制御装置がどの向きに保持されていても視認できる位置が好ましく、遠隔制御装置の筐体の中央付近が適している。筐体の中央付近には操作部が配置されているので、たとえば、操作部の周囲に配置するか、操作部の一部又は全部を発光部とすることも可能である。これにより、デザイン的にも美観を損なわず、かつ使用性を向上させることができる。
以上のとおり、本発明によると、操作部の信号に基づいて空気調和機を制御する制御信号を出力する制御部を備えた空気調和機用の遠隔制御装置であって、制御部は、操作部から信号を受けたとき、操作部の押圧時間を計測し、その押圧時間によって短押しか長押しかを判断するとともに、操作部押圧時の筐体の傾きを検知し、これらの情報を基に空気調和機を制御する制御信号を出力するようにしたため、直感的で簡単に操作することが可能となる。
本発明の実施形態を示す遠隔制御装置の平面図 本発明の遠隔制御装置の側面図 本発明の遠隔制御装置の制御ブロック図 本発明の遠隔制御装置における制御のフローチャート図 本発明の遠隔制御装置の別の態様を示す平面図
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係る空気調和機用の遠隔制御装置の平面図を、図2は遠隔制御装置の側面図を、図3は遠隔制御装置の制御ブロック図を、それぞれ示す。
図1〜図3に示すように、本発明に係る空気調和機用の遠隔制御装置は、略長方体形状に形成された筐体1と、筐体の上面中央に配置された操作ボタンとしての操作部2と、操作部2の周囲に配された発光部3と、筐体1の傾きを検知する検知部4と、検知部4からの出力と操作部2の操作の組合せに基づくコマンドを生成する制御部5と、生成されたコマンドを空気調和機6に送出する通信部7とを備えている。
空気調和機6は、室内温度や室外温度、そして設定温度のほか、種々の外的条件と、遠隔制御装置を介した使用者の指示に基づき、自動で使用者にとって快適な環境に空気調和を行う。空気調和機6には遠隔制御装置からのコマンドを受け取るとともに、遠隔制御装置に必要な情報を送るための通信部8が設けられる。
発光部3は、それぞれ異なる色に発光する発光体3a〜3dから構成される。発光体3a〜3dは操作部2を中心にしてその上下左右に操作部2を囲むように配置される。本実施形態では、操作部2の上方に赤色発光体3aが、操作部2の下方に青色発光体3bが、操作部2の右方(遠隔制御装置に向かって右方)に緑色発光体3cが、操作部2の左方に黄色発光体3dがそれぞれ配される。
本実施形態では、検知部4として、3軸の加速度センサが用いられており、これによりX,Y,Zの各方向の加速度を制御部5に出力する。制御部5は、入力回路、CPU、メモリ、出力回路等を備えたマイコンから構成されており、図3に示すように、操作部2からの信号及び検知部4からの出力信号を基にコマンドを生成し、通信部7から空気調和機6の通信部8にコマンドを送出する。通信部7及び8の間の通信方式については、赤外線通信を採用することも可能であるが、WiFi(Wireless Fidelity)による通信やBluetooth(登録商標)規格に基づく通信などの指向性のない無線通信を採用するのが好ましい。
遠隔制御装置を用いて空気調和機6の運転を行う場合について説明する。遠隔制御装置は、一定時間操作部2が操作されず、かつ、検知部4の出力信号に変化がない場合は、消費電力を抑えるためにスリープ状態に移行するように設定されている。空気調和機6の運転を開始するときは、まずスリープ状態の遠隔制御装置の操作部2を押すことで操作部2が起動スイッチとして機能し、遠隔制御装置が起動状態となる。なお、制御部5が検知部4の出力変化を認識したときに起動状態に復帰させることも可能である。
遠隔制御装置が起動する際に、通信部7から空気調和機の現在の状況(ステータス)を問い合わせる信号が自動的に発信される。これを受けて空気調和機6から通信部7にステータス情報が送信され、遠隔制御装置の制御部5に空気調和機6のステータス情報がバックグランドとして取得される。
なお、制御部5が空気調和機6のステータス情報を認識する方法はこれに限らず、たとえば、遠隔制御装置がスリープ状態に入る前に制御部5が空気調和機のステータス情報を取得し、その情報をメモリに保存するようにしてもよい。これにより、速やかに起動状態に復帰することが可能となる。
起動状態において、制御部5は、取得した空気調和機6のステータス情報により、空気調和機6が自動運転中であれば緑色発光体3cを発光(点灯)させ、暖房運転中であれば赤色発光体3aを発光させ、冷房運転中であれば青色発光体3bを発光させ、除湿運転中であれば黄色発光体3dを発光させる。これにより、使用者は、空気調和機6の現在状況を直感的に把握することができる。
また、空気調和機6が運転停止状態にある場合は、停止された運転モードを表わす発光体を点滅させる。たとえば、自動運転を停止した状態である場合は、緑色発光体3cを点滅させるといったように、発光体3a〜3dのいずれかの発光体を点滅させる。空気調和機の運転を開始すると、点滅中の運転モードによる運転が開始される。
発光部3は、使用者の操作が完了した時点、すなわち、使用者の意図する信号が遠隔制御装置から送出完了した時点で消灯させると、遠隔制御装置の消費電力を抑えつつ非常に使い勝手が良くなる。本実施形態の遠隔制御装置は、操作部2の周囲に色の異なる発光体3a〜3dが配置されているため、起動状態において空気調和機のステータスを表示する前に一定期間発光体3a〜3dの一部又は全部を発光させるようにすれば、遠隔制御装置の向きを確認することができ、手に持つ際に遠隔制御装置の向きを間違えるおそれを抑制することができる。
また、遠隔制御装置には手に持つ際の上下左右の向きを確認できるマークを設けることができる。マークとしては、遠隔制御装置の上下左右方向が明確になるものであれば特に制限はなく、たとえば遠隔制御装置の上部に「上」と表示したり、上向きの矢印を表示したりすることができる。また、マークは、ラベルとして筐体の表面に貼付したり、印刷したり、筐体表面に凹凸状に刻設したり、夜間でも認識できるように発光体で表示することも可能である。さらには、操作部2の形状が上下左右の向きを確認できる形状であってもよい。
遠隔制御装置における制御について、図4のフローチャート図を基にさらに詳しく説明する。ステップ(以下、Sと略する)10において、起動状態の遠隔制御装置の操作部2の操作ボタンを押圧すると、制御部5は、タイマ9によって操作ボタンの押圧時間を測定し、押圧時間が1秒以下の場合は短押しと判断してS30に進み、押圧時間が1秒を超えると長押しと判断してS110に進む(S20)。
S30では、制御部5は、空気調和機のステータス情報を基に、空気調和機6が停止状態の場合は空気調和機6の運転開始信号を通信部7から出力する(S40)。空気調和機6では、通信部7からの信号を受けて空気調和機6の運転を開始する。たとえば、遠隔制御装置が起動状態で緑色発光体3cが点滅しているとき、操作部2を短押しすることで自動運転が開始される。
S30で空気調和機6が運転状態であると判断した場合、制御部5は、S20における短押し後の所定時間内(例えば2秒以内)に長押しがされたかどうか、すなわち、押圧時間が1秒を超える押圧操作があったかどうかを判断し(S60)、長押しされた場合は、風向板の方向を変更しようとしていると判断し、検知部4によって検知された長押し時の筐体1の傾き及び動きを基にして長押し時間に応じて通信部7から空気調和機に風向板の操作信号を出力する(S70)。空気調和機6では通信部7からの信号を受けて風向を変更する(S80)。
なお、S60において長押しされている間、発光部3は遠隔制御装置の傾きを表示するようにしてもよい。たとえば、隔制御装置を傾斜した状態で手に持ち、これをさらに立てるようにして傾斜が大きくなるようにすることで、制御部5は、検知部4で検知される加速度の変化から、遠隔制御装置が上側を引き起こすように傾きが変化したと認識し、操作部2の上方に配された赤色発光体3aを発光させるようにすることができる。これによって、現在の遠隔制御装置の傾きを簡単に確認することができる。
この場合、長押しが解除された時点で発光部3は現在の運転モードを表示するように復帰させればよい。同様に、制御部5は、遠隔制御装置の上側を前方に倒すように傾けたときは青色発光体3bを発光させる。遠隔制御装置を左右に傾ける場合には、遠隔制御装置の右側を上方に上げるように傾けたときは緑色発光体3cを発光させ、遠隔制御装置の左側を上方に上げるように傾けたときは黄色発光体3dを発光させる。
S70における風向変更について具体的に説明すると、空気調和機の運転中、使用者が空気調和機の風の吹出し方向を変更したいと望む時は、遠隔制御装置の上側を略上方向にして遠隔制御装置を持ち、操作部2を1回短押しして離した直後に再度操作部2を押し続ける。操作部2を押したまま筐体を右側に傾けると、すなわち筐体の右側を下方に下げるように傾けると、空気調和機の風の吹き出し方向は右方(空気調和機に向かって右方)に移動し始める。
さらに操作部2を押したまま筐体を左側に傾けると、すなわち筐体の左側を下方に下げるように筐体を傾けると、空気調和機の風の吹き出し方向は左方に移動し始める。さらに操作部2を押したまま遠隔制御装置の上側を引き起こすと、空気調和機の風の吹き出し方向は上に移動し始め、さらに操作部2を押したまま遠隔制御装置の上側を前方に倒すように傾けると、空気調和機の風の吹き出し方向は下方向に移動し始める。
空気調和機の風をスイングさせたい場合は、遠隔制御装置の上側を略上方向にして遠隔制御装置を持ち、操作部2を1回短押しして離した直後に再度操作部2を押し続ける。操作部2を押したまま、遠隔制御装置を素早く左右に振ると、空気調和機の風は左右方向にスイングし始める。スイングし始める際に、空気調和機は電子音や音声でスイングの開始を宣言することが望ましい。使用者が、空気調和機がスイングし始めたことを認識したら操作部2を離すとよい。
同様に上下方向にスイングさせたいと使用者が望む場合は、遠隔制御装置の上側を略上方向にして遠隔制御装置を持ち、操作部2を1回短押しして離した直後に再度操作部2を押し続ける。操作部2を押したまま、遠隔制御装置を素早く上下に振ると、空気調和機の風は上下方向にスイングし始める。
制御部5は、S60において所定時間内に長押しがされなかったと判断したときは、運転条件を変更しようとしていると判断して、S20以降に所定時間内の間隔で短押しが連続して実行されたときには短押しの積算回数を算出し、所定時間内の間隔で短押しが連続して実行されていないときは1回の短押しと判断する。
そして、検知部4によって検知された長押し時の筐体1の傾き及び動きを基にして、短押し回数に応じて通信部7から空気調和機に運転条件の変更信号を出力する(S90)。空気調和機6では通信部7からの信号を受けて運転条件を変更する(S100)。なお、S90において運転条件の変更信号を出力するまで発光部3は遠隔制御装置の傾きを表示するようにすることができる。
S90における運転条件の変更について具体的説明すると、空気調和機の自動運転中に使用者が温度を上げたいと望むときは、遠隔制御装置の上側を上方向に向けて持ち、操作部2を短押しする。逆に使用者が自動運転中に室内温度を下げたいと望むときは、遠隔制御装置の上側を下方向に向けて持ち、操作部2を短押しする。操作部2を短押しするたびに、室内の設定温度が0.5度ずつ増減する。自動運転時以外にも冷房運転時及び暖房運転時においても、同様にして室内の設定温度を増減することができる。なお、除湿運転時においては、上記操作によって設定湿度が増減する。
空気調和機にタイマを設定して自動的に運転を停止させたい場合は、遠隔制御装置の右側が上方向になるように傾けて遠隔制御装置を持ち、操作部2を短押しする。タイマは空気調和機本体の表示部に表示されてもよいし、遠隔制御装置が音声で読み上げてもよい。操作部2を1回短押しする毎にタイマが10分カウントアップされる。逆に、遠隔制御装置の左側が上方向になるように傾けた状態で操作部2を短押しすると、操作部2を1回押す毎にタイマが10分カウントダウンされる。
タイマが所望の時間になったら、操作部2の操作をせずにそのまま放置すればその時間でタイマがセットされる。一方、すでにセットされているタイマを解除する場合、遠隔制御装置の右側又は左側が上方向になるように傾けた状態で操作部2を短押ししていったんタイマのセットが可能な状態にし、その上で長押しするとタイマ表示が消えてタイマが解除される。
また、S20において長押しと判断された場合、制御部5は空気調和機6が運転中か否かを判断する(S110)。空気調和機より得たステータス情報より空気調和機6が運転中と判断された場合、制御部5は空気調和機6の運転停止信号を出力し(S120)、空気調和機6では通信部7からの出力を受けて運転を停止する。運転を停止するときは、使用者は遠隔制御装置の向きには関わらず操作ボタンを長押しするとよい。
一方、S110において空気調和機6が運転停止されていると判断したとき、制御部5は、筐体1の傾きの方向により選択された運転モードの運転開始信号を出力する(S140)。空気調和機6では通信部7からの出力を受けて選択された運転モードでの運転を開始する。
S140における運転モードの選択について具体的に説明すると、S140に移行した時点で発光部3が遠隔制御装置の傾きを表示するように点滅発光する。この場合、S60のときと同様に、傾きの方向によって発光体3a〜3dを発光させる。赤色発光体3aの発光は暖房運転の選択を、青色発光体3bの発光は冷房運転の選択を、緑色発光体3cの発光は自動運転の選択を、黄色発光体3dの発光は除湿運転の選択をそれぞれ意味する。そして、点滅発光させた発光体の意味する運転モードの運転を開始する。
たとえば、操作部2を長押ししながら遠隔制御装置の上側を前方に倒すように傾けて青色発光体3bを点滅発光させることで冷房運転モードを選択し確定させる。運転モードを確定させるには、青色発光体3bが点滅発光している状態で操作部2の押圧を解除するようにすればよい。
冷房運転モードが確定すると、空気調和機の冷房運転が開始される。一方、梅雨の時期や洗濯物を室内に干す場合など、使用者が除湿を行いたい場合には、発光空気調和機が停止した状態で遠隔制御装置の左側を上方に上げるように傾けた状態で保持し、操作ボタンを長押しし、黄色発光体3dが点滅発光しはじめた時点で押圧を解除すればよい。
発光部3の位置は、遠隔制御装置がどの向きに保持されても視認できる位置が好ましく、本実施形態では操作部2の周囲に配置しているが、図5に示すように、操作部2の一部又は全部を発光部3として利用することも可能である。この態様のように操作部2の一部に発光部3を形成するようにすれば、デザイン的にも美観を損なわず、かつ使用性を向上できる。なお、当然ながら発光部3の光色や発光タイミング、発光時間、配置位置、筐体の形状は本実施例に限られるものではない。
たとえば、筐体1の形状は、本実施形態のように操作部2の中心を基点として上下対称の形状が好ましいが、卵型などのように使用者が筐体1の上下を持ち換えるのに支障のない範囲で対称でなくてもよい。また、遠隔制御装置の重心は操作部2の中央になくてもよい。筐体1の形状が、使用者が筐体1の上下を持ち換えるのに支障のない範囲で非対称であれば、使用者が筐体1の形状を視覚するだけでも、または把持するだけでも筐体1の上下方向が認識しやすい。
また、筐体1の重心が上下どちらかに偏っていると、使用者が筐体1を手にした際、目視しなくても筐体1の上下を認識できる効果があり、暗所や目の不自由な方においても使用性がよくなる。
さらに、本実施形態では、操作部2は押ボタン1つとされているが、これに限らず、適宜各機能を発揮させる押ボタンを設けることができることはもちろんである。たとえば、運転モードの選択ボタンを設けたり、温度、湿度、風量の調整ボタンを設けることも可能である。また、操作部2をタッチパネルで画像表示とすることも可能である。さらには、加速度センサと表示部と通信部を備えた携帯電話端末などの情報機器にて、本実施例のユーザーインタフェースと制御方法を備えたプログラムを実行することも可能である。
以上説明したように、本発明では、空気調和機のステータス情報と、遠隔制御装置の姿勢(筐体の傾きの方向や筐体の動作)と、操作部の押圧時間(短押し又は長押し)との組み合わせにて、空気調和機に送出されるコマンドが変わり、簡単な操作で空気調和機を操作できる。当然ながら送出されるコマンドは本実施形態に限られるものではない。たとえば、S90において、タイマ設定が可能とされているが、タイマ設定のかわりに左右に傾けて短押しすることで風量を変更することも可能である。
1 筐体
2 操作部
3 発光部
4 検知部
5 制御部
6 空気調和機
7 通信部
8 通信部
9 タイマ

Claims (12)

  1. 筐体と、前記筐体上に形成され、手動で押圧操作する操作部と、前記筐体の傾きを検知する検知部と、前記操作部の信号に基づいて空気調和機を制御する制御信号を出力する制御部とを備えた空気調和機用の遠隔制御装置であって、前記制御部は、前記操作部から信号を受けたとき、操作部の押圧時間を計測し、その押圧時間によって短押しか長押しかを判断するとともに、操作部押圧時の筐体の傾きを検知し、これらの情報を基に前記空気調和機を制御する制御信号を出力するようにしたことを特徴とする空気調和機用の遠隔制御装置。
  2. 前記制御部は、空気調和機の運転停止状態において前記操作部が短押しされたと判断したときは、前記操作部からの信号に基づいて空気調和機の運転を開始する信号を出力し、空気調和機の運転状態において前記操作部が1回乃至複数回短押しされたと判断したときは、前記検知部が検知した操作部押圧時の筐体の傾きの方向及び短押し回数に基づいて空気調和機の運転条件を変更する信号を出力するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機用の遠隔制御装置。
  3. 前記制御部は、空気調和機の運転状態において前記操作部が短押しとこの短押しから所定時間内に実行される長押しとの組合せで操作されたと判断したときは、前記検知部が検知した操作部長押し時の筐体の傾きの方向に基づいた風向変更信号を出力するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に空気調和機用の遠隔制御装置。
  4. 前記制御部は、空気調和機の運転停止状態において前記操作部が長押しされたと判断したときは、前記検知部が検知した操作部押圧時の筐体の傾きの方向に基づいて運転モードを決定し、空気調和機がその運転モードでの運転を開始する信号を出力するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに空気調和機用の遠隔制御装置。
  5. 前記制御部は、空気調和機の運転状態において前記操作部が長押しされたと判断したときは、空気調和機の運転を停止する信号を出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気調和機用の遠隔制御装置。
  6. 前記操作部は、前記筐体の一面の中央部に形成されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の空気調和機用の遠隔制御装置。
  7. 前記一面を正面視したときに、前記筐体の重心位置が、前記操作部の位置から上下いずれかの方向に偏心していることを特徴とする請求項6に記載の空気調和機用の遠隔制御装置。
  8. 前記一面の形状が、上下非対称形状とされたことを特徴とする請求項6又は7に記載の空気調和機用の遠隔制御装置。
  9. 筐体に発光部が設けられ、前記制御部は、空気調和機の運転の状態に応じた光色で前記発光部を発光させるようにしたことを特徴とする1〜8のいずれかに記載の空気調和機用の遠隔制御装置。
  10. 前記操作部は、前記筐体の傾きの方向に応じて異なる色で前記発光部を発光させるようにしたことを特徴とする請求項9に記載の空気調和機用の遠隔制御装置。
  11. 前記発光部は、前記操作部に又は前記操作部の周囲に配置されたことを特徴とする請求項9又は10に記載の空気調和機用の遠隔制御装置。
  12. 請求項1〜11のいずれかに記載の遠隔制御装置を備えた空気調和機。
JP2012112593A 2012-05-16 2012-05-16 空気調和機用の遠隔制御装置 Pending JP2013238372A (ja)

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