JP2013237288A - 電動車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】収容ケース内で反響して車室内に漏れ出てしまう音エネルギーを、部品点数を増加することなく低減することができる電動車両を提供する。
【解決手段】電動車両は、車両のフロアパネルの車室側に配置され、車室外に設けられる第2モータと導電ケーブル49を介して接続される電気機器40と、電気機器40の周囲を囲う保護壁を有する収容ケース31と、を備える。収容ケース31は、電気機器40と車両上下方向に重ならない位置まで車両の前後方向に延長される後方の延長空間s2を有しており、後方の延長空間s2に臨むとともに、車室外に露出する壁部36aには、撥水フィルタ60を有するノイズ抑制用開口部61が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、電動車両に関し、特に、車室内に配置された電気機器と、車室外に設けられる外部機器とが、電力線によって接続される、電気自動車やハイブリッド自動車などの電動車両に関する。
従来の電動車両としては、バッテリユニット、インバータ、DC−DCコンバータなどの高圧電装部品を、密閉したセンターコンソールボックス(収容ケース)に収容し、運転席および助手席の間のフロアトンネルの上面に配置したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、特許文献1では、センターコンソールボックス内にファンおよび高圧電装部品冷却用エバポレータを配置し、高圧電装部品を効果的に冷却すること、および、ファン、インバータ、およびDC−DCコンバータの作動音を密閉されたセンターコンソールボックスで遮って騒音を低減することが記載されている。
特開2009‐119890号公報
ところで、特許文献1に記載の冷却構造において、ファン、インバータ、およびDC−DCコンバータの作動音は、密閉されたセンターコンソールボックス内で反響してしまう可能性があり、騒音の低減にさらなる改善の余地がある。また、センターコンソールボックス内に、吸音材や遮音材を用いて騒音の低減を図る場合には、コストアップとなると共に、センターコンソールボックスの体積が増加し、レイアウトの自由度が下がってしまう。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、収容ケース内で反響して車室内に漏れ出てしまう音エネルギーを、部品点数を増加することなく低減することができる電動車両を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、
車両(例えば、後述の実施形態における電動車両10)のフロアパネル(例えば、後述の実施形態におけるフロアパネル20)の車室側に配置され、車室外に設けられる外部機器(例えば、後述の実施形態における第1モータ13、第2モータ16)と電力線(例えば、後述の実施形態における導電ケーブル49,51、配線52,53)を介して接続されるノイズ発生機器(例えば、後述の実施形態における電気機器40)と、
該ノイズ発生機器の周囲を囲う保護壁を有する収容ケース(例えば、後述の実施形態における収容ケース31)と、
を備える電動車両であって、
前記収容ケースは、前記ノイズ発生機器と車両上下方向に重ならない位置まで前記フロアパネルの平面方向(例えば、後述の実施形態における車両の前後方向)に延長される延長空間(例えば、後述の実施形態における延長空間s1、s2)を有しており、
前記延長空間に臨むとともに、前記車室外に露出する壁部(例えば、後述の実施形態における壁部35a,36a)には、防水構造(例えば、後述の実施形態における撥水フィルタ60)を有するノイズ抑制用開口部(例えば、後述の実施形態におけるノイズ抑制用開口部61)が形成されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1の構成に加えて、
前記保護壁は、その上面(例えば、後述の実施形態における上面33a)と、前記延長空間の延長方向端面(例えば、後述の実施形態における後端面33b)との間に、傾斜壁(例えば、後述の実施形態における傾斜壁33c)を有し、
前記ノイズ抑制用開口部は、前記傾斜壁と対向する位置に配置されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2の構成に加えて、
前記電力線は、前記延長空間を通過することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3の構成に加えて、
前記ノイズ抑制用開口部は、前記フロアパネルの略同平面位置に形成されており、
前記ノイズ抑制用開口部の近傍には、前記フロアパネルから車室外に突出する前記電力線の接続部(例えば、後述の実施形態における後側接続部46)が形成されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1から4のいずれかの構成に加えて、
前記ノイズ発生機器は、前記フロアパネルによって形成されるフロアトンネル(例えば、後述の実施形態におけるフロアトンネル21)の上面に配置されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1から5のいずれかの構成に加えて、
前記ノイズ発生機器はインバータであり、前記外部機器は前記車両の前方又は後方に設けられたモータであり、
前記延長空間は、前記モータが設けられている方向に向かって形成されており、前記インバータと前記モータとを接続する前記電力線は、該延長空間を通過することを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1〜6のいずれかの構成に加えて、
前記ノイズ抑制用開口部が形成される前記壁部は、前記収容ケースによって構成され、且つ、前記フロアパネルに形成された開口(例えば、後述の実施形態における前方開口37、後方開口38)を介して前記車室外に露出することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、収容ケース内で反響する音エネルギーを、防水構造を有するノイズ抑制用開口部を利用して、車室外に放出することができるため、反響により車室内に漏れ出てしまう音エネルギーを部品点数を増加することなく低減することができる。
請求項2の発明によれば、傾斜壁で反響した音エネルギーをノイズ抑制用開口部へ積極的に指向させることができ、より効果的にノイズを抑制することができる。
請求項3の発明によれば、延長空間を有効に利用して電力線を車室外に配索することができる。
請求項4の発明によれば、電力線の接続部によって、該接続部より高い位置にあるノイズ抑制用開口部への水の付着を効果的に抑制することができる。
請求項5の発明によれば、ノイズ抑制用開口部の被水を効果的に防止することができ、保護壁自体に過剰な防音構造を設ける必要がなく、ノイズ発生機器をフロアトンネルの上面に配置しても車室内の空間が著しく減少することがない。
請求項6の発明によれば、インバータとモータとを接続する電力線の長さを短縮することができる。
請求項7の発明によれば、ノイズ抑制用開口部が形成される壁部は収容ケースによって容易に構成することができ、フロアパネルに開口を形成することで、該壁部を容易に車室外へ露出することができる。
本発明の第1実施形態に係る電動車両の車幅方向中心での縦断面図である。 図1に示す電動車両の要部斜視図である。 フロアトンネルの上面に配置された電気機器ユニットの断面図である。 収容ケースの下面を部分的に示す斜視図である。 第2実施形態に係る電動車両の電気機器ユニットの要部拡大断面図である。
以下、本発明の第1実施形態に係る電動車両について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図中、Frは前方、Rrは後方、Uは上方、Dは下方、Lは左方、Rは右方を示している。
図1及び図2に示すように、本実施形態の電動車両10はハイブリッド自動車であり、例えば、車両前部である原動機室11には、外部機器であるエンジン12及び第1モータ13を有するパワーユニットや、図示しないラジエータが配置され、車両後部であるモータ収容室14及びラゲッジスペース15には、それぞれ外部機器である第2モータ16及びバッテリ17が配置されている。また、車両10の前後方向中間部である車室18内には、フロアパネル20によって運転席と助手席との間に形成されるフロアトンネル21の上面に、電気機器ユニット30が配置されている。第1及び第2モータ13,16は、例えば3相交流モータで構成されている。
電気機器ユニット30は、ノイズ発生機器であるインバータやDC−DCコンバータなどをそれぞれ含んだ複数の電気機器40を備えており、バッテリ17から直流電力を得るとともに、該直流電力を3相の交流電力に変換して第1及び第2モータ13,16を駆動し、一方、第1及び第2モータ13,16の回生電力を直流電力に変換してバッテリ17を充電する。なお、インバータによって変換された直流電圧は高圧であるので、その一部がDC−DCコンバータによって降圧される。
従って、このように構成されたハイブリッド自動車10では、エンジン12により駆動するエンジン走行と、第1及び第2モータ13,16により駆動するモータ走行と、エンジン走行時に第1及び第2モータ13,16で駆動力を補助するアシスト走行と、が可能である。また、第1及び第2モータ13,16の回生電力を直流電力に変換してバッテリ17を充電する。
図3も参照して、電気機器ユニット30は、第1及び第2モータ13,16を駆動するための複数の電気機器40と、複数の電気機器40を収容する収容ケース31と、を備える。収容ケース31は、フロアパネル20上に位置し、複数の電気機器40が載置されるケース本体32と、ケース本体32の前部及び後部からそれぞれ下方に突出する前方延出部35及び後方延出部36と、ケース本体32と、前方延出部35及び後方延出部36の上方を覆い、ケース本体32と協働して、複数の電気機器40を収容するための収容空間を形成する蓋体33と、を備える。ケース本体32と蓋体33は、複数の電気機器40の周囲を囲う保護壁を構成する。なお、前方延出部35及び後方延出部36は、ケース本体32と一体に形成されてもよい。
また、収容ケース31は、複数の電気機器40と車両上下方向に重ならない位置まで車両の前後方向に延長される延長空間s1、s2を前方及び後方に有しており、前方の延長空間s1は、蓋体33と前方延出部35との各壁部によって、第1モータ13が設けられている方向に向かって形成され、後方の延長空間s2は、蓋体33と後方延出部36との各壁部によって第2モータ16が設けられている方向に向かって形成されている。また、保護壁を構成する蓋体33は、後方の延長空間s2を構成する位置において、その上面33aと後端面33bとの間に傾斜壁33cを有する。
電気機器ユニット30が配置されるフロアトンネル21の前方及び後方位置には、車室18とフロアパネル20の下方とを連通させる前方開口37及び後方開口38がそれぞれ形成されている。電気機器ユニット30の前方延出部35及び後方延出部36は、それぞれ前方及び後方開口37,38を貫通し、フロアパネル20の下方に突出して配置されている。
そして、フロアパネル20の下方に突出した前方延出部35及び後方延出部36と、フロアパネル20の前方開口37及び後方開口38の周囲との間に、パッキン22を挟むことで、前方開口37及び後方開口38を封止する。この状態で、複数のボルト41を締結することで、電気機器ユニット30が、フロアトンネル21の上面に固定される。
前方延出部35には、第1モータ13から延出する導電ケーブル51(配索部材)を接続するための前側接続部45が設けられる。また、後方延出部36には、第2モータ16から延出する二本の導電ケーブル49(配索部材)を接続するための二つの後側接続部46が設けられている。各接続部45,46から端子台47(前方のみ図示)を介して、前方及び後方延出部35,36内に延出する配線52,53は、収容ケース31の延長空間s1,s2を通過して、各電気機器40に接続されている。
各導電ケーブル49,51は、電気機器ユニット30からの3相電力を第1モータ13及び第2モータ16にそれぞれ供給する。なお、導電ケーブル49、51と、各接続部45,46から端子台47を介して前方及び後方延出部35,36内に延出する各配線52,53とは、本発明のインバータとモータとを接続する電力線を構成している。また、図1に示すように、導電ケーブル49,51の下方には、エンジン12の排気ガスを排出するための排気管55が、車両10の前後方向に延設される。
また、前方及び後方延出部35,36の下面35b,36bは、フロアトンネル21によって構成される凹所空間Sに位置し、前方及び後方延出部35,36がフロアトンネル21の凹所空間S内に収容されている。これにより、前方及び後方延出部35,36、即ち、各前側及び後側接続部45,46は、フロアトンネル21によって保護される。なお、本実施形態において、凹所空間Sとは、フロアトンネル21によって構成される、フロアトンネル21の開口位置21aよりも上方の空間である。
収容ケース31の後方延出部36は、後方の延長空間s2に臨むとともに、後方開口38を介して、車室外に露出する壁部36aを有する。壁部36aは、フロアパネル20の略同平面位置に形成されており、この壁部36aには、防水構造として、撥水フィルタ60を有するノイズ抑制用開口部61が形成されている。
撥水フィルタ60は、水の通過を遮断すると共に蒸気の通過を可能とする呼吸機能を有するものであるが、本実施形態では、この撥水フィルタ60を利用し、インバータやDC−DCコンバータの作動音が収容ケース31内で反響して発生する音エネルギーを低減して、車室外へ排出させている。
また、ノイズ抑制用開口部61は、フロアパネル20の略同平面位置にある後方延出部36の壁部36aに形成されており、傾斜壁33cと対向する位置に配置されているので、傾斜壁で反響した音エネルギーをノイズ抑制用開口部へ積極的に指向させることができ、より効果的にノイズを抑制することができる。
なお、撥水フィルタ60は、防水性を有するので、車室外から収容ケース31内への水の浸入を防止することができる。特に、ノイズ抑制用開口部61が後方延出部36に形成されることから、ノイズ抑制用開口部61は後側接続部46の近傍に位置することになり、後側接続部46によって、該接続部46より高い位置にあるノイズ抑制用開口部61への水の付着を効果的に抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る電動車両10によれば、車両のフロアパネル20の車室18側に配置され、車室外に設けられる第2モータ16と導電ケーブル49を介して接続される電気機器40と、電気機器40の周囲を囲う保護壁を有する収容ケース31と、が設けられる。そして、収容ケース31は、電気機器40と車両上下方向に重ならない位置まで車両の前後方向に延長される後方の延長空間s2を有しており、後方の延長空間s2に臨むとともに、車室外に露出する壁部36aには、撥水フィルタ60を有するノイズ抑制用開口部61が形成されている。これにより、収容ケース31内で反響する音エネルギーを、撥水フィルタ60を有するノイズ抑制用開口部61を利用して、車室外に放出することができるため、反響により車室内に漏れ出てしまう音エネルギーを部品点数を増加することなく低減することができる。また、撥水フィルタ60を有するノイズ抑制用開口部61は、車室外に露出する壁部36aに形成されているので、乗員が視認できる位置に設けられておらず、外観性が損なわれることがない。
また、保護壁を構成する蓋体33は、その上面33aと、後方の延長空間s2の後端面33bとの間に、傾斜壁33cを有し、ノイズ抑制用開口部61は、傾斜壁33cと対向する位置に配置されている。これにより、傾斜壁33cで反響した音エネルギーをノイズ抑制用開口部61へ積極的に指向させることができ、より効果的にノイズを抑制することができる。
また、後側接続部46から端子台47を介して電気機器40に接続される配線53は、後方の延長空間s2を通過するので、後方の延長空間s2を有効に利用して配線53を車室外に配索することができる。
また、ノイズ抑制用開口部61は、フロアパネル20の略同平面位置に形成されており、ノイズ抑制用開口部61の近傍には、フロアパネル20から車室外に突出する後側接続部46が形成されているので、後側接続部46によって、該接続部46より高い位置にあるノイズ抑制用開口部61への水の付着を効果的に抑制することができる。
さらに、電気機器40は、フロアパネル20によって形成されるフロアトンネル21の上面に載置されているので、ノイズ抑制用開口部61の被水を効果的に防止することができ、収容ケース31自体に過剰な防音構造を設ける必要がなく、電気機器40をフロアトンネル21の上面に載置しても車室内の空間が著しく減少することがない。
また、後方の延長空間s2は、第2モータ16が設けられている方向に向かって形成されており、電気機器40を構成するインバータと第2モータ16とを接続する電力線は、後方の延長空間s2を通過する。これにより、インバータと第2モータ16とを接続する電力線の長さを短縮することができる。
さらに、ノイズ抑制用開口部61が形成される壁部36aは、収容ケース31の後方延出部36によって構成され、且つ、フロアパネル20に形成された後方開口38を介して車室外に露出する。これにより、ノイズ抑制用開口部61が形成される壁部36aは収容ケース31によって容易に構成することができ、フロアパネル20に後方開口38を形成することで、壁部36aを容易に車室外へ露出することができる。
次に、本発明の第2実施形態の電動車両について、図5を参照して説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分については、同一符号を付して説明を省略或は簡略化する。
第1実施形態では、撥水フィルタ60を有するノイズ抑制用開口部61が後方延出部36に設けられていたが、本実施形態では、前方延出部35に設けられている。
収容ケース31の前方延出部35は、前方の延長空間s1に臨むとともに、前方開口37を介して、車室外に露出する壁部35aを有し、この壁部35aには、防水構造として、撥水フィルタ60を有するノイズ抑制用開口部61が形成されている。したがって、本実施形態においても、この撥水フィルタ60を利用して、各電気機器40に含まれるインバータやDC−DCコンバータの作動音が収容ケース31内で反響して発生する音エネルギーを低減して、車室外へ排出することができる。
また、前側接続部45から端子台47を介して電気機器40に接続される配線52は、前方の延長空間s1を通過するので、前方の延長空間s1を有効に利用して配線52を車室外に配索することができる。さらに、前方の延長空間s1も、第1モータ13が設けられている方向に向かって形成されているので、前方の延長空間s1を通過する、インバータと第1モータ13とを接続する電力線の長さも短縮することができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、第1実施形態の後方延出部36に形成されたノイズ抑制用開口部61が前方延出部35に形成されてもよく、また、第2実施形態の前方延出部35に形成されたノイズ抑制用開口部61が後方延出部36に形成されてもよく、さらに、前方延出部35と後方延出部36の両方に同じ形状のノイズ抑制用開口部61が設けられても良い。また、第1実施形態の後方延出部36に形成されたノイズ抑制用開口部61が前方延出部35に形成される場合には、蓋体33の傾斜壁33cが、前方の延長空間s1に形成されてもよい。
また、本実施形態では、ノイズ抑制用開口部61が形成される壁部36aは、フロアパネル20に形成された後方開口38から下方に突出して車室外に露出する、収容ケース31の後方延出部36によって構成されているが、本発明のノイズ抑制用開口部が形成される壁部としては、フロアパネル20によって構成されてもよい。
また、防水構造は、撥水フィルタ60に限定されるものでなく、ラビリンス構造など、他の防水構造によって構成されてもよい。
また、適用車両としてハイブリッド自動車について説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、例えば、モータのみを駆動源とする電気自動車であってもよい。
更に、電気機器ユニットの配置位置は、車幅方向中央のフロアトンネル上に限定されず、例えば、運転席や助手席下のフロアパネル上に配置してもよい。
10 ハイブリッド自動車(電動車両)
12 エンジン
13 第1モータ(外部機器)
16 第2モータ(外部機器)
20 フロアパネル
21 フロアトンネル
30 電気機器ユニット
31 収容ケース
35 前方延出部
35a,36a 壁部
36 後方延出部
37 前方開口
38 後方開口
40 電気機器(ノイズ発生機器)
45 前側接続部
46 後側接続部
49,51 導電ケーブル(電力線)
52,53 配線(電力線)
s1,s2 延長空間

Claims (7)

  1. 車両のフロアパネルの車室側に配置され、車室外に設けられる外部機器と電力線を介して接続されるノイズ発生機器と、
    該ノイズ発生機器の周囲を囲う保護壁を有する収容ケースと、
    を備える電動車両であって、
    前記収容ケースは、前記ノイズ発生機器と車両上下方向に重ならない位置まで前記フロアパネルの平面方向に延長される延長空間を有しており、
    前記延長空間に臨むとともに、前記車室外に露出する壁部には、防水構造を有するノイズ抑制用開口部が形成されていることを特徴とする電動車両。
  2. 前記保護壁は、その上面と、前記延長空間の延長方向端面との間に、傾斜壁を有し、
    前記ノイズ抑制用開口部は、前記傾斜壁と対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電動車両。
  3. 前記電力線は、前記延長空間を通過することを特徴とする請求項1または2に記載の電動車両。
  4. 前記ノイズ抑制用開口部は、前記フロアパネルの略同平面位置に形成されており、
    前記ノイズ抑制用開口部の近傍には、前記フロアパネルから車室外に突出する前記電力線の接続部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の電動車両。
  5. 前記ノイズ発生機器は、前記フロアパネルによって形成されるフロアトンネルの上面に載置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電動車両。
  6. 前記ノイズ発生機器はインバータであり、前記外部機器は前記車両の前方又は後方に設けられたモータであり、
    前記延長空間は、前記モータが設けられている方向に向かって形成されており、前記インバータと前記モータとを接続する前記電力線は、該延長空間を通過することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電動車両。
  7. 前記ノイズ抑制用開口部が形成される前記壁部は、前記収容ケースによって構成され、且つ、前記フロアパネルに形成された開口を介して前記車室外に露出することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の電動車両。
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