JPH10136323A - テレビジョン受信装置及びテレビジョン放送方法 - Google Patents

テレビジョン受信装置及びテレビジョン放送方法

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Publication number
JPH10136323A
JPH10136323A JP30598696A JP30598696A JPH10136323A JP H10136323 A JPH10136323 A JP H10136323A JP 30598696 A JP30598696 A JP 30598696A JP 30598696 A JP30598696 A JP 30598696A JP H10136323 A JPH10136323 A JP H10136323A
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JP
Japan
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data
program
home automation
control data
automation system
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Pending
Application number
JP30598696A
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English (en)
Inventor
Akira Nakamura
明 中村
Takatoshi Yoshikawa
隆敏 吉川
Hiromitsu Kawajiri
博光 川尻
Norie Matsui
紀絵 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルテレビのテレビジョン番組の視聴に
際して、より臨場感を高める等により視聴により適した
環境を提供するテレビジョン受信装置及びテレビジョン
放送方法を提供する。 【解決手段】 デジタルテレビ放送の番組データ中に
は、付加データとして環境コントロールデータや番組解
説データを多重してテレビジョン放送を行なう。環境コ
ントロールデータはホームオートメーションシステムを
制御するためのデータであり、番組解説データは番組の
状態を示すデータである。テレビジョン受信装置はこの
環境コントロールデータを抽出して、ホームオートメー
ションコントローラ(以下「HAコントローラ」とす
る)に出力し、HAコントローラではこの環境コントロ
ールデータに従い各制御端末を制御する。また、番組解
説データの場合は、テレビジョン受信装置は番組解説デ
ータを環境コントロールデータに変換してHAコントロ
ーラに出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン信号
を受信するテレビジョン受信装置に関するものであり、
特に、CS放送等のデジタルテレビ放送のテレビジョン
信号を受信するテレビジョン受信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より放送衛星を用いたBS放送や通
信衛星を用いたCS放送等のテレビジョン放送が行なわ
れている。ここで、特に、上記CS放送等のデジタルテ
レビ放送のサービスが近時広がりつつある。また、近
時、家庭内にある家電製品や電話等の通信関連機器の制
御を統合化して、快適な生活を送るためのシステムとし
てホームオートメーションシステム(HAシステム)が
知られている。このホームオートメーションシステムに
関連して、特開平5−334863号公報には、AV機
器の状態信号に応じて音楽、映像観賞に適した室内環境
となるようにホームオートメーションシステムに設けら
れている室内環境制御端末の制御信号を該ホームオート
メーションシステムに出力する点が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、テレビジョン
番組を視聴する際に、より臨場感を高める等、視聴によ
り適した環境を提供し、視聴者の視聴意欲を高めること
が希望されていた。そこで、本発明は、テレビジョン番
組の視聴に際して、より臨場感を高める等により視聴に
より適した環境を提供することができるテレビジョン受
信装置及びテレビジョン放送方法を提供することを目的
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、デジ
タルテレビ放送を受信するテレビジョン受信装置であっ
て、デジタルテレビ放送の受信データに含まれた環境コ
ントロールデータであって、ホームオートメーションシ
ステムを制御するための環境コントロールデータを該受
信データから抽出する抽出手段と、その抽出された環境
コントロールデータをホームオートメーションシステム
に出力する出力手段と、を有することを特徴とする。こ
の第1の構成のテレビジョン受信装置においては、抽出
手段が、デジタルテレビ放送の受信データから環境コン
トロールデータを抽出する。そして、出力手段が、この
抽出された環境コントロールデータをホームオートメー
ションシステムに出力する。ホームオートメーションシ
ステムではこの環境コントロールデータに従い制御端末
の制御が行なわれる。よって、テレビジョン放送の受信
データ中の環境コントロールデータによってホームオー
トメーションシステムを制御することができ、番組の内
容に応じた環境コントロールデータとすることにより、
視聴者の臨場感を高めることができる。
【0005】また、第2には、デジタルテレビ放送を受
信するテレビジョン受信装置であって、デジタルテレビ
放送の受信データに含まれた環境コントロールデータで
あって、ホームオートメーションシステムを制御するた
めの環境コントロールデータを該受信データから抽出す
る抽出手段と、その抽出された環境コントロールデータ
を、ホームオートメーションシステムに設けられた制御
端末を制御するための制御データに変換する変換手段
と、制御データをホームオートメーションシステムに出
力する出力手段と、を有することを特徴とする。この第
2の構成のテレビジョン受信装置においては、抽出手段
が、デジタルテレビ放送の受信データから環境コントロ
ールデータを抽出する。そして、変換手段が、抽出され
た環境コントロールデータをホームオートメーションシ
ステムにおける各制御端末を制御するための制御データ
に変換し、出力手段が、この制御データをホームオート
メーションシステムに出力する。ホームオートメーショ
ンシステムではこの制御データに従い制御端末の制御が
行なわれる。よって、テレビジョン放送の受信データ中
の環境コントロールデータによってホームオートメーシ
ョンシステムを制御することができ、番組の内容に応じ
た環境コントロールデータとすることにより、視聴者の
臨場感を高めることができる。また、第3には、上記第
1又は第2の構成において、環境コントロールデータ
が、デジタルテレビ放送の受信データにおける番組デー
タに多重されていることを特徴とする。
【0006】また、第4には、デジタルテレビ放送を受
信するテレビジョン受信装置であって、デジタルテレビ
放送の受信データにおける番組データに多重された番組
解説データであって、番組の状態を示す番組解説データ
を抽出する抽出手段と、抽出された番組解説データを、
ホームオートメーションシステムを制御するための環境
コントロールデータに変換する変換手段と、環境コント
ロールデータをホームオートメーションシステムに出力
する出力手段と、を有することを特徴とする。この第4
の構成のテレビジョン受信装置においては、抽出手段
が、番組データに多重された番組解説データを抽出す
る。そして、変換手段が、抽出された番組解説データを
ホームオートメーションシステムを制御するための環境
コントロールデータに変換し、出力手段が、この環境コ
ントロールデータをホームオートメーションシステムに
出力する。ホームオートメーションシステムではこの環
境コントロールデータに従い制御端末の制御が行なわれ
る。よって、テレビジョン放送の受信データ中の番組解
説データによってホームオートメーションシステムを制
御することができ、番組の状態に応じた番組解説データ
とすることにより、視聴者の臨場感を高めることができ
る。
【0007】また、第5には、デジタルテレビ放送を受
信するテレビジョン受信装置であって、デジタルテレビ
放送の受信データにおける番組データに多重された番組
解説データであって、番組の状態を示す番組解説データ
を抽出する抽出手段と、抽出された番組解説データを、
ホームオートメーションシステムに設けられた制御端末
を制御するための制御データに変換する変換手段と、制
御データをホームオートメーションシステムに出力する
出力手段と、を有することを特徴とする。この第5の構
成のテレビジョン受信装置においては、抽出手段が、番
組データに多重された番組解説データを抽出する。そし
て、変換手段が、抽出された番組解説データをホームオ
ートメーションシステムに設けられた制御端末を制御す
るための制御データに変換し、出力手段が、この制御デ
ータをホームオートメーションシステムに出力する。よ
って、テレビジョン放送の受信データ中の番組解説デー
タによってホームオートメーションシステムを制御する
ことができ、番組の状態に応じた番組解説データとする
ことにより、視聴者の臨場感を高めることができる。ま
た、第6には、上記第4又は第5の構成において、番組
解説データが、番組の開始や終了等の番組の状態を示す
データであることを特徴とする。
【0008】また、第7には、テレビジョン放送方法で
あって、デジタルテレビ放送の受信データに、ホームオ
ートメーションシステムを制御するための環境コントロ
ールデータを多重して放送を行なうことを特徴とする。
よって、テレビジョン受信装置において、この環境コン
トロールデータを抽出し、この環境コントロールデータ
に従いホームオートメーションシステムの各制御端末を
制御することにより視聴者の臨場感を高めることができ
る。また、第8には、テレビジョン放送方法であって、
デジタルテレビ放送の受信データにおける番組データ
に、番組の状態を示す番組解説データを多重して放送を
行なうことを特徴とする。よって、テレビジョン受信装
置において、この番組解説データを抽出し、この番組解
説データに従いホームオートメーションシステムの各制
御端末を制御することにより視聴者の臨場感を高めるこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としての実施
例を図面を利用して説明する。本発明に基づくテレビジ
ョン受信装置Aは、図1に示されるように構成され、B
S・UHF・VHF共用受信部10と、CS用チューナ
ー12と、QPSK復調部14と、誤り訂正部16と、
スクランブル解除部18と、データ分離・番組選択部2
0と、映像デコーダ22と、音声デコーダ24と、格納
部26と、キャラクタジェネレータ28と、インタフェ
ース30と、表示部32と、スピーカ34と、DVD−
RAMドライブ36と、ホームオートメーション通信部
40と、リモコン受光部42と、スロット44と、モデ
ム46と、記憶部48と、インターネットソフトウエア
モジュール(以下単に「モジュール」とする)50と、
CPU52とを有している。
【0010】ここで、上記BS・UHF・VHF共用受
信部10は、接続部5を介してBSアンテナ60、UH
Fアンテナ62、VHFアンテナ64に接続され、これ
らの各アンテナを介してBS放送、UHF放送、VHF
放送の各放送信号を受信するものであり、各放送信号の
ビデオ信号とオーディオ信号とをインタフェース30に
出力する。
【0011】また、CS用チューナー12は、接続部7
を介してCSアンテナ66に接続され、このCSアンテ
ナ66を介してCS放送の放送信号を受信する際の受信
チャンネルを選択するものである。また、QPSK復調
部14は、QPSK変調されている放送信号の受信デー
タを復調するものである。また、誤り訂正部16は、符
号化された受信データの伝送路等において生じた誤りを
正しいデータに復元するものである。また、スクランブ
ル解除部18は、スクランブルを解除する機能を有し、
カード70から読み込まれたスクランブル用のコードを
使用してスクランブル解除が行なわれる。また、データ
分離・番組選択部20は、受信データに含まれる独立デ
ータや付加データを分離するとともに、ある受信チャン
ネルにおける複数の放送チャンネル(番組)において、
所定の放送チャンネルを選択するものである。
【0012】ここで、受信データの構成について説明す
ると、図2、図3に示すように構成される。この図2、
図3は、1つの受信チャンネルに4つの放送チャンネル
と1つの独立データが含まれる場合を示すものであり、
パケットごとに独立データや番組データが格納される。
この場合は4つの放送チャンネルの場合であるので、4
種類の番組データ「番組データ1」〜「番組データ4」
が格納されている。独立データには、番組案内データや
新聞データ等が格納されている。また、各番組データに
は、映像データと音声データと付加データとが含まれ
る。この付加データは、映像データや音声データ以外の
データであり、出演者のデータ等が含まれる。なお、図
3は、番組データ1の情報量が他の番組データよりも多
い場合を示し、例えば、番組データ1が映画番組のデー
タであり、他の番組データが天気予報等のように静止画
に近い画像のデータである場合等がこれに当たる。
【0013】また、映像デコーダ22は、選択された番
組における映像データを復号し、音声デコーダ24は、
選択された番組における音声データを復号する。また、
格納部26は、上記独立データにおける番組案内データ
や新聞データ、上記付加データを格納する。また、キャ
ラクタジェネレータ28は、文字データを表示部32に
表示するために文字データを映像データに変換するもの
である。
【0014】また、上記インタフェース30は、該イン
タフェース30に接続された各機器間のインタフェース
を司る。また、表示手段としての表示部32は、映像を
表示するものであり、スピーカ34は音声を出力する。
また、DVD−RAMドライブ36は、ユーザの指示等
に基づき受信データを記録するものである。
【0015】また、上記ホームオートメーション通信部
40は、各種のホームオートメーションシステム(以下
「HAシステム」とする)B(図4参照)に接続され、
該HAシステムBとの通信を行なう。リモコン受光部4
2は、リモコン68からの出力データとしての赤外線を
受光し、該出力データの内容をCPU52に出力する。
スロット44は、カード70に記録されたデータを読み
取り、その内容をCPU52に出力する。このカード7
0は例えばICカードであり、このカード70には、ユ
ーザの視聴に応じて徴収料金データが蓄積される。ま
た、モデム46は、公衆回線としての電話回線74に接
続され、デジタルデータを電話線伝送に適した音声デー
タに変換するとともに、その逆の処理を行なうものであ
る。なお、電話回線74には、該モデム46を介して電
話機72が接続されているものとする。また、記憶部4
8には各種情報が記憶され、例えば、後述するフローチ
ャートに応じたプログラムやCPU52により得られた
データ等が記憶媒体としての記憶部48に記憶されてい
る。また、モジュール50は、上記モデム46に接続さ
れ、インターネットに接続するための各種機能を備えて
いる。
【0016】また、CPU52は、テレビジョン受信装
置Aの各部の動作を制御するものであり、特に、通信処
理、すなわち、データ伝送の必要がある場合に、その予
告を行なうとともに、電話回線が使用中の場合にその使
用状態を表示するように制御を行なう。このCPU52
は、上記抽出手段、変換手段、出力手段として機能す
る。
【0017】上記構成のテレビジョン受信装置Aに接続
されたHAシステムBの構成について説明すると、図4
に示すように、ホームオートメーションコントローラ
(以下「HAコントローラ」とする)100と該HAコ
ントローラ100に接続された複数の制御端末が設けら
れている。この複数の制御端末としては、照明器具10
2、エアコン104、電動カーテン106、芳香装置1
08、電話機110等がある。このHAコントローラ1
00は、テレビジョン受信装置Aからの制御信号に従
い、各制御端末の動作を制御するものである。詳しくは
後述する。
【0018】上記構成に基づくテレビジョン受信装置A
の動作について説明する。まず、CS放送の受信につい
て説明する。通信衛星からのCS放送の放送信号はCS
アンテナ66において受信されるが、CS用チューナー
12は、受信する受信チャンネルを選択する。そして、
QPSK復調部14は、QPSK変調されている放送信
号の受信データを復調し、誤り訂正部16は、復調され
た受信データの誤り訂正を行なう。スクランブル解除部
18は、スクランブル解除を行なう。つまり、CS放送
でスクランブル放送番組を受信する際には、スロット4
4よりカード70のコードを読み込ませておくことが必
要である。また、データ分離・番組選択部20は、スク
ランブル解除された受信データに含まれる独立データや
付加データを分離するとともに、ある受信チャンネルに
おける複数の放送チャンネルにおいて、所定の放送チャ
ンネルを選択する。そして、選択された放送チャンネル
の番組について、映像データが映像デコーダ22におい
て復号され、音声データが音声デコーダ24において復
号される。また、独立データや番組ごとの付加データが
格納部26に格納される。そして、インタフェース30
を介して表示部32、スピーカ34に出力される。な
お、独立データや付加データにおける文字データはキャ
ラクタジェネレータ28により映像データに変換され
る。以上のようにして、CS放送の番組が出力される。
【0019】また、BS放送やUHF放送、VHF放送
の受信について説明すると、放送信号はBSアンテナ6
0等を介してBS・UHF・VHF共用受信部10にお
いて受信され、ビデオ信号とオーディオ信号がインタフ
ェース30に送られて、表示部32及びスピーカ34か
ら出力される。
【0020】次に、テレビジョン受信装置Aに接続され
たHAシステムBの各制御端末の制御について説明す
る。まず、付加データとしての環境コントロールデータ
により制御を行なう場合について、図5、図6を使用し
て説明する。あるCS放送の番組を受信する場合に、そ
の番組データには上記のように付加データが含まれる
が、その付加データには、HAシステムBの制御端末を
制御するための環境コントロールデータが含まれる。つ
まり、この場合のデジタルテレビのテレビジョン放送に
おいては、上記環境コントロールデータが番組データに
多重されて放送されている。
【0021】この環境コントロールデータの具体例につ
いて説明すると、環境コントロールデータは図6に示す
ように構成され、例えば、昼のシーンについては、「明
るく」というデータの内容となり、夜のシーンについて
は、「暗く」というデータの内容となる。また、冬のシ
ーンでは、「冷たく」というデータの内容となり、夏の
シーンでは、「暖かく」というデータの内容となる。
【0022】具体的な処理について図5を使用して説明
すると、このような付加データとしての環境コントロー
ルデータが番組データに含まれる場合に、この環境コン
トロールデータをCPU52が取り込む(S10)。そ
して、この環境コントロールデータの取込みが完了した
ら、HAコントローラ100へ出力する(S11)。H
Aコントローラ100では、受信した環境コントロール
データに従い各制御端末の動作を制御する。つまり、図
6に示すように、例えば、「明るく」という内容の環境
コントロールデータを受信した場合には、HAコントロ
ーラ100は、照明器具102の照明の明るさをアップ
する。また、「暗く」という内容の環境コントロールデ
ータの場合には、HAコントローラ100は、電動カー
テン106を閉めて照明の明るさをダウンする。また、
「冷たく」という内容の環境コントロールデータの場合
には、HAコントローラ100は、エアコン104の設
定温度を3度下げて送風を行ない、逆に、「暖かく」と
いう内容の環境コントロールデータの場合には、HAコ
ントローラ100は、エアコン104の設定温度を3度
上げて送風を行なう。また、「森の香り」という内容の
環境コントロールデータの場合には、HAコントローラ
100は、芳香装置108から森の香りを出すように制
御する。さらに、「照明を点滅」という内容の環境コン
トロールデータの場合には、HAコントローラ100
は、電動カーテン106を閉めて照明を点滅させる。
【0023】なお、上記の説明においては、付加データ
として取り込んだ環境コントロールデータをそのままH
Aコントローラ100に送信するものとして説明した
が、CPU52において、HAコントローラの制御内容
を示す制御データの形に変換してHAコントローラ10
0に送るようにしてもよい。例えば、「明るく」という
内容の環境コントロールデータを受信した場合には、C
PU52は、「照明の明るさをアップする」という内容
の制御データに変換して、HAコントローラ100に送
る。HAコントローラ100では、この制御データに応
じて照明器具102を制御する。また、例えば、「冷た
く」という内容の環境コントロールデータの場合には、
CPU52は、「エアコンの設定温度を3度下げて送風
を行なう」という内容の制御データに変換して、HAコ
ントローラ100に送り、HAコントローラ100で
は、この制御データに応じてエアコンの設定温度を3度
下げて送風を行なうように制御する。つまり、この場合
は、環境コントロールデータを2次的な環境コントロー
ルデータに変換して、そのデータに従いHAシステムB
の制御を行なうことになる。なお、このようにCPU5
2において、環境コントロールデータを制御データに変
換する場合には、CPU52には、HAシステムBの設
定状態についての情報を与えておく必要がある。
【0024】以上のように、テレビジョン放送の受信デ
ータ中の付加データにおける環境コントロールデータに
よってHAシステムを制御することができる。なお、上
記の説明において、環境コントロールデータは番組デー
タの付加データとして多重されているとして説明した
が、独立データとして多重されていてもよい。なお、独
立データとした場合には、制御が厄介となる。
【0025】次に、付加データとしての番組解説データ
により制御を行なう場合について、図7、図8を使用し
て説明する。CS放送の番組には上記のように付加デー
タが含まれるが、その付加データには、番組解説データ
が多重されている。つまり、この場合のデジタルテレビ
のテレビジョン放送においては、上記番組解説データが
番組データに多重されて放送されている。
【0026】この番組解説データは、上記の環境コント
ロールデータが制御端末を制御するために直接使用する
データであるのとは異なり、番組の開始や終了等の番組
の状態を示すデータである。つまり、番組解説データと
しては、図8に示すように、「番組開始」、「番組
中」、「CM(コマーシャル)」、「休養」、「番組終
了」等の内容で構成される。ここで、上記「休養」と
は、番組と番組との間に放送されるもので、CMとは異
なるものをいう。これらの番組解説データは、番組の状
態に応じて受信データに含められるもので、例えば、番
組が開示される時に「番組開始」の番組解説データが受
信され、番組中は「番組中」の番組解説データが受信さ
れる。番組が終了したら、「番組終了」の番組解説デー
タが受信される。
【0027】具体的な処理について図7を使用して説明
すると、このような付加データとしての番組解説データ
が番組データに含まれる場合に、この番組解説データを
CPU52が取り込む(S20)。そして、この付加デ
ータの取込みが完了したら、環境コントロールデータに
変換を行なう(S21)。この変換処理は、図8に示す
ように行なう。つまり、「番組開始」の番組解説データ
の場合には、CPU52は「暗く」という内容の環境コ
ントロールデータを生成し、これをHAコントローラ1
00に出力する。HAコントローラ100では、この環
境コントロールデータに従い、電動カーテン106を閉
めて照明の明るさをダウンする。また、「番組中」、
「CM」、「休養」の各番組解説データの場合には、C
PU52は「維持」という内容の環境コントロールデー
タを生成し、これをHAコントローラ100に出力す
る。これにより、HAコントローラ100は、各制御端
末の状態を維持する。さらに、「番組終了」の番組解説
データの場合には、CPU52は「復帰」という内容の
環境コントロールデータを生成し、これをHAコントロ
ーラ100に出力する。これにより、HAコントローラ
100は、番組開始の環境コントロールデータを受信す
る前の状態に戻すように制御端末の動作を制御する。
【0028】なお、「番組開始」の番組解説データの場
合に、さらに、番組視聴の邪魔にならないように、電話
機110を留守番モードにするようにしてもよい。ま
た、上記の説明においては、CPU52が番組解説デー
タを環境コントロールデータに変換し、その環境コント
ロールデータをHAコントローラ100に送信するもの
として説明したが、CPU52において、番組解説デー
タからHAコントローラの制御内容を示す制御データの
形に変換してHAコントローラ100に送るようにして
もよい。例えば、「番組開始」という内容の番組解説デ
ータを受信した場合には、CPU52は、「電動カーテ
ンを閉めて照明の明るさをダウンする」という内容の制
御データに変換して、HAコントローラ100に送る。
HAコントローラ100では、この制御データに応じて
電動カーテン106を閉めて照明器具102の明るさを
暗くする。また、例えば、「番組終了」という内容の番
組解説データの場合には、CPU52は、「元の状態に
戻す」という内容の制御データに変換して、HAコント
ローラ100に送り、HAコントローラ100では、こ
の制御データに応じて番組開始の環境コントロールデー
タを受信する前の状態に戻すように制御端末の動作を制
御する。なお、このようにCPU52において、番組解
説データを制御データに変換する場合には、CPU52
には、HAシステムBの設定状態についての情報を与え
ておく必要がある。
【0029】以上のようにすることにより、テレビジョ
ン放送の受信データ中の付加データにおける番組解説デ
ータによってもHAシステムを制御することができる。
つまり、この番組解説データは、HAシステムを直接制
御する環境コントロールデータ以外のいわば間接的なデ
ータであるが、この番組解説データによってもHAシス
テムを制御することができる。特に、番組開始に伴って
カーテンを閉めて照明を落とし、番組終了に伴って元に
戻すことにより映画館に似た雰囲気を創出することがで
きる。
【0030】なお、上記の説明において、HAコントロ
ーラ100に接続される制御端末としては、図4に示す
ように照明器具102、エアコン104等が挙げられる
が、これには限られず、あらゆる生活機器が考えられ、
例えば、電気カーペット等も挙げられる。
【0031】
【発明の効果】本発明のテレビジョン受信装置によれ
ば、環境コントロールデータや番組解説データに基づき
ホームオートメーションシステムにおける各制御端末を
制御することにより、視聴における臨場感を高め、視聴
により適した環境を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に基づくテレビジョン受信装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】受信データの構成を示す説明図である。
【図3】本発明の実施例に基づくテレビジョン受信装置
の動作を示すフローチャートである。
【図4】テレビジョン受信装置に接続されるホームオー
トメーションシステムの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例に基づくテレビジョン受信装置
の動作を示すフローチャートである。
【図6】画面シーンに応じた環境コントロールデータと
ホームオートメーションコントローラの制御内容を示す
説明図である。
【図7】本発明の実施例に基づくテレビジョン受信装置
の動作を示すフローチャートである。
【図8】番組解説データに応じた環境コントロールデー
タとホームオートメーションコントローラの制御内容を
示す説明図である。
【符号の説明】
A テレビジョン受信装置 B ホームオートメーションシステム 10 BS・UHF・VHF共用受信部 12 CS用チューナー 14 QPSK復調部 16 誤り訂正部 18 スクランブル解除部 20 データ分離・番組選択部 22 映像デコーダ 24 音声デコーダ 26 格納部 28 キャラクタジェネレータ 30 インタフェース 32 表示部 34 スピーカ 36 DVD−RAMドライブ 40 ホームオートメーション通信部 42 リモコン受光部 44 スロット 46 モデム 48 記憶部 50 インターネットソフトウエアモジュール 52 CPU 68 リモコン 70 カード 72 電話機 74 電話回線 100 ホームオートメーションコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 紀絵 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルテレビ放送を受信するテレビジ
    ョン受信装置であって、 デジタルテレビ放送の受信データに含まれた環境コント
    ロールデータであって、ホームオートメーションシステ
    ムを制御するための環境コントロールデータを該受信デ
    ータから抽出する抽出手段と、 その抽出された環境コントロールデータをホームオート
    メーションシステムに出力する出力手段とを有すること
    を特徴とするテレビジョン受信装置。
  2. 【請求項2】 デジタルテレビ放送を受信するテレビジ
    ョン受信装置であって、 デジタルテレビ放送の受信データに含まれた環境コント
    ロールデータであって、ホームオートメーションシステ
    ムを制御するための環境コントロールデータを該受信デ
    ータから抽出する抽出手段と、 その抽出された環境コントロールデータを、ホームオー
    トメーションシステムに設けられた制御端末を制御する
    ための制御データに変換する変換手段と、 制御データをホームオートメーションシステムに出力す
    る出力手段とを有することを特徴とするテレビジョン受
    信装置。
  3. 【請求項3】 環境コントロールデータが、デジタルテ
    レビ放送の受信データにおける番組データに多重されて
    いることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のテ
    レビジョン受信装置。
  4. 【請求項4】 デジタルテレビ放送を受信するテレビジ
    ョン受信装置であって、 デジタルテレビ放送の受信データにおける番組データに
    多重された番組解説データであって、番組の状態を示す
    番組解説データを該番組データから抽出する抽出手段
    と、 抽出された番組解説データを、ホームオートメーション
    システムを制御するための環境コントロールデータに変
    換する変換手段と、 環境コントロールデータをホームオートメーションシス
    テムに出力する出力手段とを有することを特徴とするテ
    レビジョン受信装置。
  5. 【請求項5】 デジタルテレビ放送を受信するテレビジ
    ョン受信装置であって、 デジタルテレビ放送の受信データにおける番組データに
    多重された番組解説データであって、番組の状態を示す
    番組解説データを該番組データから抽出する抽出手段
    と、 抽出された番組解説データを、ホームオートメーション
    システムに設けられた制御端末を制御するための制御デ
    ータに変換する変換手段と、 制御データをホームオートメーションシステムに出力す
    る出力手段とを有することを特徴とするテレビジョン受
    信装置。
  6. 【請求項6】 番組解説データが、番組の開始や終了等
    の番組の状態を示すデータであることを特徴とする請求
    項4又は請求項5に記載のテレビジョン受信装置。
  7. 【請求項7】 デジタルテレビ放送の受信データに、ホ
    ームオートメーションシステムを制御するための環境コ
    ントロールデータを多重して放送を行なうことを特徴と
    するテレビジョン放送方法。
  8. 【請求項8】 デジタルテレビ放送の受信データにおけ
    る番組データに、番組の状態を示す番組解説データを多
    重して放送を行なうことを特徴とするテレビジョン放送
    方法。
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