JP2013237991A - ユニット式建物の機器設置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】設備機器の設置に関する制約を減らし、ひいては建物の天井部において設備機器を好適に設置する。
【解決手段】建物ユニット10は、複数の柱11、床大梁13及び天井大梁12により形成されており、この建物ユニット10を複数組み合わせてユニット式建物が構築されている。建物ユニット10には、対向配置された一対の天井大梁12に架け渡して鋼管フレーム21が設けられている。また、鋼管フレーム21の上に載った状態で機器設置用の敷き板22が固定されている。この敷き板22は、天井大梁12よりも上方となる位置に設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ユニット式建物の機器設置構造に関するものである。
複数の建物ユニットにより構築されるユニット式建物において、建物ユニットの天井部分に空調機器や蓄電機器などの設備機器を設置することが検討されている。また、その具体的な技術として、特許文献1には、天井面材(天井パネル)を支持するための天井小梁により空調機器を支持するようにした構成が記載されている。つまり、建物ユニットにおいて天井小梁に補強部材を設けてこの天井小梁を補強するとともに、空調室内機を、前記補強した天井小梁に取り付ける構成としている。この場合、空調室内機は、一対の天井小梁の間に形成される開口部に挿入された状態で固定されるようになっている。
特開平7−19590号公報
しかしながら、上記の先行技術では、一対の天井小梁の間に空調室内機が配置されるものであるため、その空調室内機の設置に関して機器の大きさが制限される、設置位置が制限されるといった不都合が生じる。例えば、建物のモジュールにより天井小梁の設置位置が規定されている場合には、そのモジュールにより空調室内機の設置が制約されるといった不都合が生じる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、設備機器の設置に関する制約を減らし、ひいては建物の天井部において設備機器を好適に設置することができるユニット式建物の機器設置構造を提供することを主たる目的とするものである。
以下、上記課題を解決するのに有効な手段等につき、必要に応じて作用、効果等を示しつつ説明する。
第1の発明は、
複数の柱、床大梁及び天井大梁により形成される建物ユニットを備え、この建物ユニットを複数組み合わせて構築されるユニット式建物に適用され、
前記建物ユニットにおいて対向配置された一対の天井大梁に架け渡して設けられる架設フレームと、
前記架設フレームの上に載った状態で固定され、前記天井大梁よりも上方となる位置に設けられる機器設置用の敷き板と、
を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、天井大梁よりも上方となる位置に敷き板が設けられるため、その敷き板の設置位置や大きさに関して制約を減らす(又は無くす)ことが可能となる。つまり、例えば建物ユニットの境界部(ユニットドッキングライン上)に設備機器を配置しようとする場合において、天井大梁を跨ぐようにして敷き板を設置することが可能となり、これにより設備機器を所望の位置に配置できる。
また仮に、天井面材を支持するための天井小梁により設備機器を支持する構成(従来構成)であれば、その設備機器の大きさは天井小梁間の間隔寸法(小梁ピッチ)により制約を受けるが、上記の敷き板を有する構成によれば、小梁ピッチによる制約を受けることなく設備機器を配置できる。
第2の発明では、
前記架設フレームの両端部にはそれぞれブラケットが取り付けられており、
前記ブラケットが前記天井大梁に載置された状態で同天井大梁に固定されることにより、前記架設フレームが前記一対の天井大梁に架け渡して設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、天井大梁に対して、ブラケットを介して架設フレームを容易に設置できる。また、架設フレームに対するブラケットの取付位置を調整することにより、敷き板を載置する架設フレームの載置面について高さ位置の調整が可能となる。例えば、天井大梁に対して所望の高さ位置に敷き板を設置したい場合にその実現が容易となる。例えば天井大梁が溝形鋼により構成されている場合、上側フランジにブラケットが取り付けられているとよい。
第3の発明では、
前記建物ユニットは、前記一対の天井大梁に架け渡した状態で所定間隔で設けられる複数の天井小梁を有し、
前記架設フレームは、前記複数の天井小梁と同じ向きに延び、かつ前記建物ユニットの平面視において前記天井小梁の設置位置に一致しない位置に設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、同一の天井大梁に天井小梁と架設フレームとの両方を取り付ける場合において、架設フレームを取り付ける上で天井小梁の存在が支障となることを回避できる。
第4の発明では、
隣り合う建物ユニットに前記架設フレームがそれぞれ設けられており、
前記隣り合う建物ユニットの各架設フレームにそれぞれ載置された状態であって、かつ同隣り合う建物ユニットのユニット境界部で互いに近接する各天井大梁を跨ぐ位置に、前記敷き板が設けられていることを特徴とする。
ユニット境界部(ユニットドッキングライン)において各建物ユニットの天井部分には天井大梁が存在するが、この天井大梁を上方に回避して敷き板が設置されている。これにより、ユニット境界部(ユニットドッキングライン)を跨いでの敷き板の設置、すなわちユニット境界部を跨いでの設備機器の設置が可能となっている。そのため、例えば建物ユニットごとに部屋を設けるとともにそれらの各部屋で設備機器(例えば空調機器)を共用する場合に、その共用に適した位置、すなわちユニット境界部に設備機器を設置することができる。
ここで、隣り合う建物ユニットに架設フレームがそれぞれ設けられているため、敷き板は、各建物ユニットの架設フレームに載った状態が維持できる範囲内で任意に位置変更できる。したがって、設備機器の大きさや用途に応じて敷き板の位置を変更したい場合に、その位置変更を容易に実施できるようになる。
第5の発明では、
隣り合う建物ユニットの各柱が集まる柱集合部において各柱の柱頭部には柱同士を連結する連結部材が設けられ、その隣り合う建物ユニットに前記架設フレームがそれぞれ設けられており、
前記隣り合う建物ユニットの各架設フレームにそれぞれ載置された状態であって、かつ前記柱集合部の柱頭部分を跨ぐ位置に、前記敷き板が設けられていることを特徴とする。
隣り合う建物ユニットの各柱が集まる柱集合部では、柱同士が、柱頭部に設けられる連結部材(ドッキングプレートやスタッキングピン)により互いに連結されるが、この連結部材を上方に回避して敷き板が設置されている。これにより、柱集合部を跨いでの敷き板の設置、すなわち柱集合部を跨いでの設備機器の設置が可能となっている。そのため、例えば建物ユニットごとに部屋を設けるとともにそれらの各部屋で設備機器(例えば空調機器)を共用する場合に、その共用に適した位置、すなわちユニット境界部に設備機器を設置することができる。
ここで、隣り合う建物ユニットに架設フレームがそれぞれ設けられているため、敷き板は、各建物ユニットの架設フレームに載った状態が維持できる範囲内で任意に位置変更できる。したがって、設備機器の大きさや用途に応じて敷き板の位置を変更したい場合に、その位置変更を容易に実施できるようになる。
第6の発明では、
前記建物ユニットにおいて前記架設フレームと同方向に延びる前記天井大梁の上にスペーサが設けられ、そのスペーサの上面が、前記架設フレームの上面と同一高さになっており、
前記架設フレームと前記スペーサとに載った状態で、前記敷き板が固定されていることを特徴とする。
上記構成によれば、建物ユニットの天井大梁を利用して、その上方に敷き板を設置できる。この場合、架設フレームを1本のみ取り付けた構成であっても、敷き板を所望の高さ位置に設置できる。
第7の発明では、
前記敷き板の上には、設備機器として空調機器が設置され、
複数の建物ユニットの天井部にはそれぞれ空調空気を吹き出す吹出部が設けられており、
前記空調機器から延びる複数の空調ダクトが、前記各建物ユニットの吹出部にそれぞれ接続されていることを特徴とする。
1つの空調機器に対して複数の空調ダクトを接続し、各空調ダクトから複数の部屋に空調空気を供給する場合、各空調ダクトの長さに差が生じないようにすることが望ましい。この点、上記のとおり天井大梁よりも上方となる位置に敷き板を設ける構成であれば、建物天井部において敷き板の設置位置を任意に設定でき、ひいては各空調ダクトの長さに差が生じないようにして空調機器を設置することが可能となる。
第8の発明では、前記敷き板の上には、水平方向に回転可能な回転台が設置され、その回転台の上に設備機器が設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、設備機器が敷き板の上に設置された後においても、設備機器の向きを自在に変更できる。したがって、例えば設備機器として空調機器を用いる場合に、その空調機器に接続された空調ダクトの向き(ダクト引き延ばし方向)を任意に変更でき、空調ダクトの設置を好適に実施できる。
建物天井部における機器設置構造を示す平面図。 フレーム取付部の構成を示す図。 図1のA−A線断面図。 機器設置構造の他の構成を示す平面図。 図4(a)のB−B線断面図。 空調機器の設置に関する具体的構成を示す図。 建物ユニットの構成を示す斜視図。 設備機器の回転支持構造を示す図。 別の形態において機器設置構造の構成を示す平面図。 別の形態において機器設置構造の構成を示す平面図。 別の形態において機器設置構造の構成を示す平面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、鉄骨ラーメンユニット工法にて構築されたユニット式建物に具体化しており、そのユニット式建物は、複数の建物ユニットを用いて構成されている。なお、各建物ユニットは、工場にてあらかじめ製造され、その後、建築現場にトラック等により運搬されるものとなっている。
図7は建物ユニット10の構成を示す斜視図である。建物ユニット10は、その四隅に配設される4本の柱11と、各柱11の上端部及び下端部にそれぞれ連結される各4本の天井大梁12及び床大梁13とを備えている。そして、それら柱11、天井大梁12及び床大梁13により直方体状の骨格(フレーム)が形成されている。柱11は四角筒状の角形鋼よりなる。また、天井大梁12及び床大梁13は断面コ字状の溝形鋼よりなり、その開口部が向き合うようにして、すなわち溝部をユニット内側に向けるようにして設置されている。
建物ユニット10の長辺部(桁部)の相対する天井大梁12の間には、所定間隔で複数の天井小梁15が架け渡されて固定されている。同じく建物ユニット10の長辺部(桁部)の相対する床大梁13の間には、所定間隔で複数の床小梁16が架け渡されて固定されている。天井小梁15及び床小梁16は、それぞれ同一の間隔でかつ短辺側(妻側)の天井大梁12及び床大梁13に水平に設けられている。例えば、天井小梁15はリップ溝形鋼よりなり、床小梁16は角形鋼よりなる。天井小梁15によって天井面材17が支持され、床小梁16によって床面材18が支持されている。
本実施形態の建物は、セントラル方式の全館空調システムを備えている。全館空調システムは、階ごとに設けられる空調機器(屋内機)と、その空調機器から各建物ユニット(各部屋)に延びる空調ダクトとを有しており、建物最上階(例えば2階建て建物なら2階)の天井裏に空調機器や空調ダクトが設置されている。この場合、空調機器は複数の部屋で共用される。以下、ユニット式建物における空調機器の設置構造について説明する。
図1は、建物天井部における機器設置構造を示す平面図である。図1では、空調機器等を設置する設置部として2カ所の設置部S1,S2を示しているが、1つの空調機器を設置するのなら設置部は1カ所に設けられればよい。なお、図中においてユニット長辺方向(桁方向)に並ぶ各一点鎖線は、それぞれ建物のモジュール(設計上の基本寸法)を規定するモジュールラインMLを示している。本実施形態の建物ではメータモジュールを採用しており、各モジュールラインML上に、図7に示す複数の天井小梁15がそれぞれ設けられている。
図1において、まず設置部S1の構造について説明する。設置部S1は、1つの建物ユニット10の上に設けられるものであり、図示の建物ユニット10Aにおいて、ユニット長辺部の一対の天井大梁12に架け渡すようにして一対の鋼管フレーム21が設けられている。そして、その鋼管フレーム21の上に載せた状態で機器設置用の敷き板22が設けられ、その敷き板22の上に空調機器31が設置されている。
各鋼管フレーム21は、断面矩形状又は断面正方形状の鋼管材よりなり、天井小梁15と同方向に延びる向きに設けられている。一対の鋼管フレーム21の間隔L1は、モジュールラインMLの間隔L2(すなわち天井大梁の設置間隔)よりも大きく、また、各鋼管フレーム21はモジュールラインMLに一致しない位置(すなわち、建物ユニット10の平面視において天井小梁15の設置位置に一致しない位置)にそれぞれ設けられている。
敷き板22は、例えば矩形状をなす木製の合板よりなり、その短手方向の寸法は空調機器31の大きさにほぼ一致しているのに対し、長手方向の寸法(鋼管フレーム21の長手方向の寸法)は空調機器31の大きさに対して余剰な長さを有するものとなっている。この場合、敷き板22上には、空調機器31の設置に要する機器設置スペースに加え、作業者が空調機器31の取り付けやメンテナンス等の作業を行う作業スペースが形成されている。
天井大梁12に対する鋼管フレーム21の取付構造を図2を用いて説明する。図2(a)はフレーム取付部の平面図であり、(b)は(a)の構成の縦断面図である。なお、図2(b)において、符号27は天井大梁12を取り付けるための小梁ブラケットであり、符号28は天井下地材(野縁)である。
鋼管フレーム21の両端部には、それぞれ山形鋼(アングル)からなるブラケット23が溶接により固定されている。そして、ブラケット23が、天井大梁12の上側フランジ12aに固定されることで、鋼管フレーム21が天井大梁12に対して取り付けられている。ブラケット23は、上側フランジ12aの上面に、上方に突出する状態で固定ネジ24(例えばタッピングネジ)により固定されている。ここで、天井大梁12のフランジには小梁ブラケット27が溶接等により固定されているが、図1で説明したとおりモジュールラインMLに一致しない位置に各鋼管フレーム21がそれぞれ設けられているため、天井小梁の15の取り付けに対して何ら支障を及ぼすことなく、鋼管フレーム21の取り付けが可能となっている。すなわち、小梁ブラケット27とブラケット23との互いの緩衝が回避される構成となっている。
一対の鋼管フレーム21の上には敷き板22が載置され、その状態で、所定ピッチで固定ネジ25(例えばタッピングネジ)により鋼管フレーム21に対して敷き板22が固定されている。なお、鋼管フレーム21に対するブラケット23の取付位置は調整可能であり、そのブラケット23の取付位置の調整により、敷き板22を載置する鋼管フレーム21の載置面について高さ位置の調整が可能となっている。
また、図1において、設置部S2は、2つの建物ユニット10A,10Bの上に跨って設けられるものである。詳しくは、建物ユニット10A,10Bは、ユニット短辺方向に並んで設けられ、両建物ユニット10A,10Bには、それぞれユニット長辺部の一対の天井大梁12に架け渡すようにして鋼管フレーム21が一対ずつ設けられている。そして、両建物ユニット10A,10Bの鋼管フレーム21の上に、機器設置用の敷き板22が設けられている。
設置部S2では、敷き板22が両建物ユニット10A,10Bの隣り合う各天井大梁12を跨ぐように設けられている。具体的には、図3(図1のA−A線断面図)に示すように、一方の建物ユニット10Aの天井大梁12に鋼管フレーム21(2本の鋼管フレーム21)が固定されるとともに、他方の建物ユニット10Bの天井大梁12にも鋼管フレーム21(2本の鋼管フレーム21)が固定されており、その両ユニットの鋼管フレーム21に対して敷き板22が固定されている。この場合、鋼管フレーム21の上面は天井大梁12の上面よりも高い位置に存在しており、天井大梁12を跨いでの敷き板22の設置が可能となっている。符号29は天井繋ぎ材である。
なお、建物ユニット10A,10Bは、短辺方向の長さが各々異なるものであってもよく、一方の建物ユニットの短辺方向の長さが他方の建物ユニットの短辺方向の長さの1/2(いわゆるハーフユニット)であってもよい。
図4には、機器設置構造の他の構成を示す。図4(a)では、4つの建物ユニット10が各建物ユニット10の柱11を1カ所に集合させて設けられており、その柱集合部の上方に設置部S3が設けられている。この場合、4つの建物ユニット10にはそれぞれ鋼管フレーム21が1本ずつ固定されており、それら各鋼管フレーム21に対して敷き板22が固定されることで、柱集合部を跨ぐようにして敷き板22が設けられている。
柱集合部について詳しくは、図5(図4(a)のB−B線断面図)に示すように、各柱11の上端である柱頭部にはエンドプレート35(柱頭プレート部)が設けられており、そのエンドプレート35には上方に突出させた状態でスタッキングピン36が取り付けられている。そして、各柱11のスタッキングピン36を挿通させた状態で、各エンドプレート35上にドッキングプレート37が載置されている。ドッキングプレート37には下方に延びるスタッキングピン38が取り付けられており、そのスタッキングピン38がエンドプレート35側に挿し入れられている。かかる状態では、ドッキングプレート37により柱11同士が互いに連結され、ひいては建物ユニット10同士の連結がなされている。なお、スタッキングピン36やドッキングプレート37が連結部材に相当する。
ここで、鋼管フレーム21の上面は、柱集合部の連結構造よりも高い位置に存在しており、より具体的にはスタッキングピン36の上端部よりも高い位置に存在しており、柱集合部を跨いでの敷き板22の設置が可能となっている。
また、図4(b)では、短辺部の天井大梁12同士が隣り合う2つの建物ユニット10において、その短辺部の各天井大梁12の上方に設置部S4,S5が設けられている。この場合、設置部S4の構成として、隣り合う2つの建物ユニット10にそれぞれ鋼管フレーム21が1本ずつ固定されており、それら各鋼管フレーム21に対して敷き板22が固定されることで、各天井大梁12を跨ぐようにして敷き板22が設けられている。
また、設置部S5の構成として、隣り合う2つの建物ユニット10のうち一方の建物ユニット10に2本の鋼管フレーム21が固定されている。そして、鋼管フレーム21に対して、はみ出し部Xを設けた状態で敷き板22が固定されることにより、各天井大梁12を跨ぐようにして敷き板22が設けられている。この場合特に、敷き板22のはみ出し部Xは天井大梁12に上下に重なる位置まではみ出ており、それゆえに、天井大梁12の上方における空調機器31の設置が可能となっている。
設置部S5では、敷き板22において2つの長辺部で鋼管フレーム21よりも外側のはみ出し量が互いに相違しており、ドッキングラインDL側の長辺部の方がはみ出し量が大きくなっている。そのため、上記のとおり天井大梁12の直上に敷き板22を配することが可能となっている。
図6は、空調機器31の設置に関する具体的構成を示す図である。図6において、敷き板22は、隣り合う2つの建物ユニット10の各天井大梁12を跨ぐように設けられており、その敷き板22の上に空調機器31が設置されている。また、建物ユニット10の天井面材17には開口部32が設けられており、その開口部32に吹出部としての吹出チャンバ33が取り付けられている。吹出チャンバ33は例えば部屋ごとに設けられ、その下面が吹出口となっている。そして、空調機器31と吹出チャンバ33とを接続するように空調ダクト34が設けられている。
ここで、敷き板22が、隣り合う2つの建物ユニット10の各天井大梁12を跨ぐ位置、すなわち両建物ユニット10のドッキングラインDLを跨ぐ位置に設けられているため、1つの空調機器31から複数の建物ユニット10に空調ダクト34を引き延ばして設ける場合に、各空調ダクト34の長さのばらつきを小さくすることが可能となる。
なお、図6では、建物ユニット10のドッキングラインDLから各吹出チャンバ33までの距離が相違している。かかる場合において、図示のように敷き板22をその中心をドッキングラインDLに一致させて配置するのではなく、敷き板22を図示の位置から左側にずらして配置してもよい。これにより、各空調ダクト34の長さのばらつきが一層小さくなる。
上記構成では、空調機器31が運転されることで、空調機器31にて冷房時又は暖房時の空調空気が生成され、その空調空気が空調ダクト34と吹出チャンバ33とを介して給気SAとして部屋内に吹き出される。
ユニット式建物の施工に際しては、ユニット製造工場にて建物ユニット10に対して鋼管フレーム21を先付けしておき、その状態で施工現場に建物ユニット10を運搬する。そして、施工現場において、複数の鋼管フレーム21の上に敷き板22を載置し、さらに敷き板22を固定ネジ25により鋼管フレーム21に対して固定する。その後、敷き板22の上に空調機器31等を設置する。
敷き板22の上に、空調機器31を回転可能に支持する回転台を設ける構成としてもよい。図8に示すように、敷き板22の上には、回転支持手段としてのボールベアリング41が設けられ、そのボールベアリング41により水平方向に回転可能に支持された状態で、回転円板42が設けられている。回転円板42の上に空調機器31が設置される。回転円板42の中心部には鉛直方向に延びる支持軸43が設けられており、支持軸43を中心にして回転円板42が回転可能になっている。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
建物ユニット10において対向配置された一対の天井大梁12に架け渡して鋼管フレーム21を設け、その鋼管フレーム21の上に載った状態で、天井大梁12よりも上方となる位置に機器設置用の敷き板22を設ける構成とした。
上記構成によれば、天井大梁12よりも上方となる位置に敷き板22が設けられるため、その敷き板22の設置位置や大きさに関して制約を減らす(又は無くす)ことが可能となる。つまり、建物ユニット10の境界部(ドッキングラインDL上)に空調機器31を配置しようとする場合において、天井大梁12を跨ぐようにして敷き板22を設置することが可能となり、これにより空調機器31を所望の位置に配置できる。また仮に、天井小梁15により空調機器31を支持する構成であれば、その空調機器31の大きさは天井小梁15間の間隔寸法(小梁ピッチ)により制約を受けるが、上記の敷き板22を有する構成によれば、小梁ピッチによる制約を受けることなく空調機器31を配置できる。
鋼管フレーム21の両端部にそれぞれブラケット23を取り付け、そのブラケット23を、天井大梁12に載置された状態で天井大梁12に固定することにより、鋼管フレーム21を一対の天井大梁12に架け渡して設ける構成とした。これにより、天井大梁12に対して、ブラケット23を介して鋼管フレーム21を容易に設置できる。また、鋼管フレーム21に対するブラケット23の取付位置(高さ方向の位置)を調整することにより、鋼管フレーム21の上面(敷き板22を載置する載置面)について高さ位置の調整が可能となる。
鋼管フレーム21を、複数の天井小梁15と同じ向きに延び、かつ建物ユニット10の平面視において天井小梁15の設置位置に一致しない位置に設ける構成とした。これにより、同一の天井大梁12に天井小梁15と鋼管フレーム21との両方を取り付ける場合において、鋼管フレーム21を取り付ける上で天井小梁15の存在が支障となることを回避できる。
隣り合う建物ユニット10の各鋼管フレーム21にそれぞれ載置された状態であって、かつ同隣り合う建物ユニット10のユニット境界部で互いに近接する各天井大梁12を跨ぐ位置に、敷き板22を設ける構成とした(図1、図4(b)参照)。この場合、天井大梁12を上方に回避して敷き板22が設置されており、ユニット境界部(ドッキングラインDL)を跨いでの敷き板22の設置、すなわちユニット境界部を跨いでの空調機器31の設置が可能となっている。
また、複数の建物ユニット10における柱集合部の柱頭部分を跨ぐ位置に、敷き板22を設ける構成とした(図4(a)参照)。この場合、柱集合部のドッキングプレート37やスタッキングピン36を上方に回避して敷き板22が設置されており、柱集合部を跨いでの敷き板22の設置、すなわち柱集合部を跨いでの空調機器31の設置が可能となっている。
上記の各構成(図3や図5に示す構成)によれば、各部屋で空調機器31を共用する場合に、その共用に適した位置、すなわちユニット境界部に空調機器31を設置することができる。
ここで、図1に示す設置部S2や、図4に示す設置部S3では、隣り合う各建物ユニット10に鋼管フレーム21がそれぞれ設けられており、敷き板22は、各建物ユニット10の鋼管フレーム21に載った状態が維持できる範囲内で任意に位置変更できる。つまり、空調機器31の大きさや用途に応じて敷き板22の位置を変更したい場合に、例えば図1に示す設置部S2についてユニット妻方向への位置変更が可能となっている。
上記のとおり天井大梁12よりも上方となる位置に敷き板22を設け、敷き板22の設置位置を任意に設定できるようにしたため、複数の空調ダクト34の長さに差が生じないようにして空調機器31を設置することが可能となる。そのため、全館空調システムとしての空調性能を高めることができる。
敷き板22の上に、水平方向に回転可能な回転円板42を設置し、その回転円板42の上に空調機器31を設ける構成とした(図8参照)。これにより、空調機器31が敷き板22の上に設置された後においても、空調機器31の向きを自在に変更できる。したがって、空調機器31に接続された空調ダクト34の向き(ダクト引き延ばし方向)を任意に変更でき、空調ダクト34を好適な状態、例えば各吹出チャンバ33に対するダクト長を短縮できる状態で設置することができる。
[他の実施形態]
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施されてもよい。
・上記実施形態では、矩形状の敷き板22を、その長手方向が鋼管フレーム21の長手方向に一致するように配置したが、これを変更し、敷き板22を、その短手方向が鋼管フレーム21の長手方向に一致するように配置してもよい。具体的には、図9に示すように敷き板22を配置する。この場合、建物ユニット10には、4本の鋼管フレーム21が各々平行に取り付けられており、その4本の鋼管フレーム21の上に敷き板22が固定されている。図9に示す建物ユニット10は、図1等に示す建物ユニット10と比較して短辺方向の長さが1/2である、いわゆるハーフユニットであり、このハーフユニットでは、図1の設置部S1の向きで敷き板22を設置することができないが、敷き板22の向きを変更することにより敷き板22の設置が可能となっている。
・敷き板22の形は任意でよく、矩形以外の形状であってもよい。例えば、図10に示すように、敷き板22が凹多角形状であってもよい。この場合、敷き板22は、ユニット短辺方向に見て幅広となる部分が2本の鋼管フレーム21により支持され、幅狭となる部分が1本の鋼管フレーム21により支持されている。
・図11に示す構成でもよい。建物ユニット10において短辺部の天井大梁12には、その上面(上側フランジの上面)に、例えば板状の木片からなる複数のスペーサ45が設けられている。また、短辺部の天井大梁12に平行に1本の鋼管フレーム21が設けられている。この場合、複数のスペーサ45の上面の高さと、鋼管フレーム21の上面の高さとは一致しており、それらスペーサ45と鋼管フレーム21との各上面に載せた状態で敷き板22が固定されている。
上記構成によれば、建物ユニット10の天井大梁12を利用して敷き板22を設置できる。この場合、鋼管フレーム21を1本のみ取り付けた構成であっても、敷き板22を所望の高さ位置に設置できる。
・上記実施形態では、敷き板22を固定する架設フレームとして鋼管材よりなる鋼管フレーム21を用いたが、これを変更することも可能である。例えば、溝形鋼を架設フレームとして用いることが可能である。
・上記実施形態では、設備機器として空調機器31を設置する技術について説明したが、これを他の設備機器に変更することも可能である。例えば、設備機器として蓄電機器を設置する技術としても実現可能である。この場合、屋根上に太陽光発電パネルを設けるとともに、その発電パネルにより発電された電力を蓄電装置に蓄電する構成が考えられる。
10…建物ユニット、11…柱、12…天井大梁、13…床大梁、15…天井小梁、21…鋼管フレーム(架設フレーム)、22…敷き板、23…ブラケット、31…空調機器(設備機器)、33…吹出チャンバ(吹出部)、34…空調ダクト、36…スタッキングピン(連結部材)、37…ドッキングプレート(連結部材)、42…回転円板(回転台)、45…スペーサ。

Claims (8)

  1. 複数の柱、床大梁及び天井大梁により形成される建物ユニットを備え、この建物ユニットを複数組み合わせて構築されるユニット式建物に適用され、
    前記建物ユニットにおいて対向配置された一対の天井大梁に架け渡して設けられる架設フレームと、
    前記架設フレームの上に載った状態で固定され、前記天井大梁よりも上方となる位置に設けられる機器設置用の敷き板と、
    を備えることを特徴とするユニット式建物の機器設置構造。
  2. 前記架設フレームの両端部にはそれぞれブラケットが取り付けられており、
    前記ブラケットが前記天井大梁に載置された状態で同天井大梁に固定されることにより、前記架設フレームが前記一対の天井大梁に架け渡して設けられていることを特徴とする請求項1に記載のユニット式建物の機器設置構造。
  3. 前記建物ユニットは、前記一対の天井大梁に架け渡した状態で所定間隔で設けられる複数の天井小梁を有し、
    前記架設フレームは、前記複数の天井小梁と同じ向きに延び、かつ前記建物ユニットの平面視において前記天井小梁の設置位置に一致しない位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のユニット式建物の機器設置構造。
  4. 隣り合う建物ユニットに前記架設フレームがそれぞれ設けられており、
    前記隣り合う建物ユニットの各架設フレームにそれぞれ載置された状態であって、かつ同隣り合う建物ユニットのユニット境界部で互いに近接する各天井大梁を跨ぐ位置に、前記敷き板が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のユニット式建物の機器設置構造。
  5. 隣り合う建物ユニットの各柱が集まる柱集合部において各柱の柱頭部には柱同士を連結する連結部材が設けられ、その隣り合う建物ユニットに前記架設フレームがそれぞれ設けられており、
    前記隣り合う建物ユニットの各架設フレームにそれぞれ載置された状態であって、かつ前記柱集合部の柱頭部分を跨ぐ位置に、前記敷き板が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のユニット式建物の機器設置構造。
  6. 前記建物ユニットにおいて前記架設フレームと同方向に延びる前記天井大梁の上にスペーサが設けられ、そのスペーサの上面が、前記架設フレームの上面と同一高さになっており、
    前記架設フレームと前記スペーサとに載った状態で、前記敷き板が固定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のユニット式建物の機器設置構造。
  7. 前記敷き板の上には、設備機器として空調機器が設置され、
    複数の建物ユニットの天井部にはそれぞれ空調空気を吹き出す吹出部が設けられており、
    前記空調機器から延びる複数の空調ダクトが、前記各建物ユニットの吹出部にそれぞれ接続されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のユニット式建物の機器設置構造。
  8. 前記敷き板の上には、水平方向に回転可能な回転台が設置され、その回転台の上に設備機器が設けられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のユニット式建物の機器設置構造。
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