JP2013230919A - 長尺シートのつづら折り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率よく確実に長尺シートをつづら折りにすることができる長尺シートのつづら折り装置を提供する。
【解決手段】長尺シートSのつづら折り装置Dを、シート供給機構2と、第一、第二の保持具H1、H2と、長尺シートSを押圧して折り返し部sfを形成しながら対向する保持具H1、H2への受け渡し位置(u)まで誘導する対をなすスライド誘導体Y1、Y2と、これらスライド誘導体Y1、Y2における各待機位置(t)から各受け渡し位置(u)に至るスライド軌跡tr1、tr2が相互に交差するように前記両スライド誘導体Y1、Y2をそれぞれ案内する誘導体案内機構3と、スライド誘導体駆動機構4と、保持具駆動機構5と、載置台6とを具備する構成とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、気泡シート等に好適に用いられる長尺シートのつづら折り装置に関する。
従来、気泡シート等の長尺シートは、製造ラインにおいて連続的に製造されるものであり、最終段階において製造ラインから繰り出された長尺シートを巻き取り、ロール状にして出荷されるのが一般的であった(例えば、特許文献1を参照)。
ところが、ロール状の長尺シートは、隙間無く密に配列させることについて一定の限界があり、倉庫において保管する場合や運搬する場合等において無駄なスペースが生じやすいものとなっている。
このような事情に応えるため、近時、長尺シートをつづら折りにすることにより無駄なスペースを減少させてスペース効率を向上させるという方策も検討されはじめており、効率よく確実に長尺シートをつづら折りにするための装置の出現が望まれている。
特開2004−284731号公報
本発明は、以上のような事情に着目してなされたもので、効率よく確実に長尺シートをつづら折りにすることができる長尺シートのつづら折り装置を提供することにある。
すなわち、本発明の長尺シートのつづら折り装置は次の構成をなしている。
請求項1に記載の長尺シートのつづら折り装置は、長尺なシートを交互に折り返すことによりつづら折りするための長尺シートのつづら折り装置であって、前記長尺シートを下方に向けて供給するシート供給機構と、このシート供給機構により供給される長尺シートの両面側に配設され前記長尺シートの折り返し部を保持する保持状態及び前記折り返し部を受入放出可能な解放状態を採り得る第一、第二の保持具と、これら第一、第二の保持具の上側に待機し長尺シートを押圧して折り返し部を形成しながら対向する保持具への受け渡し位置まで誘導する対をなすスライド誘導体と、これらスライド誘導体における各待機位置から各受け渡し位置に至るスライド軌跡が相互に交差するように前記両スライド誘導体をそれぞれ案内する誘導体案内機構と、前記両スライド誘導体を交互に待機位置から受け渡し位置まで往復動作させるスライド誘導体駆動機構と、前記両保持具を前記解放状態にしておき対応するスライド誘導体が受け渡し位置に到達する毎に所要期間だけ前記保持状態にする保持具駆動機構と、前記第一、第二の保持具から順次解放されてつづら折り状態となった長尺シートを支持する載置台とを具備してなるものである。
このようなものであれば、対をなすスライド誘導体における各待機位置から各受け渡し位置に至るスライド軌跡が相互に交差するようにしてあるので、第一、第二の保持具の相対位置を動かすことなく、効率よく確実に長尺シートをつづら折りにするものとなる。
請求項2に記載の長尺シートのつづら折り装置は、請求項1に係る構成において、前記保持状態から前記解放状態に切り替わった際に各保持具から放出される前記長尺シートの折り返し部を前記載置台方向に押し付けるための第一、第二の押さえ具を備えているものである。
このようなものであれば、各保持具が前記保持状態から前記解放状態に切り替わっても、当該長尺シートの折り返し部が第一、第二の押さえ具により押さえられることになり、折り返し部のバラつきを抑制して、より確実なつづら折りを実現することができる。
請求項3に記載の長尺シートのつづら折り装置は、請求項1又は2に係る構成において、前記誘導体案内機構が、一方のスライド誘導体のスライド軌跡を斜めに設定するととともに他方のスライド誘導体のスライド軌跡を略水平に設定したものである。
このようなものであれば、対をなすスライド誘導体における各待機位置から各受け渡し位置に至るスライド軌跡が相互に交差するための構成を、他方のスライド誘導体のスライド軌跡を略水平に設定することにより実現しているので、装置の構造が複雑になることを好適に抑制するものとなる。
請求項4に記載の長尺シートのつづら折り装置は、請求項3に係る構成において、前記誘導体案内機構が、一方のスライド誘導体のスライド軌跡を規定する斜め案内部と、他方のスライド誘導体のスライド軌跡を規定する水平案内部とを備えたものであり、前記斜め案内部が、略水平に配設された水平案内レールと、この水平案内レールに案内されて水平方向に進退する水平スライダと、この水平スライダに昇降可能に保持され上端部で前記他方のスライド誘導体を支持する昇降部材と、この昇降部材を水平スライダの往復動作を利用して昇降させる昇降機構とを備えたものである。
このようなものであれば、一方のスライド誘導体の斜めに設定されたスライド軌跡を、水平スライダと、昇降部材と、昇降機構との協働によって実現することができるものとなる。
請求項5に記載の長尺シートのつづら折り装置は、請求項4に係る構成において、前記昇降機構が、昇降部材の下端部に設けられたカムフォロアと、このカムフォロアを案内する斜め案内レールとを備えたものである。
このようなものであれば、昇降部材の昇降を、カムである案内レールとカムフォロアを利用したいわゆるカム機構によって実現することができるものとなる。
請求項6に記載の長尺シートのつづら折り装置は、請求項1、2、3、4又は5に係る構成において、前記スライド誘導体が、前記長尺シートを押圧する先端側に押圧ローラを回転自在に設けたものである。
このようなものであれば、スライド誘導体による長尺シートの面を押圧する動作をスムーズ且つ確実に実現することができるものとなる。
請求項7に記載の長尺シートのつづら折り装置は、請求項1、2、3、4、5又は6に係る構成において、前記第一、第二の保持具が、保持具本体と、この保持具本体の先端に上下方向に回動可能に支持された対をなす挟持部材とを備えたものであり、前記解放状態において前記挟持部材が前記保持具本体の先端面と同等又は前記先端面よりも後方に控える位置にまで回動するように構成されているものである。
このようなものであれば、前記解放状態において前記挟持部材が前記保持具本体の先端面と同等又は前記先端面よりも後方に控える位置にまで回動するように構成されているものであるため、保持具によって長尺シートの折り返し部を解放した際に、当該折り返し部が保持具の挟持部材に干渉することが無くなり、折り返し部をスムーズに下方に案内することができるものとなる。
以上説明したように本発明によれば、効率よく確実に長尺シートをつづら折りにすることができる長尺シートのつづら折り装置を提供することができる。
本発明の一実施形態を示す正面図。 同実施形態における斜視図。 同実施形態の作動説明図。 同実施形態の作動説明図。 同実施形態の作動説明図。 同実施形態の作動説明図。 同実施形態の作動説明図。 同実施形態におけるタイミングチャート。 同実施形態におけるスライド誘導体のスライド軌跡を説明するための説明図。 他のスライド軌跡の例を示す図9対応の説明図。 他のスライド軌跡の例を示す図9対応の説明図。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜9を参照して説明する。
この実施形態は、本発明を、長尺シートSをつづら折りするためのつづら折り装置Dに適用したものである。
この実施形態における長尺シートSは気泡シートと称される構成をなすものである。すなわち、この長尺シートSは、軽量かつクッション性に優れたもので、緩衝包装材や断熱材等として広く用いられているものである。長尺シートSは、突状のキャップを複数成形したキャップフィルムと、キャップフィルムのうちキャップの底部側に貼り合わされる平坦なバックフィルムとを具備したもの(図示せず)、或いは、これらキャップフィルム及びバックフィルムに加え、キャップフィルムのうちキャップの頂部側に貼り合わされる平坦なライナーフィルムとを具備したもの(図示せず)であって、周知のように図示しない製造ラインにおいて連続的に製造される。
つづら折り装置Dは、製造ラインから漸次送り出される長尺シートSを交互に折り返すことによってつづら折りするためのもので、長尺シートSを下方に向けて供給するシート供給機構2と、このシート供給機構2により供給される長尺シートSの両面側に配設され長尺シートSの折り返し部sfを保持する保持状態(h)及び折り返し部sfを受入放出可能な解放状態(k)を採り得る第一、第二の保持具H1、H2と、これら第一、第二の保持具H1、H2の上側に待機し長尺シートSを押圧して折り返し部sfを形成しながら対向する保持具H1、H2への受け渡し位置(u)まで誘導する対をなすスライド誘導体Y1、Y2と、これらスライド誘導体Y1、Y2における各待機位置(t)から各受け渡し位置(u)に至るスライド軌跡tr1、tr2が相互に交差するように両スライド誘導体Y1、Y2をそれぞれ案内する誘導体案内機構3と、両スライド誘導体Y1、Y2を交互に待機位置(t)から受け渡し位置(u)まで往復動作させるスライド誘導体駆動機構4と、両保持具H1、H2を解放状態(k)にしておき対応するスライド誘導体Y1、Y2が受け渡し位置(u)に到達する毎に所要期間だけ保持状態(h)にする保持具駆動機構5と、第一、第二の保持具H1、H2から順次解放されてつづら折り状態となった長尺シートSを支持する載置台6とを具備してなる。
シート供給機構2は、製造ラインから繰り出される長尺シートSをニップロール21により挟持して下方に一定の速度で供給するようにしたものである。
第一、第二の保持具H1、H2は、保持具本体H11、H21と、この保持具本体H11、H21の先端に上下方向に回動可能に支持された対をなす挟持部材H12、H22とを備えたものであり、保持具本体H11、21の略鉛直姿勢をなす先端面H111、H211を対向させた状態で装置フレーム1に支持されている。なお、第一の保持具H1は第二の保持具H2に比べて一定距離だけ低い位置に配設されている。詳述すれば、本つづら折り装置Dは、つづら折り空間spを形成すべく略鉛直姿勢で対面配置された2枚の隔壁wを備えている。そして、一方の隔壁wに複数の、例えば4個の第一の保持具H1が長尺シートSの幅方向に所要の間隔をあけて配置されているとともに、他方の隔壁wに複数の、例えば4個の第二の保持具H2が長尺シートSの幅方向に所要の間隔をあけて配置されている。
具体的に説明すれば、各隔壁wには、保持具H1、H2を配置するための空間である保持具配置部w11と、押さえ具P1、P2を移動可能するための空間である押さえ具挿通部w12とを連続させた形態をなす窓w1が複数箇所に所要の間隔をあけて形成されており、これら各窓w1の保持部配置部w11に各第一、第二の保持具H1、H2が配置されている。第一、第二の保持具H1、H2の保持具本体H11、H21は、先端側を窓w1を通してつづら折り空間sp内に突出させた角柱状をなすもので、内部に保持具駆動機構5を構成する図示しないアクチュエータを収容している。第一、第二の保持具H1、H2の対をなす挟持部材H12、H22は、それぞれ図示しない水平ピンを介して保持具本体H11、H21に枢着されアクチュエータに付勢されて開閉動作する対をなす回動アームH121、H122、H221、H222と、これら対をなす回動アームH121、H122、H221、H222の回動端にそれぞれ設けられた弾性を有する挟持パッドpとを備えたもので、保持状態においては上下の回動アームH121、H122、H221、H222は略水平な位置まで回動して長尺シートSの折り返し部sfを上下から挟持し得るようになっている。解放状態(k)においては、上の回動アームH121、H221は挟持パッドpが保持具本体H21の上方に位置するまで回動するとともに、下の回動アームH122、H222は挟持パッドpが保持具本体H11、H21の下方に位置するまで回動するようになっている。換言すれば、解放状態(k)において挟持部材H12、H22が保持具本体H11、H21の先端面H111、H211と同等又は先端面H111、H211よりも後方に控える位置にまで回動するように構成されている。
保持具駆動機構5は、両保持具H1、H2を解放状態(k)にしておき対応するスライド誘導体Y1、Y2が受け渡し位置(u)に到達する毎に所要期間だけ保持状態(h)にするものであり、第一の保持具H1に内蔵されたアクチュエータと、第二の保持具H2に内蔵されたアクチュエータとを後述する所定のタイミングで作動させて各保持具H1、H2を保持状態(h)又は解放状態(k)にするものである。
なお、第一の保持具H1が保持状態(h)をとる所要期間とは、他方のスライド誘導体Y2により長尺シートSの面を押圧するための期間であり、具体的に言えば、第一の保持具H1に対応する一方のスライド誘導体Y1が受け渡し位置(u)に到達した時点から、当該一方のスライド誘導体Y1が待機位置(t)に戻り、その後、他方のスライド誘導体Y2が第二の保持具H2への受け渡し位置(u)に到達する時点までの期間をいう。また、第二の保持具H2が保持状態(h)をとる所要期間とは、一方のスライド誘導体Y2により長尺シートSの面を押圧するための期間であり、具体的に言えば、第二の保持具H2に対応する他方のスライド誘導体Y2が受け渡し位置(u)に到達した時点から、当該他方のスライド誘導体Y2が待機位置(t)に戻り、その後、一方のスライド誘導体Y1が第一の保持具H1への受け渡し位置(u)に到達する時点までの期間をいう。
一方のスライド誘導体Y1は、第二の保持具H2の上側に設定された待機位置(t)から第一の保持具H1に接近する受け渡し位置(u)までの間で往復動作するもので、板状をなす誘導体本体Y11と、この誘導体本体Y11の第一の保持具H1に接近する先端側に回動自在に設けられた長尺シートS押圧用の押圧ローラY12とを具備している。なお、誘導体本体Y11は後述する押さえ具P1との干渉を防止するための逃げ部Y111を備えている。
他方のスライド誘導体Y2は、第一の保持具H1の上側に設定された待機位置(t)から第二の保持具H2に接近する受け渡し位置(u)までの間で往復動作するもので、板状をなす誘導体本体Y21と、この誘導体本体Y21の第二の保持具H2に接近する先端側に回動自在に設けられた長尺シートS押圧用の押圧ローラY22とを具備している。なお、誘導体本体Y21は後述する押さえ具P2との干渉を防止するための逃げ部Y211を備えている。
誘導体案内機構3は、一方のスライド誘導体Y1のスライド軌跡tr1を斜めに設定するととともに他方のスライド誘導体Y2のスライド軌跡tr2を略水平に設定したものである。すなわち、誘導体案内機構3は、一方のスライド誘導体Y1のスライド軌跡tr1を規定する斜め案内部31と、他方のスライド誘導体Y2のスライド軌跡tr2を規定する水平案内部32とを備えたものである。
斜め案内部31は、略水平に配設された水平案内レール311と、この水平案内レール311に案内されて水平方向に進退する水平スライダ312と、この水平スライダ312に昇降可能に保持され上端部で一方のスライド誘導体Y1を支持する昇降部材313と、この昇降部材313を水平スライダ312の往復動作を利用して昇降させる昇降機構314とを備えたものである。昇降機構314は、昇降部材313の下端部に設けられたカムフォロアcfと、このカムフォロアcfを案内する斜め案内レールLとを備えたものである。斜め案内レールLは、待機位置(t)から受け渡し位置(u)に向かって漸次低くなるように傾斜させてあり、水平スライダ312が待機位置(t)から受け渡し位置(u)方向に移動するのに伴って斜め案内レールLに案内された昇降部材313が降下を続けるようになっている。すなわち、この昇降部材313に支持された一方のスライド誘導体Y1は待機位置(t)から漸次高度を下げながら受け渡し位置(u)に到達するようになっている。なお、この実施形態においては、斜め案内部31が、長尺シートSの幅方向両側にそれぞれ配されており、それら両斜め案内部31の昇降部材313により一方のスライド誘導体Y1の両端部を支持している。
水平案内部32は、略水平に配設された水平案内レール321と、この水平案内レール321に案内されて水平方向に進退する水平スライダ322とを具備してなるもので、この水平スライダ322に他方のスライド誘導体Y2の端部を支持させている。なお、この実施形態においては、水平案内部32が、長尺シートSの幅方向両側にそれぞれ配されており、それら両水平案内部32の水平スライダ322により他方のスライド誘導体Y2の両端部を支持している。以上説明した両スライド誘導体Y1、Y2は、誘導体案内機構3に案内されつつスライド誘導体駆動機構4の働きにより交互に待機位置(t)から受け渡し位置(u)まで往復動作するようになっている。
スライド誘導体駆動機構4は、一方のスライド誘導体Y1を駆動するための一方の駆動部41と他方のスライド誘導体Y2を駆動するための他方の駆動部42とを備えている。
一方の駆動部41は、駆動プーリ411と従動プーリ412との間にタイミングベルト413を張り渡したものでタイミングベルト413の特定部位を斜め案内部31の水平スライダ312に接続しており、駆動プーリ411を図示しないサーボモータ等により駆動することにより斜め案内部31の水平スライダ312を水平案内レール311に沿って進退させるようになっている。
他方の駆動部42は、駆動プーリ421と従動プーリ422との間にタイミングベルト423を張り渡したものでタイミングベルト423の特定部位を水平案内部32の水平スライダ322に接続しており、駆動プーリ421を図示しないサーボモータ等により駆動することにより水平案内部32の水平スライダ322を水平案内レール321に沿って進退させるようになっている。
また、このつづら折り装置Dは、保持具H1、H2が保持状態(h)から解放状態(k)に切り替わった際に各保持具H1、H2から放出される長尺シートSの折り返し部sfを載置台6方向に押し付けるための第一、第二の押さえ具P1、P2を備えている。
第一の押さえ具P1は、第一の保持具H1の近傍にそれぞれ略水平姿勢で配されたもので隔壁wの窓w1における押さえ具挿通部w12を利用して上突出姿勢(i)、下突出姿勢(ii)、下没入姿勢(iii)、及び上没入姿勢(iv)の4つの姿勢を取り得るように図示しない押さえ具駆動機構により作動し得るようになっている。上突出姿勢(i)は、第一の押さえ具P1が第一の保持具H1側の隔壁wからつづら折り空間spに突出した状態で、第一の保持具H1の保持具本体H11よりも高い位置に保持されている姿勢をいう。下突出姿勢(ii)は、第一の押さえ具P1が第一の保持具H1側の隔壁wからつづら折り空間spに突出した状態で、第一の保持具H1よりも低い位置に保持されている姿勢をいう。下没入姿勢(iii)は、第一の押さえ具P1が、下突出姿勢(ii)から水平に後退して第一の保持具H1側の隔壁wから外側に没入した姿勢をいう。上没入姿勢(iv)は、第一の押さえ具P1が、下没入姿勢(iii)から真上に平行移動して上突出姿勢(i)と同じ高さに保持された姿勢をいう。図示しない押さえ具駆動機構は、第一の押さえ具P1を上下移動させるための図示しない上下アクチュエータと突没方向に移動させるための図示しない前後アクチュエータとを組み合わせたもので通常の構成であるため説明を省略する。
第二の押さえ具P2は、第二の保持具H2の近傍にそれぞれ略水平姿勢で配されたもので隔壁wの窓w1における押さえ具挿通部w12を利用して上突出姿勢(i)、下突出姿勢(ii)、下没入姿勢(iii)、及び上没入姿勢(iv)の4つの姿勢を取り得るように図示しない押さえ具駆動機構により作動し得るようになっている。上突出姿勢(i)は、第二の押さえ具P2が第二の保持具H2側の隔壁wからつづら折り空間spに突出した状態で第二の保持具H2の保持具本体H21よりも高い位置に保持されている姿勢をいう。下突出姿勢(ii)は、第二の押さえ具P2が第二の保持具H2側の隔壁wからつづら折り空間spに突出した状態で第二の保持具H2よりも低い位置に保持されている姿勢をいう。下没入姿勢(iii)は、第二の押さえ具P2が、下突出姿勢(ii)から水平に後退して第二の保持具H2側の隔壁wから外側に没入した姿勢をいう。上没入姿勢(iv)は、第二の押さえ具Pが、下没入姿勢(iii)から真上に平行移動して上突出姿勢(i)と同じ高さに保持された姿勢をいう。図示しない押さえ具駆動機構は、第二の押さえ具P2を上下移動させるための図示しない上下アクチュエータと突没方向に移動させるための図示しない前後アクチュエータとを組み合わせたもので通常の構成であるため説明を省略する。
載置台6は、つづら折り空間spの底を形成する位置に配設されたもので装置フレーム1に支持されて上下方向に移動し得るようになっている。この載置台6は、長尺シートSのつづら折りの進行速度に対応させて漸次下方に水平姿勢を維持しつつ降下するように構成されているものであるが、この載置台6を昇降させるための駆動機構は通常のものであるため説明及び図示を省略する。
次いで、このつづら折り装置Dの作動を、図3〜7の作動説明図と、図8のタイミングチャートを参照しつつ説明する。このつづら折り装置Dは、図3から図7に至る動作を一サイクルとし、そのサイクルを繰り返すことにより長尺シートSをつづら折りにするようになっている。
図示しない製造ラインから繰り出される長尺シートSはニップロール21の働きにより下方に垂れさがるようにして一定の速度で供給される。
図3は、つづら折り動作の途中の状態を示すもので(図8のステップ1参照)、第一の保持具H1が解放状態(k)に維持され、この第一の保持具H1から解放された長尺シートSの折り返し部sfは第一の押さえ具P1により載置台6方向に押し付けられて保持されている。第二の保持具H2は保持状態(h)にあり、前記折り返し部sfの上流、すなわち上側にある折り返し部sfを把持している。第二の押さえ具P2は、上突出姿勢(i)に保持されている。両スライド誘導体Y1、Y2は、それぞれ待機位置(t)に保持されている。
この状態から、一方のスライド誘導体Y1が待機位置(t)から受け渡し位置(u)方向に移動する。図4は、一方のスライド誘導体Y1が長尺シートSの一方の面を押圧ローラY12により押圧しながら第一の保持具H1への受け渡し位置(u)へ向かっている状態を示している(図8のステップ2参照)。一方のスライド誘導体Y1は、斜め案内部31の働きにより待機位置(t)から漸次高度を下げながら受け渡し位置(u)に向かって前進する。その前進途中で、他方のスライド誘導体Y2のスライド軌跡tr2を通過するが、その際には他方のスライド誘導体Y2は待機位置(t)に待機しているためスライド誘導体Y1、Y2同士の干渉は生じない。
図5は、一方のスライド誘導体Y1が受け渡し位置(u)に到達した段階を示している(図8のステップ3参照)。一方のスライド誘導体Y1が受け渡し位置(u)に到達すると、第一の保持具H1が解放状態(k)から保持状態(h)に切り替わり一方のスライド誘導体Y1の進行により形成された長尺シートSの折り返し部sfを挟持する。なお、一方のスライド誘導体Y1の押圧ローラY12は長尺シートSの掴み代を形成すべく一定の隙間sを形成しながら間欠的に設けられており、各第一の保持具H1は押圧ローラY12の存在しない隙間sに対応する長尺シートSの掴み代部分を挟持することになる。誘導体本体Y11には隙間sに対応する部位に切欠部Y112が形成されている。第一の保持具H1により長尺シートSの折り返し部sfを把持した段階で一方のスライド誘導体Y1が後退し、待機位置(t)に復帰する(図8のステップ4参照)。また、一方のスライド誘導体Y1が待機位置(t)に復帰する間に、第一の押さえ具P1が下突出姿勢(ii)から、下没入姿勢(iii)に没入して長尺シートSから離れ、上没入姿勢(iv)を経て上突出姿勢(i)に復帰する。また、その際に、第二の保持具H2が保持状態(h)から解放状態(k)に切り替わるとともに第二の押さえ具P2が上突出姿勢(i)から下突出姿勢(ii)に降下し、第二の保持具H2から解放された長尺シートSの折り返し部sfを載置台6方向に押し付けて保持する。
次いで、他方のスライド誘導体Y2が待機位置(t)から第二の保持具H2への受け渡し位置(u)に向けて移動する。図6は、他方のスライド誘導体Y2が長尺シートSの他方の面を押圧ローラY22により押圧しながら第二の保持具H2への受け渡し位置(u)へ向かっている状態を示している(図8のステップ5参照)。他方のスライド誘導体Y2は、水平案内部32の働きにより待機位置(t)から水平に受け渡し位置(u)に向かって前進する。その前進途中で、一方のスライド誘導体Y1のスライド軌跡tr1を通過するがその際には一方のスライド誘導体Y1は待機位置(t)に待機しているためスライド誘導体同士Y1、Y2の干渉は生じない。
図7は、他方のスライド誘導体Y2が受け渡し位置(u)に到達した段階を示している(図8のステップ6参照)。他方のスライド誘導体Y2が受け渡し位置(u)に到達すると、第二の保持具H2が解放状態(k)から保持状態(h)に切り替わり、他方のスライド誘導体Y2の進行により形成された長尺シートSの折り返し部sfを挟持する。なお、他方のスライド誘導体Y2の押圧ローラY22は長尺シートSの掴み代を形成すべく一定の隙間sを形成しながら間欠的に設けられており、各第二の保持具H2は押圧ローラY22の存在しない隙間sに対応する長尺シートSの掴み代部分を挟持することになる。誘導体本体Y21には隙間sに対応する部位に切欠部Y212が形成されている。第二の保持具H2により長尺シートSの折り返し部sfを把持した段階で他方のスライド誘導体Y2が後退し、待機位置(t)に復帰して一サイクルを終える。なお、他方のスライド誘導体Y2が待機位置(t)に復帰する間に、第二の押さえ具P2が下突出姿勢(ii)から、下没入姿勢(iii)に没入して長尺シートSから離れ、上没入姿勢(iv)を経て上突出姿勢(i)に復帰する。また、その際に、第一の保持具H1が保持状態(h)から開放状態(k)に切り替わるとともに第一の押さえ具P1が上突出姿勢(i)から下突出姿勢(ii)に降下し、第一の保持具H1から解放された長尺シートSの折り返し部skを載置台6方向に押し付けて保持する。
以上のサイクルを繰り返すことにより長尺シートSは載置台6上につづら折りされる。載置台6は、長尺シートSのつづら折りが進行してもつづら折りの最上面が常に同一水準に保たれるように所要の速度で降下する。
以上説明したように、本実施形態に係る長尺シートSのつづら折り装置Dは、スライド誘導体Y1、Y2における各待機位置(t)から各受け渡し位置(u)に至るスライド軌跡tr1、tr2が相互に交差するように両スライド誘導体Y1、Y2をそれぞれ案内する誘導体案内機構3を具備してなるものであるため、スライド誘導体Y1、Y2の軌道に対応させて第一、第二の保持具H1、H2を配しておけば、これらの相対位置を動かすこと無くつづら折りの作動サイクルを繰り返すことができる。しかも、本実施形態のつづら折り装置Dは第一、第二の保持具H1、H2が装置フレーム1に支持されて上下移動しないものであるにも関わらず、単一構成をなす一方のスライド誘導体Y1、及び単一構成をなす他方のスライド誘導体Y2を相互にスライド移動させることによって対応する保持具H1、H2と協働しつつ一連のつづら折りを行うことができるようになっている。このため、本実施形態のつづら折り装置Dは、構造の複雑化が抑制されているとともに、効率よく確実に長尺シートSをつづら折りにすることができるものとなっている。
また、本実施形態のつづら折り装置Dは、保持状態(h)から解放状態(k)に切り替わった際に各保持具H1、H2から放出される長尺シートSの折り返し部sfを載置台6方向に押し付けるための第一、第二の押さえ具P1、P2を備えているため、各保持具H1、H2が折り返し部sfを放出した後であっても当該長尺シートSの折り返し部sfが適切に折り曲がっているという状態を継続的に維持するものとなり、つづら折りが順次進行して積み重なっていっても所望の積層状態を安定的に維持することができるものとなっている。とりわけ、本実施形態の長尺シートSは、気泡シートであるため、軽量であるという特性はもちろんのこと、折り返し部sfの周囲は、複数の気泡によって反折り曲げ方向への弾性的な変形が惹起され易くなっているため、第一、第二の押さえ具P1、P2によって折り返し部sfを抑えつけることによって、つづら折りの安定に極めて寄与するものとなっている。
誘導体案内機構3が、一方のスライド誘導体Y1のスライド軌跡tr1を斜めに設定するととともに他方のスライド誘導体Y2のスライド軌跡tr2を略水平に設定したものであるため、各スライド軌跡tr1、tr2が交差する態様を、比較的シンプルな構成で実現することができる。特に、本実施形態に示すつづら折り装置Dは、誘導体案内機構3が、一方のスライド誘導体Y1のスライド軌跡tr1を規定する斜め案内部31と、他方のスライド誘導体Y2のスライド軌跡tr2を規定する水平案内部32とを備えたものであり、斜め案内部31が、略水平に配設された水平案内レール311と、この水平案内レール311に案内されて水平方向に進退する水平スライダ312と、この水平スライダ312に昇降可能に保持され上端部で一方のスライド誘導体Y2を支持する昇降部材313と、この昇降部材313を水平スライダ312の往復動作を利用して昇降させる昇降機構314とを備えている。このため、昇降機構314として、水平案内レール311と水平スライダ312の往復動作とを利用する種々の態様を選択することができ、設計の自由度が高いものとなる。
なお、本実施形態では、昇降機構314が、昇降部材313の下端部に設けられたカムフォロアcfと、このカムフォロアcfを案内する斜め案内レールLとを備えたものとしているため、直線状をなした斜め案内レールLの傾斜角度を設定することによって、比較的容易に正確な昇降部材313の昇降ストロークを設定することができる。
スライド誘導体Y1、Y2が、長尺シートSを押圧する先端側に押圧ローラYを回転自在に設けたものであるため、軽量樹脂シートである長尺シートSの一面側及び他面側を押圧する動作を、引っ掛かり等が生ずること無くスムーズ且つ確実に実現することができるものとなる。
第一、第二の保持具H1、H2が、保持具本体H11、H21と、保持具本体H11、H21の先端に上下方向に回動可能に支持された対をなす挟持部材H12、H22とを備え、解放状態(k)において挟持部材H12、H22が保持具本体H11、H21の先端面H111、H211と同等又はそれらよりも後方に控える位置にまで回動するように構成されているので、保持具H1、H2によって長尺シートSの折り返し部sfを解放した際に、当該折り返し部sfが保持具H1、H2の挟持部材H12、H22に干渉することが無くなり、折り返し部sfをスムーズに下方に案内することができるものとなる。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
つづら折り空間において、一方のスライド誘導体のスライド軌跡と他方のスライド誘導体のスライド軌跡とが相互に交差する態様については、種々の態様が考えられ、本実施形態に示されるものに限定されるものではない。
ここで、図9、図10及び図11は、一方のスライド誘導体のスライド軌跡と他方のスライド誘導体のスライド軌跡とが相互に交差する態様を説明するためのもので、説明の便宜上、構成を簡略化して示している。図9では、本実施形態に係る一方及び他方のスライド誘導体Y1、Y2のスライド軌跡tr1、tr2について示している。また、図10及び図11では、一方及び他方のスライド誘導体Y1、Y2のスライド軌跡tr1、tr2の他の例を示している。なお、図10及び図11について、上述した実施形態と同一または対応する構成については、同一の符号を付して説明するものとし、説明を省略する。
図9は、上述した実施形態に係るスライド軌跡tr1、tr2を示している。具体的には、一方のスライド誘導体Y1のスライド軌跡tr1が斜め直線状になっているとともに、他方のスライド誘導体Y2のスライド軌跡tr2が略水平直線状になっており、つづら折り空間spにおいて、これらスライド軌跡tr1、tr2が相互に交差している。
図10は、一方及び他方のスライド誘導体Y1、Y2のスライド軌跡tr1、tr2の他の例を示している。具体的には、一方のスライド誘導体Y1のスライド軌跡tr1が待機位置(t)から受け渡し位置(u)に至るまで斜め直線状になっているとともに、他方のスライド誘導体Y2のスライド軌跡tr2が待機位置(t)から受け渡し位置(u)に至るまで、一方のスライド誘導体Y1のスライド軌跡tr1と対称をなした斜め直線状になっており、つづら折り空間spにおいて、これらスライド軌跡tr1、tr2が相互に交差している。
図11は、一方及び他方のスライド誘導体Y1、Y2のスライド軌跡tr1、tr2の他の例を示している。具体的には、一方のスライド誘導体Y1のスライド軌跡tr1が待機位置(t)から受け渡し位置(u)に至るまでの間で、屈折している。すなわち、一方のスライド誘導体Y1のスライド軌跡tr1が中間部分においてのみ斜め直線状になっておりその前後部分は略水平直線状になっている。一方で、他方のスライド誘導体Y2のスライド軌跡tr2は、待機位置(t)から受け渡し位置(u)に至るまで略水平直線状になっている。しかして、つづら折り空間spにおいて、これらスライド軌跡tr1、tr2が相互に交差している。すなわち、スライド軌跡tr1、tr2は、待機位置(t)から受け渡し位置(u)までの間で、直線に延びていなくても良く、途中で折れ曲がる態様であっても良いし、曲線の態様であっても良い。
保持具によって長尺シートを保持する態様は、種々の方法を採用することができ、本実施形態に示すような、対をなす回動アームによって挟持するものに限定されるものではない。すなわち、保持具とは、長尺シートの折れ曲がり部を所定のタイミングで保持できるものであればどのようなものであってもよい。例えば、上下のアームのうち、下のアームだけを回動させるようにして、水平姿勢で固定された上のアームとの間で長尺シートの折れ曲がり部を保持するようにしても良い。また、エアを吸引することにより長尺シートを吸着させて保持する吸引装置を利用して、所要の時間だけ長尺シートの折れ曲がり部を保持するように設定しても良い。
長尺シートは、本実施形態において説明したような、気泡シートに限定されるものではなく、シート状のものであればどのようなものであってもよい。
所要の機能を発揮する各機構についても、種々の機構を適用することができ、本実施形態に示されるものに限定されるものではない。誘導体案内機構を構成する斜め案内部の昇降機構は、本実施形態では、カムフォロアと斜め案内レールを備えるものとしていたが、このようなものに限定されるのではなく、例えば、油圧を利用して昇降部材を進退させるようにしても良いし、ラックピニオンなどを用いた歯車機構を利用して昇降部材を進退させるようにしても良い。
載置台は、本実施形態では上下動するものとして説明していたが、このようなものには限定されず、上下に駆動しないものであってもよい。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
2…シート供給機構
3…誘導体案内機構
4…スライド誘導体駆動機構
5…保持具駆動機構
6…載置台
D…つづら折り装置
H1…保持具(第一の保持具)
H2…保持具(第二の保持具)
S…長尺シート
(u)…受け渡し位置
(t)…待機位置
tr1…スライド軌跡
tr2…スライド軌跡

Claims (7)

  1. 長尺なシートを交互に折り返すことによりつづら折りするための長尺シートのつづら折り装置であって、
    前記長尺シートを下方に向けて供給するシート供給機構と、このシート供給機構により供給される長尺シートの両面側に配設され前記長尺シートの折り返し部を保持する保持状態及び前記折り返し部を受入放出可能な解放状態を採り得る第一、第二の保持具と、これら第一、第二の保持具の上側に待機し長尺シートを押圧して折り返し部を形成しながら対向する保持具への受け渡し位置まで誘導する対をなすスライド誘導体と、これらスライド誘導体における各待機位置から各受け渡し位置に至るスライド軌跡が相互に交差するように前記両スライド誘導体をそれぞれ案内する誘導体案内機構と、前記両スライド誘導体を交互に待機位置から受け渡し位置まで往復動作させるスライド誘導体駆動機構と、前記両保持具を前記解放状態にしておき対応するスライド誘導体が受け渡し位置に到達する毎に所要期間だけ前記保持状態にする保持具駆動機構と、前記第一、第二の保持具から順次解放されてつづら折り状態となった長尺シートを支持する載置台とを具備してなることを特徴とする長尺シートのつづら折り装置。
  2. 前記保持状態から前記解放状態に切り替わった際に各保持具から放出される前記長尺シートの折り返し部を前記載置台方向に押し付けるための第一、第二の押さえ具を備えている請求項1記載の長尺シートのつづら折り装置。
  3. 前記誘導体案内機構が、一方のスライド誘導体のスライド軌跡を斜めに設定するととともに他方のスライド誘導体のスライド軌跡を略水平に設定したものである請求項1又は2記載の長尺シートのつづら折り装置。
  4. 前記誘導体案内機構が、一方のスライド誘導体のスライド軌跡を規定する斜め案内部と、他方のスライド誘導体のスライド軌跡を規定する水平案内部とを備えたものであり、
    前記斜め案内部が、略水平に配設された水平案内レールと、この水平案内レールに案内されて水平方向に進退する水平スライダと、この水平スライダに昇降可能に保持され上端部で前記他方のスライド誘導体を支持する昇降部材と、この昇降部材を水平スライダの往復動作を利用して昇降させる昇降機構とを備えたものである請求項3記載の長尺シートのつづら折り装置。
  5. 前記昇降機構が、昇降部材の下端部に設けられたカムフォロアと、このカムフォロアを案内する斜め案内レールとを備えたものである請求項4記載の長尺シートのつづら折り装置。
  6. 前記スライド誘導体が、前記長尺シートを押圧する先端側に押圧ローラを回転自在に設けたものである請求項1、2、3、4又は5記載の長尺シートのつづら折り装置。
  7. 前記第一、第二の保持具が、保持具本体と、この保持具本体の先端に上下方向に回動可能に支持された対をなす挟持部材とを備えたものであり、前記解放状態において前記挟持部材が前記保持具本体の先端面と同等又は前記先端面よりも後方に控える位置にまで回動するように構成されている請求項1、2、3、4、5又は6記載の長尺シートのつづら折り装置。
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