JP5957897B2 - チェンソー - Google Patents

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    • B27B17/083Devices for arresting movement of the saw chain

Description

本発明は、木材等の作業対象物をソーチェンにより切断するためのチェンソーに関する。
木材等の作業対象物を切断するために使用されるチェンソーは、外方に向けて突出する刃部が設けられたループ状のソーチェンつまり鎖鋸を有している。ソーチェンはハウジングに基端部が固定されたガイドバーに移動自在に掛け渡され、ソーチェンはハウジング内に設けられた駆動源により回転駆動される。駆動源としては、エンジンや電動モータが使用され、電動モータを駆動源とするチェンソーとしては、例えば、特許文献1に記載されるものがある。
特開2011−136384号公報
チェンソーは駆動源が設けられたチェンソー本体としてのケース組立体を有し、チェンソー本体にはその前方に突出してガイドバーが着脱自在つまり取り外し自在に装着されている。作業対象物を切断するソーチェンは、駆動源により回転駆動されるスプロケットとガイドバーとに連なって掛け渡されており、スプロケットによりソーチェンは回転駆動される。本体ケースの後端部には後方に突出してメインハンドルが設けられ、本体ケースの上部側には側方に突出してサブハンドルが設けられている。作業者は、メインハンドルを一方の手で把持し、サブハンドルを他方の手で把持してチェンソーを持ち上げた状態で作業対象物の切断作業を行うことになる。
電動モータを駆動源とするチェンソーにおいては、トリガースイッチつまり起動スイッチがメインハンドルに設けられており、切断作業を行うときには作業者か起動スイッチを操作すると電動モータが駆動されてソーチェンが回転駆動される。
チェンソーが長期間使用されてソーチェンが緩んだ場合にはガイドバーの長手方向の位置調整を行った後に再度ガイドバーが本体ケースに固定される。ソーチェンの刃部が摩耗した場合にはソーチェンの交換や刃部の目立てのために、ソーチェンはチェンソーから取り外されて再度ソーチェンがガイドバーに掛け渡される。ガイドバーの位置調整を行うときには、ガイドバーを本体ケースに取り付けているねじ部材であるボルトを緩めることになり、ガイドバーを取り外すときにはボルトを緩めてガイドバーを本体ケースから取り外すことになる。
このようなガイドバーの位置調整やソーチェンの着脱操作を行ったときには、ガイドバーが本体ケースに確実に取り付けられていないと、切断作業中にガイドバーが移動してソーチェンが緩むことになる。ソーチェンが緩むと、所望の切断作業を行うことができなくなるので、切断作業を中断してガイドバーの固定作業を行わなければならず、作業性を損ねることになる。
本発明の目的は、チェンソーによる切断作業性を向上することにある。
本発明のチェンソーは、複数の刃部が設けられたソーチェンにより作業対象物を切断するチェンソーであって、駆動源と当該駆動源により回転駆動されるスプロケットとが設けられたチェンソー本体と、前記チェンソー本体に着脱自在に装着され、前記スプロケットにより駆動される前記ソーチェンが掛け渡されるガイドバーと、前記ガイドバーの基部を覆い、前記チェンソー本体に前記ガイドバーを挟んで固定されるカバーと、前記カバーを前記チェンソー本体へ固定することで、前記ガイドバーを前記チェンソー本体に取り付ける取付部材と、前記カバーが前記チェンソー本体に固定され、前記ガイドバーが前記チェンソー本体に取り付けられたか否かを検知する検出器と、前記検出器からの信号に基づいて、前記ガイドバーが前記チェンソー本体に取り付けられていないときには、前記ソーチェンの回転を禁止する回転制御部とを有することを特徴とする。
本発明のチェンソーは、前記検出器は、前記カバーにより前記ガイドバーを挟持する箇所に設けられることを特徴とする。本発明のチェンソーは、前記検出器は、前記ガイドバーが前記チェンソー本体に取り付けられたことを検出する荷重センサであることを特徴とする。本発明のチェンソーは、前記検出器は、前記ガイドバーが前記チェンソー本体に取り付けられたことを検出するリミットスイッチであることを特徴とする。本発明のチェンソーは、前記ガイドバーが前記チェンソー本体に取り付けられていないときには、前記駆動源を起動させないことを特徴とする。本発明のチェンソーは、前記ガイドバーが前記チェンソー本体に取り付けられていないときには、前記チェンソー本体に設けられた起動スイッチを不作動とすることを特徴とする。本発明の記載のチェンソーは、前記ガイドバーが前記チェンソー本体に取り付けられていないときには、前記駆動源と前記スプロケットとの間に設けられたクラッチを開放することを特徴とする。本発明のチェンソーは、前記ガイドバーが前記チェンソー本体に取り付けられていないときには、前記チェンソー本体に設けられた警報具を作動させることを特徴とする
本発明によれば、ソーチェンを回転自在に支持するガイドバーがチェンソー本体に取り付けられていないときには、ソーチェンの回転が禁止されるので、切断作業中にガイドバーが緩むことが防止される。切断作業中にガイドバーが緩むことが防止されるので、切断作業を中断してガイドバーの固定作業を行う必要がなく、チェンソーによる切断作業性を向上させることができる。
ソーチェンの回転禁止は、ソーチェンを駆動するための駆動源を起動させないようにしたり、起動スイッチの操作を不作動としたり、駆動源の回転運動をソーチェンに伝達しないようにすることにより行われる。
本発明の一実施の形態であるチェンソーを示す一部切欠き正面図である。 図1の一部切欠き平面図である。 図1におけるA−A線拡大断面図である。 図4は本発明の他の実施の形態であるチェンソーにおけるガイドバー取付部を示す断面図である。 図4に示したガイドバーを取り外した状態のガイドバー取付部を示す断面図である。 他の実施の形態であるチェンソーにおけるガイドバー取付部を示す断面図である。 他の実施形態であるチェンソーにおけるオフロックスイッチを示す断面図である。 (A)は図3に示された荷重センサからの信号に基づいて電動モータを起動状態と起動停止状態とに制御するソーチェンの回転制御回路を示すブロック図であり、(B)はリミットスイッチからの信号に基づいて電動モータを起動状態と起動停止状態とに制御するソーチェンの回転制御回路を示すブロック図である。 (A)はオフロックスイッチを作動状態と不作動状態とに切り換えるロック用シリンダを有するチェンソーにおけるソーチェンの回転制御回路を示すブロック図であり、(B)はクラッチを有するチェンソーにおけるソーチェンの回転制御回路を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1および図2に示すように、チェンソー10は、駆動源としての電動モータ11を収容するチェンソー本体12を有している。チェンソー本体12は、それぞれ硬質の樹脂材料からなる複数のケース部材を組み合わせることにより形成されており、チェンソー本体12は複数のケース部材からなるケース組立体により形成されている。図2に示されるように、電動モータ11はケース部材12a内に設けられており、このケース部材12aに突き当てられるケース部材12bの内側にはモータ主軸13を回転自在に支持する軸受14が装着されている。
ケース部材12bとこれに突き当てられるケース部材12cとの間のスペースには、駆動軸15が配置されており、この駆動軸15はその一端部がケース部材12bに装着される軸受16aに回転自在に支持され、他端部がケース部材12cに装着される軸受16bに回転自在に支持されている。駆動軸15に設けられた大歯車17は、モータ主軸13の先端に設けられた小歯車18に噛み合っており、駆動軸15は電動モータ11により回転駆動される。
駆動軸15の先端部にはスプロケット19が設けられており、このスプロケット19はチェンソー本体12としてのケース部材12cの外側に配置されている。スプロケット19よりもチェンソー本体12の前側部にはガイドバー取付部20が設けられており、このガイドバー取付部20には、ガイドバー21が着脱自在つまり取り外し自在に装着されている。このガイドバー21には図2に示されるようにループ状となった無端の鎖鋸つまりソーチェン22が掛け渡され、このソーチェン22はスプロケット19にも噛み合った状態となって掛け渡されている。このように、スプロケット19とガイドバー21とに掛け渡されたソーチェン22はガイドバー21に案内されて電動モータ11により回転駆動される。ソーチェン22には複数の刃部が所定の間隔置きに設けられており、それぞれの刃部は外向きに突出している。ソーチェン22を回転させることにより、木材等の作業対象物をソーチェン22により切断することができる。
チェンソー本体12の後端部には、図1に示されるように、後方に突出して後ハンドルつまりメインハンドル23が設けられており、チェンソー本体12の上部側には側方には電動モータ11を収容するケース部材12aに沿って伸びる前ハンドルつまりサブハンドル24が設けられている。作業者はメインハンドル23を一方の手で把持し、サブハンドル24を他方の手で把持してチェンソー10を持ち上げた状態で作業対象物の切断作業を行うことになる。メインハンドル23内には、図1に示されるように、電動モータ11を起動させるためのトリガースイッチつまり起動スイッチ25がピン25aを中心に揺動自在に設けられている。メインハンドル23には、オフロックスイッチ26がメインハンドル23の側面から突出移動自在に設けられており、オフロックスイッチ26には、起動スイッチ25に設けられた係合部27に係合するカム部28が設けられている。オフロックスイッチ26には先端部がメインハンドル23の外部に突出する方向のばね力が図示しないばね部材により付勢されており、オフロックスイッチ26が操作されないときにはカム部28が係合部27に係合し、起動スイッチ25の起動操作が規制される。一方、オフロックスイッチ26が押し込まれると、カム部28は係合部27に係合する位置から外れることになる。これにより、作業対象物の切断作業を行うときには、作業者がオフロックスイッチ26を押し込むと起動スイッチ25を操作することができ、起動スイッチ25が操作されると電動モータ11が起動される。電動モータ11に外部から電力を供給するために、給電ケーブル29がメインハンドル23に取り付けられている。
ただし、チェンソーの形態としては、商用電源により電動モータ11を駆動することなく、バッテリから電動モータ11に電力を供給する形態があり、その形態の場合にはバッテリがチェンソー本体12に搭載される。
ガイドバー21の基端部には長手方向に伸びた長孔31が形成されている。図3に示されるように、チェンソー本体12には長孔31内に突出する2つのガイドピン32,33が取り付けられている。それぞれのガイドピン32,33はガイドバー21の長手方向にずれて取り付けられており、複数のガイドピン32,33に案内されてガイドバー21を長手方向に調整移動させることができる。それぞれのガイドピン32,33は外周面が円形となったガイド部32a,33aと、ガイド部に一体となった取付部32b,33bとを有している。取付部32b,33bは外周面が六角形となっており、外周部に角部を有している。それぞれのガイドピン32,33は、樹脂製のケース部材12cを成形する際にインサート成形したり、ケース部材12cを成形する際に形成された取付孔に挿入したりすることにより、ケース部材12cの取付孔に組み込まれてケース部材12cと一体となっている。ケース部材12cが突き当てられるケース部材12bには、それぞれのガイドピン32,33の端面に突き当てられる突き当て部34が設けられ、ガイドピン32,33が外れるのを防止している。
一方のガイドピン33にはねじ孔35が形成されており、このねじ孔35には取付部材としてのねじ部材36がねじ結合されるようになっている。ガイドバー21はねじ部材36によりチェンソー本体12のガイドバー取付部20に取り付けられる。
チェンソー本体12には、ガイドバー21をその基部でチェンソー本体12に取り付けるためのガイドバー取付部20とスプロケット19とを覆うチェンカバー37が着脱自在に装着されている。このチェンカバー37はガイドピン33のねじ孔35にねじ結合されるねじ部材36によってチェンソー本体12に取り付けられる。このように、ねじ部材36はチェンソー本体12に対するガイドバー21の取付と、チェンソー本体12に対するチェンカバー37の取付とを兼ねている。ねじ部材36にはワッシャ38が装着されており、ワッシャ38はチェンカバー37に設けられた凹部39の底面に接触する。
図示するチェンソー10においては、ガイドバー21とチェンカバー37とをチェンソー本体12に取り付けるために、ねじ部材36を兼用しているが、ガイドバー21とチェンカバー37とを別々のねじ部材により取り付けるようにしても良い。
チェンソーが長期間使用されてソーチェンが緩んだ場合には、ねじ部材36を緩めた状態のもとでガイドバー21の長手方向の位置調整を行った後にガイドバー21がチェンソー本体12にねじ部材36により固定される。さらに、ソーチェン22の刃部が摩耗した場合には、ソーチェン22を交換したり刃部を目立てしたりするためにソーチェン22はチェンソー本体12から取り外され、このときにはガイドバー21も取り外される。再度、ソーチェン22をチェンソー本体12に装着する際には、ソーチェン22をスプロケット19とガイドバー21にソーチェン22を掛け渡した状態のもとで、ねじ部材36によりチェンソー本体12にガイドバー21が取り付けられる。このように、ガイドバー21をチェンソー本体12にねじ部材36により取り付ける際には、ねじ部材36をガイドピン33のねじ孔35に確実にねじ結合させる必要がある。
ガイドバー21が確実にチェンソー本体12に取り付けられた状態となっているか否かを検出するために、検出器として荷重センサ41がケース部材12bに設けられている。この荷重センサ41はガイドバー21が取り付けられるとその取付応力に応じて電気抵抗が変化する歪みゲージを有し、ロードセルとも言われる。この荷重センサ41からの信号に基づいて、荷重センサ41にガイドバー21からの押し付け力が所定の判定値を超えたときにガイドバー21が所望の取付力でチェンソー本体12に取り付けられたことが判定される。荷重センサ41からの信号に基づいて、ガイドバー21が取り付けられているときにはソーチェン22の回転を許容し、ガイドバー21がガイドバー取付部20に取り付けられていないときには、ソーチェン22の回転を禁止する。ソーチェン22の回転が禁止されたときには、禁止されたことを作業者に報知させるための警報具としてのLEDからなる警報ランプ42がチェンソー本体12に図1に示されるように設けられている。この警報ランプ42に代えるか、またはこれに加えて警報ブザーをチェンソー本体12に警報具として設けるようにしても良い。
図8(A)は、図3に示された荷重センサ41からの検出信号に基づいて電動モータを起動状態と起動停止状態とに制御するソーチェンの回転制御回路を示すブロック図である。この回転制御部としての回転制御回路は、荷重センサ41の検出信号と起動スイッチ25のオンオフの検出信号が入力されるコントローラ43を有しており、コントローラ43により電動モータ11に対する電源44から電力の供給と供給停止とが制御される。このコントローラ43は、荷重センサ41からの信号によりガイドバー21がねじ部材36により取り付けられて所定の締結力が加えられた状態のもとで起動スイッチ25が操作されると、電動モータ11へ電力を供給する。一方、ねじ部材36が固定されていないときには、起動スイッチ25が操作されてもコントローラ43により電動モータ11への給電が停止されて電動モータ11の起動が停止されるとともに警報ランプ42が点灯される。
図4は本発明の他の実施の形態であるチェンソーにおけるガイドバー取付部20を示す断面図であり、図5は図4に示したガイドバー21を取り外した状態のガイドバー取付部20を示す断面図である。このチェンソー10においては、ガイドバー取付部20には、図3に示した荷重センサ41に代えてリミットスイッチ45が設けられている。ガイドバー21が図5に示すようにチェンソー本体12から取り外された状態のもとでは、リミットスイッチ45の接触子45aがガイドバー取付部20から突出している。これに対し、ガイドバー21をチェンソー本体12に取り付けると、図4に示されるようにガイドバー21により接触子45aが後退移動してリミットスイッチ45から検出信号が出力される。
図8(B)はリミットスイッチからの検出信号に基づいて電動モータを起動状態と起動停止状態とに制御するソーチェンの回転制御回路を示すブロック図である。
リミットスイッチ45の検出信号は、図8(B)に示されるコントローラ43に送られる。ガイドバー21がねじ部材36により取り付けられると、リミットスイッチ45からの検出信号に基づいて、上述した場合と同様に、電動モータ11への電力供給と供給停止とが制御される。ガイドバー21がねじ部材36により取り付けられて所定の固定力が加えられた状態のもとで起動スイッチ25が操作されると、電動モータ11へ電力が供給される。一方、ねじ部材36が固定されていないときには、起動スイッチ25が操作されても電動モータ11への給電が停止されて電動モータ11の起動が停止されるとともに警報ランプ42が点灯される。
図6は本発明の他の実施の形態であるチェンソーにおけるガイドバー取付部20を示す断面図である。図6には、図5と同様にガイドバーを取り外した状態のガイドバー取付部20が示されているが、図6においては、ガイドピン32,33よりも図1における下側の部分が示されている。図6に示すガイドバー取付部20には、上述した荷重センサ41とリミットスイッチ45の両方が設けられており、荷重センサ41とリミットスイッチ45のいずれか一方、または両方から検出信号が出力され、ガイドバー21がチェンソー本体12に取り付けられていないときには、電動モータ11への給電が停止される。
図6に示されるガイドバー取付部20には、荷重センサ41の背面側にはゴム等の弾性体46が設けられており、ガイドバー21がチェンソー本体12から取り外された状態のもとでは、荷重センサ41は弾性体46によりガイドバー取付部20の前面からガイドバー21に突き当たる方向に突出するようになっている。このように、荷重センサ41に弾性力を付与した形態においては、ガイドバー21がガイドバー取付部20に取り付けられると、弾性体46から荷重センサ41に加えられる取付力が高まることになる。取付力が判定値を超えたときには電動モータ11に対する電力供給が許容される。
リミットスイッチ45が取り付けられる取付孔の開口部の周囲には、図6に示されるように、環状にゴム等の弾性体47が設けられており、ガイドバー21をチェンソー本体12にねじ部材36により取り付けるときに、その取付力には抵抗力が加えられるようになっている。ガイドバー21をガイドバー取付部20に取り付けるときには、ガイドバー21がケース部材12bの前面に接触するまで弾性体47を収縮させたときにリミットスイッチ45がオン信号を出力する。このように、弾性体47を設けると、弾性体47を収縮させるときにはガイドバー21の取付力に抵抗力が加わるので、ねじ部材36を弾性力に抗してねじ結合を完了させたときに検出信号が出力される。
図3に示した荷重センサ41についても、図6に示すように、弾性体46を同様の部位に設けるようにしても良い。また、図4に示したリミットスイッチ45についても、図6に示すように弾性体47を同様の部位に設けるようにしても良い。
図7は本発明の他の実施の形態であるチェンソー10におけるオフロックスイッチを示す断面図であり、チェンソー10のうち図1におけるB−B線断面図に相当する部分を示す。
オフロックスイッチ26はメインハンドル23の内部に設けられたガイド部材51により往復動自在に装着され、ばね部材52によりメインハンドル23の外部に突出する方向のばね力がオフロックスイッチ26に付勢されている。図7に示すように、ばね力によりオフロックスイッチ26が突出した状態のもとでは、カム部28が起動スイッチ25の係合部27に係合し、起動スイッチ25の操作が規制される。これに対し、オフロックスイッチ26が押し込まれると、カム部28と係合部27との係合が解かれ、起動スイッチ25の操作が可能となる。図7に示すチェンソー10のメインハンドル23には、オフロックスイッチ26の操作を禁止してこれを不作動とするために、オフロックスイッチ26に噛み合うストッパ53が設けられている。このストッパ53はロック用ソレノイド54のアクチュエータ55に取り付けられており、ストッパ53にはオフロックスイッチ26に噛み合う位置に移動させるためのばね部材56が設けられている。
図9(A)は図7に示すようにオフロックスイッチを作動状態と不作動状態とに切り換えるロック用シリンダを有するチェンソーにおけるソーチェンの回転制御回路を示すブロック図である。荷重センサ41によりガイドバー21がガイドバー取付部20に取り付けられたことが検出されたときにはロック用ソレノイド54に駆動信号が送られ、ストッパ53とオフロックスイッチ26との噛み合いが解かれて起動スイッチ25の起動操作が許容される。これにより、電動モータ11によりソーチェン22が回転駆動される。一方、ガイドバー21がガイドバー取付部20に取り付けられていないときには、起動スイッチ25の操作が規制されてソーチェン22の回転が禁止され、警報ランプ42が点灯される。
このように、図8(A),(B)に示す形態においてはガイドバー21が取り付けられていないときには、電動モータ11を起動させないのに対して、図9(A)に示す形態においては、起動スイッチ25の操作を禁止してそれを不作動状態とすることにより、ソーチェン22の回転が禁止される。
ソーチェン22回転禁止形態としては、上述のように、駆動源としての電動モータ11の回転を停止する形態と、起動スイッチ25の操作を禁止する形態とがある。さらに、他のソーチェン22回転禁止形態としては、電動モータ11のモータ主軸13とスプロケット19との間に電磁クラッチを設け、電動モータ11が起動された状態のもとで、モータ主軸13の回転をスプロケット19に伝達しないようにする形態がある。
図9(B)は荷重センサからの信号に基づいて電磁クラッチ57を締結状態と開放状態とに制御するようにしたソーチェンの回転制御回路を示すブロック図である。
この形態においては、荷重センサ41によりガイドバー21がガイドバー取付部20に取り付けられたときには電磁クラッチ57を連結状態とし、ガイドバー21が取り付けられていないときには、電磁クラッチ57を開放状態として警報ランプ42が点灯される。この形態においては、電動モータ11が駆動されても、電磁クラッチ57が開放状態となるので、ソーチェン22は回転が禁止された状態となる。
なお、図9(A),(B)においては、荷重センサ41によりガイドバー21が取り付けられたことを検出するようにした場合が示されているが、リミットスイッチ45によりガイドバー21の取付を検出するようにした形態としても良い。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、図示するチェンソー10は電動モータ11を駆動源としているが、エンジンを駆動源とするチェンソーに対して本発明を適用することもできる。
10…チェンソー、11…電動モータ、12…チェンソー本体、13…モータ主軸、14…軸受、15…駆動軸、16a,16b…軸受、17…大歯車、18…小歯車、19…スプロケット、20…ガイドバー取付部、21…ガイドバー、22…ソーチェン、23…メインハンドル、24…サブハンドル、25…起動スイッチ、26…オフロックスイッチ、27…係合部、28…カム部、29…給電ケーブル、31…長孔、32,33…ガイドピン、34…突き当て部、35…ねじ孔、36…ねじ部材、37…チェンカバー、38…ワッシャ、39…凹部、41…荷重センサ、42…警報ランプ、43…コントローラ、44…電源、45…リミットスイッチ、46,47…弾性体、51…ガイド部材、52…ばね部材、53…ストッパ、54…ロック用ソレノイド、55…アクチュエータ、56…ばね部材、57…電磁クラッチ。

Claims (8)

  1. 複数の刃部が設けられたソーチェンにより作業対象物を切断するチェンソーであって、
    駆動源と当該駆動源により回転駆動されるスプロケットとが設けられたチェンソー本体と、
    前記チェンソー本体に着脱自在に装着され、前記スプロケットにより駆動される前記ソーチェンが掛け渡されるガイドバーと、
    前記ガイドバーの基部を覆い、前記チェンソー本体に前記ガイドバーを挟んで固定されるカバーと、
    前記カバーを前記チェンソー本体へ固定することで、前記ガイドバーを前記チェンソー本体に取り付ける取付部材と、
    前記カバーが前記チェンソー本体に固定され、前記ガイドバーが前記チェンソー本体に取り付けられたか否かを検知する検出器と、
    前記検出器からの信号に基づいて、前記ガイドバーが前記チェンソー本体に取り付けられていないときには、前記ソーチェンの回転を禁止する回転制御部とを有することを特徴とするチェンソー。
  2. 前記検出器は、前記カバーにより前記ガイドバーを挟持する箇所に設けられることを特徴とする請求項1記載のチェンソー。
  3. 前記検出器は、前記ガイドバーが前記チェンソー本体に取り付けられたことを検出する荷重センサであることを特徴とする請求項1または2記載のチェンソー。
  4. 前記検出器は、前記ガイドバーが前記チェンソー本体に取り付けられたことを検出するリミットスイッチであることを特徴とする請求項1または2記載のチェンソー。
  5. 前記ガイドバーが前記チェンソー本体に取り付けられていないときには、前記駆動源を起動させないことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のチェンソー。
  6. 前記ガイドバーが前記チェンソー本体に取り付けられていないときには、前記チェンソー本体に設けられた起動スイッチを不作動とすることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のチェンソー。
  7. 前記ガイドバーが前記チェンソー本体に取り付けられていないときには、前記駆動源と前記スプロケットとの間に設けられたクラッチを開放することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のチェンソー。
  8. 前記ガイドバーが前記チェンソー本体に取り付けられていないときには、前記チェンソー本体に設けられた警報具を作動させることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のチェンソー。
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