JP2020077983A - 家電制御装置、表示装置、放送装置、制御システム - Google Patents

家電制御装置、表示装置、放送装置、制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】放送される番組にさらに視聴者を没入させる家電制御装置、表示装置、放送装置及び制御システムを提供する。【解決手段】家電制御装置(表示装置20)は、放送装置10からの映像データを含む放送データ波を受信する受信手段と、照明機器、空気調和機等の家電機器に対する制御命令を前記放送データから抽出する抽出手段と、前記制御命令に基づいて、前記家電機器を制御する制御信号を生成する信号生成手段と、前記制御信号を前記家電機器に送信する通信手段と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、家電制御装置、表示装置、放送装置、制御システム、制御方法、プログラムに関する。
従来、テレビ放送をより視聴者が楽めるように、ハイブリットキャストと呼ばれるサービスが提供されている。ハイブリットキャストとは、テレビ放送にインターネット通信を連携させたサービスであり、放送中のテレビ番組に関する情報をリアルタイムでスマートフォンやタブレットに表示することを可能としている。これによれば、例えば、放送されているクイズ番組の解答をスマートフォンを用いて視聴者が選択することなどが可能であり、視聴者のテレビ放送に対する臨場感をより向上させることができる。
ハイブリットキャストを用いた技術として、例えば、特許文献1に記載の技術がある。特許文献1では、放送受信装置が受信している番組に基づく選局情報やアプリケーションの制御情報をスマートフォンに送信することによって、当該スマートフォンにおいて当該番組に応じたアプリケーションが実行できるシステムが開示されている。
特開2015−032867号公報
"APPENDIX ECHONET機器オブジェクト詳細規定"、[online]、[平成30年11月2日検索]、インターネット<URL:https://echonet.jp/wp/wp-content/uploads/pdf/General/Standard/Release/Release_K_jp/Appendix_Release_K.pdf>
しかしながら、特許文献1のような技術では、テレビ表示装置やスマートフォンにおいて表示される画像と発せられる音声のみによって臨場感が与えられるため、劇場において観賞する劇などに比べて、視聴者が放送される番組に没入しにくいという課題があった。
そこで、本発明は、放送される番組にさらに視聴者を没入させることを目的とする。
本発明に係る第1の態様は、
映像データを含む放送データを受信する受信手段と、
家電機器に対する制御命令を前記放送データから抽出する抽出手段と、
前記制御命令に基づいて、前記家電機器を制御する制御信号を生成する信号生成手段と、
前記制御信号を前記家電機器に送信する通信手段と、
を有することを特徴とする家電制御装置である。
これによれば、映像データに応じて、家電機器を制御(操作)することができる。つまり、放送の番組の内容に応じて、視聴者の周辺に存在する家電機器を制御することによって、視聴者の番組を視聴する環境を制御することができる。このため、番組の内容にあった視聴環境にすることができるため、より番組に対して視聴者は没入することができる。
なお、放送データは、テレビ放送のための放送データ(放送信号)であってもよいし、インターネットを介してストリーミング放送するための放送データであってもよい。ここで、テレビ放送のための放送データであれば、インターネット環境を有しない家庭に対しても家電機器の制御が実現できる。また、家電機器は、空気調和機や照明機器などの、視聴者の周りの環境を制御する機器であるとよい。
前記制御命令は、前記放送データにおける字幕データに含まれているとよい。字幕データを用いることによれば、新たなデータ領域を必要とせず、さらにはリアルタイムで家電機器を制御することができる。また、字幕データにおける字幕を非表示にするフラグ(識別子)を用いれば、視聴者に対して制御命令が表示されることがない。
前記制御命令は、前記放送データにおけるEPG(Electronic Program Guide)データに含まれていてもよい。EPGデータを用いることによれば、予め放送内容が確定している番組を放送する場合に、家電制御装置は、予め制御命令を受信できるため、家電機器の制御遅延が発生しにくい。なお、EPGデータとは、放送する番組に関する文字情報を有するデータである。
前記制御命令は、前記映像データのブランキング期間に含まれていてもよい。映像データのブランキング期間に含まれていることによれば、家電制御装置は、制御命令を常に受信することができる。
前記通信手段は、前記家電機器の状態を取得し、前記信号生成手段は、さらに前記家電機器の状態に基づいて前記制御信号を生成するとよい。また、前記通信手段は、センサと接続されており、前記信号生成手段は、さらに前記センサから取得する値に基づいて前記制御信号を生成するとよい。家電機器の状態やセンサが取得する値をさらに用いて、家電機器を制御することによれば、視聴者それぞれの環境に応じて、家電機器を制御できるため、さらに番組への没入感を向上させることができる。
前記家電機器は、空気調和機であり、前記制御信号は、前記空気調和機における温度設定値を制御する信号であるとよい。これによれば、空気調和機を制御して、視聴者が視聴する環境の温度を制御(変更)することができるため、視聴者の触覚に対して刺激を与えることができるため、さらに番組への没入感を向上させることができる。
前記家電機器は、照明機器であり、前記制御信号は、前記照明機器における照度を制御する信号であるとよい。これによれば、照明機器を制御して、視聴者が視聴する環境の照度を制御(変更)することができるため、視聴者の視覚に対して周囲から刺激を与えることができるため、さらに番組への没入感を向上させることができる。
本発明の第2の態様は、前記映像データに基づいた映像を表示する表示手段と、上述の発明に係る家電制御装置とを有する表示装置である。
本発明の第3の態様は、
映像データを取得する映像取得手段と、
家電機器に対する制御命令を取得する命令取得手段と、
前記映像データと前記制御命令とを含む放送データを生成する生成手段と、
前記放送データを送信する送信手段と、
を有することを特徴とする放送装置である。
これによれば、家電機器を制御するための命令を含む放送データを、家電制御装置(表
示装置;セットトップボックス)に送信することができる。従って、放送装置は、取得した制御命令に基づいて、視聴者の家電機器を一括で制御することができる。
前記命令取得手段は、前記映像データに基づいて前記制御命令を生成するとよい。より詳細には、例えば、映像データの画素値(RGB値)に基づいて制御命令が生成される。映像データに基づいて、制御命令が生成されることによれば、ユーザによる制御命令の入力がない場合にも、命令取得手段は、適切な制御命令を取得(生成)することができる。
前記命令取得手段は、EPG(Electronic Program Guide)データに基づいて前記制御命令を生成するとよい。より詳細には、例えば、EPGデータに含まれる番組の内容を示す文字情報(文字列)を解析することによって、制御命令が生成される。EPGデータに基づいて制御命令が生成されることによれば、命令取得手段は、映像データに基づく場合よりも容易に制御命令を取得(生成)することができる。
本発明の第4の態様は、
放送装置と家電制御装置とから構成される制御システムであって、
前記放送装置は、
映像データを取得する映像取得手段と、
家電機器に対する制御命令を取得する命令取得手段と、
前記映像データと前記制御命令とを含む放送データを生成する生成手段と、
前記放送データを送信する送信手段と、
を有し、
前記家電制御装置は、
前記放送データを受信する受信手段と、
前記放送データから前記制御命令を抽出する抽出手段と、
前記制御命令に基づいて、前記家電機器を制御する制御信号を生成する信号生成手段と、
前記制御信号を前記家電機器に送信する通信手段と、
を有する、
ことを特徴とする制御システムである。
また、本発明は、上記した家電制御装置や放送装置の各手段が行う処理に対応する制御方法として捉えることもできる。また、これらの各手段をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムや、当該プログラムを非一時的に記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体として捉えることもできる。上記構成および処理の各々は技術的な矛盾が生じない限り互いに組み合わせて本発明を構成することができる。
本発明によれば、放送される番組にさらに視聴者を没入させることができる。
実施形態1に係る制御システムの外観図である。 実施形態1に係る放送装置および表示装置の内部構成図である。 実施形態1に係る家電制御のフローを示す図である。 実施形態1に係る制御命令(制御データ)を示す図である。 変形例3に係る家電機器を示す図である。 実施形態2に係る制御システムの外観図である。 実施形態2に係るSTBの内部構成図である。 変形例4に係る制御システムの外観図である。
以下、図面を参照して本発明の例示的な実施形態を詳細に説明する。なお、本発明は説明する実施形態に限定されない。また、実施形態で説明される構成要素の全てが本発明に必須とは限らない。
<実施形態1>
以下、実施形態1では、放送装置が、家電機器を制御するための制御命令を制御データとして放送信号(放送データ;放送波)に付加して(含ませて)送信する。表示装置は、当該放送信号を受信して、当該放送信号から制御データを抽出して、家電機器を制御する制御信号を生成し送信する。これにより、番組の放送とともに家電機器を制御できるため、当該家電機器によって視聴者に没入感を与えることができる。具体的には、例えば、ホラー番組の放送とともに、照明機器による照度を低下させる(暗くする)制御が行われれば、視聴者はより恐怖を感じるため番組に没入することができる。
[制御システムの構成]
以下では、本実施形態に係る家電制御を行う制御システム1について、図1を用いて説明する。制御システム1は、放送装置10、表示装置20、家電機器30を有する。ここで、図1では、家電機器30の例として、照明機器30aと空気調和機30bを例示している。なお、システム2は、視聴者の1家庭における表示装置20や家電機器30を示しており、1つの放送装置10に対して複数のシステム2が存在する。
放送装置10は、テレビ放送に用いる画像データを含む放送信号(放送波)を生成して、送信する。ここで、放送装置10は、家電機器30を制御するための制御命令を制御データとして放送信号に含ませる。放送信号は、アンテナ50を経由して表示装置20に伝送される。なお、放送装置10による放送は、地上デジタル放送、衛星放送、ケーブルテレビ放送など任意のものでよい。
表示装置20は、放送信号を受信して、放送信号に含まれる映像データ(画像データ)に基づいた映像(画像)を表示するテレビ表示装置である。また、表示装置20は、放送信号に含まれる制御データから、家電機器30を制御する制御信号を生成して、家電機器30に送信する。なお、本実施形態における表示装置20は、STB(セットトップボックス)の機能である放送信号に対する信号処理の機能を有する。
家電機器30は、受信する制御信号に応じた動作(処理)を行う。具体的には、家電機器30が照明機器30aである場合には、家電機器30は、照明の照度を変更したり、照明の色を変更したりする。また、家電機器30が空気調和機30bである場合には、家電機器30は、温度設定値を変更したり、風量を変更したりする。なお、家電機器30は、照明機器や空気調和機(エアコン)に限らず、ホットカーペット、電気鍵、電動カーテンなど任意のものでよい。なお、家電機器30は、視聴者の五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)に対して刺激を与えることによって没入感を与えることができるように、視聴者の周りの環境を制御する機器であるとよい。ここで、家電機器30は、視聴者の触覚、味覚、嗅覚のいずれかに対して刺激を与えることのできる機器であれば、表示装置20によっては視聴者に刺激を与えることのできない感覚に対して刺激を与えることができるためよりよい。
[放送装置および表示装置の内部構成]
続いて、図2が示す構成図を用いて放送装置10および表示装置20の内部構成について説明する。なお、図2では、簡単のために、放送装置10と表示装置20との通信経路に存在するアンテナ50は省略している。
(放送装置10の構成)
放送装置10は、制御部101、記憶部102、映像取得部103、命令取得部104、生成部105、送信部106を有する。ここで、放送装置10は、放送信号を生成して送信することのできる情報処理装置であればよいため、例えば、PCやタブレット、スマートフォンなどでもよい。
制御部101は、記憶部102に格納されたプログラムによって、放送装置10の各機能部を制御する。制御部101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。
記憶部102は、制御部101が各機能部を制御するためのプログラムを記憶する。また、記憶部102は、放送信号を記憶してもよい。記憶部102は、例えば、RAM(Ramdom Access Memory)やROM(Read Only Memory)やHDD(Hard Disk Drive)などによって構成される。
映像取得部103は、放送に用いる放送データを取得する。ここで、放送データは、表示装置20に映像(画像)を表示するための映像データ、放送する番組の一覧(番組表)を示すEPG(Electronic Program Guide)データ、番組における音声が文字に変換された字幕などを表示するための字幕データを含む。なお、本実施形態では、映像データは、表示装置20において音声を発生するためのデータも含んでいる。ここで、放送データにおける主なデータは、映像データであるため、字幕データやEPGデータなどは、映像データに付加されているといえる。また、本実施形態では、映像取得部103は、明るさ調整や放送範囲の調整などの編集がされた映像データを含む放送データを外部装置から取得する。
命令取得部104は、家電機器30を制御(操作)するための制御命令を取得する。ここで、命令取得部104が取得する制御命令は、放送する番組に応じた命令であるとよい。具体的には、命令取得部104は、寒冷地域に関するドキュメンタリ番組を放送する場合には、空気調和機30bに対して温度設定値を低くする命令を取得する。また、命令取得部104は、ホラー映画を放送する場合には、照明機器30aに対して照度を低くして、発光色を暗い色にする命令を取得する。さらに、命令取得部104は、天気予報を放送する場合には、空気調和機30bに対して予想気温に応じた温度設定値にするような命令を取得する。
ここで、制御命令は、番組制作者(ユーザ)からの入力によって取得されてもよいし、命令取得部104が映像データを分析することによって制御命令が生成されてもよい。具体的には、例えば、命令取得部104は、映像データにおける所定の期間内の平均画素値が所定の閾値よりも低い場合には、照明機器30aに対して照度を低下させる制御命令を生成する。また、命令取得部104は、所定期間継続して、映像データのRGB値においてR値およびG値よりもB値が所定の値以上大きい場合には、空気調和機30bに対して温度設定値を低下させる制御命令を生成する。一方、命令取得部104は、所定期間継続して、映像データのRGB値においてG値およびB値よりもR値が所定の値以上大きい場合には、空気調和機30bに対して温度設定値を上昇させる制御命令を生成する。
また、命令取得部104は、EPGデータが示す番組情報に応じて、制御命令を生成してもよい。具体的には、命令取得部104は、EPGデータが示す番組情報に含まれる文字列を解析することによって、制御命令を生成する。例えば、命令取得部104は、当該文字列に「寒い」や「氷」といった涼しい(寒い)イメージのあるキーワードが含まれていれば、空気調和機30bに対して温度設定値を低下させる制御命令を生成する。
生成部105は、放送データに対して制御命令を含ませる(付加する)ことにより放送信号を生成する。本実施形態では、生成部105は、字幕データに対して制御命令を制御データとして付加する。つまり、放送信号は、制御命令(制御データ)が付加された放送データである。なお、上述のように、字幕データは映像データに付加されているといえるため、制御データは映像データに付加されるといえる。ここで、字幕データは、放送装置10から表示装置20に対して常に送信されているデータであるため、家電機器30に対する制御命令をリアルタイムで送信することができる。なお、字幕データには、表示装置20における字幕の表示の設定を非表示にするフラグ(識別子)が含まれているため、当該フラグを用いれば視聴者に対して制御命令が表示されることはない。つまり、字幕データを用いることによれば、新たなデータ領域を必要とせず、さらにはリアルタイムで家電機器30を制御することができる。
送信部106は、表示装置20に対してアンテナ50を介して生成された放送信号を送信する。本実施形態では、送信部106とアンテナ50との通信は無線通信であるが、アンテナ50を介さずに送信部106と表示装置20とが有線通信されていてもよい。
(表示装置の構成)
表示装置20は、制御部201、記憶部202、受信部203、抽出部204、表示制御部205、表示部206、信号生成部207、通信部208を有する。
制御部201は、記憶部202に格納されたプログラムによって、表示装置20の各機能部を制御する。制御部201は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。
記憶部202は、制御部201が各機能部を制御するためのプログラムを記憶する。また、記憶部202は、放送信号を記憶してもよい。記憶部202は、例えば、RAM(Ramdom Access Memory)やROM(Read Only Memory)やHDD(Hard Disk Drive)などによって構成される。
受信部203は、送信部106から送信された放送信号(放送データ)を、アンテナ50を介して受信する。なお、本実施形態では、受信部203とアンテナ50とは、有線通信によって接続されているが、無線通信によって接続されていてもよい。なお、必ずしも、受信部203は、アンテナ50を介して放送信号を取得する必要はない。
抽出部204は、放送信号から制御データ(制御命令)を抽出する。抽出部204は、抽出した制御データを信号生成部207に出力し、放送信号を表示制御部205に出力する。なお、表示制御部205に出力される放送信号は、制御データを含むものであってもよいし、制御データが取り除かれたものであってもよい。
表示制御部205は、抽出部204から入力された放送信号に応じて、表示部206を制御する。
表示部206は、表示制御部205の制御に応じて、映像(画像)を画面に表示する。具体的には、表示部206は、放送信号に含まれる映像データに基づいた映像(画像)を画面に表示する。なお、例えば、視聴者から番組表の表示の指示が表示装置20に入力されている場合には、表示制御部205の処理によって、表示部206は、EPGデータに基づいた番組表を表示する。
信号生成部207は、抽出部204から入力された制御データ(制御命令)に基づいて、家電機器30を制御する制御信号を生成する。本実施形態では、非特許文献1に開示さ
れているECHONET Lite(エコーネットライト)規格に準拠した制御信号を生成する。ECHONET Lite規格に準拠することによって、上述した照明機器30aや空気調和機30bに対する細かい制御を行う信号を生成することができる。なお、制御信号に採用する規格は、ECHONET Lite規格に限らず、家電機器30を制御できる規格であれば任意のものでよい。
通信部208は、家電機器30に対して制御信号を送信する。ここで、本実施形態では、通信部208は、家電機器30に対して無線通信をすることによって、制御信号を送信する。しかし、無線通信に限らず、有線通信でもよく、また、通信部208と家電機器30との通信は、ルータやスイッチなどのネットワーク機器を介して実現されていてもよい。
[放送信号の送信処理]
放送信号の具体的な送信処理フローを図3Aが示すフローチャートを用いて説明する。なお、本フローチャートにおける各処理は、記憶部102に記憶されたプログラムを用いて制御部101が放送装置10の各機能部を制御することによって実現される。
S1001において、制御部101は、映像取得部103を制御して放送データを取得する。ここで、放送データは、映像データや字幕データを含む。
S1002において、制御部101は、命令取得部104を制御して制御命令を取得する。ここで、制御命令とは、家電機器30に対する制御(操作)を行うための命令である。具体的には、命令取得部104は、例えば、図4Aに示すようなデータ構造にあった命令を取得する。つまり、命令取得部104は、制御する対象の家電機器30の種別を示す機器ID、制御の開始フレームを示す制御開始フレーム、家電機器30に対する処理を示す処理内容を取得する。例えば、照明機器30aに対する処理内容の項目は、図4Bが示すように、電源のオン/オフを示す電源処理、照度の大きさを示す照度レベル、光の色(発光色)を示す光色設定、電源をオンにする時刻を示すONタイマ、電源をオフにする時刻を示すOFFタイマを含む。また、例えば、空気調和機30bに対する処理内容の項目は、図4Cが示すように、電源のオン/オフを示す電源処理、冷房や暖房などの運転モード、温度設定値、風量、電源をオンにする時刻を示すONタイマ、電源をオフにする時刻を示すOFFタイマを含む。
ここで、上述のように制御開始フレームが取得されることによれば、例えば、放送された番組を録画したものを視聴者が再生する場合にも、字幕データは映像データに付加されているため、番組の内容に応じた家電機器の制御が可能である。なお、処理内容において、全ての項目に対する命令が取得されている必要はない。つまり、例えば、空気調和機30bに対する処理内容において、運転モードを”冷房”とする命令のみが取得されており、他の項目については命令が取得されていなくてもよい。
S1003において、制御部101は、生成部105を制御して、放送データに制御命令を含まれることにより放送信号を生成する。本実施形態では、生成部105は、放送データが有する字幕データに対して、制御命令を制御データとして付加する。ここで、制御データは、図4A〜図4Cを用いて説明したデータ構造のものであり、S1002において取得されていない処理内容の項目は”NULL”を示す。
なお、ここで、字幕データに含まれるデータが、家電機器制御のためのデータ(制御データ)であるのか、字幕表示のためのデータであるのかを示す家電制御フラグ(識別子)を、生成部105は、例えば、図4Aの示すデータのヘッダに追加する。これによって、放送信号を受信する表示装置20は、字幕データに含まれるデータを、字幕表示に用いれ
ばよいのか、家電機器制御に用いればよいのかを判定することができる。
S1004において、制御部101は、送信部106を制御して、表示装置20に対して放送信号を送信する。
[制御信号の送信処理]
制御信号の具体的な送信処理フローを図3Bが示すフローチャートを用いて説明する。なお、本フローチャートにおける各処理は、記憶部202に記憶されたプログラムを用いて制御部201が表示装置20の各機能部を制御することによって実現される。
S1101において、制御部201は、受信部203を制御して放送信号を受信する。
S1102において、制御部201は、抽出部204を制御して放送信号から制御データを抽出する。本実施形態では、制御データは字幕データに含まれているため、抽出部204は、字幕データから制御データを読み込むことにより抽出する。
S1103において、制御部201は、信号生成部207を制御して、制御データから制御信号を生成する。ここで、制御信号は、家電機器30を制御するための、家電機器30に対して送信される信号である。本実施形態では、信号生成部207は、ECHONET Lite規格に準拠した信号に制御データを変換することによって、制御信号を生成する。なお、信号生成部207は、字幕データに含まれているデータが、制御データと字幕表示のためのデータとのいずれかであるかを、上述のように家電制御フラグによって判定することができる。
ここで、本実施形態のように制御データのみに基づいて、信号生成部207が制御信号を生成することに限られない。具体的には、家電機器30が有する状態を示す情報と制御データに基づいて、制御信号が生成されてもよい。例えば、信号生成部207は、空気調和機30bが有する現在の温度設定値と制御データが示す温度設定値とのうち低い温度を示す方を、制御信号が示す温度設定値にする。同様に、例えば、信号生成部207は、照明機器30aが有する現在の照度レベルと制御データが示す照度レベルとのうち低い照度を示す方を、制御信号が示す照度レベルにする。また、例えば、1つの家電機器30としてオーブンレンジや炊飯器などの調理用家電が動作していることを示す情報を取得した場合には、信号生成部207は、視聴者の調理作業への影響を抑えるように制御信号を生成する。つまり、例えば、信号生成部207は、照明機器30aが有する現在の照度レベルと制御データが示す照度レベルとの平均照度を、制御信号が示す照度レベルにする。なお、家電機器30の状態を示す情報は、制御部201の制御により通信部208が家電機器30から取得することができる。
なお、信号生成部207は、さらに、表示装置20と同一ネットワーク内に存在する、通信部208と接続されたセンサが取得する値に基づいて制御信号を生成してもよい。例えば、信号生成部207は、人体位置センサが示す位置に対して、空気調和機30bが出力する風が向かうような制御信号を生成する。例えば、信号生成部207は、制御データが示す温度設定値と空気調和機30bが示す現在の温度設定値とのうち、気温を取得する温度センサが示す温度との差分が大きい方を制御信号が示す温度設定値にする。なお、例えば、人が存在しないと人感センサが示している場合には、信号生成部207は、制御信号を生成しないとしてもよい。
なお、例えば、信号生成部207が、2以上の制御データを取得し、当該2以上の制御データが示す制御対象の家電機器30が2以上ある場合において、2以上の家電機器30のうちいずれかがシステム2内に存在しないと仮定する。この場合には、信号生成部20
7は、システム2内に存在する家電機器30に対してのみ制御信号を生成してもよいし、全ての家電機器30に対する制御信号を生成しないとしてもよい。
S1104において、制御部201は、通信部208を制御して、制御信号を家電機器30に対して送信する。ここで、当該通信には、Wi−Fi(登録商標)、赤外線、Ethernet、Bluetooth(登録商標)などいかなる通信形式を用いてもよい。
なお、本実施形態では、放送装置10が送信する放送信号(放送データ;放送波)は、テレビ放送するための信号としたが、これには限らない。具体的には、放送装置10が、映像データを含む放送信号をインターネットを介してストリーミングしながら送信するような形態にも適用可能である。この場合には、表示装置20はテレビ表示装置であってもよいし、スマートフォンやタブレットであってもよい。
[効果]
以上、実施形態1によれば、放送信号(放送データ;放送波)に応じて、家電機器を制御(操作)することができる。つまり、放送の番組の内容に応じて、視聴者の周辺に存在する家電機器を制御することによって、視聴者の番組を視聴する環境を制御することができる。このため、番組の内容にあった視聴環境にすることができるため、より番組に対して視聴者は没入することができる。また、家電機器の状態やセンサが示す値をさらに用いて、家電機器を制御することによれば、視聴者それぞれの環境に応じて、家電機器を制御できるため、さらに番組への没入感を向上させることができる。また、テレビの放送信号(放送データ)に制御命令を付加することによれば、インターネット環境を有しない家庭に対しても家電機器の制御が実現できる。
[変形例1]
実施形態1に係る制御システム1では、放送データ(放送信号)における字幕データに対して、制御命令として制御データを付加する。しかし、これに限らず、制御システム1は、放送データ(放送信号)におけるEPGデータに対して制御データを付加してもよい。ここで、EPGデータは、各番組に対して1つしか存在しない情報であるため、実施形態1のように、放送の時間経過にあわせて制御データを変更することは難しい。つまり、実施形態1のように字幕データに制御データを付加することによれば、予め放送の内容が確定していないリアルタイム放送にも適するが、本変形例はリアルタイム放送には適さない。一方、EPGデータは番組放送前に送信することが可能であるため、予め放送内容が確定している番組を放送する場合には、予め表示装置20に対して制御データを送信することができるため、家電機器30の制御遅延が発生しにくい。
[変形例2]
また、制御システム1は、映像データとともにデータ放送に用いるデータ(フリンジデータ;付加データ)を放送信号が含む場合には、フリンジデータに対して、制御データを付加してもよい。ここで、データ放送とは、天気情報やニュースなどの情報を放送する番組(映像データ)とは独立して表示装置20に対して送信するものである。本変形例によれば、実施形態1と同様に、制御データを表示装置20に対して常に送信することができ、さらに、字幕データよりも多くのデータ量の制御データを付加するこができる。従って、例えば、家電機器30を対応するメーカごとに制御することや、複数の家電機器30を一度に制御することができる。なお、付加できる制御データのデータ量は少ないが、映像データにおけるブランキング期間に対して制御データを付加することによっても、制御データを表示装置20に対して常に送信することができる。ここで、ブランキング期間とは、あるフレームから次のフレームに移行するまでの間の描画データが伝送されない休止期間である。
[変形例3]
実施形態1では、制御システム1は、一般的な家電機器である照明機器や空気調和機を制御することを例示したが、例えば、視聴者の嗅覚に刺激を与える家電機器に対しても適用できる。具体的には、制御システム1は、図5が示すような、蝶々の形状をした家電機器(アトマイザー)であるフレグランス機器30cを制御してもよい。フレグランス機器30cは、中心部300に匂い(香り)を発生する部位を有する。また、フレグランス機器30cは、左右に羽根部301を有しており、羽根部301を動かすことによって空中を飛ぶことができる。
具体的には、放送装置10は、放送する番組の内容に応じて、飛ばすフレグランス機器30cの種類と当該飛ばす制御を開始する時刻とを制御データとして放送信号に付加して、表示装置20に送信する。表示装置20は、制御データに対応した制御信号をフレグランス機器30cに送信することによって、フレグランス機器30cを制御する。これによれば、羽根部301を動かす動作によって、中心部300から発せられた匂いが拡散して、視聴者に対して、放送する番組の内容に応じた匂いを提供することができる。
<実施形態2>
実施形態1では、制御システム1において表示装置20が、制御信号を生成して、家電機器30に送信することを行っている。これに対して、本実施形態では、制御システム1において表示装置20と放送装置10との間に存在するSTB40(セットトップボックス40)が、制御信号の生成をして、家電機器30に対して送信する。
ここで、本実施形態に係る制御システム1の外観構成は図6が示すようなものであり、図1が示すものと同様であるが、上述のようにSTB40から照明機器30aや空気調和機30bに対して制御信号が送信される点が異なる。なお、放送装置10の内部構成は、図2を用いて説明した実施形態1に係る内部構成と同じであるため、説明は省略する。なお、本実施形態では、表示装置20は、制御信号を生成する機能部などを有さない一般的な表示装置である。
[STBの構成について]
以下にて、本実施形態に係るSTB40の内部構成について図7を用いて説明する。STB40は、制御部401、記憶部402、受信部403、処理部404、抽出部405、送信部406、信号生成部407、通信部408を有する。ここで、STB40における機能部のうち、処理部404、抽出部405、送信部406以外は、実施形態1に係る表示装置20における同名の機能部と同様の処理を行うため説明は省略する。
処理部404は、表示装置20によって表示できる形式の信号に放送信号を変換する処理を行う。この処理は、一般的なSTBによって行われる処理であり、例えば、処理部404は、暗号化された放送信号に対してB−CASカードが有する情報によって暗号解除を行う。
抽出部405は、放送信号から制御データ(制御命令)を抽出する。抽出部405は、抽出した制御データを信号生成部407に出力して、放送信号を送信部406に出力する。なお、抽出部405は、放送信号から抽出した制御データを削除してもよいし、削除しなくてもよい。
送信部406は、表示装置20が画面に表示するための放送信号を表示装置20に対して送信する。ここで、送信部406と表示装置20との通信は、有線であってもよいし、無線であってもよい。
[STBにおける制御信号の送信処理]
本実施形態におけるSTB40が行う制御信号の送信処理のフローでは、図3Bが示すS1101〜S1104の処理と同様の処理が行われる。より詳細には、S1101〜S1104の処理における、「実施形態1に係る表示装置20の各機能部」を同名の「実施形態2に係るSTB40の各機能部」に読み替えることによって実現可能である。つまり、例えば、「制御部201」を「制御部401」と読み替えて、「信号生成部207」を「信号生成部407」と読み替える。
[効果]
以上、実施形態2によれば、放送信号の制御データに応じて、STBが家電機器を制御することができる。従って、制御システムにおいて一般的な表示装置を用いる場合においても、実施形態1と同様の効果を得ることができる。
[変形例4]
実施形態1および実施形態2では、家電機器30に対して制御信号を送信する機器を、表示装置20およびSTB40としたが、それには限定されない。つまり、図3Bが示すフローチャートのS1001〜S1004の処理が実行可能な家電制御装置60(情報処理装置;コンピュータ)であってもよい。つまり、本変形例に係る家電制御装置60は、実施形態1に係る表示装置20のうち、制御部201、記憶部202、受信部203、抽出部204、信号生成部207、通信部208のみを有する。また、制御システム1における外観構成については、家電制御装置60は、図8が示すようにSTB40に接続され、放送装置10からSTB40を介して放送信号が送信される。なお、実施形態1に係る表示装置20および実施形態2に係るSTB40は、家電制御装置60の各機能部と同様の機能部を有している。従って、実施形態1に係る表示装置20および実施形態2に係るSTB40は、本変形例に係る家電制御装置60を有しているということもできる。
これによれば、一般的な表示装置、STBを用いる場合においても制御システムを構成することができ、実施形態1と同様の効果を得ることができる。従って、実施形態1や実施形態2よりも安価に、放送信号に応じて家電機器を制御する制御システムを構成することができる。
以上に説明した本発明の各実施形態や変形例に記載された構成や処理は、互いに任意に組み合わせて利用できる。
20:表示装置、203:受信部、204:抽出部、207:信号生成部、
208:通信部

Claims (20)

  1. 映像データを含む放送データを受信する受信手段と、
    家電機器に対する制御命令を前記放送データから抽出する抽出手段と、
    前記制御命令に基づいて、前記家電機器を制御する制御信号を生成する信号生成手段と、
    前記制御信号を前記家電機器に送信する通信手段と、
    を有することを特徴とする家電制御装置。
  2. 前記制御命令は、前記放送データにおける字幕データに含まれている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の家電制御装置。
  3. 前記制御命令は、前記放送データにおけるEPG(Electronic Program Guide)データに含まれている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の家電制御装置。
  4. 前記制御命令は、前記映像データのブランキング期間に含まれている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の家電制御装置。
  5. 前記通信手段は、前記家電機器の状態を取得し、
    前記信号生成手段は、さらに前記家電機器の状態に基づいて前記制御信号を生成する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の家電制御装置。
  6. 前記通信手段は、センサと接続されており、
    前記信号生成手段は、さらに前記センサから取得する値に基づいて前記制御信号を生成する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の家電制御装置。
  7. 前記家電機器は、空気調和機であり、
    前記制御信号は、前記空気調和機における温度設定値を制御する信号である、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の家電制御装置。
  8. 前記家電機器は、照明機器であり、
    前記制御信号は、前記照明機器における照度を制御する信号である、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の家電制御装置。
  9. 前記映像データに基づいた映像を表示する表示手段と、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の家電制御装置と、
    を有することを特徴とする表示装置。
  10. 映像データを取得する映像取得手段と、
    家電機器に対する制御命令を取得する命令取得手段と、
    前記映像データと前記制御命令とを含む放送データを生成する生成手段と、
    前記放送データを送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする放送装置。
  11. 前記生成手段は、
    字幕データと、
    EPG(Electronic Program Guide)データと、
    前記映像データのブランキング期間と、
    のうち少なくともいずれかに前記制御命令を付加する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の放送装置。
  12. 前記命令取得手段は、前記映像データに基づいて前記制御命令を生成する、
    ことを特徴とする請求項10または請求項11に記載の放送装置。
  13. 前記命令取得手段は、EPG(Electronic Program Guide)データに基づいて前記制御命令を生成する、
    こと特徴とする請求項10または請求項11に記載の放送装置。
  14. 放送装置と家電制御装置とから構成される制御システムであって、
    前記放送装置は、
    映像データを取得する映像取得手段と、
    家電機器に対する制御命令を取得する命令取得手段と、
    前記映像データと前記制御命令とを含む放送データを生成する生成手段と、
    前記放送データを送信する送信手段と、
    を有し、
    前記家電制御装置は、
    前記放送データを受信する受信手段と、
    前記放送データから前記制御命令を抽出する抽出手段と、
    前記制御命令に基づいて、前記家電機器を制御する制御信号を生成する信号生成手段と、
    前記制御信号を前記家電機器に送信する通信手段と、
    を有する、
    ことを特徴とする制御システム。
  15. 映像データを含む放送データを受信する受信工程と、
    家電機器に対する制御命令を前記放送データから抽出する抽出工程と、
    前記制御命令に基づいて、前記家電機器を制御する制御信号を生成する信号生成工程と、
    前記制御信号を前記家電機器に送信する通信工程と、
    を有することを特徴とする家電制御装置の制御方法。
  16. 映像データを取得する映像取得工程と、
    家電機器に対する制御命令を取得する命令取得工程と、
    前記映像データと前記制御命令とを含む放送データを生成する生成工程と、
    前記放送データを送信する送信工程と、
    を有することを特徴とする放送装置の制御方法。
  17. 放送装置と家電制御装置とから構成される制御システムの制御方法であって、
    前記放送装置が、映像データを取得する映像取得工程と、
    前記放送装置が、家電機器に対する制御命令を取得する命令取得工程と、
    前記放送装置が、前記映像データと前記制御命令とを含む放送データを生成する生成工程と、
    前記放送装置が、前記放送データを送信する送信工程と、
    前記家電制御装置が、前記放送データを受信する受信工程と、
    前記家電制御装置が、前記放送データから前記制御命令を抽出する抽出工程と、
    前記家電制御装置が、前記制御命令に基づいて、前記家電機器を制御する制御信号を生成する信号生成工程と、
    前記家電制御装置が、前記制御信号を前記家電機器に送信する通信工程と、
    を有する、
    ことを特徴とする制御システムの制御方法。
  18. コンピュータを、請求項1から8のいずれか1項に記載の家電制御装置の各手段として機能させるプログラム。
  19. コンピュータを、請求項10から13のいずれか1項に記載の放送装置の各手段として機能させるプログラム。
  20. コンピュータを、請求項14に記載の制御システムの各手段として機能させるプログラム。
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