JP2013236241A - 香り発生デバイスコントローラー及びそれを含むシステム - Google Patents

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謙一 岡田
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【課題】香りの発生タイミングを映像と連動させることが可能な香り発生デバイスコントローラーを提供する。
【解決手段】本発明の香り発生デバイスコントローラーは、映像コンテンツに含まれる字幕のテキストを抽出する字幕テキスト抽出部100と、前記字幕テキスト抽出部100により抽出された字幕のテキストに、所定の文字列が含まれるか否かを判断する判断部200と、前記判断部200によって所定の文字列が含まれると判断されると、前記所定の文字列からパラメーターを抽出するパラメーター抽出部300と、前記パラメーター抽出部300によって抽出されたパラメーターに応じて香り発生デバイス600を制御する制御部400と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、香りを発生させる香り発生デバイスを映像と連動させるように動作させる香り発生デバイスコントローラー、及びそのようなコントローラーを含むシステムに関する。
香りを発生・放出させるデバイスに関しては、これまで種々の提案がなされており、またこのようなデバイスを、テレビ放送のビデオ信号などと映像に連動させて、香りを発生させる形で利用する技術についての提案もなされている。
特開2006−292948号公報(特許文献1)においては、テレビで放送されるCMの音楽もしくは音声信号に対するパターンデータを抽出し、識別したパターンに対応する香りを発生させるようにした手法が開示されている。
特開2006−292948号公報
しかしながら、従来の技術では、識別音の検出に伴い3秒間のサンプリング処理が開始され、比較判定部で特徴パターンが抽出されると、これに応じた香りを発生させるようにしており、香り発生デバイスで香りを発生させるまでの処理時間が長くなり、映像と香りの発生タイミングとの間の連動性が低い、という問題があった。
また、従来の技術では、香り発生デバイスで香りを発生させるためのトリガーに識別音を用いるので、視聴者がこれに気づいてしまい違和感を覚える可能性がある、という問題もあった。
本発明は以上のような課題を解決するためのものであり、請求項1に係る発明は、映像コンテンツに含まれる字幕のテキストを抽出する字幕テキスト抽出部と、前記字幕テキスト抽出部により抽出された字幕のテキストに、所定の文字列が含まれるか否かを判断する判断部と、前記判断部によって所定の文字列が含まれると判断されると、前記所定の文字列からパラメーターを抽出するパラメーター抽出部と、前記パラメーター抽出部によって抽出されたパラメーターに応じて香り発生デバイスを制御する制御部と、を有することを特徴とする香り発生デバイスコントローラーである。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の香り発生デバイスコントローラーにおいて、前記香り発生デバイスは、複数種の香料を貯える複数の貯溜部と、前記複数の貯溜部に貯えられた香料を吐出する、前記複数の貯溜部のそれぞれに対応した複数の吐出部と、前記複数の吐出部で吐出された香料を搬送する気流を発生させる気流発生部と、からなり、前記制御部は、前記パラメーターに応じて、前記複数の吐出部のうち、香料の吐出を制御する吐出部を決定することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項2に記載の香り発生デバイスコントローラーにおいて、前記制御部は、前記パラメーターに応じて、前記吐出部における香料の種類と吐出量それぞれを制御することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の香り発生
デバイスコントローラーにおいて、前記映像コンテンツが記録媒体にファイルの形で収録されており、前記字幕テキスト抽出部は、前記ファイルを解析することで字幕のテキストを抽出することを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の香り発生デバイスコントローラーにおいて、前記映像コンテンツは放送を受信することで取得されたものであり、前記字幕テキスト抽出部は、前記放送に含まれる字幕情報から字幕のテキストを抽出することを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、少なくとも、映像コンテンツに含まれる字幕のテキストから抽出されたパラメーターに応じて香り発生デバイスを制御する制御部を有することを特徴とする香り発生デバイスコントローラーと、前記香り発生デバイスコントローラーに制御される香り発生デバイスと、映像表示装置とで構成されるシステムである。
本発明の香り発生デバイスコントローラーにおいては、映像コンテンツに含まれる字幕のテキストに挿入されている所定の文字列をトリガーとして、香り発生デバイスを制御するので、本発明の香り発生デバイスコントローラーによれば、任意のタイミングで香りを発生させることができ、香りの発生タイミングを映像と連動させることが可能となる。
また、映像コンテンツに含まれる字幕については、必ずしも全ての視聴者が利用するものではないので、このような映像コンテンツの字幕中に香り発生デバイスを制御する所定の文字列を挿入したとしても、視聴者に違和感を与える可能性は極めて低い。
本発明の実施形態に係る香り発生デバイスコントローラーの概要を説明する図である。 本発明の実施形態に係る香り発生デバイスコントローラーが制御する香り発生デバイス600の概要を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る香り発生デバイスコントローラーで用いられる制御テーブル500のデータ構成例を示す図である。 制御テーブル500における吐出間隔を説明する図である。 本発明の他の実施形態に係る香り発生デバイスコントローラーの概要を説明する図である。 本発明の実施形態に係る概要図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図6は、本発明の実施に係る概要図である。香り発生デバイスコントローラー10は、香り発生デバイス600と接続されており、同時に映像表示装置20も香り発生デバイスコントローラー10に接続されている。また、図6においては、香り発生デバイスコントローラー10は、映像コンテンツ再生装置40及び受信装置50と無線通信接続されている。
映像コンテンツ再生装置40または受信装置50は、映像コンテンツを再生または受信し、その情報を香り発生デバイスコントローラー10と映像表示装置20に同時に送信する。香り発生デバイスコントローラー10は、映像コンテンツ中に含まれる字幕情報を解析して、香り発生デバイス600を制御するために必要なパラメーターを抽出する。映像コンテンツ再生装置40として、例えばDVD再生装置やビデオ再生装置などをあげるこ
とができる。また受信装置50として、例えばTVアンテナをあげることができる。
図6で、香り発生デバイスコントローラー10、映像表示装置20、香り発生デバイス600はそれぞれ独立して表示されているが、この構成に限られるものではない。映像コンテンツ再生装置40または受信装置50も、どの装置に接続されていてもよい。例えば、香り発生デバイスコントローラー10と香り発生デバイス600が同一装置として構成されてもよいし、香り発生デバイス600が映像表示装置20に作りこまれていてもよい。また各構成装置内の通信は、有線に限らず無線や赤外線などを使用してもよい。映像コンテンツ再生装置40や受信装置50も、無線に限らず赤外線や有線で接続してもよい。
図1は本発明の実施形態に係る香り発生デバイスコントローラーの概要を説明する図である。このような香り発生デバイスコントローラーは、CPUとCPU上で動作するプログラムを保持するROMとCPUのワークエリアであるRAMなどからなり、専用の装置やまたは汎用の情報処理装置によっても実現することが可能である。
図1における映像コンテンツは、映像情報とそれに関連する音声情報、字幕情報などを含むものであり、本実施形態では、例えば、DVDやブルーレイ(登録商標)などの規格に基づく記録媒体に、ファイルの形で格納されているものを想定している。ここで、本発明におけるファイルとは、DVDに記録されているものを例とすると、VOB(Video OBjects)ファイルなどであり、ブルーレイ(登録商標)に記録されているものを例とすると、MPEG−2 TS(Transport Stream)形式のファイルなどである。これらのファイルにおいては、映像と音声、字幕などがひとつのファイルにまとめられている。
字幕テキスト抽出部100は、映像コンテンツに含まれる、前述したような各種のファイルの字幕情報から、字幕テキストを抽出するものであり、例えば、図1に示すように、字幕情報から“ここ群馬県の沼田市にあるラベンダーパークでは、初夏になると、およそ5万株の・・・・・・&&5 ラベンダーの香り 5&&・・・・・・”なるテキストを抽出する。
判断部200は、字幕テキスト抽出部100により抽出された字幕のテキストに、所定の文字列が含まれるか否かを判断する。本実施形態において、香り発生デバイス600の制御には、字幕中に記された特定の文字列を用いる。本実施例では、字幕のテキストに「&&(パラメーター) (任意のテキスト) (パラメーター)&&」という形式の文字列を香り発生デバイス600の制御用の文字列とし、判断部200は、このような文字列が字幕中に含まれているか否かを判断するが、本発明に用い得る文字列がこのようなものに限定されるものではない。本発明で用い得る文字列としては、字幕としては通常用いられる可能性が少ない文字列を用いる。たとえば、&や#などの特殊記号や特定の数字列などが該当する。また本実施例では、(任意のテキスト)を設けるようにしたが、このような(任意のテキスト)も必須の要件ではない。
図1に示す例においては、上記のような判断部200で、字幕テキスト抽出部100により抽出された字幕のテキスト中に、“&&5 ラベンダーの香り 5&&”があるものと判断している。なお、本例では文字列中に(任意のテキスト)として「ラベンダーの香り」なるテキストを記載しておくことで、後述する香り発生デバイス600における動作を視聴者に報知するようにしているが、このようにすることは必須の要件ではない。
パラメーター抽出部300は、判断部200によって所定の文字列が含まれると判断されると、所定の文字列からパラメーターを抽出するものであり、図1の例では、“&&5
ラベンダーの香り 5&&”という文字列から、パラメーターである“5”を抽出して
いる。
制御部400は、制御テーブル500を参照することで、パラメーター抽出部300によって抽出されたパラメーターに応じて香り発生デバイス600を制御する。
ここで、制御部400が制御する香り発生デバイス600の概要について説明する。図2は本発明の実施形態に係る香り発生デバイスコントローラーが制御する香り発生デバイス600の概要を模式的に示した図である。なお、香り発生デバイス600としては、気流を発生する手段と香料をパルス吐出できるものであればどのようなタイプのデバイスでも実施可能である。
香り発生デバイス600には、複数種の香料を貯える複数の貯溜部610が設けられている。本例では、貯溜部610が3つあり、3種類の香料を貯えるものを示している。なお、3種類のそれぞれの香料に関連する構成の参照番号には、それぞれサフィックスa、b、cを付することで、区別を付けるものとする。
本実施形態においては、貯溜部610aにはローズマリーの香料が貯溜され、吐出部620aからはローズマリーの香料が吐出され、貯溜部610bにはラベンダーの香料が貯溜され、吐出部620bからはラベンダーの香料が吐出され、貯溜部610cにはジャスミンの香料が貯溜され、吐出部620cからはジャスミンの香料が吐出されることが想定されている。
また、香り発生デバイス600は、前記複数の貯溜部610に貯えられた香料を吐出する、前記複数の貯溜部610のそれぞれに対応した複数の吐出部620を有している。それぞれの吐出部620には、貯溜部610に貯えられた香料をパルス吐出させる吐出ノズル630が複数設けられており、吐出部620に入力される制御信号Sに基づいて、吐出ノズル630での香料の吐出が行われるようになっている。本実施形態においては、香料の吐出に用いる吐出ノズル630を選択することで、1回のパルスで吐出部620から吐出する香料の量を制御することが可能である。また、吐出ノズル630で香料を吐出するパルスの時間間隔を制御することでも、吐出部620からの香料の吐出をコントロールすることができる。また、さらに、制御信号Sに基づいて、吐出ノズル630で香料をパルス吐出させ続ける時間(吐出継続時間)をコントロールすることも可能である。
なお、上記のような吐出部620としては、インクジェットプリンタで用いられているオンデマンド方式のバブルジェット(登録商標)方式のヘッドなどが用いることができ、これによれば、吐出される香料の量を数ピコリットル単位で制御することができる。
気流発生部640は、前記複数の吐出部620で吐出された香料を搬送する気流を発生させるものであり、例えば、構造が簡単で操作が容易な送風機(ファン)を用いることが好ましい。
なお、香り発生デバイス600のより詳しい構成については、本発明者らによる特開2009−82273号公報、特開2009−285098号公報、特開2011−19592号公報、特開2011−215462号公報の記載を参照して援用するものとする。
次に、制御部400が参照する制御テーブル500の構成例について説明する。図3は本発明の実施形態に係る香り発生デバイスコントローラーで用いられる制御テーブル500のデータ構成例を示す図である。
制御テーブル500には、例えば、1から12の「パラメーター」に対応した「香料種
別」、「吐出量」が設定されている。「吐出量」は「吐出継続時間」、「基本吐出量」、「吐出頻度」、「吐出ノズル数」で構成される。
制御テーブル500における「香料種別」では香料を吐出する吐出部の指定を行う。
制御テーブル500における「吐出継続時間」は、香料を吐出ノズル630から継続してパルス吐出させる時間Tを指定する。本実施形態における例では、制御テーブル500における「吐出継続時間」では、一定の時間Tおよび2Tが設定され、2段階のみ指定し得るようになっているが、このような指定の段階数に制限があるわけではない。
制御テーブル500における「吐出頻度」は、吐出部620の吐出部630から香料を吐出する時間間隔の指定を行うものである。図4は制御テーブル500における吐出間隔を説明する図である。図4(A)は香料を吐出ノズル630からパルス吐出させる吐出間隔が長い場合(吐出頻度少の場合)を示しており、図4(B)は香料を吐出ノズル630からパルス吐出させる吐出間隔が短い場合(吐出頻度多の場合)を示している。
本実施形態における制御テーブル500では、図4(A)、図4(B)の2段階の吐出間隔が定義されているが、制御テーブル500で定義する吐出間隔の段階数は任意とすることができる。また、吐出時間の間で、吐出間隔は必ずしも一定である必要は無く、自由に設定できる。
また、制御テーブル500における「基本吐出量」は、吐出部620の吐出ノズル630から吐出される香料の基本的な量を指定する。すなわち、吐出ノズル630から香料がパルス吐出されるときの、パルス1回あたりの香料の量Lを指定する。図4で、図4(A)では基本吐出量が大きく、図4(B)では基本吐出量を小さくしている。本実施形態における例では、制御テーブル500における「基本吐出量」は、大、中、小の3段階の指定を行い得ることになっているが、このような指定の段階に制限があるわけでなく、任意の設定が可能であり、またさらに細かな段階を設けてもよい。
また、制御テーブル500における「吐出ノズル数」は、吐出部620で吐出に利用する吐出ノズル630の数を指定する。これにより、1回のパルスで吐出部620から吐出する香料の量を制御することが可能となる。本実施形態における例では、制御テーブル500における「吐出ノズル数」では、「全ての吐出ノズル」を用いるか、「半数の吐出ノズル」を用いるかの2段階の指定を行い得るようになっているが、このような指定の段階数に制限があるわけではない。
また、吐出量を「吐出継続時間」、「基本吐出量」、「吐出頻度」、「吐出ノズル数」で区別して制御しているのは、映像コンテンツにあわせて最適な香料の吐出を実現させるためであって、制御の区分は前記実施例に限られるわけではないことはいうまでもないし、また実施例のすべての区分が必要ではないこともまた自明である。さらに、図4では、香料吐出継続時間中の香料の量は一定量で吐出されているが、映像コンテンツに従った演出によって吐出継続時間中に吐出量が増減してもかまわない。
制御部400においては、上記のような制御テーブル500を参照することで、パラメーター抽出部300によって抽出されたパラメーターに応じて香り発生デバイス600を制御する。図1に示す例では、パラメーター抽出部300によって抽出されたパラメーターが”5”であるので、制御テーブル500を参照することで、吐出部=620b、吐出継続時間=T、吐出頻度=頻度少、基本吐出量=大、吐出ノズル数=半数のノズル、の設定で香り発生デバイス600を制御する。
このように、本実施形態においては、制御部400は、パラメーター抽出部300によって抽出されたパラメーターに応じて、複数(a、b、c)の吐出部620のうち、香料の吐出を制御する吐出部を決定する。
また、本実施形態においては、制御部400は、パラメーター抽出部300によって抽出されたパラメーターに応じて、前記吐出部620における吐出間隔、基本吐出量、吐出継続時間、吐出ノズル数それぞれを制御することとなる。
以上、本発明の香り発生デバイスコントローラーにおいては、映像コンテンツに含まれる字幕のテキストに挿入されている所定の文字列をトリガーとして、香り発生デバイス600を制御するので、本発明の香り発生デバイスコントローラーによれば、任意のタイミングで香りを発生させることができ、香りの発生タイミングを映像と連動させることが可能となる。
また、映像コンテンツに含まれる字幕については、必ずしも全ての視聴者が利用するものではないので、このような映像コンテンツの字幕中に香り発生デバイスを制御する所定の文字列を挿入したとしても、視聴者に違和感を与える可能性は極めて低い。また視聴者の嗜好により字幕が画面に表示されなかったとしても、字幕情報は映像コンテンツに含まれているので、字幕テキスト抽出部100において字幕テキストを分離し判断部200およびパラメーター抽出部300においてパラメーターを抽出することが可能である。
以上は、前記の通り、DVDやブルーレイ(登録商標)などの規格に基づく記録媒体にファイルの形で格納された映像コンテンツから字幕テキストを分離し、パラメーターを抽出することを想定しているが、香り発生デバイス600の制御は、無線通信で取得した映像コンテンツやデジタル放送などの放送を受信することで映像コンテンツを得ることによっても実現できる。この場合、受信した映像コンテンツに含まれる情報の中から、字幕テキスト抽出部100により字幕テキストのみを分離し、判断部200およびパラメーター抽出部300にてパラメーターを抽出することが出来る。字幕テキスト抽出部100には、専用チップなどのハードウエアを設けてもよい。
図5は本発明の他の実施形態に係る香り発生デバイスコントローラーの概要を説明する図である。図5において、字幕テキスト抽出部100の構成のみが図1のものと異なる。その他の同様の参照番号が付された構成については、同様であるので説明を省略する。
図5において、映像コンテンツに含まれる字幕情報は、字幕描画部110によって一旦描画情報に置き換えられる。この描画情報は、次に文字認識部120において、例えば、OCR(Optical Character Recognition)法などの周知の文字認識技術を利用することで、テキスト化される。この手順により、字幕テキスト抽出部100は、字幕情報から字幕のテキストを抽出する。一旦字幕テキストが得られれば、判断部200およびパラメーター抽出部300にてパラメーターを抽出することが出来、パラメーターが抽出できれば制御部400は制御テーブル500を参照し、香り発生デバイス600を制御できる。
受信したデジタル放送を処理するICの高集積化に伴い、放送に含まれる字幕情報から字幕のテキストを直接的に抽出することが困難となっている。そこで、図5で説明した実施形態により放送に含まれる字幕情報を描画情報とした上で、描画情報から文字認識技術によってテキストを得るようにすれば、放送から字幕のテキストを直接的に抽出することが出来なくても、香り発生デバイス600を制御できる。また、放送に含まれる字幕情報を分離する専用のチップなどのハードウエアを準備すれば、図1の実施例のとおり香り発生デバイス600を制御できることは言うまでもない。
以上のような他の実施形態によっても、これまで説明した実施形態と同様の効果を享受することが可能となる。
10・・・香り発生デバイスコントローラー
20・・・映像表示装置
40・・・映像コンテンツ再生装置
50・・・受信装置
100・・・字幕テキスト抽出部
110・・・字幕描画部
120・・・文字認識部
200・・・判断部
300・・・パラメーター抽出部
400・・・制御部
500・・・制御テーブル
600・・・香り発生デバイス
610・・・貯溜部
620・・・吐出部
630・・・吐出ノズル
640・・・気流発生部

Claims (6)

  1. 映像コンテンツに含まれる字幕のテキストを抽出する字幕テキスト抽出部と、
    前記字幕テキスト抽出部により抽出された字幕のテキストに、所定の文字列が含まれるか否かを判断する判断部と、
    前記判断部によって所定の文字列が含まれると判断されると、前記所定の文字列からパラメーターを抽出するパラメーター抽出部と、
    前記パラメーター抽出部によって抽出されたパラメーターに応じて香り発生デバイスを制御する制御部と、を有することを特徴とする香り発生デバイスコントローラー。
  2. 前記香り発生デバイスは、
    複数種の香料を貯える複数の貯溜部と、
    前記複数の貯溜部に貯えられた香料を吐出する、前記複数の貯溜部のそれぞれに対応した複数の吐出部と、
    前記複数の吐出部で吐出された香料を搬送する気流を発生させる気流発生部と、からなり、
    前記制御部は、前記パラメーターに応じて、前記複数の吐出部のうち、香料の吐出を制御する吐出部を決定することを特徴とする請求項1に記載の香り発生デバイスコントローラー。
  3. 前記制御部は、前記パラメーターに応じて、前記吐出部における吐出間隔、吐出量、吐出継続時間それぞれを制御することを特徴とする請求項2に記載の香り発生デバイスコントローラー。
  4. 前記映像コンテンツが記録媒体にファイルの形で収録されており、
    前記字幕テキスト抽出部は、前記ファイルを解析することで字幕のテキストを抽出することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の香り発生デバイスコントローラー。
  5. 前記映像コンテンツは放送を受信することで取得されたものであり、
    前記字幕テキスト抽出部は、前記放送に含まれる字幕情報から字幕のテキストを抽出することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の香り発生デバイスコントローラー。
  6. 映像コンテンツに含まれる字幕のテキストから抽出されたパラメーターに応じて香り発生デバイスを制御する制御部を有することを特徴とする香り発生デバイスコントローラーと、
    前記香り発生デバイスコントローラーに制御される香り発生デバイスと、
    映像表示装置とを少なくとも含むシステム。
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