JP2013231764A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像不良を抑制し、加熱ニップにおける圧抜けの少ない定着装置を提供する。
【解決手段】加圧ベルト52が定着ローラ51とともにニップを形成するニップ形成位置(第一位置)と、加圧ベルト52が定着ローラ51から離間する離間位置(第二位置)とに、移動させる移動装置を備える。画像形成信号が入力されると、加圧ベルト52はニップ形成位置に移動して、画像形成動作が終了すると、加圧ベルト52は離間位置に移動する。すなわち定着動作を実行する間、加圧ベルト52はニップ形成位置に配置され、画像形成信号を待機する待機時(スタンバイ)には、加圧ベルト52は離間位置に配置される。離間位置からニップ形成位置へ動かす場合、加圧パッド100が定着ローラ51より先に、加圧ベルト52を回転部材に対して押圧する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複合機、複写機、プリンタ、ファックス等の記録材上に画像形成可能な電子写真方式の像加熱装置に関する。
回転部材と、記録材上のトナー像を加熱するニップを回転部材と共に形成するためのエンドレスベルトとを備える像加熱装置では、パッドとローラとが、ベルトを回転部材に対して押圧する構成が採用される(図19)。このような構成では、ニップ幅を広くとりつつ、ベルトが円滑に回転することができる。
しかしベルトが回転部材と共にニップを常時形成すると、ベルトを余分に熱するおそれがある。そこでベルトを余分に熱するのを抑制するために、ベルトが回転部材と共にニップを形成する位置(ニップ形成位置)から、ベルトが回転部材から離間した位置(離間位置)へ移動可能に構成するのが望ましい。
特許文献1は、ベルトが離間位置からニップ形成位置へ移動する場合に、ローラがパッドより先に、ベルトを回転部材に対して押圧する構成である。
特開平11−045025号公報
しかしローラがパッドより先に、ベルトを回転部材に押圧する構成だと、パッドの先端がローラとベルトとの間のくさび形状の隙間に入り込みにくい。その結果、ニップにおいて圧力が抜けた部分が生じるおそれがある。その結果、画像に影響するおそれがある。
上記課題を解決するために本願発明は、回転部材と、前記回転部材に接触可能であって、記録材上の像を加熱するニップを前記回転部材と共に形成するためのベルトと、前記ベルトを前記回転部材に対して前記ニップにおいて押圧するための、前記ベルトを支持するローラと、前記ベルトの内周側に配置されて、前記ベルトを前記回転部材に対して前記ニップにおいて押圧するためのパッドと、前記ベルトが前記回転部材とともに前記ニップを形成する第一状態と、前記ベルトが前記回転部材から離間した第二状態とに、切り替え可能な切り替え手段とを、備える像加熱装置において、前記切り替え手段は、前記第二状態を前記第一状態に切り替える場合、前記パッドが前記ローラより先に、前記ベルトを前記回転部材に対して押圧するように動作することを特徴とする。
回転部材とベルトとで、記録材上のトナー像を加熱するニップを形成する像加熱装置において、パッドとローラとがベルトを回転部材に対して押圧する構成において、ベルトが離間位置からニップ形成位置へ移動する場合に、ニップにおいて圧力抜けが生じるのを抑制することができる。
実施形態1での画像形成装置を示す断面図 実施形態1での定着装置を示す断面図 実施形態1での加圧パッドの詳細図 実施形態1での定着装置のニップ内圧力を示すグラフ 実施形態1での加圧ユニットの加圧した状態を示す断面図 実施形態1での加圧ユニットの加圧を解除した状態を示す断面図 実施形態1での加圧ユニットの加圧を解除した状態から加圧した状態へ移行する状態を示す部分断面図 実施形態1での加圧ユニットの加圧構成を示す部分断面図 実施形態2での定着装置を示す断面図 実施形態2での定着装置のニップ内圧力を示すグラフ 実施形態2での加圧ユニットの加圧を解除した状態を示す断面図 実施形態2での剥離パッドの詳細図 実施形態2での加圧ユニットの加圧を解除した状態から加圧した状態へ移行する状態を示す部分断面図 実施形態3での定着装置を示す断面図 実施形態3での定着装置を示す正面図 実施形態3での加圧パッドの詳細図 実施形態3での加圧ローラ及び加圧パッドの回動中心位置を示す説明図 実施形態3での加圧ユニットの加圧を解除した状態から加圧した状態へ移行する状態を示す部分断面図 従来例のベルトニップ方式の定着装置を示す断面図 従来例のローラ方式とベルトニップ方式のニップの圧力分布を比較するグラフ 画像不良のつらら状光沢ムラを示す図
以下に、実施形態を挙げて、本発明をより具体的に説明する。なお、これら実施形態は、本発明における最良の実施形態の一例ではあるものの、本発明はこれら実施形態にて説明する各種構成にのみに限定されるものではない。即ち、本発明の思想の範囲内において実施形態にて説明する各種構成を他の公知の構成に代替可能である。
(実施形態1)
[画像形成装置]
まず図1を用いて、画像を形成する画像形成装置の全体構成について説明する。図1に示す画像形成装置は、電子写真方式を採用した画像形成装置(いわゆるプリンタ)である。
図1に示す装置内には第1、第2、第3、第4の画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdが併設され、各々異なった色のトナー像を潜像、現像、転写のプロセスで形成する。
画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdは、それぞれ像を担持する像担持体として、本例では電子写真感光ドラム(感光体)3a、3b、3c、3dを具備し、各感光ドラム3a、3b、3c、3d上に各色のトナー像が形成される。各感光ドラム3a、3b、3c、3dに隣接して中間転写体20が設置される。感光ドラム3a、3b、3c、3d上に形成された各色のトナー像が、中間転写体20上に重ねて1次転写される。さらに中間転写体上のトナー像は2次転写部で記録材P上に転写される。さらにトナー像が転写された記録材Pは、定着装置9へ搬送される。記録材上のトナーは定着装置9によって加熱及び加圧により定着される。その後、記録材は装置外へ排出される。
感光ドラム3a、3b、3c、3dの外周には、それぞれドラム帯電器2a、2b、2c、2d、現像器1a、1b、1c、1dが配置される。1次転写帯電器6a、6b、6c、6d及びクリーナ4a、4b、4c、4dが設けられ、装置の上方部にはレーザースキャナ5a、5b、5c、5dが設置されている。ドラム帯電器は感光体ドラムを帯電する。レーザスキャナは感光体ドラム表面を露光して静電像を形成する。現像器は静電像を現像してトナー像を形成する。
現像器1a、1b、1c、1dには、現像剤としてそれぞれシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックのトナーが、図示しない供給装置により所定量充填されている。また、現像器1a、1b、1c、1dは、それぞれ感光ドラム3a、3b、3c、3d上の潜像を現像して、シアントナー像、マゼンタトナー像、イエロートナー像及びブラックトナー像として可視化する。また、中間転写体20は矢示の方向に感光ドラム3a、3b、3c、3dと同じ周速度をもって回転駆動されている。
感光ドラム3a上に形成担持された第1色のイエロートナー画像は、感光ドラム3aと中間転写体20とのニップ部を通過する過程で、中間転写体20に印加される1次転写バイアスによって、中間転写体20の外周面に中間転写されていく。
11は2次転写ローラで、中間転写体20に対応し平行に軸受させて下面部に接触させて配設してある。記録材は、給紙カセット10からレジストローラ12へ搬送される。そしてレジストローラ12によって、中間転写体20と2次転写ローラ11との二次転写部へ搬送される。記録材が搬送されるのと合わせて、2次転写バイアスがバイアス電源からに印加される。2次転写バイアスにより中間転写体20から記録材Pへ合成カラートナー画像が転写される。
以下、同様に第2色のマゼンタトナー画像、第3色のシアントナー画像、第4色のブラックトナー画像が順次中間転写体20上に重畳転写され、目的のカラー画像に対応した合成カラートナー画像が形成される。合成カラートナー画像は、記録材Pの4辺端部より一定の余白部を残して形成される。
一次転写が終了した感光ドラム3a、3b、3c、3dは、それぞれのクリーナ4a、4b、4c、4dにより転写残トナーをクリーニング、除去され、引き続き次の潜像の形成以下に備えられる。中間転写体20上に残留したトナー及びその他の異物は、中間転写体20の表面にクリーニングウエブ(不織布)30を当接して、拭い取るようにしている。
トナー画像の転写を受けた記録材Pは定着装置9へ順次導入され、記録材に熱と圧力を加えることで定着される。
両面印刷の場合は、給紙カセット10から給紙された記録材Pはレジストローラ12、転写前ガイド、中間転写体20と2次転写ローラ11との当接ニップを通過し定着9で片面定着された後、フラッパー110により反転パス111に導かれる。
その後記録材Pは反転ローラ112により反転されて両面パス113へと導かれる。そして再び記録材Pはレジストローラ12、転写前ガイド、中間転写体20と2次転写ローラ11との当接ニップを通過し、2面目が転写され定着9で両面が定着される。そして、記録材が両面画像形成中に面フラッパー110が切り替わっており、両面定着された記録材Pは記録画像として装置外に排出される。
[定着装置の構成]
次に図2を用いて定着装置9を説明する。
定着装置9は、記録材上のトナー像をニップで加熱する像加熱装置としての定着装置である。定着ローラ51は回転部材であり、発熱可能である。加圧ベルト52は、定着ローラに接触可能であって、記録材上のトナー像を加熱するニップを定着ローラとともに形成するためのベルトである。分離ローラ56は、加圧ベルトを支持して、加圧ベルトを定着ローラ51に対して押圧するためのローラとして機能する。加圧パッド100は、加圧ベルト52の内周側に配置されて、加圧ベルト52を定着ローラ51に対して押圧するためのパッドとして機能する。
定着ローラは、発熱源であるヒータによって加熱され、フレームによって軸支する。定着ローラ51は、加圧ユニット53によって加圧されることで、ニップを形成することができる。定着ローラ51は、内径φ37.8、外形φ38.4の0.3mm厚みのFeからなる芯金51aを有する。この芯金上に、弾性層51bとして0.5mm厚のシリコーンゴム層が形成される。このゴム層上に離形層としての30μm厚のPFAチューブが被覆される。定着ローラの外径はφ40である。
加圧ユニット53は、加圧ベルト52を備えるユニットである。加圧ベルトは、入口ローラ55、分離ローラ56、テンションローラ57の3本のローラに張架される。加圧ベルトは、駆動源から分離ローラ56に入力された駆動力により回転する。すなわち、分離ローラ56は、加圧ベルト52を駆動する駆動ローラとして機能する。入口ローラ55、テンションローラ57はベルトによって従動回転する。
加圧ベルトは、エンドレスベルトであり、厚み100μmのポリイミドの基層を有する。この基層上に0.2mm厚のシリコーンゴム層が被覆される。その結果加圧ベルトの外径はφ90となる。加圧ベルトはシームレスである。
入口ローラ55は、記録材を搬送する方向において定着装置のニップより上流側に配置され、加圧ベルト内面を支持するローラである。入口ローラは、記録材の搬送路を変更しないようにその位置が固定される。テンションローラ57は、加圧ベルト52に所定のテンションを与えるテンションローラであり、バネ付勢される。
分離ローラ56は、SUS製のローラであり、定着装置のニップより下流側に配置され、加圧ベルト内面を支持するローラである。
加圧パッド100は、加圧ベルト内側に配置される。加圧パッド100は、弾性層101とベースプレート102とを持つ(図3)。ベースプレート102は、厚さ5mmのステンレス鋼製の部材である。ベースプレート端部102aは、ベースプレートの記録材搬送方向における下流側端部である。ベースプレート端部102aは、弾性層101の下流側端部をバックアップするために、分離ローラ56が加圧ベルトを定着ローラに対して押圧する押圧部に向かう楔形状である。ベースプレート端部102aが弾性層101の端部をバックアップすることで、ニップ部Nにおいて弾性部材100と分離ローラ56間の圧力の落ち込みを減少させている。
弾性層101は、ゴム硬度Hs30°のシリコーンゴムからなる。弾性層101は、加圧ベルトが移動する方向においてベースプレート102よりも徐々に厚みが拡大するように構成されている。本例では弾性層101は、ニップ出口側(ベルト移動方向における下流側)では半径16mmの曲率をもつ形状であって、ニップ入口側(ベルト移動方向における上流側)ではベースプレート102に平行な直線形状である。弾性層のニップ入口側での厚みは3mmであって、周長は20mmである。
[定着装置の動作]
本実施形態では、加圧ベルトが定着ローラとともにニップを形成するニップ形成位置(第一位置)と、加圧ベルトが定着ローラから離間する離間位置(第二位置)とに、ベルトを移動させる移動装置を備える。画像形成信号が入力されると、加圧ベルトはニップ形成位置に移動して、画像形成動作が終了すると、加圧ベルトは離間位置に移動する。すなわち定着動作を実行する間、加圧ベルトはニップ形成位置に配置され、画像形成信号を待機する待機時(スタンバイ)には、加圧ベルトは離間位置に配置される。
しかし、加圧ベルトが離間位置からニップ形成位置へ移動する場合に、分離ローラが加圧パッドより先に、加圧ベルトを定着ローラに押圧する構成だと、パッドの先端(加圧ベルトが移動する方向において下流側で加圧ベルトに接触する側の先端)が分離ローラとベルトとの間のくさび形状の隙間に入り込みにくい。その結果、ニップにおいて圧力が抜けた部分が生じるおそれがある。
そこで本実施形態では、加圧パッドが分離ローラより先に加圧ベルトを押圧する。そうすると、加圧パッドの先端が伸びやすいので、分離ローラとベルトとの間のくさび形状の隙間に入りこみやすい。その結果、ニップにおいて圧力が抜けた部分が生じるのが抑制される。
図20は、従来構成についての、定着ニップでの圧分布例を示す。グラフAは従来のパッドとローラでニップを形成するベルト定着装置で、グラフB、Cは、従来のローラ定着方式の定着装置である。グラフAに示されるように、従来構成では、分離ローラとパッドとの間で圧力が抜ける部分が大きい。
このような圧力抜けが生じると、画像に影響するおそれがある。すなわち、図21に示されるような、光沢の低い部分が生じるおそれがある。
そこで本実施形態では、加圧パッドが分離ローラより先に、加圧ベルトを定着ローラに対して押圧する構成である。そのための詳細について以下で説明する。
移動装置は、カム200を備える。分離ローラ側板56Pは、加圧ユニットの長手方向において両端側に配置され、中心軸62を中心に分離ローラ56を揺動可能に支持する側版である。加圧ユニットの長手方向において両端側に配置され、加圧パッド側板100Pは、中心軸62を中心に加圧パッド100を揺動可能に支持する側版である。モータがカム200を駆動すると、加圧パッド側版100P及び分離ローラ側版56Pが移動する。その結果、加圧ベルトが定着ローラとニップを形成するニップ形成位置と、加圧ベルトが定着ローラから離間する離間位置とに、ベルトが移動することができる。モータは制御部としてのCPU201によって制御される。言い換えると、移動装置は、加圧ベルトが定着ローラとニップを形成するニップ形成状態と、加圧ベルトが定着ローラと離間する離間状態とを切り替える切り替え装置として機能する。
[圧力分布]
分離ローラによる圧力は、分離ローラバネ56SPによって決まり、加圧パッドによる圧力は、加圧パッドバネ100SPによって決まる。分離ローラバネ56SP及び加圧パッドバネ100SPはそれぞれ、分離ローラ側版56P、加圧パッド側版100Pを定着ローラ側へ圧するための弾性部材である。
ベルトがニップ形成位置に配置されるとき、加圧パッドが加圧ベルトを定着ローラに対してニップで押圧するとともに、分離ローラも加圧ベルトを定着ローラに対してニップで押圧する。ニップ形成位置では、分離ローラ56SPが分離ローラを圧する総圧は392N(40kgf)である。一方で、加圧パッドバネ100SPが加圧パッド100を押圧する総圧は558N(60kgf)である。合計では、加圧パッド100の558Nと分離ローラ56の392Nで総圧980N(100kgf)の加圧力となる。すなわち、ニップ部N内の加圧パッド100による最大圧力は、分離ローラ56によるピーク圧よりも低くなるように設定される。
図4は画像加熱装置のニップ内圧力を説明するために模式的に示したグラフである。横軸が搬送方向ニップ内の位置を示し、縦軸はニップ内の圧力を示している。実線が理想とする圧分布形状でニップ入り口から出口に至るまで、低圧のP1(0.05〜0.2MPa)から高圧のP3(0.3〜0.5MPa) まで下がることなく連続的に上昇する形状が望ましい。途中で圧が下がると、画像ズレや光沢ムラが生じるからである。
記録材上のトナー像はニップ入り口から加温され、ニップ出口で最高温度に達するが、トナーが十分溶融している状態で高圧をかけることが定着性を良くする効率的な加圧方法である。また、特に圧P2(0.2MPa程度)は、記録材Sを定着ローラ51から分離するために必要な圧であり、分離ローラ56が部分的に定着ローラ51のゴム層を変形させて分離する。定着ローラ51のゴム層が変形した部分の曲率を利用することで、記録材Pを定着ローラ51から分離するのに有利である。
図5は加圧ユニット53を定着ローラ51に対して加圧した状態(ニップ形成位置)を示す断面図である。分離ローラ56は、分離ローラバネ56SPによって分離ローラ側板56Pを介して定着ローラ51に押し付けられ、ニップ部で圧力が高い部分を形成する。加圧パッド100は、加圧パッドバネ100SPによって、分離ローラより圧力の低い部分を形成する。なおこれらの圧力は、加圧ユニット53を押圧するためのカム200が所定位置に配置されるときのそのバネの圧力によって決まる。
なお、加圧ユニットの移動は、CPU201によって制御される。加圧ユニットがニップ形成位置に移動する場合には、CPU201がニップ形成信号を出す。ニップ形成信号がCPU201より出されると、モータドライバにより加圧モータ202が所定の向き(第1向き)に所定の回転数N、回転する。その結果、カム200を回転して、加圧ユニット53がニップ形成位置に移動する。その結果、定着ニップが形成される。加圧ユニットが離間位置に移動する場合も同様である。CPU201より離間信号が出されると、加圧モータ202が第一向きと逆向きに、所定回転数R、回転する。その結果、加圧ユニット53が離間位置に移動する。その結果、定着ニップが解除される。
図6は、加圧ユニット53の定着ローラ51に対する加圧を解除した状態(離間位置)を示す断面図である。ニップは、加圧ユニット53が定着ローラ51から離間することで解除する。ニップが解除すると、加圧ベルト52の内部の分離ローラ56、加圧パッド100は各々の圧縮バネの付勢力によって上方に移動する。その上で、図8に示す各々の側板上面突き当て部56Pa、100Paが各々のビス下面56Ba、100Baに当接する。
このとき、分離ローラバネ56SP及び加圧パッドバネ100SPの使用長を、56SP0、100SP0とすると、
56SP0<100SP0を満たす。
このとき(離間位置)の加圧パッド先端100aと分離ローラ先端56bの位置関係について説明する。離間位置では、加圧パッド先端100aが鉛直方向において分離ローラ56より上方(定着ローラ側)に位置する。ここで、加圧パッド加圧面100bは、加圧パッド100が加圧ベルト52を加圧するための第1加圧面としての加圧面である。また分離ローラ加圧面56cは、分離ローラ56が加圧ベルト52を加圧するための第2加圧面としての加圧面である。ベルトへの加圧を解除した状態(離間位置)において、加圧パッド当接面100bが、分離ローラ当接面56cより定着ローラ51側に突出するように配置される。
図7において、NRは、圧解除状態(離間位置)の分離ローラ当接面56cと定着ローラ51のニップN形成部N1間の距離とする。NPは、圧解除状態(離間位置)の加圧パッド当接面100bと定着ローラ51のニップN形成部N1間の距離とする。本実施形態では、NR>NPを満たすように、離間位置で分離ローラと加圧パッドが配置される。そのため、ベルトが離間位置からニップ形成位置へ移動する場合、加圧パッド100が分離ローラ56より先に、加圧ベルトを定着ローラに対して押圧する。その結果、ニップNにおいて加圧パッド先端100aが安定的に分離ローラ当接面56cに入り込むことができる。加圧パッドと分離ローラとの境界で圧抜けを抑制して、ニップ内の空気の膨張や水蒸気の発生による画像乱れを抑制することができる。
(実施形態2)
図9を用いて本実施形態2での定着装置9を説明する。重複する点については説明を省略する。実施形態1が、発熱する定着ローラと加圧ベルトとでニップを形成する構成であるのに対して、実施形態には、発熱する定着ベルトと加圧ローラとでニップを形成する構成である。
図9は、定着装置9の概略構成を示す側断面図である。定着装置9は、定着ベルトモジュール61と、定着ベルトモジュール61に対して圧接して配置された加圧ロール62とで主要部が構成されている。
定着ベルトモジュール61は、回転可能(D向き)に設けられた無端状の定着ベルト610と、定着ベルト610の内側に回転可能に配設された定着ロール611と、内側から定着ベルト610を張架するテンションロール612と、を備えている。さらに、外側から定着ベルト610を張架して、定着ベルト610を加熱する外部加熱ロール613と、定着ロール611とテンションロール612との間で定着ベルト610の姿勢を矯正する姿勢矯正ロール614と、を備える。さらに、定着ベルトモジュール61と加圧ロール62とが圧接する領域であるニップ部N内の下流側領域であって定着ロール611の近傍位置に、定着ベルト610からの用紙Pの剥離を促す剥離パッド64を備えている。また、剥離パッド64を加圧ロール62に向けて押圧するばね部材618とを備えている。さらに、剥離パッド64に接近する方向および離間する方向(図中矢印G参照)に移動可能に設けらればね部材618の一端部を支持する支持部材619と、ニップ部Nの下流側において定着ベルト610を張架するアイドラロール615とを備えている。
定着ベルトモジュール61は、定着ロール611の内部に配設され定着ロール611を加熱するハロゲンヒータ等の加熱源616aを備える。さらに、外部加熱ロール613の内部に配設され外部加熱ロール613を加熱するハロゲンヒータ等の加熱源616cを備えている。さらに、テンションロール612の内部に設けられテンションロール612を加熱するハロゲンヒータ等の加熱源616bを備えている。さらに、定着ロール611を回転駆動させるモータ等の駆動源を備える。さらに、テンションロール612の両端部近傍に配置され、テンションロール612を定着ベルト610方向に向けて押圧し、定着ベルト610に所定の張力を付与するばね部材を備えている。
定着ベルト610は、所定幅で所定周長のフレキシブルなエンドレスベルトである。定着ベルト610はベース層、弾性層、剥離層とを備える。ベース層はポリイミド樹脂等で形成される。弾性層は、ベース層の表面側(外周面側)に積層されたシリコーンゴム等からなる。剥離層は、弾性体層上に被覆されたテトラフルオロエチレン−ペルフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂(PFA)チューブ等からなる。
定着ロール611は、弾性層を持たない。定着ローラ611は、アルミニウムの芯金(コアロール)の表面に耐熱性樹脂(フッ素樹脂)を被覆して構成される。テンションロール612は、アルミニウム等によって形成された円筒状ロールである。
剥離パッド64は、定着ロール611の軸方向に沿って設けられた部材であり、断面が略円弧形状に形成される。剥離パッド64は、SUSの金属や樹脂等により形成される。剥離パッド64は、加圧ロール62が定着ベルト610を介して定着ロール611に圧接される領域(「ロールニップ部N1」)の下流側近傍位置に配置されている。さらに、剥離パッド64は、定着ベルト610を介して加圧ロール62を所定の幅領域に亘って所定の荷重で均一に押圧するように設置される。
加圧ロール62は、円柱状ロール621を基体としている。そして、基体側から、弾性層622と、離型層623とが順に積層されてソフトロールを構成している。また、加圧ロール62は、定着ベルトモジュール61に押圧されるように設置されている。さらに、加圧ロール62は、定着ベルトモジュール61に接近する方向および定着ベルトモジュール61から離間する方向(図中矢印F方向)に移動可能に設けられている。加圧ローラは、モータによってカム200が回転することによって、移動する。カム200の回転はCPU201によって制御される。すなわちカム200が加圧ローラを移動させる移動装置として機能する。言い換えると、移動装置は、加圧ベルトが定着ローラとニップを形成するニップ形成状態と、加圧ベルトが定着ローラと離間する離間状態とを切り替える切り替え装置として機能する。
次に、定着装置9の動作について説明する。定着装置9にて定着が行われる際、まず定着ベルトモジュール61に対し離間状態にある加圧ロール62が、不図示の駆動源により定着ベルトモジュール61に押圧される。次いで、トナー像が保持された用紙Pがニップ部Nに導入される。このとき、定着ロール611は、駆動源(不図示)からの駆動力を受けて、矢印C方向に回転している。また、定着ベルト610は、定着ロール611の回転に伴い、定着ロール611に従動して矢印D方向に回転する。さらに、加圧ロール62も、定着ベルト610の回転に従動して矢印E方向に回転を行っている。ニップ部N内に導入された用紙Pは、この回転している定着ベルト610および加圧ロール62により下流方向に搬送され、ロールニップ部N1および剥離パッドニップ部N2を順次通過していく。
そして、用紙Pは、このロールニップ部N1および剥離パッドニップ部N2を通過する過程において、定着ベルト610および加圧ロール62から加圧、および加熱作用を受ける。この結果、用紙Pに対しトナー像の定着が行われる。一方で、剥離パッドニップ部N2を通過した定着ベルト610は、その後剥離パッド64の側面に倣って移動する。これにより、定着ベルト610の進行方向は、アイドラロール615方向に屈曲するように急激に変化する。このため、用紙Pは、剥離パッドニップ部N2を出た時点で定着ベルト610の進行方向の変化に追随できなくなる。この結果、用紙は自身の所謂「コシ」によって定着ベルト610から剥離される。このようにして、ニップ部Nの出口部において、用紙に対する曲率分離が安定的に行なわれる。なお、定着ベルト610から分離された用紙は、ニップ部Nの下流側に配設された剥離案内板(不図示)により、その進行方向が導かれる。このようにして定着処理が完了すると、加圧ロール62は、不図示の駆動源により定着ベルトモジュール61から後退し、定着ベルトモジュール61から離間した所定の位置に配置される。
また、加圧ロール62は定着ベルト610に向けて加圧するとき、剥離パッド64が定着ベルト610を介して加圧ロール62に押圧され、定着ベルト52は加圧ロール62に隙間なく圧接される。この時、ニップ部N内の剥離パッド64におけるピーク圧は定着ロール611におけるピーク圧よりも低くなるように設定されている。図9は加圧ロール62を定着ベルト610に対して加圧した状態を示す断面図である。
図10は画像加熱装置のニップ内圧力を説明するために模式的に示したグラフである。横軸が搬送方向ニップ内の位置を示し、縦軸はニップ内の圧力を示している。実線が理想とする圧分布形状でニップ入り口から出口に至るまで、高圧のP1(0.05〜0. 2MPa)から低圧のP3(0.3〜0.5MPa) まで下がることなく連続的に上昇する形状が望ましい。途中で圧が下がると、画像ズレや光沢ムラが生じるからである。
図11は加圧ロール62を定着ベルト610に対する加圧を解除した状態(離間位置)を示す断面図である。加圧ロール62が定着ベルト610から離間することで、ニップを解除する。ニップを解除すると、定着ベルト610の内部の剥離パッド64が圧縮バネの付勢力によって下方へ移動する。
このとき、図13に示す剥離パッド先端64aと定着ロール先端611bの位置関係は、剥離パッド先端64aが下方に位置し、定着ロール611が剥離パッド64より出っ張ることはない。剥離パッド加圧面64bは、剥離パッド64が定着ベルト610を加圧する第1加圧面である。定着ロール加圧面511cは、定着ロール611が定着ベルト610を加圧する第2加圧面である。ベルトへの加圧を解除した状態において、剥離パッド当接面64bは定着ロール当接面611cより加圧ロール62側に突出する。図13は加圧ユニット53が圧解除状態から加圧状態へ移行する図である。圧解除状態の定着ロール当接面511cと加圧ロール62のニップN形成部N2間の距離をNR、圧解除状態の剥離パッド当接面64bと加圧ロール62のニップN形成部N2間の距離をNPとすると、
NR>NPを満たす。
そのため、圧解除状態(離間位置)が加圧状態(ニップ形成位置)に切り替わる場合、定着ベルト610を加圧するとき剥離パッド64が定着ロール611よりも先に当接するよう構成されている。よって、解除状態が加圧状態に切り替わる場合は、剥離パッド当接面64bが定着ロール当接面611cより先に、定着ベルト610を加圧ロール62に対して押圧する。
その結果、課題で述べたような剥離パッドと定着ローラとの境界領域を形成することなく、ニップ内の空気の膨張や水蒸気の発生による画像乱れを抑制することができる。
(実施形態3)
図14から図18を用いて本実施形態3での定着装置9を説明する。実施形態1と重複する点については説明を省略する。
実施形態1が、定着ローラを備える構成であるのに対して、実施形態3は、定着ベルトを備える構成である。
加圧ベルト120は、加圧ロール121とテンションロール122とによって支持されるエンドレスベルトである。加圧ベルト120として、厚さ50μmのニッケル金属層に厚さ300μmのシリコンゴムをコーティングし、PFAチューブを被覆したものが用いられる。
定着ベルト130は、駆動ロール131とテンションロール132によって支持されるエンドレスベルトである。定着ベルト130として、厚さ75μmのニッケル金属層に厚さ300μmのシリコンゴムをコーティングし、PFAチューブを被覆したものが用いられる。
加圧パッド125は、加圧ローラより入口側(記録材搬送方向における上流側)で、加圧ベルト120の内側に配置される。加圧パッド125は、シリコンゴムで形成され、所定圧(400N)で加圧ベルト120に押し当てられる。
加圧ロール121は、加圧パッド125より下流側で加圧ベルト120を支持する。加圧ロール121はステンレス製で、外径φ20mmである。テンションロール122はステンレス製で、外径がφ20mm、内径φ18mm程度に形成された中空ロールである。テンションロール122両端部は軸受126によって支持され、テンションバネ127によって20kgfのテンションを加圧ベルトに付与する。
パッドステー137は、定着ベルト130の内側で、駆動ロール131より入口側(記録材搬送方向における上流側)に配置される。パッドステー137はステンレス鋼(SUS材)製で、所定圧(例えば400N)で加圧パッド125に押し当てられる。加圧パッド125は実施形態1の加圧パッド100と同様の構成である。
駆動ロール131は、パッドステー137より下流側に配置され、定着ベルト130を支持する。ステンレス製で外径φ18の芯金表層に耐熱シリコンゴム弾性層を一体成型したロールである。駆動ロール131は、加圧ロール121の圧接により弾性層が所定量弾性的に歪ませられる。
テンションロール132は、ステンレス製で、外径φ20mm内径φ18mmの中空ロールである。テンションロール132両端部は軸受133によって支持され、テンションバネ134によって20kgfのテンションを定着ベルトに付与する。
テンションロール132内部にはヒートパイプ136は配置される。そのため、定着ベルト130の長手方向における温度が不均一になるのを抑制する。
駆動ロール131は、モータからギア128を介して駆動力を受け、定着ベルト130を駆動する。そのため、シートを安定的に搬送することができる。
定着ベルト130は、誘導加熱コイルによって加熱され180℃に温度調整される。
加圧ロール側板121Pは、加圧ロール中心軸121Xを中心に加圧ロール121を揺動可能に加圧ロールを支持する側板である。加圧パッド側板125Pは、加圧パッド中心軸125Xを中心に加圧パッド125を揺動可能に支持する側版である。加圧ロールバネ121SP及び加圧パッドバネ125SPによって加圧ベルト120全体を定着ベルト130に加圧する。加圧ロール側板121P、加圧パッド側板125Pは、加圧ユニット13の長手方向両端側に配置される。また加圧ロールバネ121SP及び加圧パッドバネ125SPは加圧ロールビス121B及び加圧パッドビス125Bによって所望の圧やニップに調整可能である。
加圧ベルト120は、モータによってカム200が回転することで、移動する。モータは、CPUによって制御される。すなわちカム200が加圧ベルト120を移動させる移動装置として機能する。言い換えると、移動装置は、加圧ベルトが定着ローラとニップを形成するニップ形成状態と、加圧ベルトが定着ローラと離間する離間状態とを切り替える切り替え装置として機能する。このような構成は実施形態1と同じである。
図14は加圧ベルト120を定着ベルト130に対して加圧した状態を示す断面図である。加圧方法については実施形態1と同様である。図17は、加圧ユニット53の定着ローラ51に対する加圧を解除した状態を示す断面図である。加圧解除方法については実施形態1と同様である。このとき、加圧パッド中心軸125Xの加圧ロール中心軸121Xに対する位置関係は斜線部の範囲に位置する。つまり、加圧パッド中心軸125Xの加圧ロール中心軸121Xに対する位置は、用紙搬送方向下流かつニップに対して上方に存在する。
図18に示す加圧パッド先端125aと加圧ロール先端121bの位置関係を説明する。図18は加圧ベルト120が圧解除状態から加圧状態へ移行する図である。θRは、加圧ロール中心軸121Xと圧解除状態の加圧ロール121中心を通る線と加圧ロール中心軸121Xと加圧状態の加圧ロール121中心を通る線のなす角である。θPは、加圧パッド中心軸125Xと圧解除状態の加圧パッド先端125aを通る線と加圧ロール中心軸121Xと加圧状態の加圧パッド先端125aを通る線のなす角である。このとき、θR>θPを満たす。
つまり加圧ベルトが離間位置からニップ形成位置へ移動する場合に、加圧パッド125が加圧ロール121より先に、加圧ベルトを定着ベルトに対して押圧する。
51 定着ローラ
52 加圧ベルト(エンドレスベルト)
56 分離ローラ
56P 分離ローラ側板
56SP 分離ローラバネ
58 ハロゲンヒータ
100 加圧パッド
101 弾性層
102 ベースプレート
100P 加圧パッド側板
100SP 加圧パッドバネ
200 カム
201 CPU

Claims (7)

  1. 回転部材と、
    前記回転部材に接触可能であって、記録材上の像を加熱するニップを前記回転部材と共に形成するためのベルトと、
    前記ベルトを前記回転部材に対して前記ニップにおいて押圧するための、前記ベルトを支持するローラと、
    前記ベルトの内周側に配置されて、前記ベルトを前記回転部材に対して前記ニップにおいて押圧するためのパッドと、
    前記ベルトが前記回転部材とともに前記ニップを形成する第一状態と、前記ベルトが前記回転部材から離間した第二状態とに、切り替え可能な切り替え手段とを、
    備える像加熱装置において、
    前記切り替え手段は、前記第二状態を前記第一状態に切り替える場合、前記パッドが前記ローラより先に、前記ベルトを前記回転部材に対して押圧するように動作することを特徴とする像加熱装置。
  2. 前記切り替え手段は、前記ベルトを移動させることを特徴とする請求項1に記載された像加熱装置。
  3. 前記切り替え手段は、前記ベルトを回動させることを特徴とする請求項2に記載された像加熱装置。
  4. 前記切り替え手段は、前記第一状態を前記第二状態へ切り替える場合、前記ローラが前記パッドより先に、前記回転部材に対する押圧を解除するように動作することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載された像加熱装置。
  5. 前記第二状態では、前記パッドは前記ローラよりも前記回転部材側に突出するように配置されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の像加熱装置。
  6. 前記回転部材は、発熱することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載された像加熱装置。
  7. 前記回転部材は、ベルトであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載された像加熱装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9946203B2 (en) * 2016-09-02 2018-04-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Fixing device for changing a nip width

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