JP2013230831A - 定量抽出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性に優れ、所期した通りの量の内容物を1回分だけ抽出することができ、しかも初期の性能を長期に亘って維持することができる定量抽出容器を提供する。
【解決手段】本発明の定量抽出容器は、粉体を収納する胴体11を有しその一端側に蓋体12を備える容器本体10と、蓋体12の開口12fに挿通され、凹所20cを有する栓体20bを胴体11の他端側に形成するロッド20と、胴体11の内側に設けられ、栓体20bに当接して胴体11内を閉鎖する一方、ロッド20の押し込みに伴い凹所20cを閉鎖するとともにロッド20の更なる押し込みにて凹所20c内の粉体のみを排出させる弾性壁11cを備え、キャップ50に、押し込まれたロッド20の他端側端部20fに当接してロッド20を初期位置に変位させる押し込み壁50dを形成することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、調味料や化粧料、医薬品等の粉体を定量で抽出することができる定量抽出容器に関するものである。
各種の調味料や食料品をはじめ、化粧料、医薬品等の粉体を収納した容器においては、1回の操作で定められた量の粉体だけを抽出することができる定量抽出容器が知られている。
このような定量容器として、例えば特許文献1には、壜の首部内に昇降自在に収納される定量筒と、壜の底部に設けられる湾曲する底板と、この定量筒と底板とを連結する軸棒とを備え、底板の反転に伴って定量筒を壜の外側に変位させることで筒内の内容物を抽出させるようにした容器が示されている。また、特許文献2には、搬出凹部を有する第2栓部を、センターロッドを介して本体内に上下動可能に設け、センターロッドにつながるプッシュ部の押し下げにて、底に開けた振出し口から第2栓部を押し出すことで、搬出凹部内の内容物を抽出させるようにした容器が示されている。
実開昭59−43376号公報 実開昭63−142163号公報
ところで、このような従来の容器は、内容物を抽出する容器の開口(特許文献1においては壜の首部、特許文献2においては振出し口)と、凹部を設けた栓体(特許文献1においては定量筒、特許文献2においては第2栓部)との隙間が大きすぎると、所期した量以上の内容物が排出されるおそれや、この隙間から常時外気が入り込むことに起因して内容物の品質が劣化してしまう懸念があった。一方、隙間が狭すぎると、これらの間に強い接触が生じることとなり、抽出させる際の操作性が悪くなるという問題があった。また、適正な隙間とするためには、両方の寸法を厳しく管理する必要があるため、容器の生産性の点でも課題があった。更には、容器の使用を継続していくと、擦れ等による摩耗によってこれらの間の隙間が次第に拡大して、初期の性能を発揮できなくなるという不具合もあり、これらの点で未だ改善の余地が残されていた。
本発明は、このような従来の問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、操作性に優れる上、所期した通りの量の内容物を1回分だけ抽出することができ、しかも初期の性能を長期に亘って維持することができる、新規の定量抽出容器を提案するところにある。
本発明は、その内側に粉体を収納する筒状の胴体を有し該胴体の一端側に蓋体を備える容器本体と、該蓋体の開口に挿通されて該胴体内を摺動するとともに側部に凹所を有する栓体を該胴体の他端側に備えるロッドと、該胴体の内側に設けられ、該栓体に当接して該胴体内を閉鎖する一方、該ロッドの押し込みに伴い該凹所を閉鎖するとともに該ロッドの更なる押し込みにて該凹所内の粉体のみを排出させる弾性壁とを備える定量抽出容器において、
前記容器本体は、その他端側に装着されるキャップを有し、該キャップに、押し込まれたロッドの他端側端部に当接して該ロッドを初期位置に変位させる押し込み壁を形成することを特徴とする定量抽出容器である。
前記容器本体に、該ロッドを該胴体の他端側から一端側に向けて付勢する弾性体を設け、前記蓋体に、該ロッドに設けた溝部に係合して該ロッドを押し込み終了位置で保持する爪部を形成することが好ましい。
前記弾性体は、前記胴体内に設けられ、前記ロッドと前記蓋体とを連結するとともに該蓋体の開口及び爪部を覆う蛇腹部材であることが好ましい。
前記弾性壁は、その基部を前記胴体の内面に一体連結するとともにその先端部を前記栓体に全周に亘って当接させる環状舌片であることが好ましい。
粉体を収納する胴体内に、凹所を設けた栓体を有しこの胴体内を摺動するロッドを設け、胴体の内側に、この栓体に当接して胴体内を閉鎖する一方、ロッドの押し込みに伴い凹所を閉鎖するとともにロッドの更なる押し込みにて凹所内の粉体のみを排出させる弾性壁を設けたので、栓体と弾性壁は隙間なく弾性的に当接することになり、操作性を損なうことなく、所期した通りの量の粉体を1回分だけ抽出することができる。また、継続して使用することによる擦れ等でこれらに摩耗が生じても、栓体と弾性壁との弾性的な当接が保たれるので、初期の性能を長期に亘って維持することができる。更に、この容器本体に装着されるキャップに、押し込まれたロッドの他端側端部に当接して該ロッドを初期位置に変位させる押し込み壁を形成したので、ロッドを元の位置に移動させる手間を省くことができる。
容器本体に、ロッドを胴体の他端側から一端側に向けて付勢する弾性体を設け、蓋体に、ロッドに設けた溝部に係合してロッドを押し込み終了位置で保持する爪部を形成する場合は、押し込んだロッドから手を離してもロッドはその位置で保持されるので、凹所内の粉体を抽出させている間、ロッドを押し続ける必要がなくなる。また、ロッドが勝手に初期位置に元に戻ることがなくなるので、誤ってロッドを連続して押してしまうことがない。また、キャップにてロッドを戻す際は、弾性体の付勢力によって、ロッドを素早く初期位置に戻すことができる。
弾性体を、胴体内に設けられロッドと栓体とを連結するとともに栓体の開口及び爪部を覆う蛇腹部材とする場合は、ロッドとの摺動部となる栓体の開口及び爪部に胴体内の粉体が入り込むことがなくなるので、ロッドを押し込む際の操作性が損なわれることがない。
弾性壁を、その基部を胴体の内面に一体連結するとともにその先端部を栓体に全周に亘って当接させる環状舌片とする場合は、栓体に対して環状舌片が周方向に一律に当接してロッドが傾いて押し込まれるおそれを取り除くことができるので、ロッドの押し込み操作がより安定的に行えるようになる。
本発明に従う定量抽出容器の実施の形態を示す、(a)はロッドを押し込む前の初期位置での側面視での断面図であり、(b)は(a)に示すA−Aに沿う断面図である。 図1(a)に示す状態からキャップを取り外してロッドを押し込み、弾性壁によって凹所が閉鎖された状態を示す断面図である。 図2に示す状態から更にロッドを押し込んで凹所内の粉体が排出された状態を示す、ロッドの押し込み終了位置での断面図である。 図3に示す状態の定量抽出容器にキャップを取り付け、キャップの押し込み壁がロッドの他端側端部に当接する直前の状態を示す断面図である。 本発明に従う定量抽出容器の他の実施の形態を示す、ロッドを押し込む前の初期位置での断面図である。 本発明に従う定量抽出容器の更に他の実施の形態を示す、ロッドを押し込む前の初期位置での断面図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明に従う定量抽出容器の実施の形態を示す、(a)はロッドを押し込む前の初期位置での側面視での断面図であり、(b)は(a)に示すA−Aに沿う断面図であって、図2は、図1(a)に示す状態からキャップを取り外してロッドを押し込み、弾性壁によって凹所が閉鎖された状態を示す断面図であって、図3は、図2に示す状態から更にロッドを押し込んで凹所内の粉体が排出された状態を示す、ロッドの押し込み終了位置での断面図であって、図4は、図3に示す状態の定量抽出容器にキャップを取り付け、キャップの押し込み壁がロッドの他端側端部に当接する直前の状態を示す断面図である。
図1(a)において、容器本体10は、その内側に粉体の収納空間Mを有する筒状の胴体11と、胴体11の一端側を閉じる蓋体12と、胴体11の他端側に設けられる先端カバー13とを備えている。
胴体11は、その一端側に蓋体12を保持する係合部11aを備えている。またその他端側には、先端カバー13を保持する係合部11bを備えるとともに、胴体11の内側に弾性壁11cを備えている。図示の例で弾性壁11cは、その基部11dを胴体11の内面に一体連結させるとともにその先端部11eが自由端となる片持ち支持タイプの環状舌片となっている。なお、基部11dの内面は、胴体11の他端側に向けて縮径する傾斜面となっている。
蓋体12は、胴体11の一端側の開口を閉塞する閉塞壁12aと、閉塞壁12aと一体連結するとともに胴体11の一端側を取り囲む周壁12bとを備えている。また、周壁12bの内面には、係合部11aに対応する被係合部12cを設けて、蓋体12を胴体11から抜け止め保持している。なお、このようなアンダーカットでの保持に代えて、例えば相互に形成したねじによって保持するようにしてもよい。そして、蓋体12の外側には、閉塞壁12aから突出させて設けた環状壁12dを備えるとともに、蓋体12の内側には、後述する蛇腹部材を保持する突起12eを備えている。更に蓋体12の中央部には、その表裏を貫く開口12fを設けている。また、開口12fの縁部には、他端側へ向かうにつれて後述するロッドに向かって傾斜する爪部12gを設けている。ここでは、図1(b)に示すように、周方向に間隔をおいて配置した溝によって分割することで片持ち支持タイプの爪部12gを形成していて、図示の例では均等配置で4つ設けている。
先端カバー13は、その先端側を縮径させた筒状のカバー本体13aと、その縮径部の先端において開口する先端開口13bとを備えている。また、カバー本体13aの内面には、胴体11の係合部11bに対応する被係合部13cを設けて、先端カバー13を胴体11から抜け止め保持している。なお、胴体11と先端カバー13とは、ねじによって連結させてもよい。更に、先端カバー13の外周面には、後述するキャップを装着するねじ部13dを設けている。
図1(a)において、符号20は、ロッドである。ロッド20は、蓋体12の開口12fに挿通される棒状のロッド本体20aと、ロッド本体20aと一体連結するとともに胴体11の他端側に設けられる栓体20bと、栓体20bの側部に形成される凹所20cとを備えている。図示の例で凹所20cは環状になっていて、これにより栓体20bを、一端側栓体部分20dと他端側栓体部分20eの2つに分離している。ここで、図1(a)に示すように、ロッド20を押し込む前の初期位置において、弾性壁11cは他端側栓体部分20eのみと当接していて、胴体11内は閉鎖され、また凹所20cは開口した状態となっている。そして、栓体20bの他端側には、筒状となる他端側端部20fを一体連結している。更に、ロッド本体20aの一端側の端部には、後述する操作部を装着する凹部20gを設けている。
また、図1(a)における符号30は、ロッド20と連結してロッド20の一部をなす操作部である。操作部30は、ロッド本体20aを取り囲んで蓋体12の開口12fにロッド本体20aとともに挿通される内側筒部30aと、内側筒部30aと一体連結し、ロッド20を押し込む際に指を押し当てる部分となる円板状の押圧壁30bと、押圧壁30bの縁部と一体連結するとともに環状壁12dを取り囲む外側筒部30cとを備えている。また、内側筒部30aの内面には、ロッド20の凹部20gに対応する凸部30dを設けて、操作部30をロッド20に対して抜け止め保持している。更に、内側筒部30aの外面には、蓋体12の爪部12gに係合する溝部を設け、ここでは、図1(a)に示すようにロッド20の初期位置にて爪部12gに係合する他端側溝部30eと、図3に示すようにロッド20の押し込み終了位置にて爪部12gに係合する一端側溝部30fとを設けている。なお、図示の例で他端側溝部30e及び一端側溝部30fは環状であるが、爪部12gに対する回り止め手段を設けて、爪部12gに適合する部分だけに間欠状に形成してもよい。また、図示の例ではこれらの溝部を、ロッド20の一部をなす操作部30に対して設けているが、例えば内側筒部30aの長さを短くして、ロッド20に対して設けてもよい。
そして、符号40は、ロッド20を胴体11の他端側から一端側に向かう向きに付勢する弾性体であって、図示の例では、螺旋状に巻き回したばね部材41と、山部と谷部とを繰り返して形成した蛇腹部材42との2つからなる。
ばね部材41は、閉塞壁12aの外側であって、環状壁12dと内側筒部30aとの相互間に配設されていて、操作部30の押圧壁30bに当接することでロッド20に付勢力を与えている。
また、蛇腹部材42は、胴体11内に設けられていて、図示の例では、一端側から他端側に向けて縮径して截頭錐体状となるものである。そして、他端側の壁部42aに壁部開口42bを設けてロッド本体20aを挿通させるとともに、一端側の基部42cを蓋体12の突起12eに係合させて、壁部42aにて操作部30の内側筒部30a、ひいては操作部30に連結するロッド20に付勢力を与えている。この時、ロッド本体20aが挿通される蓋体12の開口12f、及び開口12fの周囲に設けられた爪部12gは、蛇腹部材42によって、胴体11内に粉体を収納する領域から隔離されている。
なお、図示は省略するが、弾性体40によるロッド20への付勢力に対し、ロッド20の胴体11からの抜け出しを防止するため、例えば蓋体12の環状壁12dと操作部30の外側筒部30cとの相互間には、爪等による係合部を設けることもできる。
符号50は、容器本体10の先端カバー13に装着されるキャップである。キャップ50は、先端カバー13の先端開口13bを閉鎖する円板状の閉鎖板50aと、閉鎖板50aの縁部と一体連結するとともに先端カバー13を取り囲む外周壁50bとを備えていて、外周壁50bの内面に、先端カバー13のねじ部13dに対応する被ねじ部50cを設けている。また、閉鎖板50aの内面には、他端側端部20fに向けて伸延する筒状の押し込み壁50dを設けている。なお、キャップ50は、アンダーカットにて先端カバー13に保持されるようにしてもよい。ここで、押し込み壁50dは、キャップ50を先端カバー13に装着させた際に、ロッド20の初期位置にて他端側端部20fに当接するか或いは僅かに隙間をあける長さに設定されている。
上記のような構成となる定量抽出容器は、図1(a)のように操作部30を上方に向けた姿勢にて、内容物である粉体は、栓体20b側に溜まることになるので、凹所20c内の全体に粉体を充填させることができる。なお、弾性壁11cの基部11dは凹所20cに向けて下方側に傾く傾斜面となっているので、凹所20cへの粉体の充填がより確実に行われる。そして、環状舌片である弾性壁11cは、他端側栓体部分20eに全周に亘って当接しているので、これらの相互間から粉体が溢れ出すことがない。
そして、粉体を抽出するに当たっては、キャップ50を取り外した後、操作部30を押圧することで爪部12gと他端側溝部30eとの係合が外れて、ロッド20が他端側に変位する。そして図2に示す位置までロッド20が変位すると、弾性壁11cが一端側栓体部分20dと他端側栓体部分20eの両方に当接して凹所20cが閉鎖され、定量の粉体が凹所20c内に充填される。そして更に操作部30への押圧を継続し、図3に示すように、ロッド20の押し込み終了位置へ変位させることで、弾性壁11cが一端側栓体部分20dのみと当接する状態となって、凹所20c内の粉体のみが先端カバー13の先端開口13bから注出される。この時、爪部12gと一端側溝部30fは係合するため、ロッド20は、押し込み終了位置で保持される。なお、環状舌片である弾性壁11cは、ロッド20の変位中、一端側栓体部分20dと他端側栓体部分20eの少なくとも一方に、全周に亘って均一に当接するので、ロッド20が傾いて押し込まれるおそれを取り除くことができる。
そして、粉体を抽出させた後は、図4に示すようにキャップ50を先端カバー13にねじ込んでいくと、押し込み壁50dがロッド20の他端側端部20fに突き当たり、そのままねじ込みを継続すると爪部12gと一端側溝部30fの係合を外すことができる。そして、弾性体40としてばね部材41及び蛇腹部材42を設けた本実施の形態においては、これらの弾性体40の付勢力によって、図1(a)の初期位置にロッド20を素早く戻すことができる。なお、図1(a)に示すように、ロッド20の初期位置において、装着が完了したキャップ50の押し込み壁50dは、ロッド20の他端側端部20fに当接するか或いは僅かに隙間をあける長さに設定されているので、ロッド20の不用意な押し込みが確実に防止できる。
蛇腹部材42を用いる場合は、蛇腹部材42によって、蓋体12の開口12f及び爪部12gと、ロッド本体20aとの相互間に粉体が入り込むことがないので、ロッド20の操作性が粉体によって阻害されることがなくなる。
また、本発明に従う定量抽出容器は、図5に示すように、ばね部材41を用いることなく蛇腹部材42のみで構成することもでき、また、図示は省略するが、蛇腹部材42を用いることなくばね部材41のみで構成することも、或いはこれら両方を用いることなく構成することもできる。
そして、本発明に従う定量抽出容器は、蓋体12の爪部12g、及び操作部30の他端側溝部30e、一端側溝部30fを設けることなく、図6に示す構成とすることもできる。栓体20bは、環状舌片である弾性壁11cによって軽い力で挟まれた状態になっており、また、この場合の蛇腹部材42は、ロッド20の移動にはほとんど寄与しない極弱い付勢力しか発生させないように設定されているので、この実施の形態においても、ロッド20を押し込み終了位置で保持することができる。
本発明によれば、粉体を抽出させる際の押し込み操作が良好となり、また、所期した通りの量の内容物を確実に1回分だけ抽出することができ、しかも繰り返し使用しても初期の性能を長期に亘って維持することができる、新たな定量抽出器を提供することができる。
10 容器本体
11 胴体
11c 弾性壁
11d 基部
11e 先端部
12 蓋体
12f 開口
12g 爪部
20 ロッド
20b 栓体
20c 凹所
20f 他端側端部
30e 他端側溝部(溝部)
30f 一端側溝部(溝部)
40 弾性体(環状舌片)
41 ばね部材
42 蛇腹部材
50 キャップ
50d 押し込み壁

Claims (4)

  1. その内側に粉体を収納する筒状の胴体を有し該胴体の一端側に蓋体を備える容器本体と、該蓋体の開口に挿通されて該胴体内を摺動するとともに側部に凹所を有する栓体を該胴体の他端側に備えるロッドと、該胴体の内側に設けられ、該栓体に当接して該胴体内を閉鎖する一方、該ロッドの押し込みに伴い該凹所を閉鎖するとともに該ロッドの更なる押し込みにて該凹所内の粉体のみを排出させる弾性壁とを備える定量抽出容器において、
    前記容器本体は、その他端側に装着されるキャップを有し、該キャップに、押し込まれたロッドの他端側端部に当接して該ロッドを初期位置に変位させる押し込み壁を形成することを特徴とする定量抽出容器。
  2. 前記容器本体に、該ロッドを該胴体の他端側から一端側に向けて付勢する弾性体を設け、前記蓋体に、該ロッドに設けた溝部に係合して該ロッドを押し込み終了位置で保持する爪部を形成する請求項1に記載の定量抽出容器。
  3. 前記弾性体は、前記胴体内に設けられ、前記ロッドと前記蓋体とを連結するとともに該蓋体の開口及び爪部を覆う蛇腹部材である請求項2に記載の定量抽出容器。
  4. 前記弾性壁は、その基部を前記胴体の内面に一体連結するとともにその先端部を前記栓体に全周に亘って当接させる環状舌片である請求項1〜3の何れかに記載の定量抽出容器。
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