JP2013230114A - 植物生育促進剤及び植物の生育促進方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】3−(3−ブロモ−6−フルオロ−2−メチルインドール−1−イルスルホニル)−N,N−ジメチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−スルホンアミド、メチル=N−(メトキシアセチル)−N−(2,6−キシリル)−DL−アラニナート、メチル=N−(メトキシアセチル)−N−(2,6−キシリル)−D−アラニナート及び4−クロロ−2−シアノ−N,N−ジメチル−5−p−トリルイミダゾール−1−スルホンアミドからなる群から選択される少なくとも一種の化合物を含有する植物の生育促進剤並びに該生育促進剤を植物の種子、植物の苗、植物の根部及び栽培土壌からなる群から選択される少なくとも一つに適用することによる、植物の生育促進方法。
【選択図】図1
Description
また、各種病害による農作物の生育不良や収穫量の減少に対しては、各病害に適した農薬、例えば殺菌剤の施用等によって病害発生の初期の段階で対策がなされ、農作物の良好な生育、ひいては収穫量の増加を図っている。
[1]3−(3−ブロモ−6−フルオロ−2−メチルインドール−1−イルスルホニル)−N,N−ジメチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−スルホンアミド、メチル=N−(メトキシアセチル)−N−(2,6−キシリル)−DL−アラニナート、メチル=N−(メトキシアセチル)−N−(2,6−キシリル)−D−アラニナート及び4−クロロ−2−シアノ−N,N−ジメチル−5−p−トリルイミダゾール−1−スルホンアミドからなる群から選択される少なくとも一種の化合物を含有する植物の生育促進剤。
[2]前記植物が、アブラナ科、マメ科、ウリ科、ユリ科、イネ科、ナス科、キク科又はアカザ科の植物である、[1]に記載の生育促進剤。
[3]種子処理用である、[1]又は[2]に記載の生育促進剤。
[4]土壌処理用である、[1]又は[2]に記載の生育促進剤。
[5]セル苗灌注処理用である、[1]又は[2]に記載の生育促進剤。
[6]水性懸濁状組成物である、[1]乃至[5]のうち何れか一項に記載の生育促進剤。
[7]水分散性粒状組成物である、[1]乃至[5]のうち何れか一項に記載の生育促進剤。
[8]粉状組成物である、[1]乃至[5]のうち何れか一項に記載の生育促進剤。
[9][1]又は[2]に記載の生育促進剤を植物の種子、植物の苗、植物の根部及び栽培土壌からなる群から選択される少なくとも一つに適用することによる、植物の生育促進方法。
[10]前記生育促進剤を植物種子に付着させることを特徴とする、[9]に記載の生育促進方法。
[11]前記生育促進剤を、苗の定植前までに、植物の苗育成区画又は苗育成専用容器に灌注又は散布することを特徴とする、[9]に記載の生育促進方法。
[12]前記生育促進剤を栽培土壌に施用することを特徴とする、[9]に記載の生育促進方法。
植物の病害を防除又は抑制する薬剤は、一般にその病害による悪影響(生育不良、枯死等)を無くすことを主目的とし、病害の発生のおそれが無い環境下で必ずしも植物の生育を促進する固有の作用を発揮するものではない。然しながら、本発明の生育促進剤では、上記3種の化合物のうちの何れかが少なくとも配合されていることにより、病害の防除、抑制とは別に、植物の生育促進作用が顕著に発揮され、これにより、植物生育の飛躍的な促進が期待されるものである。
本発明の植物の生育促進剤は、3−(3−ブロモ−6−フルオロ−2−メチルインドール−1−イルスルホニル)−N,N−ジメチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−スルホンアミド[一般名:アミスルブロム、以下、本明細書において一般名にて記載する]、メチル=N−(メトキシアセチル)−N−(2,6−キシリル)−DL−アラニナート[一般名:メタラキシル、以下、本明細書において一般名にて記載する]、メチル=N−(メトキシアセチル)−N−(2,6−キシリル)−D−アラニナート[一般名:メタラキシルM、以下、本明細書において一般名にて記載する]及び4−クロロ−2−シアノ−N,N−ジメチル−5−p−トリルイミダゾール−1−スルホンアミド[一般名:シアゾファミド、以下、本明細書において一般名にて記載する]からなる群から選択される少なくとも一種を含有する。
上記本発明の生育促進剤は、植物の種子、植物の苗、植物の根部及び栽培土壌からなる群から選択される少なくとも一つに適用され得、こうした植物の種子等に適用することによる植物の生育促進方法についても本発明の対象である。
本発明の生育促進方法に適用される植物とは、食用作物(麦、イネ、マメ等)及び園芸作物(野菜類等)の種子や苗(セル苗を含む)などが挙げられる。
園芸作物(野菜類)では、アブラナ、大阪白菜、カブ、からし菜、カリフラワー、キャベツ、京菜、クレソン、ケール、小松菜、コールラビ、搾菜(からし菜の変種)、山東菜、すぐき菜、タアサイ、カイワレダイコン、大根、タイサイ、高菜、チンゲンサイ、唐菜(ながさきはくさい)、薹菜(ミズカケナ)、菜の花、野沢菜、白菜、パクチョイ、二十日大根(ラデッシュ)、日野菜、広島菜、ブロッコリー、ホースラデッシュ、水掛菜、ロケットサラダ(ルコラ)、芽きゃべつ及びわさび等のアブラナ科作物、カボチャ、キュウリ、シロウリ、スイカ、メロン等のウリ科作物、タマネギ、ネギ、ニラ、ニンニク、ラッキョウ、ワケギ等のユリ科作物(ネギ科作物ともいう)、ナス、トマト、ピーマン等のナス科作物、ゴボウ、レタス(チシャ)、シュンギク、フキ等のキク科作物、ホウレンソウ、テンサイ等のアカザ科作物等が挙げられる。
特用作物として、タバコ等が挙げられる。
上記の中でも、アブラナ科、マメ科、ウリ科、ユリ科、キク科又はアカザ科の作物・植物に好適に適用される。
本発明において、植物種子に生育促進剤(アミスルブロム、メタラキシル、メタラキシルM、シアゾファミド)を適用する、すなわち種子に生育促進剤を付着させる方法としては、被覆造粒法、ゲル被覆法(特開2002−000011号公報参照)、粉衣処理などが挙げられるが、種子に付着させることができる方法であれば、特に限定されない。
なお、被覆造粒法、ゲル状被覆法および粉衣処理により、種子に付着させる生育促進剤の量としては、種子100kgあたり1kg〜10,000kgが望ましい。
被覆造粒法は、生育促進剤、結合剤等からなるコート材を用いて、種子の表面に固着させた後、送風または強制乾燥させる方法である。シードドレッサー、流動層造粒機、転動造粒機、パン型造粒機等の種々の造粒装置を用いることができる。コート材には生育促進剤、結合剤の他、増量剤、界面活性剤、可塑剤、着色剤、防腐剤、撥水剤、固結防止剤、分解防止剤等を添加することもできる。
ゲル被覆法は、植物種子の発芽促進と、播種後の発育不良防止及び発育促進を、より一層効果あるように開発した方法であり、植物種子は水性ゲルカプセル内に封入される必要がある。
上記水性ゲルカプセルを形成する水性ゲルとしてはアルギン酸ナトリウム、ジェランガム、キサンタンガム、ローカスビーンガム、カルボキシメチルセルロース、ペクチン、ゼラチン、カラギーナン、ポリアクリル酸ナトリウム及び、寒天などが挙げられる。なお、これらのうち、ゲル化のために金属イオンが併存することが必要なものがあり、それら金属イオンを供給する塩、アルカリなど適宜添加する。さらに各種防腐剤、肥料成分、成長促進剤等も適宜追加することができる。
種子を含有した水性ゲルカプセルは、例えば、細管先端に水性ゲル形成性高分子を有する水溶液の液滴を形成させ、この液滴中に細管を用いて種子1粒あるいは複数粒を添加後
、液滴を凝固させる作用を有する凝固液に滴下することにより作製することができる。この際に必要に応じて空気、酸素などの気体を封入することができる。
上記凝固液としては、カルシウム、バリウム等の2価金属やアルミニウム等のイオンを含むものが挙げられ、これらの塩、例えば、乳酸塩(これらは固体)及びそれらの水溶液が用いられる。また、硫酸カリウムアルミニウム(カリウムみょうばん)水溶液も用いることもできる。
粉衣処理は、生育促進剤を含有する粉剤や水和剤(農薬製剤)を植物種子に直接振り掛ける方法であり、原理的には水で湿らせた種子あるいは種子そのものと固体あるいは液体の農薬製剤を容器に入れて攪拌し、種子表面あるいは種子内部に生育促進剤を付着させる方法である。粉衣処理の具体例としては、粉衣法、塗沫法(スラリー法)および液剤浸漬法が含まれる。
マルジョン(suspoemulsion)、マイクロエマルジョン(microemulsion)、粉剤(dustable powder)、微粒剤(micro granule)、粒剤(granule)およびゲル剤(gel)等の各種液体製剤及び固体製剤が挙げられる。これら農薬製剤を水で希釈する場合は、通常1〜20,000倍に水で希釈して使用するのが望ましい。
塗沫法は、粉衣法を改良した方法であり、固体製剤を少量の水に浸し(スラリー状あるいは液状)、容器内で種子とともに攪拌し、生育促進剤を付着させる方法である。液体製剤についても、製剤そのものあるいは水で希釈して使用することができる。
また液剤浸漬法は、製剤そのものあるいは水で希釈した溶液を容器内に入れ、植物種子を浸漬し、種子内部まで薬剤を浸透させるものである。薬液を浸漬した後に、風乾しても良い。浸漬時間については、特に限定されない。希釈時に水の他に、界面活性剤等を添加
することも可能である。
塗沫法および液剤浸漬法で植物種子に上記農薬製剤を処理する場合、通常水で1〜20,000倍に希釈して施用することができる。
また粉衣処理した種子を乾燥させ、保存することもできるが、乾燥しないまま、播種しても良い。
本発明において、前記生育促進剤の苗(セル苗を含む)への適用方法としては、例えば植物の苗育成区画又は苗育成専用容器に、苗の定植前までに灌注又は散布、或いは、植物の苗育成専用容器に床土充填後から苗の定植前までに灌注又は散布することにより実施され得る。また、苗育成専用容器への充填前の床土に潅注又は散布し、その後必要に応じて混和して苗育成専用容器に充填しても良い。
また、前記植物の苗育成用容器とは、苗箱、プラスチックポット、セルトレイ、セル苗トレイ、プラグトレイ、ペーパーポット(登録商標、日本甜菜製糖(株))およびチェーンポット(登録商標、日本甜菜製糖(株))に代表される植物の苗を育成するために用いられる容器である。
・第1期間:播種前
植物の苗育成区画の土壌又は植物の苗育成用容器に充填された土壌に、農薬製剤を灌注または散布する。あるいは、苗育成容器に充填する前の土壌に灌注または散布し、その後必要に応じて土壌を混和して苗育成容器に充填しても良い。農薬製剤の処理時期は、通常播種の1月前以内であり、好ましくは1週間前以内であり、より好ましくは3日前以内である。
・第2期間:播種後、但し覆土前
土壌に播種した種上に農薬製剤を灌注又は散布し、そののち覆土する。
・第3期間:播種後、且つ、覆土直後
覆土の土壌表面に農薬製剤を灌注又は散布する。
・第4期間:苗の育苗中
植物の苗育成区画の土壌表面又は植物の苗育成用容器中の土壌表面に、農薬製剤を灌注又は散布する。
0gであり、さらに好ましくは0.1〜5gである。
また植物の苗育成区画または植物の苗育成用容器の単位面積あたりの農薬製剤の施用量は特に制限されないが、通常1,800cm2あたり20〜2,100mLであり、好ま
しくは、20〜1,600mL、より好ましくは20〜1,100mL、更に好ましくは20〜600mLである。
本発明において、前記生育促進剤(アミスルブロム、メタラキシル、メタラキシルM、シアゾファミド)を栽培土壌へ適用する際、該生育促進剤は、前述の[植物の種子への適用法]で挙げた各種農薬製剤、あるいは前記農薬製剤を水で希釈して調製した形態(水溶液又は水性分散液)が挙げられる。希釈する場合は、通常1〜20,000倍に水で希釈して使用するのが望ましい。
また、上記播種・定植前の期間のみならず、播種・定植時、および、播種・定植後但し覆土前の期間(土壌に播種(定植)した種(苗)上(植え穴)あるいは播種(定植)溝に薬剤を潅注または散布し、その後に覆土する)、並びに、播種・定植後且つ覆土後の期間(覆土の土壌表面に薬剤を潅注または散布処理する)に適用してもよい。
また、播種・定植後但し覆土前の期間に適用する際には、種子1粒又は苗1株あたりの
生育促進剤(アミスルブロム、メタラキシル、メタラキシルM、シアゾファミド)量としては、0.000001g〜10gであることが望ましい。
本明細書において「根部」とは、植物を栽培した場合に土壌中あるいは水耕液中にあって水分や栄養分の吸収を行なう部分である。
根部への導入は、前述の[植物の苗への適用法]並びに[栽培土壌への適用法]に詳述したように、苗を栽培土壌に定植するまで或いは種の播種又は苗の定植後に生育促進剤を散布あるいは潅注したり、あるいは、前述の[栽培土壌への適用法]で詳述したように、生育促進剤を土壌に混和したのち、植物を移植しても目的を達成することができる。
或いは、生育促進剤、例えば前述の[植物の種子への適用法]で挙げた各種農薬製剤やそれらを通常1〜20,000倍に水で希釈して調製した形態(生育促進剤の水溶液又は水性分散液の形態)中へ、根部を浸漬することによって容易に行なうことができる。この場合、その浸漬時間は30分〜3時間程度である。
結合剤としては、水溶性結合剤と水不溶性結合剤が挙げられる。
水溶性結合剤としては、例えばデキストリン(焙焼デキストリンおよび酵素変性デキストリン等)、酸分解澱粉、酸化澱粉、アルファー化澱粉、エーテル化澱粉(カルボキシメチル澱粉、ヒドロキシアルキル澱粉およびカチオン澱粉等)、エステル化澱粉(酢酸澱粉およびリン酸澱粉等)、架橋澱粉およびグラフト化澱粉等の加工澱粉、例えばアルギン酸ナトリウム、アラビアガム、ゼラチン、トラガントガム、ローカストビーンガムおよびカゼイン等の天然物質、例えばカルボキシメチルセルロースナトリウム塩、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロースおよびアセチルセルロース等のセルロース誘導体、ならびに例えばポリビニルメチルエーテル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレンポリプロピレンブロック共重合体、ポリビニルアルコール、部分けん化酢酸ビニルとビニルエーテルの共重合体、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピロリドンと酢酸ビニルの共重合物およびポリアクリルアミド等のその他の高分子が挙げられる。
また水不溶性結合剤としては、例えばポリ酢酸ビニル、酢酸ビニルとエチレンの共重合物、酢酸ビニルとバーサチック酸ビニルの共重合物、酢酸ビニルとエチレンと塩化ビニルの共重合物、ポリアクリル酸エステル、アクリル酸エステルとスチレンの共重合物、アクリル酸エステルとシリコーンの共重合物、アクリル酸エステルとエチレンの共重合物、ポリウレタン、スチレンとブタジエンの共重合物およびアクリロニトリルとブタジエンの共重合物等の水不溶性熱可塑性樹脂、ならびに例えばアミノ樹脂(尿素樹脂およびメラミン樹脂等)、フェノール樹脂(レゾール樹脂およびノボラック樹脂等)、レゾルシノールホルムアルデヒド樹脂、キシレン樹脂、フラン樹脂、エポキシ樹脂、ポリイソシアネート系接着剤、不飽和ポリエステルおよび熱硬化性アクリル樹脂等の熱硬化性樹脂が挙げられる。
また水不溶性結合剤として使用される上記エポキシ樹脂としては、例えばビスフェノールA型エポキシ化合物、ビスフェノールF型エポキシ化合物、ノボラック型エポキシ化合物、脂肪族エポキシ化合物、脂環族型エポキシ化合物、グリシジルアミン型エポキシ化合物およびグリシジルエステル型エポキシ化合物等が挙げられる。また、エポキシ樹脂の硬化剤としては、例えばポリアミド系、脂肪族ポリアミン系、脂環族ポリアミン系、芳香族ポリアミン系および複素環式アミン系等が挙げられる。
増量剤としては例えば石英、方解石、海泡石、ドロマイト、チョーク、カオリナイト、パイロフィライト、セリサイト、ハロサイト、メタハロサイト、木節粘土、蛙目粘土、陶石、ジークライト、アロフェン、シラス、きら、タルク、ベントナイト、軽石、アタパルジャイト、ゼオライトおよび珪藻土等の天然鉱物質、例えば焼成クレー、パーライト、シラスバルーン、バーミキュライト、アタパルガスクレーおよび焼成珪藻土等の天然鉱物質の焼成品、例えば炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸二水素アンモニウムおよび塩化カリウム等の無機塩類、例えばブドウ糖、果糖、しょ糖および乳糖などの糖類、例えば澱粉、粉末セルロースおよびデキストリン等の多糖類、例えば尿素、尿素誘導体、安息香酸および安息香酸の塩等の有機物、例えば木粉、トウモロコシ穂軸、クルミ殻およびタバコ茎等の植物類、フライアッシュ、ホワイトカーボンならびに肥料等が挙げられる。
界面活性剤としては、例えば以下の(A)、(B)、(C)、(D)および(E)が挙げられる。また、界面活性剤は、単独で用いても2種以上を併用してもよい。
(A−1)ポリエチレングリコール型界面活性剤:
例えば、ポリオキシエチレンアルキル(C12〜18)エーテル、アルキルナフトールのエチレンオキサイド付加物、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(C8〜12)フ
ェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(C8〜12)フェニルエ
ーテルのホルマリン縮合物、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)フェニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)ベンジルフェニルエーテル、ポリオキシプロピレン(モノ、ジまたはトリ)ベンジルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテル、ポリオキシプロピレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテルのポリマー、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、アルキル(C12〜18)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーエーテル、アルキル(C8〜12)フェニルポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ンブロックポリマーエーテル、ポリオキシエチレンビスフェニルエーテル、ポリオキシエチレン樹脂酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸(C12〜18)モノエステル、ポリオキシエチレン脂肪酸(C12〜18)ジエステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸(C12〜18)エステル、グリセロール脂肪酸エステルエチレンオキサイド付加物、ヒマシ油エチレンオキサイド付加物、硬化ヒマシ油エチレンオキサイド付加物、アルキル(C12〜18)アミンエチレンオキサイド付加物および脂肪酸(C12〜18)アミドエチレンオキサイド付加物等が挙げられる。
(A−2)多価アルコール型界面活性剤:
例えば、グリセロール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ソルビトール脂肪酸(C12〜18)エステル、ソルビタン脂肪酸(C12〜18)エステル、ショ糖脂肪酸エステル、多価アルコールアルキルエーテルおよび脂肪酸アルカノールアミド等が挙げられる。
(A−3)アセチレン系界面活性剤:
例えば、アセチレングリコール、アセチレンアルコール、アセチレングリコールのエチレンオキサイド付加物およびアセチレンアルコールのエチレンオキサイド付加物等が挙げられる。
(A−4)その他の界面活性剤:
例えば、アルキルグリコシド等が挙げられる。
(B−1)カルボン酸型界面活性剤:例えば、ポリアクリル酸、ポリメタアクリル酸、ポリマレイン酸、マレイン酸とオレフィン(例えばイソブチレンおよびジイソブチレン等)との共重合物、アクリル酸とイタコン酸の共重合物、メタアクリル酸とイタコン酸の共重合物、マレイン酸とスチレンの共重合物、アクリル酸とメタアクリル酸の共重合物、アクリル酸とアクリル酸メチルエステルとの共重合物、アクリル酸と酢酸ビニルとの共重合物、アクリル酸とマレイン酸の共重合物、N−メチル−脂肪酸(C12〜18)サルコシネート、樹脂酸および脂肪酸(C12〜18)等のカルボン酸、並びにそれらカルボン酸の塩が挙げられる。
(B−2)硫酸エステル型界面活性剤:
例えば、アルキル(C12〜18)硫酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル(C12〜18)エーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(C8〜12)フ
ェニルエーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(C8〜12
)フェニルエーテルのポリマーの硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)フェニルフェニルエーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)ベンジルフェニルエーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテルのポリマーの硫酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーの硫酸エステル、硫酸化油、硫酸化脂肪酸エステル、硫酸化脂肪酸および硫酸化オレフィン等の硫酸エステル、並びにそれら硫酸エステルの塩が挙げられる。
(B−3)スルホン酸型界面活性剤:
例えば、パラフィン(C12〜22)スルホン酸、アルキル(C8〜12)ベンゼンスルホン
酸、アルキル(C8〜12)ベンゼンスルホン酸のホルマリン縮合物、クレゾールスルホン
酸のホルマリン縮合物、α−オレフィン(C14〜16)スルホン酸、ジアルキル(C8〜12
)スルホコハク酸、リグニンスルホン酸、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(C8〜12)フェニルエーテルスルホン酸、ポリオキシエチレンアルキル(C12〜18)エ
ーテルスルホコハク酸ハーフエステル、ナフタレンスルホン酸(モノまたはジ)アルキル(C1〜6)ナフタレンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物、(モノまたはジ)アルキル(C1〜6)ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物、クレオソート油スルホン酸のホルマリン縮合物、アルキル(C8〜12)ジフェニルエーテルジスルホン酸
、イゲポンT(商品名)、ポリスチレンスルホン酸およびスチレンスルホン酸とメタアクリル酸の共重合物等のスルホン酸、並びにそれらスルホン酸の塩が挙げられる。
(B−4)燐酸エステル型界面活性剤:
例えば、アルキル(C8〜12)燐酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル(C12〜18
)エーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(C8〜12)フ
ェニルエーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)アルキル(C8〜12)フェニルエーテルのポリマーの燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジま
たはトリ)フェニルフェニルエーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)ベンジルフェニルエーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテルのポリマーの燐酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーの燐酸エステル、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールイミンおよび縮合燐酸(例えばトリポリリン酸等)等の燐酸エステル、並びにそれら燐酸エステルの塩が挙げられる。
上記の(B−1)〜(B−4)における塩としては、アルカリ金属(リチウム、ナトリウムおよびカリウム等)、アルカリ土類金属(カルシウムおよびマグネシウム等)、アンモニウムおよび各種アミン(例えばアルキルアミン、シクロアルキルアミンおよびアルカノールアミン等)等が挙げられる。
例えば、アルキルアミン塩およびアルキル4級アンモニウム塩等が挙げられる。
例えば、ベタイン型界面活性剤およびアミノ酸型界面活性剤等が挙げられる。
例えば、シリコーン系界面活性剤およびフッ素系界面活性剤等が挙げられる。
固体担体としては、例えば石英、カオリナイト、パイロフィライト、セリサイト、タルク、ベントナイト、酸性白土、アタパルジャイト、ゼオライト及び珪藻土等の天然鉱物質類、炭酸カルシウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム及び塩化カリウム等の無機塩類、合成シリカならびに合成シリケート、小麦粉、デンプン、結晶セルロース、カルボキシメチルセルロース、ゼラチン等の天然高分子、グルコース、マントース、ラクトース、シュクロース等の糖類、尿素等が挙げられる
液体担体としては、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール及びイソプロパノール等のアルコール類、キシレン、アルキルベンゼン及びアルキルナフタレン等の芳香族炭化水素類、ブチルセロソルブ等のエーテル類、シクロヘキサノン等のケトン類、γ−ブチロラクトン等のエステル類、N−メチルピロリドン及びN−オクチルピロリドン等の酸アミド類、大豆油、ナタネ油、綿実油及びヒマシ油等の植物油ならびに水が挙げられる。
これら固体及び液体担体は、単独で用いても2種以上を併用してもよい。
本発明の生育促進剤をダイズ種子に適用し、これを圃場より採取した土壌に播種した。3葉期に達したダイズの草丈及び根の長さを測定するとともに、ダイズの茎基部からの出液量を測定した。
ダイズ(品種 エンレイ)種子10gをファルコン社製の50mL遠心チューブに秤量した。ここに、100mgのボルテックスFS(アミスルブロム懸濁剤、日産化学工業(株))(種子質量に対して1質量%)又は200mgのランマン(登録商標)フロアブル(シアゾファミド懸濁剤、石原バイオサイエンス(株))(種子質量に対して2質量%)をそれぞれ加え、ボルテックスミキサーを用いて30秒間撹拌した。撹拌後、遠心チューブより薬剤処理したダイズ種子を取り出し、30分以上風乾させた。
また、メタラキシルM原体1.7mgを30μLの乳化剤〔ソルポール4D384(東邦化学(株)) 4%、ケルザンS(ケルコ社) 2%、ビーガムG(バンダービルト社) 0.6%、Proxel GXL(ゼネカ社) 0.2%、Rhodosil amtifoam432(ローディア社) 0.2%、プロピレングリコール10%、水 74.8%〕に溶解後、70μLの種子処理白試料〔ソルポール3005XL(東邦化学(株)) 10%、アセトン 30%、ジメチルホルムアミドNN 30%、キシレン 30%〕と懸濁した。得られた懸濁液を、ファルコン社製の50mL遠心チューブに秤量したダイズ(品種 エンレイ)種子10gに加え(種子1gに対してメタラキシルM量0.17mg)、ボルテックスミキサーを用いて30秒間撹拌した。撹拌後、遠心チューブより薬剤処理したダイズ種子を取り出し、30分以上風乾させた。
圃場(埼玉県白岡町下野田圃場)より採取した土壌1kgあたり、肥料として千代田化成(サンアグロ(株))1gを加えて混和した後、ポット(4寸鉢)に入れ、薬剤処理したダイズ種子(3種)又は無処理のダイズ種子を1ポットあたり3粒ずつ播種した。
播種後、温度を20℃に設定した恒温室にポットを置き、毎日1回十分に灌水し、ダイズの生育が3葉期に達するまで栽培した。
3葉期に達したボルッテクスFS処理種子のダイズ、並びに薬剤無処理のダイズの生育写真を図1(図1(A)ボルテックスFS処理種子のダイズ、図1(B)薬剤無処理のダイズ)に示す。
3葉期に達した各ダイズ18個体の草丈を測定し、平均値を算出した。得られた結果を表4に示す。
<出液速度 測定方法>
水を張ったコンテナに、前述の3葉期に達したダイズ(ボルッテクスFS処理種子のダイズ、並びに薬剤無処理のダイズ)が植えられたポットを入れ、土壌表面上まで浸水させ、この状態で15分間静置した後、コンテナから取り出し、24時間静置した。
その後、土壌表面から3cm高の下胚軸(茎基部)をハサミで水平に切断し、ここにキャップ(2mLエッペンドルフチューブに100mgの脱脂綿を入れ、予め質量を測定したもの)を被せ、出液を吸収させた。一定時間経過後のキャップの質量変化を出液量として、1時間ごとに6時間経過するまでキャップの質量変化を測定した。なお下胚軸の切断は午前11時に行い、キャップの質量変化を午後17時まで測定した。ボルテックスFS(アミスルブロム)で処理したダイズ種子及び無処理のダイズ種子より発育したダイズのそれぞれについて18個体の質量変化を測定し、平均値として算出した。
得られた結果を表5に示す。
<草丈の測定>
上記出液速度の試験後、ダイズ(18個体)の根の長さ(根長)を測定し、平均値を算出した。得られた結果を表5に示す。
上記結果は、圃場採取の土壌においては、種子をアミスルブロム処理することにより、発芽した根の吸水活性が格段に高まることを示した。
本発明の生育促進剤をダイズ種子に適用し、これを圃場に播種し、播種3週間後の出芽率並びに3ヶ月生育後の収量を測定した。
ダイズ(品種 エンレイ)種子50gをファルコン社製の50mL遠心チューブに秤量した。ここに、500mgのボルテックスFS(アミスルブロム水和剤、日産化学工業(株))(種子質量に対して1質量%)を加え、ボルテックスミキサーを用いて30秒間撹拌した。撹拌後、遠心チューブより薬剤処理したダイズ種子を取り出し、一晩風乾させた。
また、メタラキシルM原体6.8mgを150μLの乳化剤(ソルポール4D384(東邦化学(株)) 4%、ケルザンS(ケルコ社) 2%、ビーガムG(バンダービルト社) 0.6%、Proxel GX(ゼネカ社) 0.2%、Rhodosil amtifoam432(ローディア社) 0.2%、プロピレングリコール10%、水 74.8%)に溶解後、350μLの種子処理白試料(ソルポール3005XL(東邦化学(株)) 10%、アセトン 30%、ジメチルホルムアミドNN 30%、キシレン 30%)と懸濁した。得られた懸濁液を、ファルコン社製の50mL遠心チューブに秤量したダイズ(品種 エンレイ)種子50gに加え(種子1kgに対してメタラキシルM量136mg)、ボルテックスミキサーを用いて30秒間撹拌した。撹拌後、遠心チューブより薬剤処理したダイズ種子を取り出し、一晩風乾させた。
上述の薬剤処理したダイズ種子(2種)又は薬剤無処理のダイズ種子を、圃場(埼玉県白岡町浜田圃場)に、畝幅1m×株間40cm、2粒/穴にて播種し、生育した。なお播種はそれぞれ2区画(区画A、区画B)にて実施した。
播種3週間後に、出芽本数を調査し、出芽率を算出した。
また播種3ヶ月後に各区10株ずつ無作為に選抜し、それらの莢を採取し、収量を計量した。
得られた結果を表6に示す。
本発明の生育促進剤をブロッコリ生育試験に供する圃場の土壌に混和するとともに、ブロッコリ苗に灌注し、ブロッコリ花蕾の生育状況を調査した。
圃場(香川県三豊市)において、試験規模:4.5m×1.4m(6.3m2)、苗約
30株、2連制にて、ブロッコリ(品種:SK−081)の苗を定植し、定植後86日経過後に花蕾を収穫し、花蕾の収量を測定した。また定植後117日経過後に土壌中の菌密度を測定した。なおブロッコリ苗の定植にあたり、下記条件にて土壌及びブロッコリ苗を薬剤処理した。また対照例3として土壌及び苗のいずれも薬剤処理(施用)をせずにブロッコリを生育し、同様の試験に供した。
・例6:オラクル(有効成分:アミスルブロム)試験区
オラクル粉剤(日産化学工業(株))を10a当たり30kgとなる量で試験区の土壌上に散粉し、乗用畝立て機により耕耘することで土壌に混和し同時に畝立てした(土壌全面処理)。ここに、オラクル顆粒水和剤(日産化学工業(株))2.5gを0.5Lの水
で希釈した懸濁液を、126穴のセルトレイ(30×60cm)に育成した3葉期のブロッコリー苗に上から灌注し、本圃にブロッコリー苗を定植した。
定植後(薬剤処理後)86日経過後、生育したブロッコリの花蕾の先端からの長さがおよそ16〜17cm付近となるように切断し、花蕾を収穫し、収穫した各試験区の花蕾を、花蕾径10cm以上(出荷可能花蕾)又は花蕾径10cm未満(規格外花蕾)に分類した。例6(オラクル)試験区並びに無処理区(対照例3)で得られたブロッコリの花蕾の写真を図2(図2(A):例6、図2(B):対照例3)に示す。
これら分類した花蕾についてそれぞれの個数を求め、質量を測定した。得られた結果を表7に示す。
本発明の生育促進剤を、ブロッコリ生育試験に供する圃場の土壌に混和し、ブロッコリ花蕾の生育状況を観察した。
圃場(高知県宿毛市)において、ブロッコリの定植直前に、オラクル粉剤(日産化学工業(株))を10a当たり30kgとなる量で試験区の土壌上に散粉し、乗用畝立て機により耕耘することで土壌に混和し同時に畝立てした(土壌全面処理)。ここにブロッコリ(品種:SK−081)の苗を定植し、定植後105日経過後に花蕾径(50株の平均値)を測定した。また対照例4として土壌を薬剤処理せずにブロッコリを生育し、同様に定植後105日経過後に花蕾径(10株の平均値)を測定した。得られた結果を表8に示す。
また各試験区のブロッコリの花蕾の写真を図3(図3(A):例7、図3(B):対照例4)に、ブロッコリの根部の写真を図4(図4(A):例7、図4(B):対照例4)に、それぞれ示す。
Claims (12)
- 3−(3−ブロモ−6−フルオロ−2−メチルインドール−1−イルスルホニル)−N,N−ジメチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−スルホンアミド、メチル=N−(メトキシアセチル)−N−(2,6−キシリル)−DL−アラニナート、メチル=N−(メトキシアセチル)−N−(2,6−キシリル)−D−アラニナート及び4−クロロ−2−シアノ−N,N−ジメチル−5−p−トリルイミダゾール−1−スルホンアミドからなる群から選択される少なくとも一種の化合物を含有する植物の生育促進剤。
- 前記植物が、アブラナ科、マメ科、ウリ科、ユリ科、イネ科、ナス科、キク科又はアカザ科の植物である、請求項1に記載の生育促進剤。
- 種子処理用である、請求項1又は請求項2に記載の生育促進剤。
- 土壌処理用である、請求項1又は請求項2に記載の生育促進剤。
- セル苗灌注処理用である、請求項1又は請求項2に記載の生育促進剤。
- 水性懸濁状組成物である、請求項1乃至請求項5のうち何れか一項に記載の生育促進剤。
- 水分散性粒状組成物である、請求項1乃至請求項5のうち何れか一項に記載の生育促進剤。
- 粉状組成物である、請求項1乃至請求項5のうち何れか一項に記載の生育促進剤。
- 請求項1又は請求項2に記載の生育促進剤を植物の種子、植物の苗、植物の根部及び栽培土壌からなる群から選択される少なくとも一つに適用することによる、植物の生育促進方法。
- 前記生育促進剤を植物種子に付着させることを特徴とする、請求項9に記載の生育促進方法。
- 前記生育促進剤を、苗の定植前までに、植物の苗育成区画又は苗育成専用容器に灌注又は散布することを特徴とする、請求項9に記載の生育促進方法。
- 前記生育促進剤を栽培土壌に施用することを特徴とする、請求項9に記載の生育促進方法。
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