JP2013235316A - 独居者向けの安否確認システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】在宅中の独居者に動きがない無活動経過時間や独居者が外出した時間を計測し、計測した無活動経過時間や外出時間の結果を常にランキングに記録し、在宅中の無活動経過時間や外出時間が、予めそのランキングに基づいて自動設定された通報時間になれば、ランキングと独居者の24時間活動グラフや24時間外出グラフを添えて、通報先に電子メールで通報することを特徴とする安否確認システムであって、この発明により、通報を受けた相手は、各独居者の状況に応じて自動設定された通報時間に、各独居者のランキング情報を参考にして、客観的で詳細な情報を得ることにより、安否を正確に判断できるようになる。
【選択図】図5
Description
さらに従来の安否確認システムは、在宅中、外出中をスイッチで独居者が切り替えるものが多く、スイッチの切り忘れなどで、本当に在宅中か外出中なのかの判断が不明確で、室内で倒れているのか、外出中なのかの判断も困難であった。
以上のような理由で安否確認システムは、広く普及するに至らない現状にあった。
少しでも人間としての尊厳を保った状態で最期を向かえ、且つ、周りの人達に迷惑を掛けないためには、せめて24時間以内に、外部の人達に発見されることが望ましい。
その緊急通報装置もいざという時に手元に緊急通報ボタンがない場合は、役に立たない事例も多い。
その緊急通報装置のセーフティネットの網から漏れた大多数の独居者のために、安価で信頼性の高い安否確認システムの登場が待たれるところであった。
もし、独居者が急病などで動けなくなった場合、活動情報収集手段は人の動きを検知しないので、コントロールパネルには、信号が送信されない状態が続くことになる。
コントロールパネルは、設定された一定時間、活動情報収集手段からの信号を受信しない場合、電話回線などの有線や携帯電話網などの無線で外部の第三者に音声や電子メール、あるいはSIAやコンタクトIDなどの信号で通報していた。
たとえば、6時間動きがなかった場合、異常イベント発生として、外部に通報が入る設定にしたとする。ところが、独居者は、殆ど寝返りも打たない人でよく熟睡する人である場合、例えばその日は午後9時頃、早めに就寝したとすれば、午前3時頃に異常イベントとして発報するのである。電話回線から音声自動通話で「○○宅、人の動きなし」などの通報を受けた人は、夜中に電話で飛び起こされる。
さらに通報を受けた人は、夜中でもあるし、電話で独居者の安否を確認するのも躊躇し、判断に迷うこともある。しかし、よく寝返りを打つ人は、そのような状況には至らず、通報も入らない。
しかし、寝返りをよく打つ人も打たない人も、どちらの場合もよく就寝中かもしれないのである。
このようにコントロールパネルに設定する通報時間は、個人差を考慮して設定しなければならない。
この問題を解決するには、各々の独居者に応じて、動きのない時間を何時間にするかを考慮して、予め通報時間を設定しておかなければならないが、初期設定段階では、非常に難しい問題である。
もし、独居者が外出中の場合、開閉動作検知手段は扉の開閉を検知しないので、コントロールパネルには、信号が送信されない状態が続くことになる。
コントロールパネルは、設定された一定時間、開閉動作検知手段からの信号を受信しない場合、電話回線などの有線や携帯電話網などの無線で外部の第三者に音声や電子メール、あるいはSIAやコンタクトIDなどの信号で通報していた。
たとえば、外出時間が18時間経過したら異常イベント発生として、外部に通報する設定にしたとする。ところが、独居者は、珍しく、一泊の旅行中であるかもしれない。例えば、その日は午前8時頃、外出して一泊旅行に出かけたとすれば、翌日の午前2時頃に異常イベントとして発報するのである。電話回線から音声自動通話で「○○様、外出中、帰宅なし」などの通報を受けた人は、夜中に電話で飛び起こされる。
さらに通報を受けた人は、夜中でもあるし、電話で心当たりの人に安否を確認するのも躊躇し、判断に迷うことにもなる。
しかし、外泊など一人で絶対に出来ない人であれば、交通事故にあって、入院中かもしれないのである。
このようにコントロールパネルに設定する通報時間は、個人差が大きいのが問題である。
ところが、安否確認システムは、在宅中と外出中を明確に識別しなければ、正確な安否情報を外部に通報できない。例えば、在宅中、独居者が急病などで動けなくなった場合、活動情報収集手段は人の動きを検知しない。その間、コントロールパネルは、信号が送信されない状態が続くことになるので、人の動きがないと判断することになる。ところが、独居者が、その間に外出しても、同じ状態が続くことになる。つまり、外部で通報を受ける者は、独居者が、家で倒れているのか、外出中なのかを明確に判断できないことになる。この問題を解決するには、在宅モードと外出モードを正確に自動的に切り替える機能が安否確認システムに備われば、解決することになる。
この問題も、在宅モードと外出モードを正確に切り替える機能が安否確認システムに備われば、解決することになる。
ところが、従来の安否確認システムは、独居者自身が、外出モードと在宅モードを切り替えるスイッチを操作するのが主流で、独居者が、スイッチ操作を忘れたら、誤報が外部に通報される場合もあった。
この問題を解決するには、在宅モードと外出モードを正確に自動的に切り替える機能が安否確認システムに備われば、解決することになる。
活動情報収集手段K18が、独居者が室内で動いたことを検知した場合や独居者が窓などを開閉した場合、イベント信号P1をコントロールパネルZ34に送信する。
コントロールパネルZ34は、活動情報収集手段K18からの上記イベント信号P1を受信した時に、外出モードであれば、在宅モードに変更し、既に在宅モードであれば、在宅モードを継続して、コントロールパネルZ34に内蔵したストップウォッチSWをリセットして、独居者の無活動経過時間の計測を開始する。
活動情報収集手段K18は、独居者の無活動経過時間を計測中、人の動きを検知した場合、イベント信号P2をコントロールパネルZ34に送信する。
コントロールパネルZ34は、独居者の無活動経過時間を計測中、活動情報収集手段K18から上記イベント信号P2を受信したときに、在宅モードを継続して、ストップウォッチSWを停止し、リセットの上、独居者の無活動経過時間の再計測を開始すると共に、イベント信号P1を受信した日時と計測した無活動経過時間の記録を記録素子に計測結果の長い時間から短い時間に降順に整列したランキング(以下、ランキングという。)に登録する。
最近のデジタルストップウォッチは、千分の一秒まで計測ができ、同タイムになることはまず考えられないので、計測時間の長い順にランキングとして登録が可能である。
また、上記イベントは、短い時間間隔でも繰り返されるので、ランキングの登録数は、無限に増加していくが、記録素子の容量に応じて、計測日時の古いものは、切り捨てても問題はない。
開閉動作検知手段T48は、独居者の無活動経過時間の計測中、玄関扉あるいは裏口扉の開閉動作を検知した場合、イベント信号M1をコントロールパネルZ34に送信する。
コントロールパネルZ34は、独居者の無活動経過時間の計測中、開閉動作検知手段からイベント信号M1を受信したときに、在宅モードから外出モードに変更し、ストップウォッチSWを停止し、リセットの上、外出時間の計測を開始すると共に、コントロールパネルZ34がイベント信号P1を受信してストップウォッチSWが計測を開始した日時と計測した無活動経過時間の記録を記録素子のランキングに登録するのである。
この機能により、独居者が、独居者の無活動経過時間の計測中、外出した場合でも、在宅モードから外出モードに自動的に切り替わっているため、独居者の室内での無活動経過時間の計測が、永遠に続くことを防止できる。
通報を受けた人は、独居者が、設定された時間の間、動きがない情報と共に、過去の無活動経過時間のランキングと各ランキングに対応した計測開始の日時が表示されているので、独居者が就寝中なのか、それとも室内で倒れているかなどの不測の事態の判断がつきやすくなるのである。
コントロールパネルZ34は、開閉動作検知手段T48からイベント信号M2を受信したときに、在宅モードであれば、外出モードに変更し、既に外出モードであれば、外出モードを継続し、ストップウォッチSWをリセットして、外出時間の計測を開始する。
開閉動作検知手段T48は、外出時間の計測中、玄関扉あるいは裏口扉の開閉動作を検知した場合、イベント信号M3をコントロールパネルZ34に送信する。
コントロールパネルZ34は、外出時間の計測中、開閉動作検知手段T48からイベント信号M3を受信したときに、外出モードのまま、ストップウォッチを停止し、リセットの上、外出時間の再計測を開始すると共に、記録素子にストップウォッチSWが計測を開始した日時、つまり、独居者が外出した日時と外出時間の計測結果をランキングに登録する。
活動情報収集手段K18は、外出時間の計測中、人の動きを検知した場合、イベント信号P3をコントロールパネルZ34に送信する。
コントロールパネルZ34は、外出時間の計測中、活動情報収集手段K18から上記イベント信号P3を受信したときに、外出モードから在宅モードに切り替えて、ストップウォッチSWを停止し、リセットの上、独居者の無活動経過時間の計測を開始すると共に、コントロールパネルZ34がイベント信号M2を受信してストップウォッチSWが計測を開始した日時、つまり、独居者が外出した日時と外出時間の計測結果を記録素子のランキングに登録する。
通報を受けた人は、独居者が、設定された時間の間、外出中である情報と共に、外出時間のランキングと各ランキングに対応した外出した日時が表示されているので、独居者がいつもの外出中なのか、それとも交通事故などの不測の事態の判断がつきやすくなるのである。
その平均時間に基づいて、その平均時間の分単位以下を切り捨て、あるいは切り上げて、時間単位の通報時間として自動設定するのである。もしくは、算出された平均時間をそのまま、通報時間として自動設定するのである。分単位の切り捨て、切り上げ、あるいはそのままかは、予め設定できるようにすればよい。
そして、無活動経過時間が、自動設定された通報時間に達した時に、記録素子に記録された無活動経過時間のランキングと各ランキングに対応した計測開始の日時と共に、外部に通報するのである。(図15参照)
この発明により、初期設定で難しかった通報時間の設定を自動設定できるようになり、各々の独居者に応じた通報時間の設定が自動化されるのである。
この機能は、初期段階において、経過時間の短い通報が頻繁に繰り返されるため、ある一定の経過時間を過ぎるまでは、通報が無効になるような機能を設ける必要がある。
更に平均時間を算出するランキングの上位n位までの記録が更新された時のみ、平均値の再計算をするようにすれば、頻繁に更新されるランキングが更新される度に、再計算する必要がなくなる。
例えば、上記算出された平均時間の分単位以下を切り上げ、時間単位の通報時間に自動設定された場合は、その自動設定された通報時間に達した時に、記録素子に記録された外出時間のランキングと各ランキングに対応した計測開始の日時と共に、外部に通報される。(図16参照)
今まで外出中の独居者を各独居者に応じて見守るシステムが、皆無であったのが、この発明により、各々の独居者に配慮した見守りが可能となるのである。
さらに、通報を受けた者は、その後、活動情報収集手段が人の動きを検知するか、開閉動作検知手段が扉の開閉を検知して安否メールが送信されるまでの間は、無活動状態が継続していることも把握できる効果がある。
さらに、通報を受けた者は、その後、開閉動作検知手段が扉の開閉を検知するか、活動情報収集手段が人の動きを検知して安否メールが送信されるまでの間は、外出が継続していることも把握できる効果がある。
コントロールパネルが、在宅モードで無活動経過時間を計測中、
活動情報収集手段は、人の動きを検知してイベント信号をコントロールパネルに送信する。
コントロールパネルは、活動情報収集手段からのイベント信号を受信すれば、在宅モードのまま、ストップウォッチを停止し、リセットして、無活動経過時間の計測を再開始し、
無活動経過時間の計測結果とその計測を開始した日時をランキングに登録して、在宅モードで無活動経過時間の計測を続行するのである。(図1参照)
あるいは、コントロールパネルが、在宅モードで無活動経過時間を計測中、
開閉動作検知手段は、扉の開閉を検知してイベント信号をコントロールパネルに送信する。
コントロールパネルは、開閉動作検知手段からのイベント信号を受信すれば、在宅モードから外出モードに変更して、ストップウォッチを停止し、リセットして、外出時間の計測を開始し、
無活動経過時間の計測結果とその計測を開始した日時をランキングに登録して、外出モードで外出時間の計測を続行するのである。(図1→図2参照)
開閉動作検知手段は、扉の開閉を検知してイベント信号をコントロールパネルに送信する。
コントロールパネルは、開閉動作検知手段からのイベント信号を受信すれば、外出モードを継続して、ストップウォッチを停止し、リセットして、外出時間の計測を開始し、
外出時間の計測結果とその計測を開始した日時をランキングに登録して、外出モードで外出時間の計測を続行するのである。(図2参照)
あるいは、コントロールパネルが、外出モードで外出時間を計測中、
活動情報収集手段は、人の動きを検知してイベント信号をコントロールパネルに送信する。
コントロールパネルは、活動情報収集手段からのイベント信号を受信すれば、外出モードから在宅モードに変更して、ストップウォッチを停止し、リセットして、無活動経過時間の計測を開始し、
外出時間の計測結果とその計測を開始した日時をランキングに登録して、在宅モードで無活動経過時間の計測を続行するのである。(図2→図1参照)
無活動経過時間が予め設定した通報時間あるいは自動設定された通報時間に到達した時、
コントロールパネルは、無活動経過時間のランキングと各ランキングに対応した計測開始の日時と24時間活動グラフと共に、無活動経過時間が設定した通報時間に到達したことを外部に通報し、(図5、図7参照。図5と図7は、パーソナルコンピュータやスマートフォンなどの場合、スクロールなどで表示されれば便利である。)
外部に上記通報後、
活動情報収集手段は、人の動きを検知してイベント信号をコントロールパネルに送信する。
コントロールパネルは、活動情報収集手段からのイベント信号を受信すれば、在宅モードのまま、ストップウォッチを停止し、リセットして、無活動経過時間の計測を再開始し、
無活動経過時間の計測結果とその計測を開始した日時をランキングに登録し、
人の動きを検知した安心情報を外部に報告する。(図6照)
コントロールパネルは、在宅モードで無活動経過時間の計測を続行する。(図3→図1参照)
あるいは、外部に上記通報後、
開閉動作検知手段は、扉の開閉を検知してイベント信号をコントロールパネルに送信する。
コントロールパネルは、開閉動作検知手段からのイベント信号を受信すれば、在宅モードから外出モードに変更して、ストップウォッチを停止し、リセットして、外出時間の計測を開始し、
無活動経過時間の計測結果とその計測を開始した日時をランキングに登録し、
人の動きを検知した安心情報を外部に報告する。(図6参照)
コントロールパネルは、外出モードで外出時間の計測を続行する。(図3→図2参照)
外出時間が予め設定した通報時間あるいは自動設定された通報時間に到達した時、
コントロールパネルは、外出時間のランキングと各ランキングに対応した計測開始の日時と24時間外出グラフと共に、外出時間が設定した通報時間に到達したことを外部に通報し、(図10、図12参照)
外部に上記通報後、
活動情報収集手段は、人の動きを検知してイベント信号をコントロールパネルに送信する。
コントロールパネルは、活動情報収集手段からのイベント信号を受信すれば、外出モードから在宅モードに変更して、ストップウォッチを停止し、リセットして、無活動経過時間の計測を開始し、
外出時間の計測結果とその計測を開始した日時をランキングに登録し、
無事帰宅した安心情報を外部に報告する。(図11参照)
コントロールパネルは、在宅モードで無活動経過時間の計測を続行する。(図4→図1参照)
あるいは、外部に上記通報後、
開閉動作検知手段は、扉の開閉を検知してイベント信号をコントロールパネルに送信する。
コントロールパネルは、開閉動作検知手段からのイベント信号を受信すれば、外出モードを継続して、ストップウォッチを停止し、リセットして、外出時間の計測を開始し、
外出時間の計測結果とその計測を開始した日時をランキングに登録し、
無事帰宅した安心情報を外部に報告する。(図11参照)
コントロールパネルは、外出モードで外出時間の計測を続行する。(図4→図2参照)
具体的には、コントロールパネルは、記録素子に各ランキングに対応した計測開始の日時のデータが記録されている。その計測開始の日時とは、活動情報収集手段からイベント信号を受信した日時であり、人の動きを検知した日時である。各ランキングに対応した計測開始の日時のデータを基に、縦軸に活動情報収集手段K18からのイベント信号を受信した一定の集計期間の活動回数を、横軸に24時間における活動情報収集手段からのイベント信号を受信した時間をn分単位の時間軸で示したグラフに変換する。例えば、コントロールパネルは、活動情報収集手段から2012年5月3日20時30分21秒532にイベント信号を受信したとすれば、10分単位の時間軸の場合、20時30分00秒000から20時39分59秒999の間の時間軸に活動回数が1回となる。(図8参照)さらに2012年5月3日20時33分51秒289にイベント信号を受信したとすれば、20時30分00秒000から20時39分59秒999の間の時間軸に活動回数が1回増えて2回となる。(図9参照)このように0時00分00秒000から23時59分59秒999まで一日単位の独居者の24時間活動グラフとする。仮に集計期間が平成24年4月1日から平成24年4月30日までとした場合、上記(0017)通報時に、外部に電子メールなどで図7のように通報される。通報先は、この機能により、日常の独居者の活動をビジュアルに確認できるので、より信頼性の高い安否情報を正確に判断できるようになる。
具体的には、コントロールパネルは、記録素子に記録された外出時間のランキングと各ランキングに対応した計測開始のデータを基に、縦軸に一定の集計期間の外出回数を、横軸に24時間における外出した時間帯をn分単位の時間軸で示したグラフに変換する。
例えば、コントロールパネルは、開閉検知情報収集手段から2012年5月4日13時52分18秒598にイベント信号を受信して外出し、2012年5月4日18時48分11秒289にイベント信号を受信して、帰宅したとすれば、10分単位の時間軸の場合、13時50分00秒000から18時49分59秒999の間の時間軸に外出回数がすべて1回となる。(図13参照)さらにコントロールパネルは、開閉検知情報収集手段から2012年5月5日10時02分11秒268にイベント信号を受信して外出し、2012年5月5日21時01分01秒112にイベント信号を受信して、帰宅したとすれば、10分単位の時間軸の場合、10時00分00秒000から21時09分59秒999の間の時間軸に外出回数がすべて1回追加となり、13時50分00秒000から18時49分59秒999の間の時間軸に外出回数は、合計2回となる。(図14参照)このように0時00分00秒000から23時59分59秒999までを独居者の24時間外出グラフとして、前記(0021)通報時に、外部に電子メールなどで通報する。(図12参照)通報先は、この機能により、日常の独居者の外出記録をビジュアルに確認できるので、より信頼性の高い安否情報を正確に判断できるようになる。
コントロールパネルは、記録素子に無活動経過時間のランキングと各ランキングに対応した対応した計測開始の日時が記録されており、例えば、そのランキングの1位から5位までの平均時間を算出するものとする。(図15参照)
図15では、平均時間は、6時間1分8秒517となり、分単位以下の部分、つまり、1分8秒517を切り捨て、6時間として、この6時間が通報時間となるのである。
このように、無活動の計測開始後、6時間後に通報が入るように自動設定されたのである。
コントロールパネルは、記録素子に外出時間のランキングと各ランキングに対応した対応した計測開始の日時が記録されており、例えば、そのランキングの1位から5位までの平均時間を算出するものとする。(図16参照)
図16では、平均時間は、10時間51分14秒530となり、分単位以下の部分、つまり、51分14秒530を切り上げて、11時間として、この11時間が通報時間となるのである。
このように、外出して11時間後に通報が入るように自動設定されたのである。
活動情報収集手段として、居間の部屋のコーナーに人の動きを検知する受動赤外線検知器P100を設置する。
開閉動作検知手段として、玄関扉に扉の開閉動作を検知する磁気近接スイッチ付き検知器M312を設置する。
コントロールパネルZ34を居間の電話機の側に設置する。
基本的には、これで安否確認システムの設置が完了したことになる。
もし、部屋の数が増えれば、受動赤外線検知器P100の数を増やせば、対応できる。さらに裏口があれば、裏口扉に磁気近接スイッチ付き検知器M312を設置すればよいことになる。
本発明は、コントロールパネルに新たなアルゴリズムを追加させただけのものである。
したがって利用可能性は、極めて高いといえる。
Claims (8)
- 室内に設置した活動情報収集手段と、玄関扉あるいは裏口扉の開閉部に設置した開閉動作検知手段と、ストップウォッチを内蔵したコントロールパネルとを有する安否確認システムにおいて、
上記活動情報収集手段は、人の動きを検知した場合、イベント信号を上記コントロールパネルに送信し、
上記コントロールパネルは、上記活動情報収集手段から上記イベント信号を受信したときに、外出モードであれば、在宅モードに変更し、既に在宅モードであれば、在宅モードのまま、上記ストップウォッチをリセットして、無活動経過時間の計測を開始し、
上記活動情報収集手段は、上記無活動経過時間の計測中、人の動きを検知した場合、イベント信号を上記コントロールパネルに送信し、
上記コントロールパネルは、上記無活動経過時間の計測中、上記活動情報収集手段から上記イベント信号を受信したときに、在宅モードのまま、上記ストップウォッチを停止し、リセットの上、再計測を開始すると共に、記録素子に上記ストップウォッチが上記無活動経過時間の計測を開始した日時と、上記無活動経過時間の計測を開始した日時から上記無活動経過時間の計測中、上記活動情報収集手段から上記イベント信号を受信した日時までの経過時間の計測結果をランキングに登録し、
上記開閉動作検知手段は、上記無活動経過時間の計測中、玄関扉あるいは裏口扉の開閉動作を検知した場合、イベント信号を上記コントロールパネルに送信し、
上記コントロールパネルは、上記無活動経過時間の計測中、上記開閉動作検知手段から上記イベント信号を受信したときに、外出モードに変更し、上記ストップウォッチを停止し、リセットの上、外出時間の計測を開始すると共に、記録素子に上記ストップウォッチが上記無活動経過時間の計測を開始した日時と、上記無活動経過時間の計測を開始した日時から上記無活動経過時間の計測中、上記開閉動作検知手段から上記イベント信号を受信した日時までの経過時間の計測結果をランキングに登録することを特徴とする安否確認システム。 - 請求項1記載の安否確認システムであって、
前期コントロールパネルは、請求項1記載の無活動経過時間の計測中、無活動経過時間が、予め設定した通報時間に達した時、記録素子に記録された無活動経過時間のランキングと各ランキングに対応した計測開始の日時と共に、外部に通報をし、
前記活動情報収集手段は、上記通報後、人の動きを検知した場合、イベント信号を前記コントロールパネルに送信し、
前記コントロールパネルは、上記通報後、前記活動情報収集手段から上記イベント信号を受信したときに、在宅モードのまま、前記ストップウォッチを停止し、リセットの上、再計測を開始すると共に、記録素子に前記ストップウォッチが請求項1記載の無活動経過時間の計測を開始した日時と、請求項1記載の無活動経過時間の計測を開始した日時から上記通報後、前記活動情報収集手段から上記イベント信号を受信した日時までの経過時間の計測結果をランキングに登録すると同時に、人の動きを検知した安心情報を外部に報告し、
前記開閉動作検知手段は、上記通報後、玄関扉あるいは裏口扉の開閉動作を検知した場合、イベント信号を前記コントロールパネルに送信し、
前記コントロールパネルは、上記通報後、前記開閉動作検知手段から上記イベント信号を受信したときに、外出モードに変更し、前記ストップウォッチを停止し、リセットの上、外出時間の計測を開始すると共に、記録素子に前記ストップウォッチが請求項1記載の無活動経過時間の計測を開始した日時と、請求項1記載の無活動経過時間の計測を開始した日時から上記通報後、前記開閉動作検知手段から上記イベント信号を受信した日時までの経過時間の計測結果をランキングに登録すると同時に、人の動きを検知した安心情報を外部に報告することを特徴とする安否確認システム。 - 請求項1記載の安否確認システムであって、
前期コントロールパネルは、請求項2記載の外部に通報時に、記録素子に記録された無活動経過時間の各ランキングに対応した計測開始の日時のデータを一定の集計期間に限定し、その限定したデータを基に、縦軸に無活動経過時間の計測開始の回数を、横軸に24時間における無活動経過時間の各ランキングに対応した計測開始の時間をn分単位の時間軸に示したグラフとして、外部に通報することを特徴とする安否確認システム。 - 請求項1記載の安否確認システムであって、
前記開閉動作検知手段は、玄関扉あるいは裏口扉の開閉動作を検知した場合、イベント信号を前記コントロールパネルに送信し、
前記コントロールパネルは、前記開閉動作検知手段から上記イベント信号を受信したときに、在宅モードであれば、外出モードに変更し、既に外出モードであれば、外出モードのまま、前記ストップウォッチをリセットして、外出時間の計測を開始し、
前記開閉動作検知手段は、上記外出時間の計測中、玄関扉あるいは裏口扉の開閉動作を検知した場合、イベント信号を前記コントロールパネルに送信し、
前記コントロールパネルは、上記外出時間の計測中、前記開閉動作検知手段から上記イベント信号を受信したときに、外出モードのまま、前記ストップウォッチを停止し、リセットの上、再計測を開始すると共に、記録素子に前記ストップウォッチが上記外出時間の計測を開始した日時と、上記外出時間の計測を開始した日時から上記外出時間の計測中、前記開閉動作検知手段から上記イベント信号を受信した日時までの外出時間の計測結果をランキングに登録し、
前記活動情報収集手段は、上記外出時間の計測中、人の動きを検知した場合、イベント信号を前記コントロールパネルに送信し、
前記コントロールパネルは、外出時間の計測中、前記活動情報収集手段から上記イベント信号を受信したときに、在宅モードに変更し、前記ストップウォッチを停止し、リセットの上、無活動経過時間の計測を開始すると共に、記録素子に前記ストップウォッチが上記外出時間の計測を開始した日時と、上記外出時間の計測を開始した日時から上記外出時間の計測中、前記活動情報収集手段から上記イベント信号を受信した日時までの外出時間の計測結果をランキングに登録することを特徴とする安否確認システム。 - 請求項1記載の安否確認システムであって、
前期コントロールパネルは、請求項4記載の外出時間の計測中、外出時間が、予め設定した通報時間に達した時、記録素子に記録された外出時間のランキングと各ランキングに対応した計測開始の日時と共に、外部に通報をし、
前記開閉動作検知手段は、上記通報後、玄関扉あるいは裏口扉の開閉動作を検知した場合、イベント信号を前記コントロールパネルに送信し、
前記コントロールパネルは、上記通報後、前記開閉動作検知手段から上記イベント信号を受信したときに、外出モードのまま、前記ストップウォッチを停止し、リセットの上、再計測を開始すると共に、記録素子に前記ストップウォッチが請求項4記載の外出時間の計測を開始した日時と、請求項4記載の外出時間の計測を開始した日時から上記通報後、前記開閉動作検知手段から上記イベント信号を受信した日時までの外出時間の計測結果をランキングに登録すると同時に、無事帰宅した安心情報を外部に報告し、
前記活動情報収集手段は、上記通報後、人の動きを検知した場合、イベント信号を前記コントロールパネルに送信し、
前記コントロールパネルは、上記通報後、前記活動情報収集手段から上記イベント信号を受信したときに、在宅モードに変更し、前記ストップウォッチを停止し、リセットの上、無活動経過時間の計測を開始すると共に、記録素子に前記ストップウォッチが請求項4記載の外出時間の計測を開始した日時と、請求項4記載の外出時間の計測を開始した日時から上記通報後、前記活動情報収集手段から上記イベント信号を受信した日時までの外出時間の計測結果をランキングに登録すると同時に、無事帰宅した安心情報を外部に報告することを特徴とする安否確認システム。 - 請求項1記載の安否確認システムであって、
前期コントロールパネルは、請求項5記載の外部に通報時に、記録素子に記録された外出時間のランキングと各ランキングに対応した計測開始の日時のデータを一定の集計期間に限定し、その限定したデータを基に、縦軸に外出回数を、横軸に24時間における外出した時間をn分単位の時間軸に示したグラフとして、外部に通報することを特徴とする安否確認システム。 - 請求項1記載の安否確認システムであって、
前記コントロールパネルは、記録素子にある無活動経過時間のランキングの上位n位までの平均時間を算出し、その平均時間に基づいて、通報時間を自動設定し、無活動経過時間が、自動設定された上記通報時間に達した時に、記録素子に記録された無活動経過時間のランキングと各ランキングに対応した計測開始の日時と共に、外部に通報することを特徴とする安否確認システム。 - 請求項1記載の安否確認システムであって、
前記コントロールパネルは、記録素子にある外出時間のランキングの上位n位までの平均時間を算出し、その平均時間に基づいて、通報時間を自動設定し、外出時間が、自動設定された上記通報時間に達した時に、記録素子に記録された外出時間のランキングと各ランキングに対応した計測開始の日時と共に、外部に通報することを特徴とする安否確認システム。
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