JP2013231712A - 機械制御器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 機械装置による物品等の破損・被害等を効果的に防止する。
【解決手段】 特定のICタグと通信可能な範囲に刈払機が侵入したときに、動力源(エンジン)を停止させる。これにより、ICタグが貼付されたケーブルが損傷等してしまうことを未然に防止できる。また、動力源3が機械制御器10により停止された後は、作業者によりリセットスイッチが操作されない限り、動力源3を再度機能させることができない構成とするとともに、自動停止機能がオフの場合には、動力源の起動を不可とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、機械装置の作動を制御する機械制御器に関するものである。
例えば、特許文献1に記載の埋設物探査装置は、埋設物に設けられたICタグと油圧ショベルに設けられた送受信装置との間で無線通信を行い、所定の識別情報を送受信装置が受信した場合に音等にて警報を発するものである。
特開2008−58219号公報
しかし、油圧ショベル等の機械装置は作動音が非常に大きいので、作動時に警報が発せられても、作業者が当該警報を気づかずに油圧ショベルを作動させ続ける可能性が高い。このため、特許文献1に記載の発明では、油圧ショベルにてICタグが設けられた埋設物を破損してしまう可能性がある。
本発明は、上記点に鑑み、機械装置による物品等の破損・被害等を効果的に防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明では、機械装置(1)に適用され、機械装置(1)の作動を制御する機械制御器であって、ICタグ(31)との間で無線通信を行う通信部(13)と、通信部(13)にて予め決められた特定のICタグ(31)との無線通信がされたときに、機械装置(1)が有する機能のうち、少なくとも予め決められた特定の機能を停止させる停止手段を有する制御部(11)とを備えることを特徴とする。
これにより、第1発明では、ICタグ(31)が設けられた物やICタグ(31)を携帯している者、又はICタグ(31)が設けられた物やICタグ(31)を携帯している者の周囲のものが、機械装置(1)の特定の機能によって破損・損傷等してしまうことを未然に防止できる。
つまり、警告のみでは、作業者が当該警報を気づかない限り、特定の機能が作動し続けてしまうので、ICタグ(31)の周囲のもの等が破損・損傷してしまう可能性が非常に高い。
これに対して、本発明では、ICタグ(31)との無線通信がされたときに、特定の機能を停止させるので、ICタグ(31)の周囲のもの等が破損・損傷してしまうことを未然に防止できる。
上記目的を達成するために、第2発明では、機械装置に適用され、機械装置の作動を制御する機械制御器であって、アンテナ(32)との間で無線通信を行う通信部(13)と、アンテナ(32)と通信部(13)との間で無線通信がされたときに、機械装置(1)が有する機能のうち、予め決められた特定の機能を停止させる停止手段を有する制御部(11)とを備えることを特徴とする。
これにより、第2発明においても第1発明と同様に、アンテナ(32)の周囲のもの等が破損・損傷してしまうことを未然に防止できる。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段等に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る機械制御器10を組み付けた刈払機1の斜視図である。 機械制御器10を組み付けた刈払機1の使用例を示す図である。 本発明の実施形態に係る機械制御器10のブロック図である。 (a)は制御箱10Aの側面図であり、(b)は制御箱10Aの上面図である。 本発明の実施形態に係る機械制御器10の作動を示すフローチャートである。 機械制御器10を組み付けた刈払機1の使用例を示す図である。 機械制御器10を組み付けた刈払機1の使用例を示す図である。
以下に説明する「発明の実施形態」は実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的手段や構造等に限定されるものではない。
そして、本実施形態は、刈払機の作動を制御する機械制御器に本発明を適用したものである。以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(第1実施形態)
本実施形態に係る機械制御器10が適用される刈払機1は、図1に示すように、2サイクルエンジン等の内燃機関を動力源3とする機械装置である。動力源3は、金属パイプにて構成された操作棒5の長手方向一端側に組み付けられている。また、操作棒5の長手方向他端側には、丸鋸状の刈刃7が回転可能に組み付けられている。
操作棒5内には、動力源3で発生した回転力を刈刃7に伝達する駆動軸(図示せず。)が配設されている。なお、駆動軸と動力源3との間には、遠心クラッチ等の動力断続装置に組み込まれている。このため、アイドリング運転時等の動力源3の回転数が低いときには、動力源3で発生した回転力は駆動軸に伝達されない。
1.機械制御器
1.1 機械制御器の概要
本実施形態に係る機械制御器10は、図2に示すように、地表に敷設されたケーブル30又は地中に埋設されたケーブル30に予め貼付されたICタグ31との間で無線通信が成立し、そのICタグ31が予め決められた特定のICタグ31であるときには、刈払機1の動力源3を停止し、刈払機能を停止させる作動制御を行う。
なお、ICタグとは、電波を受けて働く小型の電子装置(Radio frequency identification)の一種である。そして、ケーブル30に予め貼付されたICタグ31は、電波を受けた時に予め決められた識別情報を含む無線信号を送信する。機械制御器10は、ICタグから送信された無線信号に上記識別信号が含まれている場合には、当該ICタグを予め決められた特定のICタグ31であると判断する。
1.2 機械制御器10の構成
機械制御器10は、図3に示すように、制御部11等が収納された制御箱10A、及びアンテナ部10B等を有して構成されている。
なお、制御箱10Aは、図1に示すように、操作棒5のうち操作ハンドル5Aの近傍に組み付けられている。アンテナ部10Bは、操作棒5の他端側、つまり刈刃7の近傍に組み付けられている。そして、アンテナ部10Bと制御箱10Aとは、操作棒5に沿って延びるケーブル10Cにより電気的に接続されている。
制御箱10Aは、図3に示すように、制御部11、通信部13、スイッチ部15及び電源部17等が収納された液密な収納箱である。
通信部13は、アンテナ部10Bを介してICタグ31との間で無線通信を行う。すなわち、通信部13は、アンテナ部10Bから電波を放射するとともに、当該電波を受けてICタグ31から発信された電波を受信し、その受信信号を制御部11に向けて出力する。
制御部11は、受信信号に基づいて特定のICタグ31からの電波を受信したか否かの判定等を行うとともに、予め記憶された制御プログラムに従ってスイッチ部15の作動を制御する。なお、制御部11は、CPU、ROM及びRAM等からなるマイクロコンピュータ等により構成されている。そして、上記制御プログラムは、ROM等の不揮発性記憶部に予め記憶されている。
スイッチ部15は、キルスイッチやプラグコード等の動力源3の点火プラグ(図示せず。)用の電気回路を開閉する。このため、スイッチ部15が開いているときには、点火プラグがスパークできないので、動力源3は停止又は起動不可状態となる。一方、スイッチ部15が閉じているときには、点火プラグがスパーク可能な状態となるので、動力源3は継続運転可能又は起動可能な状態となる。
なお、本実施形態に係るスイッチ部15は、スイッチ部15を閉じる旨の指令信号が制御部11から発せられている間のみ点火プラグ用の電気回路を閉じる。このため、制御部11への電力供給が停止しているとき等の制御部11が作動していないときには、動力源3は停止又は起動不可状態となる。
電源部17は、通信部13、制御部11及びスイッチ部15に電力を供給する。なお、アンテナ部10Bは、通信部13を介して電源部17からの電力が供給される。因みに、本実施形態に係る電源部17は、リチウムイオン電池等の化学的蓄電材にて構成されている。
また、制御箱10Aには、図4(a)に示すように、起動スイッチと停止スイッチとが一体化された電源スイッチ19、及びリセットスイッチ21が設けられている。これら電源スイッチ19及びリセットスイッチ21は、作業者により手動操作されるものである。
そして、作業者は、電源スイッチ19を回転操作することにより、オフポジション、オンポジション及びストップポジションのいずれかを選択することができる。
すなわち、オフポジションでは、通信部13、制御部11及びスイッチ部15への電力供給を停止し、通信部13及び制御部11等が作動不可能なオフ状態となる。このためオフポジションでは、スイッチ部15が開き、動力源3は停止又は起動不可状態となる。
オンポジションでは、通信部13及び制御部11等へ電力が供給され、通信部13及び制御部11等が作動可能なオン状態となるとともに、特定のICタグ31からの電波を受信したときに、音声や光等により作業者に警告を発する警告機能が作動可能な状態となる
ストップポジションでは、オン状態となって警告機能が作動可能な状態となるとともに、特定のICタグ31からの電波を受信したときにスイッチ部15を開く自動停止機能が作動可能な自動停止可能状態となる。つまり、オンポジションでは、自動停止機能が作動不可能な非自動停止状態となり、ストップポジションでは、自動停止機能及び警告機能が作動可能な状態となる。
リセットスイッチ21は、自動停止機能により停止した動力源3を再起動可能な状態とするための手動スイッチである。そして、リセットスイッチ21は、図4(b)に示すように、制御箱10Aの上面に設けられている。
また、制御箱10Aには、図3に示すように、電源部17の出力電圧を検知する電圧検知部23が設けられている。電圧検知部23で検知された電圧(以下、検知電圧という。)を示す信号は、制御部11に入力される。
そして、制御部11は、検知電圧が予め決められた所定電圧未満の場合には、電源スイッチ19のポジションによらず、機械制御器10をオフ状態(以下、このオフ状態を電源オフ状態という。)とするとともに、その旨を報知(電圧低下報知という。)する。
因みに、本実施形態では、図4(b)に示すように、制御箱10Aの上面に設けられたLED等の発光体にて構成された報知部25を発光又は点滅発光させることにより電圧低下報知を行う。また、上記所定電圧は、機械制御器10を正常作動させるに必要な電源電圧に基づいて決定される電圧値である。
1.3 機械制御器の作動(図5参照)
図5に示す制御プログラムは、電源スイッチ19のポジションによらず、電源部17から電力供給が開始されると起動し、電源部17からの電力供給が停止した時、又は電源電圧が上記所定電圧より低い作動最低電圧未満となった時に停止する。
そして、制御プログラムが起動すると、検知電圧が所定電圧未満であるか否か判定され(S1)、検知電圧が所定電圧未満であると判定された場合には(S1:YES)、電圧低下報知がされるとともに(S3)、電源オフ状態とされる(S5)。
一方、検知電圧が所定電圧以上であると判定された場合には(S1:NO)、電源スイッチ19がいずれのポジションにあるかが判定される(S7)。なお、S1の実行時においては、スイッチ部15を閉じる旨の信号が発せられていない状態であるので、スイッチ部15は開いた状態であり、動力源3は停止又は起動不可状態となっている。
そして、電源スイッチ19がオフポジションであると判定された場合には(S7:オフポジション)、オフ状態とされた後(S9)、再び、S1が実行される。なお、電源スイッチ19がオフポジションであると判定された時点で既にオフ状態となっているときには、オフ状態が維持された後(S9)、再び、S1が実行される。
また、電源スイッチ19がオンポジションであると判定された場合には(S7:オンポジション)、オン状態とされた後(S11)、特定のICタグ31からの電波を受信したか否かが判定される(S13)。なお、電源スイッチ19がオンポジションであると判定された時点で既にオン状態となっているときには、オン状態が維持された後(S11)、S13が実行される。
そして、特定のICタグ31からの電波を受信したと判定された場合には(S13:YES)、警告機能が作動して音声や光等により作業者に警告が発せられた後(S15)、再び、S7が実行される。なお、特定のICタグ31からの電波を受信していないと判定された場合には(S13:NO)、再び、S13が実行される。
因みに、S7からS15に至る制御作動は非常に短時間であるので、特定のICタグ31からの電波を受信可能な範囲に刈払機1が存在する間は、警告が連続的に発せられる。
また、電源スイッチ19がストップポジションであると判定された場合には(S7:ストップポジション)、スイッチ部15を閉じる旨の信号が発せられて動力源3が継続運転可能又は起動可能な状態となった後(S17)、特定のICタグ31からの電波を受信したか否かが判定される(S19)。
このとき、特定のICタグ31からの電波を受信したと判定された場合には(S19:YES)、警告機能が作動して警告が発せられると同時にスイッチ部15が開かれる(S21)。このため、動力源3が起動不可状態となるとともに、動力源3が稼働している場合には動力源3が停止する。
なお、特定のICタグ31からの電波を受信していないと判定された場合には(S19:NO)、再び、S19が実行される。
スイッチ部15が開かれると(S21)、リセットスイッチ21が操作されたか否か判定される(S23)。リセットスイッチ21が操作されたと判定された場合には(S23:YES)、スイッチ部15を閉じる旨の信号が発せられて動力源3が継続運転可能又は起動可能な状態となるとともに、警告が停止した後(S25)、再び、S7が実行される。
なお、リセットスイッチ21が操作されていないと判定された場合には(S23:NO)、再び、S23が実行され、スイッチ部15が開かれた状態が維持されるため、動力源3が停止したまま起動不可状態が継続する。
3.本実施形態に係る機械制御器の特徴
本実施形態では、特定のICタグ31と通信可能な範囲に刈払機1が侵入すると、機械制御器10は動力源3を停止させるので、ICタグ31が貼付されたケーブル30が損傷等してしまうことを未然に防止できる。
また、本実施形態では、作業者により操作されるリセットスイッチ21を備え、動力源3が機械制御器10により停止された後は、作業者によりリセットスイッチ21が操作されない限り、動力源3を再度機能させることができないので、刈払機1によってケーブル30が破損・損傷等してしまうことを確実に防止できる。
また、本実施形態では、起動時には自動停止状態とし、再起同時にはオン状態としないかぎり、動力源3を稼働させることができない。つまり作業者が電源スイッチ19を少なくともオン状態としない限り、動力源3を稼働させることができない。
したがって、機械制御器10が作動していない状態で動力源3が稼働することを未然に防止できるので、刈払機1によってケーブル30が損傷等してしまうことを未然に防止できる。
なお、「起動時」とは、オフ状態からオン状態(自動停止状態も含む。)としたときにおいて、最初に動力源3を起動したときを意味し、「再起動」とは、起動時以降、オン状態(自動停止状態も含む。)で動力源3が停止した後、再度、動力源3を起動させるとき
をいう。
また、本実施形態では、動力源3を起動させる際には、非自動停止状態であるときには、オン状態であっても動力源3の起動を禁止し、自動停止可能状態であるときに動力源3の起動を許可することを特徴としている。
これにより、本実施形態では、動力源3の自動停止機能が作動した状態では、たとえ警告機能が作動可能状態であっても、そもそも動力源3を起動することができないので、刈払機1によってケーブル30が損傷等してしまうことを確実に防止できる。
また、本実施形態では、リセットスイッチ21が操作された後においては、非自動停止状態であってもオン状態であれば、動力源3の再起動を許可することを特徴としている。
これにより、本実施形態では、リセットスイッチ21を操作することにより動力源3が再起動可能な状態なるので、刈払機1の使い勝手が過度に低下することを抑制しながら、ICタグ31の周囲のもの等が損傷等してしまうことを未然に防止できる。
また、本実施形態では、電源部17の出力電圧が、予め決められた所定電圧未満の場合には、動力源3の起動を作動不可能な状態にするので、刈払機1の作動中に機械制御器10が事実上停止することを未然に防止できる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、ケーブル30にICタグ31を貼付したが、本実施形態は、図6に示すように、ケーブル30の周囲にICタグ31を貼付した支柱33を配設している。
また、各支柱33には、少なくとも上方側及び下方側の2箇所にICタグ31が貼付されているとともに、支柱33の下方側に設定されたICタグ31を貼付するための部位は、支柱33の長手方向に変位可能な構成となっている。
なお、図6では、ケーブル30にもICタグ31が貼付されているが、ケーブル30のICタグ31を廃止してもよい。
(第3実施形態)
上述の実施形態では、地表に敷設されたケーブル30又は地中に埋設されたケーブル30に予めICタグ31を貼付した。これに対して、本実施形態では、ICタグ31に代えて、ケーブル状のアンテナ32を配置する。
アンテナ32は、図示しない発信装置に接続されている。そして、アンテナ32から所定周波数の信号電波が発信されている。なお、発信装置は、ケーブル30の延び方向に沿って所定間隔毎に設置されている。
そして、機械制御器10とアンテナ32との間で無線通信が成立したときに、第1実施形態と同様な制御により、刈払機1の動力源3を停止し、刈払機能を停止させる作動制御を行う。アンテナ32は、ケーブル30に一体化された状態、又はケーブル30の近傍にてケーブル30と平行に延びている。
なお、アンテナ32は、ケーブル状に限定されるものではなく、その他形状であってもよい。また、アンテナ32は、ケーブル30と平行に延びたものに限定されるものではなく、ICタグ31をケーブル30に貼付したように、複数のアンテナ32を離散的にケーブル30又はその近傍に配置してもよい。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、機械装置として刈払機1を例に本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、工作機械や建機等のその他の機械装置にも適用できる。
なお、工作機械(例えば、プレス機)に適用する場合には、プレス機を操作する作業者及びその他の者にICタグ31を携帯させるとともに、プレス機の周囲、つまりICタグ31と通信可能な範囲にICタグ31を携帯した作業者等が侵入した際に、機械制御器10にてプレス機能を停止させる構成とすればよい。
因みに、プレス機能を停止させるには、(a)プレス機の動力源を停止させる、(b)プレス機への電力供給を停止する、(c)プレス作動に関わる部分のみを停止する、又は(d)プレス機の操作パネルを操作不可状態とする等の手法がある。
また、上述の実施形態では、起動スイッチと停止スイッチとが一体化されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、起動スイッチと停止スイッチとを独立して設けてもよい。
また、上述の実施形態では、動力源3を停止させて刈払機1の刈払機能を停止させたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばクラッチ等の動力断続手段を備える機械装置であれば、当該クラッチにて動力の伝達を遮断して機械装置の特定機能を停止させてもよい。
また、上述の実施形態では、動力源3が内燃機関であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、電動モータ等の他の動力源3を有する機械装置にも適用できる。
また、上述の実施形態では、ソフトウェアにて上記作動を実現したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ハードウェアにて上記作動を実現してもよい。
また、上述の実施形態では、本発明に係る機械制御器10を既存の機械装置に後付したものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明に係る機械制御器10を組み込んだ機械装置であってもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1… 刈払機 3… 動力源 5… 操作棒 5A… 操作ハンドル 7… 刈刃
10… 機械制御器 10A… 制御箱 10B… アンテナ部 10C… ケーブル
11… 制御部 13… 通信部 15… スイッチ部 17… 電源部
19… 電源スイッチ 21… リセットスイッチ 23… 電圧検知部
25… 報知部 30… ケーブル 31… ICタグ

Claims (9)

  1. 機械装置に適用され、前記機械装置の作動を制御する機械制御器であって、
    ICタグとの間で無線通信を行う通信部と、
    予め決められた特定のICタグと前記通信部との間で無線通信がされたときに、前記機械装置が有する機能のうち、予め決められた特定の機能を停止させる停止手段を有する制御部と
    を備えることを特徴とする機械制御器。
  2. 機械装置に適用され、前記機械装置の作動を制御する機械制御器であって、
    アンテナとの間で無線通信を行う通信部と、
    前記アンテナと前記通信部との間で無線通信がされたときに、前記機械装置が有する機能のうち、予め決められた特定の機能を停止させる停止手段を有する制御部と
    を備えることを特徴とする機械制御器。
  3. 作業者により操作されるリセットスイッチを備え、
    前記制御部は、前記特定の機能を停止させた後、前記リセットスイッチが操作された場合に前記特定の機能を作動可能な状態とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の機械制御器。
  4. 作業者により操作され、前記通信部及び前記制御部が作動可能なオン状態と前記通信部及び前記制御部が作動不可能なオフ状態とを切り替える起動スイッチを備え、
    前記制御部は、前記起動スイッチが前記オフ状態ときには、前記特定の機能を作動不可能な状態にすることを特徴とする請求項3に記載の機械制御器。
  5. 作業者により操作され、前記停止手段が作動可能な自動停止可能状態と前記停止手段が作動不可能な非自動停止状態とを切り替える停止スイッチを備え、
    前記制御部は、前記停止手段の作動時に作業者に警告を発する警告手段を有し、かつ、前記オン状態のときには前記警告手段を作動可能な状態とし、
    さらに、前記制御部は、前記非自動停止状態であるときには、前記機械装置の起動を禁止し、かつ、前記自動停止可能状態であるときに前記機械装置の起動を許可することを特徴とする請求項4に記載の機械制御器。
  6. 前記停止手段は、前記特定の機能を停止させる際には、前記機械装置の動力源を停止させることを特徴とする請求項5に記載の機械制御器。
  7. 前記制御部は、前記リセットスイッチが操作された後においては、前記非自動停止状態であっても前記オン状態であれば、前記機械装置の再起動を許可することを特徴とする請求項5又は6に記載の機械制御器。
  8. 前記制御部は、前記通信部及び前記制御部に電力を供給する電源部の出力電圧が、予め決められた所定電圧未満の場合には、前記特定の機能を作動不可能な状態にすることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の機械制御器。
  9. 前記出力電圧が前記所定電圧未満の場合に、その旨を報知する報知部を備えることを特徴とする請求項8に記載の機械制御器。
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