JP2003095821A - 植物活力剤 - Google Patents

植物活力剤

Info

Publication number
JP2003095821A
JP2003095821A JP2001291529A JP2001291529A JP2003095821A JP 2003095821 A JP2003095821 A JP 2003095821A JP 2001291529 A JP2001291529 A JP 2001291529A JP 2001291529 A JP2001291529 A JP 2001291529A JP 2003095821 A JP2003095821 A JP 2003095821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
agents
plant
examples
agent
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001291529A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4879424B2 (ja
Inventor
Hiroki Kamiyama
弘樹 上山
Tadayuki Suzuki
忠幸 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2001291529A priority Critical patent/JP4879424B2/ja
Publication of JP2003095821A publication Critical patent/JP2003095821A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4879424B2 publication Critical patent/JP4879424B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 植物体を頑強にし、健苗育成を可能とし、ひ
いては高品質安定生産を可能とすることが期待される植
物活力剤を提供する。 【解決手段】 サリチル酸又はその特定の誘導体を植物
活力剤として用い、必要に応じ水溶性溶剤及び界面活性
剤と共に植物に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物の根・茎・葉
面若しくは果実に、気体状態、溶液状態、若しくは固体
状態で葉面散布、土壌散布、土壌灌水、土壌灌注、薫
蒸、薫煙等の方法で又は水耕栽培等の培養液に添加する
方法で投与して用いる植物活力剤に関する。ここで、以
下、「植物」は、植物の語自体から認識され得るもの、
野菜、果実、果樹、穀物、種子、球根、草花、香草(ハ
ーブ)、光合成能を有する単細胞生物、分類学上の植物
等を表すものとする。
【0002】
【従来の技術】植物が成長するには種々の栄養要素が必
要であるが、そのいくつかの要素が不足すると植物の生
育に支障を来すことが知られている。例えば、肥料三大
要素として窒素は蛋白質の成分元素であり、リンは核酸
やリン脂質の構成元素だけでなくエネルギー代謝や物質
の合成・分解反応にも重要な役割を果たしていおり、ま
た、カリウムは物質代謝や物質移動の生理作用がある。
これら主要成分の不足により全般的に植物の生育は貧弱
になる。また、カルシウムは、植物体及び細胞を構成す
る重要な成分であり、また代謝系のバランスを維持する
為にも重要な働きをしており、カルシウムの欠乏症状を
呈し生理障害をおこす。その他にもMg、Fe、S、
B、Mn、Cu、Zn、Mo、Cl、Si、Na等、植
物には種々の栄養素が必要である。これら窒素、リン、
カリウム等の栄養成分は元肥や追肥の形で施肥された
り、液体肥料を希釈して土壌灌注したり葉面散布で与え
られたりしている。特開2000−198703号に
は、炭素数12〜24の1価アルコールが葉緑素値(S
PAD値)の増大や肥料吸収効率の増大等により、植物
成長に対する改善を示すことが記載されている。
【0003】農作物の健全生育をはかることは、農業生
産上重要な課題であり、上記栄養素の組み合わせや、供
給量、供給時期等を制御することは、その基本的な方策
と言える。しかし、肥料の過剰な供給は土壌バランスを
損ねたり、植物にも悪影響を与えることがあり、施肥制
御による植物の栄養供給には限界があると考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】高品質安定生産のため
の方策として、植物体そのものを頑強にする、すなわち
植物が本来備えている生育性を助長することが考えられ
るが、このような効果をもたらす成分について報告され
た例は見あたらない。
【0005】本発明の課題は、植物全身獲得抵抗性を誘
導することによって植物体の形質を変化させると共に、
植物体を頑強にし、健苗育成を可能とし、更には高品質
安定生産を可能とすることが期待される植物活力剤を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記一般式
(1)で表わされる化合物からなる植物活力剤に関す
る。
【0007】
【化2】
【0008】〔式中、Xは水素原子、金属原子、炭素数
1〜22のアルキル基又は炭素数2〜22のアルケニル
基であり、Yは水素原子又は炭素数8〜30のアルキル
基である。〕。
【0009】また、本発明は、上記一般式(1)で表わ
される化合物、水溶性溶剤及び界面活性剤を含有する植
物活力剤組成物に関する。
【0010】また、本発明は、上記本発明の植物活力剤
又は植物活力剤組成物を植物に供給する植物の増強方法
に関する。
【0011】
【発明の実施の形態】一般式(1)で表される化合物
は、サリチル酸又はその誘導体であり、誘導体として
は、サリチル酸塩、サリチル酸エステル、アルキルサリ
チル酸塩が挙げられる。本発明では、サリチル酸誘導体
が好ましく、具体的には、サリチル酸塩としては、サリ
チル酸ナトリウム、サリチル酸カリウム、サリチル酸カ
ルシウム、サリチル酸マグネシウムなどが挙げられる。
これらの中では、サリチル酸ナトリウム、サリチル酸カ
リウム、サリチル酸カルシウムが好ましく、サリチル酸
ナトリウム、サリチル酸カリウムが特に好ましい。サリ
チル酸エステルとしては、アルキル基の炭素数が1〜2
2のサリチル酸アルキル、アルケニル基の炭素数が2〜
22のサリチル酸アルケニルが挙げられ、サリチル酸メ
チル、サリチル酸エチルが好ましい。アルキルサリチル
酸塩としては、アルキル基の炭素数が8〜30、好まし
くは12から24のものが挙げられ、特にパルミチルサ
リチル酸ナトリウム、ステアリルサリチル酸ナトリウム
が好ましい。
【0012】これらの化合物のうち、サリチル酸メチル
は、植物体内に存在し、抵抗性誘導に関与するシグナル
物質であるとされている。サリチル酸メチルが、風媒に
より、ウイルスに対する抵抗性を植物に誘導すること
は、学術上知られている〔NATURE,VOL385
(20 FEBRUARY 1997)718−72
1〕。しかし、本発明のように、植物体の重量(地上
部、根)を増加させ、頑強な植物体を形成させる健苗育
成技術として応用された例はない。
【0013】一般式(1)で表される化合物は、単独
で、又は農薬、肥料、園芸用培養土、マルチフィルム等
の農業用資材と組み合わせて、用いることができる。
【0014】また、本発明の植物活力剤の形態は、液
体、気体状態、フロワブル、ペースト、水和剤、粒剤、
粉剤、錠剤等いずれでも良く、水に希釈して使用する場
合には、通常、一般式(1)の化合物の有効成分濃度
が、好ましくは1〜100ppm、より好ましくは5〜
50ppmの水溶液、水性分散液あるいは乳化液として
植物の葉面や根へ散布、灌注、灌水(葉面散布、土壌散
布、土壌灌水、土壌灌注とも言う)される。
【0015】本発明の植物活力剤を、液状、好ましくは
水性組成物として散布する場合は、該一般式(1)で表
される化合物と、水溶性溶剤及び界面活性剤から選ばれ
る一種以上とを含有する植物活力剤組成物として用いる
ことが好ましい。該組成物の残部は水である。本発明の
植物活力剤組成物中の一般式(1)で表される化合物の
濃度は、1〜5重量%、特に2〜3重量%が好ましい。
【0016】水溶性溶剤としては、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、
プロピレングリコールなどの2価アルコールや、グリセ
リンのような3価アルコールなど、植物の生育に影響を
与えないものなら何でも良いが、界面活性剤と併用した
時に一般式(1)の化合物を、製剤安定性及び植物への
浸透性の面から、透明可溶化するものが好ましい。
【0017】界面活性剤は、水に溶解するものが使用さ
れ、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界
面活性剤及び陰イオン界面活性剤から選ばれる一種以上
が好ましい。
【0018】非イオン界面活性剤としては、ソルビタン
脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪
酸エステル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、グ
リセリン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレングリセ
リン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、
ポリオキシアルキレンポリグリセリン脂肪酸エステル、
ショ糖脂肪酸エステル、樹脂酸エステル、ポリオキシア
ルキレン樹脂酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエ
ーテル、アルキル(ポリ)グリコシド、ポリオキシアル
キレンアルキル(ポリ)グリコシド等が挙げられる。好
ましくは、窒素原子を含まないエーテル基含有非イオン
界面活性剤及びエステル基含有非イオン界面活性剤が挙
げられる。特に好ましくは、ポリオキシアルキレンソル
ビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシアルキレングリセリン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシアルキレンポリグリセリン脂肪酸エステ
ル等のオキシアルキレン基を含むエステル基含有非イオ
ン界面活性剤や、アルキル(ポリ)グリコシド等の糖骨
格を有する窒素原子を含まないエーテル基含有非イオン
界面活性剤が挙げられる。
【0019】陰イオン界面活性剤としては、カルボン酸
系、スルホン酸系、硫酸エステル系及びリン酸エステル
系界面活性剤が挙げられるが、カルボン酸系及びリン酸
エステル系界面活性剤が好ましい。カルボン酸系界面活
性剤としては、例えば炭素数6〜30の脂肪酸又はその
塩、多価カルボン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキル
エーテルカルボン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキル
アミドエーテルカルボン酸塩、ロジン酸塩、ダイマー酸
塩、ポリマー酸塩、トール油脂肪酸塩等が挙げられる。
スルホン酸系界面活性剤としては、例えばアルキルベン
ゼンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルナ
フタレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、ジフ
ェニルエーテルスルホン酸塩、アルキルナフタレンスル
ホン酸の縮合物塩、ナフタレンスルホン酸の縮合物塩等
が挙げられる。硫酸エステル系界面活性剤としては、例
えばアルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンア
ルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキル
フェニルエーテル硫酸エステル塩、トリスチレン化フェ
ノール硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンジスチレ
ン化フェノール硫酸エステル塩、アルキルポリグリコシ
ド硫酸塩等が挙げられる。リン酸エステル系界面活性剤
として、例えばアルキルリン酸エステル塩、アルキルフ
ェニルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキ
ルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルフ
ェニルリン酸エステル塩等が挙げられる。塩としては、
例えば金属塩(Na、K、Ca、Mg、Zn等)、アン
モニウム塩、アルカノールアミン塩、脂肪族アミン塩等
が挙げられる。
【0020】両性界面活性剤としては、アミノ酸系、ベ
タイン系、イミダゾリン系、アミンオキサイド系が挙げ
られる。アミノ酸系としては、例えばアシルアミノ酸
塩、アシルサルコシン酸塩、アシロイルメチルアミノプ
ロピオン酸塩、アルキルアミノプロピオン酸塩、アシル
アミドエチルヒドロキシエチルメチルカルボン酸塩等が
挙げられる。ベタイン系としては、アルキルジメチルベ
タイン、アルキルヒドロキシエチルベタイン、アシルア
ミドプロピルヒドロキシプロピルアンモニアスルホベタ
イン、アシルアミドプロピルヒドロキシプロピルアンモ
ニアスルホベタイン、リシノレイン酸アミドプロピルジ
メチルカルボキシメチルアンモニアベタイン等が挙げら
れる。イミダゾリン系としては、アルキルカルボキシメ
チルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、アル
キルエトキシカルボキシメチルイミダゾリウムベタイン
等が挙げられる。アミンオキサイド系としては、アルキ
ルジメチルアミンオキサイド、アルキルジエタノールア
ミンオキサイド、アルキルアミドプロピルアミンオキサ
イド等が挙げられる。
【0021】上記界面活性剤は一種でも、二種以上混合
して使用しても良い。また、上記界面活性剤は、本発明
の植物活力剤の有効成分である一般式(1)の化合物
を、均一に可溶化、分散させる意味で、親水性の高い界
面活性剤が望ましい。界面活性剤は、グリフィンのHL
B(Hydrophile-Lipophile-Balance)が10以上、更に1
2以上のものが好ましい。また、これらの界面活性剤が
ポリオキシアルキレン基を含む場合は、ポリオキシエチ
レン基を有することが好ましく、その平均付加モル数は
1〜50、更に5〜30、特に10〜30が好ましい。
【0022】これらの界面活性剤の中では、親水性で、
水溶性溶剤と併用した時に、一般式(1)の化合物を透
明、均一可溶化する観点から、エステル基含有非イオン
界面活性剤、窒素原子を含まないエーテル基含有非イオ
ン界面活性剤、両性界面活性剤、カルボン酸系陰イオン
界面活性剤及びリン酸系陰イオン界面活性剤から選ばれ
る一種以上が好ましい。特に、エステル基含有非イオン
界面活性剤及び窒素原子を含まないエーテル基含有非イ
オン界面活性剤から選ばれる一種以上が好ましい。
【0023】本発明の植物活力剤組成物は、更に、ペプ
チド、多糖類、糖タンパク質及び脂質から選ばれるエリ
シター活性を有する物質の一種以上を含有することが好
ましい。エリシター活性とは、植物体内におけるファイ
トアレキシン等の抗菌性物質の合成を誘因する作用であ
る。
【0024】エリシター活性を有する物質は、植物に固
有の物質が種々知られており、対象とする植物に応じて
適宜選定すればよいが、グルカンオリゴ糖、キチンオリ
ゴ糖、キトサンオリゴ糖、ヘプタ−β−グルコシド、シ
ステミン、カゼインタンパクのキモトリプシン分解物な
どの外因性エリシター、オリゴガラクチュロン酸、ヘキ
ソース、ウロン酸、ペントース、デオキシヘキソースな
どの内因性エリシター、その他に、ショ糖エステル、カ
ルボキシメチルセルロース(CMC)、カラギーナン、
酵母エキス、真菌類の菌糸分解物、海藻抽出物などが挙
げられ、水溶性で安定供給可能なものが好ましい。
【0025】本発明の植物活力剤組成物は、肥料成分又
は農薬原体を含有することができる。
【0026】肥料成分としては、N、P、K、Ca、M
g、S、B、Fe、Mn、Cu、Zn、Mo、Cl、S
i、Na等、特にN、P、K、Ca、Mgの供給源とな
る無機物及び有機物が挙げられる。そのような無機物と
しては、硝酸アンモニウム、硝酸カリウム、硫酸アンモ
ニウム、塩化アンモニウム、リン酸アンモニウム、硝酸
ソーダ、尿素、炭酸アンモニウム、リン酸カリウム、過
リン酸石灰、熔成リン肥(3MgO・CaO・P25
3CaSiO2)、硫酸カリウム、塩カリ、硝酸石灰、
消石灰、炭酸石灰、硫酸マグネシウム、水酸化マグネシ
ウム、炭酸マグネシウム等が挙げられる。また、有機物
としては、鶏フン、牛フン、バーク堆肥、アミノ酸、ペ
プトン、ミエキ、発酵エキス、有機酸(クエン酸、グル
コン酸、コハク酸等)のカルシウム塩、脂肪酸(ギ酸、
酢酸、プロピオン酸、カプリル酸、カプリン酸、カプロ
ン酸等)のカルシウム塩等が挙げられる。これら肥料成
分は界面活性剤と併用することもできる。肥料成分は、
稲や野菜の露地栽培のように、土壌中に元肥として肥料
成分が十分施用されている場合にはあえて配合する必要
はない。また、養液土耕や水耕栽培のように元肥の過剰
施用を避け肥料成分をかん水と同じに与えるようなタイ
プの栽培形態には肥料成分を配合することが好ましい。
【0027】農薬原体とは農薬の有効成分であり、例え
ば「農薬ハンドブック1998年版」(第10版、平成
10年12月15日、社団法人日本植物防疫協会発行)
に記載されたものが挙げられる。その具体例を以下に示
すが、これらに限定されるものではない。
【0028】殺菌剤としては、有機硫黄殺菌剤として、
ジネブ剤、マンネブ剤、チウラム剤、マンゼブ剤、ポリ
カーバメート剤、プロピネブ剤等、ベンズイミダゾール
系殺菌剤としてはベノミル剤、チオファネートメチル剤
等、ジカルボン酸系殺菌剤としてはイプロジオン剤、プ
ロシミドン剤等、その他の合成殺菌剤としてはトリアジ
ン剤、イミノクタジン酢酸塩剤、イソプロチオラン剤、
TPN剤、プロベナゾール剤、キャプタン剤、フルオルイ
ミド剤、DPC剤、イミノクタジンアルベシル酢酸等、ス
テロール生合成阻害剤としては、トリフミゾール剤、ビ
テルタノール剤、ピリフェノックス剤、フェナリモル
剤、トリホリン剤、トリアジメホン剤、ミクロブタニル
剤、ジフェノコナゾール剤、イミベンコナゾール剤等、
酸アミド系殺菌剤としては、メタラキシル剤、メプロニ
ル剤等、銅殺菌剤としては、無機銅剤剤、有機銅剤等、
抗生物質殺菌剤としては、ストレプトマイシン剤、ポリ
オキシン剤、ブラストサイジンS剤、カスガマイシン
剤、バリダマイシン、オキシテトラサイクリン剤等、土
壌殺菌剤としては、エクロメゾール剤、ヒドロキシイソ
キサゾール剤等、メラミン生合成阻害剤としては、フサ
ライド剤、カルプロパミド剤、有機リン系殺菌剤として
は、IBP剤、EDDP剤、ホセチル剤等、無機殺菌剤として
は、無機硫黄剤、炭酸水素塩剤等、メトキシアクリレー
ト系殺菌剤としては、アゾキシストロビン、クレソキシ
ムメチル剤等、アニリノピリミジン系殺菌剤としては、
メパニピリウム剤等、合成抗細菌剤としては、オキソリ
ニック酸剤等、天然物殺菌剤としては大豆レシチン等、
生物由来の殺菌剤としては、対抗菌剤等が挙げられる。
【0029】殺虫剤の場合、ピレスロイド系殺虫剤とし
ては、フェンバレレート剤、シフルトリン剤、ペルメト
リン剤、フルシトリネート、エトフェンプロックス剤
等、有機リン系殺虫剤としては、DDVP剤、MEP剤、マラ
ソン剤、ジメトエート剤、PAP剤、MPP剤、DMTP剤、EPN
剤等、カーバメート系殺虫剤としては、BPMC剤、NAC
剤、メソミル剤等、ネライストキシン系殺虫剤として
は、カルタップ剤等、天然物系殺虫剤としては、除虫菊
由来のピレトリン剤、ピペロニルブトキシド剤、マメ科
のかん木デリス由来のロテノン剤、ニコチン剤、大豆レ
シチン剤、デンプン剤等が挙げられる。昆虫成長制御剤
(IGR剤)としては、ジフルベンズロン剤、テフルベンズ
ロン剤、クロルフルアズロン剤、ブプロフェジン剤、イ
ソプロチオラン剤、フルフェノクスロン剤等が挙げられ
る。
【0030】また殺ダニ剤としては、ケルセン剤、BPPS
剤、酸化フェンブタスズ剤、ヘキシチアゾクス剤、アミ
トラスズ剤、フェンピロキシメート剤、テブフェンピラ
ド剤、ハルフェンプロックス剤、ビアラホス剤等、クロ
ロニコチニル系殺虫剤としては、イミダクロプリド剤
等、その他の合成殺虫剤としては、オレイン酸ナトリウ
ム剤、オレイン酸カリウム液剤等、殺線虫剤としては、
D-D剤、タゾメット剤、ベノミル剤等、生物由来の殺虫
剤としてはBT剤等が挙げられる。
【0031】除草剤としては、酸アミド系除草剤として
は、DCPA剤、アラクロール剤、アシュムラム剤等、尿素
系除草剤として、DCMU剤、リニューロン剤等が挙げられ
る。ビピリジリウム系除草剤としては、例えばパラコー
ト剤、ジクワット剤等が挙げられる。ダイアジン系除草
剤としては、例えばブロマシル剤、レナシル剤等が挙げ
られる。S-トリアジン系除草剤としては、例えばCAT
剤、シメトリン剤等が挙げられる。その他の有機除草剤
としては、例えばDBN剤等のニトリル系除草剤、セトキ
シジム剤、クレトジム剤等が挙げられる。ジニトロアニ
リン系除草剤としては、例えばトリフルラリン剤、ペン
ディメタリン剤等が挙げられる。カーバメート系除草剤
としては、ベンチオカーブ剤等が挙げられる。芳香族カ
ルボン酸系除草剤としては、例えばMDBA剤等が挙げられ
る。フェノキシ酸系除草剤としては、2,4-PA剤、シハロ
ホップブチル剤等が挙げられる。有機リン系除草剤とし
ては、ピペロホス剤、ブタンミホス剤等が挙げられる。
アミノ酸系除草剤としては、グリホサート剤、ビアラホ
ス剤、グルホシネート剤等が挙げられる。脂肪酸系除草
剤としては、ペラルゴン酸剤、DPA剤等が挙げられる。
スルホニル尿素系除草剤としては、チフェンスルフロン
メチル剤、フラザルスルフロン剤、ベンスルフロンメチ
ル剤等が挙げられる。ピリミジルオキシ安息香酸系除草
剤としては、ビスピリバックナトリウム塩等が挙げられ
る。ダイアゾール系除草剤としては、ピラゾレート剤等
が挙げられる。
【0032】これらの除草剤のうち、酸アミド系除草
剤、ダイアジン系除草剤、ニトリル系除草剤、ジニトロ
アニリン系除草剤、芳香族カルボン酸系除草剤及びアミ
ノ酸系除草剤が好ましく、特にアミノ酸系除草剤、中で
もビアラホス剤、グルホシネート剤又はグリホサート剤
が好ましい。
【0033】更に植物成長調節剤としては、オーキシン
拮抗剤としては、マレイン酸ヒドラジド剤、ウニコナゾ
ール剤等、オーキシン剤としては、インドール酪酸剤、
1-ナフチルアセトアミド剤、4-CPA剤等、サイトカイニ
ン剤としては、ホルクロルフェニュロン剤等、ジベレリ
ン剤としてはジベレリン剤等、その他のわい化剤として
は、ダミノジット剤等、蒸散抑制剤としては、パラフィ
ン剤等、その他の植物成長調整剤としては、コリン剤
等、生物由来の植物成長調整剤としては、クロレラ抽出
物剤等、エチレン剤としては、エテホン剤等が挙げられ
る。
【0034】本発明の植物活力剤組成物は、前記の通
り、一般式(1)で表される化合物を1〜5重量%、特
に2〜3重量%含有することが好ましい。該組成物にお
いて、一般式(1)の化合物100重量部に対して、水
溶性溶剤を200〜2000重量部、更に400〜15
00重量部、特に800〜1000重量部、界面活性剤
を200〜2200重量部、更に500〜1700重量
部、特に800〜1200重量部含有することが好まし
い。
【0035】また、本発明の植物活力剤組成物にエリシ
ター活性を有する物質を配合する場合、一般式(1)の
化合物100重量部に対して、10〜500重量部、更
に50〜300重量部、特に100〜200重量部の比
率が好ましい。
【0036】また、本発明の植物活力剤組成物に肥料成
分を配合する場合、肥料成分100重量部に対して、一
般式(1)の化合物が0.1〜15重量部、更に1〜1
0重量部、特に3〜7重量部の比率が好ましい。
【0037】また、本発明の植物活力剤組成物に農薬原
体を配合する場合、農薬原体100重量部に対して、一
般式(1)の化合物が0.1〜100重量部、更に1〜
50重量部、特に3〜30重量部の比率が好ましい。
【0038】本発明の植物活力剤組成物を用いる場合
も、通常、一般式(1)の化合物の有効成分濃度が、好
ましくは1〜100ppm、より好ましくは5〜50p
pmとなるように、植物の葉面や根へ散布、灌水、灌注
される。
【0039】本発明は、上記本発明の植物活力剤又は植
物活力剤組成物を植物に供給する植物の増強方法を提供
する。本発明の植物活力剤又は植物活力剤組成物の植物
への供給方法としては色々な手段を使うことができる。
例えば、粉剤や粒剤を直接化成肥料等の固形肥料のよう
に投与したり、希釈された水溶液を葉面、茎、果実等直
接植物に散布したり、土壌中に注入する方法や水耕栽培
やロックウールのように根に接触している水耕液や供給
水に希釈混合して供給する方法が挙げられる。
【0040】本発明の植物活力剤又は植物活力剤組成物
により処理できる植物としては、果菜類では、キュウ
リ、カボチャ、スイカ、メロン、トマト、ナス、ピーマ
ン、イチゴ、オクラ、サヤインゲン、ソラマメ、エンド
ウ、エダマメ、トウモロコシ等が挙げられる。葉菜類で
は、ハクサイ、ツケナ類、チンゲンサイ、キャベツ、カ
リフラワー、ブロッコリー、メキャベツ、タマネギ、ネ
ギ、ニンニク、ラッキョウ、ニラ、アスパラガス、レタ
ス、サラダナ、セルリー、ホウレンソウ、シュンギク、
パセリ、ミツバ、セリ、ウド、ミョウガ、フキ、シソ等
が挙げられる。根菜類としては、ダイコン、カブ、ゴボ
ウ、ニンジン、ジャガイモ、サトイモ、サツマイモ、ヤ
マイモ、ショウガ、レンコン等が挙げられる。その他
に、稲、豆類、麦類、花卉類、果樹等にも使用が可能で
ある。
【0041】
【発明の効果】本発明の植物活力剤は、優れた植物の増
強効果をもたらす。例えば、実施例で示すように、トマ
トに対しては、葉茎と根の重量が増大し、T/R比が減
少、つまりは根の比率が増大する。草丈は逆にやや減少
することから、徒長を抑制しながら、植物体を頑強にす
るという健苗育成が可能となり、更には高品質安定生産
を行うことが期待される。特に、一般式(1)の化合物
とエリシター活性を有する物質とを組み合わせること
で、相乗的にさらなる植物増強効果が現れ、健全な農産
物の生育を助長することができる。
【0042】
【実施例】実施例1〜14及び比較例1〜6 (1)トマトのハウス抑制栽培期である6月上旬に、ハ
ウス桃太郎(タキイ種苗)を播種し、発芽後、本葉2枚
が展開した時に12cmポリポットに鉢上げした。培養
土は、播種、鉢上げともにクレハ園芸培土(クレハ化
学)を使用した。
【0043】(2)実施例1から4、比較例1は、シャ
ーレ上の脱脂綿に各化合物を0.02g滴下し、アクリ
ル製の密閉箱の底面にシャーレを放置した。揮発した各
化合物は、アクリル製の密閉箱から外に漏れないように
注意し、気相媒介によりトマト苗に接触するようにし
た。密閉箱中には鉢上げしたトマトの苗6株を均等に並
べ、1日1回午前中に灌水を兼ねて換気を行った。
【0044】(3)実施例5から14、比較例2から6
は、組成物の希釈水溶液を、晴れた日の午前中に、約2
00g/平方メートル葉面積の割合で葉面散布した。
【0045】(4)実施例1から14、比較例1から6
の散布時期、及び散布回数は、2.5葉期から、3回/
3週の割合で、3回目の処理を終えた後は、通常通りに
潅水のみを行い、追肥は行わなかった。
【0046】(5)7月下旬、播種2ヶ月経過後の、第
1花房開花期(7〜8葉期)に、すべてのトマト苗の地
上部生重量、地下部生重量を測定した。根の比率を表わ
す尺度となるT/R比は以下の式より算出した。 T/R比=〔地上部生重量(g)〕/〔地下部生重量
(g)〕 地上部重量、地下部重量、T/R比は、各実施例・比較
例ともに反復が6株(N=6)あったため、最大・最小
値を除いた4株(N=4)の平均値を求めた。
【0047】(6)比較例1又は2の地上部平均生重量
及び地下部平均生重量をそれぞれ100とする相対値
で、各実施例・比較例の地上部生重量及び地下部生重量
を評価した。相対値は以下の式により算出し、小数点以
下は四捨五入した。
【0048】(6−1)実施例1から4 地上部生重量相対値=(実施例又は比較例の地上部平均
生重量/比較例1の地上部平均生重量)×100 地下部生重量相対値=(実施例又は比較例の地下部平均
生重量/比較例1の地下部平均生重量)×100。
【0049】(6−2)実施例5から11、比較例3 地上部生重量相対値=(実施例又は比較例の地上部平均
生重量/比較例2の地上部平均生重量)×100 地下部生重量相対値=(実施例又は比較例の地下部平均
生重量/比較例2の地下部平均生重量)×100 (6−3)実施例12 地上部生重量相対値=(実施例12の地上部平均生重量
/比較例4の地上部平均生重量)×100 地下部生重量相対値=(実施例12の地下部平均生重量
/比較例4の地下部平均生重量)×100 (6−4)実施例13 地上部生重量相対値=(実施例13の地上部平均生重量
/比較例5の地上部平均生重量)×100 地下部生重量相対値=(実施例13の地下部平均生重量
/比較例5の地下部平均生重量)×100 (6−5)実施例14 地上部生重量相対値=(実施例14の地上部平均生重量
/比較例6の地上部平均生重量)×100 地下部生重量相対値=(実施例14の地下部平均生重量
/比較例6の地下部平均生重量)×100
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】
【表3】
【0053】(注) *1:ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート
(エチレンオキサイド平均付加モル数20、花王(株)
製) *2:アルキルポリグルコシド(花王(株)製) *3:水溶性肥料(大塚化学(株)製) *4:葉面散布肥料(エーザイ生科研(株)製) *5:殺虫剤(マラソン乳剤、有効成分50%含有、日
産化学工業(株)製)。
【0054】(結果) (1)表1は、本発明のサリチル酸誘導体を用いた試験
結果である。実施例1〜4に示したトマトの地上部生重
量、及び地下部生重量は、比較例と比べると、明らかに
増加する結果が得られた。T/R比は、数値が小さいほ
ど根の比率が大きくなることを示すが、実施例1〜4の
T/R比は、比較例と比べるとすべて減少した。実施例
1〜4の地上部生重量相対値、及び地下部生重量相対値
は、比較例1と比べると、地上部生重量相対値で110
〜116%、地下部生重量相対値で123〜144%と
なり、何れも顕著に増加した。
【0055】(2)表2は、水溶性キトサン、酵母エキ
スなどのエリシター活性を有する物質を併用した試験結
果である。実施例5〜11に示したトマトの地上部生重
量、及び地下部生重量は、比較例と比べると、更に増加
する結果が得られた。実施例5〜11のT/R比は、比
較例と比べると大きく減少した。実施例5〜11の地上
部生重量相対値、及び地下部生重量相対値は、比較例2
と比べると、地上部生重量相対値で109〜126%、
地下部生重量相対値で145〜176%となり、何れも
顕著に増加した。
【0056】(3)表3は、肥料及び農薬を併用した試
験結果である。比較例では、肥料の適用により、トマト
の地上部生重量、及び地下部生重量は、肥料を与えない
場合と比べて増加する結果が得られたが、T/R比はあ
まり変化しなかった。それに対して実施例12から14
の地上部生重量相対値、及び地下部生重量相対値は、比
較例と比べると、地上部生重量相対値で111〜117
%、地下部生重量相対値で147〜159%となり、T
/R比が大きく減少した。また、殺虫剤であるマラソン
乳剤と本発明品を併用した場合、殺虫効果が有意に向上
することを確認した。
【0057】(4)以上から、本発明の植物活力剤又は
植物活力剤組成物の適用によって、トマトの苗はがっし
りとした頑強な苗となり、根の張りが多くなることで健
全な生育を助長することが確認された。
【0058】一方、比較例1から6に示すように、本発
明の植物活力剤又は植物活力剤組成物を適用しなかった
場合は、地上部生重量、地下部生重量、T/R比は、水
のみを与えた場合と比較して、ほとんど変化は見られな
かった。
フロントページの続き Fターム(参考) 2B022 EA01 4H011 AB03 BA01 BB06 BB08 BB17 BB21 BC03 BC06 BC19 DA13 DC05 DD03 DE15 DH10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で表わされる化合物か
    らなる植物活力剤。 【化1】 〔式中、Xは水素原子、金属原子、炭素数1〜22のア
    ルキル基又は炭素数2〜22のアルケニル基であり、Y
    は水素原子又は炭素数8〜30のアルキル基である。〕
  2. 【請求項2】 請求項1記載の一般式(1)で表わされ
    る化合物と、水溶性溶剤及び界面活性剤から選ばれる一
    種以上とを含有する植物活力剤組成物。
  3. 【請求項3】 更に、ペプチド、多糖類、糖タンパク質
    及び脂質から選ばれるエリシター活性を有する物質の一
    種以上を含有する請求項2記載の植物活力剤組成物。
  4. 【請求項4】 更に、肥料成分又は農薬原体を含有する
    請求項2又は3記載の植物活力剤組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れか1項記載の植物活
    力剤又は植物活力剤組成物を植物に供給する植物の増強
    方法。
JP2001291529A 2001-09-25 2001-09-25 植物活力剤組成物 Expired - Fee Related JP4879424B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001291529A JP4879424B2 (ja) 2001-09-25 2001-09-25 植物活力剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001291529A JP4879424B2 (ja) 2001-09-25 2001-09-25 植物活力剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003095821A true JP2003095821A (ja) 2003-04-03
JP4879424B2 JP4879424B2 (ja) 2012-02-22

Family

ID=19113658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001291529A Expired - Fee Related JP4879424B2 (ja) 2001-09-25 2001-09-25 植物活力剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4879424B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006050985A (ja) * 2004-08-13 2006-02-23 Ebara Corp 葉菜類農産物の高機能化栽培方法
JP2006515307A (ja) * 2002-12-16 2006-05-25 バレント バイオサイエンシス コーポレーション Ps−ii阻害剤及びsar誘導物質を含有してなる除草剤組成物
JP2008538696A (ja) * 2005-04-25 2008-11-06 シンジェンタ リミテッド 緑色葉物野菜の品質を向上するための方法
JP2008263896A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Yamamoto Tadanobu Shoten:Kk 亜鉛高含有コムギ
JP2009161358A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Etsuro Sakagami 植物生長促進剤の製造方法及びこの製造方法を用いて得られる植物生長促進剤
JP2012140381A (ja) * 2011-01-05 2012-07-26 Nissan Chem Ind Ltd 除草組成物
CN102774951A (zh) * 2012-08-13 2012-11-14 江门汇海饲料厂有限公司 水产养殖用水体解毒抗应激剂及其制备方法及应用
JP2015074640A (ja) * 2013-10-10 2015-04-20 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 アブシジン酸作用の低減による植物の耐冷性強化法
CN108739889A (zh) * 2018-07-18 2018-11-06 合肥百绿盛农业科技有限公司 一种桂花苗木用植物生长调节剂
CN108782623A (zh) * 2018-07-18 2018-11-13 合肥百绿盛农业科技有限公司 高效增产型植物生长调节剂及其应用
CN113789344A (zh) * 2021-08-13 2021-12-14 中国热带农业科学院热带作物品种资源研究所 SgPAP7在提高植物利用内源有机磷能力的应用

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55100304A (en) * 1979-01-24 1980-07-31 Japan Synthetic Rubber Co Ltd Plant growth regulator
JPS57212105A (en) * 1981-06-23 1982-12-27 Chugai Pharmaceut Co Ltd Plant growth regulating agent
JPH07216362A (ja) * 1994-02-01 1995-08-15 Kawasaki Heavy Ind Ltd 酢液、その製造方法及び植物成長促進剤
JPH07285817A (ja) * 1994-04-15 1995-10-31 Bisuta:Kk 植物用特殊活性水の使用方法
JPH10218707A (ja) * 1997-02-13 1998-08-18 Lion Corp 土壌・植物散布液組成物
JPH10248386A (ja) * 1997-03-17 1998-09-22 Masamitsu Miyazaki 植物育成方法
JPH11199417A (ja) * 1998-01-12 1999-07-27 Yuki Kaken Kk 植物成長促進剤
WO2000024255A1 (de) * 1998-10-26 2000-05-04 Cognis Deutschland Gmbh Verwendung von wertstoffgemischen zur förderung des pflanzenwachstums und der pflanzengesundheit
JP2000327471A (ja) * 1999-05-11 2000-11-28 Nippon Hiryo Kk 葉面散布用カルシウム肥料

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55100304A (en) * 1979-01-24 1980-07-31 Japan Synthetic Rubber Co Ltd Plant growth regulator
JPS57212105A (en) * 1981-06-23 1982-12-27 Chugai Pharmaceut Co Ltd Plant growth regulating agent
JPH07216362A (ja) * 1994-02-01 1995-08-15 Kawasaki Heavy Ind Ltd 酢液、その製造方法及び植物成長促進剤
JPH07285817A (ja) * 1994-04-15 1995-10-31 Bisuta:Kk 植物用特殊活性水の使用方法
JPH10218707A (ja) * 1997-02-13 1998-08-18 Lion Corp 土壌・植物散布液組成物
JPH10248386A (ja) * 1997-03-17 1998-09-22 Masamitsu Miyazaki 植物育成方法
JPH11199417A (ja) * 1998-01-12 1999-07-27 Yuki Kaken Kk 植物成長促進剤
WO2000024255A1 (de) * 1998-10-26 2000-05-04 Cognis Deutschland Gmbh Verwendung von wertstoffgemischen zur förderung des pflanzenwachstums und der pflanzengesundheit
JP2000327471A (ja) * 1999-05-11 2000-11-28 Nippon Hiryo Kk 葉面散布用カルシウム肥料

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006515307A (ja) * 2002-12-16 2006-05-25 バレント バイオサイエンシス コーポレーション Ps−ii阻害剤及びsar誘導物質を含有してなる除草剤組成物
JP4758651B2 (ja) * 2002-12-16 2011-08-31 バレント バイオサイエンシス コーポレーション Ps−ii阻害剤及びsar誘導物質を含有してなる除草剤組成物
JP2006050985A (ja) * 2004-08-13 2006-02-23 Ebara Corp 葉菜類農産物の高機能化栽培方法
JP2008538696A (ja) * 2005-04-25 2008-11-06 シンジェンタ リミテッド 緑色葉物野菜の品質を向上するための方法
JP2008263896A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Yamamoto Tadanobu Shoten:Kk 亜鉛高含有コムギ
JP2009161358A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Etsuro Sakagami 植物生長促進剤の製造方法及びこの製造方法を用いて得られる植物生長促進剤
JP2012140381A (ja) * 2011-01-05 2012-07-26 Nissan Chem Ind Ltd 除草組成物
CN102774951A (zh) * 2012-08-13 2012-11-14 江门汇海饲料厂有限公司 水产养殖用水体解毒抗应激剂及其制备方法及应用
JP2015074640A (ja) * 2013-10-10 2015-04-20 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 アブシジン酸作用の低減による植物の耐冷性強化法
CN108739889A (zh) * 2018-07-18 2018-11-06 合肥百绿盛农业科技有限公司 一种桂花苗木用植物生长调节剂
CN108782623A (zh) * 2018-07-18 2018-11-13 合肥百绿盛农业科技有限公司 高效增产型植物生长调节剂及其应用
CN113789344A (zh) * 2021-08-13 2021-12-14 中国热带农业科学院热带作物品种资源研究所 SgPAP7在提高植物利用内源有机磷能力的应用

Also Published As

Publication number Publication date
JP4879424B2 (ja) 2012-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7379624B2 (ja) 新規の農業的な組成物
US10321681B2 (en) Plant support formulation, vehicle for the delivery and translocation of phytologically beneficial substances and compositions containing same
CA2945948C (en) Agricultural compositions and applications utilizing mineral compounds
CN101541174B (zh) 植物病害防除组合物及植物病害的预防防除方法
JP2021523899A (ja) 新規の作物栄養および強化組成物
CN102037830A (zh) 植物生长调节剂组合物
CN104604938A (zh) 一种杀菌剂组合物及其用途
JP4879424B2 (ja) 植物活力剤組成物
CN102669181B (zh) 一种含有克菌丹和硫酸铜钙的杀菌组合物及其用途
UA80378C2 (en) Fungicidal composition, containing pyridylethylbenzamide derivative and compound capable of ingibiting methionine biosynthesis and method for preventively or curatively combating phytopathogenic fungi of crops
CN104430357A (zh) 一种含有丁香菌酯及起协同作用的杀菌剂的组合物
UA122976C2 (uk) Спосіб зниження втрати врожайності під час вирощування кукурудзи-після-кукурудзи
JP6786385B2 (ja) 植物の成長を改善するための組成物及び方法
CN103392715B (zh) 一种含有嘧菌环胺和克菌丹的杀菌组合物
JP2007195546A (ja) 植物の栽培方法
CN103348990B (zh) 一种含有双炔酰菌胺和克菌丹的杀菌组合物
CN103039493B (zh) 一种含有活性组分百可得和氟菌唑的杀菌组合物及其用途
AU2016266011B2 (en) Plant supporting formulation, vehicle for the delivery and translocation of phytologically beneficial substances and compositions containing same
WO2024071367A1 (ja) 有用物質効果増強用組成物
CN103392739B (zh) 一种含有双炔酰菌胺和硫酸铜钙的杀菌组合物
RU2801314C2 (ru) Новая сельскохозяйственная композиция
RU2798582C1 (ru) Новая сельскохозяйственная композиция
JP2007045708A (ja) 植物害虫防除剤組成物
CN106922712A (zh) 一种杀菌组合物
JP2005097169A (ja) 芝用病害防除剤

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071005

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110519

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111129

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111130

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees