JP2013233020A - 車両用給電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の所有者がその車両から離れていても、他人による給電システムの操作を防止しつつ、車両の全ての開閉部がロックされた状態で車外機器に電力を供給することができる車両用給電システムを提供する。
【解決手段】本発明は、バッテリから供給される直流電流を交流電流に変換するインバータ26と、インバータにより変換された交流電流の車両外への供給を制御するコントロールボックス28と、インバータ26から出力された交流電流を出力するコンセント28cと、コンセント28cに車外機器を接続するための接続ケーブル34と、ジャッキ収納部の荷室フロア部分22aに開口して、車両の全ての開閉部がロックされた状態において車両内外を連通する、接続ケーブルを通すための連通孔36とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用給電システムに係わり、より詳細には、電力供給設備等の外部設備を介することなく、車両のバッテリから家電製品等の車外機器に電力を直接供給可能な車両用給電システムに関する。
従来より、電気自動車やハイブリッド自動車等、バッテリから電気モータに電力を供給し、この電気モータにより車輪を駆動する車両が知られている。
近年、これらの電気自動車やハイブリッド自動車に搭載された、バッテリから車両外に電力を供給するための車両用給電システムも提案されている。例えば、接続装置を介して車両と住宅内の電力線との間において電力を授受可能なように構成された電力システムが知られている(特許文献1)。
また、自然災害などによる停電時に、駐車スペースに設置された電力供給設備を介して電気自動車のバッテリから外部系統設備に電力を供給するものも知られている(特許文献2)。
特開2008−054439号公報 特開2007−252117号公報
車両のバッテリから電力供給設備等の外部設備を介して車両外へ給電する場合、給電を行う場所が限定されてしまう。外部設備を介さずに任意の場所で、車両のバッテリから家電製品を含む車外機器に電力を直接供給するためには、バッテリから供給される直流電流を商用電源電圧(例えば100V)の交流電流に変換するインバータや、インバータにより変換された交流電流を、コンセントを介して出力するコントロールボックス等の電装品を車両に搭載する必要がある。
また、車両用給電システムから車外機器に電力を供給している間に、車両の所有者が車両から離れる場合がある。その場合に、他人によって給電システムの電装品が勝手に操作されることは好ましくない。これに対し、車両のドア、ハッチバック及びトランクを含む全ての開閉部がロックされていれば、所有者が車両から離れている間に、他人が車両内の給電システムを操作することを防止できる。しかし、車両の全ての開閉部がロックされた状態では、車両内から車外機器へ電力を導くことが困難となる。また、車両の窓を少し開けて窓の隙間からケーブルを通すことも、その窓の隙間から車内に雨や粉塵が侵入するため好ましくない。
そこで、本発明は、車両の所有者がその車両から離れていても、他人による給電システムの操作を防止しつつ、車両の全ての開閉部がロックされた状態で車外機器に電力を供給することができる車両用給電システムを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、本発明の車両用給電システムは、車輪を駆動する電気モータと、上記電気モータに電力を供給するバッテリと、を有する車両に搭載され、上記バッテリから車両外に電力を供給するための車両用給電システムであって、上記バッテリから供給される直流電流を交流電流に変換するインバータと、上記インバータにより変換された交流電流の車両外への供給を制御する制御装置と、上記インバータから出力された交流電流を出力する給電端子と、上記給電端子に車外機器を接続するための接続手段と、上記車両に開口して、上記車両の全ての開閉部がロックされた状態において車両内外を連通する、上記接続手段を通すための連通孔と、を備えることを特徴としている。
このように構成された本発明の車両用給電システムによれば、車両に開口して、車両の全ての開閉部がロックされた状態において車両内外を連通する連通孔を設けている。
車両の全ての開閉部がロックされた状態であっても、この連通孔に接続手段を通すことによって、車外機器に電力を供給することができる。これにより、車両の所有者がその車両から離れていても、他人による給電システムの操作を防止しつつ、車両の全ての開閉部がロックされた状態で車外機器に電力を供給することができる。
また、本発明において好ましくは、上記給電端子は、上記車両の全ての開閉部がロックされた状態において車両外から接触できない車両内に配置される。
このように、給電端子を車両内に配置すれば、車両の全ての開閉部をロックすることによって、給電端子に接続した接続手段が他人によって勝手に外されることが防止される。具体的には、車両側の給電端子としてのコンセントに差し込まれている接続手段としての接続ケーブルが引き抜かれたり、更にそのコンセントに別の接続ケーブルが勝手に差し込まれたりすることが防止される。
また、本発明において好ましくは、上記連通孔は、上記車両の荷室の内装壁の外側空間に面した荷室フロア部分に開口している。
このように、荷室の内装壁(トリム)の外側のフロア部分に連通孔を開口すれば、荷室のフロアに敷かれている敷物を移動させることなく、連通孔を使用することができる。なお、荷室は、セダンタイプの車両の後部トランクのように、客室と荷室との間が仕切られているものであってもよいし、ハッチバックタイプの車両の後部カーゴスペースのように、客室と荷室との間が仕切られていないものであってもよい。
また、本発明において好ましくは、上記外側空間は、荷室の側部に設けられたジャッキ収納スペースである。
車両の設計にあたっては、緻密な計算の下、各構成部材の寸法形状及び配置が決定される。このため、車両内には、基本的に無駄な空間は存在しない。この点、ジャッキ収納スペースのフロア部分に連通孔を開口すれば、車両内に新たな空間を作り出す必要がなく、車両設計を大きく変更する必要がない。
また、ジャッキ収納スペースを構成するトリム部分には、通常、取り外し可能なジャッキリッドが設けられている。このジャッキリッドを取り外すことによって、連通孔を容易に利用することができる。
また、本発明において好ましくは、上記連通孔は、車体外板の開口部であり、上記給電端子は、上記開口部に車両外部に向けて配置される。
これにより、車外から給電端子に接続手段を容易に接続することができる。例えば、従来の内燃機関を有する車両において給油口が配設されていた位置に給電端子を設けてもよい。また、給電端子は、バッテリを充電するための充電端子と並べて配置してもよい。
また、本発明において好ましくは、上記連通孔は、上記車両用の給電システムの非使用時に、蓋部材によって塞がれている。
このように、車両用給電システムの非使用時に連通孔を蓋部材によって塞げば、水分や粉塵の連通孔から車室内への侵入が防止されるとともに、連通孔を通じて車室内に侵入する騒音が低減される。
また、本発明において好ましくは、上記接続手段は、上記車両用給電システムの非使用時に、上記荷室に収納されている。
このように、ケーブル等の接続手段の置き場所を確保することができる。特に、給電端子及び連通孔が荷室付近に設けられている場合、給電端子及び連通孔の近くにケーブルが収納されているのが便利である。
また、本発明において好ましくは、上記接続手段は、商業電源用の規格の接続ケーブルであり、上記給電端子は、商業電源用の規格のコンセントである。
これにより、工業規格に則った市販の接続ケーブルを用いて車外機器へ給電することができる。
本発明の車両用給電システムによれば、車両の所有者がその車両から離れていても、他人による給電システムの操作を防止しつつ、車両の全ての開閉部がロックされた状態で車外機器に電力を供給することができる。
本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両の全体構造を示す概略平面図である。 本発明の実施形態による車両用給電システムのブロック図である。 本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両の荷室フロアを示す平面図である。 車両の荷室の側面のジャッキ収納スペースの斜視図である。 荷室に収納される接続ケーブルの概略図である。 車両外部に面した給電コンセントの概略図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の駐車支援装置の実施形態を説明する。
まず、図1により、本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両について説明する。図1は、本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両の全体構造を示す概略平面図である。
図1に示すように、本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両1は、動力源としてモータユニットを搭載する電気自動車である。車両1の車体前部(車室の前方)にあるモータルーム2には、駆動輪4(図1の例では左右の前輪)を駆動するモータユニット6が搭載されている。更に、モータ用インバータ8、ジャンクションボックス10、及び、バッテリチャージャ12が、モータルーム2に配置されている。
また、車体の中央部から後部にかけて、車室フロアの下方に、平面視がほぼT字状となるように形成されたバッテリ搭載フレーム14が設けられている。モータに電力を供給するバッテリ16は、このバッテリ搭載フレーム14上に搭載される。
また、車体の後部左側面には、充電レセプタクル18が設けられている。この充電レセプタクル18は、充電ケーブル20を介してバッテリチャージャ12に接続されている。充電ケーブル20は、車室フロアの下面側において、バッテリ16に沿って配索される。
更に、車両1の車体後部(車室の後方)に、荷室フロア22が設けられている(図1において一部を図示する)。この荷室フロア22の上面側に、凹部24が形成されている。この凹部24の中に、バッテリ16から供給される直流電流を商用電源電圧(例えば100V)の交流電流に変換するインバータ26と、インバータ26により変換された交流電流の車両外への供給を制御する制御装置であるコントロールボックス28とが配置される。インバータ26とジャンクションボックス10とを接続する電力ケーブル30は、充電ケーブル20と共に、車室フロアの下面側において、バッテリ16に沿って配索される。
次に、図2により、本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両の電気的構成を説明する。図2は、本発明の実施形態による車両用給電システムのブロック図である。車両用給電システムを含む、車両1に搭載された各種システムは、車両制御モジュール(VCM:Vehicle Control Module)(図示せず)によって制御される。
図2に示すように、ジャンクションボックス10は、バッテリ16、モータ用インバータ10、及びインバータ26に接続され、バッテリ16からモータ用インバータ10及びインバータ26への直流電流の供給を切替える。
モータ用インバータ8は、ジャンクションボックス10を介してバッテリ16から供給される直流電流を交流電流に変換し、モータユニット6に供給する。このモータユニット6により発生される駆動力は、トランスアクスル等の動力伝達機構を介して駆動輪4に伝達される。
バッテリチャージャ12は、充電レセプタクル18から充電ケーブル20を介して供給された電力により、バッテリ16を充電する。即ち、充電スタンド等の外部電源から引き出された充電コードの先端に設けられた充電プラグを、充電レセプタクル18に接続することにより、充電ケーブル20及びバッテリチャージャ12を介してバッテリ16が充電される。
インバータ26は、電力ケーブル30を介してジャンクションボックス10に接続されている。このインバータ26は、バッテリ16からジャンクションボックス10及び電力ケーブル30を介して供給される直流電流を、商用電源電圧(例えば100V)の交流電流に変換し、出力ケーブル32を介してコントロールボックス28に出力する。
コントロールボックス28は、出力ケーブル32を介してインバータ26に接続されており、インバータ26により変換された交流電流の車両外への供給を制御する。
ここで、図3及び図4を参照して、インバータ26から車外機器への電力供給経路について更に詳細に説明する。図3は、本発明の実施形態による車両用給電システムを搭載する車両の荷室フロアを示す平面図である。図4は、車両の荷室の側面のジャッキ収納スペースの斜視図であり。
図3は、荷室フロア22の凹部24に配置されたインバータ26及びコントロールボックス28を示す平面図である。この図3に示すように、荷室フロア22の上面側には、ほぼ円形の平面形状を有する凹部24が形成されている。この凹部24としては、例えば、従来の車両の荷室フロア22に設けられているスペアタイヤパンを流用することができる。そして、インバータ26及びコントロールボックス28は、凹部24の底面24a上に、車幅方向に並べて配置されている。
コントロールボックス28の筐体としてのコントロールボックスケース28a上面には、車外への電力供給のON/OFFを切り替えるためのスイッチ28bと、インバータから出力された交流電流を出力する給電端子であるコンセント28cとが設けられている。インバータ26から供給された交流電流は、このコンセント28cから、変圧器、インバータ又は周波数変換器といった外部設備を介することなく、家電製品等の車外機器に電力を直接供給される。
車内のコンセント28cには、コンセント28cと車外機器とを接続するための接続手段接続である接続ケーブル34の一端のプラグが差し込まれる。コンセント28aは、商業電源用の規格のコンセントである。接続ケーブルは、商業電源用の規格品であり、例えば、市販のテーブルタップである。
コントロールボックス28に設けたコンセント28は、車両内の荷室に配置されている。このため、コンセント28cには、車両1の全ての開閉部がロックされた状態において車両外の人間がアクセスできない。このため、車両の全ての開閉部がロックされている状態では、コンセント28cに差し込まれた接続ケーブル34のプラグを、他人が勝手に外すことは困難である。また、車両の全ての開閉部がロックされている状態では、他人が勝手に別の接続ケーブルのプラグをコンセント28cに接続することも困難である。
接続ケーブル34は、荷室フロア22に開口した連通孔36を通って、車外へ引き出される。この連通孔36は、車両1の全ての開閉部がロックされた状態においても車両内外を連通する。このため、車両1の全ての開閉部がロックされた状態であっても、この連通孔に接続ケーブルを通すことによって、車外機器に電力を供給することができる。これにより、車両の所有者がその車両から離れていても、他人による給電システムの操作を防止しつつ、車両の全ての開閉部がロックされた状態で車外機器に電力を供給することができる。
図3に示すように、連通孔36は、車両1の荷室の内装壁(トリム)38の外側空間に面した荷室フロア部分22aに開口している。この外側空間は、例えば、図4に示す、荷室の側部の設けられたジャッキ収納スペース40である。このジャッキ収納スペース40は、荷室の右側後端付近に設けられている。図4は、トリム38の一部を構成するジャッキリッドを取り外すことによって現れたトリム開口部38aを介して見えるジャッキ収納スペース40の内部を示す。
連通孔36が開口したジャッキ収納スペース40の荷室フロア部分22aは、荷室フロア22に敷かれたカーペット44に覆われていない。このため、ジャッキリッドを取り外すだけで、カーペット44を捲ることなく、連通孔36を使用することができる。また、ジャッキ収納スペース40は、ジャッキ44を収納したままでも、その底部の荷室フロア部分22aが連通孔36を開口する空間が確保できる。このため、このフロア部分22aに連通孔を開口すれば、車両内に新たな空間を作り出す必要がなく、車両設計を大きく変更する必要がない。
また、連通孔36は、給電システムの非使用時には、図4に示すように、ゴム栓のような蓋部材46によって塞がれている。車両用給電システムの非使用時に連通孔を蓋部材44によって塞いでおけば、水分や粉塵の連通孔から車室内への侵入が防止されるとともに、連通孔を通じて車室内に侵入する騒音が低減される。
また、図5に示すように、接続ケーブル34は、車両用給電システムの非使用時に、手提げ袋48に入れて荷室に収納するとよい。接続ケーブル34を、コンセント28c及び連通孔36の設けられた荷室に収納することによって、車両から外部機器への給電の速やかな準備が可能となる。
次に、図6を参照して、本発明による車両用給電システムの変形例を説明する。
図6は、車両1の側面図である。この車両1には、給電用のコンセント50が、車体外板の開口部52に、車両外部に向けて配置されている。この開口部52は、従来の内燃機関を有する車両において給油口が配設されていた位置に設けられている。コンセント50を車両外面に設けたことにより、車外からコンセント50に接続ケーブル34を容易に接続することができる。
上述の実施形態においては、本発明を特定の条件で構成した例について説明したが、本発明は種々の変更及び組み合わせを行うことができ、これに限定されるものではない。例えば、上述の実施形態では、電気自動車の例について説明したが、本発明は電気自動車に限定されない。本発明は、ハイブリッド車のような車両にも適用することができる。
1 車両
2 モータルーム
4 駆動輪
6 モータユニット
8 モータ用インバータ
10 ジャンクションボックス
12 バッテリチャージャ
14 バッテリ搭載フレーム
16 バッテリ
18 充電レセプタクル
20 充電ケーブル
22 荷室フロア
22a 荷室フロア部分
22b カーペット
24 凹部
24a 底面
26 インバータ
28 コントロールボックス
28a コントロールボックスケース
28b スイッチ
28c コンセント
30 電力ケーブル
32 出力ケーブル
34 接続ケーブル
36 連通孔
38 トリム
38a トリム開口部
40 ジャッキ収納スペース
42 蓋部材
44 ジャッキ
46 カーペット
48 手提げ袋
50 開口部
52 コンセント

Claims (8)

  1. 車輪を駆動する電気モータと、上記電気モータに電力を供給するバッテリと、を有する車両に搭載され、上記バッテリから車両外に電力を供給するための車両用給電システムであって、
    上記バッテリから供給される直流電流を交流電流に変換するインバータと、
    上記インバータにより変換された交流電流の車両外への供給を制御する制御装置と、
    上記インバータから出力された交流電流を出力する給電端子と、
    上記給電端子に車外機器を接続するための接続手段と、
    上記車両に開口して、上記車両の全ての開閉部がロックされた状態において車両内外を連通する、上記接続手段を通すための連通孔と、
    を備えることを特徴とする車両用給電システム。
  2. 上記給電端子は、上記車両の全ての開閉部がロックされた状態において車両外から接触できない車両内に配置される
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用給電システム。
  3. 上記連通孔は、上記車両の荷室の内装壁の外側空間に面した荷室フロア部分に開口している
    ことを特徴とする請求項2記載の車両用給電システム。
  4. 上記外側空間は、荷室の側部に設けられたジャッキ収納スペースである
    ことを特徴とする請求項3記載の車両用給電システム。
  5. 上記連通孔は、車体外板の開口部であり、
    上記給電端子は、上記開口部に車両外部に向けて配置される
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用給電システム。
  6. 上記連通孔は、上記車両用給電システムの非使用時に、蓋部材によって塞がれている
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の給電システム。
  7. 上記接続手段は、上記車両用給電システムの非使用時に、上記荷室に収納されている
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の車両用給電システム。
  8. 上記接続手段は、商業電源用の規格の接続ケーブルであり、
    上記給電端子は、商業電源用の規格のコンセントである
    ことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の車両用給電システム。
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